JPS6118545A - 油圧ブレーキ装置 - Google Patents

油圧ブレーキ装置

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Publication number
JPS6118545A
JPS6118545A JP60132076A JP13207685A JPS6118545A JP S6118545 A JPS6118545 A JP S6118545A JP 60132076 A JP60132076 A JP 60132076A JP 13207685 A JP13207685 A JP 13207685A JP S6118545 A JPS6118545 A JP S6118545A
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JP
Japan
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valve
pressure
chamber
hydraulic
power booster
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Application number
JP60132076A
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English (en)
Inventor
ユアン・ベラルト
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Continental Teves AG and Co oHG
Original Assignee
Alfred Teves GmbH
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/343Systems characterised by their lay-out
    • B60T8/344Hydraulic systems
    • B60T8/3473 Channel systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/12Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
    • B60T13/14Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid using accumulators or reservoirs fed by pumps
    • B60T13/142Systems with master cylinder
    • B60T13/145Master cylinder integrated or hydraulically coupled with booster
    • B60T13/146Part of the system directly actuated by booster pressure

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] 本発明は自動車の油圧ブレーキ装置に関し、この装置は
マスタシリンダと、このマスタシリンダの上流側に接続
された油圧パワーブースタとを備え、またこの装置は圧
力チャンバを有し、このチャンバ内にはペダル装置のブ
レーキバルブによって生じる駆動力に対応した副圧力が
作用する。また、この自動車には2系統のブレーキ回路
が形成され、これらブレーキ回路にはマスタシリンダお
よびパワーブースタからなる圧力発生源から圧力が供給
される。このブレーキ装置には第1のバルブ手段が設け
られ、スリップ制御装置からの作動信号に基づいてブレ
ーキ回路への油圧の供給を中断する。また、この装置に
は第2のバルブ手段が設けられ、制御系が切換えられて
本の車軸の2個の車輪の油圧の連通がなされた場合には
、ブレーキ回路のブレーキが車両の対角状に対向して配
置され、またブレーキが油圧パワーブースタの圧力チャ
ンバに連通可能となる。
上述したような油圧ブレーキ装置は、ドイツ特許出願N
o.P33  20  822.0.に開示されている
。この出願のブレーキ装置は、圧力チャンバを有する油
圧パワーブースタを備え、この圧力チャンバ内にブレー
キペダルに与えられる駆動力によって生じる副油圧が作
用する。また、レバー機構が形成され、そのプッシュロ
ッドはブレーキペダルに接続され、このレバー機構によ
ってブレーキバルブが作動されるように構成されている
。ブレーキバルブは、ブレーキが開放位置にある場合に
は油圧パワーブースタの圧力チャンバと非加圧リザーバ
とが連通されるように構成されている。上記のブレーキ
ペダルに力が作用した場合には、このブレーキペダルに
接続されているブツシュロッドの変位によって上記のブ
レーキバルブのピストンが作動位置に移動され、アキュ
ムレータの圧力が油圧パワーブースタの圧力チャンバ内
に作用し、ブースタピストンが作動方向に移動する。そ
して、このブースタピストンの移動の結果、この油圧パ
ワーブースタの下流側に接続されているマスタシリンダ
のピストンが移動し、このマスタシリンダの作動チャン
バが加圧される。
上述した特許出願のブレーキ装置では、ピストンを有す
るマスタシリンダが備えられ、第1のブレーキ回路が接
続さ、れている作動チャンバが制限される。この第1の
ブレーキ回路は2個の車輪のブレーキを備え、これらブ
レーキは互いに対角状に配置されている。また互、いに
対角状の第2のブレーキおよび第2のブレーキ回路は油
圧パワーブースタの圧力チャンバに連通している。
従来のブレーキ装置では、前輪のブレーキの上流側には
2/2ウェイバルブが接続され、このバルブは電気的に
切換え作動され、通常は開弁状態にあり、またスリップ
制御回路からの信号によって閉弁状態となる。また、別
の2/2ウェイバルブが各前輪のブレーキに接続され、
スリップ制御回路からの信号によって作動し、各車輪の
ブレーキを非加圧リザーバに連通させる。また、上記の
油圧パワーブースタの圧力チャンバに連通している後輪
の対角状のブレーキは、さらに常開の電磁弁を備えてい
る。これらバルブは、上記と同様にスリップ制御回路か
らの信号によって作動する。
また、これらの車輪のブレーキには常閉の電磁弁が接続
されており、これらの電磁弁によって後輪のブレーキ圧
力が減圧される。
また、従来のブレーキ装置には切換え弁が設けられ、上
記のスリップ制御回路が作動した初期に開弁じ、上記の
油圧パワーブースタの圧力チャンバとマスタシリンダの
作動チャンバとを連通する。
そして、これらが連通されると油圧作動バルブ機構が作
動し、後輪のブレーキが互いに連通される。
この手段の制御は、前輪のブレーキはそのブレーキ圧が
別々に制御されるが、後輪のブレーキは一緒に制御され
る。この装置の特徴は、後輪の制御系の2個の電磁作動
の油圧弁を省略できることである。
しかし、上述のようなブレーキ装置では、後輪系のブレ
ーキ回路に故障が生じた場合のこれら後輪のブレーキ作
動の信頼性が低い不具合がある。
[発明が解決しようとする問題点コ 本発明は以上の事情に基づいてなされたもので、ブレー
キ回路が故障した場合に、この故障の影響のある部分を
確実に切離すことができるブレーキ装置を提供すること
にある。
し問題点を解決するための手段とその作用]本発明の装
置は、油圧パワーブースタの圧力チャンバ内の圧力によ
って制御される切換えバルブが各後輪のブレーキに接続
されており、これら各切換えバルブが第1の位、置にあ
る場合には、これらバルブは互いに対角位置にある車輪
のブレーキに接続され、また加圧状態の場合には、ひと
つの車軸の2個の車輪のブレーキの間を連通する。また
、この切換えバルブはダブルシートバルブに形成され、
これらダブルシートバルブはシリンダ孔内に摺動自在に
案内された環状のピストンを備え、通常時にはこの環状
のピストンの軸方向の通路を介して対角位置の車輪のブ
レーキの間の連通がなされる。
また、これらダブルシートバルブの環状のピストンの前
面には第1の閉塞部材が設けられ、この部材は通常時に
はスプリングの付勢力によって第1のバルブシートに押
圧されている。また、ブレーキ圧発生機構の圧力チャン
バ間の連通はこの第1のバルブシートおよび第1の閉塞
部材によって制御される。また、このダブルシートバル
ブに油圧パワーブースタの圧力チャンバ内の圧力によっ
て移動するピストンを備えている場合には、上記環状の
ピストンの軸方向の通路は閉塞され、この環状のピスト
ンは第1のバルブシートから離座される。そして、ひと
つの車軸の2個の車輪のブレ−キの間の連通がか上記の
ダブルシートバルブの第2のシートおよび第2の閉塞部
材によって制御される。
また本発明は、このダブルシートバルブにはハウジング
チャンバ設けられており、これらチャンバは互いに連通
し、また上記の第1のバルブシートおよび第1の閉塞部
材によって閉塞される。また、このハウジングチャンバ
は油圧パワーブースタの圧力チャンバの圧力によって加
圧され、また第3のバルブ手段が設けられ、このバルブ
手段によって上記のハウジングチャンバ内に油圧が供給
され、またこのハウジングチャンバから圧力媒体を流出
させる。そして、このような制御によって、このダブル
シートバルブが切換え作動した場合には、後輪のブレー
キの圧力はスリップ制御回路によって制御される2/2
ウェイバルブによって調整され、別々に制御する場合に
比較してバルブ手段を省略できる。
さらに、上記のダブルシートバルブの制御ポートの上流
側にはバルブが設けられ、このバルブはプレーキネ作動
時および通常のブレーキ作動時にこの制御ポートを非加
圧リザーバに連通ずる。この制御の場合、上記のバルブ
は上記の連通を遮断し、この制御ポートを油圧パワーブ
ースタの圧力チャンバに連通ずる。また、このダブルシ
ートバルブの上流側に接続されているバルブはこのダブ
ルシートバルブと同様に構成され、油圧によって制御さ
れる。このダブルシートバルブの上流側に接続されてい
るバルブへの圧力の供給は常閉の2/2ウェイバルブに
よってなされ、このバルブが開弁されると油圧パワーブ
ースタの圧力チャンバに接続され、この2/2ウェイバ
ルブはスリップ制御回路によって制御され、上記のダブ
ルシートバルブの制御ポートへの圧力供給を制御する。
また、本発明の装置は2個の作動チャンバを有するタン
デムマスタシリンダを備え、これら各作動チャンバは上
記の2/2ウェイバルブに接続された接続バルブを介し
て油圧パワーブースタの圧力チャンバに連通している。
このような構成によって、このブレーキ装置の安全性が
向上する。この接続バルブは1個の作動チャンバに関連
した2個のバルブユニットを備え、各バルブユニットは
常開の第1の弁通路を有し、これら弁通路は作動チャン
バと非加圧供給リザーバとを連通している。
また、常開の第2の弁通路は、上記の油圧パワーブース
タの圧力チャンバに接続されている2/2ウェイバルブ
が作動した場合に開弁状態に切替わる。よって、上記第
1の弁通路が閉塞された状態で、油圧パワーブースタの
圧力チャンバとマスタシリンダの作動チャンバとが連通
される。また、上記各バルブユニットは油圧制御ダブル
シート形バルブであり、各バルブユニットはバルブ閉鎖
部材が設けられ、これらの閉鎖部材は上記制御ピストン
の圧力作用面上に設けられ、これらは互いに対向して支
持され、上記の2/2ウェイバルブを介して制御チャン
バに連通し、油圧パワーブースタの圧力チャンバの圧力
が作用する。または、各制御ピストンに関連して制御チ
ャンバを設け、各制御チャンバには各2/2ウェイバル
ブをそれぞれ介して油圧パワーブースタの圧力チャンバ
の圧力が作用するように構成し、各制御チャンバは制御
ピストンの支持面によって形成される。このような構成
によれば、接続バルブの制御チャンバは通常はスリップ
制御回路によって制御される3/2ウェイバルブを介し
て非加圧供給リザーバに連通し、この3/2ウェイバル
ブの作動状態では、制御チャンバは油圧パワーブースタ
の圧力チャンバに直接連通する。
[実施例] 以下、図を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図中、符号1は油圧パワーブースタを示し、この油
圧パワーブースタ1はブレーキペダル2によって作動さ
れる。この油圧パワーブースタ1には圧力チャンバ3が
設けられ、この圧力チャンバ内にはブレーキペダル2に
よって圧力が与えられ、図示しないブレーキバルブを介
して圧力が生じ、この圧力は上記のブレーキペダル2に
作用する操作力に比例する。そして、このブレーキペダ
ル2に操作力が作用した場合には、コアピストン4がブ
ツシュロッド5の作動方向に移動し、上記のブレーキバ
ルブが作動することによって作動液がアキュムレータ6
から油圧パワーブースタ1の圧力チャンバ3に供給され
る。このアキュムレータ6は副圧力供給系の一部を構成
し、接点機構によって制御される作動液ポンプ7によっ
てこのアキュムレータ6内が所定の圧力および所定の液
位に維持される。
また、上記のブースタピストン8は上記油圧パワーブー
スタ1の圧力チャンバ3を形成する。このブースタピス
トン8のペダルから離れた側の前面には略ポケット状の
穴が形成され、この穴内にマスタシリンダピストン9が
液密を保って摺動自在に案内されている。そして、この
マスタシリンダピストン9と上記のブースタピストン8
とでタンデムマスタシリンダ11の第1の作動室10を
形成している。この第1の作動チャンバ10は常時は非
加圧リザーバ12に連通している。そして、上記のブー
スタピストン8が比較的小さい距離を移動した後には中
央バルブ13によって上記の作動チャンバ10と非加圧
リザーバ12との連通が遮断される。また、このマスタ
シリンダピストン9は回転対称形に形成されている。ま
たこのペダルから離れた側の前面によって形成される第
2の作動チャンバ14は別の中央バルブ15を介して通
常は上記の非加圧供給リザーバ12に連通しており、こ
の非加圧供給リザーバは適当な変位によって非加圧リザ
ーバと区画されている。また、このブースタピストン8
のペダルとは離れた側の前面は環状ハウジングチャンバ
16を形成し、このチャンバは上記のブースタピストン
8の移動によって加圧され、ガスケット17を介して上
記の第1の作動チャンバ10内に追加の作動紐が供給さ
れるように構成されている。したがって、このタンデム
マスタシリンダ11上で上記のブースタピストン8とマ
スタシリンダピストン9の間に相対的な変位が生じる。
また、2/2ウェイバルブ18は図示しないスリップ制
御回路によって制御され、このバルブは上記の油圧パワ
ーブースタ1の圧力チャンバ3に接続されている。そし
て、この2/2ウェイバルブ18は励磁されていない場
合には閉鎖位置にある。また、対応する制御信号によっ
て開弁位置に切替わる。また、この2/2ウェイバルブ
18にはインレットバルブ19が接続され、このインレ
ットバルブは以下のように構成されている。
すなわち、このインレットバルブ19には制御チャンバ
20が形成されている。そして、このせいぎよチャンバ
20内には2個のバルブピストン21.22の受圧面が
露出している。これら各バルブピストン21.22には
バルブ閉塞部材23゜24が形成され、その端部は上記
の制御チャンバ20から背向している。また、上記のバ
ルブ閉塞部材23.24とバルブシート35.26によ
って弁通路が形成されている。上記の制御チャンバ20
が加圧されていない場合には、上記の弁通路23.25
.24、 26は開成する。よって、上記の非加圧供給
リザーバ12と上記のタンデムマスタシリンダ11の第
2の作動チャンバとが連通づる。また、上記の非加圧供
給リザーバ12と上記タンデムマスタシリンダ11の環
状ハウジングチャンバ16および第1の作動チャンバ1
0との間がそれぞれ連通される。また、制御チャンバ2
0に関連して、上記のインレットバルブ19は回転対称
形に形成されており、2個のバルブピストン21.22
は図示するような解放位置(制御チャンバ20が加圧さ
れていない状態)で互いに支持されている。また、これ
らバルブピストン21゜22の制御チャンバ20側の面
にはバルブ閉塞部材27.28が設けられ、これらは上
記の環状ピストン上に支持されている。また、これら環
状ピストン29.30は圧縮スプリング31.32によ
って上記制御チャンバ20の方向に付勢されている。ま
た、この環状ピストン29.30の軸方向の開口は上記
のバルブ閉塞部材27.28によって閉塞され、上記の
制御チャンバ2oとタンデムマスタシリンダ11の作動
チャンバ14,10との間が別の通路で連通される。
また、自動車の車輪のブレーキ34は図示しないスリッ
プ制御回路によって電磁的に制御される27′2ウエイ
パルプ33を介して作動チャンバ14に接続されている
。これら車輪のブレーキ34は好ましくは自動車の前車
軸に設けられている。
この電磁作動される2/2ウェイバルブ33は常時は開
弁されており、閉塞位置に切替え作動される。また、上
記の車輪のブレーキ34には別の2/2ウェイバルブ3
5が接続され、これらバルブは常閉形のものであり、こ
れらは必要に応じてスリップ制御回路によって切替えら
れる。よって、・これら車輪のブレーキ34と非加圧供
給リザーバ12との間の連通がなされ、2/2ウェイバ
ルブ33が閉弁される。また、同様に車輪のブレーキ3
6がタンデムマスタシリンダ11の作動チャンバ10に
接続されている。これらブレーキ36は同様に自動車の
前車軸に設けられている。また、同様に上記の作動チャ
ンバ10と車輪のブレーキ36の間には同様な2/2ウ
ェイバルブ37が設けられ、このバルブは上記のバルブ
33と同様な構成、作用である。また、このブレーキ3
6には上記のブレーキ34のバルブ35に相当する別の
2/2ウエイパルプが設けられている。
さらに、プルシートバルブ39を介して、自動車の後車
軸の車輪のブレーキ40は上記のタンデムマスタシリン
ダ11の作動チャンバ14に接続されている。このブレ
ーキ40は上記のブレーキ34に対して対角状に配置さ
れている。また、上記のブレーキ36に対して対角状に
車輪のブレーキ41が配置され、これらブレーキ41と
上記のタンデムマスタシリンダ11の作動チャンバ10
の間には別のダブルシートバルブ42が接続されている
。このダブルシートバルブ42は上記のダブルシートバ
ルブ39と同様な構成、作用である。
また、前記の入口チャンバ43にはダブルシートバルブ
39が設けられている。そして、環状ピストン44等の
部材によって上記の入口チャンバ43が形成されている
。また、この環状ピストン44の一部には、軸方向の通
路45が形成され、図示する作動位置では上記のタンデ
ムマスタシリンダ11の作動チャンバ14と上記のブレ
ーキ40との間の連通がなされている。この状態におい
て、上記の環状ピストン44は上記の入口チャンバ43
から背向し、その前面はバルブシート46から突出して
いる。また、この環状ピストン44は圧縮スプリング4
7.48によって解放位置に付勢されている。
また、上記の入口チャンバ43と反対側の軸方向通路4
5の端部はバルブシートに形成され、バルブ閉塞部材4
9によって閉塞されるように構成されている。このバル
ブ閉塞部材49はピストン50に接続され、このピスト
ンの下端部には図示するように油圧が作用するように構
成されている。
そして、この油圧によって、このピストンは図中上方に
移動する。そして、これによってこのバルブ閉塞部材4
9がこのダブルシートバルブ39の環状ピストン44の
軸方向通路45を閉塞する。
また、さらに上昇すると環状ピストン44がバルブシー
ト46から離れる。また、前述したように、このダブル
シートバルブ42は上記のダブルシートバルブ39と同
様に、入口チャンバ51.環状ピストン52.軸方向通
路53.バルブシート54、圧縮スプリ、フグ55.5
6.バルブ閉塞部材67およびピストン58を備えてい
る。また、これら各ダブルシートバルブ39.42には
それぞれハウジングチャンバ59.60が設けられてい
る。これらハウジングチャンバ59.60は互いに連通
している。そして、これらハウジングチャンバ59.6
0の連通路の途中には2/2ウェイバルブ61が設けら
れ、このバルブはスリップ制御回路によって制御され、
通常は閉塞位置にある。
そして、このバルブが切替えられた場合には、ハウジン
グチャンバ59.60と非加圧供給リザーバ12との間
が連通される。また、2/2ウェイバルブ62は同様に
スリップ制御回路によって制御され、上記のダブルシー
トバルブ39.42のハウジングチャンバ59.60に
連通している。
このバルブ62は常開形のもので、上記のスリップ制御
回路によって閉弁位置に切替えられる。また、図示する
位置では、上記2/2ウェイバルブ62は開弁されてい
る。この開弁位置では上記のダブルシートバルブ39.
42のピストン50に作用する圧力はこのハウジングチ
ャンバ59,60に供給される。また、図に示す如く、
このピストン50.58の下部前面によって制御チャン
バ63.64が形成され、このチャンバは切替えバルブ
65によって上記の非加圧供給リザーバ12に連通され
、または上記の油圧パワーブースタ1の圧力チャンバ3
の圧力が供給される。また、上記の切替えバルブ65は
上記の2/2ウェイバルブ18に接続され、上記のダブ
ルシートバルブと同様に構成されている。
また、上記の切替えバルブには環状ピストン66が設け
られ、この環状ピストンにはバルブピストン67が案内
されている。図示するように、このバルブピストン67
の上端部はバルブ閉塞部材68に形成されている。そし
て、上記の環状ピストン66とともにバルブ通路を構成
している。このバルブピストン67は圧縮スプリング6
9の付勢力によって上端位置の付勢されている(図を参
照)。また、このバルブピストン67の端部は、このバ
ルブピストン67のバルブ閉塞部材68とは反対の位置
に形成され、上記と同様なバルブシート70に着座する
バルブ閉塞部材68′に形成されている。そして、この
構成によって上記の非加圧供給リザーバ12とダブルシ
ートバルブ39゜42の制御チャンバ63.64との連
通が遮断される。また、上記の272ウェイバルブ18
が切替えられた場合には、上記のバルブピストン67は
上記の環状ピストン66および上記のバルブ閉塞部材6
8の加圧によって図中の下方に移動し、上記のバルブ閉
塞部材68′がバルブシート70に着座し、上記の非加
圧供給リザーバ12と上記のダブルシートバルブ39.
42の制御チャンバ63.64との連通が遮断される。
そして、油圧の上昇によって、上記の切替えバルブ65
の環状ピストン66が図中の下方に移動される。そして
、これによって上記のバルブ閉塞部材68と環状ピスト
ンの間の連通がなされる。よって、上記の油圧パワーブ
ースタ1の圧力チャンバ3内の圧力は上記のダブルシー
トバルブの制御チャンバ63゜64に供給され、上記の
ピストン50.58を移動させる。
また、上記の油圧パワーブースタ1の圧力チャンバ3は
逆止弁71に接続され、この逆止弁は上記の油圧パワー
ブースタの環状ハウジングチャンバ72と上記の非加圧
供給リザーバ2との間の連通をなし、この車両のノンブ
レーキング作用をなす。そして、前記のブレーキペダル
2に力が作用し、この油圧パワーブースタ1の圧力チャ
ンバ3内の油圧が上昇すると、通常は非加圧リザーバ1
2に連通している上記の環状ハウジングチャンバの連通
がこの逆止弁71によって遮断される。また、前述した
ように、上記のブースタピストン8は段付きピストンで
あるので、このピストンの肩の部分にハウジングとの間
にハウジングチャンバが形成される。このハウジングチ
ャンバは通常は上記の逆止弁71に対応した逆止弁74
を介して非加圧供給リザーバ12に連通している。そし
て、上記の2/2ウェイバルブが切替えられた場合には
、上記のハウジングチャンバ73が閉塞され灸。
以下、上述したブレーキ装置の作動をその解放状態から
説明する。まず、上記の圧力媒体ポンプ7によって上記
の圧力アキュムレータ6が所定圧力まで加圧される。そ
して、非ブレーキ作動時には、すべての部品は第1図に
示す状態にある。
そして、上記のブレーキペダル2に力が作用すると、上
記のブツシュロッド5が図中左方に移動する。そして、
このブツシュロッドに枢着されたブレーキバルブを介し
て上記のパワーブースタ1の圧力チャンバ3内に油圧が
発生する。よって、上記のブレーキペダル2に力が作用
するとこの油圧パワーブースタの圧力チャンバ3内に油
圧が発生し、上記のブースタピストン8がその作動方向
に移動する。よって、まず最初に中央バルブ13が閉弁
し、上記のタンデムマスタシリンダ11の作動チャンバ
10と上記の非加圧供給リザーバ12との間の連通が遮
断される。そして、上記のブレーキペダル2に作用する
力が増加すると上記のブースタピストン8がさらに移動
し、このブースタピストン8は上記の環状ハウジングチ
ャンバ16内にさらに移動し、上記のガスケット17を
介して上記のタンデムマスタシリンダ11の作動チヤン
バ10に向けて移動し、上記の中央バルブ13が閉弁す
る。そして、この作動チャンバ1o内の圧力によって上
記のマスタシリンダピストン9がその作動位置に移動す
る。また、上記の中央バルブ15も閉弁し、上記のタン
デムマスタシリンダの作動チャンバ14内に圧力が蓄積
される。よって、上記のタンデムマスタシリンダの作動
チャンバ14内に圧力が発生し、この圧力は開弁状態の
2/2ウェイバルブ33を介してブレーキ34に供給さ
れ、またダブルシートバルブ39を介して上記のブレー
キ34とは対合位置にあるブレーキ40に供給される。
同様にして、上記のタンデムマスタシリンダ11の作動
チャンバ10内にも圧力が発生し、この圧力は開弁状態
の2/2ウェイバルブ37を介してブレーキ41に供給
され、同時にダブルシートバルブ42を介して上記のブ
レーキ36とは対角位置にあるブレーキ41にも供給さ
れる。この作動状態において、上記の逆止弁71内に設
けられている。ピストンは圧縮スプリングの付勢力に抗
して図中の下方に移動する。
よって、上記の環状ハウジングチャンバ72は上記の非
加圧供給リザーバ12から分離される。
また、図示しないスリップ制御回路には、この車両の各
車輪のブレーキ34.40.41.36の限界スリップ
値があらかじめ設定されており、このスリップ制御回路
は上記の2/2ウェイバルブ18を切替え、上記のブー
スタチャンバ3内の圧力をこの2/2ウェイバルブ18
を介して上記の切替えバルブ67に供給し、上記のバル
ブピストン67を図中の下方に移動させ、上記のバルブ
藺塞部材68をバルブシート70に着座させる。
次に、上記のダブルシートバルブ39.42の制御チャ
ンバ63.64と上記の非加圧供給リザーバ12との連
通が遮断される。
また同様に、上記の油圧パワーブースタの圧力チャンバ
3内に発生した油圧は電磁作動で切替えられた2/2ウ
ェイバルブ18を介して入口バルブ19の制御チャンバ
20内に供給される。また、上記の逆止弁74内のピス
トンが加圧され、上記のハウジングチャンバ73と非加
圧供給リザーバ12との連通が遮断される。
そして、上記の入口バルブ19の制御チャンバ20内に
圧力が供給される結果、上記のバルブピストン21.2
2が環状ピストン29.30とともに上記の圧縮スプリ
ング31.32の付勢力に抗して上記のバルブシート2
5.26の方向に移動する。よって、上記の非加圧供給
リザーバ12と上記のタンデムマスタシリンダ11との
間の連通が遮断される。また、上記の入口バルブ19の
制御チャンバ20内の圧力の増加によって、最終的には
この制御チャンバ20内の圧力によって環状ピストン2
9.30が圧縮スプリング31,32の付勢力に抗して
移動する。よって、上記のバルブ閉塞部材27.28と
環状ピストン29,30との間の通路が連通ずる。この
通路が連通ずることによって、上記の油圧パワーブース
タ1の圧力チャンバ3と上記のタンデムマスタシリンダ
の作動チャンバ10,14との間が連通される。また、
上記の2/2ウェイバルブ18およびダブルシートバル
ブ39.42の制御チャンバ63.64が加圧される。
よって、このダブルシートバルブ39.42のピストン
58.50が図中の上方に移動される。よって、車輪の
ブレーキ34.40および36.41の連通がそれぞれ
遮断される。
そして、このピストン50.58の移動が続き、最終的
に上記の環状ピストン44.54が上記のバルブシート
46,54から離座する。よって、上記のダブルシート
バルブ39.42のハウジングチャンバ59.60が互
いに連通される。このような作動状態では、上記の車輪
のブレーキ40゜41は互いに連通される。
上述のようなブレーキ装置によれば、通常は対角状のブ
レーキ回路が配分されており、制御の場合に1よいわゆ
るYブレーキ回路配分がなされる。
そして、ブレーキ圧力に関連して、この車両の前車軸に
設けられたブレーキ34.36がそれぞれ電磁作動され
る2/2ウェイバルブ33.35゜37.38を介して
制御され、またブレーキ圧に対応して、上記の車輪のブ
レーキ40..41が電磁作動される2/2ウェイバル
ブ61.62によつて互いに関連して制御される。した
がって、別々に制御する場合よりバルブ手段の数が少な
くてすむ。
また、作動の終わりには図示しないスリップ制御回路に
よって上記の2/2ウェイバルブ18がレスト位置に戻
され、これによってバルブ74゜65.19がそのレス
ト位置に戻される。そして、ブレーキを放した場合には
、すべての部品は図示するレスト位置に逆に作動する。
第2図には、このブレーキ装置の最初の状態を示し、上
記の入口バルブ19が2個のダブルシートバルブ75,
76からなり、これらは2個の制御チャンバ77゜78
を有し、これらは油圧的に別々に形成され、2個の2/
2ウェイバルブを介して互いに別々に作動し、上記の油
圧パワーブースタ1の圧力チャンバ3内の圧力によって
加圧される。この第2図に示したブレーキ装置は第1図
のブレーキ装置に対応する。
また、第3図に示す実施例では、上記の2/2ウェイバ
ルブ79.80が連動して制御される372ウェイバル
ブに交換されているものである。
この第3図に示す実施例の作動は第1図および第2図に
示すブレーキ装置の作動と同様である。
【図面の簡単な説明】
第1図は油圧ブレーキ装置の断面図である。第2図およ
び第3図は第1図のブレーキ装置の一部を変更した実施
例のブレーキ装置の断面図である。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両の油圧ブレーキ装置であって、マスタシリン
    ダと油圧パワーブースタとを備え、この油圧パワーブー
    スタは上記のマスタシリンダの上流側に接続され、また
    圧力チャンバを備え、この圧力チャンバ内にはペダルに
    よって作動されるブレーキバルブによって生じる駆動力
    に対応した副圧力が作用し、この車両の2系統のブレー
    キ回路はマスタシリンダからなるブレーキ圧力発生機構
    によって加圧され、またこのブレーキ装置には第1のバ
    ルブ手段が設けられ、このバルブ手段によってスリップ
    制御回路からの信号に対応して上記ブレーキ回路への圧
    力の供給が遮断され、またこのブレーキ回路から圧力媒
    体が流出され、またこのブレーキ装置には第2のバルブ
    手段が設けられ、切替え制御された場合にはひとつの車
    軸の2個の車輪のブレーキが互いに連通され、一方のブ
    レーキ系統の車輪のブレーキは同時にこの車両の対角状
    に配置され、これらブレーキは上記油圧パワーブースタ
    の圧力チャンバに連通されるものにおいて、 上記の油圧パワーブースタ(1)の圧力チャンバ(3)
    内に作用する圧力によって制御される切替えバルブ(3
    9、42)が後車軸の車輪のブレーキ(40、41)に
    接続され、上記切替えバルブ(39、40)の第1の位
    置では対角状に対向した車輪のブレーキ(34、40、
    36、41)が互いに接続され、また加圧状態ではこれ
    らの接続が遮断されひとつの車軸の2個の車輪のブレー
    キ(40、41)の連通がなされることを特徴とする油
    圧ブレーキ装置。
  2. (2)前記切替えバルブ(39、40)はダブルシート
    バルブであることを特徴とする前記特許請求の範囲第1
    項記載の油圧ブレーキ装置。
  3. (3)前記ダブルシートバルブ(39、40)は環状ピ
    ストン(44、52)を有し、この環状ピストンはシリ
    ンダ穴内に摺動自在に案内され、通常は上記の環状ピス
    トン(44、52)の軸方向の通路(45、53)を介
    して互いに対角状に対向する車輪のブレーキ(34、4
    0、36、41)が連通されることを特徴とする前記特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の油圧ブレーキ装
    置。
  4. (4)前記環状ピストン(44、52)の前面は通常は
    スプリングの付勢力によって第1のバルブシート(46
    、54)に着座する第1の閉塞部材に形成されているこ
    とを特徴とする前記特許請求の範囲第1項ないし第3項
    のいずれか1に記載の油圧ブレーキ装置。
  5. (5)前記ブレーキ圧力発生機構(1、11)の圧力チ
    ャンバ(10、14)の間の連通は前記の第1のバルブ
    シート(46、54)と第1の閉塞部材(44、52)
    とで制御されていることを特徴とする前記特許請求の範
    囲第1項記載の油圧ブレーキ装置。
  6. (6)前記ダブルシートバルブ(39、42)はピスト
    ン(50、58)を有し、これらのピストンは前記油圧
    パワーブースタ(1)の圧力チャンバ(3)内の圧力に
    よって移動され、また第2の閉塞部材(49、57)を
    有し、これら閉塞部材によって環状ピストン(44、5
    2)の軸方向の通路(45、53)が閉塞され、またこ
    の環状ピストン(44、52)が第1のバルブシート(
    46、54)から離座されることを特徴とする前記特許
    請求の範囲第1項ないし第5項のいずれか1に記載の油
    圧ブレーキ装置。
  7. (7)前記ひとつの車軸の2個の車輪のブレーキ(40
    、41)の間の連通は第2のバブルシートおよび第2の
    閉塞部材(49、57)によって制御されることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第4項ないし第6項のいずれ
    か1に記載の油圧ブレーキ装置。
  8. (8)前記ダブルシートバルブ(39、42)のハウジ
    ングチャンバ(59、60)は互いに連通され、この連
    通は前記第1のバルブシート(46、54)および第1
    の閉塞部材(44、52)によって遮断され;制御され
    る場合にはこのハウジングチャンバ(59、60)は前
    記油圧パワーブースタ(1)の圧力チャンバ(3)内の
    圧力によって加圧され;また第3のバルブ手段(61、
    62)が設けれ、これらの手段によってこのハウジング
    チャンバ(59、60)内への圧力の供給が遮断される
    とともに、これらハウジングチャンバ(59、60)内
    から圧力媒体が排出されることを特徴とする前記特許請
    求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1に記載の油圧
    ブレーキ装置。
  9. (9)前記ダブルシートバルブ(39、42)の制御ポ
    ートの上流側にはバルブ(65)が接続され、非ブレー
    キ作動時および通常のブレーキ作動時には上記のバルブ
    は上記の制御ポートおよび非加圧供給リザーバ(12)
    に連通し、また制御時には上記のバルブ(65)は上記
    の連通を遮断し、上記の制御ポートを油圧パワーブース
    タ(1)の圧力チャンバ(3)に連通させることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第1項ないし第8項のいずれ
    か1に記載の油圧ブレーキ装置。
  10. (10)前記バルブ(65)はダブルシートバルブに形
    成され、油圧によって制御されるものであることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第9項記載の油圧ブレーキ装
    置。
  11. (11)開弁位置に切替えられる常閉の2/2ウェイバ
    ルブ(18)が前記の油圧パワーブースタ(1)の圧力
    チャンバ(3)に接続され、上記の2/2ウェイバルブ
    (18)はスリップ制御回路によって制御され、また前
    記ダブルシートバルブ(39、42)の制御ポートへの
    油圧の制御が制御されることを特徴とする前記特許請求
    の範囲第1項ないし第10項のいずれか1に記載の油圧
    ブレーキ装置。
  12. (12)前記マスタシリンダとして2個の作動チャンバ
    (10、14)を備えたタンデムマスタシリンダ(11
    )が使用され、このタンデムマスタシリンダの各作動チ
    ャンバ(10、14)は前記2/2ウェイバルブに接続
    された接続バルブ(19)を介して前記油圧パワーブー
    スタ(1)の圧力チャンバ(3)に連通されることを特
    徴とする前記特許請求の範囲第1項ないし第11項のい
    ずれか1に記載の油圧ブレーキ装置。
  13. (13)前記接続バルブ(19)は1個の制御チャンバ
    (20)に対応した2個のバルブユニットから構成され
    、これら各バルブユニットは常開の第1のバルブ通路(
    23、25、24、26)を有し、これらの手段によっ
    て作動チャンバ(10、14)と非加圧供給リザーバ(
    12)の間の連通がなされ、また前記油圧パワーブース
    タ(1)の圧力チャンバ(3)に接続された前記の2/
    2ウェイバルブ(18)が作動された場合には常閉の第
    2のバルブ通路(27、29、28、30)が連通する
    ように切替えられ、よって、前記の第1のバルブ通路(
    23、25;24、26)が閉塞され、前記油圧パワー
    ブースタ(1)の圧力チャンバ(3)と前記マスタシリ
    ンダ(11)の作動チャンバ(10、14)との連通が
    なされることを特徴とする前記特許請求の範囲第12項
    記載の油圧ブレーキ装置。
  14. (14)前記各バルブユニットは油圧制御されるダブル
    シートバルブに形成され:各バルブユニットには制御ピ
    ストン(21、22)およびバルブ閉塞部材(23、2
    7;28、24)が設けられ、これら制御ピストン(2
    1、22)の受圧面は互いに対向支持して制御チャンバ
    (20)内に露出し、この制御チャンバは前記の2/2
    ウェイバルブ(18)を介して前記油圧パワーブースタ
    (1)の圧力チャンバ(3)内の圧力が供給されること
    を特徴とする前記特許請求の範囲第12項記載の油圧ブ
    レーキ装置。
  15. (15)前記制御チャンバ(77、78)は各制御ピス
    トン(21、22)に対応し;各制御チャンバ(77、
    78)は2/2ウェイバルブ(79、80)を介して前
    記油圧パワーブースタ(1)の圧力チャンバ(3)内の
    圧力によって加圧され、また各制御チャンバ(77、7
    8)は制御ピストン(21、22)のための支持面を形
    成していることを特徴とする前記特許請求の範囲第12
    項ないし第14項のいずれか1に記載の油圧ブレーキ装
    置。
  16. (16)前記接続バルブ(19、75、76)の制御チ
    ャンバ(20、77、78)はスリップ制御回路によっ
    て制御される3/2ウェイバルブ(81)を介して通常
    は非加圧供給リザーバ(12)に連通し、前記2/2ウ
    ェイバルブ(18)の作動位置においては前記制御チャ
    ンバ(20、77、78)は油圧パワーブースタ(1)
    の圧力チャンバ(3)に直接連通することを特徴とする
    前記特許請求の範囲第1項ないし第15項のいずれか1
    に記載の油圧ブレーキ装置。
JP60132076A 1984-06-19 1985-06-19 油圧ブレーキ装置 Pending JPS6118545A (ja)

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