JPH04362415A - 自動車用ドア - Google Patents
自動車用ドアInfo
- Publication number
- JPH04362415A JPH04362415A JP3138703A JP13870391A JPH04362415A JP H04362415 A JPH04362415 A JP H04362415A JP 3138703 A JP3138703 A JP 3138703A JP 13870391 A JP13870391 A JP 13870391A JP H04362415 A JPH04362415 A JP H04362415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- shock absorber
- section
- inner panel
- absorber block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract description 16
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 abstract description 14
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 abstract description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ドアに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ドアの中には、例えば実開平1
−144112号公報に示されているように、ドア本体
のドアインナパネルと、該ドアインナパネル面を被覆す
るドアトリムとの間に、ソフトパッド等の緩衝材を配設
して、自動車の側面衝突時にドアが車室内に侵入して乗
員に衝突した場合でも、この緩衝材によって乗員に加わ
る衝撃を緩和して乗員保護を図るようにしたものが知ら
れている。
−144112号公報に示されているように、ドア本体
のドアインナパネルと、該ドアインナパネル面を被覆す
るドアトリムとの間に、ソフトパッド等の緩衝材を配設
して、自動車の側面衝突時にドアが車室内に侵入して乗
員に衝突した場合でも、この緩衝材によって乗員に加わ
る衝撃を緩和して乗員保護を図るようにしたものが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】緩衝材はドアトリムと
ドアインナパネルとの間の狭く限られたスペースに収容
されるため、厚み幅が小さく制約されて衝突エネルギー
吸収量を大きくすることが困難となってしまう。また、
ドアトリムには車室側に膨出するアームレストを成形し
てあるため、前記ドアの車室側への移動時にアームレス
トが乗員に先当たりする可能性が大きい。
ドアインナパネルとの間の狭く限られたスペースに収容
されるため、厚み幅が小さく制約されて衝突エネルギー
吸収量を大きくすることが困難となってしまう。また、
ドアトリムには車室側に膨出するアームレストを成形し
てあるため、前記ドアの車室側への移動時にアームレス
トが乗員に先当たりする可能性が大きい。
【0004】そこで、本発明は簡単な構造により衝突エ
ネルギー吸収量を拡大できると共に、側面衝突時にアー
ムレストが乗員に先当たりするのを回避できて、安全性
をより一層向上することができる自動車用ドアを提供す
るものである。
ネルギー吸収量を拡大できると共に、側面衝突時にアー
ムレストが乗員に先当たりするのを回避できて、安全性
をより一層向上することができる自動車用ドアを提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】ドア本体のドアインナパ
ネル面を被覆するドアトリムに、乗員の身体側部の所要
部位に対応して、薄肉部で囲繞されて該薄肉部より切離
し可能な可切離部を形成して、該可切離部の背面に緩衝
体ブロックを突設する一方、ドアインナパネルの緩衝体
ブロックに対向する位置に貫通孔を形成し、この貫通孔
を通して緩衝体ブロックをドア本体内に突出配置してあ
る。
ネル面を被覆するドアトリムに、乗員の身体側部の所要
部位に対応して、薄肉部で囲繞されて該薄肉部より切離
し可能な可切離部を形成して、該可切離部の背面に緩衝
体ブロックを突設する一方、ドアインナパネルの緩衝体
ブロックに対向する位置に貫通孔を形成し、この貫通孔
を通して緩衝体ブロックをドア本体内に突出配置してあ
る。
【0006】
【作用】自動車の側面衝突時に、ドアアウタパネルが車
室側に変形移動して、ドア本体内に突出した緩衝体ブロ
ックに衝突入力が作用すると、この衝突入力によりドア
トリムの可切離部が薄肉部より切離されて緩衝体ブロッ
クと共に車室内に進出移動し、乗員の身体側部に当接す
る。そして、この状態で緩衝体ブロックが圧縮変形して
、この圧縮変形により衝突エネルギーを吸収する。
室側に変形移動して、ドア本体内に突出した緩衝体ブロ
ックに衝突入力が作用すると、この衝突入力によりドア
トリムの可切離部が薄肉部より切離されて緩衝体ブロッ
クと共に車室内に進出移動し、乗員の身体側部に当接す
る。そして、この状態で緩衝体ブロックが圧縮変形して
、この圧縮変形により衝突エネルギーを吸収する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述す
る。
る。
【0008】図1,2において、1はドアインナパネル
2とドアアウタパネル3とからなるドア本体、4は該ド
ア本体1のドアインナパネル2面を被覆する樹脂材から
なるドアトリムで、このドアトリム4はアームレスト部
5を室内側に向けて膨出成形してあると共に、乗員の身
体側部の所要部位に対応して、例えば乗員の肩部から胸
部に亘る範囲,腰部,および膝部の3ケ所に対応して、
薄肉部7で囲繞されて該薄肉部7より切離し可能な可切
離部6を形成してある。
2とドアアウタパネル3とからなるドア本体、4は該ド
ア本体1のドアインナパネル2面を被覆する樹脂材から
なるドアトリムで、このドアトリム4はアームレスト部
5を室内側に向けて膨出成形してあると共に、乗員の身
体側部の所要部位に対応して、例えば乗員の肩部から胸
部に亘る範囲,腰部,および膝部の3ケ所に対応して、
薄肉部7で囲繞されて該薄肉部7より切離し可能な可切
離部6を形成してある。
【0009】そして、この可切離部6の背面に緩衝体ブ
ロック8を一体的に設けてある。緩衝体ブロック8は金
属薄板からなるハニカム構造体や樹脂発泡体等、車幅方
向に作用する荷重が前記薄肉部7の裂断荷重を越えると
圧潰(圧縮)変形を開始し得る硬度を有する緩衝材が用
いられており、かつ、その先端部には金属プレート,硬
質樹脂プレート等からなる受圧プレート9を一体に形成
してある。
ロック8を一体的に設けてある。緩衝体ブロック8は金
属薄板からなるハニカム構造体や樹脂発泡体等、車幅方
向に作用する荷重が前記薄肉部7の裂断荷重を越えると
圧潰(圧縮)変形を開始し得る硬度を有する緩衝材が用
いられており、かつ、その先端部には金属プレート,硬
質樹脂プレート等からなる受圧プレート9を一体に形成
してある。
【0010】一方、ドアインナパネル2の緩衝体ブロッ
ク8に対向する位置には貫通孔10を形成してあり、緩
衝体ブロック8をこの貫通孔10を通してドア本体1内
に突出配置してある。貫通孔10の緩衝体ブロック8挿
通部周囲は図外のシーリングスクリーン等のシーリング
部材によってシールされることは勿論である。
ク8に対向する位置には貫通孔10を形成してあり、緩
衝体ブロック8をこの貫通孔10を通してドア本体1内
に突出配置してある。貫通孔10の緩衝体ブロック8挿
通部周囲は図外のシーリングスクリーン等のシーリング
部材によってシールされることは勿論である。
【0011】以上の実施例構造によれば、自動車の側面
衝突時に、ドアアウタパネル3が車室側に変形移動して
、該ドアアウタパネル3又は該ドアアウタパネル2の変
形移動に伴う図外のドア機構部品の移動によって、緩衝
体ブロック8の先端部に衝突入力が作用すると、この衝
突入力によってドアトリム4の可切離部6が薄肉部7よ
り切離される。この結果、可切離部6は図1の鎖線で示
すように緩衝体ブロック8と一体に車室内に進出移動し
、ドア本体1が全体的に車室内に侵入する以前に乗員の
身体側部に当接し、この状態で前記ドアアウタパネル3
の変形移動によって緩衝体ブロック8が圧縮変形して衝
突エネルギーを吸収すると共に、アームレスト部5の乗
員への先当たりを回避する。
衝突時に、ドアアウタパネル3が車室側に変形移動して
、該ドアアウタパネル3又は該ドアアウタパネル2の変
形移動に伴う図外のドア機構部品の移動によって、緩衝
体ブロック8の先端部に衝突入力が作用すると、この衝
突入力によってドアトリム4の可切離部6が薄肉部7よ
り切離される。この結果、可切離部6は図1の鎖線で示
すように緩衝体ブロック8と一体に車室内に進出移動し
、ドア本体1が全体的に車室内に侵入する以前に乗員の
身体側部に当接し、この状態で前記ドアアウタパネル3
の変形移動によって緩衝体ブロック8が圧縮変形して衝
突エネルギーを吸収すると共に、アームレスト部5の乗
員への先当たりを回避する。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、緩衝体ブ
ロックはドアトリムの可切離部背面に一体に設けられて
いて、ドアインナパネルの貫通孔を通してドア本体内に
突出配置してあるため、ドアトリムとドアインナパネル
との間の狭いスペースに制約されることなく圧縮変形ス
トロークを十分に拡大できて、衝突エネルギー吸収量を
増大することができる。そして、可切離部は緩衝体ブロ
ック先端に軸方向に衝突入力が作用すると、薄肉部から
容易に切り離されて緩衝体ブロックと共に車室内に進出
移動し、ドア本体全体が車室内に侵入する以前に乗員の
身体側部に当接して、ドアアウタパネルの変形移動と共
に緩衝体ブロックが圧縮変形を開始してエネルギー吸収
を行わせることができ、かつ、アームレスト部が乗員に
先当たりするのを回避することができ、安全性をより一
層向上することができる。
ロックはドアトリムの可切離部背面に一体に設けられて
いて、ドアインナパネルの貫通孔を通してドア本体内に
突出配置してあるため、ドアトリムとドアインナパネル
との間の狭いスペースに制約されることなく圧縮変形ス
トロークを十分に拡大できて、衝突エネルギー吸収量を
増大することができる。そして、可切離部は緩衝体ブロ
ック先端に軸方向に衝突入力が作用すると、薄肉部から
容易に切り離されて緩衝体ブロックと共に車室内に進出
移動し、ドア本体全体が車室内に侵入する以前に乗員の
身体側部に当接して、ドアアウタパネルの変形移動と共
に緩衝体ブロックが圧縮変形を開始してエネルギー吸収
を行わせることができ、かつ、アームレスト部が乗員に
先当たりするのを回避することができ、安全性をより一
層向上することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す図2のA−A線に沿う
断面図。
断面図。
【図2】同実施例の自動車用ドアの車室内側から見た側
面図。
面図。
1…ドア本体、2…ドアインナパネル、4…ドアトリム
、6…可切離部、7…薄肉部、8…緩衝体、10…貫通
孔。
、6…可切離部、7…薄肉部、8…緩衝体、10…貫通
孔。
Claims (1)
- 【請求項1】 ドア本体のドアインナパネル面を被覆
するドアトリムに、乗員の身体側部の所要部位に対応し
て、薄肉部で囲繞されて該薄肉部より切離し可能な可切
離部を形成して、該可切離部の背面に緩衝体ブロックを
突設する一方、ドアインナパネルの緩衝体ブロックに対
向する部位に貫通孔を形成し、この貫通孔を通して緩衝
体ブロックをドア本体内に突出配置したことを特徴とす
る自動車用ドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3138703A JPH04362415A (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 自動車用ドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3138703A JPH04362415A (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 自動車用ドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04362415A true JPH04362415A (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=15228156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3138703A Pending JPH04362415A (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 自動車用ドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04362415A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5577794A (en) * | 1994-12-12 | 1996-11-26 | General Motors Corporation | Push-out target vehicle side door |
US5580119A (en) * | 1994-02-25 | 1996-12-03 | Nissan Motor Co., Ltd. | Door for automotive vehicles |
US5588692A (en) * | 1995-10-11 | 1996-12-31 | General Motors Corporation | Push-out vehicle side door |
US5603548A (en) * | 1995-10-16 | 1997-02-18 | General Motors Corporation | Push-out vehicle side door |
US5735543A (en) * | 1995-05-15 | 1998-04-07 | Mercedes-Benz Ag | Instrument panel arrangement for an interior of a motor vehicle |
US5865496A (en) * | 1992-11-09 | 1999-02-02 | Mazda Motor Corporation | Door structure of motor vehicle |
CN1062813C (zh) * | 1994-08-31 | 2001-03-07 | 丰田自动车株式会社 | 车门内装能量吸收结构 |
US6955391B1 (en) * | 2003-01-14 | 2005-10-18 | Ford Global Technologies, Llc | Deployable trim for side impact system in automobiles |
US7631926B2 (en) * | 2007-10-02 | 2009-12-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Side impact crash event body structure improvement |
-
1991
- 1991-06-11 JP JP3138703A patent/JPH04362415A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5865496A (en) * | 1992-11-09 | 1999-02-02 | Mazda Motor Corporation | Door structure of motor vehicle |
US5580119A (en) * | 1994-02-25 | 1996-12-03 | Nissan Motor Co., Ltd. | Door for automotive vehicles |
CN1062813C (zh) * | 1994-08-31 | 2001-03-07 | 丰田自动车株式会社 | 车门内装能量吸收结构 |
US5577794A (en) * | 1994-12-12 | 1996-11-26 | General Motors Corporation | Push-out target vehicle side door |
US5735543A (en) * | 1995-05-15 | 1998-04-07 | Mercedes-Benz Ag | Instrument panel arrangement for an interior of a motor vehicle |
US5588692A (en) * | 1995-10-11 | 1996-12-31 | General Motors Corporation | Push-out vehicle side door |
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US6955391B1 (en) * | 2003-01-14 | 2005-10-18 | Ford Global Technologies, Llc | Deployable trim for side impact system in automobiles |
US7631926B2 (en) * | 2007-10-02 | 2009-12-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Side impact crash event body structure improvement |
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