JPS6160502A - 荷物の自動集配管理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は荷物の集配管理方法特に２４時間稼働可能な
荷物の自動集配管理方法に関する。

〔従来技術〕

従来の荷物の集配方法においては、配達時の誤配達があ
ったり、荷受人の不在の場合の処置、再配達によるコス
トアップの問題があった。又集荷時は、伝票と荷物の照
合が人の介在により確認する必要がありこれは荷物の受
付、受取りに人間を必要とし２４時間営業ができないこ
との理由となっていた。

広い意味での集配方法を含む物流のコストについては、
従業員の賃金は上がる方向にあり、輸送道路状況は渋滞
が予想され荷物の集配が遅れ生産性が悪化するという問
題があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記の問題点に鑑みて、集配時に人間
の介在を減少させて、２４時時間待稼働可能な集配管理
方法を実現することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、上記目的を達成するために、運送会社等に各
顧客を登録し、各顧客には２４時間稼働の荷受庫を夫々
設置し、かつ２４時間走行可能な集配車を配置して荷送
人（顧客）からの発送依頬を管理コンピュータで受信し
、管理コンピュータから集配車に指令して、荷物を荷送
人の荷受前から荷受人（顧客）の荷受前に２４時間常時
集配させるようにした荷物の集配管理方法である。

〔発明の実施例とその効果〕

以下本発明を実施例と図面により詳細に説明する。

第１図は、本発明を実施するのに好適な集配管理装置の
構成の一例を示す概略構成図である。図において集配管
理部門は１．登録又は契約された全顧客を管理する例え
ば運送会社Ａのコンピュータ１０と、このコンピュータ
１０と電話回線で接続される顧客Ｂの荷受ｊ！ｆ２０と
、同様にコンピュータ１０とと電話回線で接続される顧
客Ｃの荷受前３０と、コンピュータ１０と無線により交
信される集配車４０とにより構成されている。

コンピュータ１０には契約顧客Ｂ、Ｃ等の住所。

電話番号等の必要情報が入力されており、集配契約に基
づく貸借演算部も有している。又コンピュータ１０は所
定のプログラムをロードすることにより夜間や休日には
無人稼働するようになつおり、いずれかの顧客から配達
依頼を受けた場合には集配車４０に指令電波を発信する
ようになっている。

この指令電波は集配車４０から受信内容了解の信号を受
けるまで所定の周期で繰り返し送られるようになってい
る。

更にコンピータ１０は昼間に操作人が入力するための入
力ボード１１を存し、ディスプレイ１２及び必要に応じ
て印字用紙を排出するジャーナル発行口１３を備えてい
る。

荷受前２０及び３０は全く同形で同機能のものであり、
一方の荷受前２０について説明し、他方の荷受前３０に
ついては説明を省略する。荷受前２０は顧客Ｂの建屋又
は工場の壁２１の内押１部２２と道路に面した外側部２
３とからなり、内側部２２は荷物Ｘを出し入れするドア
２４と入力ボード２５とを有している。

又入力ボード２５から操作人より入力される例えば個数
１重量、荷送人コード、荷受人コード及び伝票コード等
を受けてバーコードシールＴを発行する発行口２６が設
けられており、操作人力（所定の釦を押すとバーコード
シールの内容がコンピュータ１０に送イ言されるように
なってし）る。

外側部２３は荷物Ｘを出し入れするドア２７と入力ボー
ド２８とが備えられており、外側部２３には磁力気カー
ドＹの挿入口２９が設けられてしする。ドア２７はあら
がじめ記憶された磁気カードＹを挿入し、所定の暗証記
号を人力ボード２８力）らキー人力したとき解錠される
よになって１／′Ｉる。

荷受前２０内には図示外のマイクロコンピュータが設け
られており、ドア２４．２７の現況や入力ボード２５．
２８の人力、磁気カードＹの読取り及びコンピュータ１
０とのデータ通信が制御されるようになっている。又外
側部２３には内側部２２から荷゛物Ｘを投入したとき点
灯するランプＬと、受領証を発行する口２９と、外側部
２３のドア２７から荷物Ｘを投入するとき荷物Ｘに取り
着けられたバーコードＴの内容を解読するノく一コード
読取り機２３Ａとが設けられている。集配車４０は乗務
員が例えば３交替で２４時間稼（ｔｌ＋態勢にあり、コ
ンピュタ−１０から送られる指令を受信する図示外の送
受信装置を搭載している。乗務員はＩＤ用の磁気カード
Ｙを所持しており、各顧客ごとの暗証記号をコンピュー
タ１０より受は取るようになっている。

なお荷受前２０．３０の大きさとの関連で荷物Ｘの箱サ
イズは所定の規格をいくつかあらかじめ決定しておくも
のとする。

次に顧客ＢＭ顧客Ｃへ荷物Ｘを送る場合について説明す
る。送り主Ｂは所定の規格箱に品物を梱包し重量を計量
して表に宛名及び送り主名を記入するか又は荷札を貼着
する。入力ボード２５により所定の事項を入力する、す
ると所定事項のコード化されたコードバーシールＴが発
行口２６より例えば２枚排出される。顧客Ｂはこのシー
ルＴを荷物Ｘの所定の位置に夫々貼り付けて、ドア２４
を開き荷物Ｘを荷受［２０に内部側２２から投入する。

入力ボード２５から入力されたデータ（前記所定事項）
は公衆回線例えばＤＤＸを介して運送会社Ａのコンピュ
ータ１０に送信される。顧客Ｂ側の操作人は昼間でも、
就業間際でも、又夜間作業時間中でも荷動Ｘを投入する
ことができる。

運送会社Ａでは昼間であれば担当者が、夜間であれば自
動でこの発送依頼の信号を受信し、コンピュータ１０内
のメモリに受注伝票を作成する。

そしてコンピュータ１０は受信確認の信号を発生し荷受
前２０に確認信号を送る。確認信号に続いてコンピュー
タ１０から預かり及び請求書伝票とが一体となった信号
が送信され、荷受］ｍ２０のジャーナル機能を介して印
字された用紙が発行されて発行口２６から排出されてく
る。そして外側部２３の表示ランプＬが点灯する。

次に、コンピュータ１０は顧客Ｂ近傍を走行中の集配車
４０に顧客Ｂに向うよう無線により指示を与える、この
指示を受けた集配人は即ちに顧客已に向うとともにコン
ピュータ１０に対して了解信号を送信する。

集配車４０は夜間にも走行しており、むしろ交通の渋滞
を避けて夜間の集荷配達が好ましい。

荷受圧２０に到着した集配人は指定の磁気カードＹを外
側部２３のカード挿入口２９に挿入し、所定の暗証記号
を入力ボード２８より入力する。

磁気カードＹの内容と入力された記号が荷受前２０の内
蔵された暗証符号と一敗するとドア２７は解錠されドア
２７は手動により開かれる。荷動Ｘを荷受前２０よた取
り出した集配人はドア２７を閉止し、磁気カードＹを引
き抜き受取り完了を人力ボード２８より入力する。する
とランプＬが消え、受取り完了信号と集配車番号５日時
等がコンピュータ１０に送信される。この時点でコンピ
ュータ１０の操作人は顧客Ｂの配送依頼の経過がどうな
っているか知りたい場合は、ディスプレイ１２上に表示
させ荷物Ｘの所在を即ちに知ることができる。

集配車４０の集配人は荷物Ｘの宛名（荷札）を見て顧客
Ｃに向う、顧客Ｃの荷受前２２に到着した集配人は外側
部２３のカード挿入口２９にｆｎ気カードＹを挿入し、
所定の暗証記号を入力ボード２８から入力する。磁気カ
ードの内容と入力された記号が荷受前３０の内蔵された
暗証記号と一致するとドア２７は解錠されドア２７は手
動により開かれる。荷物Ｘを荷受前２２に挿入すると、
外側部２３に設けられたバーコード読取装置がバーコー
ドの内容を読み込む。

ドア２７を閉止し磁気カードＹを引き抜き投入完了を人
力ボード２８から入力すると、配達終了信号と、集配車
番号、日時等がコンピュータ１０°に送信される。続い
て発行口２９Ａから受領証が発行されるので集配人はそ
れを受は取り配達は完了する。

顧客Ｃでは朝の始業時に荷受前２２を調べて荷物Ｘがあ
る場合には、内側部２２のドア２４を開き荷物Ｘを取り
出すこのとき発行口２６からバーコードに入力されたデ
ータ及び配達会社名、集配車番号、日時等の印刷された
受領証のコピーが排出される。最後に荷受人（顧客Ｃ）
は受取り確認の信号を入力ボード２５より入力しコンピ
ュータ１０に送信し−サイクルの集荷配達が終了する。

前記顧客Ｂ、Ｃは部品工場と組立工場の関係である場合
には荷受前２０．３０を大きくし前述のＮ型のものでな
く大型の倉庫型にするとよい。又小口の家庭用の場合に
は郵便ポスト状の小型でもよい。更に配達料金の払込み
について公衆回線を使ったクレジットカードによる決済
手段をこのシステムに取入れると一段と無人化が可能と
なる。

以上説明してきたようにこの発明によれば工場間の送配
達においては、２４時間万方決く集配が行なわれるので
朝一番の納品の集中がさけられる。

従って作業関係の人質の削減が可能となる。荷物の送受
について夜間の稼働ができ昼夜を問わず受取人の介在な
しで搬入が可能となる。又コンピュータ１０により荷動
きがリアルタイムで把握でき伝票の作成が自動化できる
。更に組立工場（メーカー側の在庫の圧縮が可能となり
生産性が向上する。

又運送会社の観点からは、運行効率が良くなり中継等が
不要となる、夜間の集配が可能となり昼間の交通混雑を
さけることができる。受取人不在のための再配達が皆無
となる。直接集配車と連絡するための取扱店を廃止し運
送コストを低下させることかできる等の効果がある。

この発明は更に定期的製品２部品、商品の配達。

宅配便、企業間、工場間の集配達、デパートスーパーマ
ーケット等から商品の個人宅への配達に大いにその効果
を発揮するであろうことは論を待たない。

また、食料品の留守宅への配達の場合は、外部者が該配
達食品中に毒物等を混入するようなことを防止すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明を実施するのに好適な自動集配管理装置の構
成の一例を示す概略構成図である。 １０・・・コンピュータ　　２０．３０・・・荷受庫４
０・・・集配車　　　　　Ａ・・・運送会社Ｂ、　Ｃ・
・・顧客

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 運送会社等に各顧客を登録するコンピュータを設置し、
   該顧客側には２４時間稼働の荷受庫を夫々設置し、かつ
   ２４時間走行可能な集配車を配置し、各荷受庫と該コン
   ピュータとを公衆回線で接続し、かつ該集配車とコンピ
   ュータとを無線で連絡可能として、顧客からの荷物の発
   送依頼を前記コンピュータが受信すると、該コンピュー
   タが集配車に指令を発し、最寄の集配車が該荷受庫に直
   行し該荷物を集荷し、他方の指定された荷受庫に配達す
   るようにしたことを特徴とする荷物の自動集配管理方法
   。