JP2578546Y2 - 光デイスク再生装置 - Google Patents

光デイスク再生装置

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JP2578546Y2
JP2578546Y2 JP1991098101U JP9810191U JP2578546Y2 JP 2578546 Y2 JP2578546 Y2 JP 2578546Y2 JP 1991098101 U JP1991098101 U JP 1991098101U JP 9810191 U JP9810191 U JP 9810191U JP 2578546 Y2 JP2578546 Y2 JP 2578546Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この考案は、光ディスク再生装置
に関し、残留時間変動の少ない光ディスク再生装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来、映像信号が記録されている光ディ
スクから音声信号を再生する際、光ディスクを回転させ
るスピンドルモーターの制御系は映像再生基準となる水
晶発振器に合うように制御されている。又、音声系につ
いては映像信号の基準を元に再生されるため、音声EF
Mデーター中のクロックをPLL回路で再生し、再生ク
ロックでメモリに書き込み、音声再生系の基準となる発
振器をVCXOとし、この出力を読み出しクロックにし
て読み出している。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】上述のような従来の光
ディスク再生装置は、ディスクの偏心等による時間軸変
動は低減されるが、VCXOの制御電圧はPLL回路に
より生成されているので、モーター制御系での残留時間
軸変動によってVCXOは変動する。この変動分は、ル
ープの帯域をループフィルタにより制限することにより
減少せしめることはできるものの、ディスク立ち上げ時
やサーチ時直後の再生開始時の応答が遅くなるため、ル
ープの帯域を狭くして変動分を減少させることができず
変動分が残ってしまうという欠点があった。 【0004】そこで、この考案の目的は、通常再生中に
残留時間軸変動の少ない音声信号を再生する光ディスク
再生装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、この考案による光ディスク再生装置は、光ディスク
から読み出した音声EFMデーター中のビットクロック
を再生するPLL回路と、該PLL回路のVCO出力と
音声再生用基準クロック発生回路のVCXOの出力とを
位相比較する位相比較手段と、この比較出力を帯域制限
し前記VCXOの制御電圧とするフィルターと、から成
る光ディスク再生装置において、前記フィルターの特性
を切換える切換手段を備え、この切換手段により、通常
再生時は、前記フィルターの特性は低域のみの狭帯域と
し、前記通常再生時以外は、通常再生時の前記フィルタ
ーの帯域よりも広くするように構成されている。 【0006】 【作用】この考案では、音声EFMデーター中のビット
クロックを再生するPLL回路中のVCO出力と音声再
生用基準クロック発生回路のVCXOの出力との位相比
較出力を帯域制限して前記VCXOの制御電圧とするフ
ィルターの特性を、通常再生時は、低域のみの狭帯域と
し、通常再生時以外は、通常再生時のフィルターの帯域
よりも広くして、通常再生時には、残留時間軸変動の少
ない音声信号を再生でき、また、通常再生時以外のディ
スク立ち上げ時や、サーチ動作時には、応答を速くして
スピンドルサーボのロックを速くすることができる。 【0007】 【実施例】次に、この考案について図面を参照しながら
説明する。図1はこの考案による光ディスク再生装置の
一実施例を示すブロック図である。光ディスク1からピ
ックアップ4にて読み出されたRF信号は、RF信号中
の映像信号が映像復調器12により復調され、映像信号
中の水平同期信号が同期分離回路13により分離され
る。又、映像再生用基準クロック発信器17は、分周器
16により910分周され、位相比較器14によって、
上記同期信号と位相比較される。位相比較器14からの
出力は、ループフィルター15により帯域制限され、モ
ータードライブ回路11によりドライブ信号に変換さ
れ、スピンドルモーター3とテーブル2を駆動してサー
ボ動作をしている。 【0008】一方、RF信号中の音声分についてはRF
AMP5、フィルター6により音声帯域が抽出されEF
M増幅器7によってEFM信号が再生される。再生され
たEFM信号は復調器9においてメモリー10から読み
出した信号に基づいて再生音声データーが復調され、出
力される。又、EFM信号は、位相比較器81、増幅器
82及びVCO83から成るPLL回路8により、EF
M信号中のクロック成分が抽出、生成され、メモリー1
0の書き込みクロックとして使用される。音声再生基準
信号VCXO21の出力は、メモリー10の読み出しク
ロックとして使用されると共に分周器24により分周さ
れ、PLL回路8中のVCO83の出力と位相比較器2
3で位相比較される。位相比較器23の出力はループフ
ィルターA18とループフィルターB19に入力され
る。両ループフィルターの出力は、スイッチ20の2つ
の端子に入力され、スイッチ20の出力はVCXO21
の制御電圧となる。尚、スイッチ20はマイコン22に
より制御されている。 【0009】ループフィルターA18の特性を通常再生
時用とすると、映像再生用基準クロック17を元に再生
された映像信号と音声EFM信号との同期をとるためV
CXO21はわずかに発振周波数がずれることになる。
これは、通常再生時はほぼ一定であり、ループフィルタ
ーA18の特性としては低域のみの狭い帯域で済む。帯
域を狭くすることでモーター制御系での残留時間軸変動
成分は、30Hz及びその高調波であるのでこれを低減
せしめることが可能である。ここで問題となるのはディ
スク立ち上げ時や、サーチ動作をした後のループ系の応
答が遅くなることである。そこで、ループフィルターB
19を設け、応答を速くするため帯域を広くとるように
してロックを速くすることができる。これら2つのフィ
ルターをスイッチ20により切り換える。切り換える制
御として、例えば、マイコンにより、通常はフィルター
B19としておき、サーチ動作終了後一定時間後及びス
ピンドルサーボON後一定時間後にループフィルターA
18に切り換えることにより、通常再生時、時間軸変動
の少ない音声EFMデーターを再生することが可能にな
る。以上の実施例において、ループフィルター内の一部
の素子をスイッチで切り換え特性を変えることもでき
る。 【0010】 【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、フィルターの特性を、通常再生時は、低域のみの狭
帯域としたので、残留時間軸変動の少ない音声信号を再
生できる。また、通常再生時以外のディスク立ち上げ時
や、サーチ動作時には、通常再生時のフィルターの帯域
よりも広くして、応答を速くしてスピンドルサーボのロ
ックを速くすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この考案による光ディスク再生装置の一実施例
を示すのブロック構成図である。 【符号の説明】 1 光ディスク 2 テーブ
ル 3 スピンドルモーター 4 ピック
アップ 5 RF増幅器 6 フィル
タ 7 EFM増幅器 8 PLL
回路 9 EFM復調器 10 メモリ 11 モータードライブ回路 12 映像
復調器 13 同期分離回路 14、23、81 位相比較器 15、18、19 ループフィルタ 16、24 分周器 17 発信
器 20 スイッチ 21 VC
XO 22 マイコン

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 光ディスクから読み出した音声EFMデーター中のビッ
    トクロックを再生するPLL回路と、 該PLL回路のVCO出力と音声再生用基準クロック発
    生回路のVCXOの出力とを位相比較する位相比較手段
    と、 この比較出力を帯域制限し前記VCXOの制御電圧とす
    るフィルターと、から成る光ディスク再生装置におい
    て、 前記フィルターの特性を切換える切換手段を備え、 この切換手段により、通常再生時は、前記フィルターの
    特性は低域のみの狭帯域とし、 前記通常再生時以外は、通常再生時の前記フィルターの
    帯域よりも広くするようにしたことを特徴とする光ディ
    スク再生装置。
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JPH0619910B2 (ja) * 1984-09-14 1994-03-16 パイオニア株式会社 記録デイスク情報再生装置

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