JPH09201272A - 無店舗システムロッカ− - Google Patents

無店舗システムロッカ−

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JPH09201272A
JPH09201272A JP3536696A JP3536696A JPH09201272A JP H09201272 A JPH09201272 A JP H09201272A JP 3536696 A JP3536696 A JP 3536696A JP 3536696 A JP3536696 A JP 3536696A JP H09201272 A JPH09201272 A JP H09201272A
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JP
Japan
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lock
door
code
control unit
storage room
Prior art date
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Pending
Application number
JP3536696A
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English (en)
Inventor
Masateru Okabe
部 正 照 岡
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Daito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Daito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】商品等の受け渡しが供給者側需要者側のいずれ
においても可能なロッカ−。 【解決手段】ロッカー本体の各収納室2,3と各扉4,
5並びに各錠6には各収納室の使用状況を判別するため
のセンサとして錠の旋錠又は解錠を検出するロックセン
サ8a、扉の開又は閉状態のいずれかを検出する扉センサ
8b及び錠6の旋解錠を操作するための操作スイッチ8cが
収納室用基板8に配設され、このセンサ8a、8bからの検
出信号、並びに操作スイッチ8cの信号が制御ユニット9
に供給されることにより、制御ユニット9が基板8に接
続された使用状態の表示灯8dを点灯又は消灯させると共
に各錠のアクチュエ−タ、例えばソレノイド6aの駆動を
可能にして、操作スイッチ8cを操作すると錠6の旋錠又
は解錠されるようになっている。尚操作スイッチ8cは操
作キ−9cのキーによって形成してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動施解錠ロッカ
−を媒介とし、取引対象となる商品等の受け渡しのため
に、商品等の供給側とその商品等の需要側とが、双方の
側からいつでも安全かつ確実に、商品等の収納室の扉の
錠に対する操作を、双方向からアクセスすることができ
るロッカ−に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のロッカ−としては、取
引対象となる商品,製品等(以下、対象品という)の引
き受け、或は、引き渡しのいずれか一方のみを行うこと
ができるようにしたロッカ−が知られている。しかし、
何時でも何処ででも対象品の受け,渡しがロッカ−の収
納室を特定せず、任意の空き収納室を利用して可能にな
れば、いわば無人,無店舗であっても、対象品をその供
給者側と複数の需要者側の間で、双方向から受け,渡し
のためのアクセスをすることができるので、人手不足の
際や通常の営業時間外など、取引きができないような状
況下でも、対象品の受け,渡し、つまり取引きが可能と
なり、日常生活上便利であると共に、経済的効果も大き
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
点に鑑み、何時でも何処においてでも、商品等の取引対
象品の受け,渡しが、その供給者側、或は、需要者側の
いずれにおいても可能なロッカ−を提供することを課題
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明ロッカ−の構成は、個々に
自動錠付扉を備えた複数の収納室を具備するロッカ−
と、前記自動錠と扉に接続された制御ユニットとを有
し、該制御ユニットが、前記扉の開閉センサ,前記錠の
施解錠状態センサ,前記各収納室の錠を動作させるため
に設けた操作スイッチからの入力信号を受け前記各収納
室について設けた使用状態の表示灯,前記各扉の錠の旋
解錠動作アクチュエ−タに対する出力信号を制御する制
御部と、該制御部に接続された操作キ−を有する入力手
段と出力手段とを具備して形成され、予め前記制御部又
は該制御部を統括する中央制御部に特定の第一コ−ドと
第二コ−ドを設定し、前記第一コ−ドと同一コ−ドが前
記キ−の操作により入力されることを条件に、使用中の
収納室又は空き収納室の扉の錠を施,解錠可能の状態に
おくと共に、前記キ−の操作によって、施,解錠可能に
なった前記収納室の中から選択される収納室の指定を
し、かつ、前記第二コ−ドと同一コ−ドの入力がなされ
ることを条件に、前記特定収納室の扉の錠を解錠できる
ようにすることによって、前記ロッカ−の管理者と利用
者の双方がこのロッカ−の中から夫々に選択する収納室
の扉を、双方向からのアクセスにより施,解錠できるよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明ロッカ−の実施形態例
について、図に拠り説明する。図1は本発明ロッカ−の
一例の外観を示す斜視図,図2は図1のロッカ−と制御
ユニットの関係を示すブロック図、図3は本発明ロッカ
−における一個の収納室と制御ユニットとの関係を示す
ブロック図、図4は制御ユニットの構成を示す機能ブロ
ック図、図5は本発明ロッカ−を使用した対象品の受
け,渡しの一例を示すフロ−チャ−ト図である。
【0006】図において、1は本発明ロッカ−における
ロッカ−本体で、ここでは一例として4個の大形収納室
2と4個の小形の収納室3とを形成した1本の筺体にお
いて、個々の収納室2,3には、それぞれに自動施解錠
式の錠6を有する扉4,5を設けてロッカ−本体1に形
成されている。
【0007】7は、前記ロッカ−本体1において、その
本体1の前面に配置した操作部で、後に説明する表示部
9b,操作キ−9c等を具備した制御ユニット9を主体にし
て形成されている。
【0008】ロッカ−本体1の各収納室2,3と、それ
らの各扉4,5、並びに、各扉4,5における各錠6に
は、各収納室の使用状況を判別するためのセンサとして
錠6の施錠又は解錠を検出するロックセンサ8a、扉4,
5の開扉又は閉扉状態のいずれかを検出する扉センサ8
b、及び、錠6の施,解錠を操作するための操作スイッ
チ8cが、収納室用基板8に、又は、該基板8cを経由して
配設され、このセンサ8a,8bからの検出信号、並びに、
操作スイッチ8cの操作信号が制御ユニット9に供給され
ることにより、該制御ユニット9が前記基板8に接続さ
れた使用状態の表示灯8dを点灯又は消灯させると共に前
記各錠6のアクチュエ−タ、例えば、ソレノイド6aの駆
動を可能にして、操作スイッチ8cを操作すると錠6の施
錠又は解錠がなされるようになっている。尚、操作スイ
ッチ8cは、操作キ−9cのキ−によって形成してもよい。
【0009】制御ユニット9は、図4に例示するよう
に、ROM,RAM,CPU等から成る制御部9a、ロッ
カ−の使用状況を表示する出力手段の一部として液晶表
示器9b、入力手段の一例として操作キ−9c、操作或は使
用デ−タの出力手段としてプリンタ9dを具備し、制御部
9aが、システムバス9e、入,出力インタ−フェ−ス9fを
介して前記各収納室2,3に夫々に設けられた各収納室
用基板8に接続されている。なお、9gはこの制御ユニッ
ト9の電源部で、例えば、制御部9aのために直流の5V、
ソレノイド6aのために直流24Vが選択されている。この
電源には商用電源をコンバ−トして利用してもよい。ま
た、バックアップ用電源も内蔵されている。図4の制御
ユニット9において、91f,92f,93f,はロッカ−本体
を増設した場合に対応するためのインタ−フェ−スで、
ここでは図1に例示したタイプのロッカ−本体1であっ
て操作部7を設けないものを3本増設できる。なお、上
記制御ユニット9は、図示しないが外部の中央制御部に
より統括的に制御されるように形成してもよい。
【0010】上記制御ユニット9には、一例として、管
理モ−ド機能と通常利用モ−ド機能が付与されている。
管理モ−ド機能の内容は、(1)ロッカ−利用者を示す個
別番号(一例として登録番号を示す第一コ−ドと暗証番
号を示す第二コ−ド)の制御ユニット9のメモリへの登
録、(2)利用者がロッカ−の収納室2又は3に物品等の
対象物を入れた場合における当該ロッカ−の収納室2又
は3への収納日,その利用者が入力した会員番号を制御
ユニット9内のメモリに読出可能に記憶し、管理者によ
る対象収納室2又は3の解錠可能状態の設定、(3)管理
者が収納室2又は3に物品等を入れる場合における空き
収納室の表示、選択した空き収納室を使用するための入
力,収納する物品等の利用者の会員番号の登録,物品等
を収納した収納室2又は3の自動施錠、(4)保管期間を
過ぎた使用収納室2又は3の表示,プリントアウト,必
要ならば該当する収納室2又は3の解錠などである。こ
こで、上記制御ユニット9の制御部9aに対する第一,第
二コ−ドの設定等は、先に述べた中央制御部から設定す
るようにしてもよい。
【0011】一方、利用モ−ド機能の内容は、(1)ロッ
カ−本体1における空き収納室2又は3の表示灯による
表示、(2)利用者の個別番号の入力を内部に予め登録し
た番号と照合し、一致するときは空き収納室2又は3の
解錠可能状態の設定、不一致のときは利用拒絶、(3)前
記(2)の状態で利用者が対象物を預け入れる際は、制御
ユニット9がロッカ−管理状況から利用可能な空き収納
室2又は3の表示灯8dを点灯させ、利用者が選択した収
納室2又は3を示す番号と暗証番号とが入力され、暗証
番号が登録されている番号と一致していることを条件に
操作スイッチ8cが操作されると、その収納室の錠6を解
錠し、扉4又は5が閉じられるとその錠6を自動施錠す
ると共に施錠状態の確認を行い、預かり証をプリンタ9d
から印刷出力し、対象収納室2又は3を預かり状態とし
て管理状態を更新する、(4)利用者への対象物の返却
は、管理者が返却相手である利用者の会員番号又はマス
タコ−ドの入力を行って空き収納室に行う。制御ユニッ
ト9は、返却対象物が収納室2又は3に入れられている
場合、利用者が会員番号を入力すると、その利用者にに
対する返却等の対象物がある場合には、そのことを制御
ユニット9の表示装置9bにより収納室の番号を示して告
知すると共に、対象収納室2又は3の表示灯8dを点灯
し、該当する利用者による暗証番号の入力があってそれ
が登録された番号と一致していることを条件に、その利
用者による前記収納室2又は3の操作スイッチ8cの操作
が可能となり、これにより当該スイッチ8cを操作してそ
の収納室2又は3の錠6の解錠を行い、その利用者は対
象物を取り出す。対象物を取出した利用者が取出した
後、扉4又は5を閉めると、自動施錠してその収納室2
又は3を空き収納室として管理状態を更新する、(5)制
御システム上、又は、各収納室2又は3に異常状態(例
えば、指示なく扉が開く、停電/瞬停発生後回復等)が
発生した場合は異常を告知する信号(接点出力)を出力
するなどである。
【0012】上記構成による本発明ロッカ−の一例につ
いての使用態様を、クリ−ニング品の受け,渡しを例に
とって図5に拠り説明する。本発明ロッカ−の使用者
は、取引の対象物を供給或は提供する者(以下、管理者
という)とその対象物を需要する者(以下、利用者とい
う)であり、ロッカ−本体の管理は取引対象物の供給者
側が管理する。
【0013】管理者と利用者は、まず、本発明ロッカ−
を媒介して行う取引対象物の受け,渡し、対価の支払等
の取引条件について契約を結ぶ。この契約締結により、
その利用者に固有の会員番号(第一コ−ド)と暗証番号
(第二コ−ド)とが当該利用者のための個別番号として
供与され、前記2つの番号が操作キ−9cを操作し制御ユ
ニット9に当該利用者専用の第一,第二コ−ドとして設
定される。
【0014】前記2つの設定コ−ドは、制御ユニット9
のメモリ(図示せず)に記憶格納される。ここで、管理
者が契約金やロッカ−利用料等を受け取ったり、利用者
に会員カ−ドを発行するなどの付随行為は、取引一般の
慣習等に基づき、当事者間で別途行なわれる。
【0015】利用者が本発明ロッカ−の操作部7におい
て、操作キ−9cを操作し、会員番号(第一コ−ド)と暗
証番号(第二コ−ド)を入力するが、まず、会員番号
(第一コ−ド)の入力信号が先に制御ユニット9に設定
されている当該第一コ−ドと一致するときは、操作部7
の表示部9bに、空き収納室2又は3のナンバ−、その位
置を示すイラスト等が表示される。不一致のときは、こ
の表示は出ないので、空き収納室の使用はできない。表
示部9bに空き収納室が表示されると、利用者は使用する
空き収納室2又は3を、操作キ−9cを操作して指定し、
つづいて暗証番号(第二コ−ド)を入力する。入力した
第二コ−ドが制御ユニット9に設定されている第二コ−
ドと一致していると、利用者が選択した収納室2又は3
の前に行き、そこの操作スイッチ8cを操作すれば、その
収納室2又は3の扉4又は5の錠6が解錠される。これ
によってこの利用者は選択した収納室2又は3の扉4又
は5を開けることができるので、その中にクリ−ニング
品を収納する。この収納時に、入庫品の内容を示す紙伝
票等を利用者が併せて収納する。
【0016】利用者が上記収納を終えて扉4又は5を閉
じると、扉センサ8bが開扉を感知して制御部9aに錠6を
自動ロックさせると共に、預り取り伝票がプリンタ9dか
らプリントアウトされる。この伝票には、入庫日時、収
納室の番号、個別番号等が印字されるので、これがクリ
−ニング依頼品の預り証となる。
【0017】一方、管理者はマスタコ−ドを操作キ−9c
から入力することにより、使用収納室2又は3の使用状
況を把握すると共に、これによって制御ユニット9は各
使用中の収納室2又は3の各錠を解錠可能状態にする。
ここで、使用中の各収納室2又は3は、どの利用者がク
リ−ニング品を入れたのか、又は、管理者自身がクリ−
ニング上りの品を入れたのか判別する必要があるが、本
発明では、管理者による対象物の収納,閉扉時には、該
当する利用者の会員番号の入力を、錠6のオ−トロック
条件として制御ユニット9に予め設定することにより、
管理者による上記マスタ−コ−ドの入力があったとき、
使用中の収納室の中から、管理者がクリ−ニング上り品
を収納して閉扉した収納室を除外する。従って、管理者
がスタ−コ−ドを使用して解錠可能になるのは、利用者
がクリ−ニング依頼品を収納して閉扉した収納室と空き
収納室2又は3の錠6だけが抽出されることとなる。ま
た、依頼品が収納された収納室と空き収納室とは、異な
る表示がなされるので、管理者はその表示を見て収納室
2又は3の状態を判別する。
【0018】管理者は、解錠可能状態になったクリ−ニ
ング依頼品が収容された使用中の収納室2又は3の操作
スイッチ8cを順次操作して各扉4又は5を開け、その中
のクリ−ニング依頼品を利用者が入れた伝票の内容と突
合せ照合して確認しつつ集めて引取内容の伝票を作成
し、すべてのクリ−ニング品を店舗,工場へ持帰り、適
宜クリ−ニング処理を行う。前記依頼品が取出された収
納室は、再び空き収納室となり、制御ユニット9内の収
納室の状態を示すデ−タが更新され、その旨の表示がな
される。
【0019】管理者側においてクリ−ニング処理された
クリ−ニング上り品は、各利用者ごとに作成した取引伝
票の内容と照合し、両者一致した内容でクリ−ニング上
り品に前記取引伝票を納品伝票として添え、本発明ロッ
カ−における空き収納室に、各利用者分ごとに収容す
る。この収容時の各収納室の解錠,開扉のための管理者
による操作は、クリ−ニング依頼品の集荷時と同じ要領
であるが、各収納室ごとに、そこに収容した品物の利用
者の会員番号をその収納室の番号と対応関係をもたせて
操作部7の操作キ−9cを操作して入力したあと、各収納
室の扉4又は5を閉じる。この操作によって夫々の錠6
は自動ロックされると共に、この操作によるデ−タが、
各利用者ごとにその収納室の番号と会員番号とが対応関
係をもって、使用中の収納室のデ−タとして制御部9aに
格納される。この格納された使用中の収納室のデ−タ
は、会員番号が前記デ−タの会員番号と一致するキ−操
作をした会員のみが、自分のクリ−ニング上り品が入っ
た収納室の番号のみが表示部9bに表示されることによ
り、特定の会員による読出しが可能になる。
【0020】上記のようにしてクリ−ニング上り品が収
納室に収容されると、仕上り予定日を迎えた利用者は、
本発明ロッカ−の操作部7において、入庫の場合と同様
に会員番号と暗証番号とを操作キ−9cから入力する。管
理者が仕上り品を入れた収納室番号と対応させて入力し
た会員番号が、利用者のキ−操作により入力される会員
番号と一致していることを条件に、表示部9bに当該会員
番号と収納室番号が表示され、つづいて入力する暗証番
号(第二コ−ド)が制御ユニット9に設定されている第
二コ−ドと一致することを条件にその収納室の錠6の操
作スイッチ8cが可動状態になるので、利用者はその収納
室の扉の錠6を前記スイッチ8cの操作によって解錠さ
せ、扉をあけて中の品物を引取ることが出来る。引取り
後、利用者がこの扉を閉じると、錠6は自動ロックさ
れ、納品伝票がプリンタ9dからプリントアウトされると
共に、この収納室の前記デ−タがクリアされ空き収納室
として制御ユニット9により管理される。なお、各収納
室2又は3の利用履歴デ−タは、制御ユニット9内のメ
モリの別の場所で、時系列的にすべて保管されるものと
する。
【0021】上記例は、クリ−ニング品を本発明ロッカ
−を利用して受け,渡しをする例について述べたもので
あるが、本発明は対象物がクリ−ニング品に限られるも
のではない。例えば、宅配用荷物の利用者による依頼と
宅配業者による前記荷物の引受け、或は、利用者への荷
物の配達、又は、消費者(利用者)による商品購入依頼
と販売業者による依頼商品の配送など、対象物を提供す
る側と当該対象物を引取る側による双方向での対象物の
受け,渡しを伴う取引きに利用することが可能である。
また、上記の無店舗システムロッカ−は、それを複数の
場所に設けた場合には、各ロッカ−の制御ユニット9を
中央制御部において統括的に制御することが好ましい。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、本発明ロ
ッカ−があれば、対象物を提供する側(管理者又は利用
者)とその対象物を引取る側(利用者又は管理者)と
が、双方ともに本発明ロッカ−以外の媒体や連絡手段等
を要することなく、商品供給側と不特定複数の需要側の
間において正確かつ安全に、無人,無店舗で、また、取
引き時間や場所の制約を受けることなく、様々な内容の
商取引きを行うことが可能であるので、需要者にとって
便利であることは勿論、商品提供側も省力的かつ低コス
トで大きな経済的効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ロッカ−の一例の外観を示す斜視図。
【図2】図1のロッカ−と制御ユニットの関係を示すブ
ロック図。
【図3】本発明ロッカ−における一個の収納室と制御ユ
ニットとの関係を示すブロック図。
【図4】制御ユニットの構成を示す機能ブロック図。
【図5】本発明ロッカ−を使用した対象品の受け,渡し
の一例を示すフロ−チャ−ト図。
【符号の説明】
1 ロッカ−本体 2,3 収納室 4,5 扉 6 錠 7 操作部 8 収納室用基板 9 制御ユニット 9a 制御部 9b 表示器 9c 操作キ−

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個々に自動錠付扉を備えた複数の収納室
    を具備するロッカ−と、前記自動錠と扉に接続された制
    御ユニットとを有し、該制御ユニットが、前記扉の開閉
    センサ,前記錠の施解錠状態センサ,前記各収納室の錠
    を動作させるために設けた操作スイッチからの入力信号
    を受け前記各収納室について設けた使用状態の表示灯,
    前記各扉の錠の旋解錠動作アクチュエ−タに対する出力
    信号を制御する制御部と、該制御部に接続された操作キ
    −を有する入力手段と出力手段とを具備して形成され、
    予め前記制御部又は該制御部を統括する中央制御部に特
    定の第一コ−ドと第二コ−ドを設定し、前記第一コ−ド
    と同一コ−ドが前記キ−の操作により入力されることを
    条件に、使用中の収納室又は空き収納室の扉の錠を施,
    解錠可能の状態におくと共に、前記キ−の操作によっ
    て、施,解錠可能になった前記収納室の中から選択され
    る収納室の指定をし、かつ、前記第二コ−ドと同一コ−
    ドの入力がなされることを条件に、前記特定収納室の扉
    の錠を解錠できるようにすることによって、前記ロッカ
    −の管理者と利用者の双方がこのロッカ−の中から夫々
    に選択する収納室の扉を、双方向からのアクセスにより
    施,解錠できるようにしたことを特徴とする無店舗シス
    テムロッカ−。
  2. 【請求項2】 制御部に設定される特定コ−ドは、管理
    者用と利用者用を異なる内容にした請求項1の無店舗シ
    ステムロッカ−。
  3. 【請求項3】 管理者、又は、管理者及び利用者は、使
    用する収納室を示すコ−ドと該コ−ドと対応させて利用
    者を示す第一コ−ドとを入力することにより、特定の収
    納室の解錠条件を前記利用者に固有の第二コ−ドによっ
    て設定できるようにした請求項1又は2の無店舗システ
    ムロッカ−。
  4. 【請求項4】 解錠された扉の錠は、その扉を閉扉する
    ことにより自動施錠されるようにした請求項1〜3のい
    ずれかの無店舗システムロッカ−。
JP3536696A 1996-01-30 1996-01-30 無店舗システムロッカ− Pending JPH09201272A (ja)

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