JP2014046782A - 車両用ドア - Google Patents

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Abstract

【課題】閉断面状のドアビームをドアアウタパネルに連結する車両用ドアにおいて、部品点数を削減することができるワイヤハーネスの取付技術を提供すること。
【解決手段】ドアアウタパネル22の内面51には、2本の長尺のドアビーム52,53が横向きに固定されている。ドアビーム52,53は、両端部が固定部材54,55によってドアインナパネルの内面にそれぞれ固定されている。上側のドアビーム52の長手途中の部位は、第1の連結ブラケット61及び第2の連結ブラケット62によって、ドアアウタパネル22の内面51にシール材(マスチックシーラ)を介して連結されている。ドア本体11の内部には、ウインドレギュレータのためのハーネスや、アウタハンドル16のためのワイヤハーネス42が通されている。ワイヤハーネス42は、第1の連結ブラケット61及び第2の連結ブラケット62に取り付けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、車体に形成されているドア開口部を開閉するためのドアの改良技術に関する。
車両用ドアは、外側のドアアウタパネルと内側のドアインナパネルの間にドアビームを備えて、車両側方から車両用ドアに加わる衝撃に対する補強をしている。ドアアウタパネルをドアビームによって補強する技術については、例えば特許文献1が知られている。
特許文献1で知られている技術は、長尺のパイプ材からなるドアビームの両端を、締結部材によりドアアウタパネルの内面に固定したものである。さらに、ドアビームの中間部分にブラケットの一端を溶接により固定し、ブラケットの他端をドアアウタパネルの内面にシール材によって接合することで、制振効果を得ることができる。
また、一般的に車両用ドアの内部には、ワイヤハーネスが通っている。このワイヤハーネスは、ブラケットによってドアアウタパネルに取り付けられる。しかし、車両用ドアの内部に、ワイヤハーネス取付用の専用ブラケットを設ける必要があるため、部品点数が多くなりコストが嵩んでいた。これに対し、ドアビームにワイヤハーネスを取り付けることが考えられる。しかし、パイプ材のような閉断面状のドアビームである場合、ワイヤハーネス用の取付孔をドアビームに形成することが困難である。
特許第4368915号公報
本発明は、閉断面状のドアビームをドアアウタパネルに連結する車両用ドアにおいて、部品点数を削減することができるワイヤハーネスの取付技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明によれば、ドアインナパネルとドアアウタパネルとから成るドア本体と、該ドア本体の内部に横向きに配置されるとともに、両端部を該ドア本体に固定された閉断面状のドアビームと、該ドアビームの長手途中の部位を前記ドアアウタパネルに連結した連結ブラケットと、を含む車両用ドアにおいて、前記ドア本体の内部には、ワイヤハーネスが通され、該ワイヤハーネスは、前記連結ブラケットに取り付けられている。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記ドアインナパネルには、前記ドア本体の内部に連通する作業用孔が開けられ、前記ドアビームは、前記作業用孔の縁に沿って配置され、前記連結ブラケットに対する前記ワイヤハーネスの取付位置は、前記作業用孔に対してドア厚み方向に重ならない位置に設定されている。
請求項3に記載のごとく、より好ましくは、前記ドアビームは、前記作業用孔に対してドア高さ方向に重なった位置に設定されている。
請求項4に記載のごとく、より好ましくは、前記連結ブラケットは、前記ドアビームに沿って且つ該ドアビームの長手方向に延びたフランジを有し、該フランジは、前記ドアビームに取り付けられる取付部と、該取付部に対して前記ドアビームから離れている離間部とを有し、前記ワイヤハーネスは、前記取付部に取り付けられることにより、前記連結ブラケットに対して取り付けられる。
請求項5に記載のごとく、より好ましくは、前記ドアアウタパネルには、アウタハンドルが取り付けられており、前記連結ブラケットは、前記アウタハンドルの近傍まで延びている。
請求項6に記載のごとく、より好ましくは、前記連結ブラケットは、前記ドアビームよりもドア上方へ延びている。
請求項1に係る発明では、車両用ドアでは、ドアビームの長手途中の部位を、連結ブラケットによりドアアウタパネルに連結した。ドア本体の内部には、ワイヤハーネスが通され、該ワイヤハーネスは、連結ブラケットに取り付けられているので、ワイヤハーネス取付用の専用ブラケットを別途設ける必要がない。閉断面状のドアビームをドアアウタパネルに連結する連結ブラケットを利用し、ワイヤハーネスを車両用ドアに取り付けるので、部品点数を削減することができ、軽量化及びコストの低減を図ることができる。
請求項2に係る発明では、連結ブラケットに対するワイヤハーネスの取付位置は、作業用孔に対してドア厚み方向に重ならない位置に設定されているので、作業用孔から車両用ドア内部にウインドレギュレータ等の機能部品を組み付ける際、ワイヤハーネスが邪魔にならず、作業性の向上を図ることできる。また、ドアビームは、作業用孔の縁に沿って配置されている。作業者は、作業用孔から手を入れて連結ブラケットに容易に触れることができる。従って、ワイヤハーネスの取付作業を容易に行うことができる。
請求項3に係る発明では、ドアビームは、作業用孔に対してドア高さ方向に重なった位置に設定されているので、ドアビームに連結される連結ブラケットが、作業用孔の縁部近傍に位置する。連結ブラケットにワイヤハーネスを取り付けるので、ワイヤハーネスの取付部を作業用孔の縁部近傍に位置させることができ、作業用孔からワイヤハーネスを取り付ける作業性を向上させることができる。また、ドアビームを、作業用孔に対してドア高さ方向に重なった位置に配置するので、ドアアウタパネルへの側突時、作業用孔によりドアインナパネルによってドアアウタパネルを支持できない部分を、ドアビームで補強することができ、車両用ドア全体の剛性を高めることができる。
請求項4に係る発明では、連結ブラケットは、ドアビームの長手方向に延びたフランジを有する。フランジは、ドアビームに取り付けられる取付部と、取付部に対してドアビームから離れている離間部とを有するので、ドアビームの長手方向に沿って、フランジを凹凸形状に形成することができ、フランジの剛性を向上させることができる。結果、連結ブラケットが撓み難く、ドアビームに沿って強固に固定することができる。また、ワイヤハーネスは、取付部に取り付けられるので、凸形状の離間部と干渉しない広い場所にワイヤハーネスの取付部を設けることができる。ワイヤハーネスの取付部は一定の広い場所を必要とするが、取付部はワイヤハーネスを取り付けるのに十分広い場所であるので、場所を確保するために連結ブラケットを延出させる必要がなく、連結ブラケットをコンパクトにすることができる。
請求項5に係る発明では、ドアアウタパネルには、アウタハンドルが取り付けられている。連結ブラケットはドアアウタパネルに連結されるので、ドア厚み方向において、連結ブラケットに取り付けるワイヤハーネスを、ドアアウタパネルに接近させて配索できる。結果、ワイヤーハーネスをアウタハンドルに接近させて配索でき、ワイヤハーネスの長さを短くすることができる。また、連結ブラケットは、アウタハンドルの近傍まで延びているので、ドアビームをアウタハンドルの近傍に配置することができ、車両側方からの衝突、いわゆる側突時にドアビームによりアウタハンドルの変位を抑制することができる。結果、側突時のアウタハンドルの変位を小さくでき、車両用ドアを閉じた状態に維持できる。
請求項6に係る発明では、連結ブラケットは、ドアビームよりもドア上方へ延びているので、ワイヤハーネスをドアビームの上部に載せた状態で配索作業ができ、作業性を向上させることができる。
本発明に係る車両用ドアの車外側の側面図である。 図1に示された車両用ドアの車内側の側面図である。 図2に示された車両用ドアからドアトリムを外した図である。 図3に示された車両用ドアからドアインナパネルを外した図である。 本発明に係る車両用ドアの要部斜視図である。 本発明に係る車両用ドアの要部分解斜視図である。 図5の7−7線断面図である。
本発明を実施するための形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1に示されるように、車両用ドア10は、例えば、車両の運転席側の側部に設けられるヒンジ式のドアである。車両用ドア10は、ドア本体11と、このドア本体11の上部に設けられるドアサッシ12とを含む。
また、ドア本体11の前上部とドアサッシ12の前下部とのコーナにドアミラー13が設けられ、ドアサッシ12とドア本体11の上縁とによって囲まれた窓開口部14に、該窓開口部14を開閉するドアガラス15が設けられ、ドア本体11の後上部にアウタハンドル16が取り付けられている。
次に車両用ドア10を車内側の側面図に基づいて説明する。図2に示されるように、ドア本体11は、金属製のドアインナパネル21と、このドアインナパネル21の車外側に設けられる金属製のドアアウタパネル22とからなる。ドアインナパネル21の車内側には、ドアトリム23が設けられる。
ドアトリム23は、車内側の面24からドアインナパネル21とは反対側へ膨出したアームレスト25と、ドア本体11の内部に配置されている機能部品(詳細後述)を操作する操作スイッチ26及びインナハンドル27と、車内側の面24の前側下部に設けられるスピーカ28とを備える。
次にドアトリム23を外した状態について説明する。図3に示されるように、ドアインナパネル21には、ドア本体11の内部に連通する前側の作業用孔31及び後側の作業用孔32が開けられている。作業用孔31,32の縁には、該作業用孔31,32を覆うホールシールを取り付けるためのシール部33が形成されている。
また、ドアインナパネル21には、前側の作業用孔31の前方にスピーカ28(図2参照)を取り付けるための、スピーカ取付孔34が開けられている。ドア本体11の内部には、機能部品であるウインドレギュレータ41が設けられている。ウインドレギュレータ41により、ドアガラス15が上下動される。なお、機能部品は、ウインドレギュレータ41に限定されず、ドアの機能を補強する部品、例えば、ドアラッチ等も含む。
前側の作業用孔31は、略逆三角形状を呈している。前側の作業用孔31の上部の縁35は、ほぼ直線状に形成されている。後側の作業用孔32は、後上がりに縦長に形成されている。後側の作業用孔32の下部の縁36は、ほぼ直線状に形成されている。
次にドアインナパネル21を外した状態について説明する。図4に示されるように、ドアアウタパネル22の内面51には、2本の長尺のドアビーム52,53が横向きに固定されている。ドアビーム52,53は、両端部が固定部材54,55によってドアインナパネル21(図3参照)の内面にそれぞれ固定されている。
上側のドアビーム52の長手途中の部位は、第1の連結ブラケット61及び第2の連結ブラケット62によって、ドアアウタパネル22の内面51にシール材(マスチックシーラ)を介して連結されている。下側のドアビーム53の長手途中の部位は、第3の連結ブラケット63によって、ドアアウタパネル22の内面51にシール材(マスチックシーラ)を介して連結されている。
ドアビーム52,53の長手途中の部位は、ドア厚み方向において、ドアアウタパネル22の内面51から離れている。デザインのためにドアアウタパネル22が湾曲している場合、ドアビーム52,53の長手途中の位置によって、ドアアウタパネル22の内面51からドアビーム52,53までの距離が異なる。しかし、連結ブラケット61,62,63を用いることで、距離の違いを吸収し、且つ、ドアビーム52,53とドアアウタパネル22とを連結することができる。
上側のドアビーム52は、前側の作業用孔31の上部の縁35に沿って配置されている。下側のドアビーム53は、後側の作業用孔32の下部の縁36に沿って配置されている。このため、ドアビーム52,53によって、作業用孔31,32を塞ぐことはなく、ドア本体11内部のメンテナンス作業性を良好にすることができる。
また、ドア本体11の内部には、ウインドレギュレータ41(図3参照)のためのハーネスや、アウタハンドル16のためのワイヤハーネス42が通されている。ワイヤハーネス42は、第1の連結ブラケット61及び第2の連結ブラケット62に取り付けられている。なお、ワイヤハーネス42は、アウタハンドル16に設けられたドアロックの遠隔操作装置(スマートロック)への電力供給・信号送受信用のハーネスである。
第1の連結ブラケット61に対するワイヤハーネス42の取付位置は、作業用孔31に対してドア厚み方向に重ならない。このため、ワイヤハーネス42が邪魔にならず、作業用孔31からの作業性を良好にすることができる。
ドアビーム52は、作業用孔31に対してドア高さ方向に重なった位置に設定されている。このため、作業用孔31から第1の連結ブラケット61へ容易にアクセスでき、ワイヤハーネス42を第1の連結ブラケット61に取り付ける作業性が向上する。
さらに、第1の連結ブラケット61は、ドアビーム52よりもドア上方へ延びている。このため、ワイヤハーネス42をドアビーム52の上部に載せつつ、ワイヤハーネス42を第1の連結ブラケット61に取り付ける作業ができ、より作業性を向上できる。
なお、連結ブラケット61,62,63に取り付けられるのは、ワイヤハーネス42に限定されず、ウインドレギュレータ41のためのハーネスなど、他のハーネスであっても差し支えない。
また、連結ブラケット62は、アウタハンドル16の近傍まで延びるように配置されているので、アウタハンドル16の近傍をドアビーム52によって支持することができる。このため、側突時にドアアウタパネル22に衝撃力が加わった際、アウタハンドル16の近傍に配置されたドアビーム52により、アウタハンドル16の変位を抑制することができる。
次に本発明の要部について詳しく説明する。図5に示されるように、連結ブラケット61は、ドアビーム52の長手方向に沿って延びる本体部64と、該本体部64の下部に設けられるフランジ65と、本体部64の上部に設けられる湾曲部66とを有する。
フランジ65は、ドアビーム52の長手方向に沿って延びており、ドアビーム52に溶接される取付部65aと、取付部65aに対してドアビーム52から離れている離間部65bとを有する。
湾曲部66は、ドアビーム52の長手方向に沿って延びており、湾曲形状の外側頂上部分がシール材67(マスチックシーラ)によって、ドアアウタパネル22の内面51に接着されている。また、湾曲部66が、ドアビーム52の長手方向に延びているので、連結ブラケット61の剛性を高めることができる。
本体部64の取付部65a近傍に、クリップ71が設けられている。クリップ71に、チューブ72を介して、ワイヤハーネス42が取り付けられている。本体部64の取付部65a近傍は、離間部65b近傍に比較して、クリップ71を取り付けるスペースを広くとることができる。このため、本体部64を上下方向に長くしなくても、クリップ71を本体部64に取り付けることができる。結果、連結ブラケット61の小型化を図ることができる。
なお、第1の連結ブラケット61は、フランジ65の取付部65aを3箇所とし、離間部65bを2箇所とし、取付部65aと離間部65bとを交互に配置したが、これに限定されず、取付部65bを1箇所とし、離間部65bを2箇所とする等、取付部65a及び離間部65bの数は適宜変更しても差し支えない。また、第2の連結ブラケット62及び第3の連結ブラケット64についても、同様である。
次にワイヤハーネス42の連結ブラケット61への取付について説明する。図6に示されるように、クリップ71は、ベース73と、このベース73に設けられているバンド部74と、ベース73のバンド部74とは反対側に設けられている爪部75とからなる。連結ブラケット61には、爪部75を差し込むことが可能な係止孔68が設けられている。
ワイヤハーネス42のチューブ72を、クリップ71のバンド部74に固定する。クリップ71の爪部75を、連結ブラケット61の係止孔68に差し込む。これら一連の作業は、ドアインナパネル21の作業用孔31から行うことができる。
次にワイヤハーネス42が連結ブラケット61に取り付けられた状態について説明する。図7に示されるように、ドアビーム52は、パイプ状の中空部材である。ドアビーム52のドア厚み方向の外端は、ドアアウタパネル22の内面51から離れている。ドアビーム52の上部に、第1の連結ブラケット61の取付部65aが溶接されている。第1の連結ブラケット61は上方に延び、ドアアウタパネル22の内面51に、湾曲部66がシール材67により固定されている。
クリップ71の爪部75が、第1の連結ブラケット61の係止孔68に差し込まれることで、クリップ71のベース73が、第1の連結ブラケット61の本体部64に取り付けられる。ベース73の下端は、フランジ65の離間部65bの上端よりも下方に位置する。ベース73の下端は、フランジ65の取付部65aの上端よりも上方に位置する。クリップ71を、本体部64の取付部65a近傍に取り付けることで、本体部64の上下方向の長さをコンパクト化できる。
以上に述べた車両用ドアをまとめて以下に記載する。
図4に示されるように、車両用ドア10では、ドアビーム52の長手途中の部位を、連結ブラケット61,62によりドアアウタパネル22に連結した。ドア本体11の内部には、ワイヤハーネス42が通され、該ワイヤハーネス42は、連結ブラケット61,62に取り付けられているので、ワイヤハーネス取付用の専用ブラケットを別途設ける必要がない。閉断面状のドアビーム52をドアアウタパネル22に連結する連結ブラケット61,62を利用し、ワイヤハーネス42を車両用ドア10に取り付けるので、部品点数を削減することができ、軽量化及びコストの低減を図ることができる。
図4に示されるように、連結ブラケット61に対するワイヤハーネス42の取付位置は、作業用孔31に対してドア厚み方向に重ならない位置に設定されているので、作業用孔31から車両用ドア10内部にウインドレギュレータ41等の機能部品を組み付ける際、ワイヤハーネス42が邪魔にならず、作業性の向上を図ることできる。また、ドアビーム52は、作業用孔31の縁35に沿って配置されている。作業者は、作業用孔31から手を入れて連結ブラケット61に容易に触れることができる。従って、ワイヤーハーネス42の取付作業を容易に行うことができる。
図4に示されるように、ドアビーム52は、作業用孔31に対してドア高さ方向に重なった位置に設定されているので、ドアビーム52に連結される連結ブラケット61が、作業用孔31の縁部近傍に位置する。連結ブラケット61にワイヤハーネス42を取り付けるので、ワイヤハーネス42の取付部を作業用孔31の縁部近傍に位置させることができ、作業用孔31からワイヤハーネス42を取り付ける作業性を向上させることができる。また、ドアビーム52を、作業用孔31に対してドア高さ方向に重なった位置に配置するので、ドアアウタパネル22への側突時、作業用孔31によりドアインナパネルによってドアアウタパネル22を支持できない部分を、ドアビーム52で補強することができ、車両用ドア10全体の剛性を高めることができる。
図5に示されるように、連結ブラケット61は、ドアビーム52の長手方向に延びたフランジ65を有する。フランジ65は、ドアビーム52に取り付けられる取付部65aと、取付部65aに対してドアビーム52から離れている離間部65bとを有するので、ドアビーム52の長手方向に沿って、フランジ65を凹凸形状に形成することができ、フランジ65の剛性を向上させることができる。結果、連結ブラケット61が撓み難く、ドアビーム52に沿って強固に固定することができる。また、ワイヤハーネス42は、取付部65aに取り付けられるので、凸形状の離間部65bに干渉しない広い場所にワイヤハーネス42の取付部65aを設けることができる。ワイヤハーネス42の取付部65aは一定の広い場所を必要とするが、取付部65aはワイヤハーネス42を取り付けるのに十分広い場所であるので、場所を確保するために連結ブラケット61を延出させる必要がなく、連結ブラケット61をコンパクトにすることができる。
図4に示されるように、ドアアウタパネル22には、アウタハンドル16が取り付けられている。連結ブラケット61はドアアウタパネル22に連結されるので、ドア厚み方向において、連結ブラケット61に取り付けるワイヤハーネス42を、ドアアウタパネル22に接近させて配索できる。結果、ワイヤーハーネス42をアウタハンドル16に接近させて配索でき、ワイヤハーネス42の長さを短くすることができる。また、連結ブラケット61は、アウタハンドル16の近傍まで延びているので、ドアビーム52をアウタハンドル16の近傍に配置することができ、側突時にドアビーム52によりアウタハンドル16の変位を抑制することができる。結果、側突時のアウタハンドル16の変位を小さくでき、車両用ドア10を閉じた状態に維持できる。
図5に示されるように、連結ブラケット61は、ドアビーム52よりもドア上方へ延びているので、ワイヤハーネス42をドアビーム52の上部に載せた状態で配索作業ができ、作業性を向上させることができる。
尚、第1の連結ブラケット61の長手方向の寸法は、適宜変更しても差し支えない。また、第2の連結ブラケット62及び第3の連結ブラケット64についても、同様である。さらに、ドアビーム52,53の長さやドア本体11の形状に応じて、連結ブラケットの数を適宜変更しても差し支えない。
本発明に係る技術は、ドアビームが連結ブラケットによりドア本体に連結された車両用ドアに好適である。
10…車両用ドア、11…ドア本体、16…アウタハンドル、21…ドアインナパネル、22…ドアアウタパネル、31,32…作業用孔、35,36…作業用孔の縁、42…ワイヤハーネス、52,53…ドアビーム、61,62,63…連結ブラケット、65…フランジ、65a…取付部、65b…離間部、71…クリップ。

Claims (6)

  1. ドアインナパネルとドアアウタパネルとから成るドア本体と、
    該ドア本体の内部に横向きに配置されるとともに、両端部を該ドア本体に固定された閉断面状のドアビームと、
    該ドアビームの長手途中の部位を前記ドアアウタパネルに連結した連結ブラケットと、を含む車両用ドアにおいて、
    前記ドア本体の内部には、ワイヤハーネスが通され、
    該ワイヤハーネスは、前記連結ブラケットに取り付けられていることを特徴とする車両用ドア。
  2. 前記ドアインナパネルには、前記ドア本体の内部に連通する作業用孔が開けられ、
    前記ドアビームは、前記作業用孔の縁に沿って配置され、
    前記連結ブラケットに対する前記ワイヤハーネスの取付位置は、前記作業用孔に対してドア厚み方向に重ならない位置に設定されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用ドア。
  3. 前記ドアビームは、前記作業用孔に対してドア高さ方向に重なった位置に設定されている、ことを特徴とする請求項2記載の車両用ドア。
  4. 前記連結ブラケットは、前記ドアビームに沿って且つ該ドアビームの長手方向に延びたフランジを有し、
    該フランジは、前記ドアビームに取り付けられる取付部と、該取付部に対して前記ドアビームから離れている離間部とを有し、
    前記ワイヤハーネスは、前記取付部に取り付けられることにより、前記連結ブラケットに対して取り付けられる、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の車両用ドア。
  5. 前記ドアアウタパネルには、アウタハンドルが取り付けられており、
    前記連結ブラケットは、前記アウタハンドルの近傍まで延びていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車両用ドア。
  6. 前記連結ブラケットは、前記ドアビームよりもドア上方へ延びていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の車両用ドア。
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