JPH03221012A - 荷物の受取りボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、不在時等においても荷物の受取りを可能とす
る荷物の受取りボックスに関する。

〔従来の技術〕

社会変化に伴い共働きの家庭が増し、昼間において、家
人が不在の留守宅となる住居が増加している。他方、個
人家庭にも荷物を送配給する、いわゆる宅配業務の発展
に伴い、各家１官にａいて、荷物を受取る機会が増加し
ている。

しかしながら、配達される荷物を受取るべき家庭が不在
であるときには、配達人は隣家に代受取りを依頼し、又
は連絡票などを投函等しているが、ｗＪ家においても不
在の機会が増えることにより配達人は再度の配達を余儀
なくされる場合が多く、配達業務の効率を低下させてい
るとともに、家人においても荷物の受取りの機会を遅ら
丁こととなっている。

なお多声数かつ管理人が存在する大きな集合住宅におい
ては、管理人が荷物の受取りの代行を行う他、最近、管
理人の存在を前提として、荷物の受取りを行う荷物の受
取りシステムがある。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、この荷物の受取りシステムは、多数個の
ボックスを有し、コンピュータによる集中制御により荷
物の受取りを行うものであって、罹めで高価かつシステ
ムの保守のため２こ多くの手間を有するなど、個人の家
庭は勿論のこと、少戸数の辻較的小さな集合住宅におい
て二：、別置採用しうるもので；よない。

本発明シよ、個人住宅、少戸数の集合住宅においても採
用でき、不在時においても荷物の受取りを可能とする簡
易な構造の荷物の受取りボックスの提供を目的としてい
る。

こ課題を解決するための手段〕 本発明は、荷物を収容しうる箱体と該箱体を開閉する扉
とを具える基体に、前記扉を施錠する電気錠と、箱体へ
の荷物の収容を検知する荷物センサと、前記荷物センサ
が荷物を検知しているとき押釦されることにより前記電
気錠を動作し閉止された扉を施錠する施錠ボタンと、前
記電気錠の施錠を強制的に解錠する解錠手段と、荷物セ
ンサが荷物を検知していないとき押釦されることにより
電気錠による扉の施錠を解除させる開扉ボタンとを設け
てなる荷物の受取りボックスである。

〔作用〕

荷物を収容しうる箱体と疼箱体を開閉する扉とを具える
基体に設ける電気錠によって、前記扉を電気的制御によ
り施錠できる。又箱体への荷物の収納を検知する荷物セ
ンサを有しかつ荷物センサが荷物が検知しているときの
み、押釦により前記電気錠により扉を施錠する施錠ボタ
ンを具えることにより、施錠に際しての確認動作を行う
ことができ、不用意な扉の施錠を防止する。これにより
、荷物の収納漏れを防止する他、子供等の箱体への閉し
込めを防止しうる。荷物センサが荷物を検知していない
とき、押釦により開扉する開扉ボタンを具える。これに
より、扉を常時は施錠でき、扉の開放を防ぐとともに、
又荷物の収納に際しては容易に開きうるため、使い勝手
を向上する。

又電気錠の施錠を強制的に解錠するキーなどを用いる解
錠手段によって家人は、扉を開き収納された荷物を受取
ることができ、このように留守時においても荷物を受取
りでき、配達人、家人の荷物の受は渡しを可能とし、配
達効率と早い荷物の受取りを可能とする簡易な装置とな
る。

（Ｘ施例： 以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

第１〜１７図は、第１６図に例示するような、少戸数の
集合住宅Ｈに採用される荷物の受取りボックスＩＡを例
示し、又ｌ！１８〜２０図シま戸建住宅に採用されうる
荷物の受取りボックスＩＢｆ示′−（区別する必要がな
いとき、合わせて荷物の受取りボックス１と称する）、
前記荷物の受取りボックスＩＡは、前記第１６図に示す
ように、複数ｉｌｌ建ての前記集合住宅Ｈにおいて、折
返し階段の踊り場Ｈ１及び該踊り場Ｈ１から下方にのび
る階段部分Ｈ２下方の空間Ｕに設置されるとともに、前
記階段に面する戸数に合う個数が配される。なａ戸建住
宅の荷物の受取りボックスＩＢは、入口、玄関横など、
配達に便宜なかつ好ましくは庇下方の適宜の場所に設置
される。

荷物の受取りボックスｌは、本実施例では、上下に２つ
の収容部２Ａ、２Ｂを有する箱体３と、前記収容部２Ａ
、２Ｂを開閉する扉４Ａ、４Ｂとからなる基体５を有し
、又本例では、２つの荷物の受取りボックスＩＡａ、ｉ
　Ａ　ｂが並置されることにより４つの収容部２−　（
総称するとき収容部２という）を具える。

箱体３は、第３図に例示するように折曲げ鋼板の接合体
であって、測板２！、２２と、背板２３と、上板２４と
、該上板２４下方に配され、上板２４との間で制御部２
５を形成する天井板２６とを有する。なお前記側板２１
．２２の前縁は、コ字に折曲げることにより角柱部２７
．２９を形成するとともに、角柱部２７．２９の下端に
は、上向きの戸当たりを有する下継ぎ材３０を設ける。

又この下継ぎ材３０と、側板２１．２２下端で内向きに
のびるフランジ３１により、中央の開放部３３を覆う底
板３４を支持する。又前記天井板２６は、前記角柱部２
７．２９を継ぎかつ下向きの戸当たりを有する上継ぎ材
３６により支持される。

又制御部２５は、その前縁の支柱片と内部の仕切り板３
７とにより左右に仕切られた制御室２５Ａ、２５Ｂを形
成するとともに、各ＭＷ室は、ｌ［３９Ａ、３９Ｂによ
り施錠可能に開閉される。

又箱体３は、その内部を上下に仕切り、前記収容部２Ａ
、２Ｂを形成する柵＃ｉ６が水平に固着される。

又箱体３には前記のごとく、各収容部２Ａ、２Ｂを開閉
する前記１４Ａ、４Ｂが、原罪４Ａ１４Ｂの開放側に付
勢する、例え；ｆバネ蝶番４０−を用いて、前記角柱部
２９に枢支される。又ｍ４Ａ、４Ｂには、裏面に取出箱
４１を有する郵便受は口４２が夫々設けられるとともに
、前記前＃ｉ２３には、各収納部２Ａ、２Ｂに位置して
、ガラリ等の通気口４３を設けている。

又基体５には、前記角柱部２７に位置し扉４Ａ、４Ｂを
施錠する電気錠にと、前記柵板６、天井板２６、底板３
４に取付けられかつ収容部２Ａ、２Ｂへの荷物の収納を
検知する荷物センサＳ１とが設けられる。さらに荷物セ
ンサＳ１が荷物を検知しているとき、押し紺されること
により電気錠Ｋにより扉４Ａ、４Ｂｆ施錠する施錠ボタ
ンＰ１が前記制御室２５Ａ、２５Ｂの扉３９Ａ、３９Ｂ
の前面に配されるとともに、制御室２５Ａ、２５Ｂには
受領書７（第８図に示す）を予め収納し、施錠ボタンＰ
１の押し釦による電気錠にの施錠とともに受領書７を送
り出す受領書発行器９が設ビナられる。又前記角柱部２
７に：よ、例えばキーなどが挿入しうる側孔を有し、前
記電気錠Ｋを強制的に解錠しうる解錠手段１０を設けて
いる。

さらに前記扉３９Ａ、３９Ｂに、前記荷物センサＳ１が
荷物の収納を検知していないとき、押し釦により前記電
気錠Ｋを解錠する開扉ボタンＰ２と、荷物を収納した状
態におけ名前記施錠ボタンＰ１による電気錠にの施錠に
より点灯する収納ランプＬ１とを設ける。さらに本例で
は、前記施錠ボタンＰ１と開扉ボタンＰ２とは２度押し
により機能をかえる交互動作可能な１つの作動ボタンＰ
Ｏを用いている。又この作動ボタンＰｏは、点灯しうる
ことによって、前記収納ランプＬ１をも兼用している。

なお各ｊｉ１３９Ａ、３９Ｂは、各収納部２Ａ、２Ｂに
対応し、夫々のボタン操作により各界４Ａ、４Ｂの施解
錠動作を行わせる。

さらに基体５には、角柱部２７に位置し扉４Ａ、４Ｂの
開扉を検知する扉センサＳ２と、該扉センサＳ２が扉４
Ａ、４Ｂの開放を検知したとき、例えば発音し外部に知
らせるブザーなどの警報器■１と、居室に配され荷物の
収容後の施錠を通知するランプなどの通知器Ｍ２　（第
１６図に示す）とが配される。又例えば電気錠にの上方
に配され、内部から電気錠Ｋを押し幻により解錠しうる
内部Ｍ錠ボタンＰ３と、収容部２人、２Ｂに入る人など
の移動物を検知し、電気錠にの施錠を不能とする安全セ
ンサＳ３と、前記受領書発行器９に設けられ、内部の受
領書７の有無を検知する受領書センサＳ４とが設けられ
る。これらのセンサＳ１〜Ｓ４、ボタンＰ１、Ｐ２、収
納ランプＬ１、警報器Ｍ１、通知器Ｍ２は、電気錠Ｋ、
受領書発行器９とともに第４図にまとめて概略的に示し
、又それらは制御室２５Ａ、２５Ｂの少なくとも一方に
設ける制御装置に接続され、制御される。

前記電気錠には、制御装置からの信号により扉４Ａ、４
Ｂを施解錠でき、かつ前記解錠手段１０により解錠しう
る周知構成を有する。なお本例では、電気錠には荷物セ
ンサＳ１が荷物を検知しないときには扉４Ａ、４Ｂの禁
止シこより施錠する自動錠を用いる。

又前記荷物センサＳ１は、発光器Ｓｌａ、受光器Ｓ１ｂ
を有する光センナであり、発光器Ｓｌａを例えば天井板
２６下面の取付枠４５、Ｓ坂６の取付枠４６に配されか
っ透孔力）ら下向きに光を発光できる。又受光器Ｓｌｂ
は、棚板６の取付枠４６、底板３４の取付枠４７に取付
き、柵板６、底板３４の孔部から受光できる。なお荷物
センサＳ１を側板２１．２２に設け、又荷物センサＳｌ
として、荷物の重量による受板の沈下を検知する適宜の
マイクロスイッチ、圧力センサの他、荷物の収納を検知
できさえすれば種々なものを利用できる。

又扉センサＳ２は、扉の近接を検知する近接スイッチを
用いうる他、原罪４Ａ、４Ｂとの接触を検知する種々な
スイッチ類などを利用できる。

又安全センサＳ３は、いたずら等により浸入した人、動
物などの移動体を検知するものであれシよ赤−ｆｌ！セ
ンサなと種々なものが利用できる。

なａ施錠ボタンＰ１、開扉ボタンＰ２、収納ランプＬ１
は、第５図に示すように、夫々別個のボタン、ランプを
用いて形成することもできる。

前記受領嘗センサＳ４ｊよ、第７図に例示するように、
受領書発行器９に取付き受領書７の有無を検知する。

受領書発行器９は、第６．７図に例示するように、下箱
５０と、該下箱５０に枢支される上箱５１とからなる。

下箱５０は、底片両側の側片５２．５２と、その後縁を
継ぐ背片５３と、前方に設ける駆動部５４とにより受領
書７を収納する凹部５５を後部に形式している。又駆動
部５４は、側片５２．５２を継ぎかつ側片５２から前に
突出する水平な下案内＃ｌ１５６に、送りローラ５７を
設けている。なお送りローラ５７は、歯車伝動を介して
図示しない減速電動機に連係して回転する。

又上箱５１は、上片５９の両側に、前記側片５２と当接
する側片６０を有するコ字の基枠の後端の紬受詐により
下箱５０に枢支されるとともに、上片５９前縁のＬ字の
折曲げ部を介５て、上案内板５６との間で受領書７を送
り出す７ｊＩ隙を形成する上案内板６１を設けている。

又折曲げ部には、前記送りローラ５７に受領書７を押付
けその送り出しを円滑にする押え片６２を昇降自在とす
る調節軸６３を設ける。なお前記側板６０前ｔｉに設シ
するバネ片６４が、側片５２の切欠部に嵌入することに
より上箱５１は、下箱５ｏｚ係止される。又受領書発行
器９は、下箱５０の両側縁下辺の張出し片が、天井板２
６上面のレール５８によって案内されることにより前後
動でき、又部に移動することにより、前記受領書７の収
納を容易とする。

これによって、前記凹部５５に収納した、例えば′１４
９図に例示する受領書７を、送りローラ５７により１枚
づつ多罪３９Ａ、３９Ｂの送出し口６５から送り出す。

受領書７は、本例では、予め切り取り用のミシン目６６
を設けた連帳形式のものであって、該受領書７には各受
取り人の捺印、サイン等による証明Ｃが、前記受領書発
行器９への収納に先立ち予め設け５れる。

又前記受領書センサＳ４＝、反射式の光スインチを用い
ており、前記下案内ｖｉ５６の透孔下方に配されること
により、その反射光により受５１書７の有無を検知する
。

受領書センサＳ４として、該受領書７とＴＬ接接触しそ
の途切れとともに移動する接触端を有する各種のマイク
ロスイッチなどをも利用できる。

集合住宅で用いるときには、その戸数に合わせて、前記
制御装置を収納する例えぽ親機である荷物の受取りボッ
クスＩＡａに、所要個数の荷物の受取りボックスｌＡｔ
１−を接続する。このために、前記箱体３には、第２図
に示すように、前記制御部２５に位置し、配線を挿通す
るための配線孔７０．７０と、連結用の孔部７１−を設
けている。

前記配線孔７０は第９図に示すように、予めゴム等の盲
ｌ［７２により閉止され、荷物の受取りボ・ンクスＩＡ
ａ、ｌＡｂを並置するに際して前記盲１１７２を取り外
すことにより、第１０図に示すように配線を挿通できる
。なお連結用の孔部７１により、適宜のボルト、ナツト
を用いて連結する。

な８第１１図に示すように、配線孔を有するボルトとナ
ツトにより結合することによって配線と結合とを同時に
なしうる配線金具７３を用いることもできる。

箱体３にかかる配線孔７０、連結用の孔部７１を設けて
おくことにより、自在の個数のボックスＩＡｂを連結で
きる。

荷物の受取りボックス１は、さらに第１２〜１５図に示
す脚金具セット１３を用いて支持する。

脚金具セット１３は、調整金具９０と、止め金具９１と
からなる。ｔｉｌ整金具９０は、円錐台状の台座９２と
、ネジ軸９３とからなり、又該ネジ軸９３は、台座９２
の中心孔に遊嵌しうる挿通部９４に、六角状の係止部９
５を介してネジ部９６を一体に設けており、該ネジ部９
６が、前記箱体３の前記フランジ３１に予め固着したナ
ツトからなるネジ孔に螺合することによって、前記係止
部９５の創転により、箱体３の高さを調整しうる。

な、Ｂ前記台座９２と挿通部９４とをネジ結合させると
ともに、前記フランジ３１の下面に受シする受片を設；
すたネジ軸を具える調整金具（図示せず）を利用しうる
。

前記止め金具９１は、前記係止部９５に係合する溝部９
７を設ける上片９９に、下向きの斜片を介してレバー片
１００を設けており、該止め金具９１の回動により前記
調整金具９０の高さ調整をなしうる。又レバー片１００
には長手方向にのびる長孔（０１が設けられ、第１２図
に示すアンカー金具１０２を用いて固定される。

アンカー金具１０２は、予め設けた下孔に挿入したうえ
、−点鎖線で示す打込み具１０３の打入によって下方部
を拡巾し、下孔に結合しうるとともに、アンカー金具１
０２に螺合するナツトにより止め金具９１を固定する。

７Ｉ：お第１４図に示すように、１つの荷物の受取りボ
ックス１を固定するときには、レバー片１００を夫々対
角線上かつ内向きに固定し、又２つの荷物の受取りボッ
クス１．１を隣接させるときには、各外側に位置する榔
金具七ント１３の止金具９１を、レバー片１００が丙向
きと謀るように固定し、かつ内側の隣り合う側には、調
整金具９０のみを用いる。これにより位置ずれを効果的
に防止する。

又このような脚金具セット１３は、前記底板３４を取外
し、箱体３の前記開放部３３から取付ける。

次に本実施例における使用の手順を説明する。

前記電気状には前記のように、前記荷物センサＳ１が荷
物を検知していないとき、扉４Ａ、４Ｂの閉止により接
界４Ａ、４Ｂを自動的に施錠する自動錠であって、空荷
のとき扉４Ａ、４Ｂを施錠しているものとする。

配達人は配達すべき住居の番号を、名札１９等によりＶ
ｆ！認したうえ、相当する開扉ボタンＰ２である作動ボ
タンＰＯを押すことにより、電気錠Ｋが解錠し、前記バ
ネ蝶番４０により扉４Ａ、４Ｂは自動的に開く、又配達
人が荷物を、開扉した収容部２の所定位置に収納するこ
とによって、荷物センサＳ１が荷物の収納を検知５、そ
の出力を制御装置に（二連する。

又配達人が収納の完了により：ｉ４Ａ、４Ｂを閉止する
とともに、施錠ボタンＰ１である作動ボタンＰＯを押釦
する。これにより電気錠には、扉４Ａ、４３を施錠する
同時に、収納ランプＬ１である作動ボタンＰＯが点灯す
る。さらに室内に通じる通知ＢＭ２が点灯５、着荷の確
認を容易とする。

さらに施錠と同時に前記受領書発行器９が動作し、受？
ｉＩ書τを発行する。なお受領書発行器９には、日付を
捺印する日付捺印機構を付加しうる。

又受６１７には捺印、サイン等の証明Ｃがあるため、配
達人にそのお持帰りにより配達を証拠立てうる。なお受
領書７は、剥離紙を有する粘着テープを用いることがで
き、これにより配達書に受領書７を貼着することもでき
る。

又施錠ボタンＰ１の押釦により電気錠Ｋが施錠されるこ
とにより、いたずら等により子供が侵入した際の不用意
な扉４Ａ、４Ｂの施錠を防止しうる。又配達人が数個の
荷物を収納する途中において、Ｗ４Ａ、４Ｂが締まり、
受領１７が発行されるのも防止できる。

又施錠ボタンＰ１による電気錠にの施錠は荷物センサＳ
ｌの出力の存在を前提としており、従って空荷状態にお
ける収納ランプＬｌの点灯、受領書７の発行を防止する
。

さらに荷物の取出しに際して、家人はキー等により解錠
手段１０によって電気錠Ｋを強制的に開放し、荷物を取
り出す、又扉４Ａ、４Ｂの閉止によって電気錠Ｋが施錠
し、初期の状態に戻る。

さらに本実施例では、前記扉センサＳ２は扉４Ａ、４Ｂ
の開扉を検知し、前記警報器Ｍ１を動作させる。これに
より開扉を警報し、いたずら等による操作を減じうる。

なお開扉ボタンＰ２は荷物センサＳ１が荷物の収納を検
知しているときには、電気錠Ｋを解錠せず、従って荷物
の盗難が防止される。

さらに前記受領書センサＳ４は、受領書７の有無を検知
し、受領書７の使い切りを制御装置に出力するとともに
、その出力により制御装置は、電気錠にの施錠を中止さ
せる。

これにより、受領書７を受取れない荷物の配達を防止し
、配達に伴うトラブルを防ぐ。

又安全センサＳ３が、子供、動物等の侵入を検知し、そ
の出力によって、制御製蓋は電気錠にの施錠を中止する
ことにより、安全性を高めるとともに、箱体３の背板２
３に設ける通気口４３は、万一の場合の内部の生き物の
窒息を防ぎ、安全性を向上する。さらに内部開扉ボタン
Ｐ３を具えることにより、内部からの人の電気錠にの解
錠を可能とし、さらに安全性を高める。又配線孔７０、
連結用の孔部７１を予め設けることにより、複数個のボ
ックスＬＡの連結を容易とする他、前記脚金具セット１
３により、能率のよい高さ調整、固定を可能とする。

なお荷物の受取りボックスＩＡ；：、例えば第１７図に
例示するように、前記階段の下部分Ｈ２、踊り場Ｈ１の
下方を囲む空間Ｕに配するユニットＢに組み込みうる。

又このユニットＢは、荷物の受取りボックスＩＡ−・の
他、電気、ガスメータ、各種の配管、配線など、集合住
宅におけるユーティリティ空間として活用できる。又二
のユニットＢは、荷物の受取りボックス１Ａの取付）す
に伴う違和感を防ぐとともに、該ボックスＩＡへの雨水
等の浸入を防ぎ、耐久性を高めうる。

第１８〜２０図ユニ前記のごとく、戸建住宅に用いうる
荷物の受取りボックスＩＢを例示している。

本例では、前記棚板６は、例えば上向きにはね上げ可能
としている。又柵板６は、柵板係止手段１５により、上
下の扉４Ａ、４Ｂがともに開放したときのみはね上げ可
能としている。

棚板係止手段１５は、本実施例では棚板６の前に向く垂
下片に設ける長孔からなる係止部１０５と、扉４Ａ、４
Ｂの内面に設けられ、柵板６の水平状態において、前記
係止部１０５にともに嵌入しうるビン体からなる係合部
１０６．１０６とからなる。上下の扉の各保合部１０６
．１０６が前記係止部１０５にともに嵌入することによ
り、上下の扉４Ａ、４Ｂをともに開いたときにのみ棚板
６のはね上げが可能となる。これにより、棚板６のはね
上げによって、上の収容部２Ａからの下の収容部２Ｂの
荷物の取出しを防止する。又棚板６のはね上げにより、
上下にのびる１つの収容部２を形成でき、スキー、ゴル
フバ・ツク等の長尺物の収納が可能となる。又棚板係止
手段１５は、柵板６にピン状の係止部１０５を、扉４Ａ
、４Ｂに該係止部１０５が嵌り合う穴状の係合部１０６
を設シすることができ、又柵板６と扉４Ａ、４Ｂが係合
し、棚板６のはね上げを防止できさえすれば、種々な構
造のものが利用できる。

このような柵板６は、そのはね上げを可能とする範囲で
、多数個設けることができる。又棚板６を左右の側壁に
配することにより、又は柵板を引き出し可能とすること
により、さらに多数個の収容部２−を形成しうる。又前
記施錠ボタンＰＬ、開扉ボタンＰ２を、収容部２の個数
に応じて配することにより、高さの異なる種々な荷物を
効果的に収納しうることとなる。これにより、寸法の異
なる収容部２を予め設ける手間を滅しる。なおこのよう
な柵板は戸建住宅の荷物の受取りボックス１Ｂの他、集
合住宅の荷物の受取りボ・ノクスＩＡにも適宜利用でき
る。

なお本発明の装置において、電気状には施錠ボタンＰ１
の押釦のみにより施錠可能とし、荷物センサＳ１の検知
出力のない場合の自動施錠をなくすこともできる。この
とき扉にラッチを設け、荷物の非収納時において、開扉
ボタンＰ２を用いることなく、扉の開放を可能とするこ
ともできる。

又解錠手段１０によって強制的に扉を施錠させ、受取り
ボックスｌへの荷物の配達を一時的に阻止させるように
も槽底できる。

〔発明の効果〕

このように本発明の荷物の受取りボックスは、荷物を収
容しうる箱体と該箱体を開閉する扉とを具える基体に設
ける電気錠によって、前記扉を電気的制御により施錠で
き、又箱体への荷物の収納を検知する荷物センサが荷物
が検知しているときのみ、押釦により扉を施錠する施錠
ボタンを具えることにより、施錠に際しての確認動作を
行うことができ、不用意な扉の施錠を防止する。これに
より、荷物の収納漏れを防止する他、子供等の箱体への
閉し込めを防止しうる。さらに開扉ボタンは、荷物セン
サが荷物を検知していないとき電気錠を解錠する。こｒ
ｌにより、扉は常時は閉止、施錠され開放が防止される
とともに、荷物の収納に際しては容易に開扉でき、使い
勝手を高める。又キーなどを用いる解錠手段によって家
人は、扉を開き収納された荷物を受は取ることができ、
配達人、家人の荷物を受は渡しを可能とし、配達効率と
早い荷物の受取りを可能とする。

【図面の簡単な説明】

第１図は集合住宅用の本発明の一実施例を示す正面図、
第２図はその側面図、第３図は箱体の主要構成を示す斜
視図、第４図は主要部品の配置を概略的に示す斜視図、
第５図は他の実施例を示す表面図、第６．７図は受領書
発行器を例示する斜視図、第８図は受領書を例示する斜
視図、第９図は配線孔を例示する断面図、第１０図はそ
の使用状態を示す断面図、第１１図は配線孔に用いる金
具を例示する断面図、第１２図は贋金具セットを例示す
る断面図、４Ｊ／４１３図はその斜視図、第１４図、第
１５図はその配Ｉを例示する表面図、第１６図は荷物の
受取りボックスが設置される状態を例示する斜視図、第
１７図は荷物の受取りボックスを取付けるユニットを例
示する斜視図、第１８図は戸建住宅で採用しうる本発明
の他の実施例を示す正面図、第１９図はその要部を示す
斜視図、第２０図は柵板係止手段を例示する断面図であ
る。 １、ＬＡ、ＩＡａ、ＩＡｂ、Ｉ　Ｂ−荷物の受取りボッ
クス、 ２Ａ、２Ｂ−−−−一収容部、　　　３−箱体、４　Ａ
、　　４　Ｂ−扉、　　　　　５−・基体、６−棚板、
　　７−受領書、　９−　　受領書発行器、１０−・解
錠手段、　　　１３・−・贋金具セット、１５一種板係
止手段、　　　　Ｋ−・電気錠、Ｌｌ−収納ランプ、　
　　　　Ｍｌ−・警報器、Ｍ２−・通知器、　　　　　
Ｐｌ−施錠ボタン、Ｐ２−開扉ボタン、　Ｐ３・−内部
解錠ボタン、Ｓｌ−荷物センサ、　　　Ｓ２・−・扉セ
ンサ、Ｓ３・−・安全センサ、　　　Ｓ４−受領書セン
サ。 第５ 図 Ｉ　Ｐ２ 弊９ 図 第１０図 第１１図 第１４図 第１５図 ００ ３ 第１７１１ 第１８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　荷物を収容しうる箱体と該箱体を開閉する扉とを具
   える基体に、前記扉を施錠する電気錠と、箱体への荷物
   の収容を検知する荷物センサと、前記荷物センサが荷物
   を検知しているとき押釦されることにより前記電気錠を
   動作し閉止された扉を施錠する施錠ボタンと、前記電気
   錠の施錠を強制的に解錠する解錠手段と、荷物センサが
   荷物を検知していないとき押釦されることにより電気錠
   による扉の施錠を解除させる開扉ボタンとを設けてなる
   荷物の受取りボックス。