JPH079676B2 - 品物の一時保管方法及び装置 - Google Patents

品物の一時保管方法及び装置

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JPH079676B2
JPH079676B2 JP12518586A JP12518586A JPH079676B2 JP H079676 B2 JPH079676 B2 JP H079676B2 JP 12518586 A JP12518586 A JP 12518586A JP 12518586 A JP12518586 A JP 12518586A JP H079676 B2 JPH079676 B2 JP H079676B2
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修吾 堂野
文夫 宮永
正史 田村
詳二 ▲吉▼川
良一 山下
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グローリー工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、マンション,アパート等の住人が不在の際
に、配達すべき品物を付設された収納ボックスに一時保
管して配達する品物の一時保管方法及びその装置に関す
る。
(発明の技術的背景とその問題点) 従来、宅配業者等の配達人が品物を届先の受取人に配達
する場合、受取人が不在の時は近所の住人に預けるか、
もしくは少なくとももう一度出直して配達するようにし
ていた。このような場合、配達人は何回も届け先に出直
さなければならず、又近所の住人に品物を預ける場合で
も、気軽に引受けてもらえるかどうかの心配があるた
め、何の気兼ねもなくスムーズに品物を渡すことは容易
ではなかった。特に近年、大規模で高層のマンションや
アパート等が出現するに及んで、品物の配達業務が問題
となっている。
一方、受取人においても品物が近所の住人に預けられた
場合、受取の際に気遣いを要していた。又、配達人が何
回配達に来ても受取人が不在の場合には、届先の受取人
に宅配業者の最寄の営業所まで受取りに来るように郵便
等で通知するようにしていた。この場合、営業所まで受
取りに行くのは時間的にも容易ではなかった。しかも、
住人が何日間も不在の場合はその間は品物を配達するこ
とができず、配達業者はその品物の保管の上でも困って
いた。
(発明の目的) この発明は上述のような事情によりなされたものであ
り、この発明の目的は、配達人が受取人の不在の時に品
物を配達して来た場合、予め付与されているIDカードを
挿入することにより、安全かつ確実に収納ボックスに預
入れすることができると共に、受取人においても、鍵等
を使用せずに簡単に収納ボックスから品物を受取ること
ができる品物の一時保管方法及びその装置を提供するこ
とにある。
(発明の概要) この発明は品物の一時保管方法に関し、受取人に届ける
品物を保管する収納ボックスを複数個具備した一時保管
ユニットに、上記品物の配達人に予め付与されているID
カードを挿入した場合、ID番号の一致により上記品物を
上記収納ボックスを開閉して収納し、上記品物の保管に
使用する収納ボッスクのボックス番号及び当該品物の受
取人の固有データを記憶すると共に、上記ボックス番号
及び上記固有データを記録して受取確認用の受取用カー
ドを発行し、当該受取用カードが挿入された場合、既に
記録されている上記ボックス番号及び上記固有データを
読取り、自己の暗証番号を入力することにより、上記ボ
ックス番号に該当する収納ボックスを開けるようにした
ものである。又、他の発明は品物の一時保管装置に関
し、受取人に届ける品物を保管する収納ボッスクを複数
個具備した一時保管ユニットと、この一時保管ユニット
に付設され、上記品物の配達人に予め付与されているID
カードより所定データを読取ると共に、発行された受取
確認用の受取用カードの内容を読取るカード読取手段
と、上記配達人が上記受取人のルーム番号を入力すると
共に、上記受取人が暗証番号を入力するためのデータ入
力手段と、上記一時保管ユニットの中で空いている収納
ボックスのボックス番号を選択的に指定可能な収納ボッ
クス選択手段と、上記受取人のルーム番号及び上記選択
手段で選択指定されたボックス番号を記録して、上記受
取用カードを発行するカード発行手段と、上記受取人別
のルーム番号,暗証番号及び配達人別のID番号を予め記
憶すると共に、上記収納ボックスに各々対応して上記受
取人のルーム番号を品物保管の度毎に記憶する記憶手段
と、上記収納ボックスの開閉を制御するボックス制御手
段と、上記配達人と上記受取人の使用の控えを印字する
印字手段と、上記受取人の在宅或いは不在を表示する表
示手段とを設けたものである。
(発明の実施例) この発明による品物の一時保管方法においては、宅配業
者等の配達人に予め会社名,ID番号等が記憶されているI
Dカードを付与しておき、配達人が品物を配達して来る
ときに当該IDカードを持参し、このIDカードを品物保管
装置の所定口に入力してIDカードに記憶されているID番
号等を照合し、配達人が正規の宅配業者であることをチ
ェックしてから一時保管ユニットの収納ボックスの使用
を許可し、受取人の固有データ(ルーム番号等)を入力
して空いている収納ボックスを選択させると共に、品物
の収納が終了したときに、受取人が当該収納ボックスを
開けて品物を受取とるように、ボックス番号が記憶され
た受取用カードを発行する。そして、受取人がこの受取
用カードを品物保管装置の所定口に挿入した時に、受取
用カードに記録されているデータを読取って、受取人に
自己の暗証番号を入力させて照合し、一致した時に当該
収納ボックスを開放して、受取人が品物を正しく受取る
ことができるようにしている。
第1図はこの発明方法を適用した品物の一時保管装置の
外観図を示しており、この一時保管装置1はアパート,
マンション等の入口もしくは隣接した位置に設けられて
おり、宅配業者等の配達人により配達されて来る受取人
の品物を例えばコインロッカーの如く一時的に保管する
ようになっている。一時保管装置1には品物を、保管す
る一時保管ユニット100が設けられており、この一時保
管ユニット100を構成している各種サイズの収納ボック
スB01〜B26内に配達されて来た品物を収納するようにな
っている。各収納ボックスB01〜B26の側端部には、ラン
プ等の表示により、どの収納ボックスB01〜B26が空いて
いるか(又はどの収納ボックスB01〜B26に品物か収納さ
れているか)を表示するための収納状態表示部101B〜12
6Bが設けられており、これら各表示部101B〜126Bの下方
部には、配達人が収納ボックスB01〜B26に品物の預入れ
をした後、収納ボックスB01〜B26の扉に施錠を行なうた
めに使用する施錠押ボタン201C〜226Cと、受取人が収納
ボックスB01〜B26より品物を引取る際、収納ボックスB0
1〜B26の扉を開放するために使用する解錠押ボタン201D
〜226Dとが設けられている。なお、ここでは、収納ボッ
クスB01〜B26の数を26個としているがこのボックス数は
任意である。
一方、一時保管ユニット100の右側前面には、収納ボッ
クスB01〜B26の施錠/解錠や表示ランプ等を制御するた
めのセンターコントロールユニット2が設けられてお
り、このセンターコントロールユニット2の最上部に、
配達人のIDカード及び受取人が使用する受取確認用の受
取用カード30を挿入するカード挿入/排出口3が設けら
れている。又、このカード挿入/排出口3からは、配達
人が所定の操作をして品物の預入れが終了した後に受取
用カード30が発行されるようになっている。カード挿入
/排出口3の下方には、後述するキーボード20と、一時
保管装置1への品物の預入れ及び受取りの注意事項やキ
ーボード20の操作案内、受取人の在宅又は不在等を表示
する案内表示部4と、配達人及び受取人への控えとして
必要事項がジャーナル印字されたジャーナル紙を発行す
るジャーナル紙発行口5とが設けられている。
これにより、配達人は、案内表示部4の表示で受取人の
不在を容易に確認できるので、受取人が不在の場合に階
段やエレベータ等を使い部屋の前まで品物を運ぶといっ
たことがなくなり、また、品物の預入れをジャーナル紙
で証明できるので、誤認配達等のトラブルを解消するこ
とができる。
ここにおいて、第2図はキーボード20の詳細を示してお
り、キーボード20には、収納ボックスB01〜B26の配列に
対応しており、品物の預入れや受取りの際に収納ボック
スの指定を行なうボックス選択キー21が設けられてお
り、このボックス選択キー21の、個々の選択キーによは
ランプ等が設けられており、収納ボックスB01〜B26の収
納状態表示部101B〜126Bに対応してランプ等が点灯又は
点滅(たとえば空いている収納ボックスのみが点灯又は
点滅)するようになっている。又、ボックス選択キー21
の右側には、受取人のルーム番号,暗証番号等を入力す
るテンキー22と、配達人が品物を預入れる時に使用する
預入れキー23と、受取人が品物が配達されているかの確
認をするのに使用する確認キー24とが設けられている。
第3図は、この一時保管装置1で使用される受取用カー
ド30の一例を示す外観図であり、この受取用カード30は
従来広く利用されているキャッシュカード(クイックカ
ード,バンクカード等)と同様な紙葉状の矩形をした厚
紙もしくは合成樹脂で成っており、受取用カード30の上
部には必要データ(受取人の固有データ,暗証番号等)
を磁気記録するための磁気ストライプ33が設けられてお
り、その下部には受取用カード30の名称(受取用カー
ド)が印刷されている。さらにその下方部には、配達人
の業者名(たとえばABC株式会社)及び配達人が品物を
配達した時の日時(たとえば昭和61年5月20日午前9時
半)が記録される項目欄34が設けられている。
この受取用カード30は、後述するカード発行部10により
磁気ストライプ33に必要データが磁気記録されると共
に、項目欄34に業者名及び配達日時が記録されて発行さ
れ、カード挿入/排出口3に挿入されたときには後述す
るカードリーダ9により、磁気ストライプ33より必要デ
ータが読出されるようになっている。なお、第3図は発
行された受取用カードの例を示している。又、ここでは
受取用カード30について説明したが、配達人が使用する
IDカードもほぼ同様な構成となっている。すなわち、ID
カードの磁気ストライプには配達人のID番号,会社名等
が記録され、名称欄にはたとえば“IDカード”と印刷さ
れており、項目欄には配達人の名前や会社名等が印刷さ
れている。
第4図には一時保管装置1の内部構成をシステム的に示
すブロック図であり、一時保管装置1のセンターコント
ロールユニット2及び一時保管ユニット100と、各受取
人の住居部400とで成っている。センターコントロール
ユニット2内にはマイクロコンピュータ等で成るセンサ
ー制御部6が設けられており、一時保管ユニット100の
全体的な制御を行ない、各種の指示入力を受けて以下に
説明する各装置を制御するようになっている。また、カ
ードリーダ9はカード挿入/排出口3の後方部に設けら
れており、IDカードが挿入されると自動的に取込んでID
カードよりID番号等を読取り、各種制御を終了した後に
当該IDカードを返却する。そして、受取用カード30が挿
入されると内部に取込んで受取人の固有データを読取
り、データ読取りが終了すると装置内の収納部に取込む
ようになっている。キーボード20は上述のデータ入力
(収納ボックスの選択,受取人のルーム番号,暗証番
号,預入れ及び確認の指示等)を入力するものであり、
時計装置8は常時、年月日,時分データを出力してお
り、配達人が品物を収納ボックスB01〜B26に預入れした
時の日時等が後述するジャーナルプリンタ及びカード発
行部10で記録されるようになっている。メモリ300は一
時保管装置1をセンター制御部6が制御するプログラム
を記憶していると共に、制御に必要な各種フラグや後述
する各種データを記憶するようになっている。
第5図(A)〜(D)はメモリ30に記憶される各種デー
タのメモリ配列を示しており、これらデータは同図
(A)に示す入力データメモリ310と、同図(B)に示
すIDメモリ320と、同図(C)に示すルームデータメモ
リ330と、同図(D)に示す収納ボックスデータメモリ3
40とにそれぞれ記憶されるようになっている。第5図
(A)に示す入力データメモリ310は入力されたデータ
を一時記憶するためのものであり、カードリーダ9で読
取られたIDカードのID番号を記憶するIDカードメモリ31
1と、配達人が受取人の在宅の有無のチェックのために
キーボード20のテンキー22より入力されたルーム番号を
記憶したり、受取人が品物が預入れられているかの確認
のため、テンキー22より入力されたルーム番号を記憶す
るルーム番号メモリ312と、受取人が収納ボックスB01〜
B26より品物を取出す時にテンキー22より入力された暗
証番号を記憶する暗証番号メモリ313とから成ってい
る。また。第5図(B)に示すIDカードデータメモリ32
0には、予め一時保管装置1の使用が許可されている配
達人のID番号321及び会社名322が記憶されており、同図
(C)に示すルームデータメモリ330には、受取人の部
屋331(R11〜R95)別のルーム番号332(1100〜9599)に
対応して暗証番号333(1501〜7321)及び在宅又は不在
の区分334(たとえば在宅を“0",不在を“1"とする)が
記憶されている。さらに、第5図(D)に示す収納ボッ
クスデータメモリ340は、収納ボックス(B01〜B26)341
毎に、使用中の収納ボックスに対する暗証番号(又はル
ーム番号)342が記憶されるようになっている。なお、
ここでは暗証番号(又はルーム番号)342を示したが、
特別な連番コードにしてもよい。
一方、カード発行部10はカード挿入/排出口3又はカー
ドリーダ9の後方に設けられており、配達人が品物を収
納ボックスB01〜B26に預入れた時に、カード発行部10に
予め重積収納されている受取用カード30より1枚ずつ繰
出して、受取人への通知用として必要事項(受取人の固
有データ、暗証番号を磁気ストライプ33に磁気記録する
と共に、配達人の会社名及び配達した日付,時間を項目
欄34に印字)を記録してカード挿入/排出口3より発行
する。印字部11はジャーナル紙発行口5の後方に設けら
れており、印字部11に設けられているジャーナルプリン
タにより、配達人には品物預入れの控えとして部屋番
号,使用した収納ボックス番号,預入れ日,保管時刻等
を、又受取人には品物の受渡日時,使用した収納ボック
ス番号,本人のルーム番号等をそれぞれ2部ずつジャー
ル紙にジャーナル印字して、1部を確認用として装置内
に取込み、1部はジャーナル紙発行口5より配達人又は
受取人に対して発行する。報知制御部13は、受取人の住
居部400の各戸別に設けられているホーム管理装置401〜
40nに接続されており、受取人が自分のホーム管理装置4
01〜40nに設けられた不在スイッチ(図示せず)をオン
することにより、受取人の不在を示すデータが入力され
るようになっている。又、配達人により収納ボックスB0
1〜B26に品物が預入れされた場合には、ホーム管理装置
401〜40nに設けたランプを点灯(又は点滅)して受取人
に報知するようになっている。ボックス制御部#101A〜
#126Aはそれぞれ一時保管ユニット100の収納ボックスB
01〜B26内に設けられており、扉の開閉,施解錠制御を
行なうと共に、施解錠部101C〜126Cに設けられた収納状
態表示部101B〜126Bを点灯制御する。扉開閉部101D〜12
6Dは各収納ボックスB01〜B26の扉の開閉状態をセンサで
検知すると共に、施解錠部101C〜126Cに設けられた施錠
押ボタン201C〜226C及び解錠押ボタン201D〜226Dの操作
で扉の閉鎖及び開放を行なう。施解錠部101C〜126Cは、
上述の収納状態表示部101B〜126B,施錠押ボタン201C〜2
26C及び解錠押ボタン201D〜226Dの制御を行なったり、
扉を施錠して開放ができないようにすると共に、扉の施
錠を解錠して開放するようにしている。
次に、このような一時保管装置1の使用方法について、
第6図及び第7図のフローチャートを参照して説明す
る。
第6図は品物の預入れ時の使用方法を示すフローチャー
トであり、まず受取人が外出する際に、各住居部400に
設けられているホーム管理装置401〜40nの不在スイッチ
をオンにすると(ステップS1)、報知制御部13を介して
メモリ300のルームデータメモリ330の部屋331に対応し
た在宅又は不在の区分334に不在“1"が記憶される。こ
の状態で、配達人が受取人に品物を配達して来ると(ス
テップS2)、配達人は予め付与されているIDカードをセ
ンターコントロールユニット2のカード挿入/排出口3
に挿入する。このIDカードは自動的に取込まれて行き、
カードリーダ9によりID番号等が読取られ、メモリ300
のIDカードメモリ311にこのID番号を記憶する(ステッ
プS3)。センター制御部6はIDデータメモリ320のID番
号321を読出して、IDカードメモリ311に記憶された配達
人のID番号と照合し、一致しない場合は本物でないとし
てこのIDカードを挿入/排出口3より排出する(ステッ
プS4,S5)。又、ID番号が一致した場合には、案内表示
部4にルーム番号の入力を促す表示を行なう。そこで、
配達人がキーボード20のテンキー22で品物の受取人にル
ーム番号を入力すると、当該ルーム番号がルーム番号を
入力すると、当該ルーム番号がルーム番号メモリ312に
記憶され(ステップS6)、ルームデータメモリ330の該
当するルーム番号に対応した在宅又は不在の区分334よ
りデータが読出されて照合され、在宅であれば案内表示
部4に在宅の表示が行なわれるので、受取人の部屋まで
品物を届けに行く(ステップS7〜S9)。又、不在の場合
は案内表示部4に不在の表示がされると共に、預入れキ
ー23の入力を促す表示がされるので、預入れキー23を押
す。これにより、上述のようにしてメモリ300の収納ボ
ックスデータメモリ340の暗証番号342が記憶されていな
い個所の、つまり空いている収納ボックス341が読出さ
れ、収納ボックスB01〜B26に対応したボックス制御部#
101A〜#126Aを介してデータが送られ、施解錠部101C〜
126Cの収納状態表示部101B〜126Bの点灯に応じて、キー
ボード20のボックス選択キー21のランプを点灯して表示
する。これにより、配達人は空いている収納ボックスB0
1〜B26をキーボード20上で判断でき、品物の大きさに合
わせて使用したい収納ボックスを選択してボックス選択
キー21を操作する(ステップS10)。そして、ボックス
制御部#101A〜#126Aを介してデータが送られ、施解錠
部101C〜126Cは扉の施錠を解錠にすると共に、扉開閉部
101D〜126Dにより収納ボックスB01〜B26の扉が解放され
るので(ステップS11)、配達人は品物を指定した収納
ボックスへ収納して施錠押ボタン201C〜226Cを押して施
錠を行なう。品物の預入れが終了すると、収納ボックス
データメモリ340の該当する収納ボックス341に対応して
暗証番号が記憶される(ステップS12)。上述のように
してメモリ300のIDカードメモリ311,ルームデータメモ
リ330、収納ボックスデータメモリ340及び時計装置8よ
りデータが読出され、カード発行部10により受取用カー
ド30にID番号,ルーム番号,収納ボックス番号のデータ
が記録され、受取用カード30が発行されると共にカード
挿入/排出口3より配達人のIDカードが排出され、(ス
テップS13)、上述のようにして印刷されたジャーナル
紙が1部は装置内に取込まれ、1部がジャーナル紙発行
口5より発行される(ステップS14)。配達人はジャー
ナル紙をじぶん控えとして会社へ持帰るようにすると共
に(ステップS14)、発行された受取用カード30を品物
の受取人の郵便受け等に投入する(ステップS15)。以
上で品物の預入れ作業は終了となる。
次に、品物の受取方法について第7図のフローチャート
により説明する。受取人が外出から帰宅し、品物が配達
されているかどうかを直接一時保管装置1で確認する場
合、まず確認キー24を押し、テンキー22で自分の暗証番
号及びルーム番号を入力すると(ステップS21)、ルー
ム番号メモリ312にルーム番号が、また暗証番号メモリ3
12に暗証番号がそれぞれ記憶され、ルームデータメモリ
330及び収納ボックスメモリ340よりデータが読出され
て、入力された暗証番号との比較が行なわれ、受取人に
品物が預入れされているかどうかの有無が案内表示部4
に表示される(ステップS22)。なお、郵便受けを確認
して受取用カード30の有無で、品物が預入れされている
か否かを確認するようにしてもよい(ステップS20,S2
3)。そして、品物が預入れされている場合、自分の郵
便受から受取用カード30を取出し(ステップS23)、カ
ード挿入/排出口3に挿入すると受取用カード30は自動
的に取込まれて行き(ステップS24)、カードリーダ9
によりデータ(受取人の固有データ)が読取られて受取
用カード30は装置内に取込まれる。そして、メモリ300
よりルームデータメモリ330が読出され、受取用カード3
0のルーム番号と比較される。ここで当該データが一致
すると、案内表示部4に暗証番号の入力を促す表示がな
されるので、テンキー22で自己の暗証番号を入力させ
て、暗証番号メモリ313に記憶させる(ステップS25,S2
7)。又、受取用カード30が本物でない場合には、一定
時間だけ案内表示部4に警報を表示したり、警報音を出
したり、警告のランプ等を点滅して動作を終了する(ス
テップS26)。そして、キー入力されて暗証番号メモリ3
13に記憶された暗証番号と収納ボックスデータメモリ34
0の暗証番号とが一致すると、収納ボックスデータメモ
リ340のデータより上述のようにして該当する収納ボッ
クスB01〜B26の収納状態表示部101B〜126B及びキーボー
ドのボックス選択キー21が点灯する。又、暗証番号の入
力が正しくない場合は、入力動作を3回繰返して行なわ
せ(ステップS28〜S32)、それらの入力が合わない場合
には案内表示部4に一定時間警告を表示して動作を終了
する(ステップS33)。なお、暗証番号の照合入力回数
は任意とすることができる。このようにして、次に受取
人が収納ボックスB01〜B26に設けられている解錠押ボタ
ン201D〜226Dを押すと、収納ボックスB01〜B26の扉が開
くので、品物を取出して再び扉を閉じる(ステップS3
5)。そして、印字部11はジャーナル紙にデータを印字
して1部を装置内に取込み、1部を受取人の受領用とし
てジャーナル紙発行口5より発行する(ステップS3
6)。なお、受取人が一時保管装置1や郵便受けのチェ
ックをせずに自分の部屋に戻った場合でも、ホーム管理
装置401〜40nのランプ点灯状態を見ることで、品物が預
入れられているか否かの確認を自分の部屋ですることが
できる。
なお、上述の実施例では、IDカードと受取用カードを1
つのカードリーダで兼用するようにしているが、それぞ
れ別個に設けて用いるようにしても良い。また、カード
挿入/排出口から受取用カードを発行するようにしてい
るが、カード発行口を設けて発行するようにしても良
い。さらに、上述では収納ボックスデータメモリの収納
ボックス毎に暗証番号を記憶するようにしているが、ル
ームデータメモリの暗証番号に対応させて収納ボックス
番号を記憶するようにしても良い。
(発明の効果) 以上のように請求項1の発明によれば、宅配業者は受取
人が不在の場合でも、一度の配達で品物を安全にしかも
確実に預け入れすることができ、受取人が何日も不在の
場合の品物の保管をしなくて済むようになる。また受取
人においては不在時にも品物を受け取ることが出来、し
かも面倒な気遣いをせずに品物を受け取ることができ
る。さらに、受け渡し媒体に広く利用されているキャッ
シュカードと同様な紙葉状の受取用カードを使用するこ
とができるので、コストがきわめて安価であると共に、
一切の鍵を使用していないので、鍵の紛失等によるトラ
ブルが発生しないという効果を奏する。
また、請求項2の発明によれば、宅配業者は受取人の不
在を容易に確認できるといったことがなくなり、しかも
品物の預入れをジャーナル紙で証明できるので、誤認配
達等のトラブルを解消することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の品物の一時保管装置の一例を示す外
観図、第2図はそのキーボードの詳細図、第3図はこの
発明に使用する受取用カードの一例を示す外観図、第4
図は一時保管装置の内部構成を示すブロック図、第5図
(A)〜(D)はこの発明におけるメモリ配列図、第6
図及び第7図はそれぞれこの発明の動作例を示すフロー
チャートである。 1…一時保管装置、2…センターコントロールユニッ
ト、3…カード挿入/排出口、4…案内表示部、5…ジ
ャーナル紙発行口、6…センター制御部、8…時計装
置、9…カードリーダ、10…カード発行部、11…印字
部、13…報知制御部、20…キーボード、21…ボックス選
択キー、22…テンキー、23…預入れキー、24…確認キ
ー、30…受取用カード、100…一時保管ユニット、#101
A〜#126A…ボックス制御部、101B〜126B…収納状態表
示部、101C〜126C…施解錠部、101D〜126D…扉開閉部、
201C〜226C…施錠押ボタン、201D〜226D…解錠押ボタ
ン、400…住居部、401〜40n…ホーム管理装置、B01,B26
…収納ボックス。
フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼川 詳二 兵庫県姫路市下手野35番地 グローリー工 業株式会社内 (72)発明者 山下 良一 兵庫県姫路市下手野35番地 グローリー工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−281395(JP,A) 特開 昭61−74093(JP,A) 特開 昭59−170383(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受取人に届ける品物を保管する収納ボック
    スを複数個具備した一時保管ユニットに、前記品物の配
    達人に予め付与されているIDカードを挿入した場合、ID
    番号の一致により前記品物を前記収納ボックスを開閉し
    て収納し、前記品物の保管に使用する収納ボックスのボ
    ックス番号及び当該品物の受取人の固有データを記憶す
    ると共に、前記ボックス番号及び前記固有データを記録
    して受取確認用の受取用カードを発行し、当該受取用カ
    ードが挿入された場合、既に記録されている前記ボック
    ス番号及び前記固有データを読取り、自己の暗証番号を
    入力することにより、前記ボックス番号に該当する収納
    ボックスを開けるようにしたことを特徴とする品物の一
    時保管方法。
  2. 【請求項2】受取人に届ける品物を保管する収納ボック
    スを複数個具備した一時保管ユニットと、この一時保管
    ユニットに付設され、前記品物の配達人に予め付与され
    ているIDカードより所定データを読取ると共に、発行さ
    れた受取確認用の受取用カードの内容を読取るカード読
    取手段と、前記配達人が前記受取人のルーム番号を入力
    すると共に、前記受取人が暗証番号を入力するためのデ
    ータ入力手段と、前記一時保管ユニットの中で空いてい
    る収納ボックスのボックス番号を選択的に指定可能な収
    納ボックス選択手段と、前記受取人のルーム番号及び前
    記選択手段で選択指定されたボックス番号を記録して、
    前記受取用カードを発行するカード発行手段と、前記受
    取人別のルーム番号,暗証番号及び配達人別のID番号を
    予め記憶すると共に、前記収納ボックスに各々対応して
    前記受取人のルーム番号を品物保管の度毎に記憶する記
    憶手段と、前記収納ボックスの開閉を制御するボックス
    制御手段と、前記配達人と前記受取人の使用の控えを印
    字する印字手段と、前記受取人の在宅或いは不在を表示
    する表示手段とを具備したことを特徴とする品物の一時
    保管装置。
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