JPH02261827A - 高屈折率ハードコート膜 - Google Patents

高屈折率ハードコート膜

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JPH02261827A
JPH02261827A JP1082128A JP8212889A JPH02261827A JP H02261827 A JPH02261827 A JP H02261827A JP 1082128 A JP1082128 A JP 1082128A JP 8212889 A JP8212889 A JP 8212889A JP H02261827 A JPH02261827 A JP H02261827A
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JP
Japan
Prior art keywords
group
refractive index
coating
high refractive
film
Prior art date
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Application number
JP1082128A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Seki
哲也 関
Takashi Taniguchi
孝 谷口
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPH02261827A publication Critical patent/JPH02261827A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は耐すり偏性、耐摩耗性、耐衝撃性、耐薬品性、
耐熱水性、可撓性、耐熱性、染色性、耐候性に優れた高
屈折率ハードコート膜に関する。
また、反射防止膜形成の際に適用される高屈折率層とし
て有用なハードコート膜に関する。
[従来の技術] 高屈折率ハードコート膜を得る方法として、特開昭52
−112698号公報にエポキシ樹脂とシランカップリ
ング剤からなる組成物が開示されている。
また、特開昭58−46301号公報、特開昭59−4
9501号公報、特開昭63−225635号公報には
チタンアルコラードとコロイダルシリカ、あるいはコロ
イド状酸化チタンとシランカップリング剤などからなる
組成物についての技術が開示されている。
一方、特開昭63−223701号公報には酸化セリウ
ム微粒子、特定の有機ケイ素化合物およびシリカ微粒子
からなる高屈折率コーテイング膜について開示さている
[発明が解決しようとする課題] しかし、前述の従来技術である特開昭52−11269
8号公報の方法では、充分な高屈折率が得られないとい
った問題があった。
また、特開昭58−46301号公報などの方法におい
ても、充分な屈折率は得られるが、塗膜が黄変する、塗
膜の白濁によるヘーズが生じる、耐候性が劣る、耐候性
テスト後の塗膜密着性が不良となる致命的欠陥を有する
ものである。
また、特開昭63−223701号公報による技術も、
十分な高屈折率を得るに十分な酸化セリウムを使用する
と塗膜が黄変し、一方、塗膜黄変を改良できる程度の添
加量であると高い屈折率が得られないという二律背反の
問題を有している。
そこで本発明は、これらの問題点を解決するために鋭意
検討したものであり、充分な高屈折率を有し、かつ、ヘ
ーズ、黄変などの問題がなく、かつ耐候性に優れた高屈
折率ハードコート膜を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために下記の構成を有する
すなわち、本発明は主成分としてAおよびBを含む組成
物の硬化物からなることを特徴とする高屈折率ハードコ
ート膜に関するものである。
[下記A成分およびB成分を主成分として含有する組成
物の硬化物からなることを特徴とする高屈折率ハードコ
ート膜。
A、臭素を置換基として有するビスフェノール型エポキ
シ樹脂 B、  RR’  S iX3,8(I )または で表される有機ケイ素化合物およびその加水分解物から
選ばれる一種以上。
(ここでRおよびR1は炭素数1〜10の有機基である
。Xは加水分解性基であり、aは0または1である。Y
は炭素数2〜40の有機基である。)以下、高屈折率ハ
ードコート膜について詳しく述べる。
A成分である臭素を置換基として含有するビスフェノー
ル型エポキシ樹脂とは、下記一般式(m)のものを挙げ
ることができる。
表される有機ケイ素化合物およびその加水分解物、およ
び下記一般式(II)で表される有機ケイ素化合物およ
びその加水分解物からなる群から選ばれる少なくとも1
種の有機ケイ素化合物および/またはその加水分解物が
用いられる。
RR’  S i X3−8(I) (ここでnは1〜10の整数、MはHまたはメチル基で
ある。) 一般式(III)で示される化合物としては、一種ばか
りでなく、二種以上を混合して使用することも何ら問題
はなく、エポキシ樹脂の生産上の管理しやすさという点
からは混合物の方がむしろ好ましい。その場合には、n
は平均値として表されるが、その平均値としてはO〜5
が好ましい。さらには多くのB成分との相溶性が良好と
いう意味からはO〜3がとくに好ましい。
本発明のB成分としては、下記一般式(I)でRI  
    R1(II) a (ここでRおよびR1は炭素数1〜10の有機基である
。Xは加水分解性基であり、aは0または1である。Y
は炭素数2〜40の有機基である。)まず、一般式(I
)で表される有機ケイ素化合物およびその加水分解物に
ついて述べる。
一般式(I)で表される式中、RおよびR1は、炭素数
1〜10の有機基であるが、その具体例としてはメチル
基、エチル基、フェニル基、ビニル基などの炭化水素基
、クロロプロピル基、3.3.3トリフロロプロピル基
などのハロゲン化炭化水素基、γ−グリシドキシプロピ
ル基、β−(3,4−二ボキシシクロヘキシル)エチル
基などのエポキシ基含有有機基、γ−タクリロキシプロ
ピル基、γ−アクリロキシプロピル基などの(メタ)ア
クリル基含有有機基、その他メルカプト基、シアノ基、
アミノ基などの各種置換基を有する有機基などが挙げら
れる。RとR1とは、同種であっても、異種であっても
よい。
また、Xは加水分解可能な官能基、いいかえるならば加
水分解反応によってシラノール基を生成するものであれ
ば、とくに限定されないが、その具体例としては、メト
キシ基、エトキシ基、メトキシエトキシ基などのアルコ
キシ基、アセトキシ基などのアシルオキシ基、クロロ基
、ブロモ基などのハロゲン基、フェノキシ基などのアリ
ーロキシ基などが挙げられる。
さらにaはOまたは1であるが、aが1の場合にはRま
たはR1の少なくとも1つが、エポキシ基含有有機基や
(メタ)アクリロキシ基含有有機基などの反応性有機基
であることが、表面硬度向上の観点から好ましい。
これらの有機ケイ素化合物の具体的な代表例としては、
メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン
、メチルトリメトキシエトキシシラン、メチルトリアセ
トキシシラン、メチルトリプロポキシシラン、メチルト
リブトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチル
トリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニ
ルトリエトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、
ビニルトリメトキシエトキシシラン、フェニルトリメト
キシシラン、フェニルトリエトキシシラン、フェニルト
リアセトキシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシ
シラン、γ−クロロプロピルトリエトキシシラン、γ−
クロロプロピルトリアセトキシシラン、3,3.3−ト
リフロロプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、
γ−メルカプトプロピルトリメトキシエトキシシラン、
γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、N−β−
(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、β−シアノエチルトリエトキシシラン、メチルト
リフエノキシシラン、クロロメチルトリメトキシシラン
、クロロメチルトリエトキシシラン、グリシドキシメチ
ルトリメトキシシラン、グリシドキシメチルトリエトキ
シシラン、α−グリシドキシエチルトリメトキシシラン
、α−グリシドキシエチルトリエトキシシラン、β−グ
リシドキシエチルトリメトキシシラン、β−グリシドキ
シエチルトリエトキシシラン、αグリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、α−グリシドキシプロピルトリエ
トキシシラン、βグリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン、βグリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキ
シプロピルトリプロポキシシラン、γ−グリシドキシプ
ロピルトリブトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピ
ルトリフエノキシシラン、α−グリシドキシブチルトリ
メトキシシラン、α−グリシドキシブチルトリエトキシ
シラン、β−グリシドキシブチルトリメトキシシラン、
β−グリシドキシブチルトリエトキシシラン、γ−グリ
シドキシブチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシ
ブチルトリエトキシシラン、δグリシドキシブチルトリ
メトキシシラン、δ−グリシドキシブチルトリエトキシ
シラン、(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルト
リメトキシシラン、(3,4−エポキシシクロヘキシル
)メチルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシ
シクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、β−(3
,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシ
ラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル
トリプロポキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロ
ヘキシル)エチルトリブトキシシラン、β(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシエトキシシ
ラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル
トリフエノキシシラン、γ−(3,4−エポキシシクロ
ヘキシル)プロピルトリメトキシシラン、γ−(3,4
−エポキシシクロヘキシル)プロピルトリエトキシシラ
ン、δ−(3,4−エポキシシクロヘキシル)ブチルト
リメトキシシラン、δ−(3,4−エポキシシクロヘキ
シル)ブチルトリエトキシシランなどのトリアルコキシ
シラン、トリアジルオキシシランまたはトリフエノキシ
シラン類またはその加水分解物およびジメチルジメトキ
シシラン、フェニルメチルジメトキシシラン、ジメチル
ジェトキシシラン、フェニルメチルジェトキシシラン、
γ−クロロプロピルメチルジメトキシシラン、γ−クロ
ロプロピルメチルジェトキシシラン、ジメチルジアセト
キシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメト
キシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジェト
キシシラン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシ
シラン、γ−メルカプトプロピルメチルジェトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−
アミノプロピルメチルジェトキシシラン、メチルビニル
ジメトキシシラン、メチルビニルジェトキシシラン、グ
リシドキシメチルメチルジメトキシシラン、グリシドキ
シメチルメチルジェトキシシラン、α−グリシドキシエ
チルメチルジメトキシシラン、α−グリシドキシエチル
メチルジェトキシシラン、β−グリシドキシエチルメチ
ルジメトキシシラン、β−グリシドキシエチルメチルジ
ェトキシシラン、α−グリシドキシプロピルメチルジメ
トキシシラン、α−グリシドキシプロピルメチルジェト
キシシラン、β−グリシドキシプロピルメチルジメトキ
シシラン、β−グリシドキシプロピルメチルジェトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロビルメチルジェトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルメチルジプロボキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルメチルジブトキシシラン
、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシエトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジフェノキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジアセトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルエチルジメトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロピルエチルジェトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルビニルジメトキシシラン
、γ−グリシドキシプロピルビニルジェトキシシラン、
γ−グリシドキシプロピルフエニルジメトキシシラン、
γ−グリシドキシプロピルフエニルジエトキシシランな
どジアルコキシシラン、ジフェノキシシランまたはジア
シルオキシシラン類またはその加水分解物がその例であ
る。
つぎにB成分として使用可能なもうひとつの一般式(n
)で表される有機ケイ素化合物および/またはその加水
分解物について説明する。
一般式(n)において R+としては、前記−般式(I
)と同様の例を挙げることができる。また、Yは炭素数
が2〜40である有機基である。
すなわち、Yは、2つのSi原子と5i−C結合にて分
子内に含まれる官能基であり、該官能基中には酸素原子
、窒素原子など、炭素、水素以外の異原子が含まれてい
ても何ら問題はない。さらには、炭素数2〜40の範囲
内において、有機基としては、鎖状であっても、環状で
あってもよく、また、酸素原子などがエポキシ環などと
して存在していても何ら問題はない。中でも酸素原子が
エポキシ環として存在している場合は、硬化時に官能基
として寄与する点から、好ましい。
それらの具体例としては、 −CHCH2CH2− CH3CH3 H3 (ただし、bは1〜4の整数である。)÷C112CH
2CHI −0−C−0−C[h CH)−0−C→2
C+C旧す一■ などが挙げられる。
以上の一般式(I)または(n)で表される有機ケイ素
化合物として、とくに染色性付与の目的にはエポキシ基
、グリシドキシ基を含む有機ケイ素化合物の使用が好適
である。また硬化速度、加水分解の容易さなどの点から
Xとしては、炭素数1〜4のアルキル基またはアルコキ
シアルキル基が好ましく使用される。
これらの有機ケイ素化合物および/またはその加水分解
物の中で、キュア温度を下げ、硬化をより進行させるた
めには加水分解物が好ましい。
加水分解は純水または塩酸、酢酸、あるいは硫酸などの
酸性水溶液を添加、撹拌することによって製造される。
さらに純水、あるいは酸性水溶液の添加量を調節するこ
とによって加水分解の度合をコントロールすることも容
易に可能である。加水分解に際しては、一般式(I)ま
たは(II)のX基と等モル以上、3倍モル以下の純水
または酸性水溶液の添加が硬化促進の点で特に好ましい
加水分解に際しては、アルコール等が生成してくるので
、無溶媒で加水分解することが可能であるが、加水分解
をさらに均一に行う目的で有機ケイ素化合物と溶媒を混
合した後、加水分解を行うことも可能である。また目的
に応じて加水分解後のアルコール等を加熱および/また
は減圧下に適当量除去して使用することも可能であるし
、その後に適当な溶媒を添加することも可能である。
これらの溶媒としてはアルコール、エステル、エーテル
、ケトン、ハロゲン化炭化水素あるいはトルエン、キシ
レンなどの芳香族炭化水素、N、  Nジメチルホルム
アミドなどの溶媒が挙げられる。
またこれらの溶媒は必要に応じて2種以上の混合溶媒と
して使用することも可能である。また、目的に応じて加
水分解反応を促進し、さらに予備縮合等の反応を進める
ために室温以上に加熱することも可能であるし、予備縮
合を抑えるために加水分解温度を室温以下に下げて行う
ことも可能であることは言うまでもない。
本発明におけるAおよびB成分の添加比はその目的とす
る屈折率および適用される基材によって適宜、最適化さ
れるべきものであるが、とくに基材の屈折率か1.55
以上、あるいはそれ以上の屈折率を有する場合には、B
成分100重量部に対してA成分が25〜300重量部
であることが好ましい。とくに高い表面硬度と高屈折率
の両機能を同時に満足させる場合には50〜150重量
部の範囲が好ましい。
また、一般に、複数の屈折率の違う被膜を積層すること
により反射防止効果を奏することが知られているが、そ
の中で、ある屈折率を有する膜上に、その膜よりも低い
屈折率を有する被膜を形成する場合においては、その差
が大きいほど反射防止効果が高いことが知られている。
そのため本発明の膜上に、さらに低い屈折率を有する被
膜を形成した場合、本発明の膜は高い屈折率を有するた
め、優れた反射防止効果をも奏することができる。
本発明の被膜中にはAおよびB成分以外の他の成分を添
加することによって性能の改良、改質が可能である。
例えば染色性向上にはA成分以外の各種エポキシ樹脂、
ウレタン樹脂、アクリル樹脂の使用が好ましい。中でも
ビスフェノールA型エポキシ樹脂は被膜の屈折率を大き
く低下させずに染色性を大きく向上させることが可能な
点からとくに好ましい。
さらには本発明の被膜形成時に使用されるコーティング
組成物には、塗布時におけるフローを向上させ、塗膜の
平滑性を向上させて塗膜表面の摩擦係数を低下させる目
的で各種の界面活性剤を使用することも可能であり、特
にジメチルシロキサンとアルキレンオキシドとのブロッ
クまたはグラフト重合体、さらにはフッ素系界面活性剤
などが有効である。また染顔料や充填材を分散させたり
、有機ポリマーを溶解させて、塗膜を着色させたり、塗
布性、基材との密着性、物性向上などコーティング剤と
して実用性を改善させることも容易に可能である。
さらに耐候性を向上させる目的で紫外線吸収剤または耐
熱劣化向上法として酸化防止剤を添加することも容易に
可能である。
本発明の被膜は、前記コーティング組成物を硬化させる
ことによって得られるが硬化は乾燥または加熱処理する
ことによって行われる。なお、加熱温度はかなり広範囲
で使用でき、50〜250℃で充分に良好な結果が得ら
れる。
また硬化促進、低温硬化などを可能とする目的で各種の
硬化剤が併用可能である。硬化剤としては各種エポキシ
樹脂硬化剤、あるいは各種有機ケイ素樹脂硬化剤などが
使用される。これら硬化剤の具体的な例としては、各種
の有機酸およびそれらの酸無水物、窒素含有有機化合物
、各種金属錯化合物あるいは金属アルコキシドさらには
アルカリ金属の有機カルボン酸塩、炭酸塩など各種塩が
挙げられる。これらの硬化剤は2種以上混合して使用す
ることも可能である。
これら硬化剤の中でも本発明の目的には、塗料の安定性
、コーテイング後の塗膜の着色の有無などの点から、特
に下記に示すアルミニウムキレート化合物が有用である
。ここでいうアルミニウムキレート化合物とは、例えば
一般式 AIXIIY3□で示されるアルミニウムキレート化合
物である。
ただし式中、Xは0L(Lは低級アルキル基)、Yは一
般式M’ COCH2C0M2 (M’ 、M2はいず
れも低級アルキル基)で示される化合物に由来する配位
子、および一般式M 3COCH2CO0M4 (M3
、M4はいずれも低級アルキル基)で示される化合物に
由来する配位子から選ばれる少なくとも1つであり、n
は0.1または2である。
AIXoY3−Ilで示されるアルミニウムキレート化
合物としては、各種の化合物をあげ得るが、組成物への
溶解性、安定性、硬化触媒としての効果などの観点から
特に好ましいのは、アルミニウムアセチルアセトネート
、アルミニウムビスエチルアセトアセテートモノアセチ
ルアセトネート、アルミニウムージ−n−ブトキシド−
モノエチルアセトアセテート、アルミニウムージー1s
o−プロポキシド−モノメチルアセトアセテートなどで
ある。
これらは2種以上を混合して使用することも可能である
本発明における高屈折率ハードコート膜は、各種基材上
に被覆することによって用いられるものであるが、適用
可能な基材としては無機ガラス、各種プラスチックなど
が挙げられる。これら基材は無色であっても着色されて
いても何ら問題はなく、さらには透明であっても不透明
なものであってもよい。しかし、本発明被膜が高い表面
硬度を有する高屈折率な膜であることから、高い屈折率
、具体的には1.55以上を有するプラスチック基材へ
適用した場合に、反射干渉縞を発生させないなどの点か
らとくに効果的である。
本発明の適用が特に好ましいプラスチック基体としては
、たとえばアクリル樹脂、ポリカーボネート、ジエチレ
ングリコールビスアリルカーボネートポリマー (ハロ
ゲン化)ビスフェノールAのジ(メタ)アクリレートポ
リマーおよびその共重合体、(ハロゲン化)ビスフェノ
ールAのウレタン変性ジ(メタ)アクリレートポリマー
およびその共重合体などが挙げられる。
本発明の、前記臭素を置換基として含有するビスフェノ
ール型エポキシ樹脂、および、有機ケイ基化合物および
/またはその加水分解物からなるコーティング組成物を
各種基材に塗布するにあたっては、清浄化、接着性向上
、耐水性向上等を目的として基体に各種の前処理を施す
ことが可能である。特に本発明に有効な手段としては活
性化ガス処理、薬品処理などが挙げられる。
かかる活性化ガス処理とは、常圧もしくは減圧下におい
て生成するイオン、電子あるいは励起された気体である
。これらの活性化ガスを生成させる方法としては、例え
ばコロナ放電、減圧下での直流、低周波、高周波あるい
はマイクロ波による高電圧放電などによるものである。
特に減圧下での高周波放電によって得られる低温プラズ
マによる処理が再現性、生産性などの点から好ましく使
用される。
ここで使用されるガスは特に限定されるものではないが
具体例としては酸素、窒素、水素、炭酸ガス、二酸化硫
黄、ヘリウム、ネオン、アルゴン、フレオン、水蒸気、
アンモニア、−酸化炭素、塩素、−酸化窒素、二酸化窒
素などが挙げられる。
これらは一種のみならず、二種以上混合しても使用可能
である。前記の中で好ましいガスとしては、酸素を含ん
だものが挙げられ、空気などの自然界に存在するもので
あってもよい。さらに好ましくは、純粋な酸素ガスが密
着性向上に有効である。
さらには同様の目的で前記処理に際しては被処理基材の
温度を上げることも可能である。
一方、薬品処理の具体例としては苛性ソーダなどのアル
カリ処理、塩酸、硫酸、過マンガン酸カリウム、重クロ
ム酸カリウムなどの酸処理、芳香環を有する有機溶剤処
理などが挙げられる。
以上の前処理は連続的、または段階的に併用して実施す
ることも充分可能である。
本発明の前記コーティング組成物の各種基材への塗布手
段としては、刷毛塗り、浸漬塗り、ロール塗り、スプレ
ー塗装、スピンコード、フローコートなどの通常行われ
る塗装方法が容易に適用可能である。
本発明における被膜の膜厚はとくに限定されるものでは
ない。しかし接着強度の保持、硬度などの点から0.1
〜20μmの間で好ましく用いられる。さらに好ましく
は0.4〜8.0μmである。また、被膜の塗布にあた
って作業性、被膜厚さ調節などから各種溶剤により、希
釈して用いられるが、希釈溶剤としては例えば水、アル
コール、エステル、エーテル、ハロゲン化炭化水素、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどが目的
に応じて種々使用が可能であり、必要に応じて混合溶媒
を使用することも可能である。
本発明によって得られる高屈折率ハードコート膜は、高
い屈折率を有し、耐候性に優れ、さらに耐久性のある高
硬度表面を有し、かつ染色が可能であることから、眼鏡
レンズ、各種光学レンズ、CRTフィルター ショーウ
ィンドー、自動車などのライトカバーなどに好ましく適
用されるものである。
〔実施例〕
以下に実施例をあげて説明するが、本発明はこれらに限
定されるものではない。
実施例1 (1)コーティング組成物の調製 (a)  γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン加水分解物の調製 回転子を備えた反応器中にγ−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン23.6gを仕込み、液を10°Cに
保ち、マグネチックスターラーで撹拌しながら0.01
規定塩酸水溶液5.4gを徐々に滴下dQo滴下終了後
冷却をやめて、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シランの加水分解物を得た。
(b)加水分解濃縮物 前記シラン加水分解物をロータリーエバポレーターで、
外温95℃、2時間濃縮し、濃縮物18.4gを得た。
(C)エポキシ樹脂の溶解 臭素含有エポキシ樹脂(大日本インキ化学工業■製 エ
ピクロン152)を41.5g秤り採り、アセチルアセ
トン26.6gに溶解し、溶解物68.1gを得た。
(d)塗料の調製 前記(b)の濃縮物に(C)の溶解物を加え、フェネチ
ルアルコール20.0g、アセチルアセトン90.1g
、シリコーン系界面活性剤0.6gを添加混合し、さら
にアルミニウムアセチルアセトネート2.8gを添加し
、十分撹拌した後コーティング組成物とした。
■ プラスチックレンズ基材の調製 テトラブロムビスフェノールAのエチレンオキサイド2
モル付加体に1モルのアクリル酸をエステル化により縮
合させた水酸基含有化合物1モルに対し、ヘキサメチレ
ンジイソシアネートを0゜9モル付加させた多官能アク
リレートモノマーを含むモノマー70部とスチレン30
部をイソプロピルパーオキサイドを重合開始剤としてキ
ャスト重合した基材を低プラズマ処理を行い、表面処理
されたプラスチックレンズ基材を得た。得られた樹脂の
屈折率は1.609であった。
(3)塗布およびキュア 前項(1)で調製したコーティング組成物に(2)のプ
ラスチックレンズ基材を浸漬し、引き上げ速度10cm
/分の条件で塗布し、次いで93°Cで12分の予備硬
化を行ない、さらに110°Cで2時間加熱して本発明
の高屈折率ハードコート膜を有するレンズを得た。この
ようにして得られたレンズは干渉縞もなく透明感のすぐ
れたものであった。また高屈折率ハードコート膜の屈折
率は1.566であった。この膜を表面処理用プラズマ
装置(PR501Aヤマト科学■製)を用い、酸素流量
100m1/分、出力50Wで1分間処理を行った。
得られたハードコート膜を有するレンズについて、諸性
能を評価し、表1に示した。評価方法を以下に示す。
(a)外観 肉眼にてレンズの透明性がよく、干渉縞の発生や着色の
ないものを○とした。
(b)屈折率 全光線透過率を3Mカラーコンピューター(スガ試験機
(株)製)で測定し、測定結果を100から減じたもの
を反射率として計算によって求めた。
(c)密着性 塗膜面に1 mmの基材に達するゴバン目を塗膜の、ヒ
から鋼ナイフで100個入柱石、セロハン粘着テープ(
商品名“セロテープ”ニチバン(掬製)を強くはりつけ
90度方向に急速にはがし、塗膜剥離の無いものを○と
した。
(d)染色性 分散染料(赤、青、黄の3色混合)に93°C,15分
間浸漬し、SMカラーコンビj1.−ター(スガ試験機
■製)を用い20%以上の減光率を示した場合を○とし
た。
(e)耐候性 得られたハードコート膜を有するレンズを屋外に2力月
暴露し、塗膜の密着性を、(c)と同様にして評価した
。さらに、前記で得られたレンズについて、さらに、以
下のコーティング組成物からなる被膜を形成し、その反
射防止性能についても、測定した。
(4)反射防止加工用コーティング組成物の調製(a)
加水分解物の調製 回転子を備えた反応器中にγ−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン2.1g、333−トリフロロプロピ
ルトリメトキシシラン5゜Og、メチルトリメトキシシ
ラン1.8gを仕込み、液温を10°Cに保ち、マグネ
チックスターターで撹拌しなから0,01規定塩酸水溶
液2.4gを徐々に滴下、滴下終了後冷却をやめて加水
分解物を得た。
(b)塗料の調製 前記シラン加水分解物に、■〕−プロピルアルコール8
1.9g、蒸留水35.1g、エチルセロソルブ11.
3gを混合し、さらにメタノール分散コロイド状シリカ
(平均粒径12±1mμ、固形分30%)8.3g、あ
らかじめn−プロピルアルコールで5 w j%に調製
したシリコーン系界面活性剤1.6gおよびアルミニウ
ムアセチルアセトネート0゜5gを添加し、十分撹拌し
た後、コーティング組成物と、した。
(5)反射防止性物品の作製 前記(3)によって得られたプラスチックレンズ基材に
、前記(4)で調製したコーティング組成物を下記条件
でスピンコーティングした。コーテイング後は、82°
Cで12分の予備硬化を行い、さらに100°Cで4時
間加熱キュアして反射防止性物品を得た。
スピンコード条件 回転数:3500rpm 回転時間:30秒 得られた反射防止性物品の全光線透過率は96゜796
であった。全光線透過率の測定は、ヘイズコンピュータ
ー(スガ試験機■製)を用いた。
比較例1 (1)  コーティング組成物の調製 (a)  γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン加水分解物の調製 実施例1において、γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシランの仕込み量を39゜0gにし、0.01規定
塩酸水溶液の滴下量を8.9gに代えた以外は、実施例
1と同様にして、γ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシランの加水分解物を得た。
(b)加水分解濃縮物 前記(a)のシラン加水分解物を用いて、実施例1と同
様の方法で、濃縮物30.7gを得た。
(c)塗料の調製 前記(b)の濃縮物にn−プロピルアルコール67.7
g、シリコーン系界面活性剤0゜3gを添加混合し、さ
らにアルミニウムアセチルアセトネート1.4gを添加
し十分撹拌した後コーティング組成物とした。
■ 塗布およびキュア 前記1−(1)で調製したコーティング組成物に実施例
1−(2)のプラスチックレンズ基材を浸漬し、引き上
げ速度10cm/分の条件で塗布し、次いで93℃で1
2分の予備硬化を行い、さらに110°Cで2時間加熱
してハードコート膜を得た。
このようにして得られたレンズは干渉縞が見え外観のよ
くないものであった。またノーードコート膜の屈折率は
1.475であった。この膜を表面処理用プラズマ装置
(PR501Aヤマト科学(11製)を用い、酸素流量
100m1/分、出力50Wで1分間処理を行った。
得られたハードコート膜を有するレンズについて、実施
例1と同様にしてその諸性能を測定した。
その結果を表1に示した。
さらに、実施例1と同様に、さらに以下に示すとおり被
膜を形成し、その反射防止性能についても測定した。
(3)反射防止性物品の作製 前記■で得られたプラスチックレンズ基材に、実施例1
−(4)と同様の反射防止加工用コーティング組成物を
実施例1−(5)と同じ方法でコーティングし、反射防
止性物品を作製した。
得られた反射防止物品の全光線透過率は93゜3%であ
った。
比較例2 (a)  γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン加水分解物の調製 比較例1の(1)、  (a) と同様にして、γ−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン加水分解物を調
製した。
(b)加水分解濃縮物 比較例1の(1)、  (b)  と同様にして、濃縮
物30.7gを得た。
(C)塗料の調製 前記(b)の濃縮物15.4g、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂(商品名エピコート827、シェル化学(株
)製)15.4gにフェネチルアルコール12.3g、
n−プロピルアルコール55.4g、シリコン系界面活
性剤0.3gを添加混合し、さらにアルミニウムアセチ
ルアセチネート1.4gを添加し、十分攪拌した後、コ
ーティング組成物とした。
■ 塗布およびキュア (1)で調製したコーティング組成物に、実施例1の2
と同様のプラスチック基材を浸漬し、引き上げ速度10
cm/分の条件で塗布し、次いで93℃。
12分の予備硬化を行い、さらに、110℃、2時間加
熱してハードコート膜を得た。
このようにして得られたレンズは干渉縞が見え、外観の
よくないものであった。また、ハードコート膜の屈折率
は、1.520であった。そのレンズについて、実施例
1と同様にして、諸性能を測定した。その結果を表1に
示した。この膜を表面処理用プラズマ装置(PR501
Aヤマト科学(株)製を用い、酸素流量100m1/分
、出力50wで1分間処理を行った。
さらに、実施例1と同様に、さらに以下に示すとおり被
膜を形成し、その反射防止性能についても測定した。
(3)反射防止性物品の作製 前記■で得られたプラスチック基材に、実施例1−(4
)と同様の反射防止加工用コーティング組成物を実施例
1−(5)と同じ方法でコーティングし、反射防止性物
品を作製した。
得られた反射防止性物品の全光線透過率は94゜5%で
あった。
表1 [発明の効果] 本発明によって得られる高屈折率ハードコート膜は、高
い屈折率および優れた耐候性を有し、さらに、干渉縞の
発生や着色がなく、外観上良好である。染色性、密着性
にも優れ、また、反射防止膜などにも適用可能である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記A成分およびB成分を主成分として含有する
    組成物の硬化物からなることを特徴とする高屈折率ハー
    ドコート膜。 A、臭素を置換基として有するビスフェノール型エポキ
    シ樹脂 B、RR^1_aSiX_3_−_a( I ) または ▲数式、化学式、表等があります▼(II) で表される有機ケイ素化合物およびその加水分解物から
    選ばれる一種以上。 (ここでRおよびR^1は炭素数1〜10の有機基であ
    る。Xは加水分解性基であり、aは0または1である。 Yは炭素数2〜40の有機基である。)
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