JPH0598810A - コンクリート補修剤注入プラグ - Google Patents
コンクリート補修剤注入プラグInfo
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- JPH0598810A JPH0598810A JP3282263A JP28226391A JPH0598810A JP H0598810 A JPH0598810 A JP H0598810A JP 3282263 A JP3282263 A JP 3282263A JP 28226391 A JP28226391 A JP 28226391A JP H0598810 A JPH0598810 A JP H0598810A
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- E04G23/02—Repairing, e.g. filling cracks; Restoring; Altering; Enlarging
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- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
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- E04G23/0211—Arrangements for filling cracks or cavities in building constructions using injection
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Abstract
(57)【要約】
〔目的〕補修対象のコンクリート壁面に形成された注入
溝の内部にコンクリート補修剤を注入するためのコンク
リート補修剤注入プラグにおいて、注入溝周辺の壁面の
凹凸や湾曲のもとでも注入プラグと注入溝間の液密性を
高め注入中の補修剤の漏れを防止する。また、注入終了
後のコンクリート補修剤の残滓の除去作業を軽減する。 〔構成〕注入溝に一部又は全部が挿入可能な弾性体
（３）と、この弾性体を挟持する第１，第２の押圧体
（１，２）と、これら押圧体と弾性体内を連通して形成
された貫通穴内に抜き差し自在に挿入されるコンクリー
ト補修剤注入パイプ（６）と、第１，第２の押圧体の間
隔を短縮させることによりこれらによって挟持される弾
性体を圧縮し横方向に膨張させる押圧機構（４，５等）
とを備える。
溝の内部にコンクリート補修剤を注入するためのコンク
リート補修剤注入プラグにおいて、注入溝周辺の壁面の
凹凸や湾曲のもとでも注入プラグと注入溝間の液密性を
高め注入中の補修剤の漏れを防止する。また、注入終了
後のコンクリート補修剤の残滓の除去作業を軽減する。 〔構成〕注入溝に一部又は全部が挿入可能な弾性体
（３）と、この弾性体を挟持する第１，第２の押圧体
（１，２）と、これら押圧体と弾性体内を連通して形成
された貫通穴内に抜き差し自在に挿入されるコンクリー
ト補修剤注入パイプ（６）と、第１，第２の押圧体の間
隔を短縮させることによりこれらによって挟持される弾
性体を圧縮し横方向に膨張させる押圧機構（４，５等）
とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート壁面の補
修工事に利用されるコンクリート補修剤注入プラグに関
するものである。
修工事に利用されるコンクリート補修剤注入プラグに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近、コンクリート構造物については、
その素材であるコンクリートの劣化が問題になってい
る。種々の原因に起因するコンクリートの劣化によっ
て、しばしばコンクリート駆体からの下地モルタル層の
剥離が生じ、特にビルや学校における下地モルタル層の
剥離による壁材の落下事故や、通行人の死傷事故等も生
じ、その補修方法は社会的にも緊急性を要する事態とな
っている。本発明者は上記補修方法として、コンクリー
ト壁面に２枚刃式コンクリートカッターなどを用いてほ
ぼ一定幅の円弧形状の注入溝を形成して行う新規なコン
クリート補修剤の注入方法と、これを用いるコンクリー
ト補修剤注入プラグについて特許出願（特願平２−１７
１３８１、特願平２−４１０６３７）を行っている。
その素材であるコンクリートの劣化が問題になってい
る。種々の原因に起因するコンクリートの劣化によっ
て、しばしばコンクリート駆体からの下地モルタル層の
剥離が生じ、特にビルや学校における下地モルタル層の
剥離による壁材の落下事故や、通行人の死傷事故等も生
じ、その補修方法は社会的にも緊急性を要する事態とな
っている。本発明者は上記補修方法として、コンクリー
ト壁面に２枚刃式コンクリートカッターなどを用いてほ
ぼ一定幅の円弧形状の注入溝を形成して行う新規なコン
クリート補修剤の注入方法と、これを用いるコンクリー
ト補修剤注入プラグについて特許出願（特願平２−１７
１３８１、特願平２−４１０６３７）を行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記先願の明細書に開
示されたコンクリート補修剤注入プラグは、上記注入工
法に用いる注入プラグとしては極めて有用であるが、そ
のパッキン面を注入溝周辺の外壁面上に押圧してそこに
密着固定する構造であることなどの点で、次のような問
題点がある。
示されたコンクリート補修剤注入プラグは、上記注入工
法に用いる注入プラグとしては極めて有用であるが、そ
のパッキン面を注入溝周辺の外壁面上に押圧してそこに
密着固定する構造であることなどの点で、次のような問
題点がある。
【０００４】ａ．リシン吹き付け仕上げなどの粗い外壁
面に注入プラグをセットする場合、パッキン面と注入溝
周辺の外壁面との液密性を高めるためにこの外壁面を電
動ディスクグラインダなどを用いて平滑面に仕上げる工
程が必要になる。 ｂ．外壁面上の局部的凹凸、例えば、タイル張りの目地
切り部のような箇所に注入プラグをセットするような場
合には十分な液密性を実現できない。 ｃ．注入プラグの形状の点から、湾曲状の外壁面上への
固定が困難である。 ｄ．注入剤の残滓が注入プラグ内壁面やパッキン等に付
着固化し、これの除去作業が煩雑になる。 ｅ．上記残滓が注入ニップル内で固化して流路を閉塞
し、これの除去作業が困難になる。特に、流路内に逆止
弁が付加されている場合、固化した残滓の除去作業が困
難になる。
面に注入プラグをセットする場合、パッキン面と注入溝
周辺の外壁面との液密性を高めるためにこの外壁面を電
動ディスクグラインダなどを用いて平滑面に仕上げる工
程が必要になる。 ｂ．外壁面上の局部的凹凸、例えば、タイル張りの目地
切り部のような箇所に注入プラグをセットするような場
合には十分な液密性を実現できない。 ｃ．注入プラグの形状の点から、湾曲状の外壁面上への
固定が困難である。 ｄ．注入剤の残滓が注入プラグ内壁面やパッキン等に付
着固化し、これの除去作業が煩雑になる。 ｅ．上記残滓が注入ニップル内で固化して流路を閉塞
し、これの除去作業が困難になる。特に、流路内に逆止
弁が付加されている場合、固化した残滓の除去作業が困
難になる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の問題点を
解決する本発明のコンクリート補修剤注入プラグは、注
入溝内に一部又は全部が挿入可能な形状及び寸法を有す
る弾性体と、この弾性体を挟持する第１，第２の押圧体
と、これら第１，第２の押圧体及び上記弾性体内を連通
して形成された貫通穴内に抜き差し自在に挿入されるコ
ンクリート補修剤注入パイプと、第１，第２の押圧体の
間隔を短縮させることによりこれらによって挟持される
上記弾性体を圧縮し横方向に膨張させる押圧機構とを備
えている。
解決する本発明のコンクリート補修剤注入プラグは、注
入溝内に一部又は全部が挿入可能な形状及び寸法を有す
る弾性体と、この弾性体を挟持する第１，第２の押圧体
と、これら第１，第２の押圧体及び上記弾性体内を連通
して形成された貫通穴内に抜き差し自在に挿入されるコ
ンクリート補修剤注入パイプと、第１，第２の押圧体の
間隔を短縮させることによりこれらによって挟持される
上記弾性体を圧縮し横方向に膨張させる押圧機構とを備
えている。
【０００６】
【作用】本発明の注入プラグは、ゴムなどを素材とする
弾性体の一部又は全部を注入溝内に挿入したのちこれら
を挟持する第１，第２の押圧体の間隔を押圧機構によっ
て減少させることにより弾性体を圧縮し横方向に膨張さ
せる構造となっている。この横方向に膨張した弾性体に
よって注入溝上部が内部から閉塞されるため、注入溝周
辺の壁面の状態に係わりなく十分な液密性が実現でき
る。
弾性体の一部又は全部を注入溝内に挿入したのちこれら
を挟持する第１，第２の押圧体の間隔を押圧機構によっ
て減少させることにより弾性体を圧縮し横方向に膨張さ
せる構造となっている。この横方向に膨張した弾性体に
よって注入溝上部が内部から閉塞されるため、注入溝周
辺の壁面の状態に係わりなく十分な液密性が実現でき
る。
【０００７】また、本発明の注入プラグは、第１，第２
の押圧体と弾性体内を連通して形成された貫通穴内に抜
き差し自在に挿入されるコンクリート補修剤注入パイプ
を備える構造であるから、注入作業の終了後はこの注入
パイプを注入プラグから引き抜いて廃棄することによ
り、注入プラグ内部に付着固化した補修剤の残滓を除去
するための煩雑な作業を回避することができる。本発明
の更に詳細については以下の実施例によって説明する。
の押圧体と弾性体内を連通して形成された貫通穴内に抜
き差し自在に挿入されるコンクリート補修剤注入パイプ
を備える構造であるから、注入作業の終了後はこの注入
パイプを注入プラグから引き抜いて廃棄することによ
り、注入プラグ内部に付着固化した補修剤の残滓を除去
するための煩雑な作業を回避することができる。本発明
の更に詳細については以下の実施例によって説明する。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の一実施例に係わるコンクリー
ト補修剤注入プラグの側断面図、図２はこのコンクリー
ト補修剤注入プラグを円弧形状の注入溝に固定した状態
の側断面図、図３は図２の中央部分の横断面図である。
図１乃至３において、１は第１の押圧体、２は第２の押
圧体、３は弾性体、４はネジ付きロッド、５はナット、
６は注入パイプ、７は空気抜きパイプ、Ａはモルタル外
壁層、Ｂはコンクリート躯体層、Ｃは剥離空間層、Ｄは
円弧形状の注入溝である。
ト補修剤注入プラグの側断面図、図２はこのコンクリー
ト補修剤注入プラグを円弧形状の注入溝に固定した状態
の側断面図、図３は図２の中央部分の横断面図である。
図１乃至３において、１は第１の押圧体、２は第２の押
圧体、３は弾性体、４はネジ付きロッド、５はナット、
６は注入パイプ、７は空気抜きパイプ、Ａはモルタル外
壁層、Ｂはコンクリート躯体層、Ｃは剥離空間層、Ｄは
円弧形状の注入溝である。
【０００９】第１の押圧体１と第２の押圧体２のそれぞ
れは金属などの大きな強度と剛性を有する素材によって
構成されると共に、弾性体３はウレタンゴムなどの適宜
な弾力性を有する素材によって構成されている。第１の
押圧体１と弾性体３の中央部分にはぼぼ同一の内径の貫
通穴が形成されると共に、第２の押圧体２の中央部分に
は螺子穴が形成されている。ネジ付きロッド４の先端側
の外周部に形成された螺子溝を第２の弾性体の中央部分
に形成された螺子穴に螺合させたのち、ロッド４の根元
側を第１の押圧体１と弾性体３の中央部分に形成された
貫通穴内を通過させ、この根元側の外周部に形成された
螺子溝にナット５を螺合させることにより、第１，第２
の押圧体１，２によって弾性体３が挟持された構造とす
る。
れは金属などの大きな強度と剛性を有する素材によって
構成されると共に、弾性体３はウレタンゴムなどの適宜
な弾力性を有する素材によって構成されている。第１の
押圧体１と弾性体３の中央部分にはぼぼ同一の内径の貫
通穴が形成されると共に、第２の押圧体２の中央部分に
は螺子穴が形成されている。ネジ付きロッド４の先端側
の外周部に形成された螺子溝を第２の弾性体の中央部分
に形成された螺子穴に螺合させたのち、ロッド４の根元
側を第１の押圧体１と弾性体３の中央部分に形成された
貫通穴内を通過させ、この根元側の外周部に形成された
螺子溝にナット５を螺合させることにより、第１，第２
の押圧体１，２によって弾性体３が挟持された構造とす
る。
【００１０】第１，第２の押圧体１，２と弾性体３のそ
れぞれには中央部分の両側において互いに連通し合う２
個の貫通穴が形成されており、一方の貫通穴にはコンク
リート補修剤の注入パイプ６が挿入されると共に、他方
の貫通穴には空気抜きパイプ７が差し込まれている。注
入パイプ６の先端側には、自転車の車輪用のチューブと
類似の構造の逆流防止機構が形成されている。すなわ
ち、注入パイプ６の先端面は盲蓋によって閉塞されると
共に、その後方の周辺部には円周方向に沿って複数の小
孔６ａが形成されており、これらの小孔６ａを覆うよう
に軟質弾性チューブ６ｂが注入パイプ６の先端部に冠着
されている。また、空気抜きパイプ７の根元側には軟質
弾性チューブ７ａが冠着されており、このチューブ７の
先端側をクリップで挟むことにより空気抜きパイプ７ａ
を閉塞できる構造となっている。
れぞれには中央部分の両側において互いに連通し合う２
個の貫通穴が形成されており、一方の貫通穴にはコンク
リート補修剤の注入パイプ６が挿入されると共に、他方
の貫通穴には空気抜きパイプ７が差し込まれている。注
入パイプ６の先端側には、自転車の車輪用のチューブと
類似の構造の逆流防止機構が形成されている。すなわ
ち、注入パイプ６の先端面は盲蓋によって閉塞されると
共に、その後方の周辺部には円周方向に沿って複数の小
孔６ａが形成されており、これらの小孔６ａを覆うよう
に軟質弾性チューブ６ｂが注入パイプ６の先端部に冠着
されている。また、空気抜きパイプ７の根元側には軟質
弾性チューブ７ａが冠着されており、このチューブ７の
先端側をクリップで挟むことにより空気抜きパイプ７ａ
を閉塞できる構造となっている。
【００１１】このコンクリート補修剤注入プラグは、以
下のようにして使用される。 １）ナット５を反時計方向に回転させて押圧体１と２と
を離間させることにより弾性体３に対する押圧力を解除
した状態で、左右の貫通孔のそれぞれに空気抜きパイプ
７と注入パイプ４とを挿入する。
下のようにして使用される。 １）ナット５を反時計方向に回転させて押圧体１と２と
を離間させることにより弾性体３に対する押圧力を解除
した状態で、左右の貫通孔のそれぞれに空気抜きパイプ
７と注入パイプ４とを挿入する。
【００１２】２）図２に示すように、補修対象のコンク
リート壁面に２枚刃式コンクリートカッターなどを用い
て形成したほぼ一定幅の円弧形状の注入溝Ｄ内にこの実
施例の注入プラグを挿入し、弾性体３の上面が外壁面に
ほぼ一致するまで弾性体３を注入溝Ｄ内に押し込む。な
お、補修対象のコンクリート壁面は、コンクリート駆体
層Ｂとこれを覆うモルタル外壁層Ａとから成り、両者の
間にコンクリートの劣化によって生じた剥離空間層Ｃが
形成されている。このコンクリート補修剤注入プラグを
用いる補修作業の目的は、上記剥離空間層Ｃ内にコンク
リート補修剤であるセメントスラリーやモルタルを充填
することになる。
リート壁面に２枚刃式コンクリートカッターなどを用い
て形成したほぼ一定幅の円弧形状の注入溝Ｄ内にこの実
施例の注入プラグを挿入し、弾性体３の上面が外壁面に
ほぼ一致するまで弾性体３を注入溝Ｄ内に押し込む。な
お、補修対象のコンクリート壁面は、コンクリート駆体
層Ｂとこれを覆うモルタル外壁層Ａとから成り、両者の
間にコンクリートの劣化によって生じた剥離空間層Ｃが
形成されている。このコンクリート補修剤注入プラグを
用いる補修作業の目的は、上記剥離空間層Ｃ内にコンク
リート補修剤であるセメントスラリーやモルタルを充填
することになる。
【００１３】３）この注入プラグの弾性体３を注入溝Ｄ
内に押し込んだまま、ナット５を時計方向に回転させて
ネジ付きロッド４後退させることにより第１の押圧体１
と第２の押圧体２の間隔を狭める。これに伴い、押圧体
１と２とに挟持されている弾性体３が圧縮されて横方向
に膨張し注入溝Ｄの内壁面や注入パイプ６と空気抜きパ
イプ７の外周面に強固に密着し、それぞれの密着部分に
おける高い液密性が確保される。
内に押し込んだまま、ナット５を時計方向に回転させて
ネジ付きロッド４後退させることにより第１の押圧体１
と第２の押圧体２の間隔を狭める。これに伴い、押圧体
１と２とに挟持されている弾性体３が圧縮されて横方向
に膨張し注入溝Ｄの内壁面や注入パイプ６と空気抜きパ
イプ７の外周面に強固に密着し、それぞれの密着部分に
おける高い液密性が確保される。
【００１４】４）注入パイプ６の根元側に適宜なコネク
ターを介して注入ホースを接続し、コンクリート補修剤
をポンプ等によって加圧注入する。注入されたコンクリ
ート補修剤は、注入パイプ６の先端部後方の周辺部に形
成された複数の小孔６ａからこれらを覆う軟質弾性チュ
ーブ６ｂを膨張させることにより流出路を形成しながら
注入溝Ｄ内に溢出する。この際、注入溝Ｄ内や剥離空間
Ｃ内の空気は、空気抜きパイプ７を通して外部に排出さ
れる。注入されたコンクリート補修剤は、注入溝Ｄと剥
離空間層Ｃ内を充填していき、充填が終了すると空気抜
きパイプ７の根元側端部から溢出する。この溢出によっ
て充填の終了を確認したのち、コンクリート補修剤の注
入を停止し、空気抜きパイプ７の根元側端部に冠着され
た軟質弾性チューブ７ａの開放端側を、適宜なクリップ
で挟むことによりコンクリート補修剤の溢出を防止す
る。
ターを介して注入ホースを接続し、コンクリート補修剤
をポンプ等によって加圧注入する。注入されたコンクリ
ート補修剤は、注入パイプ６の先端部後方の周辺部に形
成された複数の小孔６ａからこれらを覆う軟質弾性チュ
ーブ６ｂを膨張させることにより流出路を形成しながら
注入溝Ｄ内に溢出する。この際、注入溝Ｄ内や剥離空間
Ｃ内の空気は、空気抜きパイプ７を通して外部に排出さ
れる。注入されたコンクリート補修剤は、注入溝Ｄと剥
離空間層Ｃ内を充填していき、充填が終了すると空気抜
きパイプ７の根元側端部から溢出する。この溢出によっ
て充填の終了を確認したのち、コンクリート補修剤の注
入を停止し、空気抜きパイプ７の根元側端部に冠着され
た軟質弾性チューブ７ａの開放端側を、適宜なクリップ
で挟むことによりコンクリート補修剤の溢出を防止す
る。
【００１５】５）上記１）〜４）の段階を経て注入され
たコンクリート補修剤がある程度固化した状態で、ナッ
ト５を反時計方向に回転させると、弾性体３はその弾力
によって横方向に収縮し、注入溝Ｄの内壁面との密着状
態が解除される。続いて、この注入プラグを注入溝Ｄか
ら取り外し、コンクリート補修剤の注入作業を全て終了
する。
たコンクリート補修剤がある程度固化した状態で、ナッ
ト５を反時計方向に回転させると、弾性体３はその弾力
によって横方向に収縮し、注入溝Ｄの内壁面との密着状
態が解除される。続いて、この注入プラグを注入溝Ｄか
ら取り外し、コンクリート補修剤の注入作業を全て終了
する。
【００１６】〔他の実施例〕図４は、本発明の第２の実
施例に係わるコンクリート補修剤注入プラグの構成を注
入溝Ｄとの関連と共に示す側断面図である。本図におい
て、図１乃至図３と同一の参照符号を付した部品はこれ
らの図に関して既に説明した部品と同一のものであり、
これらの部品については重複する説明を省略する。この
第２の実施例のコンクリート補修剤注入プラグは、注入
パイプ６をプラグの中央部に移すと共に、その両側に２
個のネジ付きロッド４ａ，４ｂを配置した構造となって
いる。
施例に係わるコンクリート補修剤注入プラグの構成を注
入溝Ｄとの関連と共に示す側断面図である。本図におい
て、図１乃至図３と同一の参照符号を付した部品はこれ
らの図に関して既に説明した部品と同一のものであり、
これらの部品については重複する説明を省略する。この
第２の実施例のコンクリート補修剤注入プラグは、注入
パイプ６をプラグの中央部に移すと共に、その両側に２
個のネジ付きロッド４ａ，４ｂを配置した構造となって
いる。
【００１７】図５は本発明の第３の実施例に係わるコン
クリート補修剤注入プラグの構成を注入溝Ｄとの関連と
共に示す側断面図であり、図６は図５の第２の押圧体２
０の底面図である。図５と図６において、図１乃至図４
と同一の参照符号を付した部品はこれらの図に関して既
に説明した部品と同一のものであり、これらの部品につ
いては重複する説明を省略する。
クリート補修剤注入プラグの構成を注入溝Ｄとの関連と
共に示す側断面図であり、図６は図５の第２の押圧体２
０の底面図である。図５と図６において、図１乃至図４
と同一の参照符号を付した部品はこれらの図に関して既
に説明した部品と同一のものであり、これらの部品につ
いては重複する説明を省略する。
【００１８】この第３の実施例のコンクリート補修剤注
入プラグにおいては、注入パイプ６０自体には逆流防止
機構はなく、これが第２の押圧体２０内に組み込まれた
構造となっている。すなわち、第２の押圧体２０の中央
部分の上面側には、第１の押圧体１と弾性体３とに形成
された貫通穴を通して挿入される注入パイプ６０の先端
部分を受け入れる大径の開口が形成されると共に、下面
側にはボール６０ｂを収容する収容ピットが形成され、
更にこれらの開口間を連通する小穴６０ａが形成されて
いる。ボール６０ｂは、収容ピット内に板バネ６０ｃに
よって押し付けられることにより、注入中のコンクリー
ト補修剤の逆流を防止するようになっている。板バネ６
０ｃは、取付ボルト６０ｄによってその周りに回動自在
に取り付けられており、補修剤の残滓の除去作業に際し
ては、板バネ６０ｃを側方に回動させることにより、ボ
ール６０ｂを収納ピットから取り出すことが出来るよう
になっている。このため、使い捨てとする注入パイプ６
０は、汎用のパイプを適当な長さに切断するだけでよ
く、注入プラグ全体としての使用コストが低くなるとい
う利点がある。
入プラグにおいては、注入パイプ６０自体には逆流防止
機構はなく、これが第２の押圧体２０内に組み込まれた
構造となっている。すなわち、第２の押圧体２０の中央
部分の上面側には、第１の押圧体１と弾性体３とに形成
された貫通穴を通して挿入される注入パイプ６０の先端
部分を受け入れる大径の開口が形成されると共に、下面
側にはボール６０ｂを収容する収容ピットが形成され、
更にこれらの開口間を連通する小穴６０ａが形成されて
いる。ボール６０ｂは、収容ピット内に板バネ６０ｃに
よって押し付けられることにより、注入中のコンクリー
ト補修剤の逆流を防止するようになっている。板バネ６
０ｃは、取付ボルト６０ｄによってその周りに回動自在
に取り付けられており、補修剤の残滓の除去作業に際し
ては、板バネ６０ｃを側方に回動させることにより、ボ
ール６０ｂを収納ピットから取り出すことが出来るよう
になっている。このため、使い捨てとする注入パイプ６
０は、汎用のパイプを適当な長さに切断するだけでよ
く、注入プラグ全体としての使用コストが低くなるとい
う利点がある。
【００１９】図７は、本発明の第４の実施例に係わるコ
ンクリート補修剤注入プラグの構成を注入溝Ｄとの関連
と共に示す側断面図、図８は図７をネジ付きロッドの中
心を通る面で切断した横断面図である。図７と図８にお
いて、図１乃至図６と同一の参照符号を付した部品はこ
れらの図に関して既に説明した部品と同一のものであ
り、これらの部品については重複する説明を省略する。
ンクリート補修剤注入プラグの構成を注入溝Ｄとの関連
と共に示す側断面図、図８は図７をネジ付きロッドの中
心を通る面で切断した横断面図である。図７と図８にお
いて、図１乃至図６と同一の参照符号を付した部品はこ
れらの図に関して既に説明した部品と同一のものであ
り、これらの部品については重複する説明を省略する。
【００２０】この第４の実施例のコンクリート補修剤注
入プラグにおいて、注入パイプ６と空気抜きパイプ７と
がネジ付きロッド４ａと４ｂとの間に設けられている。
更に、弾性体３の圧縮は、上記第１乃至第３の実施例の
ようなナット５の締め付けによらず、カム付きレバー９
の回転によって行う構成となっている。すなわち、レバ
ー９を垂直に起こした状態でこの注入プラグを注入溝Ｄ
内に挿入・押圧し、弾性体３を注入溝に密着させる。続
いて、カム付きレバー９を軸９ａの回りに時計廻りに回
転させることより、カム９ｂによって横杆８と押圧体１
とを極めて大きな力で引き離す。これに伴い、押圧体１
と２との間に挟持されている弾性体３が極めて大きな力
で圧縮され、この注入プラグが注入溝Ｄ内に強固に固定
される。この実施例では、弾性体３の圧縮量の調整は、
ナット５の回転によって行う。
入プラグにおいて、注入パイプ６と空気抜きパイプ７と
がネジ付きロッド４ａと４ｂとの間に設けられている。
更に、弾性体３の圧縮は、上記第１乃至第３の実施例の
ようなナット５の締め付けによらず、カム付きレバー９
の回転によって行う構成となっている。すなわち、レバ
ー９を垂直に起こした状態でこの注入プラグを注入溝Ｄ
内に挿入・押圧し、弾性体３を注入溝に密着させる。続
いて、カム付きレバー９を軸９ａの回りに時計廻りに回
転させることより、カム９ｂによって横杆８と押圧体１
とを極めて大きな力で引き離す。これに伴い、押圧体１
と２との間に挟持されている弾性体３が極めて大きな力
で圧縮され、この注入プラグが注入溝Ｄ内に強固に固定
される。この実施例では、弾性体３の圧縮量の調整は、
ナット５の回転によって行う。
【００２１】図９は、本発明の第５の実施例に係わるコ
ンクリート補修剤注入プラグの構成を注入溝Ｄとの関連
と共に示す側断面図、図１０は図９のトグルジョイント
機構の断面図である。図９と図１０において、図１乃至
図８と同一の参照符号を付した部品はこれらの図に関し
て既に説明した部品と同一のものであり、これらの部品
については重複する説明を省略する。
ンクリート補修剤注入プラグの構成を注入溝Ｄとの関連
と共に示す側断面図、図１０は図９のトグルジョイント
機構の断面図である。図９と図１０において、図１乃至
図８と同一の参照符号を付した部品はこれらの図に関し
て既に説明した部品と同一のものであり、これらの部品
については重複する説明を省略する。
【００２２】この実施例の注入プラグでは、上記各実施
例の弾性体３の圧縮機構を、トグルジョイントを用いた
圧縮機構に置き換えたものである。このトグルジョイン
ト機構は、曲がりてこ１０と、リンク１１と、軸１０
ａ、１０ｂ、１０ｃとによって構成されている。曲がり
てこ１０を軸１０ｂの回りに回転させるるとにより、横
杵８と押圧体１とを極めて大きな力で引き離す。これに
伴い、押圧体１と２との間に挟持される弾性体３が極め
て大きな力で圧縮され、このコンクリート補修剤注入プ
ラグが注入溝Ｄの内部に強固に固定される。
例の弾性体３の圧縮機構を、トグルジョイントを用いた
圧縮機構に置き換えたものである。このトグルジョイン
ト機構は、曲がりてこ１０と、リンク１１と、軸１０
ａ、１０ｂ、１０ｃとによって構成されている。曲がり
てこ１０を軸１０ｂの回りに回転させるるとにより、横
杵８と押圧体１とを極めて大きな力で引き離す。これに
伴い、押圧体１と２との間に挟持される弾性体３が極め
て大きな力で圧縮され、このコンクリート補修剤注入プ
ラグが注入溝Ｄの内部に強固に固定される。
【００２３】以上、空気抜きパイプを付加する構成を例
示したが、これを省略する構成とすることもできる。
示したが、これを省略する構成とすることもできる。
【００２４】また、弾性体３の長さが円弧形状の注入溝
Ｄの長さよりも多少大きくして両端部を注入溝Ｄから多
少はみ出させる場合を例示したが、両端部分を完全に注
入溝内に挿入できるように溝の長さとほぼ同一の長さを
有するように構成してもよい。
Ｄの長さよりも多少大きくして両端部を注入溝Ｄから多
少はみ出させる場合を例示したが、両端部分を完全に注
入溝内に挿入できるように溝の長さとほぼ同一の長さを
有するように構成してもよい。
【００２５】また、注入パイプ６や６０に逆流防止機構
を付加する構成を例示したが、これの付加を省略する構
成とすることもできる。この場合、コンクリート補修剤
の注入を停止し、注入ホースを取り外した注入パイプの
根元側端部を蓋の冠着などによって閉塞するようにすれ
ばよい。
を付加する構成を例示したが、これの付加を省略する構
成とすることもできる。この場合、コンクリート補修剤
の注入を停止し、注入ホースを取り外した注入パイプの
根元側端部を蓋の冠着などによって閉塞するようにすれ
ばよい。
【００２６】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のコ
ンクリート補修剤注入プラグは、ゴムなどを素材とする
弾性体の一部又は全部を注入溝内に挿入したのちこれら
を挟持する第１，第２の押圧体の間隔を押圧機構によっ
て減少させることにより弾性体を横方向に膨張させる構
成であるから、この横方向に膨張した弾性体によって注
入溝上部が内部から閉塞でき、注入溝周辺の壁面の状態
に係わりなく十分な液密性が実現できる。
ンクリート補修剤注入プラグは、ゴムなどを素材とする
弾性体の一部又は全部を注入溝内に挿入したのちこれら
を挟持する第１，第２の押圧体の間隔を押圧機構によっ
て減少させることにより弾性体を横方向に膨張させる構
成であるから、この横方向に膨張した弾性体によって注
入溝上部が内部から閉塞でき、注入溝周辺の壁面の状態
に係わりなく十分な液密性が実現できる。
【００２７】また、本発明の注入プラグは、第１，第２
の押圧体と弾性体内を連通して形成された貫通穴内に挿
入可能なコンクリート補修剤注入パイプを備える構造で
あるから、注入作業の終了後はこの注入パイプを注入プ
ラグから引き抜いて廃棄することにより、注入プラグ内
部に付着固化した補修剤の残滓を除去するための煩雑な
作業を回避することができる。
の押圧体と弾性体内を連通して形成された貫通穴内に挿
入可能なコンクリート補修剤注入パイプを備える構造で
あるから、注入作業の終了後はこの注入パイプを注入プ
ラグから引き抜いて廃棄することにより、注入プラグ内
部に付着固化した補修剤の残滓を除去するための煩雑な
作業を回避することができる。
【００２８】注入パイプ６（６０）と空気抜きパイプ７
はカートリッジ式に使い捨てればよく、特に、第３の実
施例においては、市販の硬質樹脂パイプを適当な長さに
切断するだけで使用できる。このため、注入溝１箇所当
りの消耗品の単価が極めて安価になり、工事費用の低廉
価に貢献できると共に、この注入後の残滓の除去が不要
となることから、コンクリート補修工事の省力化が図ら
れる。
はカートリッジ式に使い捨てればよく、特に、第３の実
施例においては、市販の硬質樹脂パイプを適当な長さに
切断するだけで使用できる。このため、注入溝１箇所当
りの消耗品の単価が極めて安価になり、工事費用の低廉
価に貢献できると共に、この注入後の残滓の除去が不要
となることから、コンクリート補修工事の省力化が図ら
れる。
【図１】本発明の第１の実施例に係わるコンクリート補
修剤注入プラグの構成を示す側断面図である。
修剤注入プラグの構成を示す側断面図である。
【図２】上記第１の実施例のコンクリート補修剤注入プ
ラグの構成を補修対象のコンクリート壁面に形成した円
弧形状の溝Ｄとの関連と共に示す側断面図である。
ラグの構成を補修対象のコンクリート壁面に形成した円
弧形状の溝Ｄとの関連と共に示す側断面図である。
【図３】図２のコンクリート補修剤注入プラグの構成を
中央部分のネジ付きロッド４を通る面で切断して示す横
断面図である。
中央部分のネジ付きロッド４を通る面で切断して示す横
断面図である。
【図４】本発明の第２の実施例のコンクリート補修剤注
入プラグの構成を補修対象のコンクリート壁面に形成し
た円弧形状の溝Ｄとの関連と共に示す側断面図である。
入プラグの構成を補修対象のコンクリート壁面に形成し
た円弧形状の溝Ｄとの関連と共に示す側断面図である。
【図５】本発明の第３の実施例のコンクリート補修剤注
入プラグの構成を補修対象のコンクリート壁面に形成し
た円弧形状の溝Ｄとの関連と共に示す側断面図である。
入プラグの構成を補修対象のコンクリート壁面に形成し
た円弧形状の溝Ｄとの関連と共に示す側断面図である。
【図６】図５のコンクリート補修剤注入プラグの第２の
押圧体２の底面図である。
押圧体２の底面図である。
【図７】本発明の第４の実施例のコンクリート補修剤注
入プラグの構成を補修対象のコンクリート壁面に形成し
た円弧形状の溝Ｄとの関連と共に示す側断面図である。
入プラグの構成を補修対象のコンクリート壁面に形成し
た円弧形状の溝Ｄとの関連と共に示す側断面図である。
【図８】図７のコンクリート補修剤注入プラグの構成を
ネジ付きロッド４を通る面で切断して示す横断面図であ
る。
ネジ付きロッド４を通る面で切断して示す横断面図であ
る。
【図９】本発明の第５の実施例のコンクリート補修剤注
入プラグの構成を補修対象のコンクリート壁面に形成し
た円弧形状の溝Ｄとの関連と共に示す側断面図である。
入プラグの構成を補修対象のコンクリート壁面に形成し
た円弧形状の溝Ｄとの関連と共に示す側断面図である。
【図１０】図９のコンクリート補修剤注入プラグをトグ
ルジョイント機構を通る面で切断して示す横断面図であ
る。
ルジョイント機構を通る面で切断して示す横断面図であ
る。
１，２ 押圧体 ３ 弾性体 ４ ネジ付きロッド ５ ナット ６，６０ 注入パイプ ７ 空気抜きパイプ ８ 横杵 ９ カム付きレバー １０ 曲がりてこ Ａ，Ｂ 補修対象のコンクリート壁面を構成するモ
ルタル外壁層とコンクリート躯体層 Ｃ 補修対象のコンクリート壁面に生じた剥離
空間層 Ｄ 補修対象のコンクリート壁面に形成された
円弧形状の注入溝
ルタル外壁層とコンクリート躯体層 Ｃ 補修対象のコンクリート壁面に生じた剥離
空間層 Ｄ 補修対象のコンクリート壁面に形成された
円弧形状の注入溝
Claims (3)
- 【請求項１】コンクリート壁面上に形成された注入溝の
内部にコンクリート補修剤を注入するためのコンクリー
ト補修剤注入プラグであって、 前記注入溝内に一部又は全部が挿入可能な形状及び寸法
を有する弾性体と、 この弾性体を挟持する第１，第２の押圧体と、 これら第１，第２の押圧体及び前記弾性体内を連通して
形成された貫通穴内に抜き差し自在に挿入されるコンク
リート補修剤注入パイプと、 前記第１，第２の押圧体の間隔を短縮させることにより
これらによって挟持される前記弾性体を圧縮し横方向に
膨張させる押圧機構とを備えたことを特徴とするコンク
リート補修剤注入プラグ。 - 【請求項２】前記第１，第２の押圧体とこれらの間に挟
持される前記弾性体にはそれぞれを連通する第２の貫通
穴が形成されると共にこの第２の貫通穴内に抜き差し自
在に挿入される空気抜き用パイプを備えたことを特徴と
する請求項１記載のコンクリート補修剤注入プラグ。 - 【請求項３】前記コンクリート補修剤注入パイプは、逆
流防止機構を備えたことを特徴とする請求項１又は２記
載のコンクリート補修剤注入プラグ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3282263A JP2581626B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | コンクリート補修剤注入プラグ |
| US07/949,986 US5329740A (en) | 1991-10-02 | 1992-09-24 | Concrete repairing agent injection plug |
| DE69210348T DE69210348T2 (de) | 1991-10-02 | 1992-09-30 | Ventil für Injektionsgut zur Reparatur von Beton |
| EP92308933A EP0535944B1 (en) | 1991-10-02 | 1992-09-30 | Concrete repairing agent injection plug |
| KR1019920017854A KR100231856B1 (ko) | 1991-10-02 | 1992-09-30 | 콘크리트보수제 주입 플러그 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3282263A JP2581626B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | コンクリート補修剤注入プラグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0598810A true JPH0598810A (ja) | 1993-04-20 |
| JP2581626B2 JP2581626B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=17650178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3282263A Expired - Lifetime JP2581626B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | コンクリート補修剤注入プラグ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5329740A (ja) |
| EP (1) | EP0535944B1 (ja) |
| JP (1) | JP2581626B2 (ja) |
| KR (1) | KR100231856B1 (ja) |
| DE (1) | DE69210348T2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100426614B1 (ko) * | 1995-04-06 | 2004-06-16 | 하야시 겐세쓰 고교 가부시키가이샤 | 콘크리트보수제주입플러그및이것을사용한주입방법 |
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| JP2014062402A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Ps Mitsubishi Construction Co Ltd | グラウト再注入用ホース連結装置 |
| CN109779285A (zh) * | 2019-02-22 | 2019-05-21 | 吴亦华 | 一种混凝土裂缝填补装置 |
| CN110735403A (zh) * | 2019-10-09 | 2020-01-31 | 北京夏都水利工程有限公司 | 一种桥墩裂缝的修复结构及其加固方法 |
| JP6925684B1 (ja) * | 2021-03-05 | 2021-08-25 | 株式会社プロテックエンジニアリング | 支柱の立設構造 |
| CN116446675A (zh) * | 2023-03-10 | 2023-07-18 | 广东旭晟建设工程有限公司 | 基于红外设备的施工早期混凝土缺陷修复设备及其作业方法 |
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1991
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-
1992
- 1992-09-24 US US07/949,986 patent/US5329740A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-30 EP EP92308933A patent/EP0535944B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-30 DE DE69210348T patent/DE69210348T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-30 KR KR1019920017854A patent/KR100231856B1/ko not_active IP Right Cessation
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| EP0535944B1 (en) | 1996-05-01 |
| KR930008256A (ko) | 1993-05-21 |
| DE69210348T2 (de) | 1996-09-19 |
| EP0535944A1 (en) | 1993-04-07 |
| JP2581626B2 (ja) | 1997-02-12 |
| DE69210348D1 (de) | 1996-06-05 |
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