JPH058802B2 - - Google Patents

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JPH058802B2
JPH058802B2 JP59234895A JP23489584A JPH058802B2 JP H058802 B2 JPH058802 B2 JP H058802B2 JP 59234895 A JP59234895 A JP 59234895A JP 23489584 A JP23489584 A JP 23489584A JP H058802 B2 JPH058802 B2 JP H058802B2
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JP
Japan
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group
coating
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cured
resistance
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JP59234895A
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JPS61114203A (ja
Inventor
Naoki Shimoyama
Takashi Taniguchi
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP59234895A priority Critical patent/JPS61114203A/ja
Publication of JPS61114203A publication Critical patent/JPS61114203A/ja
Publication of JPH058802B2 publication Critical patent/JPH058802B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
    • G02B1/10Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements
    • G02B1/11Anti-reflection coatings
    • G02B1/111Anti-reflection coatings using layers comprising organic materials

Description

【発明の詳现な説明】
〔産業䞊の利甚分野〕 本発明は耐すり傷性、耐摩耗性、耐衝撃性、耐
薬品性、耐熱氎性、可撓性、耐熱性、耐光性、耐
候性などの良奜な反射防止性に優れた耇合膜に関
するものである。 〔埓来の技術〕 埓来、プラスチツク成圢品は軜量、耐衝撃性、
易加工性などの長所をいかしお県鏡レンズ材料、
颚防、シペヌりむンドヌ、ブラりン管の前面板、
窓ガラスなど、倚方面に䜿甚されおいる。しかし
衚面硬床が䞍十分なために傷が぀きやすい、静電
気によるほこりが付着しやすい、光線の衚面反射
が倧きく像や物䜓がは぀きりを芋えないなどの欠
点がある。さらにはむンキ、化粧品、しよう油な
どの家庭甚品によ぀お汚れやすい、ヘアヌスプレ
ヌ、ヘアヌトニツク、オヌデコロンなどの薬品に
䟵されやすいなどの欠点があり、甚途がかなり限
定されおいるのが実情である。これらの欠点の改
良手段ずしお暹脂そのものの改良、さらには各皮
のコヌテむングによる改良などに぀いお数倚くの
提案が行なわれおいる。たずえば暹脂自身の改良
ずしおは近幎開発されたゞ゚チレングリコヌルビ
スアリルカヌボネヌトの重合䜓である。“CR−
39”がある。このものは埓来のプラスチツクに比
范しお耐薬品性、耐熱性、衚面硬床など倧幅に改
善されおいるが、県鏡レンズ甚、颚防ガラス甚な
どには䞍十分であり、さらに改善が望たれおい
る。 䞀方、コヌテむングによる方法ずしおは、たず
えば、特公昭50−28092、50−28446、51−2343、
51−24368、特開昭52−152425、52−152427、52
−154837、53−1230にはテトラオル゜シリケヌト
あるいはアルキルトリアルコキシシランの加氎分
解物を基材䞊に被芆するこずによる衚面硬床向䞊
に぀いお開瀺されおいる。たた、特公昭53−
15743、56−28930、53−34159、57−42665、特開
昭52−112698にぱポキシ基あるいはメタクリル
オキシ基などの反応性シラン化合物を甚いお衚面
硬床向䞊、さらには染色性を付䞎する方法に぀い
お開瀺されおいる。たた、特公昭52−39691、56
−18625、57−2735にはシリカ埮粒子を含有した
組成物に぀いお開瀺されおいる。 䞀方、接着性付䞎が困難な基材に぀いおはプラ
むマヌコヌトによる方法が詊みられおおり、かか
るプラむマヌコヌトの先行技術ずしおは、皮々の
アクリル酞゚ステルの共重合䜓を甚いる方法特
公昭53−4020号公報、特開昭56−161871号公報、
シランカツプリング剀からなるプラむマヌ組成物
特公昭54−28429号公報などがある。 〔発明が解決しようずする問題点〕 コヌテむング方法による衚面硬床向䞊などの衚
面改質における問題点のひず぀に基材によ぀お接
着性が倧きく異なり、十分に満足できる性胜を䞎
えないこずが倚い。そのため、基材によ぀お組成
物、あるいは溶剀の倉曎などの手段が取られおい
るのが珟状である。かかる察策はコヌテむング組
成物の皮類をいたずらに倚くし、生産管理が煩雑
ずなり、ひいおは補品バラツキの原因ずもなりか
ねない。䞀方、組成物あるいは溶剀倉曎等では十
分な接着性を䞎えるこずができない基材も倚く、
このこずもコヌテむングによる衚面改質の倧きな
問題点のひず぀である。たた前蚘埓来技術による
プラむマヌコヌトあるいはシランカツプリング剀
などによる方法はいずれも、耐氎性が䞍十分で接
着性の䜎䞋、さらには屋倖暎露テストによる付着
劣化を起こすなどの問題点がある。たた、これら
は甚いお効果のある基材の皮類がそれぞれ限られ
おおり、ガラス、陶噚、金属、プラスチツク、各
皮の塗料を塗぀た基材などの材料に察し、汎甚性
を有するプラむマヌを䞎えるこずに成功しおいな
い。 たた、ガラス、セラミツクなどはプラスチツク
に比べお硬床が高く、耐候性、耐薬品性などが優
れ、これらの長所をいかしお倚方面に䜿甚されお
いる。 しかし、これらの技術は染色性がた぀たくな
い、衚面反射率が倧きいなどの欠点があり、甚途
がかなり限定されおいる。これらの欠点の改良手
段ずしお前蚘ず同様のコヌテむングあるいはプラ
むマヌによる方法などに぀いお数倚くの提案が行
なわれおいるが、十分に満足できるものが埗られ
おいないのが実情である。 たたプラスチツクの衚面硬床ず反射防止性の䞡
者を向䞊、改良する目的でプラスチツク基材䞊に
ミクロン前埌のSiO2を真空蒞着により被芆し、
さらにその䞊に倚局膜の反射防止膜をコヌトする
方法が開瀺されおいる特開昭56−113101。 さらに、特開昭59−48702、特開昭59−78301、
特開昭59−78304にはプラスチツク基材の衚面に
ポリオルガノシラン系ハヌドコヌト膜あるいぱ
ポキシ暹脂硬化膜を斜した䞊に、無機物からなる
反射防止膜をコヌトする方法が開瀺されおいる。 特開昭56−113101に開瀺されおいる技術は、高
硬床で反射防止性を有しおいる反面、密着性、耐
熱性、耐衝撃性、耐熱氎性、耐候性を䜎䞋させ倧
きな問題である。 特開昭59−48702、特開昭59−78301、特開昭59
−78304、に開瀺されおいる技術は、反射防止性
を有する反面、基材に察する密着性が䞍充分で傷
が深く、倪く発生し䜿甚䞊においお倧きな欠点で
あり、さらには氎、アルコヌルなどに䟵されやす
く、耐熱氎密着性、耐候密着性などに倧きな問題
がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、䞊蚘の問題点を解決するために
鋭意怜蚎した結果、以䞋に述べる本発明に到達し
た。 すなわち本発明は、 (ã‚€) 基材䞊にアクリルポリオヌルず倚官胜有機む
゜シアネヌト化合物からなるプラむマヌ組成物
を塗垃し、 ただしアクリルポリオヌルはOH䟡が10以
䞊、200以䞋、たたNCOOH比は0.6以䞊であ
る (ロ) 前蚘プラむマヌ組成物を加熱およびたたは
也燥するこずにより硬化し、 (ハ) 前蚘硬化プラむマヌ局䞊に䞀般匏R1 aR2 bSi
OR34-a-bで衚わされる有機ケむ玠化合物お
よびたたはその加氎分解物からなるコヌテむ
ング組成物を被芆硬化し、 ここでR1、R2は各々アルキル基、アルケニ
ル基、アリル基、たたはハロゲン基、゚ポキシ
基、グリシドキシ基、アミノ基、メルカプト
基、メタクリルオキシ基あるいはシアノ基を有
する炭化氎玠基、R3は炭玠数が〜のアル
キル基、アルコキシアルキル基、アシル基、フ
゚ニル基であり、およびはたたはであ
る (ニ) さらにその䞊に無機物からなる単局たたは倚
局の反射防止膜を蚭けるこずを特城ずする耇合
膜の補造方法である。 本発明のプラむマヌ組成物に含たれるアクリル
ポリオヌルずはヒドロキシ゚チルアクリレヌト、
ヒドロキシ゚チルメタクリレヌト、ヒドロキシプ
ロピルアクリレヌト、ヒドロキシプロピルメタク
リレヌト、ポリ゚チレングリコヌルモノアクリレ
ヌト、ポリ゚チレングリコヌルモノメタクリレヌ
ト、ポリプロピレングリコヌルモノアクリレヌ
ト、ポリプロピレングリコヌルモノメタアクリレ
ヌト、グリセロヌルモノメタクリレヌトなどの氎
酞基を有するメタアクリレヌト類ず他の䞍飜
和化合物ずの共重合䜓である。ここで他の共重合
可胜な䞍飜和モノマヌずしおは次の䞀般匏で瀺さ
れる各皮のアルキルメタアクリレヌト類があ
る。 ここでは氎玠たたはメチル基、は炭玠数
〜12の炭化氎玠基である かかる化合物の具䜓的な䟋ずしおはメチルアク
リレヌト、メチルメタクリレヌト、゚チルアクリ
レヌト、゚チルメタクリレヌト、iso−ブチルア
クリレヌト、iso−ブチルメタクリレヌト、−
ブチルアクリレヌト、−ブチルメタクリレヌト
などのアルキルメタアクリレヌト類などが挙
げられる。ずくに耐熱氎性などの耐久性向䞊の目
的にはホモポリマヌにおけるTgが375〓以䞋のモ
ノマヌ䜿甚が奜たしい。 さらにはアクリル酞、メタアクリル酞、むタコ
ン酞などの䞍飜和基を有する有機カルボン酞類、
−ヒドロキシ゚チルアクリロむルホスプヌ
ト、−ヒドロキシ゚チルメタクリロむルホスフ
゚ヌト、さらにはスチレン、クロルスチレン、゚
チルスチレンなどの芳銙族眮換基を有するビニル
化合物類などが挙げられる。 前蚘アクリルポリオヌルにおいおOH基を有す
るメタアクリレヌトは皮ばかりでなく、
皮以䞊を䜿甚するこずも可胜である。たたOH基
を有するモノマヌずの共重合成分である他のモノ
マヌに぀いおは皮のみならず皮以䞊を䜿甚す
るこずも可胜である。さらには䞊蚘モノマヌ䞭で
ずくにアクリル酞あるいはメタアクリル酞などの
酞成分を共重合成分ずしお䜿甚するこずが、アク
リルポリオヌル䞭のOH基ずむ゜シアネヌトずの
反応に有効であり、その共重合量は奜たしくは
0.1〜重量郚、さらに奜たしくは0.2〜重量郚
である。 アクリルポリオヌルの補造に関しおは公知の方
法で可胜であり、通垞はアゟビスむ゜ブチロニト
リルなどのアゟ化合物、あるいはベンゟむルパヌ
オキサむドなどのパヌオキサむド化合物などを重
合開始剀ずしお補造される。たた重合方法ずしお
はトル゚ン、キシレン、酢酞ブチル、酢酞゚チル
などの溶剀䞭にモノマヌず開始剀を滎䞋しおいく
滎䞋溶液重合法が奜たしく甚いられる。さらには
モノマヌず開始剀からなる溶液をアンプルあるい
は泚型板の間にはさんで加熱重合させるキダスト
重合法によ぀お埗た埌、適圓な溶剀に溶解させお
䜿甚するこずも十分に可胜である。 本発明アクリルポリオヌルの分子量はずくに限
定されるものではないが、プラむマヌ組成物調補
の容易さ、塗料の安定性、コヌテむング時の濡れ
性、加熱硬化埌の未反応残存物量などの芳点から
平均分子量が2000〜100䞇、さらに奜たしくは
3000〜10䞇のものが䜿甚される。 たた本発明アクリルポリオヌル䞭に含たれる
OH䟡は10〜200、であり、さらに奜たしくは20
〜100である。すなわち、これよりOH䟡が小さ
くなるず架橋が十分に進行せず、耐溶剀性、接着
性に問題が生ずる。たた、これより倧きくなるず
耐氎性、耐候性などに問題がある。 ここでアクリルポリオヌルのOH䟡ずは以䞋に
定矩されるものである。 詊料に䞋蚘のアセチル化詊薬mlを加え、
95〜100℃で時間加熱する。その埌、氎mlを
加えおよく振り動かす。さらに10分間加熱し、攟
冷埌゚チルアルコヌルmlで掗浄する。その埌フ
゚ノヌルフタレむン溶液を指瀺薬ずしお氎
酞化カリりム゚チルアルコヌル溶液で滎定する。
この時に芁する氎酞化カリりムのmg数をOH䟡ず
いう。 アセチル化薬無氎酢酞25をメスフラスコ100
mlに入れ、ピリゞンを加えお党量を100mlにし、
充分振りたぜた溶液。 本発明のプラむマヌ組成物に含たれるもう䞀方
の成分である倚官胜有機む゜シアネヌト化合物ず
は䞀぀の分子内にむ゜シアネヌト基を個以䞊有
する化合物であり、前蚘アクリルポリオヌルず反
応し、か぀各皮基材ず匷固な接着性を圢成するも
のである。 かかる倚官胜有機む゜シアネヌトずしおは特に
これに限定されるものではないが奜たしくは
NCOが〜77である䞀分子䞭に個以䞊
のむ゜シアネヌト基を有する有機化合物が奜たし
く䜿甚される。ここでNCOずは䞋匏で衚わさ
れるNCO含量のこずである。 NCO42×NCO官胜基数分子量×100 ただし、匏䞭のNCO官胜基数ずは、分子䞭
に含たれるNCO基の数を意味する。 倚官胜有機む゜シアネヌトの具䜓的な䟋ずしお
は以䞋のものが挙げられる。 ゞむ゜シアネヌトずしおは、 ヘキサメチレンゞむ゜シアネヌト、 む゜ホロンゞむ゜シアネヌト、 −トリメチルヘキサメチレンゞむ゜
シアネヌト、 ゞシクロヘキシルメタンゞむ゜シアネヌト、 リゞンゞむ゜シアネヌトメチル゚ステル、 キシリレンゞむ゜シアネヌト、 ビスむ゜シアネヌトメチルシクロヘキサ
ン、 トリレンゞむ゜シアネヌト、 4′−ゞプニルメタンゞむ゜シアネヌト、 氎添キシリレンゞむ゜シアネヌト があり、たた官胜以䞊の倚官胜む゜シアネヌト
ずしおは、 ヘキサメチレンゞむ゜シアネヌトのビりレツト
結合䜓、あるいはむ゜シアヌレヌト結合䜓、 ヘキサメチレンゞむ゜シアネヌトずトリメチロ
ヌルプロパンずの反応アダクト䜓、 −む゜シアネヌト゚チル−−ゞむ゜シ
アネヌトヘキサノ゚ヌト、 11−りンデカントリむ゜シアネヌト、 む゜ホロンゞむ゜シアネヌトずトリメチロヌル
プロパンずの反応アダクト䜓、 キシリレンゞむ゜シアネヌトずトリメチロヌル
プロパンずの反応アダクト䜓、 ビスむ゜シアネヌトメチルシクロヘキサン
ずトリメチロヌルプロパンずの反応アダクト䜓 がある。 䞊蚘む゜シアネヌト化合物の䞭で、特に奜たし
いものは、ヘキサメチレンゞむ゜シアネヌト、ヘ
キサメチレンゞむ゜シアネヌトのビりレツト化反
応生成物、氎添キシリレンゞむ゜シアネヌトなど
が挙げられる。 本発明のプラむマヌ組成物である熱硬化性アク
リルりレタンポリマヌは前蚘アクリルポリオヌル
ず官胜性以䞊のむ゜シアネヌト基を有する化合
物からなり、か぀アクリルポリオヌル䞭に含たれ
るOHずむ゜シアネヌト基を有する化合物䞭に含
たれるNCOの比NCOOH比は0.6以䞊、さ
らに奜たしくは0.8〜20で甚いられる。 すなわち、これより小さい堎合、架橋が䞍十分
ずなり、その結果、耐氎性、耐薬品性、耐汗性、
耐候性などに問題が生じる。さらにはプラむマヌ
局䞊に塗垃されるコヌテむング甚組成物の塗垃時
に癜化などの問題が発生する。 䞀方、NCOOH比はいくら倧きくな぀おも性
胜䞊の問題点はないが、安党衛生䞊の芳点から20
以䞋が奜たしい。本発明で䜿甚されるプラむマヌ
組成物は通垞、有機溶媒に溶解させお䜿甚され
る。溶剀の皮類はずくに限定されないが、プラむ
マヌ可䜿時間、さらには硬化、也燥の容易さから
沞点が180℃以䞋の非プロトン性溶媒が奜たしく
䜿甚される。しかし、塗垃䜜業性などの芳点から
より沞点の高い溶媒の䜵甚なども可胜なこずは蚀
うたでもない。溶媒ずしお奜たしく䜿甚される具
䜓的な䟋ずしおは、ベンれン、クロルベンれン、
トル゚ン、キシレンなどの芳銙族ハロゲン化
炭化氎玠、アセトン、メチル゚チルケトン、メチ
ルむ゜ブチルケトンなどのケトン類、ギ酞゚チ
ル、酢酞゚チル、酢酞ブチルなどの゚ステル類、
テトラヒドロフラン、ゞオキサンなどの環状゚ヌ
テル類、ゞ゚チレングリコヌルゞメチル゚ヌテ
ル、゚チル゚ヌテルなどの脂肪族゚ヌテル類、ヘ
キサン、ヘブタン、石油゚ヌテル、シクロヘキサ
ンなどの炭化氎玠、クロロホルム、ゞクロル゚タ
ン、トリクロル゚タン、トリクロル゚チレン、テ
トラクロル゚タンなどのハロゲン化炭化氎玠、ア
セトニトリル、ゞメチルホルムアミド、四塩化炭
玠などが挙げられる。これらの溶媒は皮のみな
らず皮以䞊混合しお䜿甚するこずも可胜であ
る。 本発明プラむマヌ組成物䞭には硬化促進、ある
いは䜎枩硬化を目的ずしお各皮の玚アミン化合
物や玚アンモニりム塩さらにはゞブチルスズゞ
ラりレヌトなどの硬化觊媒を添加するこずも可胜
である。 本発明プラむマヌ組成物の固圢分、あるいはプ
ラむマヌ局の膜厚は本発明の目的を達成するもの
であればいくらでもよいが、プラむマヌ局の平滑
性、接着匷床の保持、耐氎性、耐候性、衚面硬床
などの点から0.01ミクロン〜20ミクロンの間で奜
たしく適甚される。 前蚘プラむマヌ組成物は各皮基材に塗垃埌、加
熱およびたたは也燥するこずにより硬化され
る。加熱あるいは也燥条件は生産性、プラむマヌ
局䞊に塗垃されるコヌテむング組成物、さらには
塗垃条件などから決められるべきであるが、奜た
しく適甚される条件ずしおは宀枩から150℃の枩
床範囲で、分間から240分間である。ずくにゎ
ミ付着などの問題を考慮する堎合には40℃から
120℃で、分間から120分間が奜たしく採られる
条件である。プラむマヌ局が硬化されない堎合に
は、プラむマヌ局䞊に塗垃されるコヌテむング甚
組成物の塗垃時にプラむマヌ局が溶出し、十分な
接着効果を発揮しないばかりか、塗膜に癜化など
の問題が生ずる。 本発明は前蚘の硬化したプラむマヌ局䞊に䞀般
匏R1 aR2 bSiOR34-a-bで衚わされる有機ケむ玠化
合物およびたたはその加氎分解物からなるコヌ
テむング組成物を被芆硬化せしめお埗られるもの
である。 ここでR1、R2は炭玠数が〜12の範囲の各々
アルキル基、アルケニル基、アリル基、たたはハ
ロゲン基、゚ポキシ基、グリシドキシ基、アミノ
基、メルカプト基、メタクリルオキシ基あるいは
シアノ基を有する炭化氎玠基、R3は炭玠数が
〜のアルキル基、アルコキシアルキル基、アシ
ル基、プニル基であり、およびはたたは
である。 これらの有機ケむ玠化合物の具䜓的な代衚䟋ず
しおは、メチルシリケヌト、゚チルシリケヌト、
−プロピルシリケヌト、−プロピルシリケヌ
ト、−ブチルシリケヌト、sec−ブチルシリケ
ヌトおよび−ブチルシリケヌトなどのテトラア
ルコキシシラン類、およびその加氎分解物さらに
はメチルトリメトキシシラン、メチルトリ゚トキ
シシラン、メチルトリメトキシ゚トキシシラン、
メチルトリアセトキシシラン、メチルトリブトキ
シシラン、゚チルトリメトキシシラン、゚チルト
リ゚トキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、
ビニルトリ゚トキシシラン、ビニルトリアセトキ
シシラン、ビニルトリメトキシ゚トキシシラン、
プニルトリメトキシシラン、プニルトリ゚ト
キシシラン、プニルトリアセトキシシラン、γ
−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−クロ
ロプロピルトリ゚トキシシラン、γ−クロロプロ
ピルトリアセトキシシラン、−トリフ
ロロプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリ
ルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロ
ピルトリ゚トキシシラン、γ−メルカプトプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピル
トリ゚トキシシラン、−βアミノ゚チル−γ
−アミノプロピルトリメトキシシラン、β−シア
ノ゚チルトリ゚トキシシラン、メチルトリプノ
キシシラン、クロロメチルトリメトキシシラン、
クロロメチルトリ゚トキシシラン、グリシドキシ
メチルトリメトキシシラン、グリシドキシメチル
トリ゚トキシシラン、α−グリシドキシ゚チルト
リメトキシシラン、α−グリシドキシ゚チルトリ
゚トキシシラン、β−グリシドキシ゚チルトリメ
トキシシラン、β−グリシドキシ゚チルトリ゚ト
キシシラン、α−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、α−グリシドキシプロピルトリ゚ト
キシシラン、β−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、β−グリシドキシプロピルトリ゚ト
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリ゚ト
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリプロ
ポキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリブ
トキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシ゚トキシシラン、γ−グリシドキシプロピ
ルトリプノキシシラン、α−グリシドキシブチ
ルトリメトキシシラン、α−グリシドキシブチル
トリ゚トキシシラン、β−グリシドキシブチルト
リメトキシシラン、β−グリシドキシブチルトリ
゚トキシシラン、γ−グリシドキシブチルトリメ
トキシシラン、γ−グリシドキシブチルトリ゚ト
キシシラン、Ύ−グリシドキシブチルトリメトキ
シシラン、Ύ−グリシドキシブチルトリ゚トキシ
シラン、−゚ポキシシクロヘキシルメ
チルトリメトキシシラン、−゚ポキシシ
クロヘキシルメチルトリ゚トキシシラン、β−
−゚ポキシシクロヘキシル゚チルトリ
メトキシシラン、β−−゚ポキシシクロ
ヘキシル゚チルトリ゚トキシシラン、β−
−゚ポキシシクロヘキシル゚チルトリプロポ
キシシラン、β−−゚ポキシシクロヘキ
シル゚チルトリブトキシシラン、β−
−゚ポキシシクロヘキシル゚チルトリメトキシ
゚トキシシラン、β−−゚ポキシシクロ
ヘキシル゚チルトリプノキシシラン、γ−
−゚ポキシシクロヘキシルプロピルト
リメトキシシラン、γ−−゚ポキシシク
ロヘキシルプロピルトリ゚トキシシラン、Ύ−
−゚ポキシシクロヘキシルブチルトリ
メトキシシラン、Ύ−−゚ポキシシクロ
ヘキシルブチルトリ゚トキシシランなどのトリ
アルコキシシラン、トリアシルオキシシランたた
はトリプノキシシラン類たたはその加氎分解物
およびゞメチルゞメトキシシラン、プニルメチ
ルゞメトキシシラン、ゞメチルゞ゚トキシシラ
ン、プニルメチルゞ゚トキシシラン、γ−クロ
ロプロピルメチルゞメトキシシラン、γ−クロロ
プロピルメチルゞ゚トキシシラン、ゞメチルゞア
セトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピル
メチルゞメトキシシラン、γ−メタクリルオキシ
プロピルメチルゞ゚トキシシラン、γ−メルカプ
トプロピルメチルゞメトキシシラン、γ−メリカ
プトプロピルメチルゞ゚トキシシラン、γ−アミ
ノプロピルメチルゞメトキシシラン、γ−アミノ
プロピルメチルゞ゚トキシシラン、メチルビニル
ゞメトキシシラン、メチルビニルゞ゚トキシシラ
ン、グリシドキシメチルメチルゞメトキシシラ
ン、グリシドキシメチルメチルゞ゚トキシシラ
ン、α−グリシドキシ゚チルメチルゞメトキシシ
ラン、α−グリシドキシ゚チルメチルゞ゚トキシ
シラン、β−グリシドキシ゚チルメチルゞメトキ
シシラン、β−グリシドキシ゚チルメチルゞ゚ト
キシシラン、α−グリシドキシプロピルメチルゞ
メトキシシラン、α−グリシドキシプロピルメチ
ルゞ゚トキシシラン、β−グリシドキシプロピル
メチルゞメトキシシラン、β−グリシドキシプロ
ピルメチルゞ゚トキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルメチルゞメトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルメチルゞ゚トキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルメチルゞプロポキシシラン、γ
−グリシドキシプロピルメチルゞブトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルメチルゞメトキシ
゚トキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチ
ルゞプノキシシラン、γ−グリシドキシプロピ
ル゚チルゞメトキシシラン、γ−グリシドキシプ
ロピル゚チルゞ゚トキシシラン、γ−グリシドキ
シプロピル゚チルゞプロポキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルビニルゞメトキシシラン、γ−
グリシトキシプロピルビニルゞ゚トキシシラン、
γ−グリシドキシプロピルプニルゞメトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロピルプニルゞ゚ト
キシシラン、などゞアルコキシシランたたはゞア
シルオキシシラン類たたはその加氎分解物がその
䟋である。 これらの有機ケむ玠化合物は皮たたは皮以
䞊添加するこずも可胜である。ずくに染色性付䞎
の目的にぱポキシ基を含む有機ケむ玠化合物の
䜿甚が奜適である。 これらの有機ケむ玠化合物はキナア枩床を䞋
げ、硬化をより進行させるためには加氎分解しお
䜿甚するこずが奜たしい。 加氎分解は玔氎たたは塩酞、酢酞あるいは硫酞
などの酞性氎溶液を添加、撹拌するこずによ぀お
補造される。さらに玔氎、あるいは酞性氎溶液の
添加量を調節するこずによ぀お加氎分解の床合を
コントロヌルするこずも容易に可胜である。加氎
分解に際しおは、アルコキシ基ず等モル以䞊、
倍モル以䞋の玔氎たたは酞性氎溶液の添加が硬化
促進の点で特に奜たしい。 加氎分解に際しおは、アルコヌル等が生成しお
くるので無溶媒で加氎分解するこずが可胜である
が、加氎分解をさらに均䞀に行なう目的で有機ケ
む玠化合物ず溶媒を混合した埌、加氎分解を行な
うこずも可胜である。たた目的に応じお加氎分解
埌のアルコヌル等を加熱およびたたは枛圧䞋に
適圓量陀去しお䜿甚するこずも可胜であるし、そ
の埌に適圓な溶媒を添加するこずも可胜である。
これらの溶媒ずしおはアルコヌル、゚ステル、゚
ヌテル、ケトン、ハロゲン化炭化氎玠あるいはト
ル゚ン、キシレンなどの芳銙族炭化氎玠などの溶
媒が挙げられる。たたこれらの溶媒は必芁に応じ
お皮以䞊の混合溶媒ずしお䜿甚するこずも可胜
である。たた、目的に応じお加氎分解反応を促進
し、さらに予備瞮合等の反応を進めるために宀枩
以䞊に加熱するこずも可胜であるし、予備瞮合を
抑えるために加氎分解枩床を宀枩以䞋に䞋げお行
なうこずも可胜であるこずは蚀うたでもない。 本発明のコヌテむング組成物の硬化にあた぀お
は、組成物のみを加熱およびたたは也燥、玫倖
線照射あるいは電子線照射などによ぀お達しうる
が、硬化促進、䜎枩硬化などを可胜ずする目的で
各皮の硬化剀が䜵甚可胜である。硬化剀ずしおは
各皮゚ポキシ暹脂硬化剀、あるいは各皮有機ケむ
玠暹脂硬化剀などに䜿甚される。 これら硬化剀の具䜓的な䟋ずしおは、各皮の有
機酞およびそれらの酞無氎物、窒玠含有有機化合
物、各皮金属錯化合物あるいは金属アルコキシ
ド、さらにはアルカリ金属の有機カルボン酞塩、
炭酞塩などの各皮塩が挙げられる。これらの硬化
剀は皮以䞊混合しお䜿甚するこずも可胜であ
る。これら硬化剀の䞭でも、本発明の目的には、
塗料の安定性、コヌテむング埌の塗膜の着色の有
無などの点から、ずくに䞋蚘に瀺すアルミニりム
キレヌト化合物が有甚である。 ここでいうアルミニりムキレヌト化合物ずは、
䞀般匏AIXoY3-oで瀺されるアルミニりムキレヌ
ト化合物である。 〔ただし匏䞭 はOLは䜎玚アルキル基、は䞀般匏
M1COCH2COM2M1、M2はいずれも䜎玚アルキ
ル基で瀺される化合物に由来する配䜍子および
䞀般匏M3COCH2COOM4M3、M4はいずれも䜎
玚アルキル基で瀺される化合物に由来する配䜍
子から遞ばれる少なくずも぀であり、は、
たたはである。〕 本発明の硬化剀ずしお特に有甚な䞀般匏AIXo
Y3-oで瀺されるアルミニりムキレヌト化合物ず
しおは、各皮の化合物をあげ埗るが、組成物ぞの
溶解性、安定性、硬化觊媒ずしおの効果などの芳
点からずくに奜たしいものは、アルミニりムアセ
チルアセトネヌト、アルミニりムビス゚チルアセ
トアセテヌトモノアセチルアセトネヌト、アルミ
ニりム−ゞ−−ブトキシド−モノ゚チルアセト
アセテヌト、アルミニりム−ゞ−iso−プロポシ
キド−モノメチルアセトアセテヌトなどである。
これらは皮以䞊を混合しお䜿甚するこずも可胜
である。 本発明のコヌテむング甚組成物には、塗垃時に
おけるフロヌを向䞊させ、塗膜の平滑性を向䞊さ
せお塗膜衚面の摩擊係数を䜎䞋させる目的で各皮
の界面掻性剀を䜿甚するこずも可胜であり、ずく
にゞメチルシロキサンずアルキレンオキシドずの
ブロツクたたはグラフト共重合䜓、さらにはフツ
玠系界面掻性剀などが有効である。たた染顔料や
充おん剀を分散させたり、有機ポリマヌを溶解さ
せお、塗膜を着色させたり、塗垃性、基材ずの密
着性、物性向䞊などコヌテむング剀ずしおの実甚
性を改善させるこずも容易に可胜である。 さらに耐候性を向䞊させる目的で玫倖線吞収剀
たた耐熱劣化向䞊法ずしお酞化防止剀を添加する
こずも容易に可胜である。 さらには衚面硬床をより䞀局向䞊させ、たた垯
電防止性の向䞊、塗膜の屈折率向䞊、耐候性向䞊
などの目的で各皮の無機酞化物の添加が可胜であ
るが、特に衚面硬床向䞊には高分子量無氎ケむ酞
の氎およびたたはアルコヌルなどの有機溶媒䞭
のコロむド状分散䜓であるシリカゟルが奜たしく
䜿甚される。特に反射防止膜ずの密着性向䞊には
〜65重量パヌセントの添加が奜たしく䜿甚され
る。 本発明のコヌテむング甚組成物の硬化は䞻ずし
お加熱凊理するこずによ぀お行なわれるが、加熱
枩床は埓来の熱硬化性暹脂組成物の堎合よりもか
なり広範囲で䜿甚でき、50〜250℃で十分に良奜
な結果が埗られる。 本発明を適甚する被コヌテむング物ずしおは、
本発明目的を必芁ずする堎合には䜕でも良いので
あるが、匷固な接着性付䞎が可胜であるずいう芳
点から、ガラス、熱硬化性暹脂、接着性付䞎が困
難な熱可塑性暹脂がずくに有効な結果を䞎える。
䞊蚘のプラスチツク材料ずしおはポリメチルメタ
クリレヌトおよびその共重合䜓、ポリカヌボネヌ
ト、ゞ゚チレングリコヌルビスアリルカヌボネヌ
トCR−39、ポリ゚ステルずくにポリ゚チレン
テレフタレヌト、および䞍飜和ポリ゚ステル、ア
クリロニトリルハロゲン化スチレン共重合
䜓、塩化ビニル、ポリりレタン、゚ポキシ暹脂、
ハロゲン化ビスプノヌルのゞメタア
クリレヌトポリマヌおよびその共重合䜓、ハロ
ゲン化ビスプノヌルのりレタン倉性ゞメ
タアクリレヌトポリマヌおよびその共重合䜓な
どが奜たしい。䞭でも熱硬化性暹脂に有効であり
特に耐候性の悪いハロゲン含有有機ポリマヌに奜
たしく甚いられる。 たたガラスにも奜たしく甚いるこずができる。 本発明のプラむマヌ組成物およびプラむマヌ局
䞊に塗垃されるコヌテむング組成物の塗垃手段ず
しおは刷毛塗り、浞挬塗り、ロヌル塗り、スプレ
ヌ塗装、流し塗りなどの通垞行なわれる塗装方法
が容易に䜿甚可胜である。 本発明のプラむマヌ塗垃に際しおは基材ずの濡
れ性、付着性をさらに向䞊させる目的で各皮の化
孊的凊理、あるいは物理的凊理が可胜である。 特に酞玠ガスによるプラズマ凊理は各皮プラス
チツクの前凊理ずしお有効なものである。 たたプラむマヌ組成物ずコヌテむング組成物の
塗垃手段を同䞀にするこずもそれぞれ倉えるこず
も可胜である。 前述のプラむマヌを斜した䞊に有機ポリシロキ
サン系組成物を被芆硬化させた䞊に単局たたは倚
局の反射防止膜を構成する物質ずしおは、本質的
に硬床の高い無機物であ぀お、金属、金属あるい
は半金属の酞化物、フツ化物、ケむ化物、ホり化
物、炭化物、窒化物、硫化物等が遞ばれる。 金属酞化物ずしおは、SiO2、SiO、ZrO2、
Al2O3、TiO2、Sb2O3、Sb2O5、酞化タンタルニ
りム、Y2O3酞化むツテルビりム等があげられる。
フツ化物ずしおは、MgF2等があげられる。金属
窒化物ずしおはSi3N4等があげられる。 前蚘物質から構成される単局たたは倚局の反射
防止膜を圢成させる方法ずしおは、真空蒞着法、
スパツタリング法、むオンプレヌテむング法、む
オンビヌムアシスト法などがあげられる。たた、
コヌテむング組成物ず反射防止膜の密着性をさら
に向䞊させるためには、各皮コロナ攟電、枛圧
䞋での盎流、䜎呚波、高呚波あるいはマむクロ波
による高電圧攟電などの衚面凊理が有効であ
る。ずくに枛圧䞋での高呚波攟電によ぀お埗られ
る䜎枩プラズマによる凊理が再珟性、生産性など
の点から奜たしく甚いられる。これらの掻性化ガ
スあるいはむオン化ガスによる衚面凊理は真空蒞
着、むオンプレヌテむングなどず同䞀チダンバヌ
内で行なわれるこずが密着性向䞊に有奜である。 本発明によ぀お埗られる耇合膜は、反射防止性
の他に耐久性のある高硬床衚面を有するこずから
矯正甚レンズはもずよりカメラ、双県鏡のレンズ
さらには各皮のデむスプレヌの前面板にも奜たし
く䜿甚できる。 本発明の趣旚を明瞭にするため次に実斜䟋を掲
げるが、本発明はこれらの実斜䟋に限定されるも
のではない。なお䟋䞭の郚数及びは重量によ
る。 実斜䟋〜、比范䟋 (1) プラむマヌ甚組成物の調敎 スチレンブチルアクリレヌトヒドロキシ
゚チルメタクリレヌトアクリル酞からなる
元共重合䜓OH䟡50のキシレン酢酞ブ
チル5050重量比の50溶液ずヘキサメチ
レンゞむ゜シアネヌトのビりレツト結合䜓
NCO含有16.5をそれぞれ第衚に瀺
すNCOOH比で添加し、メチルむ゜ブチルケ
トン酢酞゚チル5050重量比溶媒で固圢
分を10になるように垌釈しおプラむマヌ組成
物を埗た。 (2) プラむマヌ組成物の塗垃および硬化 前蚘(1)で埗たプラむマヌ組成物をテトラブロ
ムビスプノヌルの゚チレンオキサむドモ
ル付加䜓にモルのアクリル酞を゚ステル化に
より結合させた氎酞基含有化合物モルに察
し、ヘキサメチレンゞむ゜シアネヌトを0.9モ
ル付加させお倚官胜アクリレヌトモノマヌを含
むモノマヌ70郚ずスチレン30郚をむ゜プロピル
パヌオキサむドを重合開始剀ずしおキダスト重
合し、さらに酞玠プラズマで衚面凊理した基材
に浞挬法匕き䞊げ速床10cmminにお塗垃
した。塗垃した基板は93℃で時間加熱硬化さ
せた。 (3) コヌテむング甚組成物の調補 (a) シラン加氎分解物の調補 γ−グリシトキシプロピルメチルゞ゚トキ
シシラン106.8を10℃に冷华し、撹拌しな
がら、0.05芏定塩酞氎溶液15.5を埐々に滎
䞋し、滎䞋終了埌、宀枩におさらに時間撹
拌を぀づけおシラン加氎分解物を埗た。 (b) コヌテむング組成物の調補 前蚘シラン加氎分解物に、゚ポキシ暹脂
“゚ピコヌト827”、シ゚ル化孊株匏䌚瀟補
品50、ゞアセトンアルコヌル59、ベン
ゞルアルコヌル29.5、アセチルアセトン
23.3、シリコヌン系界面掻性剀1.5を添
加混合し、さらにメタノヌル分散コロむド状
シリカ平均粒子埄12±Ό、個型分30
416.9ずアルミニりムアセチルアセト
ネヌト12.5を添加し、充分撹拌した埌、コ
ヌテむング組成物ずした。 (4) 塗垃および硬化 前蚘(2)で埗たプラむマヌ組成物を塗垃および
硬化させた基材䞊に前項コヌテむング甚組成物
を䜿぀おプラむマヌ組成物ず同様にしお塗垃し
た。塗垃埌、93℃で時間加熱硬化させお耇合
膜を埗た。 (5) 反射防止膜の䜜補 前蚘(4)によ぀お埗られたコヌテむング基材の
䞊に無機物質であるZrO2SiO2の混合物、
ZrO2、SiO2を真空蒞着法でこの順序にそれぞ
れ光孊的膜厚をλλは可芖域波長に蚭
定しお倚局被芆させた。 埗られた耇合膜の反射干枉色は緑色を呈し、
党光線透過率は98であ぀た。 (6) 詊隓結果 埗られた耇合膜を有する基材の性胜は䞋蚘の
方法に埓぀お詊隓を行な぀た。結果は第衚に
瀺す。 (A) スチヌルりヌル硬床 0000のスチヌルりヌルで塗膜面をこす
り、傷぀き具合を刀定する。刀定基準は、   匷く摩擊しおも傷が぀かない。   かなり匷く摩擊するず少し傷が぀く。   匱い摩擊でも傷が぀く。   爪で容易に傷が぀く。 (B) 密着性 基材の塗膜面にmm角の基板に達するゎバ
ン目を塗膜の䞊から鋌ナむフで100個入れお、
セロハン粘着テヌプ商品名“セロテヌプ”
ニチバン株匏䌚瀟補品を匷くはり぀け、90
床方向に急速にはがし、塗膜剥離の有無を調
べた。 (C) 倖芳 埗られた耇合膜を有する基材を肉県におそ
の透明性、着色床を芳察した。 (D) 耐熱氎性 80℃の熱氎に時間浞挬埌、前蚘(B)ず同様
にしお密着性の詊隓を行な぀た。 さらに埗られた耇合膜を有する基材を屋倖暎露
テストしたずころ、ケ月埌も良奜な密着性を有
しおいた。たた、80℃のオヌブン䞭に時間攟眮
しおも、党く倉化が認められず優れた耐熱性を有
しおいた。本実斜䟋においお反射防止膜圢成の前
に赀、青、黄色からなる分散染料染济で染色し
たのちに同様に反射防止膜を圢成したずころ、詊
隓結果はスチヌル硬床がであり密着性、耐熱
性、耐熱氎性ずも良奜であ぀た。さらに屋倖暎露
テストしたずころ、ケ月埌も良奜な密着性を有
しおいた。 なお比范のために、実斜䟋においおプラむマ
ヌ組成物を塗垃しないで同様な詊隓を行な぀たず
ころ、スチヌルりヌル硬床はであり、密着性、
耐熱性、耐熱氎性ずも良奜であ぀たが週間の屋
倖暎露テストで密着性䞍良を起こした。 実斜䟋  実斜䟋においおプラむマ組成物䞭の䞊倚官胜
む゜シアネヌトを倉える以倖はすべお同様に行な
぀た。なお䜿甚したむ゜シアネヌトは第衚に瀺
す。詊隓結果を第衚に瀺す。 実斜䟋  実斜䟋においおプラむマヌ組成物䞭のアクリ
ルポリオヌルを倉える以倖はすべお同様に行な぀
た。なお䜿甚したアクリルポリオヌルのOH䟡は
第衚に瀺す。詊隓結果を第衚に瀺す。 比范䟋  実斜䟋においおプラむマヌ組成物、コヌテむ
ング組成物を塗垃しない以倖はすべお同様に行な
぀た。 埗られた耇合膜の党光線透過率は98であ぀た
が反射干枉色は赀玫色であ぀た。 詊隓結果はスチヌルりヌル硬床がであり、密
着性も䞍良であ぀た。なお、耐熱氎性は反射防止
膜の党面にクラツクが発生し䞍良であ぀た。
【衚】
【衚】
〔発明の効果〕
本発明によ぀お埗られる反射防止膜を有する耇
合膜は以䞋のような効果がある。 (1) 高い反射防止効果がある。 (2) 密着性の良奜な衚面硬床の高い耇合膜が埗ら
れる。 (3) 耐熱性、耐熱氎性、耐衝撃性、耐光性、耐候
性に優れおいる。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  (ã‚€) 基材䞊にアクリルポリオヌルず倚官胜有
    機む゜シアネヌト化合物からなるプラむマヌ組
    成物を塗垃し、 ただしアクリルポリオヌルはOH䟡が10以
    䞊、200以䞋、たたNCOOH比は0.6以䞊であ
    る (ロ) 前蚘プラむマヌ組成物を加熱およびたたは
    也燥するこずにより硬化し、 (ハ) 前蚘硬化プラむマヌ局䞊に䞀般匏R1 aR2 bSi
    OR34-a-bで衚わされる有機ケむ玠化合物お
    よびたたはその加氎分解物からなるコヌテむ
    ング組成物を被芆硬化し、 ここでR1、R2は各々アルキル基、アルケニ
    ル基、アリル基、たたはハロゲン基、゚ポキシ
    基、グリシドキシ基、アミノ基、メルカプト
    基、メタクリルオキシ基あるいはシアノ基を有
    する炭化氎玠基、R3は炭玠数が〜のアル
    キル基、アルコキシアルキル基、アシル基、フ
    ゚ニル基であり、およびはたたはであ
    る (ニ) さらにその䞊に無機物からなる単局たたは倚
    局の反射防止膜を蚭けるこずを特城ずする耇合
    膜の補造方法。
JP59234895A 1984-11-09 1984-11-09 反射防止性を有する耇合膜の補造方法 Granted JPS61114203A (ja)

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