JPH0664852B2 - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

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JPH0664852B2
JPH0664852B2 JP60241062A JP24106285A JPH0664852B2 JP H0664852 B2 JPH0664852 B2 JP H0664852B2 JP 60241062 A JP60241062 A JP 60241062A JP 24106285 A JP24106285 A JP 24106285A JP H0664852 B2 JPH0664852 B2 JP H0664852B2
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JP
Japan
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signal
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controlled oscillator
period
input
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JP60241062A
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JPS62102484A (ja
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亮 一之瀬
勲 佐藤
能久 福島
譲 黒木
裕司 高木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、(2,7)RLLC等の高密度記録可能なディジタ
ル変復調方式を用いた磁気ディスク、光ディスク等の外
部記憶装置における再生信号の復調に必要な位相同期ル
ープ、いわゆるPLL回路の改良に関するものである。
従来の技術 磁気ディスク装置や光ディスク装置で使用されるディジ
タル信号変調方式は、“1",“0"の2値情報を磁気記録
媒体では残留磁化の形態で、光記録媒体では凹凸や濃淡
変化のピット形態で記録して読出し信号から“1",“0"
の2値情報を復元するものであり、トラック長手方向の
ビット密度(線ビット密度と呼ぶ)を高くするために各
種の方式が実用化されている。
一般に磁気媒体に記録された“1",“0"の2値情報は隣
り合う残留磁化の影響をうけて、いわゆるピークシフト
を生じるため、高線密度化していくと隣接ピットの余熱
効果を受けて記録ピットのパルス幅が歪んでしまうため
再生パルスからビットへ変換するときの位相マージンが
減少して検出エラーとなることがある。このため、記録
された磁気反転間隔あるいはピット間隔が長いディジタ
ル信号変調方式が、考案されている。
このようなディジタル信号変調方式によって変調された
信号を復調する時は、PLL(Rhase Locked Loop)を用い
て、入力信号に位相同期したクロック信号を作成し、そ
れを復調クロックとして使用している。
第4図は、PLL回路の一般的な構成を示すブロック図で
ある。第1図において、1は位相比較器(PD)、2はPL
L回路のループフィルタとしてのローパスフィルタ(LP
F)、3は電圧制御発振器(VCO)、4は1/n分周器、
5は入力信号が供給される端子である。位相比較器1は
一般にアナログ方式のものと、ディジタル方式のものと
に分類されるが、これに応じてPLL回路は、アナログPLL
回路とディジタルPLL回路とに分類される。
第5図は、乗算回路を用いた位相比較器の要部機成を示
す図である。第6図に、第5図の入力信号及びVCO入力
の端子に方形波を加えた場合の出力波形を示す。第6図
aは、入力信号とVCO入力が同位相の場合、bは、入力
信号に対してVCO入力が90゜位相遅れの場合、cは入力
信号に対してVCO入力が180゜位相遅れの場合である。
第5図の回路の動作について説明する。Trは入力信号
がハイレベルの時のみ定電流源の電流をTrあるいはTr
に供給する。TrとTrはVCO入力の方形波の周期
で、これらのトランジスタを交互にオン・オフすなわち
スイッチング動作をさせている。そして、2つの信号間
の位相差が90゜のとき出力は、第6図bに示すように平
均値Oとなる。そして、第6図a,cに示すように、2信
号間の位相差が90゜の時を基準として、それより位相が
進んだ場合、遅れた場合にそれぞれに応じた正負の誤差
電圧が生じるようになる。すなわち、完全に位相同期し
ている時は、入力信号に対してVCO入力は90゜位相が遅
れている。
発明が解決しようとする問題点 乗算回路を用いたアナログPLL方式は、すでに説明した
ように、入力信号が欠落した時は、位相比較を行なわ
ず、サーボ系は、以前の状態を保持する。このため、
(2,7)RLLC等のディジタル変調を受けた信号のよう
に、パルスの“歯抜け”の多い信号を復調するためのPL
L回路としては、乗算回路を用いたアナログPLL方式が非
常に適していると言える。
第7図は、乗算回路を用いた位相比較器によりPLLを構
成し、復調クロックを作成するPLL回路の従来例を示す
ブロック図である。復調クロックの中心周波数に対する
周期をTとする。11はT/2の時間だけ被復調信号
を遅延させる遅延線、12は排他的論理和ゲート、13は位
相比較器、14は低域通過型波器、15は電圧制御発振
器、18はT/4の時間だけ信号を遅らせる遅延線であ
る。位相比較器13は、排他的論理和12の出力信号と電圧
制御発振器15の出力信号との位相差を乗算回路により電
圧に変換するものである。遅延線16の出力信号が復調ク
ロックとなる。
第8図は第7図に示す復調クロック作成用のPLL回路に
よって被復調信号に対して復調クロックが位相同期して
いる状態を示す図である。ただし、被復調信号の周期T
は、中心周波数の周期Tに等しいものとする。第8図
の信号a〜c,g,hは各々第7図に示された箇所の信号を
示す。信号bは信号aに対して、T/2だけ遅れてい
る。信号cは信号aのエッジから信号bのエッジまでの
幅T/2のパルスの信号である。乗算回路を用いたア
ナログPLL方式であるから、信号cのパルスの中央に、
信号gの立ち上がりエッジがくるように、位相同期す
る。被復調信号の周期Tが、中心周波数の周期Tに等
しい時は、信号gをT/4遅らせた信号hの立ち上が
りエッジは、ウィンドウ幅T(=T)の中央に位置し
ていて、復調クロックとして最良の位置にある。
ここで、被復調信号の周期Tが、ワウ・フラッタにより
中心周波数の周期Tからずれ時の信号hの立ち上がり
エッジの位置について考察する。
第9図は、被復調信号の周期Tが、ΔTだけ中心周波数
の周期Tから長くなった時の各信号の状態を示す図で
ある。信号aのエッジから信号hの立ち上がりエッジま
ではT/2であり信号aのエッジからウィンドウ幅T
の中心位置まではT/2+ΔT/2であるから信号h
の立上がりエッジは、ウィンドウ幅T(=T+ΔT)
の中心位置からΔT/2だけ位相の進んだ位置になる。
すなわち、マージンは図上、前へT/2,後へ となる。
逆に、被復調信号の周期Tが、ΔTだけ中心周波数の周
期Tから短くなった時は、信号eの立ち上がりエッジ
は、ウィンドウ幅T(=T−ΔT)の中心位置からΔ
T/2だけ位相の遅れた位置になる。すなわち、マージ
ンは前へT/2,後へ T/2−ΔTとなる。
以上の説明からわかるように、乗算回路を用いたアナロ
グPLL方式においては、被復調信号の周期が中心周波数
の周期とずれると、復調クロックが、ウィンドウ幅の中
心位置からずれる。復調クロックのジッターマージンの
減少量は、周期の変動量ΔTに対してΔT/2となる。
本発明はかかる点に鑑み、被復調信号の周期の変動に対
して、復調クロックのジッターマージンの減少を軽減す
るPLL回路を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、乗算回路を用いた位相比較器と、電圧制御発
振器と1/4分周回路を備え、電圧制御発振器の1/4
分周出力を位相比較回路に入力し、被復調信号と電圧制
御発振器の1/4分周出力を位相同期させ、さらに、電
圧制御発振器の1/4分周出力を、電圧制御発振器の原
出力の1周期だけ遅延させたものを復調クロックとする
PLL回路である。
作 用 本発明は前期した構成により、電圧制御発振器の1/4
分周出力を電圧制御発振器の出力の1周期分遅延させた
ものを復調クロックとすることにより、被復調信号の周
期の変動に対して復調クロックのジッターマージンの減
少量を半分にするものである。
実施例 第1図は、本発明の実施例のPLL回路のブロック図を示
すものである。復調クロックの中心周波数に対する周期
をTとする。11はT/2の時間だけ被復調信号を遅
延させる遅延線、12は被復調信号と遅延線11の出力を入
力する排他的論理和ゲート、13は排他的論理和ゲート12
の出力と後述する1/4分周器の出力とを入力する位相
比較器、14は低域通過型波器、15は電圧制御発振器、
16は電圧制御発振器15の出力を1/4分周する1/4の
分周器、17はD型のフリップフロップである。
第2図は、第1図に示す本実施例の復調クロック作成用
のPLL回路によって、被復調信号に対して復調クロック
が位相同期している状態を示す図である。第2図の信号
a〜fは各々第1図に示された箇所の信号を示す。信号
bは信号aに対して、T/2だけ遅れている。信号c
は信号aのエッジから信号bのエッジまでの幅T/2
のパルス信号である。乗算回路を用いたアナログPLL方
式であるから、信号cのパルスの中央に、信号eの立ち
上がりエッジがくるように位相同期する。被復調信号の
周期Tが、中心周波数の周期Tに等しい時は、信号e
の周期T,信号dの周期は、T/4となる。このた
め、信号eをD型フリップフロップ19によって、T
4だけ遅らせた信号fの立ち上がりエッジは、ウィンド
ウ幅Tの中央に位置していて、復調クロックとして最良
の位置にある。
ここで、被復調信号の周期Tが、ワウ・フラッタにより
中心周波数の周期Tからずれた時の信号fの立ち上が
りエッジの位置について考察する。
第3図は被復調信号の周期Tが、ΔTだけ中心周波数の
周期Tから長くなった時において、本発明の実施例の
復調クロック作成用のPLL回路によって、被復調信号に
対して復調クロックが位相ロックしている状態を示す図
である。信号aのエッジから信号fの立ち上がりエッジ
までは であり、信号aのエッジからウィンドウ幅Tの中心位置
までは、 であるから、信号fの立ち上がりエッジは、ウィンドウ
幅T(=T+ΔT)の中心位置から、ΔT/4だけ位
相の進んだ位置になる。すなわち、マージンは、図上、
前へT/2+ΔT/4,後へ となる。
逆に、被復調信号の周期Tが、ΔTだけ中心周波数の周
期Tから短くなった時は、信号fの立ち上がりエッジ
は、ウィンドウ幅T(=T−ΔT)の中心位置から、
ΔT/4だけ位相の遅れた位置になる。すなわち、マー
ジンは、前へT/2−ΔT/4,後へ となる。すなわち、ジッターマージンの減少量はΔT/
4となり、従来例の半分になる。
以上のように、本実施例によれば、電圧制御発振器の出
力を1/4分周したものを位相比較器に入力することに
より、被復調信号に電圧制御発振器の1/4分周出力を
位相同期させ、かつ電圧制御発振器の1/4分周出力を
電圧制御発振器の原出力の1周期分遅らせたものを復調
クロックとすることにより、ジッターマージンの減少を
半分に軽減することができる。
発明の効果 以上説明したように位相比較器に乗算回路を用いたアナ
ログPLL方式において、本発明によれば、被復調信号の
周期の変動に対する復調クロックのジッターマージンの
減少量を半分にすることができ、その実用的効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のPLL回路のブロック図、第
2図は第1図のPLL回路により被復調信号に対して復調
クロックが位相同期している時の各部の信号波形図、第
3図は被復調信号の周期Tが、中心周波数の周期T
らΔTだけ長くなった時の第1図のPLL回路の各部波形
図、第4図はPLL回路の一般的な構成を示すブロック
図、第5図は乗算回路を用いた位相比較器の要部構成を
示す回路図、第6図は第4図の入力信号及びVCO入力の
端子に方形波を加えた時の出力波形図、第7図は乗算回
路を用いた位相比較器によりPLLを構成し、復調クロッ
クを作成するPLL回路の従来例を示すブロック図、第8
図は第7図のPLL回路により被復調信号に対して復調ク
ロックが位相同期している時の各部の信号波形図、第9
図は被復調信号の周期Tが中心周波数の周期TからΔ
Tだけ長くなった時の第7図のPLL回路の各部波形図で
ある。 11……遅延線、12……排他的論理和ゲート、13……位相
比較器、15……電圧制御発振器、16……1/4分周器、
17……D型フリップフロップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒木 譲 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高木 裕司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被復調信号の立ち上がりエッジ及び立ち下
    がりエッジから始まり、前記被復調信号の周期の半分の
    パルス幅を持つ第1の信号を作成する回路と、乗算回路
    を用いた位相比較器と、この位相比較器の出力信号に基
    づいて発振周波数が制御される電圧制御発振器と、この
    電圧制御発振器の出力を1/4分周する1/4分周回路
    を備え、前記位相比較器には前記電圧制御発振器の出力
    を1/4分周した出力と前記第1の信号とが加えられて
    なり、前記電圧制御発振器を1/4分周した出力を前記
    電圧制御発振器の出力の1周期遅延させた信号を前記復
    調信号の復調クロックとすることを特徴とするPLL回
    路。
  2. 【請求項2】D型フリップフロップのD入力に電圧制御
    発振器の1/4分周出力を入力し、クロック入力に電圧
    制御発振器の出力を入力し、Q出力を復調クロックとす
    る特許請求の範囲第1項記載のPLL回路。
JP60241062A 1985-10-28 1985-10-28 Pll回路 Expired - Lifetime JPH0664852B2 (ja)

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JPS62102484A JPS62102484A (ja) 1987-05-12
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