JPH0247653Y2 - - Google Patents

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JPH0247653Y2
JPH0247653Y2 JP16562684U JP16562684U JPH0247653Y2 JP H0247653 Y2 JPH0247653 Y2 JP H0247653Y2 JP 16562684 U JP16562684 U JP 16562684U JP 16562684 U JP16562684 U JP 16562684U JP H0247653 Y2 JPH0247653 Y2 JP H0247653Y2
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JP
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output
circuit
flop
type flip
phase
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JP16562684U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はデジタル信号の再生、受信等において
デジタル信号中のデータビツトレートに位相同期
したクロツク信号を抽出するビツト同期回路に関
する。
(考案の背景) デジタル信号の磁気テープ等への記録には、そ
の占有帯域幅を適当にするため、たとえば4/5モ
デイフアイドNRZI、2/3モデイフアイドNRZI、
8/10モデイフアイドNRZI、FMまたはモデイフ
アイドFM等の変調を行なつて記録される。この
場合、再生信号の波長は最小反転間隔(Tmin)
から最大反転間隔(Tmax)の間に検出時間幅
(Tw)毎に分布する。そこで再生時には検出時
間幅Twを周期としかつデータビツトレートに位
相同期したクロツク信号を得る必要がある。
(考案の目的) 本考案は、色々な種類の変調方式に対応でき、
かつ構成が簡単なビツト同期回路を提供すること
を目的とする。
(考案の実施例) 以下、本考案を実施例により説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図で
ある。
入力信号は入力端子INを介してデータセレク
タ1に供給され、データセレクタ1を通つた入力
信号は遅延回路2に供給して一定時間、たとえば
時間Tw/2だけ遅延させる。一方、データセレ
クタを通つた入力信号はD型フリツプフロツプ3
に入力する。遅延回路2の出力とD型フリツプフ
ロツプ3のQ出力の立上りまたは立下りとを位相
比較器4に供給して位相比較する。
位相比較器4の出力はローパスフイルタ5に供
給し、ローパスフイルタ5の出力は電圧制御発振
器6に制御信号として供給してある。電圧制御発
振器6の発振出力はD型フリツプフロツプ3のク
ロツク信号として供給してあり、同時にK分周す
る分周器7を介してデータセレクタ1に供給して
ある。
データセレクタ1には入力端子INに供給され
た入力信号が有効であるか否かを示すデータ選択
信号Eが供給してあり、入力端子INに供給され
た入力信号が有効であるときはデータ選択信号E
は高電位となつて入力端子INに供給された入力
信号を選択し、データ選択信号Eが低電位のとき
は分周器7の出力を選択する。
ここでD型フリツプフロツプ3、位相比較器
4、ローパスフイルタ5および電圧制御発振器6
はPLL回路を構成している。
いま入力信号として例えば第2図aに示すよう
なNRZI信号の場合を考える。第2図aでは
Tmin/Tw=1,Tmax/Tw=3の場合を例示
している。
第2図aの入力信号は遅延回路2に供給されて
時間Tw/2だけ遅延され、遅延回路2の出力は
第2図bに示す如くになる。
しかるに検出時間幅Twを周期とするクロツク
によつて第2図aに示す波形の入力信号をラツチ
した信号は第2図dに示す如く、第2図cに示し
たクロツクの位相により第2図aに示した波形の
入力信号に対し0〜Twだけ遅れることになる。
ここでD型フリツプフロツプ3等の論理素子は理
想素子とし、遅れは無視している。
そこでたとえばデジタル型の位相比較器4によ
り第2図bに示す波形の遅延回路2出力と、第2
図dに示したD型フリツプフロツプ3のQ出力の
立上りエツヂの時間差が検出される。この時間差
に対応した位相比較器4からの出力をローパスフ
イルタ5において積分した出力によつて電圧制御
発振器6は制御されて、第2図dに示したD型フ
リツプフロツプ3の出力と第2図bに示した遅延
回路2の出力とは同位相に制御されることにな
り、電圧制御発振器の出力が入力信号のデータビ
ツトレートに位相同期したクロツク信号であり第
2図cに示した如くである。
また、第3図に示す如く位相比較器4の入力に
D型フリツプフロツプ3のQ出力とデータセレク
タ1の出力とを入力とするEx−NOR回路8およ
びデータセレクタ1の出力と遅延回路2の出力を
入力とするEx−NOR回路9を接続すると、第2
図b,dに示した遅延回路2の出力、D型フリツ
プフロツプ3のQ出力の立上りおよび立下りの各
エツジで立上るパル列に変換できて、位相比較の
回数を2倍にすることができる。
また位相比較器4がD型フリツプフロツプ3の
Q出力の立下りで比較する場合は、Ex−NOR回
路8,9に代つてEx−OR回路を接続すればよ
い。
つぎに、たとえば磁気テープを回転ヘツドで再
生する場合に、回転ヘツドの回転角度以上のとき
の再生出力を無効とするが如き場合のように、入
力信号が間歇的である場合等、入力信号が無い場
合または有つても無効の場合にはデータ選択信号
Eが低電位となり、データセレクタ1は分周器7
の出力が選択されて出力される。
いま分周器7を例えば入力の立下りで反転する
2分周器とすれば分周器7の出力は第2図eに示
す如くになつて、分周器7の出力は第2図aに示
す波形と同位相であり、周期Twのクロツクを発
生する自走システムとなる。
そこでこのようにしておけば、次に入力信号が
発生した場合の引込みが早くなることになり、従
来行なつていた如く無入力時に別途設けた発振回
路の出力と入力信号とを切替える場合よりも簡単
で、同様の効果が得られる。
(考案の効果) 以上説明した如く、本考案によれば通常の
PLL回路に遅延回路とD型フリツプフロツプを
加えた簡単な構成で、かつ動作が確実である。ま
た、データビツトレートに対応して遅延回路の遅
延時間、電圧制御発振器の発振周波数を合せるだ
けで色々な種類の変調方式に対応することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示すブロツ
ク図。第2図は本考案の一実施例の作用の説明に
供する波形図。第3図は本考案の一実施例の変形
例を示すための付加回路図。 2……遅延回路、3……D型フリツプフロツ
プ、4……位相比較器、5……ローパスフイル
タ、6……電圧制御発振器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力デジタル信号中のビツトレートに位相同期
    したクロツク信号を抽出するビツト同期回路にお
    いて、位相比較器、ローパスフイルタおよび電圧
    制御発振器を有するPLL回路と、前記入力デジ
    タル信号を遅延させる遅延回路と、前記電圧制御
    発振器と位相比較器との間に挿入され、前記電圧
    制御発振器の出力をクロツク信号としかつ前記入
    力デジタル信号を入力するD型フリツプフロツプ
    とを備え、前記遅延回路の出力と前記D型フリツ
    プフロツプの出力の立上りまたは立下りとを前記
    位相比較器で位相比較することを特徴とするビツ
    ト同期回路。
JP16562684U 1984-11-02 1984-11-02 Expired JPH0247653Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16562684U JPH0247653Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6181243U JPS6181243U (ja) 1986-05-29
JPH0247653Y2 true JPH0247653Y2 (ja) 1990-12-14

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JPS6181243U (ja) 1986-05-29

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