JPH03256002A - 反射防止性を有する物品 - Google Patents

反射防止性を有する物品

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JPH03256002A
JPH03256002A JP2055738A JP5573890A JPH03256002A JP H03256002 A JPH03256002 A JP H03256002A JP 2055738 A JP2055738 A JP 2055738A JP 5573890 A JP5573890 A JP 5573890A JP H03256002 A JPH03256002 A JP H03256002A
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JP
Japan
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film
coating
refractive index
group
oxide
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JP2055738A
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English (en)
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Naoki Shimoyama
直樹 下山
Michiaki Nishii
西井 道昭
Takashi Taniguchi
孝 谷口
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、優れた反射防止特性を有する物品に関するも
のであり、優れた表面硬度、染色性、耐熱性、耐光性、
耐衝撃性などを有することから、光学レンズ、表示素子
用フィルターなどに好ましく適用される。
[従来技術] プラスチック基体を通して物を見る場合、反射光が強く
反射像が明瞭であることは煩わしく、例えば、眼鏡用レ
ンズでは、ゴースト、フレアなどと呼ばれる反射像を生
じて眼に不快感を与える。
また、ルッキンググラスなどでは、ガラス面上の反射し
た光のために内容物が判然としない問題が生じる。従来
より反射防止に関しては、すでに化学的あるいは物理的
手法などを用いて、多くの提案がなされ、また実用化さ
れている。特に、化学的手法によるところの液状組成物
をプラスチック基体に、塗布し反射防止性を得る技術と
しては、特開昭59−49501号公報、特開昭59−
49502号公報、特開昭59−50401号公報など
が挙げられる。これらの従来技術においては、透明基体
上に液状組成物を塗布、硬化せしめたシリカなどの微粒
子を含む3層からなる反射防止膜が開示されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、これらの従来技術においては、まだ硬度
が不充分であり、また、反射防止性能も不充分であると
いった問題点を有していた。
本発明は、表面硬度、反射防止特性に優れた反射防止性
を有する物品を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前述の目的を達成するために、下記の構成を
有する。
「プラスチック基体上に、下記A、  B、  Cがこ
の順に積層されてなることを特徴とする反射防止性を有
する物品。
A、ハードコート性を有する被膜。
B、酸化セリウムと酸化チタンとの複合酸化物微粒子を
5〜80重量%の割合で含む被膜。
C6有機ポリマーを主成分としてなり、B被膜より0.
02以上低い屈折率を有する被膜Δ本発明におけるプラ
スチック基体としては、特に限定されるものではなく、
例えば、アクリル樹脂、ポリスチレン、ポリカーボネー
ト、ジエチレングリコールビスアリルカーボネートポリ
マ、(ハロゲン化)ビスフェノールAのジ(メタ)アク
リレートポリマおよびその共重合体、(ハロゲン化)ビ
スフェノールAのウレタン変性(メタ)アクリレートポ
リマ、およびその共重合体、さらにはチオエーテル結合
、チオエステル結合などを有する含硫黄ポリマーなどが
好ましく使用される。
かかるプラスチック基体の厚みは取り扱い易さ、形状保
持性、後処理加工適性などの点から0.1〜7111I
nであることが好ましく、特に0.2〜4mm程度のも
のが好ましく使用される。
本発明は、前述のプラスチック基体上にハードコート性
を有する被膜(以下、A被膜という)を設けてなるもの
であるが使用可能な被膜成分の例としては、ポリビニル
アルコール、セルロース類、メラミン樹脂、エポキシ樹
脂、ポリシロキサン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂
などが挙げられる。中でも表面硬度、耐熱性、耐熱水性
、耐薬品性などの点から熱硬化性樹脂が好ましく用いら
れるが、とくに表面硬度向上の点からオルガノポリシロ
キサン樹脂が好ましく用いられる。
オルガノポリシロキサン樹脂を形成せしめる組成物の代
表的な例を挙げると下記一般式(I)で表される有機ケ
イ素化合物およびその加水分解物、および下記一般式(
II)で表される有機ケイ素化合物およびその加水分解
物からなる群から選ばれる少なくとも1種の有機ケイ素
化合物および/またはその加水分解物が用いられる。
RR’  SiX’3−、        (I)また
は (ここでR5R1、R2、R3は炭素数1〜10の有機
基である。XI、X2、X3は加水分解性基であり、a
、b、cはOまたは1である。Yは炭素数2〜40の有
機基である。) まず、一般式(I)で表される有機ケイ素化合物および
その加水分解物について述べる。
一般式(I)で表される式中、RおよびR1は、炭素数
1〜10の有機基であるが、その具体例としてはメチル
基、エチル基、フェニル基、ビニル基などの炭化水素基
、クロロプロピル基、3.3.3−トリフロロプロピル
基などのハロゲン化炭化水素基、γ−グリシドキシプロ
ビル基、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチ
ル基などのエポキシ基含有有機基、γ−メタクリロキシ
プロピル基、γ−アクリロキシプロピル基などの(メタ
)アクリル基含有有機基、その他メルカプト基、シアノ
基、アミノ基などの各種置換基を有する有機基などが挙
げられる。RとR1は、同種であっても、異種であって
もよい。
また、XIは加水分解可能な官能基、いいかえるならば
加水分解反応によってシラノール基を生成するものであ
れば、とくに限定されないが、その具体例としては、メ
トキシ基、エトキシ基、メトキシエトキシ基などのアル
コキシ基、アセトキシ基などのアシルオキシ基、クロロ
基、ブロモ基などのハロゲン基、フェノキシ基などのア
リーロキシ基などが挙げられる。
さらにaは0または1であるが、aが1の場合にはRま
たはR1の少なくとも1つが、エポキシ基含有有機基や
(メタ)アクリロキシ基含有有機基などの反応性有機基
であることが、表面硬度向上の観点から好ましい。
これらの有機ケイ素化合物の具体的な代表例としては、
メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン
、メチルトリメトキシエトキシシラン、メチルトリアセ
トキシシラン、メチルトリプロポキシシラン、メチルト
リブトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチル
トリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニ
ルトリエトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、
ビニルトリメトキシエトキシシラン、フェニルトリメト
キシシラン、フェニルトリエトキシシラン、フェニルト
リアセトキシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシ
シラン、γ−クロロプロピルトリエトキシシラン、γ−
クロロプロピルトリアセトキシシラン、3,3.34リ
フロロプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルト
リメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ
−メルカプトプロピルトリットキシエトキシシラン、γ
−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、N−β−(
アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、β−シアノエチルトリエトキシシラン、メチルトリ
フエノキシシラン、クロロメチルトリメトキシシラン、
クロロメチルトリエトキシシラン、グリシドキシメチル
トリメトキシシラン、グリシドキシメチルトリエトキシ
シラン、γ−グリシドキシエチルトリメトキシシラン、
α−グリシドキシエチルトリエトキシシラン、β−グリ
シドキシエチルトリメトキシシラン、β−グリシドキシ
エチルトリエトキシシラン、α−グリシドキシプロビル
トリメトキシシラン、α−グリシドキシプロビルトリエ
トキシシラン、β−グリシドキシプロビルトリメトキシ
シラン、β−グリシドキシプロビルトリエトキシシシラ
ン、γ−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン、γ
−グリシドキシプロビルトリエトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロビルトリプロポキシシラン、γ−グリシド
キシプロビルトリプトキシシラン、γ−グリシドキシプ
ロビルトリメトキシエトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルトリフエノキシシラン、α−グリシドキシブチ
ルトリメトキシシラン、α−グリシドキシブチルトリエ
トキシシラン、β−グリシドキシブチルトリメトキシシ
ラン、β−グリシドキシブチルトリエトキシシラン、γ
−グリシドキシブチルトリメトキシシラン、γ−グリシ
ドキシブチルトリエトキシシラン、δ−グリシドキシブ
チルトリメトキシシラン、δ−グリシドキシブチルトリ
エトキシシラン、(3,4−エポキシシクロヘキシル)
メチルトリメトキシシラン、(3,4−エポキシシクロ
ヘキシル)メチルトリエトキシシラン、β−(3,4−
エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、
β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエ
トキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル
)エチルトリプロポキシシラン、β−(3,4−エポキ
シシクロヘキシル)エチルトリブトキシシラン、β−(
3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシ
エトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)エチルトリフエノキシシラン、γ−(3,4−エポ
キシシクロヘキシル)プロピルトリメトキシシラン、γ
−(3,4−エポキシシクロヘキシル)プロピルトリエ
トキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル
)ブチルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシ
シクロヘキシル)ブチルトリエトキシシランなどのトリ
アルコキシシラン、トリアジルオキシシランまたはトリ
フエノキシシラン類またはその加水分解物およびジメチ
ルジメトキシシラン、フェニルメチルジメトキシシラン
、ジメチルジェトキシシラン、フェニルメチルジェトキ
シシラン、γ−クロロプロピルメチルジメトキシシラン
、γ−クロロプロピルメチルジェトキシシラン、ジメチ
ルジアセトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメ
チルジメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメ
チルジェトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメチル
ジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメチルジェ
トキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシ
ラン、γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、メ
チルビニルジメトキシシラン、メチルビニルジェトキシ
シラン、グリシドキシメチルメチルジメトキシシラン、
グリシドキシメチルメチルジェトキシシラン、α−グリ
シドキシエチルメチルジメトキシシラン、α−グリシド
キシエチルメチルジェトキシシラン、β−グリシドキシ
エチルメチルジメトキシシラン、β−グリシドキシエチ
ルメチルジェトキシシラン、α−グリシドキシプロビル
メチルジメトキシシラン、α−グリシドキシプロビルメ
チルジェトキシシラン、β−グリシドキシプロピルメチ
ルジメトキシシラン、β−グリシドキシプロピルメチル
ジェトキシシラン、γ−グリシドキシプロビルメチルジ
メトキシシラン、γ−グリシドキシプロビルメチルジェ
トキシシラン、γ−グリシドキシプロビルメチルジプロ
ポキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジブト
キシシラン、γ−グリシドキシプロビルメチルジメトキ
シエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジ
フェノキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジ
アセトキシシラン、γ−グリシドキシプロビルエチルジ
メトキシシラン、γ−グリシドキシプロビルエチルジェ
トキシシラン、γ−グリシドキシプロピルビニルジメト
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルビニルジェトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロビルフエニルジメトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロピルフエニルジエトキ
シシランなどのジアルコキシシラン、ジフェノキシシラ
ンまたはジアシルオキシシラン類またはその加水分解物
がその例である。
つぎに、使用可能なもうひとつの一般式(II)で表さ
れる有機ケイ素化合物およびその加水分解物について説
明する。
一般式(n)において、R2、R3としては、前記−紋
穴(I)と同様の例を挙げることができる。また、X2
、X3としては、Xlと同様の例を挙げることができ、
b、cはOまたは1である。
また、Yは炭素数が2〜40である有機基である。
すなわち、Yは2つのSi原子と5i−C結合にて分子
内に含まれる官能基であり、該官能基中には、酸素原子
、窒素原子など炭素、水素以外の異原子が含まれていて
も何ら問題はない。さらには、炭素数2〜40の範囲内
において、有機基としては、鎖状であっても、環状であ
ってもよく、また酸素原子などがエポキシ環等として存
在していても何ら問題はないばかりか、硬化時に官能基
として寄与する点からは好ましいものである。
その具体例としては、 CH−−CH2CH2− Hs  R3 −CH2CH2CH2C− CR3 などが挙げられる。
以上の一般式(I)または(II)で表される有機ケイ
素化合物として、とくに染色性付与の目的にはエポキシ
基、グリシドキシ基を含む有機ケイ素化合物の使用が好
適である。また、低屈折率化を付与する目的にはフルオ
ロアルキル基、メチル基などを含む有機ケイ素化合物の
使用が好ましい。
また硬化速度、加水分解の容易さなどの点からX11X
2、X3としては、炭素数1〜4のアルコキシ基または
アルコキシアルコキシ基が好ましく使用される。
これらの有機ケイ素化合物および/またはその加水分解
物の中で、キュア温度を下げ、硬化をより進行させるた
めには加水分解物が好ましい。
加水分解は純水または塩酸、酢酸、あるいは硫酸などの
酸性水溶液を添加、撹拌することによって製造される。
さらに純水、あるいは酸性水溶液の添加量を調節するこ
とによって加水分解の度合をコントロールすることも容
易に可能である。加水分解に際しては、−紋穴(1)ま
たは(II)のXl、X2、X3と等モル以上、3倍モ
ル以下の純水または酸性水溶液の添加が硬化促進の点で
特に好ましい。
加水分解に際しては、アルコール等が生成してくるので
、無溶媒で加水分解することが可能であるが、加水分解
をさらに均一に行う目的で有機ケイ素化合物と溶媒を混
合した後、加水分解を行うことも可能である。また目的
に応じて加水分解後のアルコール等を加熱および/また
は減圧下に適当量除去して使用することも可能であるし
、その後に適当な溶媒を添加することも可能である。
これらの溶媒としてはアルコール、エステル、エーテル
、ケトン、ハロゲン化炭化水素あるいはトルエン、キシ
レンなどの芳香族炭化水素、N。
N−ジメチルホルムアミドなどの溶媒が挙げられる。ま
たこれらの溶媒は必要に応じて2種以上の混合溶媒とし
て使用することも可能である。また、目的に応じて加水
分解反応を促進し、さらに予備縮合等の反応を進めるた
めに室温以上に加熱することも可能であるし、予備綜合
を抑えるために加水分解温度を室温以下に下げて行うこ
とも可能であることは言うまでもない。
さらに、ハードコート性を有する被膜の硬度向上、その
上に形成される酸化セリウムと酸化チタンとの複合酸化
物微粒子を5〜80重量%の割合で含む被膜(以下、B
被膜という)との密着性向上などの目的に好ましく使用
される構成成分として微粒子状無機酸化物がある。かか
る微粒子状無機酸化物とは塗膜状態で透明性を損わない
ものであり、その目的を達成するものであればとくに限
定されないが、作業性、透明性付与の点から特に好まし
い例としてはコロイド状に分散したゾルが挙げられる。
さらに具体的な例としては、フッ化マグネシウムゾル、
シリカゾル、酸化チタンゾル、酸化セリウムゾル、ジル
コニアゾル、酸化アンチモンゾル、アルミナゾルなどが
挙げられる。微粒子状無機酸化物の添加量は、特に限定
されないが、効果をより顕著に表すためには、硬化被膜
中に5重量%以上、80重量%以下含まれることが好ま
しい。すなわち、5重量%未満では、明らかな添加の効
果が認められず、80重量%を越えるとB被膜との密着
性不良、被膜自体にクラック発生、耐衝撃性低下などの
傾向がある。
微粒子状無機酸化物としては、平均粒子径1〜200m
μのものが通常は使用されるが、好ましくは5〜100
mμの粒子径のものが使用される。
平均粒子径が200mμを越えるものは、生成被膜の透
明性を低下させ、濁りの大きなものとなり、厚膜化が困
難となる。また、1mμ未満のものは安定性が悪く、再
現性が乏しいものとなる。
また微粒子の分散性を改良するために各種の界面活性剤
やアミンを添加しても何ら問題はない。さらには2種以
上の微粒子状無機酸化物を併用して使用することも何ら
問題はない。
さらには、これらのハードコート性を有する被膜を形成
せしめるためのコーティング組成物中には、塗布時にお
けるフローを向上させる゛目的で各種の界面活性剤を使
用することも可能であり、とくにジメチルポリシロキサ
ンとアルキレンオキシドとのブロックまたはグラフト共
重合体、さらにはフッ素系界面活性剤などが有効である
さらに耐候性を向上させる目的で紫外線吸収剤、また耐
熱劣化向上法として酸化防止剤を添加することも可能で
ある。
さらに、これらのコーティング組成物中には、被膜性能
、透明性などを大幅に低下させない範囲で各種の無機化
合物なども添加することができる。
これらの添加物の併用によって基体との密着性、耐薬品
性、表面硬度、耐久性、染色性などの諸物性を向上させ
ることができる。前記の添加可能な無機材料としては以
下の一般式[1[[]で表される金属アルコキシド、お
よび各種のキレート化合物および/またはその加水分解
物が好ましい例として挙げられる。
M (OQ) m           [II[](
ここでQはアルキル基、アシル基、アルコキシアルキル
基であり、mは金属Mの電荷数と同じ値である。Mとし
てはケイ素、チタン、ジルコン、アンチモン、タンタル
、ゲルマニウム、アルミニウムなどである。) 本発明におけるA被膜を形成せしめる際には、硬化促進
、低温硬化などを可能とする目的で各種の硬化剤が使用
可能である。硬化剤としては各種エポキシ樹脂硬化剤、
あるいは各種有機ケイ素樹脂硬化剤などが適用される。
これらの硬化剤の具体的な例としては、各種の有機酸お
よびそれらの酸無水物、窒素含有有機化合物、各種金属
錯化合物あるいは金属アルコキシド、さらにはアルカリ
金属の有機カルボン酸塩、炭酸塩などの各積項、さらに
は、過酸化物、アゾビスイソブチロニトリルなどのラジ
カル重合開始剤などが挙げられる。これらの硬化剤は2
種以上混合して使用することも可能である。これらの硬
化剤の中でも本発明の目的には、塗料の安定性、コーテ
イング後の塗膜の着色防止などの点から、特に下記に示
すアルミニウムキレート化合物が有用である。すなわち
一般式A/Y、z3−.で示されるアルミニウムキレー
ト化合物である。
(但し式中、YはOL (Lは低級アルキル基)、Zは
一紋穴M’ COCH2C0M2 (M’ 、M2はい
ずれも低級アルキル基)で示される化合物に由来する配
位子、および一般式M3C0CH2C00M’  (M
3.M’はいずれも低級アルキル基)で示される化合物
に由来する配位子から選ばれる少なくとも1つであり、
rは0、lまたは2である。AlY、Z3−rで示され
るアルミニウムキレート化合物のうちで、組成物への溶
解性、安定性、硬化触媒としての効果などの観点からし
て、アルミニウムアセチルアセトネート、アルミニウム
ビスエチルアセトアセテートモノアセチルアセトネート
、アルミニウムージ−n−ブトキシド−モノエチルアセ
トアセテート、アルミニウムージー1SO−プロポキシ
ド−モノメチルアセトアセテートなどが特に好ましい。
これらは2種以上を混合して使用することも可能である
塗布方法としては通常のコーティング作業で用いられる
方法が適用可能であるが、たとえば浸漬法、流し塗り法
、スピンコード法などが好ましい。
このようにして塗布されたコーティング組成物は一般に
は加熱乾燥によって硬化される。
加熱方法としては熱風、赤外線などで行うことが可能で
ある。また加熱温度は適用される基体および使用される
コーティング組成物によって決定されるべきであるが、
通常は室温から250℃、より好ましくは35〜200
℃が使用される。これより低温では硬化または乾燥が不
充分になりやすく、またこれより高温になると熱分解、
亀裂発生などが起り、さらには黄変などの問題を生じや
すくなる。
本発明におけ−るA被膜の膜厚は、特に限定されるもの
ではないが、密着強度の保持、硬度などの点から0.1
〜20μmの間で好ましく用いられる。特に好ましくは
、0.4〜10μmである。
本発明におけるA被膜の屈折率は、特に限定されるもの
ではないが、干渉縞のない高品質な反射防止性を有する
物品を得るためには、プラスチック基体とA被膜の屈折
率差を±0.05に設定することが好適である。特に干
渉縞発生を極力抑えることが必要な用途においては、±
0.02以内に設定することが好ましい。
本発明は、前述のA被膜上に、B被膜が設けられてなる
ものであるが、ここでB被膜は、反射防止特性の観点か
らA被膜よりも高い屈折率を有することが好ましい。こ
のような性能を付与可能なり被膜を形成する組成物とし
ては、酸化セリウムと酸化チタンの複合酸化物微粒子を
B被膜中に5〜80重量%含んでなることが必要である
。かかる酸化セリウムと酸化チタンとの複合酸化物微粒
子とはそれぞれ酸化セリウム、酸化チタンが微粒子状で
あり、それらがさらに凝集、または混在した状態で水お
よび/または有機溶媒中に分散された、いわゆるゾルの
状態で存在するものである。
かかる複合酸化物は製造段階で酸化セリウムと酸化チタ
ンを混合させても、それぞれ単独で製造後に混合しても
何ら問題はない。とくに、均一な混合状態を得るには製
造段階で混合させる方法が好ましい。
かかる複合酸化物中における酸化セリウムおよび酸化チ
タンの重量比率は、酸化チタンに対する酸化セリウムの
重量比率(酸化セリウム/酸化チタン)で、0.1以上
、1.4以下であることが好ましい。すなわち、0.1
以上である場合に良好な耐候性を有する被膜とすること
ができ、また、1.4を越える場合には膜が黄褐色に着
色する傾向がある。
また、複合酸化物微粒子の平均粒子径は単独および凝集
のいずれにおいても、1mμ以上、100mμ以下のも
のが好ましく用いられる。粒子径とは、単独、凝集のい
ずれにおいても、その最高径を意味する。平均粒子径が
100mμを越えると透明な膜が得られない。また1m
μ未満では微粒子の安定性が不良であるばかりか、膜の
染色性が著しく低下するという欠点がある。また、本発
明における粒子径は、日本電子製JEM−1200によ
って測定した値であり、平均粒子径とは、少なくとも1
00個の粒子の粒子径の平均をとったものである。さら
に、本発明においては、組成物の硬化後においても、同
様に、平均粒子径が1mμ以上、100mμ以下の条件
を満たすものである。
酸化セリウムおよび酸化チタンは、一般には、二酸化セ
リウム、二酸化チタンの形で、水あるいは溶剤に分散さ
せたコロイド液が入手し易く操作も簡単である。しかし
、酸化セリウム、酸化チタンであればどのようなもので
もよく、また、その存在状態についても前記のように限
定されるものではなく、例えば、粉砕法あるいは、気相
合成法等により得られたものを分散媒中に均一に分散し
用いることも可能である。
一方、前記の酸化セリウムと酸化チタンとの複合酸化物
微粒子を被膜化せしめるためには、前述のA被膜で挙げ
たところの樹脂類と同様な成分、硬化剤等を用いること
ができる。特に、−紋穴(I)または(It)で表され
る有機ケイ素化合物およびその加水分解物が好ましく用
いられる。また、酸化セリウムと酸化チタンとの複合酸
化物微粒子は、B被膜中に5〜80重量%の割合で含有
されていることが必要である。5重量%未満では、高屈
折率化、耐候性などの点で明らかな添加の効果が認めら
れず、また、80重量%を越えるとA被膜との密着性不
良、透明性不良などが顕著となる。
B被膜の膜厚としては、特に限定されないが例えば反射
防止効果を最大限に発現させることを目的とする場合に
は、B被膜の全光線透過率が最低になる膜厚、言いかえ
るなら、光学膜厚の1/4に設定することが好ましい。
本発明は、前述のB被膜上に有機ポリマーを主成分とし
てなり、B被膜よりも屈折率が0.02以上低い被膜(
以下、C被膜という)を設けてなるものであり、その構
成成分は、特に限定されないが、B被膜との密着性、表
面硬度、低屈折率化、染色性の観点から、シリカゾル、
フッ化マグネシウムゾルを含む被膜が好適である。かか
る微粒子を含有する被膜の主成分である有機ポリマーと
しては、A被膜、B被膜に使用されたと同様な樹脂類が
硬化剤などとともに用いられることが好適である。また
、C被膜の膜厚としては、目的、用途によって決定され
るべきであるが、反射防止効果を最大限に発揮せしめる
ためには、その膜厚を光学膜厚の1/4に設定すること
が好ましい。
また、要求される反射防止特性、あるいはその他の物理
特性、さらには耐久特性などによっても、プラスチック
基体、A被膜、B被膜、C被膜の屈折率と膜厚の最適な
組合せは、種々の選択が可能なことは言うまでもない。
とくに反射防止特性に関してはすでに多くの組合せが提
案されており(光学技術]ンタクト Vol 9.No
、8.17〜23.  (1971)、  “0PTI
C3OF THIN FILMS”  159〜283
.A、VASICEK(NORTH−HOLLAND 
PUBLISHING COMPANY)AMSTER
DAM(1960) ’) 、本発明においてもこれら
の組合せを用いることは何ら問題もない。
さらには、本発明ではA被膜を被覆する際の基体との密
着性向上、B被膜を被覆する際のA被膜との密着性向上
、C被膜を被覆する際のB被膜との密着性向上を目的に
各々の界面を前処理することが可能である。かかる前処
理とは、濃度にもよるが酸、アルカリなどによる薬品処
理や活性化ガス処理などが挙げられる。特に、密着性を
より顕著に発現させるためには、活性化ガス処理が有効
である。
かかる活性化ガス処理とは、常圧、もしくは減圧下にお
いて、生成するイオン、電子あるいは、励起された気体
による処理である。これらの活性化ガスを生成させる方
法としては、例えば、コロナ放電、減圧下での直流、低
周波、高周波あるいはマイクロ波による高電圧放電など
によるものである。特に減圧下で高周波放電によって得
られる低温プラズマによる処理が、再現性、生産性など
の観点から、好ましく使用される。ここで使用されるガ
スは、特に限定されるものではないが、具体例としては
酸素、窒素、水素、炭酸ガス、二酸化硫黄、ヘリウム、
ネオン、アルゴン、フレオン、水蒸気、アンモニア、−
酸化炭素、塩素、−酸化窒素、二酸化窒素などが挙げら
れる。これらは、一種のみならず、二種以上混合しても
使用可能である。
本発明におけるA被膜、B被膜、およびC被膜を設ける
際には、それぞれ該当する被膜を形成可能なコーティン
グ組成物を塗布することによって達成され得るが塗布方
法としては、特に限定されないが面内均一性の観点から
、浸漬塗装法、スピンコード法が好ましく適用される。
以上のようにして形成されたA被膜、B被膜、C被膜か
らなる反射防止性を有する物品は、優れた反射防止効果
、表面硬度を有し、また、大型成型品への適用が容易で
あり、さらに、染色性、耐熱性、耐光性、耐衝撃性を有
していることから、眼鏡レンズ、各種表示素子用フィル
ター、ルッキンググラスなどに好ましく使用される。
[実施例] 以下に実施例を挙げるが、本発明は、これらに限定され
るものではない。
実施何重 (1)被コーテイング基体の調製 テトラブロムビスフェノールAのエチレンオキサイド2
モル付加体に1モルのアクリル酸をエステル化により結
合させた水酸基含有化合物1モルに対し、ヘキサメチレ
ンジイソシアネートを0゜9モル付加させた多官能アク
リレートモノマーを含むモノマー70部とスチレン30
部をイソプロピルパーオキサイドを重合開始剤としてキ
ャスト重合した基体を低温プラズマ処理を行ない、表面
処理された31を得た。得られた樹脂の屈折率は1.6
であった。
■ A被膜用コーティンフ組成物の調製(a)γ−グリ
シドキシプロビルトリメトキシシラン加水分解物の調製 回転子を備えた反応器中にγ−グリシドキシプロビルト
リメトキシシラン95.3gを仕込み、液温を10℃に
保ち、マグネチックスターラーで撹拌しながら0.01
規定塩酸水溶液21.8gを徐々に滴下する。滴下終了
後冷却をやめて、γ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシランの加水分解物を得た。
(b)塗料の調製 前記シラン加水分解物に、メタノール216g1ジメチ
ルホルムアミド216g、フッ素系界面活性剤0.5g
、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキ
シ社製 商品名 エピコート827)67.5gを添加
混合し、さらにコロイド状五酸化アンチモンゾル(8産
化学社製商品名アンチモンゾルA−2550平均粒子径
 60mμ)270g、アルミニウムアセチルアセトネ
ート13.5gを添加し、充分撹拌した後、コーティン
グ組成物とした。
(3)、  B被膜用コーティンフ組成物の調製(a)
γ−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロビルメチルジェトキシシラン共加水分解
物の調製 回転子を備えた反応器中にγ−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン6.0g、γ−グリシドキシプロピル
メチルジェトキシシラン6.1gを仕込み液温を10℃
に保ち、マグネチックスターラーで撹拌しながら0.0
5規定塩酸水溶液2゜3gを徐々に滴下した。滴下終了
後冷却をやめて、γ−グリシドキシプロビルトリメトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロビルメチルジェトキシ
シラン共加水分解物を得た。
(b)塗料の調製 前記シラン共加水分解物に、ベンジルアルコール22.
4g、ジメチルホルムアミド851.0g1シリコ一ン
系界面活性剤0.1g、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂(油化シェルエポキシ社製 商品名 エピコート82
7)8.6gを添加混合し、さらにジメチルホルムアミ
ド分散コロイド状酸化セリウム/酸化チタンゾル(平均
粒子径25mμ、固形分20.5%)101.6g。
アルミニウムアセチルアセトネート2.0gを添加し、
充分撹拌した後、コーティング組成物とした。
(4) C被膜用コーティング組成物の調製(a)γ−
グリシドキシプロビルトリメトキシシラン、3,3.3
−hリフロロプロピルトリメトキシシラン共加水分解物
の調製 回転子を備えた反応器中にγ−グリシドキシプロビルト
リメトキシシラン56. 5 g、 3,3.3−)リ
フロロプロビルトリメトキシシラン43.9gを仕込み
、液温を10℃に保ち、マグネチックスターラーで撹拌
しながら0.01規定塩酸水溶液23.8gを徐々に滴
下した。滴下終了後冷却をやめて、γ−グリシドキシプ
ロビルトリメトキシシラン、3,3.3−トリフロロプ
ロピルトリメトキシシラン共加水分解物を得た。
(b)塗料の調製 前記シラン共加水分解物に、n−プロピルアルコール1
270.6g、精製水544. 5 g、エチルセロソ
ルブ167.4gを加え混合撹拌後メタノールシリカゾ
ル(平均粒径13mμ、固形分30%)100.0g、
シリコーン系界面活性剤1.0g、アルミニウムアセチ
ルアセトネート5゜0gを添加し、充分撹拌した後、コ
ーティング組成物とした。
(4)反射防止物品の作製 前記(1)によって得られた被コーテイング基体に、前
記(2)で調製したコーティング組成物を下記条件でデ
イツプコーティングした。
デイツプコーティング条件 デイツプ速度 10cm/分 硬化条件   100℃/4時間 得られたA被膜の膜厚は、3μmであり、屈折率は、1
.59であった。ついで、前処理としてプラズマ装置で
表面処理を行った。
ついで、前記(3)で調製したコーティング組成物を下
記条件でデイツプコーティングした。
デイツプコーティング条件 デイツプ速度 10cm/分 硬化条件   100℃/10分 得られたB被膜の膜厚は、780Aであり、屈折率は、
1.68であった。ついで、前処理としてプラズマ装置
で表面処理を行った。
ついで、前記(4)で調製したコーティング組成物を下
記条件でスピンコーティングした。
スピンコード条件 回転数  350Orpm 回転時間 30秒 硬化条件 110℃/6時間 得られたC被膜の膜厚は、910人であり、屈折率は1
.43であった。
以上のようにして得られた反射防止物品の性能評価は、
下記(5)に示す方法に従って行い評価結果は、第1表
に示した。
(5)評価結果 (a)  反射干渉色 螢光軒下で目視で判定した。
(b)  全光線透過率(%) SM−3カラーコンピユーター(スガ試験機社製)を用
いて測定した。
(C)  染色性 分散染料(赤、青、黄の3色混合)を用いて、93℃で
15分間染色し、染色程度を(b)の装置を用いて測定
した。
(d)  均染性 染色後の外観を白い紙上で回転させ、目視で観察した。
(e)  スチールウール硬度 A0強く摩擦しても傷が付かない。
80強く摩擦すると傷が付く。
C0弱い摩擦でも傷が付く。
(f)  耐熱性 120℃に設定した乾燥器の中に2時間放置して、目視
で外観を観察した。
比較例1 実施例1において、実施例1と同様にしてプラスチック
基体にA被膜を設けた後、無機酸化物質のZrO2/T
a205/S i02を真空蒸着法でこの順にそれぞれ
光学膜厚をλ/4.λ/4゜λ/4(λ=521μm)
に設定して、反射防止加工を行った。得られた反射防止
物品の評価は、実施例1と同様に行い評価結果を第1表
に示した。
第1表 [発明の効果] 本発明によって得られる反射防止性を有する物品は、以
下のような効果がある。
(1)高い反射防止性、および均一な反射干渉色を付与
することができる。
■ 高い表面硬度を有し、耐熱性、耐久性に優れている
(3)染色が可能であり、染色後の均染性も良好である
A)汚れが目立ちにくく、除去し易い。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチック基体上に、下記A、B、Cがこの順
    に積層されてなることを特徴とする反射防止性を有する
    物品。 A、ハードコート性を有する被膜。 B、酸化セリウムと酸化チタンとの複合酸化物微粒子を
    5〜80重量%の割合で含む被膜。 C、有機ポリマーを主成分としてなり、B被膜より0.
    02以上低い屈折率を有する被膜。
JP2055738A 1990-03-07 1990-03-07 反射防止性を有する物品 Pending JPH03256002A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04110918A (ja) * 1990-08-31 1992-04-13 Hoya Corp 光学部品
EP1008555A1 (en) * 1998-12-09 2000-06-14 Nissan Chemical Industries, Limited Silica-magnesium fluoride hydrate composite sols and process for their preparation
JP2007256420A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Seiko Epson Corp 反射防止フィルムの製造装置及び製造方法

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