JPH0585777B2 - - Google Patents
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- JPH0585777B2 JPH0585777B2 JP63090428A JP9042888A JPH0585777B2 JP H0585777 B2 JPH0585777 B2 JP H0585777B2 JP 63090428 A JP63090428 A JP 63090428A JP 9042888 A JP9042888 A JP 9042888A JP H0585777 B2 JPH0585777 B2 JP H0585777B2
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- valve body
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- control chamber
- vibration damper
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Links
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- 238000013016 damping Methods 0.000 description 23
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 8
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/44—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction
- F16F9/46—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall
- F16F9/465—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall using servo control, the servo pressure being created by the flow of damping fluid, e.g. controlling pressure in a chamber downstream of a pilot passage
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は調整可能な振動緩衝器に関し、より詳
細には、緩衝流体を収容するシリンダと、該シリ
ンダ内に気密状態で挿入された軸方向に移動可能
に配置されたピストンロツドと、該ピストンロツ
ドに固着され前記シリンダを2つの作動室に分割
する緩衝ピストンと、前記作動室間に延びるバイ
パスに接続されておりかつ軸方向に移動可能な弁
体と弁座とを具備した緩衝弁とから構成され、か
つ前記緩衝弁が緩衝通路の有効断面を制御する形
式の調整可能な振動緩衝器に関するものである。
細には、緩衝流体を収容するシリンダと、該シリ
ンダ内に気密状態で挿入された軸方向に移動可能
に配置されたピストンロツドと、該ピストンロツ
ドに固着され前記シリンダを2つの作動室に分割
する緩衝ピストンと、前記作動室間に延びるバイ
パスに接続されておりかつ軸方向に移動可能な弁
体と弁座とを具備した緩衝弁とから構成され、か
つ前記緩衝弁が緩衝通路の有効断面を制御する形
式の調整可能な振動緩衝器に関するものである。
先行技術として調整可能な油圧緩衝器、例え
ば、ドイツ連邦共和国公開特許明細書第2119531
号がある。この装置は第1緩衝要素および制御弁
を備えた導管を備えている。そのさい閉止ルーブ
内に制御弁および緩衝要素がその都度別個に配置
される。制御弁の調整は手動でまたは車両諸機構
の1つの作用によつて行なわれる。この種の緩衝
器の欠点は、導管および連続して配置される構成
部品を含むために製造がむづかいしいことであ
る。更に、機械的制御は一定の緩衝力を発生し、
そのさい種々の緩衝力特性のために緩衝変更が行
われないという不都合がある。
ば、ドイツ連邦共和国公開特許明細書第2119531
号がある。この装置は第1緩衝要素および制御弁
を備えた導管を備えている。そのさい閉止ルーブ
内に制御弁および緩衝要素がその都度別個に配置
される。制御弁の調整は手動でまたは車両諸機構
の1つの作用によつて行なわれる。この種の緩衝
器の欠点は、導管および連続して配置される構成
部品を含むために製造がむづかいしいことであ
る。更に、機械的制御は一定の緩衝力を発生し、
そのさい種々の緩衝力特性のために緩衝変更が行
われないという不都合がある。
また、先行技術として、例えば、ドイツ連邦共
和国公告特許明細書第1242945号があるが、その
緩衝特性は緩衝弁による油圧緩衝媒体の流れを変
えることにより電磁的に調整可能である。この場
合、緩衝弁がばね負荷の弁体を制御するバイパス
接続が行われ、その結果、減圧段階における緩衝
力は圧縮段階に対して調整されることができる。
従つて、弁体は電磁石により開放または閉止位置
に保持される。
和国公告特許明細書第1242945号があるが、その
緩衝特性は緩衝弁による油圧緩衝媒体の流れを変
えることにより電磁的に調整可能である。この場
合、緩衝弁がばね負荷の弁体を制御するバイパス
接続が行われ、その結果、減圧段階における緩衝
力は圧縮段階に対して調整されることができる。
従つて、弁体は電磁石により開放または閉止位置
に保持される。
本発明の目的は、その連続的調整能力により、
少量の制御エネルギーで早い調整速度、良好な温
度特性、ならびに良好な連続緩衝力特性を有する
調整可能な振動緩衝器を提供することである。
少量の制御エネルギーで早い調整速度、良好な温
度特性、ならびに良好な連続緩衝力特性を有する
調整可能な振動緩衝器を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は前記した
形式の装置において、 前記弁体が、前記弁座上に付勢手段により付勢
されると共にばねに保持された軸方向移動可能な
制御ピンを有し、 前記バイパスからの緩衝流体を該弁体の制御室
に流入させるために、前記バイパスに面する被加
圧端面とその背面とを連通する少くとも1つの固
定絞り孔と、 緩衝流体を前記制御室から調整空間に開口する
別の緩衝通路に流出させるために、該制御室と緩
衝通路とを連通する可変絞り孔とを各々有してお
り、 前記可変絞り孔が前記制御室から流出する緩衝
流体量を調節するために、被加圧有効断面を有す
る前記制御ピンの先端部と係脱可能となつてお
り、更に、前記制御ピンが前記弁体の背面に向け
られた前記被加圧有効断面により前記制御室の圧
力と協働して上方に移動可能となつていることを
特徴とする調整可能な振動緩衝器を提供する。
形式の装置において、 前記弁体が、前記弁座上に付勢手段により付勢
されると共にばねに保持された軸方向移動可能な
制御ピンを有し、 前記バイパスからの緩衝流体を該弁体の制御室
に流入させるために、前記バイパスに面する被加
圧端面とその背面とを連通する少くとも1つの固
定絞り孔と、 緩衝流体を前記制御室から調整空間に開口する
別の緩衝通路に流出させるために、該制御室と緩
衝通路とを連通する可変絞り孔とを各々有してお
り、 前記可変絞り孔が前記制御室から流出する緩衝
流体量を調節するために、被加圧有効断面を有す
る前記制御ピンの先端部と係脱可能となつてお
り、更に、前記制御ピンが前記弁体の背面に向け
られた前記被加圧有効断面により前記制御室の圧
力と協働して上方に移動可能となつていることを
特徴とする調整可能な振動緩衝器を提供する。
上記構成によりバイパスから緩衝流路を通つて
流入する加圧された緩衝流体は弁体に穿設された
固定絞り孔を通つて制御室に充満し、制御ピンの
被加圧有効断面の作用により該ピンが室内圧力の
上昇により上方に持ち上げられ、この室内圧およ
び制御ピンと弁体との間に配設された付勢手段の
弾性作用により弁体の絞り孔が部分的或いは全体
的に開放される。その結果、制御室内の緩衝流体
が別の緩衝通路を通つて調整空間に或る一定の割
合で排出され続けられる。この割合は流入側の、
即ち弁体の被加圧端面に加わる圧力と制御室内の
圧力との比率に依存し、かつこの比率は後者が前
者の値まで低下するまで維持される。従つて、制
御ピンと可変絞り孔とは共に協働して自己調節機
能を果している。
流入する加圧された緩衝流体は弁体に穿設された
固定絞り孔を通つて制御室に充満し、制御ピンの
被加圧有効断面の作用により該ピンが室内圧力の
上昇により上方に持ち上げられ、この室内圧およ
び制御ピンと弁体との間に配設された付勢手段の
弾性作用により弁体の絞り孔が部分的或いは全体
的に開放される。その結果、制御室内の緩衝流体
が別の緩衝通路を通つて調整空間に或る一定の割
合で排出され続けられる。この割合は流入側の、
即ち弁体の被加圧端面に加わる圧力と制御室内の
圧力との比率に依存し、かつこの比率は後者が前
者の値まで低下するまで維持される。従つて、制
御ピンと可変絞り孔とは共に協働して自己調節機
能を果している。
本発明のとくに好都合な実施態様において、前
記制御ピンがハウジングにより摺動可能に案内保
持されており、前記ハウジングが前記制御室の上
壁を形成していると共に前記弁体の背面該側にお
いて制御室を画成している。
記制御ピンがハウジングにより摺動可能に案内保
持されており、前記ハウジングが前記制御室の上
壁を形成していると共に前記弁体の背面該側にお
いて制御室を画成している。
さらに上記実施態様の好ましい構成によれば、
前記付勢手段が該制御ピンを囲撓するコイルバネ
により形成されており、一方、前記弁座上に該弁
体を制御ピンを介して保持するためのばねがコイ
ルばねであるかまたは円形の板ばねである。
前記付勢手段が該制御ピンを囲撓するコイルバネ
により形成されており、一方、前記弁座上に該弁
体を制御ピンを介して保持するためのばねがコイ
ルばねであるかまたは円形の板ばねである。
更に、上記実施態様が好ましい構成によれば、
前記付勢手段が前記ハウジングに対して前記弁体
を前記制御室内において下方に向けて偏倚してい
る補助ばねより成つている。しかし、、このよう
な制御ピンに対するバネ支持は省略する事も可能
である。
前記付勢手段が前記ハウジングに対して前記弁体
を前記制御室内において下方に向けて偏倚してい
る補助ばねより成つている。しかし、、このよう
な制御ピンに対するバネ支持は省略する事も可能
である。
本発明の他の本質的な特徴によれば、弁体がそ
れ自体弾性を有し、付勢手段を成す可撓性薄膜で
あり、かつ該可撓性薄膜が前記ハウジングと共に
制御室を画成している。
れ自体弾性を有し、付勢手段を成す可撓性薄膜で
あり、かつ該可撓性薄膜が前記ハウジングと共に
制御室を画成している。
また、この態様において制御ピンと協働する可
変絞り孔が前記可撓性薄膜の中心位置に穿設され
ていることが好都合である。
変絞り孔が前記可撓性薄膜の中心位置に穿設され
ていることが好都合である。
さらに、制御ピンを介して弁体に作用するばね
が外部で操作し得る調整可能な作動器に支持され
ており、前記作動器が手動または電気的に調整可
能である。
が外部で操作し得る調整可能な作動器に支持され
ており、前記作動器が手動または電気的に調整可
能である。
第1図は2管式振動緩衝器の概略図である。該
緩衝器はシリンダ10、ピストンロツド23およ
び該ピストンロツド23に固着された緩衝ピスト
ン24からなる。該緩衝ピストン24はシリンダ
10を上方作動室15および下方作動室16に分
割する。緩衝ピストン24は貫通路および絞り弁
を備えている。シリンダ10の底部には底部弁2
5があり、それにより緩衝流体が調整空間26に
達することができる。調整空間26内には管27
があり、該管は孔28を介してバイパス17を形
成する。このバイパス17内には制御装置が油圧
的に連結される緩衝弁14が設けられている。バ
イパス17は緩衝ピストン24の絞り弁および底
部弁25に対して平行な制御装置と協働する。
緩衝器はシリンダ10、ピストンロツド23およ
び該ピストンロツド23に固着された緩衝ピスト
ン24からなる。該緩衝ピストン24はシリンダ
10を上方作動室15および下方作動室16に分
割する。緩衝ピストン24は貫通路および絞り弁
を備えている。シリンダ10の底部には底部弁2
5があり、それにより緩衝流体が調整空間26に
達することができる。調整空間26内には管27
があり、該管は孔28を介してバイパス17を形
成する。このバイパス17内には制御装置が油圧
的に連結される緩衝弁14が設けられている。バ
イパス17は緩衝ピストン24の絞り弁および底
部弁25に対して平行な制御装置と協働する。
第2図は緩衝弁14が拡大して示される。特
に、シリンダ10、管27によつて形成されるバ
イパスおよび調整空間26が示されている。緩衝
流体はバイパス17から圧縮側を通つて緩衝通路
3に達し、弁体1の被加圧端面11を加圧する。
同時に緩衝流体は固定絞り孔6を介して制御室4
に達して弁体1の背面12と針状の制御ピン7を
加圧する。作動室15と接続する通路3内の緩衝
流体の圧力が増大すると、この増加圧力は固定絞
り孔6を介して制御室4に達し、また制御ピン7
の被加圧有効横断面22を介して加圧されかつば
ね8と協働する制御ピン7が当初の位置から弁体
1から離間する方向に、即ち上方に移動する。そ
の際、制御ピン7の先端部分を囲撓するコイルば
ね20が弁体1との間に双方の部材を離間する方
向に偏倚する付勢手段として配設されている。制
御ピンの先端と係合する可変絞り孔5がコイルば
ね20と協働して開放されると、緩衝流体は制御
室4から調整空間26へ別の緩衝通路2を介して
流出し、制御室4内の圧力上昇が緩やかになり、
この状態は弁体1がばね8の力に抗して移動する
制御ピン7に追従する結果、たとえ緩衝圧が増加
し続けるとしても、正確に維持される。従つて、
制御ピンの尖つた先端と協働する可変絞り孔5の
開口度は弁体の均衡状態に必要な値に維持され
る。この均衡状態を必要に応じて可変するため
に、ばね8は所望の緩衝特性を達成するのに用い
られる。
に、シリンダ10、管27によつて形成されるバ
イパスおよび調整空間26が示されている。緩衝
流体はバイパス17から圧縮側を通つて緩衝通路
3に達し、弁体1の被加圧端面11を加圧する。
同時に緩衝流体は固定絞り孔6を介して制御室4
に達して弁体1の背面12と針状の制御ピン7を
加圧する。作動室15と接続する通路3内の緩衝
流体の圧力が増大すると、この増加圧力は固定絞
り孔6を介して制御室4に達し、また制御ピン7
の被加圧有効横断面22を介して加圧されかつば
ね8と協働する制御ピン7が当初の位置から弁体
1から離間する方向に、即ち上方に移動する。そ
の際、制御ピン7の先端部分を囲撓するコイルば
ね20が弁体1との間に双方の部材を離間する方
向に偏倚する付勢手段として配設されている。制
御ピンの先端と係合する可変絞り孔5がコイルば
ね20と協働して開放されると、緩衝流体は制御
室4から調整空間26へ別の緩衝通路2を介して
流出し、制御室4内の圧力上昇が緩やかになり、
この状態は弁体1がばね8の力に抗して移動する
制御ピン7に追従する結果、たとえ緩衝圧が増加
し続けるとしても、正確に維持される。従つて、
制御ピンの尖つた先端と協働する可変絞り孔5の
開口度は弁体の均衡状態に必要な値に維持され
る。この均衡状態を必要に応じて可変するため
に、ばね8は所望の緩衝特性を達成するのに用い
られる。
緩衝力特性の可変性は作動器9によるばね8の
弾性を調節することによつて達成される。制御ピ
ン7はハウジング13内に収容され、ハウジング
13の内に摺動可能に案内保持され、ハウジング
13の内壁は弁体1の背面12とともに制御室4
を画成しており、これらハウジングと背面との間
には弁体1を弁座19に向けて下方に偏倚する付
勢手段である補助ばね18が介装されている。
弾性を調節することによつて達成される。制御ピ
ン7はハウジング13内に収容され、ハウジング
13の内に摺動可能に案内保持され、ハウジング
13の内壁は弁体1の背面12とともに制御室4
を画成しており、これらハウジングと背面との間
には弁体1を弁座19に向けて下方に偏倚する付
勢手段である補助ばね18が介装されている。
第3図には制御装置の他の構成を示す。バイパ
ス17から吐出する加圧された緩衝流体により、
弁体1は緩衝通路3を介して加圧される。この実
施例において、弁体1はそれ自体弾性を有しかつ
付勢手段を成す可撓性薄膜21として設計されて
いる。可撓性薄膜21はその外周でハウジング1
3の下方に環状に突出した部分の端面と気密接触
しており、前記突出部分の内面と共に制御室4を
画成している。そして、この可撓性薄膜21は圧
縮側の緩衝通路3を制御室4と接続する固定絞り
孔6を穿設されている。ハウジング13内に案内
保持された制御ピン7は可撓性薄膜21の中心位
置に穿設された可変絞り孔5に係脱可能に嵌入さ
れており、被加圧有効断面22により制御ピン7
の軸方向移動を可能にする。緩衝通路3内に対応
する圧力増加が起ると、可撓性薄膜21は軸方向
に変形され、その結果、緩衝流体は弁座19を過
ぎて排出方向に流れ別の緩衝通路2に入る。本実
施例においてもまた、制御室4内の圧力は可撓性
薄膜21の軸方向運動だけでなく、制御ピン7の
軸方向運動をも決定する。制御ピン7は可変絞り
孔5から上昇して該絞り孔5を開放すると、緩衝
流体は制御室4から排出側の別の緩衝通路2に流
入し、その結果制御室4内に減圧が起ると、可撓
性薄膜21は再び軸方向に移動し、流入側の緩衝
通路3は排出側の別の緩衝通路2と直接に接続す
ることになる。
ス17から吐出する加圧された緩衝流体により、
弁体1は緩衝通路3を介して加圧される。この実
施例において、弁体1はそれ自体弾性を有しかつ
付勢手段を成す可撓性薄膜21として設計されて
いる。可撓性薄膜21はその外周でハウジング1
3の下方に環状に突出した部分の端面と気密接触
しており、前記突出部分の内面と共に制御室4を
画成している。そして、この可撓性薄膜21は圧
縮側の緩衝通路3を制御室4と接続する固定絞り
孔6を穿設されている。ハウジング13内に案内
保持された制御ピン7は可撓性薄膜21の中心位
置に穿設された可変絞り孔5に係脱可能に嵌入さ
れており、被加圧有効断面22により制御ピン7
の軸方向移動を可能にする。緩衝通路3内に対応
する圧力増加が起ると、可撓性薄膜21は軸方向
に変形され、その結果、緩衝流体は弁座19を過
ぎて排出方向に流れ別の緩衝通路2に入る。本実
施例においてもまた、制御室4内の圧力は可撓性
薄膜21の軸方向運動だけでなく、制御ピン7の
軸方向運動をも決定する。制御ピン7は可変絞り
孔5から上昇して該絞り孔5を開放すると、緩衝
流体は制御室4から排出側の別の緩衝通路2に流
入し、その結果制御室4内に減圧が起ると、可撓
性薄膜21は再び軸方向に移動し、流入側の緩衝
通路3は排出側の別の緩衝通路2と直接に接続す
ることになる。
この実施例において弁体1は、其自体弾性を有
する付勢手段で形成した可撓性薄膜21により置
き換えられており、第2図に示した実施例におけ
る付勢手段を構成しているコイルばね20および
補助ばね18を省略しており、極めて簡素な単体
部品で構成されているので製造ならびに組立てが
極めて容易であり、且つ上述した実施例のものに
同様な作用および効果を得る事が可能である。
する付勢手段で形成した可撓性薄膜21により置
き換えられており、第2図に示した実施例におけ
る付勢手段を構成しているコイルばね20および
補助ばね18を省略しており、極めて簡素な単体
部品で構成されているので製造ならびに組立てが
極めて容易であり、且つ上述した実施例のものに
同様な作用および効果を得る事が可能である。
第4図は、第2図に例示したものと同じ原理の
制御機構を有する実施例を示す。第2図の装置と
の相違はばね8が円形の板ばねであることと制御
室内において弁体1を下方に向けて偏倚している
補助ばね18が省略していることである。その他
においてはこの実施例の作動は第2図のものと同
じである。
制御機構を有する実施例を示す。第2図の装置と
の相違はばね8が円形の板ばねであることと制御
室内において弁体1を下方に向けて偏倚している
補助ばね18が省略していることである。その他
においてはこの実施例の作動は第2図のものと同
じである。
本発明による調整可能な振動緩衝器は弁体内部
の制御室内に固定絞り弁を通つて流入した加圧流
体は自己調節機能を有する制御ピンと可変絞り孔
を介して適宜調整空間に排出される実質的に常時
作動するパイロツト弁を有することにより、独立
したパイロツト制御範囲を有し、さらに弁体自体
が弁座から離脱して流入側および流出側の緩衝通
路を連通することにより二重の緩衝作用が達成さ
れる。
の制御室内に固定絞り弁を通つて流入した加圧流
体は自己調節機能を有する制御ピンと可変絞り孔
を介して適宜調整空間に排出される実質的に常時
作動するパイロツト弁を有することにより、独立
したパイロツト制御範囲を有し、さらに弁体自体
が弁座から離脱して流入側および流出側の緩衝通
路を連通することにより二重の緩衝作用が達成さ
れる。
従つて、僅かな制御エネルギーで俊敏かつ広範
囲な緩衝速度調整が実現されるだけでなく、良好
な温度特性と信頼度の高い連続した緩衝力制御を
達成することが可能である。
囲な緩衝速度調整が実現されるだけでなく、良好
な温度特性と信頼度の高い連続した緩衝力制御を
達成することが可能である。
第1図は別個の構成要素内に配置された緩衝弁
を備えた振動緩衝器の正面図、第2図は第1図に
よる別個の構成要素内に配置された緩衝弁を拡大
して示した縦断面図、第3図は軸方向に可動の弁
体が可撓性薄膜として設計されている、本発明の
1実施例を示す断面図、第4図は第2図に例示し
たものと同じ原理による緩衝弁の変形例を示す断
面図。但し第2図との相違は初期応力が円形の板
ばねにより制御ピンに加えられることである。 図中の符号、1……弁体、2……(流入側)緩
衝通路、3……(流出側)緩衝通路、4……制御
室、5……可変絞り孔、6……固定絞り孔、7…
…制御ピン、8……ばね、9……作動器、10…
…シリンダ、11……(弁体の)被加圧端面、1
2……(弁体の)背面、13……ハウジング、1
4……緩衝弁、15……作動室、16……作動
室、17……バイパス、18……補助ばね、19
……弁座、20……コイルばね、21……可撓性
薄膜、22……被加圧有効断面、23……ピスト
ンロツド、24……緩衝ピストン、26……調整
空間、27……管。
を備えた振動緩衝器の正面図、第2図は第1図に
よる別個の構成要素内に配置された緩衝弁を拡大
して示した縦断面図、第3図は軸方向に可動の弁
体が可撓性薄膜として設計されている、本発明の
1実施例を示す断面図、第4図は第2図に例示し
たものと同じ原理による緩衝弁の変形例を示す断
面図。但し第2図との相違は初期応力が円形の板
ばねにより制御ピンに加えられることである。 図中の符号、1……弁体、2……(流入側)緩
衝通路、3……(流出側)緩衝通路、4……制御
室、5……可変絞り孔、6……固定絞り孔、7…
…制御ピン、8……ばね、9……作動器、10…
…シリンダ、11……(弁体の)被加圧端面、1
2……(弁体の)背面、13……ハウジング、1
4……緩衝弁、15……作動室、16……作動
室、17……バイパス、18……補助ばね、19
……弁座、20……コイルばね、21……可撓性
薄膜、22……被加圧有効断面、23……ピスト
ンロツド、24……緩衝ピストン、26……調整
空間、27……管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 緩衝流体を収容するシリンダ10と、該シリ
ンダ内に気密状態で挿入された軸方向に移動可能
に配置されたピストンロツド23と、該ピストン
ロツドに固着され前記シリンダを2つの作動室1
5,16に分割する緩衝ピストン24と、前記作
動室間に延びるバイパス17に接続されておりか
つ軸方向に移動可能な弁体1と弁座19とを具備
した緩衝弁14とから構成され、かつ前記緩衝弁
が緩衝通路3の有効断面を制御する形式の調整可
能な振動緩衝器において、 前記弁体1が、前記弁座19上に付勢手段によ
り付勢されると共にばね8に保持された軸方向移
動可能な制御ピン7を有し、 前記バイパス17からの緩衝流体を該弁体の制
御室4に流入させるために、前記バイパス17に
面する被加圧端面11とその背面12とを連通す
る少くとも1つの固定絞り孔6と、 緩衝流体を前記制御室4から調整空間26に開
口する別の緩衝通路2に流出させるために、該制
御室と緩衝通路とを連通する可変絞り孔5とを
各々有しており、 前記可変絞り孔5が、前記制御室4から流出す
る緩衝流体量を調節するために、被加圧有効断面
22を有する前記制御ピン7の先端部と係脱可能
となつており、 更に、前記制御ピン7が前記弁体1の背面12
に向けられた前記被加圧有効断面22により前記
制御室4の圧力と協働して上方に移動可能となつ
ていることを特徴とする調整可能な振動緩衝器。 2 前記制御ピン7がハウジング13により摺動
可能に案内保持されており、 前記ハウジングが前記制御室4の上壁を形成し
ていると共に前記弁体1の背面12において制御
室4を画成していることを特徴とする請求項1に
記載の調整可能な振動緩衝器。 3 前記付勢手段が制御ピン7と弁体1との間に
配設されかつ該制御ピンを囲撓するコイルばね2
0により形成されていることを特徴とする請求項
1または2に記載の調整可能な振動緩衝器。 4 前記弁座19上に該弁体を制御ピン7を介し
て保持するためのばね8がコイルばねであること
を特徴とする請求項1乃至3の中のいずれか1項
に記載の調整可能な振動緩衝器。 5 前記弁座19上に該弁体を制御ピン7を介し
て保持するためのばね8が円形の板ばねであるこ
とを特徴とする請求項1乃至4の中のいずれか1
項に記載の調整可能な振動緩衝器。 6 前記付勢手段が前記ハウジング13に対して
前記弁体1を前記制御室4内において下方に向け
て偏倚している補助ばね18より成ることを特徴
とする請求項1乃至5の中のいずれか1項に記載
の調整可能な振動緩衝器。 7 前記弁体1がそれ自体弾性を有し、付勢手段
を成す可撓性薄膜21であり、かつ該可撓性薄膜
が前記ハウジング13と共に制御室4を画成して
いることを特徴とする請求項1,2,4の中のい
ずれか1項に記載の調整可能な振動緩衝器。 8 前記可変絞り孔5が前記可撓性薄膜21の中
心位置に穿設されていることを特徴とする請求項
7に記載の調整可能な振動緩衝器。 9 前記制御ピン7を介して前記弁体1に作用す
るばね8が外部で操作し得る調整可能な作動器9
に支持されることを特徴とする請求項1乃至8の
中のいずれか1項に記載の調整可能な振動緩衝
器。 10 前記作動器9が手動または電気的に調整可
能であることを特徴とする請求項9に記載の調整
可能な振動緩衝器。
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