JP3061878B2 - 共同ロッカーのボックスローテーション装置 - Google Patents

共同ロッカーのボックスローテーション装置

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JP3061878B2
JP3061878B2 JP3063718A JP6371891A JP3061878B2 JP 3061878 B2 JP3061878 B2 JP 3061878B2 JP 3063718 A JP3063718 A JP 3063718A JP 6371891 A JP6371891 A JP 6371891A JP 3061878 B2 JP3061878 B2 JP 3061878B2
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boxes
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秀人 渡部
孔宜 百瀬
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マンションなどの共
同住宅の玄関ホールなどに設置され、居住者が留守の場
合に配達荷物の受領や、居住者から配達業者、クリーニ
ング業者などへの出荷依頼などに用いるようにした共同
ロッカーのボックスローテーション装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の共同ロッカーは大きさを
異ならせた多種類のボックスと、これらの内の一のボッ
クスの内部に、複数のボックスの動きを制御する機器を
収納し、正面を操作案内ディスプレイや操作用のテンキ
ーなどを備えたコントロールボックスとしてなるもので
ある。
【0003】多数のボックスがあると、必然的に使い勝
手の良いボックスが好まれることになる。具体的には、
荷物の出し入れに適当な高さのボックスやコントロール
ボックスに近いボックスである。
【0004】荷物の大きさに合わせたボックスを選択す
る手段は不可欠で、そのため、使用者すなわち、居住者
や配達人の選択に任せてテンキーによりボックス番号を
入力することにより選択するようにしたものが提供され
ている。このように、使用者の選択に任せると特定の使
い勝手の良いボックスが繰り返し使用され、そのボック
スの損傷が甚だしく、結局装置全体としての寿命を縮め
ることになっていた。
【0005】出願人の提供していた共同ロッカーでは、
ボックス番号を自然数によって順次大きくなるものを付
し、ボックスの大きさによる種別を種別キーやテンキー
で選択すると、若いボックス番号のボックスから順番に
解錠するようにして全てのボックスが平均的に使用され
るようにしていた。ボックスの使用頻度が高い場合は比
較的問題は生じないが、配達物が少ないなどの理由によ
り利用頻度が低下すると特定の若い番号のボックスのみ
が繰り返し使用されることになり、このボックスのみ劣
化が進むことになっていた。
【0006】 そこで、出願人は、特願平2−2920
58号(特公平8−5513号)として、ボックスロー
テーション装置を提案した。これは、簡略化して言え
ば、同じ大きさのボックスがボックス番号順に強制的に
循環使用されるようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、利用可能な
ボックスの数が十分あれば、住居表示パネルを装着した
ボックスを閉鎖して利用不能とすればよいが、限られた
スペースの有効利用という観点からすれば当然通常のボ
ックスと同様な頻度で利用すべきであることになるが、
この住居表示パネルを装着したボックスは次の理由から
他のボックスと同様な頻度で利用するのは適切ではない
ものといえる。
【0008】第一に、ボックス内部には住居表示パネル
のランプを点灯・消灯させるためのコントロール基板な
どの電装品が配置されることになり、これらを目に触れ
ないようにカバーしているために他の同様な体裁のボッ
クスよりも容積が小さくなっている。第二に、扉の前面
にパネルがあることで、ボックスとして認知しがたい外
観とならざるを得ない。第三に、これが重要な点である
が、このボックスから荷物を出し入れする場合にコント
ロールボックスの表面の操作パネルに触れてしまい誤動
作の原因となったり、また、荷物がぶつかったりして操
作案内ディスプレイに傷がついたりすることが考えられ
る。
【0009】また、丁番などが故障して利用可能である
が、交換部品を入手して完全に修理するまで一時的に使
用を抑えたいボックスがあった場合にはこれを避けてボ
ックスローテーションをして同一大きさのボックスがす
べて使用中であった場合のみ選択するようにすることも
要請されている。
【0010】
【課題を解決するための手段】 このような課題を解決
するため請求項1の発明の要旨とするのは、それぞれに
電気錠及び荷物センサを備えた大きさの異なる複数のボ
ックスを備え、これをコントロールユニットで管理し、
暗証番号、登録カードなどでコントロールユニットに記
憶させたデータと照合して一致した時に解錠可能とした
共同ロッカーであって、基本的にはコントロールユニッ
トにて同じ大きさのボックスは順次使用するようにボッ
クスの電気錠を選択解錠するように構成したものにおい
て、任意のボックスを同一種別のボックスが全部使用中
の場合のみ解錠させるボックスとし、このボックスの使
用頻度を下げるようにしたことを特徴とする共同ロッカ
ーのボックスローテーション装置である。次に請求項2
の発明の要旨とするのは、それぞれに電気錠及び荷物セ
ンサを備えた大きさの異なる複数のボックスを備え、こ
れをコントロールユニットで管理し、暗証番号、登録カ
ードなどでコントロールユニットに記憶させたデータと
照合して一致した時に解錠可能とした共同ロッカーにお
いて、任意のボックスを、同一種別のボックスが全部使
用中の場合のみ解錠させるボックスとして選択し、その
ボックス番号を指定ボックスとして登録し、ボックスの
扉に設けるボックス番号をボックスの大きさによる種別
とは無関係に自然数で順次大きくなるような番号を付
し、ボックス内に荷物を入れるときに大きさによる種別
を選択する手段を設け、その後に次の順序でボックスサ
ーチをなし 1.開始したときに0とし同一種別でないか、ボックス
が使用中であると1づつ足すサーチカウンタと、 2.電源をセットしたときに0に設定し、それ以外の場合
は前回解錠したボックス番号を自然数としてRAMに記
憶させそれを読み出し、その値にサーチする毎に1づ
えたものをボックス番号として選択し、このようにし
て選択されたボックス番号がボックスの個数を越えた場
合にはボックス番号1を選択し、続けて1づつ加えてボ
ックス番号を選択するボックス番号選択手段と、 3.選択したボックス番号が大きさの種別に合致しないと
1.に回帰する手段と、 4. 1.の値がボックスの個数までに選択したボックス番
号が指定ボックスであれば、RAMにフラグをセットし
て1.に回帰る手段と、 5.ボックスが使用中であれば1.に回帰する手段と、 6. 1. による値がボックスの個数より大きい場合に、4.
によるフラグをセットしたか否かをチェックし、フラグ
がセットされていないときはロッカーが使用不能である
ことを表示ないし音声で知らせる手段と、 7. 4. によりフラグがセットされているときは、指定ボ
ックスをボックス番号として選択し、フラグをクリアし
ボックスが使用中であるか否かを判別する手段と、 8.選択解錠するボックス番号が指定ボックス以外でボッ
クスサーチの段階で指定ボックスにフラグをセットした
か否かをチェックし、フラグをセットしていればクリア
する手段とからなり、このようにして選択されたボック
スの扉を自動解錠するように構成したことを特徴とする
共同ロッカーのボックスローテーション装置。
【0011】
【作用】この発明は、コントロールボックスの真上の扉
表面に荷物が到着している部屋番号を示す住居表示パネ
ルを装着したボックスや使用可能であるが故障を修理す
るまで一時的に使用頻度を抑えたいボックスなどについ
て、これらのボックスは他の同一大きさのボックスが使
用中の場合のみ選択解錠するようにして利用頻度を抑え
つつ、そのほかのボックスは循環して均一使用をするこ
とができるのである。
【0012】
【実施例】以下図面に示す実施例に即してこの発明を説
明する。この発明は、ビル、マンションなどの共同住宅
や事務所の一階エントランスホールなどに設置され、登
録された入居者と配達業者などの間の荷物の受け渡しを
無人で管理する共同ロッカー1であって、複数の大きさ
の異なるボックス2内に荷物センサを設け、扉には電気
錠を備えるようにし、この扉の開閉及び使用記録などの
管理をコントロールボックス3に収納されたコントロー
ルユニットによりなすようにしたものである。
【0013】各ボックスに設けられる電気錠は詳細な図
示は省略するが、常態では施錠してあり、通電すること
によりソレノイドを駆動させることにより解錠し、扉を
閉めることに自動的に施錠できるようになっているもの
を用いる。
【0014】ボックス2には把手4を設け、ここに
「S」「M」「L」と大きさの種別表示5を表すアルフ
ァベットと、大きさに関係なく順次自然数による番号6
を付すようにする。図示の例では「S01」〜「L08 」とし
てある。「S」はスタンダードボックス、「M」はミド
ルボックス、「L」はラージボックスと大きさによる頭
文字を表したものであるが、これに限定されず適宜の文
字図形を表示してもよい。また、ボックス2把手4の近
くには解錠ランプ7を設けるようにする。
【0015】 コントロールユニット10を収納した
ントロールボックス3の上部の「S01」のボックス2
の扉には住居表示パネル8を設け、居住者が共同ロッカ
ー1の前に立ったときに荷物の有無を簡単に認識できる
ように、荷物が届いている居住者の部屋番号がLEDラ
ンプで表示されるようになっている。
【0016】 コントロールボックス3の縦半分には扉
11を設けてあり、その内部にカードリーダー40のカ
ード挿入口12、ボックス2から荷物を出すのを有料と
するときに用いるコイン投入口13、コイン返却口14
及び配達人が荷物を届けたことを証明するための預かり
印発行機39の伝票挿入口15a及び捺印ボタン15b
が扉11内に隠れて塵や埃から保護するようになってい
る。
【0017】 CRT画面あるいは蛍光表示管などによ
り構成された操作案内ディスプレイ16はコントロール
ボックス3の上部に設けてなるもので、ここに配達人及
び居住者の操作を指示する案内文が表示されることにな
る。この操作案内ディスプレイ16の下部には各種機能
キー17を並べてある。機能キー17としては開始キー
17a,着荷キー17b、テンキー17c、確認キー1
7d,取消キー17eがある。
【0018】 キー挿入口18、18の一方は居住者が
登録カードを用いずに暗証番号と部屋のキーで共同ロッ
カー1のボックス2の電気錠を解錠する場合に用いるも
ので、方は管理人用キーの挿入口である。19は不適
正な使用をされた場合に警告する警報ブザーのスピーカ
ー用開口である。また、合成音声による案内をする場合
のスピーカーとすることもできる。
【0019】管理者や居住者には予め必要なデータ(部
屋番号、部屋のコード番号、ロッカーと適合させる識別
番号)などを記憶させた登録カードを配布しておく。こ
のカードは磁気カードに限定されず、記憶容量の多いI
Cカードであってもよい。
【0020】この共同ロッカーのコントロールユニット
10を第4図に示す電気的構成のブロック図をもとに説
明する。中央制御装置30はCPU31、ROM32、
RAM33、時計34から構成されるもので、各種イン
ターフェイスを介して周辺機器と接続されている。ロッ
カーシステムはROM32内のプログラムによって全体
を制御すると共に、ROM内には登録カード、暗唱番号
などに加えて住居表示パネル8を取りつけたボックス2
1の使用頻度を落とすためボックス番号「S01」のデータ
の記憶部がある。
【0021】共同ロッカーの使用記録(ボックス番号、
届先、日時など)はRAM内に記憶するようにし、必要
に応じて取り出してプリンターにて打ち出すようにす
る。コントロールユニット内には中央制御装置30への
入力部として、電源スイッチ35、電源ランプ36、警
報ブザー停止スイッチ37、使用者の操作により入力す
るテンキー17c、各種機能キー17a,17b,17
d、17e、コインカウンタ38、預かり印発行機3
9、カードリーダ40、警報音などを出す警報ブザー4
1、ロッカー接続部42を介して接続される電気錠、荷
物センサ、解錠ランプ7などである。各種機能キー17
を押圧すると作業手順はROMから操作案内ディスプレ
イ16に表示されることになる。
【0022】 ここで一般的な使い方である宅配便業者
により居住者が不在のときの荷物のお届けに関するフロ
ーチャート(図5)を基に説明する。配達人は通常居住
者を住戸呼出インターホンで居住者を呼び出し、不在を
確認してから共同ロッカーを使用することになる。ま
ず、コントロールユニット10を収納したコントロール
ボックス3の前に来て、開始キー17aを押す(ステッ
プ1)と、操作案内ディスプレイ16に「1お届け 2
引き取り 番号を選んで下さい」との表示が出る。次に
テンキー17cにより「1」を押す(ステップ2)と、
「お届け、 住居番号と確認を押して下さい」との表示
が同じく操作案内ディスプレイ16に表われ、それに従
ってテンキー17cにより住居番号と確認キー17dを
押す(ステップ3)。すると操作案内ディスプレイ16
に「住居番号(例 101号室)と1S 2M 3Lボ
ックスサイズを選んで下さい」と表示される。これによ
り部屋番号を確認し、荷物の大きさに適したボックスサ
イズをテンキー17cにより選択する(ステップ4)。
その後ボックスサーチ(ステップ5)が行われ、ボック
ス2が自動的に解錠される(ステップ6)。そこで、ボ
ックス2内に荷物を入れ扉を閉めることにより操作を終
了する(ステップ7)。なお、必要に応じて、持参の伝
票を伝票挿入口15aから差し込み預かり印発行機39
を作動させるために捺印ボタン15bを押し、伝票に捺
印させて終了する。
【0023】共同ロッカー1のボックス2に配達された
荷物を居住者が受け取るためには、住居表示パネル8に
より自分あての荷物の到着を知り、登録カードをカード
リーダーにスライドさせる。すると、操作案内ディスプ
レイ16に「1受け取り 2出荷 番号を選んで下さ
い」との表示が出る。そこで、テンキー17cにより
「1」を押すと、操作案内ディスプレイ16にボックス
番号が表示されると共に、ボックス2の解錠ランプ7が
点滅する。そこで、そのボックス2の扉を開き中の荷物
を取り出し扉を閉めればボックス2は自動施錠され終了
する。
【0024】 居住者が宅配荷物を業者に依頼する場合
やクリーニング業者に洗濯物を依頼する場合に用いるに
は、図6の居住人操作フローを用いる。まず、登録カー
ドをカードリーダ40のカード挿入口12にスライドさ
せる(ステップ1)。すると操作案内ディスプレイ16
に「1受取り 2出荷 番号を選んで下さい」と表
れる。そこで、テンキー17cにより「2」を押す(ス
テップ2)。操作案内ディスプレイ16に「暗証番号と
確認を押して下さい」との表示が出る。それに従って、
居住人が適宜案出した暗証番号をテンキー17cにより
押すと共に確認キー17dを押す(ステップ3)。する
と登録カードから読み出した「居住者の部屋番号 1S
2M 3L ボックスサイズを選んでください」と表
示される。そこで、ボックスサイズをテンキ17cに
より入力する(ステップ4)。この後ボックスサーチが
行われ(ステップ5)特定のボックス2が解錠される
(ステップ6)。そのボックス2に荷物を収納して扉を
閉めることにより施錠され操作は終了する(ステップ
7)。
【0025】なお、暗証番号を荷物を引取る業者に電話
などで知らせることにより、業者が引取るときにテンキ
ー17cによりこの暗証番号を入力しなければ解錠しな
いようにするもので、第三者による不正な引取りを防ぐ
ようになっている。
【0026】これまでの説明ではボックスサイズの選択
を操作案内ディスプレイ16に現れた指示に従ってテン
キー17cによりなすものとして示したが、別途ボック
スサイズ専用の種別キーを設けるようにしてもよい。ま
た、荷物の大きさによって不適切な大きさのボックスと
ならないように、ボックスの大きさの種別ボタンにより
選択してからボックスサーチするようにしたものであ
る。
【0027】 ここで、ボックスサーチの詳細について
第1図のフローチャートにより説明する。この発明に係
るロッカーを玄関ホールなどに設置して登録カードの配
布が済んだ時点で電源を投入するとBOXNo.は
「0」としてRAMに記憶させる。またROMにはボッ
クスの数を最大回線数(ボックス設定回線数)として記
憶しておく。更に、適宜のボックス2を、同一種別のボ
ックスが全部使用中の場合のみ解錠させるボックスとし
て選択し、そのボックス番号を指定ボックスとしてRO
Mに登録しておく。 1.ボックスサーチを開始するとカウンタ(CNT)は
0に設定する。これはボックスサーチを開始する場合は
常に0とする。 2.カウンタ(CNT)に+1する(CNT+1)。 3.カウンタの値が最大回線数(ボックス設定回線数)
を越えているか否かをチェックする。 4.カウンタの値が最大回線数を越えていない場合、R
AM33に記憶されているボックスNoに1を加えた数
を選択するボックスNoとする。ここで言うボックスN
oは各ボックス2の扉に付された自然数によるボックス
番号で、図示の例では「01〜08」ということにな
る。このボックスNoは、前述のように共同ロッカー1
を設置して電源投入時に「0」に設定され、それ以外は
前回解錠したときのボックスNoの値を自然数としRA
M33に記憶しておき呼び出すことになる。そして、ボ
ックスNoが最大回線数をこえたときはボックスNoを
1とする。存在しないボックスは選択できずボックスN
oの途中からサーチしても頭から再度サーチできるよう
にするためである。 5.4で選択したボックスNoが大きさによる種別に合
致するか否かを判定し、違っていれば2.に回帰する。 6.4で選択したボックスが登録してある指定ボックス
であればフラグをセット〈00(H)→FF(H)〉し
て2.に回帰する。 7.ボックス2の扉が開いているか否かを判定し、扉が
開いていれば使用中であるので2.に回帰する。 8.ボックス2内のセンサにより荷物の有無が判定さ
れ、荷物があると2.に回帰する。 9.ボックス2の解錠の前にメモリにフラグがセットさ
れているか否かチェックしてセットされていればクリア
する。〈FF(H)→00(H)〉 10.3.のカウンタの値が最大回線数を越えた場合は
6.でメモリのある番地にフラグをセットしたか否かを
チェックし、セットされていない場合はすべてのボック
スは使用中であるので、その旨のメッセージ「ボックス
は使用中です。ご利用できません。」が操作案内ディス
プレイ16に表示される。なお、メッセージ中の「ボッ
クス」は配達人や居住者が指定したボックスサイズのボ
ックスを意味するものである。 11.10.でフラグがセットされていれば、ボックス
Noを指定ボックスの番号としメモリのフラグをクリア
する。〈FF(H)→00(H)〉 12.指定ボックスの扉が閉まっているか否か、及び荷
物の有無を判定し、指定ボックス扉が閉で荷物が入庫
していなければ指定ボックスを選択し、扉が開いていた
り、荷物があればボックスが使用中の旨のメッセージを
表記して終了する。このようにして選択したボックス2
の扉の電気錠に通電されソレノイドが働いて自動的に解
錠させるのである。後は荷物を入庫して操作を終了する
のである。
【0028】ここで、具体的なローテーション動作につ
いて説明する。指定ボックスNoを住居表示パネル8の装
着されたボックス2(S01)としてROMに記憶登録
させる。スタートの条件として全てのボックスは空で電
源をリセットする。よってボックス番号カウンタが
「0」となる。(ボックスNo=0) ・A業者が荷物を101号室に対して「お届け」をす
る。 開始キー17aを押す。 ステップ1 操作案内ディスプレイ16にDSP1が表示される。 テンキー17cにより「1」を押す(お届けを選択) ステップ2 操作案内ディスプレイ16にDSP2が表示される。 住居番号(101)をテンキー17cで、確認キー17dを押す ステップ3 操作案内ディスプレイ16にDSP3が表示される。 ボックスサイズ(ボックス種別)を選択して押す ステップ4 1(S スタンダード)を選択する。 ボックスをサーチする。 ステップ5 1.ボックスサーチカウンタを0にする。 CNT=0
(サーチをスタートするときは必ず0にする) 2.カウンタに+1する。 CNT=CNT+1=
0+1=1 3.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていないと
判断する。 4.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=0+1=1(S01) 5.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていないと
判断する。 6.ボックスNo1はステップ4で選択された種別Sのボッ
クスか否か判断する。種別Sのボックスである。 7.ボックスNo1は指定ボックスNoであるか否か判断す
る。指定ボックスNoである。メモリのある番地にフラグ
FF(H) をセットし、2.に戻る。 8.カウンタに+1する。 CNT=CNT+1=
1+1=2 9.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていないと
判断する。 10.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=1+1=2(S02) 11.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 12.ボックスNo2はステップ4で選択された種別Sのボ
ックスか否か判断する。種別Sのボックスである。 13.ボックスNo2は指定ボックスNoであるか否か判断す
る。指定ボックスNoではない。 14.扉が閉まっているかどうか判断する。 扉は閉まっ
ている。 15.荷物が入庫されているか否か判断する。 空きボッ
クスである。 16.メモリのフラグをチェックしてセットされていれば
クリアする。セットされているのでクリアする。「FF
(H) →00(H)」 ボックスNo2(S02)を解錠する。 ステップ6 扉を開け荷物を入庫し操作を終了する。 ステップ7 ボックス番号は2に保持される。 ボックスNo=2(S02) 101号室の居住者が荷物を受け取る。
【0029】・B業者が荷物を201号室に対して「お
届け」をする。 開始キー17aを押す ステップ1 操作案内ディスプレイ16にDSP1が表示される。 テンキー17cにより「1」を押す(お届けを選択) ステップ2 操作案内ディスプレイ16にDSP2が表示される。 住居番号(201)をテンキー17cで、確認キー17dを押す ステップ3 操作案内ディスプレイ16にDSP3が表示される。 ボックスサイズ(ボックス種別)を選択して押す ステップ4 1(S スタンダード)を選択する。 ボックスをサーチする。 ステップ5 1.ボックスサーチカウンタを0にする。 CNT=0
(サーチをスタートするときは必ず0にする) 2.カウンタに+1する。 CNT=CNT+1=
0+1=1 3.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていないと
判断する。 4.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=2+1=3(S03) 5.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていないと
判断する。 6.ボックスNo3はステップ4で選択された種別Sのボッ
クスか否か判断する。種別Sのボックスである。 7.ボックスNo3は指定ボックスNoであるか否か判断す
る。指定ボックスNoではない。 8.扉が閉まっているかどうか判断する。 扉は閉まって
いる。 9.荷物が入庫されているか否か判断する。 空きボック
スである。 10.メモリのフラグをチェックしてセットされていれば
クリアする。セットされていない。 ボックスNo3(S03)を解錠する。 ステップ6 扉を開け荷物を入庫し操作を終了する。 ステップ7 ボックス番号は3に保持される。 ボックスNo=3(S03) 201号室の居住者が荷物を受取る。
【0030】・C業者が荷物を301号室に対して「お
届け」をする。 開始キー17aを押す ステップ1 操作案内ディスプレイ16にDSP1が表示される。 テンキー17cにより「1」を押す(お届けを選択) ステップ2 操作案内ディスプレイ16にDSP2が表示される。 住居番号(301)をテンキー17cで、確認キー17dを押す ステップ3 操作案内ディスプレイ16にDSP3が表示される。 ボックスサイズ(ボックス種別)を選択して押す ステップ4 1(S スタンダード)を選択する。 ボックスをサーチする。 ステップ5 1.ボックスサーチカウンタを0にする。 CNT=0
(サーチをスタートするときは必ず0にする) 2.カウンタに+1する。 CNT=CNT+1=
0+1=1 3.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていないと
判断する。 4.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=3+1=4(S04) 5.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていないと
判断する。 6.ボックスNo4はステップ4で選択された種別Sのボッ
クスか否か判断する。種別Sのボックスである。 7.ボックスNo4は指定ボックスNoであるか否か判断す
る。指定ボックスNoではない。 8.扉が閉まっているかどうか判断する。 扉は閉まって
いる。 9.荷物が入庫されているか否か判断する。 空きボック
スである。 10.メモリのフラグをチェックしてセットされていれば
クリアする。セットされていない。 ボックスNo4(S04)を解錠する。 ステップ6 扉を開け荷物を入庫し操作を終了する。 ステップ7 ボックス番号は4に保持される。 ボックスNo=4(S04) 301号室の居住者が荷物を受取る。
【0031】・D業者が荷物を401号室に対して「お
届け」をする。 開始キー17aを押す ステップ1 操作案内ディスプレイ にDSP1が表示される。 テンキー により「1」を押す(お届けを選択) ステップ2 操作案内ディスプレイ16にDSP2が表示される。 住居番号(401)をテンキー17cで、確認キー17dを押す ステップ3 操作案内ディスプレイ16にDSP3が表示される。 ボックスサイズ(ボックス種別)を選択して押す ステップ4 1(S スタンダード)を選択する。 ボックスをサーチする。 ステップ5 1.ボックスサーチカウンタを0にする。 CNT=0
(サーチをスタートするときは必ず0にする) 2.カウンタに+1する。 CNT=CNT+1=
0+1=1 3.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていないと
判断する。 4.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=4+1=5(S05) 5.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていないと
判断する。 6.ボックスNo5はステップ4で選択された種別Sのボッ
クスか否か判断する。種別Sのボックスである。 7.ボックスNo5は指定ボックスNoであるか否か判断す
る。指定ボックスNoではない。 8.扉が閉まっているかどうか判断する。 扉は閉まって
いる。 9.荷物が入庫されているか否か判断する。 空きボック
スである。 10.メモリのフラグをチェックしてセットされていれば
クリアする。セットされていない。 ボックスNo5(S05)を解錠する。 ステップ6 扉を開け荷物を入庫し操作を終了する。 ステップ7 ボックス番号は5に保持される。 ボックスNo=5(S05) 401号室の居住者が荷物を受取る。
【0032】・E業者が荷物を501号室に対して「お
届け」をする。 開始キー17aを押す ステップ1 操作案内ディスプレイ にDSP1が表示される。 テンキー により「1」を押す(お届けを選択) ステップ2 操作案内ディスプレイ16にDSP2が表示される。 住居番号(501)をテンキー17cで、確認キー17dを押す ステップ3 操作案内ディスプレイ16にDSP3が表示される。 ボックスサイズ(ボックス種別)を選択して押す ステップ4 1(S スタンダード)を選択する。 ボックスをサーチする。 ステップ5 1.ボックスサーチカウンタを0にする。 CNT=0
(サーチをスタートするときは必ず0にする) 2.カウンタに+1する。 CNT=CNT+1=
0+1=1 3.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていないと
判断する。 4.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=5+1=6(M06) 5.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていないと
判断する。 6.ボックスNo6はステップ4で選択された種別Sのボッ
クスか否か判断する。種別Sのボックスではない。(種
別M) 7.2.に戻り、カウンタCNTに+1する。 CNT=1
+1=2 8.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていないと
判断する。 9.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=6+1=7(S07) 10.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 11.ボックスNo7はステップ4で選択された種別Sのボ
ックスか否か判断する。種別Sのボックスである。 12.ボックスNo7は指定ボックスNoであるか否か判断す
る。指定ボックスNoではない。 13.扉が閉まっているかどうか判断する。 扉は閉まっ
ている。 14.荷物が入庫されているか否か判断する。 空きボッ
クスである。 10.メモリのフラグをチェックしてセットされていれば
クリアする。フラグはセットされていない。 ボックスNo7(S07)を解錠する。 ステップ6 扉を開け荷物を入庫し操作を終了する。 ステップ7 ボックス番号は7に保持される。 ボックスNo=7(S07) 501号室の居住者が荷物を受取る。
【0033】・F業者が荷物を601号室に対して「お
届け」をする。 開始キー17aを押す ステップ1 操作案内ディスプレイ16にDSP1が表示される。 テンキー17cにより「1」を押す(お届けを選択) ステップ2 操作案内ディスプレイ16にDSP2が表示される。 住居番号(601)をテンキー17cで、確認キー17dを押す。ステップ3 操作案内ディスプレイ16にDSP3が表示される。 ボックスサイズ(ボックス種別)を選択して押す ステップ4 1(S スタンダード)を選択する。 ボックスをサーチする。 ステップ5 1.ボックスサーチカウンタを0にする。 CNT=0 (サーチをスタートするときは必ず0にする) 2.カウンタに+1する。 CNT=CNT+1
=0+1=1 3.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 4.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=7+1=8(L0
8) 5.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 6.ボックスNo8はステップ4で選択された種別Sの
ボックスか否か判断する。種別Sのボックスではない。
(種別L) 7.2.に戻り、カウンタCNTに+1する。 CNT=CNT+1=1+1=2 8.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 9.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=8+1=9 10.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えている
と判断する。ボックスNo.を1とする。 ボックスN
o.=1(S01) 11.ボックスNo1はステップ4で選択された種別S
のボックスか否か判断する。種別Sのボックスである。 12.ボックスNo1は指定ボックスNoであるか否か
判断する。指定ボックスNoである。メモリのある番地
にフラグFF(H)をセットし2.に戻る。 13.2.に戻り、カウンタCNTに+1する。 CNT=CNT+1=2+1=3 14.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていな
いと判断する。 15.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=1+1=2(S0
2) 16.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていな
いと判断する。 17.ボックスNo2はステップ4で選択された種別S
のボックスか否か判断する。種別Sのボックスである。 18.ボックスNo2は指定ボックスNoであるか否か
判断する。指定ボックスNoではない。 19.扉が閉まっているかどうか判断する。 扉は閉ま
っている。 20.荷物が入庫されているか否か判断する。 空きボ
ックスである。 21.メモリのフラグをチェックしてセットされていれ
ばクリアする。 セットされているのでクリアする。 FF(H)⇒00
(H) ボックスNo2(S02)を解錠する。 ステップ6 扉を開け荷物を入庫し操作を終了する。 ステップ7 ボックス番号は2に保持される。 ボックスNo=2
(S02)601号室の居住者が荷物を受取る。このよ
うにして、S01ボックス(指定ボックス)を除く種別
Sのボックスの利用は循環(ローテーション)すること
になる。
【0034】これまでの説明では各居住者が荷物を受け
取ったときの説明をしたが、次にはS01ボックスを除
く全てのSサイズボックスが全て入庫状態の場合(使用
中)について説明する。ボックス番号はNo7に保持され
ているものとして説明する。
【0035】・F業者が荷物を601号室に対して「お
届け」をする。 開始キー17aを押す ステップ1 操作案内ディスプレイ16にDSP1が表示される。 テンキー17cにより「1」を押す(お届けを選択) ステップ2 操作案内ディスプレイ16にDSP2が表示される。 住居番号(601)をテンキー17cで、確認キー17dを押す。ステップ3 操作案内ディスプレイ16にDSP3が表示される。 ボックスサイズ(ボックス種別)を選択して押す ステップ4 1(S スタンダード)を選択する。 ボックスをサーチする。 ステップ5 1.ボックスサーチカウンタを0にする。 CNT=0
(サーチをスタートするときは必ず0にする) 2.カウンタに+1する。 CNT=CNT+1=
0+1=1 3.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていないと
判断する。 4.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=7+1=8(L08) 5.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていないと
判断する。 6.ボックスNo8はステップ4で選択された種別Sのボッ
クスか否か判断する。種別Sのボックスではない。(種
別L) 7.2.に戻り、カウンタCNTに+1する。 *CNT=CNT+1=1+1=2 8.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていないと
判断する。 9.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=8+1=9 10.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていると
判断する。 ボックスNoを1とする。 ボックスNo=1(S01) 11.ボックスNo1はステップ4で選択された種別Sのボ
ックスか否か判断する。種別Sのボックスである。 12.ボックスNo1は指定ボックスNoであるか否か判断す
る。指定ボックスNoである。メモリのある番地にフラグ
FF(H) をセットし2.に戻る。 13.2.に戻り、カウンタCNTに+1する。 CNT=CNT+1=2+1=3 14.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 15.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=1+1=2(S02) 16.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 17.ボックスNo2はステップ4で選択された種別Sのボ
ックスか否か判断する。種別Sのボックスである。 18.ボックスNo2は指定ボックスNoであるか否か判断す
る。指定ボックスNoではない。 19.扉が閉まっているかどうか判断する。 扉は閉まっ
ている。 20.荷物が入庫されているか否か判断する。 荷物が入
庫されている。 21.2.に戻り、カウンタCNTに+1する。 CNT=CNT+1=3+1=4 22.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 23.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=2+1=3(S03) 24.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 25.ボックスNo3はステップ4で選択された種別Sのボ
ックスか否か判断する。種別Sのボックスである。 26.ボックスNo3は指定ボックスNoであるか否か判断す
る。指定ボックスNoではない。 27.扉が閉まっているかどうか判断する。 扉は閉まっ
ている。 28.荷物が入庫されているか否か判断する。 荷物が入
庫されている。 29.2.に戻り、カウンタCNTに+1する。 CNT=CNT+1=4+1=5 30.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 31.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=3+1=4(S04) 32.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 33.ボックスNo4はステップ4で選択された種別Sのボ
ックスか否か判断する。種別Sのボックスである。 34.ボックスNo4は指定ボックスNoであるか否か判断す
る。指定ボックスNoではない。 35.扉が閉まっているかどうか判断する。 扉は閉まっ
ている。 36.荷物が入庫されているか否か判断する。 荷物が入
庫されている。 37.2.に戻り、カウンタCNTに+1する。 CNT=CNT+1=5+1=6 38.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 39.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=4+1=5(S05) 40.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 41.ボックスNo5はステップ4で選択された種別Sのボ
ックスか否か判断する。種別Sのボックスである。 42.ボックスNo5は指定ボックスNoであるか否か判断す
る。指定ボックスNoではない。 43.扉が閉まっているかどうか判断する。 扉は閉まっ
ている。 44.荷物が入庫されているか否か判断する。 荷物が入
庫されている。 45.2.に戻り、カウンタCNTに+1する。 CNT=CNT+1=6+1=7 46.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 47.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=5+1=6(M06) 48.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 49.ボックスNo6はステップ4で選択された種別Sのボ
ックスか否か判断する。種別Mのボックスである。 50.2.に戻り、カウンタCNTに+1する。 CNT=CNT+1=7+1=8 51.カウンタの値が全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 52.ボックス番号に+1する。 ボックスNo=ボックスNo+1=6+1=7(S07) 53.ボックス番号は全ボックス数(8)を越えていない
と判断する。 54.ボックスNo7はステップ4で選択された種別Sのボ
ックスか否か判断する。種別Sのボックスである。 55.ボックスNo7は指定ボックスNoであるか否か判断す
る。指定ボックスNoではない。 56.扉が閉まっているかどうか判断する。 扉は閉まっ
ている。 57.荷物が入庫されているか否か判断する。 荷物が入
庫されている。 58.2.に戻り、カウンタCNTに+1する。 CNT=CNT+1=8+1=9 59.カウンタの値が全ボックス数(8)より大きいと判
断する。 60.メモリのある番地にフラグがセットされているかチ
ェックする。フラグがセットされている。 61.ボックスNoを指定ボックスとする。 ボックスNo=
(S01) 62.メモリにセットされているフラグをクリアする。FF
(H) →00(H) 63.ボックスNo1の扉が閉まっているかどうか判断す
る。扉は閉まっている。 64.ボックスNo1荷物が入庫されているか否かを判断す
る。開きボックスである ボックスNo1(S01)を解錠する。 ステップ6 扉を開け荷物を入庫し操作を終了する。 ステップ7 ボックス番号は1に保持される。 ボックスNo=1(S01)
【0036】これまでの説明によりS01ボックスはS
02、S03、S04、S05、S07の各ボックスが
使用状態の条件で初めて選択解錠されることが理解され
るであろう。
【0037】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係わるボ
ックスローテーション装置によれば、特定のボックスが
何らかの要請により使用頻度を落としたい場合に、その
特定のボックスは、同一大きさのボックスがすべて使用
中の条件のもとで初めて選択解錠され、通常はそのボッ
クスを避けて循環使用されることになるのである。特
に、住居表示パネルを扉表面に設けた、コントロールボ
ックス3の直上のボックスをその特定のボックスとすれ
ば、ボックスの有効利用と様々な理由により使用頻度を
落としたいという相反した要請にこたえることができる
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボックスローテーションのフローチャートであ
る。
【図2】共同ロッカーの正面図である。
【図3】共同ロッカーの一部拡大正面図である。
【図4】制御回路のブロック図である。
【図5】配達人の操作手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】居住者の出荷手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 共同ロッカー 2 ボックス 3 コントロールボックス 4 把手 5 種別表示 6 番号 7 解錠ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 91/00 A47G 29/122 E05B 47/00 E05B 49/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれに電気錠及び荷物センサを備え
    た大きさの異なる複数のボックスを備え、これをコント
    ロールユニットで管理し、暗証番号、登録カードなどで
    コントロールユニットに記憶させたデータと照合して一
    致した時に解錠可能とした共同ロッカーであって、基本
    的にはコントロールユニットにて同じ大きさのボックス
    は順次使用するようにボックスの電気錠を選択解錠する
    ように構成したものにおいて、任意のボックスを同一種
    別のボックスが全部使用中の場合のみ解錠させるボック
    スとし、このボックスの使用頻度を下げるようにしたこ
    とを特徴とする共同ロッカーのボックスローテーション
    装置。
  2. 【請求項2】 それぞれに電気錠及び荷物センサを備え
    た大きさの異なる複数のボックスを備え、これをコント
    ロールユニットで管理し、暗証番号、登録カードなどで
    コントロールユニットに記憶させたデータと照合して一
    致した時に解錠可能とした共同ロッカーにおいて、 任意のボックスを、同一種別のボックスが全部使用中の
    場合のみ解錠させるボックスとして選択し、そのボック
    ス番号を指定ボックスとして登録し、 ボックスの扉に設けるボックス番号をボックスの大きさ
    による種別とは無関係に自然数で順次大きくなるような
    番号を付し、 ボックス内に荷物を入れるときに大きさによる種別を選
    択する手段を設け、 その後に次の順序でボックスサーチをなし 1.開始したときに0とし同一種別でないか、ボックス
    が使用中であると1づつ足すサーチカウンタと、 2.電源をセットしたときに0に設定し、それ以外の場合
    は前回解錠したボックス番号を自然数としてRAMに記
    憶させそれを読み出し、その値にサーチする毎に1づ
    えたものをボックス番号として選択し、このようにし
    て選択されたボックス番号がボックスの個数を越えた場
    合にはボックス番号1を選択し、続けて1づつ加えてボ
    ックス番号を選択するボックス番号選択手段と、 3.選択したボックス番号が大きさの種別に合致しないと
    1.に回帰する手段と、 4. 1.の値がボックスの個数までに選択したボックス番
    号が指定ボックスであれば、RAMにフラグをセットし
    て1.に回帰る手段と、 5.ボックスが使用中であれば1.に回帰する手段と、 6. 1.による値がボックスの個数より大きい場合に、4.
    によるフラグをセットしたか否かをチェックし、フラグ
    がセットされていないときはロッカーが使用不能である
    ことを表示ないし音声で知らせる手段と、 7. 4.によりフラグがセットされているときは、指定ボ
    ックスをボックス番号として選択し、フラグをクリアし
    ボックスが使用中であるか否かを判別する手段と、 8.選択解錠するボックス番号が指定ボックス以外でボッ
    クスサーチの段階で指定ボックスにフラグをセットした
    か否かをチェックし、フラグをセットしていればクリア
    する手段とからなり、 このようにして選択されたボックスの扉を自動解錠する
    ように構成したことを特徴とする共同ロッカーのボック
    スローテーション装置。
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