JPH0867144A - 自動車のサイドドア構造 - Google Patents

自動車のサイドドア構造

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Publication number
JPH0867144A
JPH0867144A JP6204688A JP20468894A JPH0867144A JP H0867144 A JPH0867144 A JP H0867144A JP 6204688 A JP6204688 A JP 6204688A JP 20468894 A JP20468894 A JP 20468894A JP H0867144 A JPH0867144 A JP H0867144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
panel
outer panel
trim
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP6204688A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Mochizuki
健二 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP6204688A priority Critical patent/JPH0867144A/ja
Publication of JPH0867144A publication Critical patent/JPH0867144A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、車体側部に加わる衝撃を効果的に
吸収し得る自動車のサイドドア構造を提供することにあ
る。 【構成】 本発明は、インナパネルとアウタパネルで構
成されるドアパネルの室内側にトリムを配設し、このト
リム内に衝撃緩和材を内装した自動車のサイドドア構造
において、上記アウタパネル3の内側に上下方向に緩衝
部材14を設けたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイドドアに側面から
加わる衝撃を効果的に吸収し得る自動車のサイドドア構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば、図5に示すような自動
車のサイドドア100の衝撃緩和構造としては、図6に
示すような構造を採用していた。
【0003】サイドドア100は、ドアインナパネル1
01とドアアウタパネル102でドアパネル103を構
成し、このドアパネル103の室内側に内装材としての
ドアトリム104を配設している。このドアトリム10
4は乗員の胸部および腰部に対応する部分を室内側に突
出させ、この突出部分104a、104bの内部に衝撃
緩和材としてクッション材105、106を内装したも
のである。このクッション材105、106が潰れるこ
とで、サイドドア100に加わる側面からの衝撃を吸収
している。
【0004】一方、。ドアアウタパネル102の内側に
は、サイドドア100の外側から加わる衝撃に対してド
ア補強ビーム107が車体前後方向に配設されている。
【0005】108はドアパネル103内を昇降される
ドアガラス、109はドアインナパネル101の上端部
内面側に配設された補強部材である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、衝撃を
充分に緩和するためにはクッション材105、106の
厚みを取らなければならないため、ドアトリム104の
室内側への突出量が著しく大きくなり、車室内空間を特
に幅方向で狭くしていた。
【0007】本発明は上記課題を解決し、サイドドア等
の車体に側面から加わる衝撃を効果的に吸収し得る自動
車のサイドドア構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、インナパネルとアウタパネルで構成されるド
アパネルの室内側にトリムを配設し、このトリム内に衝
撃緩和材を内装した自動車のサイドドア構造において、
上記アウタパネルの内側に上下方向に緩衝部材を設けた
ことにある。また、本発明は、インナパネルとアウタパ
ネルで構成されるドアパネルの室内側にトリムを配設
し、このトリム内に衝撃緩和材を内装し、かつ上記アウ
タパネルの内側に車体前後方向にドア補強ビームを配設
した自動車のサイドドア構造において、上記アウタパネ
ルの上端部とドア補強ビームとの間を緩衝部材で連結し
たことにある。
【0009】
【作用】アウタパネルの内側に上下方向に緩衝部材を設
けたので、外部からサイドドアに加わる衝撃を緩衝部材
で受けることができることから、衝撃緩和材を薄くして
トリムの突出幅を小さくすることができる。
【0010】
【実施例】以下、サイドドアに適用した本発明の一実施
例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1はサイド
ドアを室内側から見た正面図、図2は図1のA−A線断
面図、図3は図1のB−B線断面図、図4はドア補強ビ
ームと緩衝部材を示す斜視図である。
【0011】1はサイドドアであり、このサイドドア1
はドアインナパネル2とドアアウタパネル3でドアパネ
ル4を構成している。このドアパネル4の室内側にドア
トリム5が設けられている。
【0012】このドアトリム5は乗員の胸部および腰部
に対応する部分を室内側に突出させ、この突出部分5
a,5bの内部に衝撃緩和材としてクッション材6,7
を内装したものである。このクッション材6,7が潰れ
ることで、サイドドア1に加わる側面からの衝撃を吸収
している。
【0013】上記ドアパネル4はドアインナパネル2と
ドアアウタパネル3の上端部にウエザーストリップ8,
9がそれぞれ設けられ、これらウエザーストリップ8,
9相互間にシールされてドアガラス10が昇降可能に設
けられている。上記ドアインナパネル2の上端部内面に
はインナパネル補強部材11がベルトラインに沿って設
けられている。
【0014】12はドアアウタパネル3の内面側に、車
体前後方向に設けられたドア補強ビームで、このドア補
強ビーム12は両端部に設けられたプレート部13,1
3を介してドアインナパネル2とドアアウタパネル3の
両端部相互間に固定されている。
【0015】14は上部フランジ部14aを上記ドアア
ウタパネル3の上端部に溶接し、下部フランジ部14b
をドア補強ビーム12に溶接してドアアウタパネル3と
ドア補強ビーム12を連結したプレート状の緩衝部材で
ある。この緩衝部材14は左右両側部14c,14cを
台形状に折曲げて、左右両側部14c,14cがドアア
ウタパネル3内面に接触するように形成し、この左右両
側部14c,14cを構造用接着剤15によってドアア
ウタパネル3の内面に接着している。これによって、ド
アのベカつきを防止できる。
【0016】上記構成によると、緩衝部材14の下部フ
ランジ部14bをa部,b部,c部でドア補強ビーム1
2に予め溶接しておく。次に、ドアインナパネル2とド
アアウタパネル3を組み付けた後、上部フランジ部14
aでドアアウタパネル3上端部に溶接する。こうして、
サイドドア1の側面から衝撃を受けた場合、緩衝部材1
4によって衝撃を吸収することができるので、クッショ
ン材6,7に掛かる負担を軽減できることから、クッシ
ョン材6,7の厚みを薄くして、ドアトリム5の突出部
分5a,5bの突出幅を小さくすることができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
のサイドドア構造によれば、以下のような効果を奏す
る。
【0018】請求項1において、インナパネルとアウタ
パネルで構成されるドアパネルの室内側にトリムを配設
し、このトリム内に衝撃緩和材を内装した自動車のサイ
ドドア構造において、上記アウタパネルの内側に上下方
向に緩衝部材を設けたので、側面から加わる衝撃に対し
て衝撃緩和材が変形して衝撃を吸収できることから、衝
撃緩和材の厚さを薄くすることができる。よって、ドア
トリムの室内側への突出量を小さくできるので、室内空
間を特に幅方向において広くでき、かつドアトリムデザ
イン形状の自由度が増加する。請求項2において、イン
ナパネルとアウタパネルで構成されるドアパネルの室内
側にトリムを配設し、このトリム内に衝撃緩和材を内装
し、かつ上記アウタパネルの内側に車体前後方向にドア
補強ビームを配設した自動車のサイドドア構造におい
て、上記アウタパネルの上端部とドア補強ビームとの間
を緩衝部材で連結したので、ドア全体の剛性を向上する
ことができる。緩衝部材はアウタパネルとドアガラスと
のデッドスペースに設定できるので、ドア全体の厚さを
大きくしなくても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動車のサイドドア構
造を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】ドア補強ビームと緩衝部材を示す斜視図であ
る。
【図5】サイドドアを示す斜視図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 サイドドア 2 ドアインナパネル 3 ドアアウタパネル 4 ドアパネル 5 ドアトリム 6 クッション材(衝撃緩和材) 7 クッション材(衝撃緩和材) 8 ウエザーストリップ 9 ウエザーストリップ 10 ドアガラス 11 インナパネル補強部材 12 ドア補強ビーム 13 プレート部 14 緩衝部材 15 構造用接着剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナパネルとアウタパネルで構成され
    るドアパネルの室内側にトリムを配設し、このトリム内
    に衝撃緩和材を内装した自動車のサイドドア構造におい
    て、上記アウタパネルの内側に上下方向に緩衝部材を設
    けたことを特徴とする自動車のサイドドア構造。
  2. 【請求項2】 インナパネルとアウタパネルで構成され
    るドアパネルの室内側にトリムを配設し、このトリム内
    に衝撃緩和材を内装し、かつ上記アウタパネルの内側に
    車体前後方向にドア補強ビームを配設した自動車のサイ
    ドドア構造において、上記アウタパネルの上端部とドア
    補強ビームとの間を緩衝部材で連結したことを特徴とす
    る自動車のサイドドア構造。
JP6204688A 1994-08-30 1994-08-30 自動車のサイドドア構造 Pending JPH0867144A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6204688A JPH0867144A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 自動車のサイドドア構造

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JP6204688A JPH0867144A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 自動車のサイドドア構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0867144A true JPH0867144A (ja) 1996-03-12

Family

ID=16494667

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JP6204688A Pending JPH0867144A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 自動車のサイドドア構造

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JP (1) JPH0867144A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004020256A1 (ja) 2002-08-27 2004-03-11 Kaneka Corporation 車両用衝突エネルギー吸収材及びそれを用いた車両の衝突エネルギー吸収構造
JP2008521701A (ja) * 2004-12-03 2008-06-26 ルノー・エス・アー・エス ドアパネルの補強部材
JP2016107747A (ja) * 2014-12-04 2016-06-20 三菱自動車工業株式会社 車両用フロントドア

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