JPH059308B2 - - Google Patents

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JPH059308B2
JPH059308B2 JP58205003A JP20500383A JPH059308B2 JP H059308 B2 JPH059308 B2 JP H059308B2 JP 58205003 A JP58205003 A JP 58205003A JP 20500383 A JP20500383 A JP 20500383A JP H059308 B2 JPH059308 B2 JP H059308B2
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JP
Japan
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pressure
chamber
valve
throttle
brake
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Application number
JP58205003A
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English (en)
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JPS59137242A (ja
Inventor
Butsuperu Hansu
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Continental Teves AG and Co OHG
Original Assignee
Alfred Teves GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Alfred Teves GmbH filed Critical Alfred Teves GmbH
Publication of JPS59137242A publication Critical patent/JPS59137242A/ja
Publication of JPH059308B2 publication Critical patent/JPH059308B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/50Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition having means for controlling the rate at which pressure is reapplied to or released from the brake
    • B60T8/5018Pressure reapplication using restrictions
    • B60T8/5025Pressure reapplication using restrictions in hydraulic brake systems
    • B60T8/5031Pressure reapplication using restrictions in hydraulic brake systems open systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/12Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
    • B60T13/14Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid using accumulators or reservoirs fed by pumps
    • B60T13/142Systems with master cylinder
    • B60T13/145Master cylinder integrated or hydraulically coupled with booster
    • B60T13/146Part of the system directly actuated by booster pressure
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S303/00Fluid-pressure and analogous brake systems
    • Y10S303/90ABS throttle control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特に自動車用のスリツプ制御付き液圧
ブレーキ装置に関する。この液圧ブレーキ装置は
マスターシリンダと、マスターシリンダに接続さ
れた液圧ブースタと、マスターシリンダに接続さ
れた少なくとも1の静圧ブレーキ回路と、液圧ブ
ースタの圧力室に接続された動圧ブレーキ回路
と、スリツプ制御中にホイールシリンダの圧力を
制御するスリツプ制御弁と、マスターシリンダピ
ストンに設けられたガスケツトとを備える。この
ガスケツトはチエツク弁として作用し、マスター
シリンダピストンのブレーキペダル側端面に圧力
が作用したときに動圧ブレーキ回路から静圧ブレ
ーキ回路中に圧力流体を供給する。マスターシリ
ンダピストンのブレーキペダル側の端面には、電
磁切換弁によつて動圧ブレーキ回路または非加圧
のリザーバの圧力を作用させることができる。
このような形式のブレーキ装置はドイツ特許出
願第P3040561・9号に記載されている。この液
圧ブレーキ装置は液圧ブースタを備え、この液圧
ブースタの圧力室に動圧ブレーキ回路が接続さ
れ、電磁弁である通常は開の2/2方向制御弁を
介して自動車の後輪側のホイールブレーキに圧力
を供給する。液圧ブースタのブースタピストン
は、液圧ブースタに対して同軸に配置されかつ2
個のマスターシリンダピストンを互いに前後に配
置したマスターシリンダを作動させることができ
る。このようにして、加圧可能な2つの作動室を
有するマスターシリンダが形成され、これらの作
動室から静圧ブレーキ回路に圧力を供給する。こ
れらの静圧ブレーキ回路は、自動車の前輪側ホイ
ールブレーキを作動するのが好ましい。
各マスターシリンダピストンにそれぞれ対応す
る前室が設けられ、この前室から作動室まで膨張
孔が延設され、更に、マスターシリンダピストン
のペダル側端面で区画される背部室に連通する。
各マスターシリンダピストンはチエツク弁として
作用するガスケツトでシールされる。更に、通常
は開の電磁作動の2/2方向制御弁がマスターシ
リンダの各作動室とこの作動室に接続されるホイ
ールブレーキとの間に配置されている。
ブレーキ解除位置及び車輪がロツクされない範
囲内での制動中は、非加圧のリザーバと前室とが
電磁作動の切換弁を介して液圧的に連通する。車
輪がロツクされる所定の閾値に達すると、切換弁
がただちに切換わり、前室とマスターシリンダピ
ストンのペダル側端面で区画される背部室に、そ
れぞれ動圧ブレーキ回路の圧力が供給される。こ
れにより、前輪ブレーキの圧力を低下するために
静圧ブレーキ回路から排出された分の圧力流体
を、マスターシリンダのガスケツトを介して作動
室内に送込むことができる。
このような液圧ブレーキ装置は、電磁弁である
通常開の2/2方向制御弁に設けられたスロツト
ルを有している。これらスロツトルはより安定し
た制御作動を行い、制動圧を制御する電磁弁の切
換動作を減少させる。しかし、この場合には、電
磁弁に設けられたスロツトルが制動作用の初期段
階でも作用し、車輪がロツクする所定の閾値に達
するまでのホイールブレーキに形成する圧力勾配
が比較的に小さいという点で、多少不都合があ
る。特に、自動車の運転者がホイールブレーキに
比較的高い制動圧を可能なかぎり迅速に形成しよ
うとする状況では、迅速な制動圧の上昇が不可能
である。
本発明は、車輪がロツクされる閾値に達するま
での初期の制動段階でホイールシリンダ圧の上昇
にスロツトルが影響を及ぼさず、かつ、ブレーキ
のスリツプ制御中では圧力上昇を比較的平坦とす
る、構造簡単な上述の特性を有する液圧ブレーキ
装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明によれば、
マスターシリンダピストンの先端側端面で区画さ
れた作動室とブレーキペダル側端面で区画された
背部室とを有するマスターシリンダと、マスター
シリンダピストンに装着されて背部室から作動室
方向に開の逆止弁として作用するガスケツトと、
ブレーキペダルで作動されてこのマスターシリン
ダを作動する液圧ブースタと、このマスターシリ
ンダの作動室と少なくとも1のホイールシリンダ
とを接続する少なくとも1の静圧ブレーキ回路
と、液圧ブースタの圧力室と他のホイールシリン
ダとを持続する動圧ブレーキ回路と、これらの静
圧ブレーキ回路及び動圧ブレーキ回路中にそれぞ
れ配置され、ホイールシリンダの圧力を制御して
車輪のスリツプを制御する複数のスリツプ制御弁
と、車輪の回転を検出してスリツプ制御弁を制御
するスリツプ制御装置と、このスリツプ制御装置
で制御され、背部室を圧力室と非加圧のリザーバ
とに交互に接続する電磁切換弁とを備え、この電
磁切換弁が背部室と圧力室とを接続したときに、
背部室とガスケツトと作動室とを通じて圧力室か
ら静圧ブレーキ回路に圧力流体が供給される自動
車用液圧ブレーキ装置であつて、動圧ブレーキ回
路中の圧力室とスリツプ制御弁との間の部位に、
背部室の圧力に応じて絞り位置と非絞り位置との
間を切換えられる第1スロツトルが配置され、こ
の第1スロツトルは背部室に圧力が形成されたと
きに絞り位置に切換えられる液圧ブレーキ装置が
提供される。
この液圧ブレーキ装置は、ブレーキペダルを踏
込んで液圧ブースタを作動すると、この圧力室に
接続された動圧ブレーキ回路に圧力が形成される
と共に、マスターシリンダの作動室に接続された
静圧ブレーキ回路にも圧力が形成され、ホイール
シリンダが作動し、自動車が制動される。そし
て、ホイールシリンダ内の圧力が上昇し、スリツ
プ制御装置が1又は複数の車輪がロツクしそうな
状態を検出すると、スリツプ制御弁を通じてホイ
ールシリンダの圧力を制御すると共に、電磁切換
弁を介して液圧ブースタの圧力室とマスターシリ
ンダの背部室とを連通し、逆止弁として作用する
ガスケツトを介して作動室及び静圧ブレーキ回路
に車輪のスリツプ制御に必要な圧力流体を供給す
る。更に、この電磁切換弁を介して供給される圧
力流体により背部室に圧力が形成されると、この
背部室の圧力により第1スロツトルが絞り位置に
切換えられる。この第1スロツトルの絞り作用に
より、第1スロツトルの下流側のホイールブレー
キのスリツプ制御中における圧力上昇速度は、車
輪がロツクされる閾値に達するまでの初期の制動
段階よりも遅くなる。このスリツプ制御中におけ
る圧力上昇速度は第1スロツトルの絞り断面積を
調整することにより、所要の値に設定することが
できる。
制動終了後にブレーキペダルを解放すると、液
圧ブースタ及びマスターシリンダが戻されると共
に電磁切換弁が切換えられて背部室が非加圧のリ
ザーバに接続される。これにより、第1スロツト
ルは非絞り位置に戻る。
したがつて本発明の液圧ブレーキ装置は、絞り
作用をなす電磁弁をブレーキ回路中に配置する必
要がなく、このため、1あるいは複数の車輪がロ
ツクされる閾値に達するまでの初期の制動段階で
はホイールシリンダの圧力を急速に上昇させ、ス
リツプ制御中は緩く上昇させることができる。
上記第1スロツトルを圧力で切換制御される
2/2方向制御弁に形成し、この2/2方向制御
弁は背部室の圧力がマスターシリンダピストンの
ペダル側端面に作用したときに非絞り位置から絞
り位置に切換えるのが好ましい。このように圧力
で切換えることにより、切換弁を安価に形成する
ことができる。更に、このような切換弁は故障す
ることがほとんどなく、したがつて、作動信頼性
が高い。しかし、これに代えて電磁的に切換え可
能な2/2方向制御弁を使用することができ、こ
の場合には電磁切換弁と同じ切換信号を受けとる
ことができる。2/2方向制御弁を電磁的に切換
える場合には、1の圧力流体管路またはブースタ
およびマスターシリンダユニツトの圧力流体通路
を省略することができる。この電磁的に切換えら
れる2/2方向制御弁は、例えば構造的なスペー
スの理由からブースタおよびマスターシリンダユ
ニツトに対して離れて配置される場合に選択され
る。同一の切換信号を電磁切換弁と第1スロツト
ルを内包する2/2方向制御弁に同時に出力する
ためには、各励磁コイルを並列に接続するだけで
よい。
本発明のさらに有益な実施例では、第2スロツ
トルが液圧ブースタの圧力室と電磁切換弁との間
に接続されることで達成される。このような手段
を使用して、第1、第2スロツトルの絞り寸法を
定めることによつて、制御サイクルにおける圧力
上昇中の後輪側と前輪側における圧力勾配を個々
に調節することができる点で有益である。
所定の限界的条件下で、最も簡単な形態では、
第1、第2スロツトルを同時に作用させることが
ことができる。他方、第1スロツトルに対して第
2スロツトルを時間をづらして作用させ、静圧ブ
レーキ回路における制動圧を初めに急速に増大
し、次いで小さい圧力勾配で車輪をロツクする
(ロツク・アツプ)圧力に再接近させることが極
めて有益である。両スロツトルをこのように時間
をづらせ、更に各スロツトルの絞り断面積を異な
らせることにより、さらに有益となる。
電磁切換弁と、マスターシリンダのペダルに近
い前面によつて形成される環状室との間に第3ス
ロツトルが配置される場合に、さらに有益な実施
例が得られる。この場合、第3スロツトルが第2
スロツトルの代わりをなすかあるいは追加的に作
用させることができる。さらには、マスターシリ
ンダの各環状室に前室が設けられ、この前室が電
磁切換弁によつて動圧ブレーキ回路と非加圧リザ
ーバとの一方に接続され、スロツトルが前室と環
状室との間に配置されることが有益である。これ
らの手段によれば、絞り弁または予め設置された
スロツトルが構造的に最も簡単な方法によつてマ
スターシリンダのハウジング内に完全に配置され
るという利点が生じる。最も簡単な場合、前室と
環状室との接続部は所要の絞り効果が得られるよ
うに小さく定められる。ブレーキシステムの極め
てコンパクトな構造は電磁切換弁および2/2方
向制御弁をマスターシリンダと液圧ブースタとの
少なくとも一方のハウジング内に統合することに
よつて達成される。
マスターシリンダがタンデム型マスターシリン
ダで形成され、第1スロツトルはマスターシリン
ダの作動室及び液圧ブースタの圧力室と、ホイー
ルブレーキとの間に配置されて液圧で切換制御さ
れる6/2方向制御弁に形成されることが有益で
ある。6/2方向制御弁はばね付勢されたピスト
ンを有し、このピストンにはそれぞれ断面積の異
なる複数の周方向溝を形成され、圧力が作用した
ときに互いに対応して配置された2つのポート間
が小断面積の周方向溝で連通されるのが好まし
い。6/2方向制御弁の出口は3/2方向制御弁
を介してホイールブレーキに接続され、したがつ
て全体的に電磁作動弁の数を少なくすることがで
きる。3/2方向制御弁はホイールブレーキの圧
力を減圧する減圧位置で絞り通路を有し、したが
つて減圧中におけるホイールブレーキの圧力勾配
にも影響を与えることができる。
本発明の更に有益な実施例では、前室と背部室
との間に絞り弁が配置され、前室が加圧されたと
きにこの絞り弁の閉鎖部材が所定時間遅れて絞り
位置に切換わる。したがつて、前室に圧力が作用
した直後あるいは入口弁が切換えられた後に最初
に前室から流れ出る作動流体が絞られ、ホイール
ブレーキ内の圧力勾配が急傾斜となる。所定時間
の後、ホイールブレーキ内の圧力の増加が比較的
小さくなる。
これに関連した本発明の実施例では、絞り弁は
前室側弁座と環状室側弁座との二重弁座を有し、
この閉鎖部材は前室側弁座に当接したときに僅か
に絞つて連通し、環状室側弁座に当接したときに
より大きく絞つて連通する。絞り弁の閉鎖部材は
前室側弁座に向けて弾力的に付勢されるのが好ま
しい。この弾力的に付勢する力は、圧力流体が前
室側弁座に沿つて流れるときに二重弁座の閉鎖部
材に差圧が形成されるように定められる。この差
圧は増大し、最終的には弾力的な付勢力よりも大
きくなり、弁閉鎖部材をより大きな絞り作用をな
す位置に押圧する。このような弁構造または動圧
回路の前にも容易に接続し得る。しかし、この代
りに液圧ブースタの圧力室と動圧回路のホイール
ブレーキとの間にさらにの絞り弁を接続すること
も可能である。この場合、絞り弁は圧力室内の圧
力で作動される作動ピストンを有し、この作動ピ
ストンは液圧ブースタの圧力室に対する絞られて
いない状態で連通し、圧力が作用したときの他の
位置では対応した絞り作用を行う。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図において、参照番号1は2個のマスター
シリンダピストン2,3を互いに前後に配置した
マスターシリンダを示す。マスターシリンダピス
トン2はハウジング4と共に圧縮ばね6を収容す
る第1作動室5を形成しる。圧縮ばね6はこのピ
ストンを復帰させる作用をなし、マスターシリン
ダピストン2の底部7と、マスターシリンダピス
トン2とで支持されている。第1作動室5には、
第1作動室5と好ましくは車両の前輪側ホイール
ブレーキ10とを接続する第1静圧ブレーキ回路
9が接続されている。第1静圧ブレーキ回路には
2/2方向制御弁11が設けられており、この弁
は通常は開いており、電極的に閉位置に切換える
ことができる。
マスターシリンダピストン2は逆止弁として作
用するガスケツト12を有し、この逆止弁は第1
作動室5の方向に開くすることができる。さら
に、マスターシリンダピストン2は周方向溝13
を有し、この周方向溝はハウジング4と共に環状
室14を形成する。通路16は周方向溝13のペ
ダルから離隔する側端面15からガスケツト12
の後面まで延設されている。
第1図に示すブレーキ解除位置では、作動方向
で見てガスケツトの前方に膨張孔17が配置され
る。この膨張孔17により、マスターシリンダ1
の作動室5と第1前室18とが連通する。さらに
供給孔19により、第1前室18と環状室14と
が連通する。
ペダルから離隔する側のマスターシリンダピス
トン2とペダルに近接するマスターシリンダピス
トン3との間には、圧縮ばね21を内包した第2
作動室20が形成されており、この圧縮ばね21
はマスターシリンダピストン2,3で支持されて
いる。別のホイールブレーキ23に延びる第2の
静圧ブレーキ回路22が第2作動室20から分岐
している。第2静圧ブレーキ回路22には、弁1
1に相応する方向制御弁24が設けられている。
また、ペダルに近接するマスターシリンダピス
トン3はガスケツト25を有し、かすマスターシ
リンダピストン2の通路16に相応する通路26
を備えている。マスターシリンダピストン3もま
た前室27を有し、膨張孔28が作動室20内に
延び、そして供給孔が環状室30内に達してい
る。2つの前室18,22はチヤンネル31によ
つて互いに連通している。第2マスターシリンダ
ピストン3は液圧ブースタ34のブースタピスト
ン33の一部であるタペツト32と協働する。ブ
ースタピストン33は通常のブレーキ弁35を収
容し、このブレーキ弁35により液圧ブースタ3
4の圧力室36内の圧力がペダル踏力に比例した
値に制御される。上述のブレーキ解除位置におい
ては、圧力室36はチヤンネル37,38,39
を介してマスターシリンダピストン3とブースタ
ピストン33との間の室40と連通しているため
加圧されていない。この室40は非加圧リザーバ
41と常に連通している。
ブースタピストン33もまた周方向溝42を有
する。したがつて、環状室43が形成され、この
環状室にはアキユムレータの圧力が供給される。
アキユムレータ44内の圧力は、ポンプ45が非
加圧リザーバ41からフイルタ46を介して圧力
流体を吸引し、これを昇圧して逆止弁47を介し
て供給されることにより形成される。
液圧ブースタ34の圧力室36には、第3ブレ
ーキ回路48が接続されており、この第3ブレー
キ回路によつて、車両の後輪側のホイールブレー
キ49,50の双方に圧力が供給される。液圧ブ
ースタ34の圧力室とホイールブレーキ49,5
0との間には、スロツトルを兼用するスロツトル
内包した方向制御弁51ならびに電磁作動のスリ
ツプ制御弁52(これはスリツプ制御弁11と同
様な構造を備える)が設けられている。さらに、
ホイールブレーキ10,23,49,50は通常
の閉の2/2方向制御弁であるスリツプ制御弁5
3,54,55,56を介して共通の戻り管路5
7と連通している。戻り管路57はその一端がブ
ースタピストン33とペダルに近接するマスター
シリンダピストン3との間に配置された非加圧の
室40内に延びている。
圧力で作動する方向制御弁51は2つの切換位
置を有している。圧力が作用していない第1位置
では、液圧ブースタ34の圧力室から第3ブレー
キ回路48まで自由連通通路が形成される。前室
に接続された方向制御弁51の駆動部に圧力が作
用すると、弁51は第2位置すなわち作動位置に
切換わる。この作動位置では、スロツトルが圧力
室36と第3ブレーキ回路48との間に配置さ
れ、自由連通に代る。さらに、動圧ブレーキ回路
である第3ブレーキ回路48は電磁切換弁58と
連通しており、この電磁切換弁は通常は非加圧リ
ザーバ4と前室18,27とを連通する。励磁さ
れると、電磁切換弁はこの連通を断ちかつ動圧ブ
レーキ回路48の圧力をマスターシリンダ1の前
室に供給する。電磁的に制御されたスリツプ制御
弁11,53,24,54,55,58のすべて
は電子式スリツプ制御装置(図示せず)からそれ
らの制御信号を供給される。このスリツプ制御装
置は車輪の回転状態のモニターし、スリツプ臨界
値を検出したとき制御信号を出力する。
ペタルに近接する側のマスターシリンダピスト
ン3はその一部が戻しスリーブ59内でシールさ
れて軸方向に変位可能に案内される。この際、戻
しスリーブ59のペダルから離隔する側の端面は
環状室30内に突出し、ペダルに近接する側の端
面は室40圧力を受ける。ブレーキ解除位置にお
いては、圧縮ばね60は戻しスリーブ59をペダ
ルから離隔する側の端位置に保つ。
第2図には、時間tに対するホイールシリンダ
の圧力PRZを示してある。以下、第2図を参照し
て、第1図に示したブレーキ解除位置からの上記
のブレーキシステムの作動について、詳細に説明
する。ブレーキ解除位置では、可動部分すべては
図示の位置にあり、作動力Fはブレーキペダル6
1に作用してない。時間t(第2図)のときに作
動力Fをブレーキペダル61に加えて、ブレーキ
作動を開始すると、ブレーキ弁35は液圧ブース
タ34の圧力室36内の圧力を作動力Fに比例し
た圧力を調整する。まず自由連通通路を形成する
方向制御弁51を介して、上記の圧力は動圧ブレ
ーキ回路48に入り、スリツプ制御弁53を介し
て、上記圧力は車両の後輪側のホイールブレーキ
49,50を作動する。液圧ブースタ34の圧力
室36内が所定の圧力レベルに達したとき、ブー
スタピストン33は図の左方に動き、この変位を
ターペツト32を介してペダルに近接するマスタ
ーシリンダピストン3に伝達する。マスターシリ
ンダピストン3が左方へ変位すると、ガスケツト
25は前室27に達する膨張孔を越えて移動す
る。これにより、マスターシリンダ1の第2作動
室20には静圧の制動圧が発生する。この制動圧
は第2静圧ブレーキ回路22に入り、自由連通位
置のスリツプ制御弁24を介してホイールブレー
キ23を作動させる。第2作動室20内の圧力に
よつて、マスターシリンダのマスターシリンダピ
ストン2,3はそのとき互いに液圧的に連結され
る。したがつて、ペダルから離隔する側のマスタ
ーシリンダピストン2もまた作動方向に動き、ガ
スケツト12が膨張孔17を越えて移動する。マ
スターシリンダピストン2が作動方向にさらに移
動すると、第1作動室5に静圧の制動圧をさらに
発生させることになる。この制動圧は第1静圧ブ
レーキ回路9およびスリツプ制御弁11を介して
ホイールブレーキ10に達する。
ブレーキペダル61に作用する作動力Fが増大
すると、時間t1でホイールシリンダの臨界圧力
PKRに達するまでこの作動が続き、このとき、1
または複数の車輪が角のスリツプ値に達し、ホイ
ールがロツクしそうな状態となる。第2図におけ
る圧力曲線は例えばホイールブレーキ10のホイ
ールシリンダ圧力PRZを示す。時間t1で、電子式
のスリツプ制御装置(図示せず)はスリツプ制御
弁11,53に作動信号を出力する。それに基づ
いて、これら弁はマスターシリンダ1に第1作動
室5とホイールブレーキ10との連通を遮断し、
自由連通位置に配置されているスリツプ制御弁5
3を介してホイールブレーキ10からの共通の戻
り管路57に連通するようにそれらの位置を切換
える。その結果、スリツプ制御弁11,53のこ
のような位置において、圧力流体がホイールブレ
ーキ10から送出され、リザーバ41に戻され、
これにより、ホイールブレーキ10のホイールシ
リンダ圧力PRZは時間t2まで降下する。圧力降下
の速度はシステムによる流れ横断面によつて決め
られる。しかしながら、この速度は追加のスロツ
トルを設けることによつて影響されることがあ
る。
スリツプ制御装置が作動すると、電磁切換弁5
8も作動される。これにより、非加圧のリザーバ
41と前室27との連通が断たれ、前室27は圧
力作動弁51の出口および動圧ブレーキ回路48
とそれぞれ連通する。
時間t2で、ホイールブレーキ10が設けられた
車輪は再加速し、ホイールシリンダの圧力PRZ
再度増大させることができることが明らかであ
る。それに基づいて、スリツプ制御装置により、
スリツプ制御弁11,53はそれらの遮断位置に
戻り、ホイールブレーキ10のホイールシリンダ
圧力PRZは再び上昇することができる。
前室27に圧力が作用するとこの圧力はチヤン
ネル31を経て前室18にも伝わり、さらに背部
室30に作用する。それにより、戻しスリーブは
ブレーキペダルの方向に加圧され、ペダルに近い
方のマスターシリンダピストン3の肩部62に当
接し、マスターシリンダピストン2,3を図示の
位置に保持する。この位置では、所定の流体量が
作動室5,20に安全を確保するために収容され
る。前室27内の圧力はさらに方向制御弁51の
駆動部に達し、その結果、方向制御弁51は作動
位置に切換わる。この位置では、液圧ブースタ3
4と圧力室36との連通を絞る作用が生じる。車
輪の全てがロツクしそうな状態でないことをスリ
ツプスリツプ制御装置が検出するまで、前室1
8,27に圧力が保持される。
時間t2におけるホイールシリンダ10の圧力
PRZは次のように再上昇する。すなわち、圧力流
体は動圧ブレーキ回路48から電磁切換弁58、
前室18,27および供給孔19を経て環状室1
4に流入する。この圧力流体は環状室14から通
路16およびガスケツトを経てマスターシリンダ
の作動室5に流入する。これにより、圧力流体は
第1静圧ブレーキ回路9およびこのブレーキ回路
に接続したホイールブレーキの圧力を上昇する。
この圧力上昇の割合は方向制御弁51に設けられ
たスロツトルの絞り面積によつて実質的に決めら
れる。時間t2とt3との間の圧力勾配が低ければ低
いほど、方向制御弁51に設けられたスロツトル
の絞り横断面は小さくなる。時間t3で、ホイール
シリンダ圧力PRZがホイールブレーキ10で上昇
して再び臨界スリツプ値に達する。かくして、圧
力流体はホイールブレーキ10と関連した車輪の
ロツクを防止するようにホイールブレーキ10か
ら再び排出されなければならない。時間t4で、圧
力の新たな上昇段階が始まり、これは時間t5まで
続き、そしてその圧力勾配は時間t3とt2との間の
圧力勾配と一致する。時間t6でさらに圧力上昇が
生じ、十分な量の圧力媒体がホイールブレーキ1
0から送出される。
作動状態の以上の説明は同様にホイールブレー
キ23および第2静圧ブレーキ回路22にもそれ
ぞれ当てはまる。圧力流体を後輪側ホイールブレ
ーキ49,50から排出することが必要な場合で
も、減圧後の制動圧の再上昇は圧力で作動する方
向制御弁51の絞り作用により、緩い勾配で生じ
る。したがつて、第2図に示された圧力線図はホ
イールブレーキ10,23,49,50のすべて
の特性と同様である。
スリツプ制御の終了後、スリツプ制御装置は第
1図に示された状態となるように全ての弁を休止
位置に切換える。
第3図に示す液圧ブレーキ装置は、ブレーキ弁
35がブースタピストン33にと並列に配置さ
れ、2個のレバー63,64によつて作動作動さ
れるという点で、第1図に示された液圧ブレーキ
装置と異なつている。第3図を参照すると、レバ
ー63の上端はボールソケツト継手65によつて
ハウジング4に強固に支持されている。支持点す
なわち継手65から離隔するレバー63の端部は
ペタル作動のプツシユロツド67の凹部66に係
合し、プツシユロツド67の左端は図示のように
ブースタピストン33のポケツト孔68に係合
し、この場合、この左端は圧縮ばね69によつて
ポケツト孔の底部に対して所定の間隔をへだてて
保持されている。レバー64はヒンジによりその
中間部でレバー63に連結されている。レバー6
4は、一端をブレーキ弁35のスプール70に、
他端をブースタピストン33に係止している。
ブレーキペダル61を作動すると、ペダル作動
のプツシユロツド67は図の左方に動く。その
際、ブレーキペダルから離隔する側のプツシユロ
ツドの端部はブースタピストンのポケツト孔68
内の圧縮ばね69の力に対抗して変位する。この
ようにして、レバー63はボールソケツト継手6
5を中心として時計方向に傾動する。この右回り
の傾動は両レバー63,64間のヒンジ71にも
伝達される。ブースタピストン33は、シールに
よりブレーキ弁35の弁スプール70よりも大き
い変位力が作用するため、レバー64の下端は初
めは動かず、レバー64の上端がヒンジ71を中
心として反時計方向に傾動し、このようにして弁
スプール70が作動方向に変位される。このよう
にして、作動力に比例した圧力が液圧ブースタ3
4の圧力室36に供給される。
圧力流体通路72は液圧ブースタ34の圧力室
36から電磁切換弁73まで延びており、電磁切
換弁73は励磁されると圧力室36とマスターシ
リンダ1の前室27との間を遮断する。マスター
シリンダ1の前室は、通常、追加の電磁切換弁7
4を介して非加圧リザーバ41と連通している。
電子式スリツプ制御装置(図示せず)が1また
は複数の車輪がスリツプしそうな状態を検出する
と、電磁切換弁73,74が同時に切換えられ
る。電磁切換弁73,74が切換わると、液圧ブ
ースタ34の圧力室36と前室27とが連通さ
れ、非加圧リザーバ41とマスターシリンダの前
室27との連通は遮断される。さらに、第3図か
ら明らかなように、マスターシリンダ1の第1図
における膨張孔を備えていないが、いわゆる中央
弁75,76を備えている。特に、ブレーキスリ
ツプ制御装置に関しては、これら中央弁は有利で
ある。何故なら、マスターシリンダピストン2,
3におけるガスケツトの故障により、作動室5,
20内の圧力が脈動する慮がないからである。
第3図に示すブレーキ装置は一体化可能な6/
2方向制御弁77をさらに有し、この6/2方向
制御弁はハウジング79の内孔78内に支持され
た摺動可能なピストン80を主要構成部材として
有している。図面を参照にして説明すると、圧縮
ばね81はピストン80を左端位置に保持する。
圧縮ばね81から離隔する側のピストン80の端
面は圧力管路82を介してマスターシリンダ1の
前室27と連通している。ピストン80の表面領
域には、第1の周方向溝82,83,84ならび
に横断面のより小さい第2の周方向溝85,8
6,87が設けられている。これらの第2の周方
向溝はスロツトルとして作用する。6/2方向制
御弁77は、弁77が休止位置で周方向溝82,
83,84がブレーキ回路9,22,48に接続
されるように形成される。したがつて、各ブレー
キ回路を流れる圧力流体は絞られない。6/2方
向制御弁77の出口側には電磁作動のスリツプ制
御弁88,89,90が接続されている。これら
スリツプ制御弁の第1位置では、圧力媒体がブレ
ーキ回路9,22,48からホイールブレーキ1
0,23,49,50へ妨げられずに流れる。他
の位置では、ホイールブレーキ10,23,4
9,50が非加圧リザーバ41と連通した共通の
戻り管路91に接続される。
上記のブレーキ装置の作動においては、ブレー
キペダル61に力を加えると、液圧ブースタ34
の圧力室36内に圧力が発生する。この圧力は作
動力に比例し、動圧ブレーキ回路である第3ブレ
ーキ回路48に伝わり、したがつて、6/2方向
の制御弁77および開位置のスリツプ制御弁90
を経て後輪側のホイールブレーキ49,50に伝
わる。ブースタピストン33が変位すると、作動
室5,20および静圧ブレーキ回路9,22はそ
れぞれ加圧される。周方向溝82,83が接続さ
れているため、前軸の静圧ブレーキ回路に接続さ
れたホイールブレーキ10,23もまた絞られず
に加圧される。
1または複数の車輪がロツクしそうになると、
電磁切換弁73,74が切換わり、マスターシリ
ンダ1の前室27を非加圧リザーバ41から遮断
し、前室27を圧力室36と液圧的に連通させ
る。前室27へ供給された動圧は圧力管路82を
経て6/2方向制御弁のピストン80の左側端面
(図を参照)に作用し、ピストン80の圧縮ばね
81の力に抗して図の右方に変位させ、最終的に
は第2周方向溝85,86,87を第1周方向溝
82,83,84に置換える。電磁作動のスリツ
プ制御弁88,89,90のうち1または複数の
切換え後、圧力流体をホイールブレーキ10,2
3,49,50へ新たに供給することが必要にな
る場合、圧力流体が第2周方向溝85,86,8
7によつて絞られ、ホイールブレーキ10,2
3,49,50の圧力が比較的一様に再上昇する
ことになる。第2図に示された圧力線図は第3図
の液圧ブレーキ装置にも当てはまる。第2周方向
溝85,86,87はそれらの横断面が異なつて
もよく、この場合には、静圧ブレーキ回路9,2
2と動圧ブレーキ回路48との絞り効果が異な
る。
第4図に示すブレーキ装置は第3図に示すよう
な液圧ブースタ34および単一型マスターシリン
ダ92を有しており、静圧ブレーキ回路9,22
はいずれもこのマスターシリンダ92に接続され
ている。マスターシリンダ92または液圧ブース
タ34のハウジング内には、それぞれ、段付きピ
ストンとして示されかつ段付き孔94内に摺動可
能に配置された作動ピストン93が挿入されてい
る。ピストン93の大きい方の端面95はマスタ
ーシリンダ92の前室27と液圧的に連通し、段
付きピストン93の小さい方の端面96には液圧
ブースタの圧力室36内の圧力が常に作用してい
る。段付きピストン93の有効断面積95,96
が異なるため、段付きピストン93は、マスター
シリンダ92の前室27が加圧されないかぎり、
左端位置に配置されている。この位置では、圧力
室36と動圧ブレーキ回路48とが妨げられずに
連通し、前室27と環状室30とが同様に連通し
ている。ブレーキのスリツプ制御中、電磁切換弁
73,74がそれらの位置を変えると、作動ピス
トン93はその右端位置に移動し、この位置で
は、スロツトルが前室27と環状室30との間、
および、圧力室36と動圧ブレーキ回路48との
間に配置される。これにより、第2図に示すよう
に、ホイールブレーキ10,23,49,50の
制動圧の再上昇が遅延される。
第5図には、複式ブレーキ回路を備える液圧ブ
レーキ装置がマスターシリンダ92とともに示さ
れている。このブレーキ装置では、スロツトルで
ある絞り弁97が前室27と環状室30との間に
配置されている。この絞り弁97は二重弁として
形成され、前室側弁座98と環状室側弁座99と
を有している。閉鎖部材101が絞り弁97の弁
室100内に配置されている。その閉鎖部材10
1は前室側弁座98に対して予め付勢されてお
り、回転対称部材で形成されている。第5図に示
された位置において、閉鎖部材101は周方向に
沿う立上がり部103で前室側弁座98に係止さ
れ、前室27と環状室30との間に比較的大きい
断面積の流路が形成されている。さらに、閉鎖部
材101は小さい断面積の中央絞り孔を有してい
る。閉鎖部材101が環状室側弁座99に係止さ
れていると、圧力流体は前室27から絞り孔10
4を介してのみ環状室30まで流れる。また、液
圧ブースタ34の圧力室36への接続部内にはピ
ストン105が配置され、このピストン105は
スロツトルを内包し、絞り位置に切換わることが
できる。図示の端位置においては、このピストン
は液圧ブースタの圧力室36と動圧ブレーキ回路
48とを絞ることなく連通する。
上記のブレーキ装置において、ブレーキのスリ
ツプ制御中に前室27に圧力が作用すると、ピス
トン105はその右端位置(図面を参照)に配置
され、この位置では、液圧ブースタの圧力室36
から動圧ブレーキ回路48に圧力流体が絞られて
供給される。
前室27をさらに加圧すると、閉鎖部材101
は所定時間遅れてその絞り位置に配置される。こ
れは、まず圧力流体が閉鎖部材101の周部立上
がり部103を通つて前室27から環状室30内
に流入ことにより行われる。その際、閉鎖部材1
01に差圧が形成され、この差圧は圧縮ばね10
2の力より大きくなり、閉鎖部材101を環状室
側弁座99に当接させる。
絞り弁97によるホイールブレーキ10,23
の圧力線図を第6図の下方の曲線で表す。第6図
では、ホイールブレーキ10,23から圧力流体
を排出した後、ホイールブレーキを設けた車輪の
回転状態が戻つて制動圧を再度上昇できるまで圧
力を保持する。第6図によれば、これは時間t7
おいてであるとわかる。これにより、時間t7
は、電磁作動のスリツプ制御弁88,89は再び
開位置に切換わる。それにより、マスターシリン
ダの前室27が同時に加圧されて、比較的多量の
圧力流体が絞り弁97を経て環状室30内に流れ
始める。時間t8では閉鎖部材101は環状室側弁
座99に係止され、ホイールブレーキ10,23
における圧力は大きく絞られてさらに上昇するこ
とが可能である。その結果、ホイールブレーキ1
0,23における圧力の勾配は時間t9まで比較的
平らである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による液圧ブレーキ装
置の概略図、第2図はスリツプ制御中におけるホ
イールシリンダの圧力の変化を概略的に示すグラ
フ図、第3図は他の実施例の液圧ブレーキ装置の
概略図、第4図は特別構造の絞り弁を備える液圧
ブレーキ装置の概略図、第5図は他の構造の絞り
弁を備える液圧ブレーキ装置の概略図、第6図は
第5図の液圧ブレーキ装置による圧力変化を示す
グラフ図である。 1……マスターシリンダ、2,3……マスター
シリンダピストン、4……ハウジング、5,20
……作動室、9,22……静圧ブレーキ回路、1
0,23,49,50……ホイールシリンダ、1
1,24,55,53,54,52;88,8
9,90……スリツプ制御弁、12,25……ガ
スケツト、14,30……背部室、36……圧力
室、41……リザーバ、48……動圧ブレーキ回
路、51……方向制御弁、58,73,74……
電磁切換弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 マスターシリンダピストン2,3の先端側端
    面で区画された作動室5,20とブレーキペダル
    側端面で区画された背部室14,30とを有する
    マスターシリンダ1と、マスターシリンダピスト
    ン2,3に装着されて背部室から作動室方向に開
    の逆止弁として作用するガスケツト12,25
    と、ブレーキペダル61で作動されてこのマスタ
    ーシリンダ1を作動する液圧ブースタ34と、こ
    のマスターシリンダの作動室5,20と少なくと
    も1のホイールシリンダ10,23とを接続する
    少なくとも1の静圧ブレーキ回路9,22と、液
    圧ブースタの圧力室36と他のホイールシリンダ
    49,50とを接続する動圧ブレーキ回路48
    と、これらの静圧ブレーキ回路9,22及び動圧
    ブレーキ回路48中にそれぞれ配置され、ホイー
    ルシリンダ10,23,49,50の圧力を制御
    して車輪のスリツプを制御する複数のスリツプ制
    御弁11,24,55,53,54,52;8
    8,89,90と、車輪の回転を検出してスリツ
    プ制御弁を制御するスリツプ制御装置と、このス
    リツプ制御装置で制御され、前記背部室14,3
    0を圧力室36と非加圧のリザーバ41とに交互
    に接続する電磁切換弁58;73,74とを備
    え、この電磁切換弁58;73,74が背部室1
    4,30と圧力室36とを接続したときに、前記
    背部室14,30とガスケツト12,25と作動
    室5,20とを通じて圧力室36から静圧ブレー
    キ回路9,22に圧力流体が供給される自動車用
    液圧ブレーキ装置であつて、前記動圧ブレーキ回
    路48中の前記圧力室36とスリツプ制御弁5
    5,52;90との間の部位に、前記背部室の圧
    力に応じて絞り位置と非絞り位置との間を切換え
    られる第1スロツトル51が配置され、この第1
    スロツトルは背部室14,30に圧力が形成され
    たときに絞り位置に切換えられることを特徴とす
    る液圧ブレーキ装置。 2 前記第1スロツトルは圧力で切換制御される
    2/2方向制御弁51に形成され、この2/2方
    向制御弁は背部室14,30の圧力がマスターシ
    リンダピストン2,3のペダル側端面に作用した
    ときに非絞り位置から絞り位置に切換わる特許請
    求の範囲第1項記載の液圧ブレーキ装置。 3 前記第1スロツトルは電磁的に切換制御され
    る2/2方向制御弁51に形成され、前記電磁切
    換弁58と同じ切換信号を受取る特許請求の範囲
    第1項記載の液圧ブレーキ装置。 4 前記マスターシリンダ1の背部室14,30
    の各々は前室18,27に接続され、これらの前
    室は前記電磁切換弁58により動圧ブレーキ回路
    48と非加圧リザーバ41とに交互に接続され、
    これらの前室18,27と背部室14,30との
    間に絞り弁が配置される特許請求の範囲第1項記
    載の液圧ブレーキ装置。 5 前記電磁切換弁58と2/2方向制御弁とは
    マスターシリンダ1と液圧ブースタ34との一方
    のハウジング4内に一体的に形成される特許請求
    の範囲第1項から第4項いずれか1記載の液圧ブ
    レーキ装置。 6 前記マスターシリンダ1はタンデム型マスタ
    ーシリンダで形成され、前記第1スロツトルはマ
    スターシリンダの作動室5,20及び液圧ブース
    タ34の圧力室36と、ホイールブレーキ10,
    23,49,50との間に配置されて液圧で切換
    制御される6/2方向制御弁77に形成されてい
    る特許請求の範囲第2項又は第3項記載の液圧ブ
    レーキ装置。 7 前記6/2方向制御弁77はばね付勢された
    ピストン80を有し、このピストン80にはそれ
    ぞれ断面積の異なる複数の周方向溝82,83,
    84,85,86,87を形成され、圧力が作用
    したときに互いに対応して配置された2つのポー
    ト間が小断面積の周方向溝85,86,87で連
    通される特許請求の範囲第6項記載の液圧ブレー
    キ装置。 8 前記スリツプ制御弁は3/2方向制御弁8
    8,89,90で形成され、前記6/2方向制御
    弁77の出口側とホイールブレーキ10,23,
    49,50との間に配置される特許請求の範囲第
    6項又は第7項記載の液圧ブレーキ装置。 9 前記3/2方向制御弁88,89,90はホ
    イールブレーキの圧力を減圧する減圧位置で絞り
    通路を有する特許請求の範囲第8項記載の液圧ブ
    レーキ装置。 10 前記前室27と背部室30との間に絞り弁
    97が配置され、前室27が加圧されたときにこ
    の絞り弁97の閉鎖部材101が所定時間遅れて
    絞り位置に切換わる特許請求の範囲第1項から第
    9項いずれか1記載の液圧ブレーキ装置。 11 前記絞り弁97は前記側弁座98と環状室
    側弁座99との二重弁座を有し、この閉鎖部材1
    01は前室側弁座98に当接したときに僅かに絞
    つて連通し、環状室側弁座99に当接したときに
    より大きく絞つて連通する特許請求の範囲第10
    項記載の液圧ブレーキ装置。 12 前記絞り弁97の閉鎖部材101は前室側
    弁座に向けて弾力的に付勢されている特許請求の
    範囲第11項記載の液圧ブレーキ装置。 13 前記液圧ブースタ34の圧力室36と動圧
    ブレーキ回路のホイールブレーキ49,50との
    間に絞り弁105が配置される特許請求の範囲第
    10項から第12項いずれか1記載の液圧ブレー
    キ装置。
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