JPH06203483A - ディジタル信号再生装置及びそれに用いる集積回路及びディジタル信号再生方法 - Google Patents

ディジタル信号再生装置及びそれに用いる集積回路及びディジタル信号再生方法

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JPH06203483A
JPH06203483A JP5214200A JP21420093A JPH06203483A JP H06203483 A JPH06203483 A JP H06203483A JP 5214200 A JP5214200 A JP 5214200A JP 21420093 A JP21420093 A JP 21420093A JP H06203483 A JPH06203483 A JP H06203483A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズに対する余裕度が高く、データの欠落
が有っても復帰の早いデータストローブ回路を備えたデ
ィジタル信号再生装置を実現すること。 【構成】 2系統のデータストローブ回路と、2系統の
データストローブ回路の出力を切り換える切り換え回路
と、入力信号から切り換え回路を制御する信号を生成す
る回路を具備する。 【効果】 入力信号のノイズに対して信頼性が高く、且
つ入力信号が欠落した後再生クロックを得られるまでの
時間が短いデータストローブ回路を実現できる。また、
再生状態に適したデータストローブ回路が選択できるた
め、データの信頼度の高いディジタル信号再生装置が提
供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号再生装
置及びそれに用いる集積回路及びディジタル信号再生方
法に係り、特に例えば、光ディスクに記録されたディジ
タル信号の再生に用いて好適な再生装置及びそれに用い
る集積回路及び再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル信号再生装置、例えば
CDプレーヤでは、シリアルデータの取り込みと、デー
タに同期したクロックの再生とを行うデータストローブ
回路の部分に、アナログデータストローブ回路を用いる
方式とディジタルデータストローブ回路を用いる方式の
2つの方式があった。
【0003】前者のアナログデータストローブ回路を用
いる方式では、特開昭59−124013号公報に記載
のように、伝送レートの周期Tに対して入力されるEF
M信号(ピックアップからの再生出力から分離された必
要とするデータ成分信号)が3T〜11Tのパルス周期
であるために、EFM信号の極性反転信号と電圧制御発
振器(VCO)出力との位相比較を行うアナログPLL
を構成して、データの取り込みと、データに同期したク
ロックの再生を行っていた。
【0004】一方、後者のディジタルデータストローブ
回路を用いる方式では、特開昭58−64840号公報
に記載のように、伝送レートに対し充分に周波数の高い
クロックで動作するカウンタに対し、入力されたEFM
信号に対してフォーマット上許容されるタイミングの立
ち下がりエッジのみを抽出して、同期化を図ることによ
り、データに同期したクロックの再生を行い、データの
取り込みを行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術のう
ち、アナログデータストローブ回路を用いる方式では、
入力されたEFM信号の極性反転信号に対し、アナログ
PLLをロックさせて、データに同期したクロックの再
生を行っている。ところが、ディスク上の傷によって、
データストローブ回路に入力される信号が連続的に欠落
した場合、入力信号にロックしていたPLLのロックが
外れVCOがフリーランで発振する。従って、傷による
入力信号の欠落が終了した後も、PLLの引込み時間に
相当する間、データからクロックを再生できない。つま
り、傷によるデータの欠落に対し、定常状態への回復に
時間がかかり、失われるデータの量が多くなるという欠
点を持っている。
【0006】一方、ディジタルデータストローブ回路を
用いる方式では、伝送レートに対し十分に周波数の高い
クロックで動作するカウンタを、入力信号の立ち下がり
エッジのみで、同期化を図ることにより、データに同期
したクロックの再生を行っている。従って、傷によるデ
ータの欠落後、立ち下がりエッジが入力された時点か
ら、データに同期したクロックの再生が可能となる。C
Dプレーヤにおいて、傷によるデータの欠落後、同期ク
ロックの再生が可能となるまでに要する時間は、一般的
には、ディジタルデータストローブ回路がアナログデー
タストローブ回路に対し、約300μs(CDプレーヤ
では2フレームのデータが再生される時間に相当)程度
と短い。しかし、ディジタルデータストローブ回路で
は、上記の同期クロック再生用カウンタのクロックの周
期の精度でしか、同期クロックの位相を決められない。
そのため、入力される信号の信号対ノイズレベル比(S
/N)に対し、データストローブ回路で再生された同期
クロックによって取り込まれたデータが誤りとなる確率
を示した、S/N対エラーレート特性では、同じエラー
レートを得るためには、アナログデータストローブ回路
に対し、CDプレーヤでは一般的に、約4db以上S/
Nが良い必要がある。
【0007】つまり、アナログデータストローブ回路
は、定常的な性能には優れるが、傷によるデータ欠落後
の回復は遅いという問題があり、ディジタルデータスト
ローブ回路は、傷によるデータ欠落後の回復は早いが、
定常的な性能は劣るという問題があった。
【0008】従って、本発明の解決すべき技術的課題は
上記した従来技術のもつ問題点を解消することにあり、
その目的とするは、定常的にはS/N対エラーレート特
性に優れ、なおかつ、傷によるデータ欠落後の回復も早
いデータストローブを備えた、ディジタル信号再生装置
を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、データを所定のフォーマットでブロック
化したシリアル信号を記録した記録媒体(光ディスク)
から、前記記録したシリアル信号に相当する再生信号を
前記記録媒体から読み出す再生信号読み取り手段を有
し、前記再生シリアル信号を前記フォーマットに従って
ディジタル信号処理するディジタル信号再生装置におい
て、前記再生シリアル信号に同期した第1の再生クロッ
クを生成し、該第1の再生クロックで前記再生シリアル
信号を取り込み第1のデータを出力する第1のデータス
トローブ回路(アナログデータストローブ回路)と、前
記再生シリアル信号に同期した第2の再生クロックを生
成し、該第2の再生クロックで前記再生シリアル信号を
取り込み第2のデータを出力する第2のデータストロー
ブ回路(ディジタルデータストローブ回路)と、前記第
1のデータストローブ回路の出力である前記第の1デー
タ及び前記第1の再生クロック、もしくは、前記第2の
データストローブ回路の出力である前記第2のデータ及
び第2の再生クロックの何れか一方を選択する切り変え
手段と、該切り換え手段で選択されたデータを前記フォ
ーマットに従いディジタル信号処理する信号処理手段
と、を備え、前記切り換え手段を、前記再生信号読み取
り手段の再生状態を示す信号に応じて切り換えるよう
に、構成される。
【0010】
【作用】光ディスクより再生されたデータは、アナログ
データストローブ回路と、ディジタルデータストローブ
回路にそれぞれ入力される。2系統のデータストローブ
回路から出力されるデータに同期した再生クロックとデ
ータのうち、通常時は、切り換え手段により、アナログ
データストローブ回路からの出力が選択される。また、
傷等によるデータの欠落が生じた場合は、再生信号読み
取り手段の再生状態を示す信号(データの欠落期間を示
す信号)に基づき、切り換え手段によって、データ欠落
期間にアナログPLLの引込み時間を加えた期間だけ、
ディジタルデータストローブ回路からの出力が選択され
る。こうして、定常的にはS/N対エラーレート特性に
優れたアナログデータストローブ回路が選択され、傷に
よるデータ欠落時にはデータ欠落期間が終わってから、
再生クロックが得られる迄が早いディジタルデータスト
ローブ回路が選択されるため、入力信号のS/Nに対す
るデータの高信頼性と、傷に対する定常状態への復帰の
速さとを両立したディジタル信号再生装置を実現するこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図1〜図11に示した各実施
例によって説明する。先ず、本発明の第1実施例を図1
及び図2によって説明する。図1は本実施例によるディ
ジタル信号再生装置を示すブロック図であり、図2は本
実施例の動作タイミングを示したタイミングチャートで
ある。
【0012】図1において、6はシリアル信号が記録さ
れた光ディスク、7は光ディスク6から信号を検出する
光ピックアップ、10は光ディスク6の回転と光ピック
アップ7の制御を行うサーボ回路、8はプリアンプ、1
は、光ピックアップ7で検出された信号のエンベロープ
を検出し、エンベロープ未検出期間は傷検出信号を
“H”レベルとする(即ち、ディスク上の傷による再生
信号の欠落を検出する)傷検出回路、2は、傷検出回路
1の出力から切り換え回路3の切り換え制御信号を生成
する切り換えタイミング生成回路、9は、入力された信
号が基準値より高ければ“1”、低ければ“0”を出力
するデータスライス回路である。
【0013】また、4,5は、入力されるシリアル信号
に同期した再生クロックの生成と、該再生クロックのエ
ッジでデータの取り込みを行うデータストローブ回路で
あり、一方のデータストローブ回路4は、入力されるシ
リアル信号と位相比較する位相比較器と電圧制御発振器
とをもつアナログPLL回路を具備したアナログデータ
ストローブ回路とされ、他方のデータストローブ回路5
は、入力されるシリアル信号のエッジでカウンタ回路の
同期化を図り、同期クロックを再生する調歩式のディジ
タルデータストローブ回路となっている。3は、データ
ストローブ回路4,5からそれぞれ出力される再生クロ
ック及び取り込まれたデータのうち、データストローブ
回路4からの出力か、データストローブ回路5からの出
力かを、切り換えタイミング生成回路2からの制御信号
にしたがって選択する切り換え回路である。
【0014】また、11は、シリアル信号に一定数のデ
ータごとに書き込まれた同期信号を検出してディジタル
信号処理の同期を図る同期検出と、ディジタル変調され
てディスクに記録された信号の復調とを行う同期検出及
び復調回路、13は、光ディスク6に記録されたデータ
に付加されていた誤り訂正符号から誤りの検出訂正を行
う誤り訂正回路、12は、光ディスク6に記録したとき
にインターリーブされたデータに対しデインターリーブ
するためのデータ一時記憶用RAM、15は誤りが検出
されたデータを他の誤りが検出されなかったデータより
補正するデータ補間回路、14は、RAM12と、同期
検出及び復調回路11,誤り訂正回路13,データ補間
回路15との間のデータのやり取りを制御するためのア
ドレス制御回路である。そして、各回路11,12,1
3,14,15によってディジタル信号処理回路16が
構成される。また、17は、ディジタル信号処理回路1
6で信号処理が行われた信号をアナログ信号に変換する
D/Aコンバータであり、18は、ディジタル信号処理
回路16,サーボ回路10のシステム制御を行うマイク
ロコンピュータである。
【0015】次に上記した構成に基づく動作を、光ディ
スク6上に傷による信号の欠落がある場合と無い場合と
に分けて説明する。まず、信号欠落の無い場合に関して
説明する。この場合、傷検出回路1ではプリアンプ8か
らの出力に欠落が無いためエンベロープが常に検出され
る。従って傷検出信号は常に“L”レベルとなり、切り
換えタイミング生成回路2で生成されるデータストロー
ブ切り換え信号も常に“L”レベルとなる。切り換え回
路3は、データストローブ切り換え信号が“L”レベル
であるため、アナログデータストローブ回路4からの再
生クロック及び取り込まれたデータを選択してディジタ
ル信号処理回路16に出力し、ディジタル信号処理回路
16では入力信号を適宜処理して、このディジタル信号
処理回路16の出力はD/Aコンバータ17でディジタ
ル信号からアナログ信号に変換されて、音声信号として
出力される。即ち、データの欠落の無い場合には、アナ
ログデータストローブ回路4とディジタルデータストロ
ーブ回路5のうち、S/N対エラーレート特性に優れて
いるアナログデータストローブ回路4からのデータが処
理される。
【0016】次に、信号の欠落のある場合について、図
2を用いて説明する。信号が欠落する図2に示す期間a
の間はエンベロープが検出されず、傷検出回路1の出力
たる傷検出信号は期間aの間“H”レベルとなる。ま
た、信号の欠落後、信号が再び入力されてから、再生ク
ロックと再生クロックに同期した信号を得られるように
なるまでにかかる時間(即ち、データストローブ回路の
引込み時間)は、アナログデータストローブ回路4では
b、ディジタルデータストローブ回路5ではcとなり、
b>cの関係にある。そして、傷検出回路1からの傷検
出信号が“H”レベルとなると、前記切り換えタイミン
グ生成回路2は、「期間a+期間b」の間だけ前記切り
換え回路3への出力たるデータストローブ切り換え信号
を“H”レベルとする。これによって切り換え回路3
は、データストローブ切り換え信号が“H”レベルの間
だけ、ディジタルデータストローブ回路5からのデータ
とクロックを選択する。
【0017】従って、本実施例のディジタル信号再生装
置では、アナログデータストローブ回路4しか持たない
場合に対して、図2に示されるデータストローブ引き込
み時間差分だけ、より多くのデータを再生することがで
きることとなり、また、データストローブ切り換え信号
が“L”レベルの間は、S/N対エラーレート特性に優
れているアナログデータストローブ回路4が常に選択さ
れるので、定常時は入力信号のS/Nに対するデータの
信頼性が高まる。なお、データストローブ切り換え信号
の変化点は、アナログデータストローブ回路4からの再
生クロック(CK)のエッジとディジタルデータストロ
ーブ回路5からの再生クロックのエッジに対し、それぞ
れマージンを持ったタイミングで切り換えている(図2
の拡大部分参照)。従って、データストローブ回路4,
5の切り換え時に、異常の発生する虞は無い。
【0018】以上のように本実施例によれば、定常時は
入力信号に加わるノイズに対しマージンが高くて信頼性
が高く、なお且つ、光ディスクの傷等によるデータの欠
落に対しても、再生できないデータの量が比較的少ない
という特徴を持つ(即ち、データストローブ部におい
て、アナログデータストローブ回路とディジタルデータ
ストローブ回路の長点を併せ持つ)ディジタル信号再生
装置が実現できる。
【0019】なお、本実施例の説明では、データストロ
ーブ回路4はアナログデータストローブ回路、データス
トローブ回路5はディジタルデータストローブ回路と規
定したが、特性の異なる2つのデータストローブ回路を
用い、そのうち引き込み時間の短い側をデータストロー
ブ回路5とすれば、アナログ式/ディジタル式にかかわ
らず同様の効果が得られる。
【0020】次に、本発明の第2実施例を図3〜図5を
用いて説明する。図3は本第2実施例によるディジタル
信号再生装置の構成を示すブロック図、図4及び図5
は、図3の構成要素であるデータストローブ回路19の
異なる構成例をそれぞれ示すブロックである。本実施例
は、第1実施例においてデータストローブ回路4とデー
タストローブ回路5で構成されている部分を、図3に示
すデータストローブ回路19に置き換え、前記した切り
換え回路3を排して、切り換えタイミング生成回路2か
らのデータストローブ切り換え信号をデータストローブ
回路19に直接出力するようにしたものである。ここ
で、上記データストローブ回路19は、アナログデータ
ストローブ回路である場合は、図4で示された構成とな
り、ディジタルデータストローブ回路である場合は、図
5で示される構成となる。
【0021】まず、データストローブ回路19が図4で
示されるアナログデータストローブ回路で構成されてい
る場合から説明する。図4において、301は前記デー
タスライス回路9からの信号を入力する信号入力端子、
310は再生された入力信号に同期したクロックの出力
端子、309は前記再生クロックに従って取り込まれた
データの出力端子、313は切り換えタイミング生成回
路2からのデータストローブ切り換え信号の入力端子、
306は電圧制御発振器(VCO)、307は電圧制御
発振器306の発振出力を分周する分周回路、302
は、信号入力端子301からの入力信号と分周回路30
7からの分周出力とを位相比較する位相比較器、30
4,305は高域成分を遮断するフィルタ、311,3
12はフィルタ304もしくは305を選択する切り換
え回路、308は、分周回路307からのクロックで信
号入力端子301からの入力信号をラッチするラッチ回
路である。そして、上記した位相比較器302、フィル
タ304,305、切り換え回路311,312、電圧
制御発振器306、分周回路307によってPLL回路
が構成されている。なおここで、フィルタ304および
305は、フィルタ305を選択した場合の方がフィル
タ304を選択した場合よりも、PLL回路の引き込み
時間がより短いように設定されている。
【0022】上記PLL回路は、入力信号のエッジに位
相同期したクロックを生成している。PLL回路は一般
的に、フィルタ特性を変えることによって、引き込み時
間やノイズに対する信頼性などの特性が変わる。本実施
例では、データストローブ回路を2系統持つ代わりに、
データストローブ回路の特性を決めるフィルタを2系統
持っている。そして、切り換え回路311,312は、
前記したデータストローブ切り換え信号が“H”レベル
の期間だけ、引き込み時間の短いフィルタ回路305を
選択する。従って、データの欠落のある場合にはデータ
ストローブ回路の特性が切り換えられ、第1実施例より
小規模な回路で、第1実施例と同じ効果が得られる。
【0023】次に、データストローブ回路19が図5で
示されるディジタルデータストローブ回路で構成されて
いる場合について説明する。同図において、301,3
09,310,313は図4で示されるものと同一の構
成要素である。図5において、406は入力信号のエッ
ジを検出するエッジ検出回路、403,404はエッジ
検出回路406で検出されたエッジから正しいエッジを
選び出すエッジ保護回路、401,402は、エッジ保
護回路403もしくはエッジ保護回路404を選択する
切り換え回路、407は、エッジ保護回路403もしく
は404から送られるエッジ信号によって同期化される
カウンタ回路から構成されるクロック生成回路、405
は、クロック生成回路407で生成されたクロックで入
力信号をラッチするラッチ回路である。
【0024】上記した構成において、エッジ保護回路4
04のエッジ選択条件は、エッジ保護回路403のエッ
ジ選択条件に比べて厳しいものとされている。従って、
エッジ保護回路403が選択された場合の方が、入力信
号に対して同期化するのが早くなる。そこで、切り換え
回路401,404は、前記したデータストローブ切り
換え信号が“H”レベルの期間だけ、エッジ保護回路4
03を選択する。従って、データの欠落のある場合には
データストローブ回路の特性が切り換えられ、第1実施
例より小規模な回路で、第1実施例と同じ効果が得られ
る。
【0025】次に、本発明の第3実施例を図6を用いて
説明する。図6は本第3実施例によるディジタル信号再
生装置の構成を示すブロック図である。本実施例は、第
1実施例における、入力信号のエンベロープから信号の
欠落期間を出力する傷検出回路1の代わりに、切り換え
判断回路20を設けたものである。
【0026】切り換え判断回路20の動作を以下に説明
する。前記誤り訂正回路13は、光ディスク6より再生
されるデータに付加された、誤り訂正符号に従って誤り
検出を行う。そして、この誤り訂正回路13からは、誤
りが検出されたか否かを示すフラグ情報が切り換え判断
回路20に入力される。切り換え判断回路20では、誤
りが予め設定した回数以上連続して検出されるか、もし
くは予め規定された時間内に検出された誤りの個数が所
定値を超えると、データの欠落と判断し、前記図2に示
した如き“H”レベルの傷検出信号を生成する。この傷
検出信号が切り換えタイミング生成回路2に入力されて
からの動作は、第1実施例と同じである。また本実施例
では、検出された誤りが連続した場合以外でも、検出さ
れる誤りが少なくなるようにデータストローブ回路4も
しくはデータストローブ回路5を選択する制御も可能で
ある。従って、本実施例では複数のデータストローブ回
路を備え、かつその中から最適なデータストローブ回路
を選択でき、データ信頼性の高いディジタルデータ再生
装置を実現できる。
【0027】次に、本発明の第4実施例を図7を用いて
説明する。図7は本第4実施例によるディジタル信号再
生装置の構成を示すブロック図である。本実施例では、
切り換え判断回路20からの出力が直接切り換えタイミ
ング生成回路2に接続されず、システム制御を行う前記
マイクロコンピュータ18を通して切り換えタイミング
生成回路2に接続されている点と、前記補間回路15の
入力にバッファRAM21を設けている点が第3実施例
と異なる。
【0028】本実施例では、切り換え判断回路20か
ら、誤りが予め設定した回数以上連続して検出されたか
否か、もしくは予め規定された時間内に検出された誤り
の個数が所定値を超えたか否かを示す情報を、マイクロ
コンピュータ18に送る。マイクロコンピュータ18で
は、誤りが予め設定した回数以上連続して検出された場
合、もしくは、予め規定された時間内に検出された誤り
の個数が所定値を超えた場合には、サーボ回路10を制
御して、当該誤りの多かった部分のデータを再度再生さ
せる。また、マイクロコンピュータ18は同時に、切り
換えタイミング生成回路2を制御して、再読み出しを開
始してから一定の時間だけ、引き込み時間の短い方のデ
ータストローブ回路5を選択させる。このため、再読み
出しによるデータストローブ回路入力の欠落後、再生ク
ロックを得られるまでの時間を短くできる。また、デー
タの再読み出しを行う間は、バッファRAM21に蓄え
られているデータを再生するため、D/Aコンバータ1
7から出力されるアナログ信号が途切れることは無い。
特に、光ディスク6から再生される時間当たりのデータ
量が、D/Aコンバータ17に出力される時間当たりの
データ量より多い場合は、データの再読み出しを無限回
行うことが可能となる。以上のように本実施例によれ
ば、データの誤りが多い場合、ディスク6からデータを
再読み出しに要する時間を短くできる。
【0029】次に、本発明の第5実施例を図8を用いて
説明する。図8は本第5実施例によるディジタル信号再
生装置の構成を示すブロック図である。本実施例は、傷
検出回路1からの出力(傷検出信号)が、切り換えタイ
ミング生成回路2だけでなく、データスライス回路9に
も出力されている点だけが、前記第2実施例と異なる。
データスライス回路9は、入力された信号が基準値より
高ければ“1”、低ければ“0”を出力する回路である
が、信号が“0”となる確率と“1”となる確率が決ま
っている場合、前記基準値をデータスライス回路9の出
力より決定することができる。しかし、入力信号が欠落
すると基準値は誤った値となるため、傷検出信号によっ
て示される信号が欠落する期間中は、基準値を固定値と
する。これにより、基準値が誤るのを防げ、第2実施例
によるディジタル信号再生装置をさらに信頼度の高いも
のにできる。
【0030】次に、本発明の第6実施例を図9〜図11
を用いて説明する。図9は本第6実施例によるディジタ
ル信号再生装置の要部構成を示すブロック図、図10は
本実施例の切り換えタイミング生成回路200の動作を
示すタイミングチャート、図11は本実施例におけるデ
ータストローブ回路の切り換えタイミングを示すタイミ
ングチャートである。
【0031】図9において、160は同一基板上に集積
回路化された半導体集積回路からなるディジタル信号処
理回路で、該ディジタル信号処理回路(半導体集積回
路)160は、データストローブ回路4,5と、切り換
え回路3と、切り換えタイミング生成回路200と、前
記第1実施例(図1)におけるディジタル信号処理回路
16(同期検出及び復調回路11,データ一時記憶用の
RAM12,誤り訂正回路13,アドレス制御回路1
4,データ補間回路15)とを、含むものとして構成さ
れている。そして、本実施例の切り換えタイミング生成
回路200には、データストローブ回路4,5からの再
生クロックと、同期検出及び復調回路11からの同期信
号と、前記した傷検出回路1からの傷検出信号とが入力
され、この切り換えタイミング生成回路200は、傷検
出信号の出力期間の長さに応じて、後述するように切り
換え信号を生成したり、しなかったりするように動作す
る。なお、図9において前記第1実施例(図1)と同一
機能を持つブロックには同一符号を付し、その説明は重
複を避けるため割愛する。
【0032】本実施例の切り換えタイミング生成回路2
00の動作を、図10及び図11のタイミング図によっ
て説明する。図10の(a)は、傷検出信号の出力期間
が「8」同期信号期間未満の場合の動作を示したもので
ある。切り換えタイミング生成回路200では、同期信
号をクロックとして傷検出信号の“H”レベル期間を計
数する。そして、切り換えタイミング生成回路200は
上記の計数値が「8」を超えたことを検出すると、その
出力たるデータストローブ切り換え信号を“L”レベル
から“H”レベルへと切り換える。図10の(a)の例
では、傷検出信号の出力期間での同期信号の計数値が
「3」であることから、切り換えタイミング生成回路2
00からのデータストローブ切り換え信号は、“L”レ
ベルのままである。即ち、斯様な動作により、短い傷に
対してはアナログデータストローブ回路4からディジタ
ルデータストローブ回路5への切り換え動作を行わない
ようにすることができる。
【0033】図10の(b)は、傷検出信号の期間が
「8」同期信号期間以上の場合の動作を示したものであ
る。図10の(b)に示すように、切り換えタイミング
生成回路200は、傷検出信号の出力期間中における前
記同期信号の計数値が「8」となった時点で、データス
トローブ切り換え信号を“L”レベルから“H”レベル
へと変化させる。また、切り換えタイミング生成回路2
00では、同期信号をクロックとして、傷検出信号が
“H”レベルから“L”レベルになった時点から時間を
計数開始する。そして、傷検出信号が“H”レベルから
“L”レベルになった時点からの同期信号の計数値が
「8」となった時点で、データストローブ切り換え信号
を“L”レベルとする。斯様に、長い傷に対してはデー
タストローブ回路の切り換え動作を行い、傷が終了して
アナログデータストローブ回路4が再生信号にロックす
るまでは、ディジタルデータストローブ回路5からの出
力を選択するように切り換えられる。
【0034】図11は、ディジタルデータストローブ回
路5からアナログデータストローブ回路4への切り換え
タイミングの詳細を示したものである。図11の(a)
は、ディジタルデータストローブ回路5の再生クロック
の位相に対し、アナログデータストローブ回路4の再生
クロックの位相が遅れている場合のタイミング図であ
る。ディジタルデータストローブ回路5の再生クロック
の位相とアナログデータストローブ回路4の再生クロッ
クの位相とを、切り換えタイミング生成回路200内に
含まれる位相比較器により比較することで、アナログデ
ータストローブ回路4の再生クロックが遅れていること
が検出できる。この結果、切り換えタイミング生成回路
200は、遅れている方のアナログデータストローブ回
路4の再生クロックの立ち下がりエッジに同期して、デ
ータストローブ切り換え信号を生成し、切り換えた後の
クロックに、不都合が生じないようにしている。
【0035】図11の(b)は、アナログデータストロ
ーブ回路4の再生クロックの位相に対し、ディジタルデ
ータストローブ回路5の再生クロックの位相が遅れてい
る場合のタイミング図である。上記と同様に位相比較器
により比較することで、ディジタルデータストローブ回
路5の再生クロックが遅れていることが検出できる。こ
の結果、切り換えタイミング生成回路200は、遅れて
いる方のディジタルデータストローブ回路5の再生クロ
ックの立ち下がりエッジに同期して、データストローブ
切り換え信号を生成し、切り換えた後のクロックに、不
都合が生じないようにしている。
【0036】このように、本第6実施例においては、切
り換えタイミング生成回路200の選択的な動作によっ
て、アナログデータストローブ回路4がロック外れを起
こさないような短い傷に対しては、不要な切り換えを行
わないようにすることができる。
【0037】また、アナログデータストローブ回路4と
ディジタルデータストローブ回路5とを半導体集積回路
(ディジタル信号処理回路)160に含めることで、2
系統のクロックを回路基板上で引き回す必要がなくな
り、不要輻射を低減することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のごとく本発明によれば、入力信号
のノイズに対して信頼性が高く、且つ、入力信号が欠落
した後再生クロックを得られるまでの時間が短いデータ
ストローブ回路を実現でき、再生状態に適したデータス
トローブ回路が選択できるため、データの信頼度の高い
ディジタル信号再生装置が提供できる。
【0039】また、2系統のデータストローブを含むデ
ィジタル信号処理回路を1つの半導体集積回路とするこ
とで、クロック数の増加に起因する不要輻射の増加を抑
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるディジタル信号再生
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例によるデータストローブ回
路の切り換え動作タイミングを示すタイミングチャート
図である。
【図3】本発明の第2実施例によるディジタル信号再生
装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図3のデータストローブ回路がアナログデータ
ストローブ回路である場合の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図3のデータストローブ回路がディジタルデー
タストローブ回路である場合の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】本発明の第3実施例によるディジタル信号再生
装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第4実施例によるディジタル信号再生
装置の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第5実施例によるディジタル信号再生
装置の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第6実施例によるディジタル信号再生
装置の要部構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第6実施例によるデータストローブ
回路の切り換え動作タイミングを示すタイミングチャー
ト図である。
【図11】本発明の第6実施例におけるディジタルデー
タストローブ回路からアナログデータストローブ回路へ
の切り換え用信号の詳細タイミングを示すタイミングチ
ャート図である。
【符号の説明】
1 傷検出回路 2 切り換えタイミング生成回路 3 切り換え回路 4,5,19 データストローブ回路 6 光ディスク 7 光ピックアップ 9 データスライス回路 10 サーボ回路 11 同期検出及び復調回路 12 RAM 13 誤り訂正回路 14 アドレス制御回路 15 データ補間回路 16 ディジタル信号処理回路 17 D/Aコンバータ 18 マイクロコンピュータ 20 切り換え判断回路 21 バッファRAM 160 1つの半導体集積回路よりなるディジタル信号
処理回路 200 切り換えタイミング生成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川前 治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 田所 博 東京都小平市上水本町五丁目20番1号番地 株式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 永井 裕 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを所定のフォーマットでブロック
    化したシリアル信号を記録した記録媒体から、前記記録
    したシリアル信号に相当する再生信号を前記記録媒体か
    ら読み出す再生信号読み取り手段を有し、前記再生シリ
    アル信号を前記フォーマットに従ってディジタル信号処
    理するディジタル信号再生装置において、 前記再生シリアル信号に同期した第1の再生クロックを
    生成し、該第1の再生クロックで前記再生シリアル信号
    を取り込み第1のデータを出力する第1のデータストロ
    ーブ回路と、 前記再生シリアル信号に同期した第2の再生クロックを
    生成し、該第2の再生クロックで前記再生シリアル信号
    を取り込み第2のデータを出力する第2のデータストロ
    ーブ回路と、 前記第1のデータストローブ回路の出力である前記第1
    のデータ及び前記第1の再生クロック、もしくは、前記
    第2のデータストローブ回路の出力である前記第2のデ
    ータ及び第2の再生クロックの何れか一方を選択する切
    り変え手段と、 該切り換え手段で選択されたデータを前記フォーマット
    に従いディジタル信号処理する信号処理手段と、を備
    え、前記切り換え手段は、前記再生信号読み取り手段の
    再生状態を示す信号に応じて切り換えられることを特徴
    とするディジタル信号再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記第1のデータストローブ回路は、電圧制御発振器
    と、該電圧制御発振器から生成される前記第1の再生ク
    ロックと前記再生シリアル信号との位相比較を行う位相
    比較器を備え、この位相比較器の出力に応じて前記電圧
    制御発振器の発信周波数を制御するアナログPLL回路
    を具備したアナログデータストローブ回路であり、 前記第2のデータストローブ回路は、前記再生シリアル
    信号のエッジでカウンタ回路の同期化を図り、前記第2
    の再生クロックを生成する調歩式のディジタルデータス
    トローブ回路であることを特徴とするディジタル信号再
    生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、 前記再生信号読み取り手段の再生状態を示す信号は、前
    記記録媒体の傷などによる前記再生シリアル信号の欠落
    を示す信号が含まれ、検出された欠落期間が予め設定さ
    れた時間τより長い場合、前記再生シリアル信号の欠落
    期間に続く一定期間Tの間、前記切り換え手段は、前記
    ディジタルデータストローブ回路の出力を選択すること
    を特徴とするディジタル信号再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載において、 前記欠落期間に続く一定期間Tは、前記アナログPLL
    回路の引込み時間より大きい値であることを特徴とする
    ディジタル信号再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載において、 前記予め設定された時間τは、前記アナログPLL回路
    がロック外れを起こさない時間よりも大きい値であるこ
    とを特徴とするディジタル信号再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載において、 前記再生信号読み取り手段は、前記記録媒体たる光ディ
    スクから前記再生シリアル信号を検出する光ピックアッ
    プとされ、 前記した再生信号読み取り手段の再生状態を示す信号
    は、前記光ピックアップ出力のエンベロープを検出して
    所定のレベルと比較し、比較結果を出力するエンベロー
    プ検出回路による出力信号であることを特徴とするディ
    ジタル信号再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載において、 前記再生シリアル信号に付加された誤り訂正符号から誤
    りを検出する誤り検出手段と、該誤り検出手段で検出さ
    れた誤り数に応じて前記切り換え手段を制御する切り換
    え判断手段とを具備し、該切り換え判断手段は、所定期
    間内に予め設定した数以上の誤りが検出された場合、も
    しくは誤りが予め設定された回数以上連続して検出され
    た場合には再生シリアル信号の欠落と判断し、この欠落
    期間後の一定期間Tの間、前記切り換え手段によって前
    記ディジタルデータストローブ回路の出力を選択させる
    ことを特徴とするディジタル信号再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載において、 前記再生信号読み取り手段の再生状態を示す信号は、前
    記記録媒体の傷などによる前記再生シリアル信号の欠落
    を示す信号が含まれ、検出された欠落期間が予め設定さ
    れた時間τより長い場合、前記切り換え手段は、前記再
    生シリアル信号の欠落期間に続く一定期間Tの間、前記
    第2のデータストローブ回路の出力を選択するととも
    に、前記一定期間Tの経過後は、前記第2のデータスト
    ローブ回路の出力から前記第1のデータストローブ回路
    の出力へと切り換え、 かつ、前記切り換え手段による前記一定期間Tの経過後
    の切り換え信号は、前記第1の再生クロックの位相と前
    記第2の再生クロックの位相とを比較した結果に基づ
    く、位相の遅れている側の再生クロックに同期した切り
    換え信号とされることを特徴とするディジタル信号再生
    装置。
  9. 【請求項9】 データを所定のフォーマットでブロック
    化したシリアル信号を記録した記録媒体から、前記記録
    したシリアル信号に相当する再生信号を前記記録媒体か
    ら読み出す再生信号読み取り手段を含むディジタル信号
    再生装置において、前記再生シリアル信号を前記フォー
    マットに従ってディジタル信号処理するために用いられ
    る集積回路であって、該集積回路は、 前記再生シリアル信号に同期した第1の再生クロックを
    生成し、該第1の再生クロックで前記再生シリアル信号
    を取り込み第1のデータを出力する第1のデータストロ
    ーブ回路と、 前記再生シリアル信号に同期した第2の再生クロックを
    生成し、該第2の再生クロックで前記再生シリアル信号
    を取り込み第2のデータを出力する第2のデータストロ
    ーブ回路と、 前記第1のデータストローブ回路の出力である前記第1
    のデータ及び前記第1の再生クロック、もしくは、前記
    第2のデータストローブ回路の出力である前記第2のデ
    ータ及び第2の再生クロックの何れか一方を選択する切
    り変え手段と、 該切り換え手段で選択されたデータを前記フォーマット
    に従いディジタル信号処理する信号処理手段と、を備
    え、前記切り換え手段は、前記再生信号読み取り手段の
    再生状態を示す信号に応じて切り換えられることを特徴
    とするディジタル信号再生装置に用いる集積回路。
  10. 【請求項10】 入力される再生シリアル信号に同期し
    た第1の再生クロックを生成し、該第1の再生クロック
    で前記再生シリアル信号を取り込み第1のデータを出力
    する第1のデータストローブ回路と、入力される前記再
    生シリアル信号に同期した第2の再生クロックを生成
    し、該第2の再生クロックで前記再生シリアル信号を取
    り込み第2のデータを出力する第2のデータストローブ
    回路と、前記第1のデータストローブ回路の出力である
    前記第1のデータ及び前記第1の再生クロック、もしく
    は、前記第2のデータストローブ回路の出力である前記
    第2のデータ及び第2の再生クロックの何れか一方を選
    択する切り変え手段と、該切り換え手段で選択されたデ
    ータを前記フォーマットに従いディジタル信号処理する
    信号処理手段と、を具備し、前記切り換え手段は再生状
    態に応じて切り換えられるようにされたディジタル信号
    再生装置のディジタル信号再生方法であって、 前記再生シリアル信号の欠落期間t″を検出するステッ
    プ1と、予め規定された時間T″に対しt″>T″が成
    立するかを判断するステップ2と、ステップ2でt″>
    T″が成立した場合、前記欠落期間t″に続く一定期間
    Tの間、前記切り換え手段に前記第2のデータストロー
    ブ回路の出力を選択させるステップ3と、ステップ3の
    処理終了後、前記切り換え手段に前記第1のデータスト
    ローブ回路の出力を選択させるステップ4とを含むこと
    を特徴とするディジタル信号再生方法。
  11. 【請求項11】 光ディスクから再生シリアル信号を検
    出する光ピックアップと、該光ピックアップから入力さ
    れる再生シリアル信号に同期した第1の再生クロックを
    生成し、該第1の再生クロックで前記再生シリアル信号
    を取り込み第1のデータを出力する第1のデータストロ
    ーブ回路と、前記光ピックアップから入力される再生シ
    リアル信号に同期した第2の再生クロックを生成し、該
    第2の再生クロックで前記再生シリアル信号を取り込み
    第2のデータを出力する第2のデータストローブ回路
    と、前記第1のデータストローブ回路の出力である前記
    第1のデータ及び前記第1の再生クロック、もしくは、
    前記第2のデータストローブ回路の出力である前記第2
    のデータ及び第2の再生クロックの何れか一方を選択す
    る切り変え手段と、該切り換え手段で選択されたデータ
    を前記フォーマットに従い、前記再生シリアル信号に付
    加された誤り訂正符号からの誤り検出を含めたディジタ
    ル信号処理を行う信号処理手段と、を具備し、前記切り
    換え手段は再生状態に応じて切り換えられるようにされ
    たディジタル信号再生装置のディジタル信号再生方法で
    あって、 予め規定された時間内に検出された誤りの数nをカウン
    ト、もしくは誤りの連続回数n′をカウントするステッ
    プ1と、予め規定された個数Nに対しn>Nが成立する
    か、もしくは予め規定された連続個数N′に対しn′>
    N′が成立するかを判断するステップ2と、ステップ2
    でn>Nもしくはn′>N′が成立した場合、前記光ピ
    ックアップを移動して再度同一信号を光ピックアップか
    ら検出するステップ3と、ステップ2でn>Nもしくは
    n′>N′が成立した場合、前記切り換え手段によっ
    て、前記第2のデータストローブ回路の出力を選択する
    ステップ4と、前記第2のデータストローブ回路の出力
    を選択している切り換え手段を、前記第1のデータスト
    ローブ回路の出力に切り換えるステップ5とを含むこと
    を特徴とするディジタル信号再生方法。
  12. 【請求項12】 光ディスクから再生シリアル信号を検
    出する光ピックアップと、該光ピックアップから入力さ
    れる再生シリアル信号に同期した第1の再生クロックを
    生成し、該第1の再生クロックで前記再生シリアル信号
    を取り込み第1のデータを出力する第1のデータストロ
    ーブ回路と、前記光ピックアップから入力される再生シ
    リアル信号に同期した第2の再生クロックを生成し、該
    第2の再生クロックで前記再生シリアル信号を取り込み
    第2のデータを出力する第2のデータストローブ回路
    と、前記第1のデータストローブ回路の出力である前記
    第1のデータ及び前記第1の再生クロック、もしくは、
    前記第2のデータストローブ回路の出力である前記第2
    のデータ及び第2の再生クロックの何れか一方を選択す
    る切り変え手段と、該切り換え手段で選択されたデータ
    を前記フォーマットに従い、前記再生シリアル信号に付
    加された誤り訂正符号からの誤り検出を含めたディジタ
    ル信号処理を行う信号処理手段と、を具備し、前記切り
    換え手段は再生状態に応じて切り換えられるようにされ
    たディジタル信号再生装置のディジタル信号再生方法で
    あって、 前記光ピックアップから検出された信号のエンベロープ
    が検出されない期間t′を求めるステップ1と、予め規
    定された時間T′に対しt′>T′が成立するかを判断
    するステップ2と、ステップ2でt′>T′が成立した
    場合、前記光ピックアップを移動して再度同一信号を光
    ピックアップから検出するステップ3と、ステップ2で
    t′>T′が成立した場合、前記切り変え手段によっ
    て、前記第2のデータストローブ回路の出力を選択する
    ステップ4と、前記第2のデータストローブ回路の出力
    を選択している切り換え手段を、前記第1のデータスト
    ローブ回路の出力に切り換えるステップ5とを含むこと
    を特徴とするディジタル信号再生方法。
  13. 【請求項13】 請求項10または11または12記載
    において、 前記第1のデータストローブ回路は、電圧制御発振器
    と、該電圧制御発振器から生成される前記第1の再生ク
    ロックと前記再生シリアル信号との位相比較を行う位相
    比較器を備え、この位相比較器の出力に応じて前記電圧
    制御発振器の発信周波数を制御するアナログPLL回路
    を具備したアナログデータストローブ回路とされ、 前記第2のデータストローブ回路は、前記再生シリアル
    信号のエッジでカウンタ回路の同期化を図り、前記第2
    の再生クロックを生成する調歩式のディジタルデータス
    トローブ回路とされたことを特徴とするディジタル信号
    再生方法。
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