JPH06191275A - 自動車のドア構造 - Google Patents

自動車のドア構造

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JPH06191275A
JPH06191275A JP5259698A JP25969893A JPH06191275A JP H06191275 A JPH06191275 A JP H06191275A JP 5259698 A JP5259698 A JP 5259698A JP 25969893 A JP25969893 A JP 25969893A JP H06191275 A JPH06191275 A JP H06191275A
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door
collision
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清二 大段
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Kuniaki Ishigami
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/04Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings
    • B60R21/0428Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings associated with the side doors or panels, e.g. displaced towards the occupants in case of a side collision

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】衝撃吸収材を側面衝突時にのみ乗員へ弾性当接
させて、車室内の居住性の向上を図る。 【構成】インナパネル2 とアウタパネル3 とからなるフ
ロントサイドドア1 内に、側面衝突時のフロントサイド
ドア1 に対する衝突荷重をインナパネル2 側への変形移
動により吸収するインパクトバー11を車体前後方向へ延
ばして設け、該インパクトバー11を、フロントサイドド
ア1 内のアウタパネル3 寄りに配置する。そして、上記
インパクトバー11の上側に、乗員に対する直接的な当接
により側面衝突時の乗員に対する衝突荷重を緩和吸収す
る衝撃吸収材21を設けるとともに、上記インナパネル2
に、上記衝撃吸収材21の側面衝突時におけるインナパネ
ル2を介した車体内方への移動を可能とする開口26を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドア構造に関
し、詳しくは、側面衝突時の衝撃を吸収する衝撃吸収材
の適所への配置により車室内の居住性を向上させる対策
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のドア構造においては、
例えば、特開昭53−147323号公報に開示される
ように、インナパネルとアウタパネルとからなるドア内
に、側面衝突時のドアに対する衝突荷重をインナパネル
側への変形移動により吸収するようにしたインパクトバ
ーを設けており、該インパクトバーは、ドア内に昇降自
在に収納されるドアガラスとの干渉を回避する上でアウ
タパネル寄りを車体前後方向へ延びて配置され、上記イ
ンパクトバーに対応するインナパネルよりも車体内方つ
まり車室側に、乗員に対する直接的な当接により側面衝
突時の乗員に対する衝突荷重を緩和吸収する衝撃吸収材
を設けたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のもの
では、衝撃吸収材が車室側に設けられているため、この
衝撃吸収材によって車室内の居住性が悪化することにな
る。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、衝撃吸収材を側面衝突時
にのみ乗員に弾性当接させて、車室内の居住性を向上さ
せることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、インナパ
ネルとアウタパネルとからなるドアを備えた自動車のド
ア構造を前提とし、上記ドア内のアウタパネル寄りに、
乗員に対する直接的な当接により側面衝突時の乗員に対
する衝突荷重を緩和吸収する衝撃吸収材を設けるととも
に、上記インナパネルに、上記衝撃吸収材の少なくとも
一部を側面衝突時にインナパネルを介して車体内方へ移
動させる開口を設ける。そして、上記ドア内に、上記衝
撃吸収材を保持するための保持部材を設ける構成とした
ものである。
【0006】また、請求項2記載の発明が講じた解決手
段は、上記請求項1記載の発明の保持部材を特定し、ド
ア内のアウタパネル寄りを車体前後方向へ延びるインパ
クトバーとする構成としたものである。
【0007】また、請求項3記載の発明が講じた解決手
段は、上記請求項1記載の発明の保持部材を特定し、ド
ア内のアウタパネル寄りを車体前後方向へ延びるベルト
ラインレインフォースメントとする構成としたものであ
る。
【0008】また、請求項4記載の発明が講じた解決手
段は、上記請求項1記載の発明の保持部材を特定し、ド
ア内を車体前後方向へ延びるインパクトバーと、ドア内
のアウタパネル寄りを車体前後方向へ延びるベルトライ
ンレインフォースメントとで構成したものである。
【0009】また、請求項5記載の発明が講じた解決手
段は、上記請求項1記載の発明のインナパネルと、該イ
ンナパネルの車室側に配されるトリムとの間を特定し、
その間に、衝撃吸収材の車幅方向の肉厚よりも薄い肉厚
のインナパネル側衝撃吸収材を設ける構成としたもので
ある。
【0010】さらに、請求項6記載の発明が講じた解決
手段は、上記請求項2、請求項4または請求項5記載の
発明の衝撃吸収材を特定し、インパクトバーの上側に設
ける構成としたものである。
【0011】
【作用】上記の構成により、請求項2記載の発明では、
アウタパネルは、側面衝突時に作用する車体側方からの
衝突荷重により、ドアパネル内の保持部材と共に衝撃吸
収材を伴ってインナパネル側へ変形移動する。その場
合、衝撃吸収材の少なくとも一部は、アウタパネルのイ
ンナパネル側への変形移動に伴ってインナパネルの開口
を介して車室側つまり車体内方へ移動し、この車室側に
飛び出す(移動する)衝撃吸収材の少なくとも一部に乗
員が弾性当接して側面衝突時の乗員に対する衝突荷重が
緩和吸収されることになる。
【0012】これにより、衝撃吸収材を車室側に設けて
おかなくとも、側面衝突時の衝撃荷重により車室側に飛
び出す衝撃吸収材でもって乗員に作用する衝突荷重を緩
和吸収させることが可能となり、衝撃吸収材によって車
室内の居住性が悪化することはない。
【0013】また、請求項2記載の発明では、衝撃吸収
材がインパクトバーにより保持されているので、側面衝
突時、ドア内のアウタパネル寄りを車体前後方向へ延び
るインパクトバーは、車体側方からの衝突荷重により衝
撃吸収材を伴ってインナパネル側へ変形移動し、このイ
ンパクトバーのインナパネル側への変形移動により側面
衝突時の衝突荷重を効果的に吸収しつつ、該インナパネ
ルへの当接によりインパクトバーのそれ以上車室側への
移動が規制される。その場合、衝撃吸収材の少なくとも
一部は、インパクトバーがインナパネルへの当接により
車室側への移動が規制されるのに対し、インナパネルの
開口を介したさらなる車室側つまり車体内方への移動が
可能となり、この車室側に飛び出す衝撃吸収材に乗員が
弾性当接して側面衝突時の乗員に対する衝突荷重が効果
的に緩和吸収されることになる。これにより、側面衝突
時の衝撃荷重により車室側に飛び出す衝撃吸収材でもっ
て乗員への衝突荷重を効果的に緩和吸収させることが可
能となり、車室側に設ける必要のない衝撃吸収材によっ
て車室内の居住性が同様に悪化することがない。
【0014】また、請求項3記載の発明では、衝撃吸収
材がベルトラインレインフォースメントにより保持され
ているので、側面衝突時、ドア内のアウタパネル寄りを
車体前後方向へ延びるベルトラインレインフォースメン
トは、車体側方からの衝突荷重によって衝撃吸収材を伴
ってインナパネル側へ変形移動し、このベルトラインレ
インフォースメントのインナパネル側への変形移動によ
り側面衝突時の衝突荷重を吸収しつつ、該インナパネル
への当接によりベルトラインレインフォースメントのそ
れ以上車室側への移動が規制される。その場合、衝撃吸
収材の少なくとも一部は、ベルトラインレインフォース
メントがインナパネルへの当接により車室側への移動が
規制されるのに対し、インナパネルの開口を介したさら
なる車体内方への移動が可能となり、この車室側に飛び
出す衝撃吸収材に乗員が弾性当接して側面衝突時の乗員
に対する衝突荷重が効果的に緩和吸収されることにな
る。これにより、側面衝突時の衝撃荷重により車室側に
飛び出す衝撃吸収材でもって乗員への衝突荷重を効果的
に緩和吸収させることが可能となり、衝撃吸収材によっ
て車室内の居住性が同様に悪化することがない。
【0015】また、請求項4記載の発明では、衝撃吸収
材がインパクトバーおよびベルトラインレインフォース
メントの両者により保持されているので、側面衝突時、
ドア内のインパクトバーおよびベルトラインレインフォ
ースメントは、車体側方からの衝突荷重によって衝撃吸
収材を伴ってインナパネル側へ共に変形移動し、このイ
ンパクトバーおよびベルトラインレインフォースメント
のインナパネル側への変形移動により側面衝突時の衝突
荷重をより効果的に吸収しつつ、該インナパネルへの当
接によりインパクトバーおよびベルトラインレインフォ
ースメントのそれ以上車室側への移動が共に規制され
る。その場合、衝撃吸収材の少なくとも一部は、インナ
パネルに当接して車室側への移動が規制されたインパク
トバーおよびベルトラインレインフォースメントに対
し、インナパネルの開口を介してさらに車体内方へ移動
することになり、側面衝突時の衝撃荷重により車室側に
飛び出す衝撃吸収材でもって乗員への衝突荷重をより効
果的に緩和吸収させることが可能となって、衝撃吸収材
による車室内の居住性の悪化を防止している。
【0016】また、請求項5記載の発明では、衝撃吸収
材の車幅方向の肉厚よりも薄い肉厚のインナパネル側衝
撃吸収材がインナパネルとトリムとの間に設けられてい
るので、側面衝突時に作用する車体側方からの衝突荷重
によりアウタパネルと共にインナパネル側へ変形移動す
る保持部材がインナパネルに当接した際の衝撃荷重がイ
ンナパネル側衝撃吸収材により効果的に吸収され、乗員
への衝突荷重を効果的に緩和吸収させることが可能とな
る。
【0017】しかも、インナパネル側衝撃吸収材が、保
持部材により保持したドア内の衝撃吸収材に対して対向
配置されている場合には、衝撃吸収材により吸収された
衝撃荷重をインナパネル側衝撃吸収材でもって2段階に
緩和吸収することが可能となり、乗員への衝突荷重を一
層効果的に緩和吸収させることが可能となる。
【0018】さらに、インナパネル側衝撃吸収材がドア
内の衝撃吸収材の車幅方向の肉厚よりも薄い肉厚である
ことから、インナパネル側衝撃吸収材の車室内への張出
し量を可及的に小さくして、インナパネル側衝撃吸収材
による車室内の居住性への影響が最小限度に止められる
ことになる。
【0019】また、請求項6記載の発明では、インパク
トバーの上側に衝撃吸収材が設けられていることによ
り、衝撃吸収材の車幅方向の厚みがインパクトバーの車
幅方向の厚みとオーバーラップし、その互いのオーバー
ラップ部分により両者の車幅方向の厚みが相殺されてド
アの厚みを薄くすることが可能となり、ドアの厚みを薄
くして車室内の居住性が拡大されることになる。
【0020】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明におけ
る自動車のドア構造によれば、側面衝突時、アウタパネ
ルの変形移動に伴い保持部材と共にインナパネル側へ移
動する衝撃吸収材の少なくとも一部を、インナパネルの
開口を介してさらに車体内方への移動させて乗員に弾性
当接させることにより、通常時にドア内に収納された衝
撃吸収材でもって側面衝突時の乗員に対する衝突荷重を
緩和吸収でき、車室側の衝撃吸収材を不要にして、車室
内の居住性の拡大化を図ることができる。
【0021】また、請求項2記載の発明における自動車
のドア構造によれば、側面衝突時、インパクトバーの変
形移動により衝突荷重を効果的に吸収しつつインナパネ
ル側へ移動する衝撃吸収材の少なくとも一部を、インナ
パネルの開口を介してさらに車体内方への移動させて乗
員に弾性当接させることにより、ドア内の衝撃吸収材で
もって側面衝突時の乗員に対する衝突荷重を効果的に緩
和吸収でき、車室内の居住性の拡大化を図ることができ
る。
【0022】また、請求項3記載の発明における自動車
のドア構造によれば、側面衝突時、ベルトラインレイン
フォースメントの変形移動により衝突荷重を効果的に吸
収しつつインナパネル側へ移動する衝撃吸収材の少なく
とも一部を、インナパネルの開口を介してさらに車体内
方への移動させて乗員に弾性当接させることにより、ド
ア内の衝撃吸収材でもって側面衝突時の乗員に対する衝
突荷重を効果的に緩和吸収でき、車室内の居住性の拡大
化を図ることができる。
【0023】また、請求項4記載の発明における自動車
のドア構造によれば、側面衝突時、インパクトバーおよ
びベルトラインレインフォースメントの変形移動により
衝突荷重をより効果的に吸収しつつインナパネル側へ移
動する衝撃吸収材の少なくとも一部を、インナパネルの
開口を介してさらに車体内方への移動させて乗員に弾性
当接させることにより、ドア内の衝撃吸収材でもって側
面衝突時の乗員に対する衝突荷重をより効果的に緩和吸
収でき、車室内の居住性の拡大化を図ることができる。
【0024】また、請求項5記載の発明における自動車
のドア構造によれば、側面衝突時、衝撃吸収材の車幅方
向の肉厚よりも薄い肉厚のインナパネル側衝撃吸収材が
インナパネルとトリムとの間に設けられているので、側
面衝突時の衝突荷重による,アウタパネルと共に保持部
材がインナパネルに当接した際の衝撃荷重、およびイン
ナパネル側衝撃吸収材をドア内の衝撃吸収材に対向配置
した場合のドア内の衝撃吸収材を介したインナパネル側
衝撃吸収材への段階的な衝撃荷重をそれぞれ効果的に緩
和吸収して、乗員への衝突荷重を一層効果的に緩和吸収
させることができる。しかも、インナパネル側衝撃吸収
材をドア内の衝撃吸収材の肉厚よりも薄肉にしたことに
より、インナパネル側衝撃吸収材による車室内の居住性
への影響を最小限度に止めて、車室内の居住性の拡大化
に貢献することができる。
【0025】さらに、請求項6記載の発明における自動
車のドア構造によれば、衝撃吸収材の厚みを相殺するイ
ンパクトバー上側への衝撃吸収材の配置により、ドアの
厚みを薄くして車室内の居住性のさらなる拡大化を図る
ことができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0027】図1および図2は本発明の第1実施例に係
るドア構造を用いた自動車右側のフロントサイドドア示
し、このフロントサイドドア1(ドア)は、インナパネ
ル2とアウタパネル3とを接合してなり、この上縁部に
はフロントサイドドア1内外を連通する開口部1aが形
成され、その開口部1aを介してウインドガラス4を昇
降移動させてウインドを開閉するようになされている。
該ウインドガラス4は、フロントサイドドア1内の車体
前後方向略中間部を上下方向へ延びる中央ガラスガイド
5にスライダ6を介して下端部中央位置が支持されてい
ると共に、前端部がフロントサイドドア1内の前端部を
上下方向へ延びる断面略コ字状の前側ガラスガイド7
に、後端部がフロントサイドドア1内の後端部を上下方
向へ延びる断面略コ字状の後側ガラスガイド8にそれぞ
れ支持されていて、フロントサイドドア1内での上記各
ガラスガイド5,7,8に則した昇降移動を可能にして
いる。
【0028】上記フロントサイドドア1内には、その上
縁部位置つまりベルトライン位置を車体前後方向へ延び
るベルトラインレインフォースメント10が設けられて
いる。該ベルトラインレインフォースメント10は、フ
ロントサイドドア1内においてアウタパネル3と共に閉
断面を形成するよう,その上下端部が充填材9,9を介
して接合固着された状態で配置されていて、フロントサ
イドドア1前後端のインナパネル2とアウタパネル3と
の接合面間に前後端部が挟み込まれた状態で接合固着さ
れている。そして、上記ベルトラインレインフォースメ
ント10は、上記フロントサイドドア1側のシート(図
示せず)に着座した乗員Xの肩部と後部付近において車
体側面視で交差していて、フロントサイドドア1への側
面衝突時の衝突荷重をベルトラインレインフォースメン
ト10によるインナパネル2側への変形移動により吸収
するよう配置されている。
【0029】また、上記フロントサイドドア1内には、
車体前後方向へ延びるインパクトバー11が設けられて
いる。該インパクトバー11は、フロントサイドドア1
への側面衝突時の衝突荷重を最も受け易い自動車のバン
パ位置に対応するフロントサイドドア1の上下方向中間
位置を車体前後方向へ延びて配されていて、上記フロン
トサイドドア1側のシート(図示せず)に着座した乗員
Xの胴体と後部付近において車体側面視で交差してい
る。そして、上記インパクトバー11は、フロントサイ
ドドア1への側面衝突時の衝突荷重をインパクトバー1
1によるインナパネル2側への変形移動により吸収する
よう,フロントサイドドア1内におけるアウタパネル3
と上記各ガラスガイド5,7,8との間に配置されてい
る。さらに、図3にも示すように、上記インパクトバー
11の前後端には、平板状のブラケット13,13がそ
れぞれ接合固着されており、該各ブラケット13は、フ
ロントサイドドア1内において前後側ガラスガイド7,
8と干渉しない前側ガラスガイド7前方および後側ガラ
スガイド8後方よりアウタパネル3側に各々膨出するイ
ンナパネル2前後端の車外側面略中央位置にそれぞれ接
合固着されている。そして、上記インパクトバー11
は、アウタパネル3側を車体前後方向へ延びる断面略ハ
ット状のアウタベース11aと、該アウタベース11a
よりも各ガラスガイド5,7,8側(インナパネル2
側)に配され、上下端部がアウタベース11a車内側面
の上下端部に接合固着されてアウタベース11aと共に
車体前後方向へ延びる閉断面を形成する断面略ハット状
のインナベース11bと、上記アウタベース11aの車
体前後方向中央部のアウタパネル3側に配され、上下端
部がアウタベース11a車外側面の上下端部に接合固着
されてアウタベース11aの車体前後方向中央部におい
て車体前後方向へ延びる閉断面を形成するほぼ平板状の
ベース11cとからなる。尚、図1中14,14はドア
ヒンジ、図3中15はフロントサイドドア1の所定量以
上の回動を規制するドアチェッカーである。
【0030】そして、図4にも示すように、上記乗員X
の胴体に対応するインパクトバー11の後部上側位置に
は、乗員Xに対する直接的な当接により側面衝突時の乗
員Xに対する衝突荷重を緩和吸収する衝撃吸収材21が
設けられている。該衝撃吸収材21は、内外に2分割さ
れた弾性変形可能な比較的柔らかな2つのパッド22,
22を合わせてなる。また、上記衝撃吸収材21は、そ
の各パッド22の合わせ面に挟んで上部が接着固定され
たブラケット23の下部をインナベース11bの中央部
にビス24,…止めしてインパクトバー11への取付が
なされるようになっていて、インパクトバー11が衝撃
吸収材21を保持する保持部材として構成されている。
そして、上記インナパネル2の後部中央位置付近には、
上記フロントサイドドア1を昇降移動させるウインドレ
ギュレータ装置25(図では上述した中央ガラスガイド
5およびスライダ6のみ示す)の組付用の開口26が設
けられており、この開口26の上部後側が上記衝撃吸収
材21の車体内方側に対応していて、衝撃吸収材21の
側面衝突時におけるインナパネル2を介した車体内方へ
の移動を可能とする開口としての機能を有している。
【0031】また、上記フロントサイドドア1の内面つ
まりインナパネル2の車室側面には、トリム材31(ト
リム)が取付けられており、該トリム材31は、側面衝
突時における衝撃吸収材21の開口26(インナパネル
2)を介した車体内方への移動により破砕されて、衝撃
吸収材21の車室側への移動を規制しないようにしてい
る。尚、31aは、乗員Xの胴体下部に対応して車室側
に膨出するアームレストである。
【0032】したがって、上記実施例では、側面衝突
時、フロントサイドドア1内のアウタパネル3寄りを車
体前後方向へ延びるインパクトバー11は、車体側方か
らの衝突荷重によって衝撃吸収材21を伴ってインナパ
ネル2側へ移動し、各ガラスガイド5,7,8に当接す
る。すると、インパクトバー11は、各ガラスガイド
5,7,8と共にインナパネル2側へさらに変形移動
し、この各ガラスガイド5,7,8を伴うインパクトバ
ー11の変形移動により側面衝突時の衝突荷重を吸収し
つつ、インナパネル2へ当接し、インパクトバー11の
それ以上車室側への移動が規制される。その場合、衝撃
吸収材21は、インパクトバー11がインナパネル2へ
の当接により車室側への移動が規制されるのに対し、イ
ンパクトバー11上側のブラケット23から離脱してイ
ンナパネル2の開口26の上部後側を介したさらなる車
室側への移動が可能となり、この車室側に飛び出す(移
動する)衝撃吸収材21に乗員Xの胴体が弾性当接して
側面衝突時の乗員Xに対する衝突荷重が緩和吸収される
ことになる。また、乗員Xの胴体は、側面衝突時にアー
ムレスト31aにも当接するが、このアームレスト31
aが車室側に膨出しているためにクッション効果が期待
でき、側面衝突時の乗員Xの胴体下部に対する衝突荷重
が緩和吸収されることになる。
【0033】これにより、衝撃吸収材21を車室側に設
けておかなくとも、側面衝突時の衝撃荷重により車室側
に飛び出す衝撃吸収材21により、乗員Xに作用する衝
突荷重をアームレスト31aによるクッション効果と相
俟って緩和吸収させることが可能となる。しかも、イン
パクトバー11の上側に衝撃吸収材21がブラケット2
3を介して取付けられていることにより、衝撃吸収材2
1の車幅方向の厚みがインパクトバー11の車幅方向の
厚みとオーバーラップし、その互いのオーバーラップ部
分により両者の車幅方向の厚みが相殺されてフロントサ
イドドア1の厚みを薄くすることが可能となる。
【0034】この結果、車室側に設けることなくフロン
トサイドドア1の厚みを薄くできる衝撃吸収材21でも
って、車室内の居住性の拡大化を効果的に図ることがで
きる。
【0035】次に、本発明の第2実施例を図5に基づい
て説明する。
【0036】この第2実施例は、上記第1実施例の保持
部材を変更したものである(尚、上記実施例と同一の部
分については同一の符号を付してその詳細な説明を省略
する)。
【0037】つまり、本例では、ベルトラインレインフ
ォースメント10は、その口部下端位置より下方に延設
された延設フランジ10aを有している。そして、衝撃
吸収材21は、その各パッド22の合わせ面に挟んで下
部が接着固定されたブラケット41の上部をベルトライ
ンレインフォースメント10の延設フランジ10aにク
リップ40,…止めしてベルトラインレインフォースメ
ント10への取付がなされるようになっていて、ベルト
ラインレインフォースメント10が衝撃吸収材21を保
持する保持部材として構成されている。
【0038】また、上記ベルトラインレインフォースメ
ント10に対応するインナパネル2とトリム材31との
上縁部間には、上記衝撃吸収材21の車幅方向の肉厚よ
りも薄い肉厚のインナパネル側上部衝撃吸収材42が設
けられている。該インナパネル側上部衝撃吸収材42
は、乗員Xの肩部に対応していて、乗員Xに対するトリ
ム材31を介した当接により側面衝突時の乗員Xの肩部
に対する衝突荷重を緩和吸収するようにしている。ま
た、上記フロントサイドドア1内には、断面円管形状の
インパクトバー43が設けられている。
【0039】この場合、側面衝突時、フロントサイドド
ア1内でアウタパネル3に接合固着されて車体前後方向
へ延びるベルトラインレインフォースメント10は、イ
ンパクトバー43と共に車体側方からの衝突荷重によっ
て衝撃吸収材21を伴ってインナパネル2側へ移動し、
各ガラスガイド5,7,8に当接する。すると、ベルト
ラインレインフォースメント10およびインパクトバー
43は、各ガラスガイド5,7,8と共にインナパネル
2側へさらに変形移動し、この各ガラスガイド5,7,
8を伴うベルトラインレインフォースメント10および
インパクトバー43の変形移動により側面衝突時の衝突
荷重を吸収しつつ、インナパネル2へ当接し、ベルトラ
インレインフォースメント10およびインパクトバー4
3のそれ以上車室側への移動が規制される。その場合、
衝撃吸収材21は、ベルトラインレインフォースメント
10がインナパネル2への当接により車室側への移動が
規制されるのに対し、ベルトラインレインフォースメン
ト10下側のブラケット23から離脱してインナパネル
2の開口26を介したさらなる車室側への移動が可能と
なり、この車室側に飛び出す(移動する)衝撃吸収材2
1に乗員Xの胴体が弾性当接して側面衝突時の乗員Xの
胴体下部に対する衝突荷重が緩和吸収されることにな
る。一方、インナパネル側上部衝撃吸収材42は、ベル
トラインレインフォースメント10がインナパネル2に
当接した際の衝撃荷重を効果的に吸収し、乗員Xの肩部
に対する衝突荷重が緩和吸収されることになる。
【0040】これにより、側面衝突時に乗員Xの胴体下
部に作用する衝突荷重を、車室側に飛び出す衝撃吸収材
21と、アームレスト31aによるクッション効果とに
より緩和吸収させることができる一方、側面衝突時に乗
員Xの肩部に作用する,インナパネル2に当接した際の
ベルトラインレインフォースメント10からの衝突荷重
を、インナパネル側上部衝撃吸収材42により緩和吸収
させることができる。しかも、インナパネル側上部衝撃
吸収材42がフロントサイドドア1内の衝撃吸収材21
の車幅方向の肉厚よりも薄い肉厚であることから、イン
ナパネル側上部衝撃吸収材42の車室内への張出し量を
可及的に小さくできる。
【0041】この結果、インナパネル側上部衝撃吸収材
42による車室内の居住性への影響が最小限度に止めら
れ、フロントサイドドア1の厚みを可及的に薄くできる
衝撃吸収材21およびインナパネル側上部衝撃吸収材4
2でもって、車室内の居住性の拡大化に貢献することが
できる。
【0042】次に、本発明の第3実施例を図6に基づい
て説明する。
【0043】この第3実施例は、上記第1実施例の保持
部材を変更したものである。
【0044】つまり、本例では、ベルトラインレインフ
ォースメント10とインパクトバー43とは、支持ブラ
ケット51を介して互いに連結されている。該支持ブラ
ケット51は、その上端がベルトラインレインフォース
メント10の下端に接合固着されている一方、下端がイ
ンパクトバー43の周囲を抱持する抱持部51aを介し
て固定されるようになっている。上記抱持部51aは、
インパクトバー43の周囲を抱持した状態でボルト52
およびナット53によりインパクトバー43に対する締
結固定がなされるようにしている。
【0045】そして、衝撃吸収材21は、支持ブラケッ
ト51の略中央部車室側に配されていて、その各パッド
22の合わせ面に挟んで接着固定されたブラケット54
の上端部が支持ブラケット51の上部に、ブラケット5
4の下端部が支持ブラケット51の下部(抱持部51a
よりも上側)にそれぞれクリップ40,…止めされてベ
ルトラインレインフォースメント10およびインパクト
バー43への取付けがなされるようになっていて、ベル
トラインレインフォースメント10およびインパクトバ
ー43が衝撃吸収材21を保持する保持部材として構成
されている。また、上記ベルトラインレインフォースメ
ント10に対応するインナパネル2とトリム材31との
上縁部間には、インナパネル側上部衝撃吸収材42が設
けられている。
【0046】この場合、側面衝突時、ベルトラインレイ
ンフォースメント10は、インパクトバー43と共に車
体側方からの衝突荷重によって衝撃吸収材21を伴って
インナパネル2側へ移動し、各ガラスガイド5,7,8
に当接する。すると、ベルトラインレインフォースメン
ト10およびインパクトバー43は、各ガラスガイド
5,7,8と共にインナパネル2側へさらに変形移動
し、この各ガラスガイド5,7,8を伴うベルトライン
レインフォースメント10およびインパクトバー43の
変形移動により側面衝突時の衝突荷重を吸収しつつ、イ
ンナパネル2へ当接し、ベルトラインレインフォースメ
ント10およびインパクトバー43のそれ以上車室側へ
の移動が規制される。その場合、衝撃吸収材21は、ベ
ルトラインレインフォースメント10およびインパクト
バー43がインナパネル2への当接により車室側への移
動が規制されるのに対し、支持ブラケット51から離脱
してインナパネル2の開口26を介したさらなる車室側
への移動が可能となり、この車室側に飛び出す(移動す
る)衝撃吸収材21に乗員Xの胴体が弾性当接して側面
衝突時の乗員Xの胴体下部に対する衝突荷重を緩和吸収
している。一方、インナパネル側上部衝撃吸収材42
は、ベルトラインレインフォースメント10がインナパ
ネル2に当接した際の衝撃荷重を効果的に吸収し、乗員
Xの肩部に対する衝突荷重を緩和吸収している。
【0047】これにより、側面衝突時に乗員Xの胴体下
部に作用する衝突荷重を、ベルトラインレインフォース
メント10およびインパクトバー43による車室側への
変形移動により効果的に吸収しつつ、車室側に飛び出す
衝撃吸収材21と、アームレスト31aによるクッショ
ン効果とにより効果的に緩和吸収させることができる一
方、側面衝突時に乗員Xの肩部に作用する,インナパネ
ル2に当接した際のベルトラインレインフォースメント
10からの衝突荷重を、インナパネル側上部衝撃吸収材
42により緩和吸収させることができる。この結果、衝
撃吸収材21およびインナパネル側上部衝撃吸収材42
による車室内の居住性への影響を最小限度に止めて、車
室内の居住性の拡大化に貢献できる。
【0048】尚、上記第3実施例では、抱持部51aに
よりインパクトバー43に対して固定したが、図7に示
すように、インパクトバー43とアウタパネル3との間
の隙間が非常に小さい場合には、衝撃吸収材21を、そ
の各パッド22の合わせ面に挟んで下部が接着固定され
たブラケット41の上部をベルトラインレインフォース
メント10の後部下端位置にクリップ40止めしてベル
トラインレインフォースメント10への取付けを行う一
方、インパクトバー43の周囲の略四分の三円弧分を嵌
合する嵌合部55aを下端部に有する支持ブラケット5
5の上端部を各パッド22の合わせ面に挟んで接着固定
するようにしても良い。この場合、組付手順としては、
ブラケット41、衝撃吸収材21および支持ブラケット
55を予めサブアッセンブリしておき、支持ブラケット
55の嵌合部55aをインパクトバー43に嵌合させる
と共に、ブラケット41の上端部をベルトラインレイン
フォースメント10の下端部にクリップ40止めするこ
とにより行われる。
【0049】次に、本発明の第4実施例を図8に基づい
て説明する。
【0050】この第4実施例は、上記第1実施例の保持
部材を変更したものである。
【0051】つまり、本例では、フロントサイドドア1
内に、外方(反車室側)に開口する断面略ハット状のイ
ンパクトバー61を設けている。このインパクトバー6
1には、上面および車室側面に跨がる断面略L字状のブ
ラケット62がクリップ40止めされており、このブラ
ケット62の上面側に上下方向に長い衝撃吸収材63の
下面側が接着固定されている。該衝撃吸収材63は、開
口26つまり乗員Xの胴体下部に対応する下部側の車幅
方向の肉厚が75mmに、開口26の上方つまり乗員X
の肩部に対応する上部側の車幅方向の肉厚が60mmに
それぞれ設定されていて、車室側面が段差状に形成され
てなる。
【0052】また、乗員Xの肩部に対応するインナパネ
ル2の反車室側面上縁部には、ベルトラインレインフォ
ースメント64が設けられている。そして、インナパネ
ル2とトリム材31との間には、上記ベルトラインレイ
ンフォースメント64に対応するインナパネル側上部衝
撃吸収材42と、上記開口26つまり衝撃吸収材63の
下部側に対応するインナパネル側下部衝撃吸収材65と
が配されている。上記インナパネル側上部衝撃吸収材4
2の車幅方向への肉厚が25mmに、上記インナパネル
側下部衝撃吸収材65の車幅方向への肉厚が20mmに
それぞれ設定されている。
【0053】この場合、側面衝突時、インパクトバー6
1は、車体側方からの衝突荷重によって衝撃吸収材63
を伴ってインナパネル2側へ移動し、各ガラスガイド
5,7,8に当接すると、各ガラスガイド5,7,8と
共にインナパネル2側へさらに変形移動し、この各ガラ
スガイド5,7,8を伴うインパクトバー61の変形移
動により側面衝突時の衝突荷重を吸収しつつ、インナパ
ネル2へ当接し、インパクトバー61のそれ以上車室側
への移動が規制される。その場合、衝撃吸収材63の下
部側は、インパクトバー61がインナパネル2への当接
により車室側への移動が規制されるのに対し、インナパ
ネル2の開口26を介したさらなる車室側への移動が可
能となり、この車室側に飛び出す(移動する)衝撃吸収
材63がインナパネル側下部衝撃吸収材65に弾性当接
し、それから、このインナパネル側下部衝撃吸収材65
を介して乗員Xの胴体が弾性当接して、側面衝突時の乗
員Xの胴体下部に対する衝突荷重を2段階で段階的に緩
和吸収するようにしている。一方、衝撃吸収材63の上
部側は、アウタパネル3の変形移動に伴ってインナパネ
ル2側へ移動し、インナパネル2のベルトラインレイン
フォースメント64への当接により車室側への移動が効
果的に規制されると共に、インナパネル側上部衝撃吸収
材42に当接し、このインナパネル側上部衝撃吸収材4
2を介して乗員Xの胴体が弾性当接して、側面衝突時の
乗員Xの肩部に対する衝突荷重を2段階で段階的に緩和
吸収するようにしている。
【0054】これにより、側面衝突時に乗員Xの胴体下
部に作用する衝突荷重を、インパクトバー43による車
室側への変形移動により効果的に吸収しつつ、車室側に
飛び出す衝撃吸収材63と、該衝撃吸収材63を弾性当
接させるインナパネル側下部衝撃吸収材65と、アーム
レスト31aによるクッション効果とにより段階的に一
層効果的に緩和吸収させることができる一方、側面衝突
時に乗員Xの肩部に作用する,インナパネル2に当接し
た際のベルトラインレインフォースメント10からの衝
突荷重を、該ベルトラインレインフォースメント64に
より効果的に吸収しつつ衝撃吸収材63の上部側および
インナパネル側上部衝撃吸収材42により一層効果的に
緩和吸収させることができる。この結果、インナパネル
側上部衝撃吸収材42およびインナパネル側下部衝撃吸
収材65による車室内の居住性への影響を最小限度に止
めて、車室内の居住性の拡大化に貢献できる。
【0055】尚、本発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の変形例を包含するものであ
る。例えば、上記各実施例では、インパクトバー11,
43,61の上側に衝撃吸収材21,63を設けたが、
インパクトバーの下側や車室側に衝撃吸収材が設けられ
ていても良い。
【0056】また、上記各実施例では、車幅方向で二重
の閉断面状のインパクトバー11を構成したり、断面円
管状のインパクトバー43を構成したり、断面略ハット
状のインパクトバー61を構成したりしたが、上下方向
で二重の閉断面を構成するインパクトバーや、平板状の
ベースと断面ハット状のベースとで単一の閉断面を形成
するインパクトバーなどであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る開口の後部上側付近で切断し
たフロントサイドドアの縦断正面図である。
【図2】第1実施例に係るフロントサイドドアを車体内
方より視た側面図である。
【図3】第1実施例に係るインパクトバー前端部付近で
切断したフロントサイドドアの横断平面図である。
【図4】第1実施例に係る衝撃吸収材の縦断正面図であ
る。
【図5】第2実施例に係る図1相当図である。
【図6】第3実施例に係る図1相当図である。
【図7】第3実施例の変形例に係る衝撃吸収材付近の縦
断正面図である。
【図8】第4実施例に係る図1相当図である。
【符号の説明】
1 フロントサイドドア(ドア) 2 インナパネル 3 アウタパネル 10,64 ベルトラインレインフォースメント(保持
部材) 11,43,61 インパクトバー(保持部材) 21,63 衝撃吸収材 26 開口 31 トリム材(トリム) 42 インナパネル側上部衝撃吸収材(インナパネ
ル側衝撃吸収材) 65 インナパネル側下部衝撃吸収材(インナパネ
ル側衝撃吸収材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナパネルとアウタパネルとからなる
    ドアを備えた自動車のドア構造において、 上記ドア内のアウタパネル寄りには、乗員に対する直接
    的な当接により側面衝突時の乗員に対する衝突荷重を緩
    和吸収する衝撃吸収材が設けられているとともに、上記
    インナパネルには、上記衝撃吸収材の少なくとも一部を
    側面衝突時にインナパネルを介して車体内方へ移動させ
    る開口が設けられ、上記ドア内には、上記衝撃吸収材を
    保持するための保持部材が設けられていることを特徴と
    する自動車のドア構造。
  2. 【請求項2】 保持部材は、ドア内のアウタパネル寄り
    を車体前後方向へ延びるインパクトバーであることを特
    徴とする請求項1記載の自動車のドア構造。
  3. 【請求項3】 保持部材は、ドア内のアウタパネル寄り
    を車体前後方向へ延びるベルトラインレインフォースメ
    ントであることを特徴とする請求項1記載の自動車のド
    ア構造。
  4. 【請求項4】 保持部材は、ドア内を車体前後方向へ延
    びるインパクトバーと、ドア内のアウタパネル寄りを車
    体前後方向へ延びるベルトラインレインフォースメント
    とであることを特徴とする請求項1記載の自動車のドア
    構造。
  5. 【請求項5】 インナパネルと、該インナパネルの車室
    側に配されるトリムとの間には、衝撃吸収材の車幅方向
    の肉厚よりも薄い肉厚のインナパネル側衝撃吸収材が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の自動車の
    ドア構造。
  6. 【請求項6】 衝撃吸収材は、インパクトバーの上側に
    設けられていることを特徴とする請求項2、請求項4ま
    たは請求項5記載の自動車のドア構造。
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