JPH0762722B2 - プラスチックレンズ - Google Patents

プラスチックレンズ

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JPH0762722B2
JPH0762722B2 JP61232786A JP23278686A JPH0762722B2 JP H0762722 B2 JPH0762722 B2 JP H0762722B2 JP 61232786 A JP61232786 A JP 61232786A JP 23278686 A JP23278686 A JP 23278686A JP H0762722 B2 JPH0762722 B2 JP H0762722B2
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武 坂本
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ホ−ヤ株式会社
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はプラスチックレンズに関する。更に詳細には、
優れた耐衝撃性、耐摩耗性、耐熱水性、耐薬品性、硬化
被膜層との密着性などの特性を有し、米国FDA規格を満
足するプラスチックレンズに関する。
<従来の技術> プラスチックレンズは軽量、耐衝撃性、易加工性、染色
性などの長所があり、光学材料、とりわけ眼鏡レンズの
分野で近年急速に普及しつつある。さらに、表面硬度が
不充分なために傷がつきやすいと言った欠点の改良ある
いは像や物体のチラツキの原因となる表面反射を押さえ
ることでレンズに高付加価値を付与することを目的とし
た表面改質がすでに数多く提案され、それによってます
ますプラスチックレンズの市場は拡大しつつある。例え
ば、前者の表面硬度の改善についてはシリコン系硬化膜
を設けることにより、また後者の表面反射の改善では無
機物質をレンズ表面に蒸着し反射防止膜を設けることに
より、さらに高硬度または反射防止能を有するプラスチ
ックレンズも提供されている。しかし、シリコン系硬化
膜や無機反射防止膜を設ける場合にはプラスチックレン
ズの耐衝撃性を低下させる難点があり、とりわけ、この
2者の膜を同時に施したプラスチックレンズにおいては
耐衝撃性の低下はいっそう顕著になり、改善が望まれて
いる。
また、プラスチックレンズ基材にシリコン系硬化膜を施
す場合にシリコン系硬化膜とプラスチックレンズ基材と
の密着性を改善することが従来大きな課題となってお
り、このためプラスチックレンズ基材にプラズマ照射な
どのエッチング処理を施したり、プラスチックレンズ基
材とシリコン系硬化膜との間にプライマー層を設けるな
どの方法によりプラスチックレンズ基材の表面改質が行
われており、後者のプライマーコートによる表面改質の
従来技術としては、例えば、プライマー組成物としてエ
ポキシ化合物を用いる方法(特開昭60−214301号公
報)、アクリルおよび/またはメタクリル系化合物と芳
香族ビニル化合物を主成分とするプライマー組成物を用
いる方法(特開昭60−214302号公報)、アクリルポリオ
ールと多官能有機イソシアネート化合物からなるプライ
マー組成物を用いる方法(特開昭61−114203号公報)な
どがある。
<発明が解決しようとする問題点> 上述の如く、シリコン系硬化膜のコーティングによる表
面硬度向上や無機反射防止膜のコーティングによる表面
反射の改善の伴う問題点の一つにプラスチックレンズの
耐衝撃性の低下があり、この問題は、前述の従来技術の
如くプライマー層を設けた後にシリコン系硬化膜を施
し、さらに無機反射防止膜を施したプラスチックレンズ
においても解決されない。この点を更に詳説すると、特
開昭60−214302号公報に開示されている、アクリル系お
よび/またはメタクリル系化合物と芳香族ビニル化合物
を主成分とするプライマー組成物を用いる方法ではプラ
イマー層形成のためにエマルジョンを用いており、この
エマルジョン配合には水を使用するため、プライマーの
乾燥時に水の残留や乾燥時間に長時間を要する等の問題
がある。また、プラスチックレンズ基材にシリコン系硬
化膜さらに無機反射防止膜を施した場合、密着性は良好
であるが、レンズの中心厚が2.0mm未満で耐衝撃性につ
いて米国FDA規格を満足させるのは難しい。
また特開昭60−214301号公報に開示されている方法で
は、プライマー層形成材料としてエポキシ化合物を用い
ており、このエポキシ化合物はエポキシ硬化触媒の存在
下に加熱することによりはじめてプライマー層となるも
のであるので、硬化時間に長時間を要する。また、この
プライマー層を設けた後にシリコン系硬化膜を設け、さ
らに無機反射防止膜を設けたプラスチックレンズは耐薬
品性、シリコン系硬化膜とレンズ基材との密着性向上な
ど優れた特性をもつものの、耐衝撃性は向上されていな
い。
さらに特開昭61−114203号公報に開示されている方法で
は、プライマー層を施した後、シリコン系硬化膜を施
し、さらに無機反射防止膜を施したプラスチックレンズ
が耐摩耗性、耐薬品性、耐熱水性、耐擦傷性等の向上は
認められるものの、耐衝撃性はあまり向上されない。
また特開昭61−114203号公報に開示されているプライマ
ー組成物は、反応性のアクリルポリオールと多官能有機
イソシアネート化合物が共存するため、そのポットライ
フはあまり長くなく、さらに得られるプライマー層に気
泡が入りやすい問題を有している。
以上詳述したように従来のプライマーコートによる表面
改質方法では、密着性、耐薬品性、耐摩耗性において効
果が認められるものの、耐衝撃性は依然として解決せ
ず、このためシリコン系硬化膜またはシリコン系硬化膜
と無機反射防止膜を有するプラスチックレンズはプライ
マー層を設けた場合にも米国FDA規格によるメガネレン
ズの耐衝撃性テストに合格させるためにマイナスレンズ
の場合、レンズの中心厚を2.0mm以上にする必要があ
り、このことはレンズのコバ厚を増大させ、レンズが重
くなるなどの原因となり、外観が損なわれ、実用上も好
ましくない。
従って本発明の目的は、プラスチックレンズ基材にプラ
イマー層を設けた後に、シリコン系硬化層、さらに必要
に応じて無機反射防止膜を設けた従来のプラスチックレ
ンズの欠点を解消し、耐摩耗性、耐熱水性、耐薬品性、
レンズ基材と硬化層との密着性などの特性を維持しつつ
同時に優れた耐衝撃性を付与せしめたプラスチックレン
ズを提供することにある。
<問題点を解決するための手段> 本発明者らは、前記の目的を達成するために検討を重ね
た結果、ジエチレングリコールビスアリルカーボネー
ト、ジアリルフタレートおよびベンジルメタクリレート
の三元共重合体を主成分とするプラスチックレンズ上
に、ポリウレタン樹脂溶液を塗布、加熱処理して形成さ
れる膜厚が0.01〜30μmであるプライマー層と、シリコ
ン系樹脂よりなる硬化層と、無機物質の蒸着による単層
又は多層の反射防止膜と、を順次設けてなることを特徴
とするプラスチックレンズが耐摩耗性、耐熱水性、耐薬
品性、レンズ基材と硬化層との密着性などの特性に優れ
ているばかりでなく耐衝撃性にも優れていることを見い
出した。
上述したジエチレングリコールビスアリルカーボネー
ト、ジアリルフタレートおよびベンジルメタクリレート
の三元共重合体を主成分とするプラスチックレンズは、
例えば、特開昭57−44686号公報に開示されたものを実
施することによって得られる。また前述した3つのモノ
マー以外にも、必要に応じて光安定剤、酸化防止剤等公
知の添加物及び共重合可能なモノマーを添加することが
可能である。
本発明では、プライマー層を形成するために、ポリウレ
タン樹脂そのものの溶液をプラスチックレンズに塗布す
る。
本発明のプライマー組成物として用いるポリウレタン樹
脂は熱可塑性樹脂でありジオールとジイソシアネートの
分子構造、分子量で物性は決定される。ここでジオール
としては、以下の例が挙げられる。エチレングリコー
ル、1,2−プロピレングリコール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネ
オペンチルグリコール、ジプロピレングリコール、ジエ
チレングリコール、などのアルキレングリコール類;ポ
リプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポ
リテトラメチレングリコールなどのポリアルキレングリ
コール類;ポリ(エチレンアジペート)、ポリ(ジエチ
レンアジペート)、ポリ(テトラメチレンアジペー
ト)、ポリ(ヘキサメチレンアジペート)、ポリ(ネオ
ペンチレンアジペート)などのポリ(アルキレンアジペ
ート;ポリ−ε−カプロラクトン類;ポリ(1,4−ブタ
ジエン)、ポリ(1,2−ブタジエン)などのポリブタジ
エン類;ポリ(ヘキサメチレンカーボネート)などのポ
リ(アルキレンカーボネート)類;シリコーンポリオー
ル等がある。
ジイソシアネートの例としては、トリレンジイソシアネ
ート、4,4′−ジフエニルメタンジイソシアネート、1,5
−ナフタレンジイソシアネート、3,3′−ジメチル−4,
4′−ジフエニレンジイソシアネートなどの芳香族系;1,
6−ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソ
シアネート、キシリレンジイソシアネート、1,3−ビス
(イソシアナトメチル)シクロヘキサン、トリメチルヘ
キサメチレンジイソシアネート、など脂肪族系のものが
あり、その他公知のジイソシアネートの使用が可能であ
る。
ポリウレタンの製造は公知の方法で可能であり、触媒と
して各種アミンやジブチルスズジラウレートなどの金属
系化合物等が用いられる。
本発明で用いるポリウレタンは伸びが100%以上のもの
が好ましく、100%未満では耐衝撃性はあまり向上され
ない。
プライマー層の膜厚は0.01〜30μmで耐衝撃性向上が著
しく、特に好ましくは0.05〜20μmであり、0.01μm未
満では耐衝撃性は不充分であり、30μm以上ではレンズ
に塗布した時の面精度が低下する。
本発明に用いられるプライマー組成物は、塗布に適した
濃度に希釈されたポリウレタン樹脂溶液として使用する
が、希釈に用いられる溶媒は炭化水素、ハロゲン化物、
アルコール類、ケトン類、エステル類、エーテル類があ
り、その他公知の溶剤の使用が可能である。特に好まし
くは、トルエン、酢酸エチル、メチルエチルケトン、テ
トラヒドロフランであるが、これらは単独で用いてもよ
いし、2種以上の混合溶剤として用いても良い。また、
塗布性の改善を目的とした各種レベリング剤あるいは耐
候性の向上を目的とした紫外線吸収剤や酸化防止剤さら
に染料や顔料、その他膜の性能や機能を高める公知の添
加物を併用することができる。
プライマー用組成物の塗布方法はスピナー法、ディッピ
ング法、スプレー法、その他公知の方法の中から適宜選
択すればよい。プライマー層を形成するのには、本発明
で使用されるプライマー組成物を、プラスチックレンズ
基材表面に塗布したのち、30℃〜200℃、好ましくは60
℃〜150℃の範囲の任意の温度で乾燥すればよい。用い
る溶剤により異なるが、1〜60分の加熱で所望のプライ
マー層が形成される。
以上の如く、プライマー層を形成するに際しては、本発
明のプライマー組成物は溶剤を蒸発させるのみで、重合
や架橋反応を伴わないので、被膜形成を短時間に行うこ
とが可能である。また、ポットライフは非常に長い。
またプライマー層を形成する際に用いるプライマー組成
物はイソシアネート化合物を含まないので使用する溶剤
の制限、水との副反応、作業環境の悪化の心配がなく好
ましい。
本発明では、前記の硬化したプライマー層上に、好まし
くは 一般式 (ここでR1、R2は各々アルキル基、アルケニル基、アリ
ル基、またはハロゲン基、エポキシ基、アミノ基、メル
カプト基、メタクリルオキシ基あるいはシアノ基を有す
る炭化水素基、R3は炭素が1〜8のアルキル基、アルコ
キシアルキル基、アシル基、フエニル基であり、lおよ
びmは0または1である)で表される有機ケイ素化合物
および/またはその加水分解物、及びコロイダルシリカ
(粒径1〜100mμ)からなるコーティング組成物を被覆
硬化せしめて硬化層を設ける。
これら有機ケイ素化合物の具体的な代表例としては、メ
チルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、
メチルトリエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラ
ン、フエニルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシ
シラン、フエニルメチルジメトキシシラン、ビニルトリ
エトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキ
シ)シラン、ビニルトリアセトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロ
ピルトリメトキシシラン、グリシドキシメチルトリメト
キシシラン、グリシドキシメチルトリエトキシシラン、
グリシドキシメチルトリプロポキシシラン、グリシドキ
シメチルトリブトキシシランまたはその加水分解物がそ
の例であり、その他公知の化合物の使用が可能である。
これらの有機ケイ素化合物は単独または2種以上併用し
て用いることが可能である。
加水分解はアルコール等の有機溶剤中、酸の存在下で加
水分解して使用するのが好ましい。
コロイダルシリカは、粒径1〜100mμのシリカ微粒子、
さらに好ましくは、粒径5〜40mμのシリカ微粒子を、
メタノール、n−ブタノール等のアルコール、水等の溶
剤に分散させたものである(特開昭60−214302号公報参
照)。このケイ素系組成物の硬化にあたっては、組成物
のみを加熱および/または乾燥、紫外線の照射あるいは
電子線照射などによって達しうるが、硬化促進、低温硬
化などを目的とした、各種の硬化剤を併用してもよい。
硬化剤の具体的な代表例としては、各種の有機酸および
それらの酸無水物、窒素含有有機化合物、各種金属錯化
合物あるいは金属アルコキシド、炭酸塩などの各種塩が
その例である。特に好ましくは金属錯塩であり、これら
は単独で用いてもよいし、2種以上併用するのも可能で
ある。
これをコーティングする方法はプライマー組成物のコー
ティング方式と同様にスプレー法、ディッピング法、ス
ピンナー法などの公知の方法から適宜選択すれば良い。
この硬化反応は加熱により進行し、硬化膜を形成する
が、80℃〜150℃熱風中30分〜240分硬化すると良い。
前述のプライマーを施した上に有機ケイ素系組成物を被
覆硬化させ、さらに単層または多層の反射防止膜を施
す。反射防止膜形成に用いる物質としては、無機物であ
って、金属、金属あるいは半金属の酸化物、フッ化物、
ケイ化物、ホウ化物、炭化物、窒化物、硫化物等が挙げ
られる。具体的には、SiO2、SiO、ZrO2、Al2O3、TiO2
Sb2O3、Sb2O5、Ta2O5などの金属酸化物、MgF2などのフ
ッ化物等が例である。
前記物質から構成される単層または多層の反射防止膜を
形成させる方法としては、真空蒸着法、スパッタリング
法、イオンプレーティング法、イオンビームアシスト法
などが挙げられる。
このようにして得られる本発明のプラスチックレンズ上
の複合膜は、反射防止性の他に耐久性のある高硬度表面
を有し、プライマー層による耐衝撃性の向上がなされた
ことから眼境用レンズその他の光学用物品として用いら
れる。
また、本発明の製造法においては、プライマー層形成の
際に、ポリウレタン樹脂溶液を用いるために、重合、架
橋反応が不要であり、短時間に被膜形成を行うことがで
き、またポットライフは非常に長く、本発明の製造法は
工業的に極めて優れたものである。
<実施例> 本発明の趣旨をより明確にするため以下に実施例を掲げ
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。なお例中の部数及び%は重量による。
〔実施例1〕 (1) プラスチックレンズの製造 ベンジルメタクリレート15部、ジエチレングリコールビ
スアリルカーボネート65部、ジアリルイソフタレート20
部、パーロイルIPP(日本油脂製)3部を混合撹拌し
た。次にこの混合液の不溶物をフィルターで除去し、ろ
液をエチレン/エチルアクリレート共重合樹脂の成型ガ
スケットと二枚のガラスモールドで作られる鋳型中に注
入した。次に30℃で5時間、30℃から60℃まで直線的に
12時間、60℃から80℃まで直接的に3時間、80℃で2時
間加熱を行った後ガスケットとガラスモールドを分離し
た。更に得られたレンズを130℃で2時間アニーリング
を行いレンズ内部の歪を取り除いた。このようにして得
られたレンズは内部歪みのない光学用のプラスチックレ
ンズとして良好なものであった、これを以下に用いるプ
ラスチックレンズの基材レンズとする。
(2) プライマー用組成物の調製および塗布硬化市販
のポリウレタンLQ3505′〔三洋化成(株)製固形分濃度
30%(ポリアルキレンジアジペート使用)〕をトルエン
/IPA(イソプロピルアルコール)(混合比2/1)混合溶
剤で固形分10%になるように希釈する。次に、この溶液
50%に撹拌下ゆっくり、シリコン系界面活性剤(日本ユ
ニカー(株)製L−7002′)0.03部を加えてプライマー
組成物とした。
このプライマー組成物を、(1)で得られた基材レンズ
に浸漬法(引き上げ速度10cm/min)にて塗布した。塗布
した基材レンズは120℃30分間加熱硬化させた。
(3) コーティング用組成物の調製および塗布硬化 γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン150g
を10℃に冷却、撹拌しながら0.05規定塩酸18gを30分間
をかけて滴下した。つづいてメタノール分散コロイド状
シリカ(平均粒子径12±1mμ、固形分30%)350gを撹拌
しつつ液に滴下し、滴下終了後、10℃にてさらに一晩撹
拌した。この液にメチルセロソルブ52g、イソプロピル
アルコール208g、n−ブタノール104g、シリコン系界面
活性剤(日本ユニカー(株)製、‘L−7002')2gを添
加混合し、さらにアルミニウムアセチルアセトネート1
8.5gを添加し、充分撹拌した後、コーティング用組成物
とした。
前記(2)で得たプライマー組成物を塗布および硬化さ
せた基材上に前記コーティング用組成物を使ってプライ
マー組成物と同様にして塗布した。塗布後、120℃3時
間加熱硬化させて複合膜を得た。
(4) 反射防止膜の作成 前記(3)によって得られたコーティング基材の上に無
機物質であるZrO2/SiO2の混合物を光学的膜厚nd=λ/
4、ZrO2をnd=λ/2、SiO2をnd=λ/4にて順次真空蒸着
法で多層被覆させた。
このようにして得られたレンズは、表面反射が低く、耐
擦傷性、耐衝撃性に優れたものであった。
(5) 試験および評価結果 得られた複合膜を有する基材の性能の評価は、次に述べ
る方法で行った。
(A) スチールウール硬度 #0000のスチールウールで塗膜をこすり、傷つき具合を
評価する。判定基準は、 a:強く摩擦しても傷がつかない。
b:強く摩擦すると少し傷がつく。
c:弱く摩擦しても傷がつく。
d:爪で簡単に傷がつく。
(B) 密着性:硬化層とレンズ基材或いは、反射防止
膜と硬化層の密着性は、JISD−0202に順じてクロスカッ
トテープ試験法によって行った。即ち、鋼ナイフを用
い、基材の塗布面に1mmのマス目を100個形成させる。
次に、その上にセロハン粘着テープ(商品名‘セロテー
プ’ニチバン(株)製)を強くおしつけた後に、90度方
向に急速にはがし、塗膜剥離の有無を調べた。
(C) 耐衝撃性:FDA規格に基づき、鋼球落下試験を行
った。即ち、約16.4gの鋼球を127cmの高さから、レンズ
中心部へ向かって自然落下させ、割れないものを合格と
した。
尚、本試験に用いたレンズの中心厚はすべて1.6mmのも
のとした。
(D) 外 観 肉眼観察で透明度、レンズの面精度が良好でかつ塗膜に
欠陥のないものを合格とした。
〔実施例2〕 実施例1においてプライマー用組成物の調製にあたり、
固形分濃度5%として調製した。この溶液をプライマー
として用いること以外はすべて実施例1と同様に行っ
た。
〔実施例3〕 実施例1においてプライマー用組成物の調製するにあた
り、市販のポリウレタンとしてLQ3505のかわりにSP−25
(三洋化成(株)製、固形分濃度30%)(ポリ−ε−カ
プロラクトン系使用)を用い、メチルエチルケトンを加
えてプライマー濃度を5%に調製した。
この溶液をプライマーとして用いること以外はすべて実
施例1と同様に行った。
〔実施例4〕 実施例1においてプライマー用組成物の調製するにあた
り、市販のポリウレタンとしてP26S(日本エラストラン
(株)製)〔ポリ(アルキレンアジペート)使用〕を用
いテトラヒドロフランを加えて3%にプライマー濃度を
調製した。
この溶液をプライマーとして用いること以外はすべて実
施例1と同様に行った。
〔実施例5〕 実施例1においてプライマー用組成物の調製するにあた
り、市販のポリウレタンとしてF980(日本エラストラン
(株)製)〔ポリ(アルキレンカーボネート)系使用〕
を用いジメチルホルムアミド/テトラヒドロフラン′混
合比30/70)混合溶媒で希釈して固形分濃度を5%に調
製した。
この溶液をプライマーとして用いること以外はすべて実
施例1と同様に行った。
〔実施例6〕 実施例1においてプライマー用組成物の調製するにあた
り、市販のポリウレタンとしてE580(日本エラストラン
(株)製)(ポリ−ε−カプロラクトン系使用)を用い
テトラヒドロフランを加えてプライマー濃度を5%に調
製した。
この溶液をプライマーとして用いること以外はすべて実
施例1と同様に行った。
〔実施例7〕 実施例1においてプライマー用組成物の調製をするにあ
たり、市販のポリウレタンのかわりにポリオールとして
テラタン3000(デュポン(株)製ポリエーテルグリコー
ル系)108部、ジエチレングリコール38部、イソシアネ
ートとしてヘキサメチレンジイソシアネートをNCO/OH比
1.0で添加しトルエン溶剤中(固形分30%)90℃で一晩
撹拌し反応を完結させた。さらに、合成したこのポリウ
レタンを固形分濃度10%になるように、テトラヒドロフ
ランを加えた。
この溶液をプライマー組成物として用いること以外はす
べて実施例1と同様に行った。
〔実施例8〕 実施例1においてプライマーの固形分濃度を1%とし、
塗布するのにあたり、浸漬法でなくスピナー法を用い
た。まずレンズ凸面にプライマー用組成物0.5μを滴
下し、(回転数)3000rpmにて30秒間回転させた。塗布
した基材レンズは120℃30分間加熱処理して乾燥させ
た。乾燥したこのプライマー層に同様にプライマー用組
成物を塗布し、乾燥を施すこの一連の操作を繰り返し行
い、5回の重塗りをした。以下は実施例1と全く同様に
行った。
〔実施例9〕 実施例3においてプライマーを塗布するのにあたり、1
回のみでなく、乾燥後同様に浸漬法で塗布し、また乾燥
するこの一連の操作を繰り返して行い、5回の重ね塗り
をした。以下は実施例3と全く同様に行った。
〔比較例1〕 実施例1においてプライマー用組成物の調製するにあた
り、市販のポリウレタンのかわりにスチレン/ブチルア
クリレート/ヒドロキシエチルメタクリレート/アクリ
ル酸(100/100/2/5混合比)の4元共重合体とヘキサメ
チレンジイソシアネートをNCO/OH比2/1で添加し、メチ
ルイソブチルケトン/酢酸エチル(50/50混合比)で希
釈して固形分を10%になるように希釈した。
この溶液をプライマーとして用いて、プラスチックレン
ズ上で重合及び/又は架橋反応せしめて硬化せしめるこ
と以外はすべて実施例1と同様に行った。
〔比較例2〕 実施例1において、(2)で述べたプライマー膜を施さ
ないこと以外は、実施例1と同様にして、レンズを得
た。
〔比較例3〕 実施例8においてプライマー用組成物の調製するのにあ
たり、固形分濃度0.1%として調製し、スピナー法で1
回のみ塗布し、乾燥させてプライマー膜厚を0.004μm
とした。
以下は実施例1と全く同様に行った。
〔比較例4〕 実施例1においてプライマーを塗布するのにあたり、1
回だけでなく、乾燥後さらに浸漬法で同様に塗布し、ま
た乾燥するこの一連の操作を繰り返して行い、5回の重
ね塗りをし、プライマー膜厚を42.0μmとした。以下は
実施例1と全く同様に行った。
実施例1〜9及び比較例1〜4の結果は下表に示した。
〔効 果〕 本発明の効果は次のように示される。
(1) 本発明のプラスチックレンズは高い反射防止効
果がある。
(2) 本発明より耐衝撃性の良好なプラスチックレン
ズが得られ、米国FDA規格をレンズの中心厚2.0mm未満で
合格できる。
(3) 本発明より密着性、耐熱性、耐熱水性、耐候
性、耐擦傷性の優れたプラスチックレンズが得られる。
(4) 本発明の製造法は、短時間に被膜形成を行うこ
とができる等の種々の利点を有し、工業的に優れたもの
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジエチレングリコールビスアリルカーボネ
    ート、ジアリルフタレートおよびベンジルメタクリレー
    トの三元共重合体を主成分とするプラスチックレンズ上
    に、アルキレングリコール類、ポリアルキレングリコー
    ル類、ポリ(アルキレンアジペート)類、ポリ−ε−カ
    プロラクトン類、ポリブタジエン類、ポリ(アルキレン
    カーボネート)類およびシリコーンポリオールからなる
    群より選ばれた少なくとも1種のジオールと、ジイソシ
    アネートから得られるポリウレタン樹脂溶液を塗布、加
    熱処理して形成される膜厚が0.01〜30μmであるプライ
    マー層と、シリコン系樹脂よりなる硬化層と、無機物質
    の蒸着による単層又は多層の反射防止膜と、を順次設け
    てなることを特徴とするプラスチックレンズ。
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