JP2763000B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JP2763000B2
JP2763000B2 JP19787297A JP19787297A JP2763000B2 JP 2763000 B2 JP2763000 B2 JP 2763000B2 JP 19787297 A JP19787297 A JP 19787297A JP 19787297 A JP19787297 A JP 19787297A JP 2763000 B2 JP2763000 B2 JP 2763000B2
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signal
switching
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修一 木村
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号が
記録された記録媒体を再生する再生装置に関し、例えば
ディジタルオーディオディスクプレーヤに適用して好適
なものである。 【0002】 【従来の技術】ディジたルオーディオディスク、例えば
コンパクトディスクを再生するようにしたCDプレーヤ
においては、ピックアップから得られる再生信号からP
LL回路によりクロックを再生し、このクロックに基づ
いて上記再生信号から所定のコードを有するフレーム同
期信号を分離するようにしている。そして、上記フレー
ム同期信号と上記クロックとに基づいて上記再生信号の
データ処理を行うようにしている。したがって、フレー
ム同期信号はデータ処理を行う上で重要であり、このフ
レーム同期信号が欠落すると、データの復調が不可能に
なる。このために、従来は、フレーム同期信号の欠落を
検出し、この検出に基づいて疑似的なフレーム同期信号
を作るようにしている。そして、フレーム同期信号の欠
落の検出は、従来から一般的に図5に示すようにして行
われている。 【0003】すなわち、ディスクのデータフォーマット
においては、図5に示すように、各フレーム同期信号F
Sの間(すなわち、1フレーム期間)には588個のク
ロックCLKが存在している。したがって、このクロッ
クCLKに基づいて、フレーム同期信号FSを含む所定
のパルス巾T1 を有するウインドパルスWPを作り、フ
レーム同期信号が点線で示すように欠落したときに、こ
のウィンドパルスWPにより「H」から「L」に立下る
欠落検出信号GFSを得るようにしている。 【0004】一方、ディスクの傷などにより再生信号に
比較的長期間の欠落が生じた場合には、上記PLL回路
が乱れるために、このPLL回路から得られるクロック
が乱れてデータ処理が不可能になる。この対策として
は、従来は、再生信号の欠落部分を検出し、この検出期
間にPLL回路におけるVCO(電圧制御発振器)の出
力周波数を検出前の周波数にホールドするようにしてい
る。そして、再生信号の欠落部分の検出には、従来から
一般的に、図6のAおよびBに示すように再生信号のエ
ンベロープに対して所定の検出レベルV1 およびV2
設定する方法が用いられている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上述した再生信号の欠
落部分を検出する方法は、図6のAおよびBに示すよう
に、再生信号のエンベロープの変化に対しては検出が可
能であるが、図6のCに示すように、再生信号がノイズ
によって欠落した場合には、検出レベルを設定しても欠
落部分を検出することができない。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、同期信号が予
め付加されたディジタルデータ信号が記録された記録媒
体を再生する再生装置において、上記記録媒体を再生す
ることにより得られるディジタルデータ信号から、この
ディジタルデータ信号に予め付加された同期信号を抽出
する同期信号抽出手段と、上記同期信号抽出手段により
抽出された同期信号を電圧制御発振器から出力されるク
ロック信号と位相比較する位相比較手段と、上記位相比
較手段からの位相比較出力を上記電圧制御発振器に選択
的に接続する切換え手段と、上記位相比較手段からの位
相比較出力を切換え可能な所定の時定数でホールドする
ように構成され、上記電圧制御発振器および上記位相比
較手段とともにPLL回路を構成しているホールド手段
と、上記同期信号の欠落を検知する同期信号欠落検知手
段と、上記同期信号欠落検知手段からの欠落検出信号に
基づいて上記切換え手段を制御する切換え制御手段とを
備え、上記同期信号欠落検知手段からの欠落検出信号に
基づいて上記切換え制御手段により上記切換え手段が制
御されることによって、上記電圧制御発振器が上記位相
比較手段からの新たな位相比較出力を供給されないホー
ルド期間となってその直前の周波数で発振するように構
成するとともに、上記欠落検出信号に基づいて上記ホー
ルド手段の上記所定の時定数が切換えられることによっ
て、上記ホールド期間中における上記PLL回路のキャ
プチャレンジが狭くなるように構成したものである。 【0007】 【発明の実施の形態】図1は、本発明を前述したCDプ
レーヤに適用した場合の第1の実施例による再生装置の
回路図を示すものである。 【0008】図1において、PLL回路1は、位相比較
回路2、スイッチ3、抵抗R1 およびコンデンサC1
構成されるローパスフィルタ4、直流アンプ5およびV
CO6で構成されている。正常動作時には、スイッチ3
はONになっている。位相比較回路2は、ピックアップ
から得られるRF信号から抽出されたクロックとVCO
6の出力とを位相比較して、エラー信号ERを出力す
る。このエラー信号ERは、スイッチ3、ローパスフィ
ルタ4およびアンプ5をそれぞれ通してVCO6を制御
する。これによって、上記RF信号に位相ロックされた
クロックCLKをVCO6から得ることができる。 【0009】一方、入力端子7には、前述のようにフレ
ーム同期信号FSの欠落を検出することにより得られる
図2に示す欠落検出信号GFSが加えられている。この
欠落検出信号GFSの「L」の部分は、フレーム同期信
号FSが欠落したフレーム期間を示している。この欠落
検出信号GFSの立上がりエッジおよび立下りエッジ
は、フレーム同期信号FSとそれぞれ同期している。上
記欠落検出信号GFSは、インバータ8で反転された後
に、コンデンサC2 および抵抗R2 で微分され、さら
に、ダイオードD1 で負の微分パルスを除去される。こ
の結果、図2に示すような信号S1 が得られる。なお、
上記微分時定数C2 2 は、比較的大きく選ばれてい
る。 【0010】上記信号S1 はコンパレータ9に加えられ
て所定の検出レベルVsと比較されるので、このコンパ
レータ9から図2に示すスイッチング信号SWが得られ
る。このスイッチング信号SWの「H」の部分は、フレ
ーム同期信号の欠落を示すとともに、再生信号(RF信
号)の欠落を示している。なお、ディスクの傷などによ
る再生信号の欠落は、1フレーム期間(例えば0.13
msec )に対して長い(例えば1msec )ので、上記ス
イッチング信号SWにより充分検出される。 【0011】上記スイッチング信号SWの「H」の期間
でスイッチ3をOFFにすることによって、PLL回路
1がホールドされるので、VCO6はスイッチ3がOF
Fされる直前の周波数で自走発振する。この自走発振期
間中には、ディスクはその慣性により所定速度に保持さ
れる。したがって、PLL回路1のホールド時において
は、VCO6から得られるクロックCLKとRF信号と
の同期が比較的正確に保持されるので、信号処理を誤り
なく行うことができる。 【0012】再生信号の欠落が無くなれば、スイッチン
グ信号SWは「L」となるので、スイッチ3が再びON
になって、PLL回路1は正常動作に復帰する。 【0013】なお、図2におけるスイッチング信号SW
のパルス巾T2 の最大値は、VCO6の自走によるクロ
ックCLKとRF信号のクロック成分とが追従可能な大
きさに設定される。このT2 の最大値は、コンパレータ
9の検出レベルVsによって決められる。 【0014】図1に示すトランジスタ10は、欠落検出
信号GFSにより制御されてPLL回路1のキャプチャ
レンジを変更することができる。 【0015】すなわち、欠落検出信号GFSによりトラ
ンジス10を制御することによって、コンデンサC1
対しコンデンサC3 を接続したり、切離したりするよう
に構成され、これによって、PLL回路1のキャプチャ
レンジが変更される。そして、信号の欠落があったとき
にトランジスタ10をONにしてコンデンサC3 を接地
することによりキャプチャレンジを狭くすることによっ
て、ホールド期間中にPLL回路1が外乱に応答するの
をできるだけ防止することができる。 【0016】図3は、本発明の第2の実施例による再生
装置の要部の回路図を示すものである。なお、この第2
の実施例は、前記スイッチング信号SWをディジタル的
に作ることを除いて、図1に示す第1の実施例と実質的
に同一の構成であるから、この第1の実施例と共通の部
分については、その図示および説明を省略する。 【0017】図3において、クロックCLKをカウント
するN進カウンタ11は、図4に示すように、欠落検出
信号GFSの立下りでカウントをスタートし、立上がり
でリセットされる。そして、このカウンタ11のカウン
ト中に得られる図4に示す「H」の信号S2 と、欠落検
出信号GFSをインバータ12で反転した信号とをアン
ドゲート13に加えることによって、このアンドゲート
13から図1のスイッチ3を制御するためのスイッチン
グ信号SWを得ることができる。このスイッチング信号
SWのパルス巾T2 の最大値は、カウンタ11のプリセ
ット値を選ぶことにより変えることができる。 【0018】以上に述べた第1および第2の実施例は、
本発明をCDプレーヤに適用した場合であるが、本発明
は、その他のディジタルオーディオディスク、ディジタ
ルビデオディスクの再生装置にも適用することができ、
さらに、ディスクに限らず、ディジタル信号が記録され
た磁気テープなどの記録媒体の再生装置にも適用するこ
とができる。 【0019】 【発明の効果】本発明は、以上において詳述したよう
に、同期信号が予め付加されたディジタルデータ信号を
記録媒体から再生することにより得られる再生信号から
上記同期信号が欠落していることが同期信号欠落検知手
段により検知されない正常な場合には、上記同期信号か
らPLL回路によりクロック信号を作るようにした。し
たがって、ディジタルデータ信号に予め付加された同期
信号に直接に同期したきわめて正確なクロック信号をき
わめて容易に作ることができる。 【0020】また、同期信号が予め付加されたディジタ
ルデータ信号を記録媒体から再生することにより得られ
る再生信号から上記同期信号が欠落していることが同期
信号欠落検知手段により検知された場合には、この同期
信号欠落検知手段からの欠落検出信号に基づいて切換え
制御手段により切換手段を制御することによって、電圧
制御発振器が位相比較手段からの新たな位相比較出力を
供給されないホールド期間となってその直前の周波数で
発振するようにした。したがって、ノイズにより同期信
号が欠落しても、PLL回路から得られる比較的正確な
クロック信号を用いてこの同期信号の欠落期間中におけ
るデータ処理を誤りなく比較的正確に行うことができ
る。 【0021】さらに、同期信号の欠落期間中には同期信
号欠落検知手段からの欠落検出信号に基づいてホールド
手段の所定の時定数を切換えることによって、ホールド
期間中のPLL回路のキャプチャレンジが狭くなるよう
にした。したがって、このホールド期間中にPLL回路
が外乱に応答するのをできるだけ防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施例による再生装置の要部の
回路図である。 【図2】図1に示す回路の動作を示すタイミングチャー
トである。 【図3】本発明の第1の実施例による再生装置の要部の
回路図である。 【図4】図3に示す回路の動作を示すタイミングチャー
トである。 【図5】フレーム同期信号の欠落を検出するための従来
から一般的に知られている方法を示す波形図である。 【図6】再生信号の欠落を検出するための従来から一般
的に知られている方法を示す波形図である。 【符号の説明】 1 PLL回路 2 位相比較回路 3 スイッチ 4 ローパスフィルタ 6 VCO(電圧制御発振器) 8 インバータ 9 コンパレータ FS フレーム同期信号 ER エラー信号 CLK クロック GFS 欠落検出信号

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.同期信号が予め付加されたディジタルデータ信号が
    記録された記録媒体を再生する再生装置において、 上記記録媒体を再生することにより得られるディジタル
    データ信号から、このディジタルデータ信号に予め付加
    された同期信号を抽出する同期信号抽出手段と、 上記同期信号抽出手段により抽出された同期信号を電圧
    制御発振器から出力されるクロック信号と位相比較する
    位相比較手段と、 上記位相比較手段からの位相比較出力を上記電圧制御発
    振器に選択的に接続する切換え手段と、 上記位相比較手段からの位相比較出力を切換え可能な所
    定の時定数でホールドするように構成され、上記電圧制
    御発振器および上記位相比較手段とともにPLL回路を
    構成しているホールド手段と、 上記同期信号の欠落を検知する同期信号欠落検知手段
    と、 上記同期信号欠落検知手段からの欠落検出信号に基づい
    て上記切換え手段を制御する切換え制御手段とを備え、 上記同期信号欠落検知手段からの欠落検出信号に基づい
    て上記切換え制御手段により上記切換え手段が制御され
    ることによって、上記電圧制御発振器が上記位相比較手
    段からの新たな位相比較出力を供給されないホールド期
    間となってその直前の周波数で発振するように構成する
    とともに、 上記欠落検出信号に基づいて上記ホールド手段の上記所
    定の時定数が切換えられることによって、上記ホールド
    期間中における上記PLL回路のキャプチャレンジが狭
    くなるように構成した再生装置。
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JP6951917B2 (ja) * 2017-09-15 2021-10-20 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 撮像装置

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