JPH0568436U - 製パン機の制御装置 - Google Patents

製パン機の制御装置

Info

Publication number
JPH0568436U
JPH0568436U JP1432392U JP1432392U JPH0568436U JP H0568436 U JPH0568436 U JP H0568436U JP 1432392 U JP1432392 U JP 1432392U JP 1432392 U JP1432392 U JP 1432392U JP H0568436 U JPH0568436 U JP H0568436U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
bread
load
kneading
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1432392U
Other languages
English (en)
Inventor
田 晋 治 吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP1432392U priority Critical patent/JPH0568436U/ja
Priority to CN 93102335 priority patent/CN1075603A/zh
Publication of JPH0568436U publication Critical patent/JPH0568436U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 品質が良好で安定したパンを作ると共に過負
荷を使用者に報知可能にする。 【構成】 製パン機の混練を制御する制御装置におい
て、こね羽根を駆動するモータと、該モータに流れる電
流を検出する手段と、該検出手段が検出した電流値にも
とづいて上記モータの負荷の大きさを判断し、該負荷の
大きさに応じて混練の制御を行うパン調整回路を備えた
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、品質の良好なパンを得るために利用する製パン機の制御装置に関 する。本考案に適する製パン機は、全工程を自動で行うものの他、パン生地の作 成工程までを行う製パン機にも適する。
【0002】
【従来の技術】
製パン機では、通常、パン材料のこね(混練)、発酵及び焼成を、制御された 時間、温度の条件に従って順次実行する。このうち、例えば焼成工程以外は時間 が一定であり、焼成工程ではパン材料の配合物などに応じて、独特の風味を出さ せる等のために、焼成時間が調整される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の製パン機では、パン材料の混合物を変えた場合に もこね時間を一定とすると、でき上がりの状態が変化し、焼成によって得られた パンの品質が悪くなったり、この品質がばらつくなどの問題点があった。
【0004】 この考案は上記のような従来の問題点に着目してなされたものであり、パン材 料の混合物を変えた場合に、こね時間を適正化することによって、品質の安定し たパンを製造可能にする製パン機の制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成するため、製パン機の混練を制御する制御装置に おいて、こね羽根を駆動するモータと、該モータに流れる電流を検出する手段と 、該検出手段が検出した電流値にもとづいて上記モータの負荷の大きさを判断し 、該負荷の大きさに応じて混練の制御を行うパン調整回路を備えた構成としたも のである。
【0006】 また、前記製パン機の制御装置において、前記パン調整回路は、モータの負荷 が過負荷であるかを判断する手段と、該負荷が大き過ぎたり、小さすぎると判断 がなされると、上記モータへの電流供給を遮断する手段とを備えた構成としたも のである 更に、前記製パン機の制御装置において、モータへの電流供給を遮断する手段 に代えて使用者に警告を行う手段を備えた構成としたものである。
【0007】
【作用】
この考案におけるパン調整回路は、製パン機のこね羽根を駆動するモータに流 れる電流の大きさから、パン粉以外の粘度や重量の異なる材料や、不必要な量の パン粉が製パン機の容量に収容された場合の負荷の大きさを検出し、この検出結 果から材料に応じた最適のこね時間を演算し、このこね時間経過と共にリレーを 作動して、モータへの上記電流の供給を停止させる。また、上記負荷が過大とな った場合には、これを表示器に表示し、使用者に注意を促し、電源オフの操作等 を行えるようにする。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1はこの考案の製パン機 の制御装置を示す回路図であり、1はこね機のこね羽根を駆動するモータ、2は モータ1の駆動のための電力を供給する交流電源、3はモータ1と交流電源2と を結ぶモータ駆動回路に流れる電流、すなわちモータ1に流れる電流を検出する カレントセンサ、4はモータ駆動回路に接続された常開タイプのリレースイッチ 、5はリレースイッチ4を開閉動作させるリレーコイルで、これがリレースイッ チ4と共にリレー6を構成している。尚、リレーコイル5は外部の直流電源によ ってバイアスするように接続されている。
【0009】 また、7はマイクロプロセッサ構成のパン調整回路で、これがカレントセンサ 3にて検出されたモータ1に流れる電流値に応じて、モータ1の負荷の大きさを 判断し、この負荷の大きさに応じた最適のこね時間を演算によって決定する。尚 、リレー6はこの決定されたこね時間を経過したとき、上記モータ1への電流供 給を遮断するように動作する。8はパン調整回路7に接続されて、上記電流値や 負荷の大きさなどの他に、過負荷時に使用者に注意を促す表示を行う表示器であ る。
【0010】 図2はカレントセンサ3により検出されたモータ1に流れる電流に対する、パ ン調整回路7が判断する負荷の大きさを示す負荷特性図であり、パン調整回路7 は上記判断した各負荷の大きさに対応する、1次こね、休み、2次こねの各時間 を、予め設定された図3に示すようなフォーマット図から求めて決定し、この決 定された時間に達した際に、上記リレー6をオンまたはオフ制御するように機能 する。
【0011】 次に動作を説明する。まず、パン調整回路7への電源の供給によって、製パン のこね工程が実施される。このため、パン調整回路7は外部の直流電源を受けて 、リレーコイル5を付勢する。このため、リレースイッチ4がオンになり、モー タ1には電源2から動力が供給され、このモータ1は駆動される。
【0012】 このモータ1の駆動回転中は、カレントセンサ3はモータ1に流れる電流を監 視しており、この電流がパン調整回路7に入力される。パン調整回路7では、モ ータ1のプーリ等に張設されて、こね容器を回転させるベルトのテンションをあ る一定値にしたときの無負荷状態を基準に、その電流の大きさから、図2に示す ような負荷特性にもとづいて、負荷の大小を判断する。
【0013】 また、上記パン調整回路7は、この負荷の大小に応じたこね時間を図3に示す フォーマットに従って決定する。即ち、負荷の大小に応じてこね時間をそれぞれ 長,短の最適値にセットする。そして、かかるこね時間の最適値に達すると、パ ン調整回路7はリレーコイル5の付勢を停止させ、リレースイッチ4を開かせて 、モータ1の駆動を停止させる。尚、発酵工程における休み時にも、最適時間内 でモータ1が停止される。
【0014】 さらに、パン材料にパン粉以外のものが入れられたり、必要以上のパン材料が こね容器内に入れられた場合には、カレントセンサ3にその過負荷を検出させる 。この検出信号にもとづき、パン調整回路7がその過負荷状況を表示器に表示さ せる。これによって、使用者に注意を促したり、上記リレー6の作動により、モ ータ1の駆動を停止させるようにすることができる。
【0015】 上記実施例では、モータ1に流れる電流を検出する手段としてカレントセンサ ,モータ1への電流供給を遮断する手段としてリレーを用いたが、それ以外にも 前記検出手段として磁気センサを用いるものや前記遮断手段としてトライアック を用いるものなど様々な方法が考えられる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば製パン機の制御装置は製パン用生地こね機に 設けられるこね羽根を駆動するモータと、該モータに流れる電流を検出するカレ ントセンサと、該カレントセンサが検出した電流値にもとづき上記モータの負荷 の大きさを判断し、該負荷の大きさに応じたこね時間を決定するパン調整回路と 、該パン調整回路が決定したこね時間の経過後、リレーによって上記モータへの 電流供給を遮断するような構成したので、パン材料の量や配合物が変化しても、 品質が良好で安定したパンを作ることができ、また、パン材料や配合物が異常に 多い場合には警報を発したり、モータを停止して、このモータを過電流による過 熱、焼損から保護を図れるという実用上の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による製パン機の制御装置
を示す回路図である。
【図2】図1におけるモータ電流と負荷の大きさとの関
係を示す負荷特性図である。
【図3】図2における負荷の大きさに対するこね時間の
設定データを示すフォーマット図である。
【符号の説明】
1 モータ 3 カレントセンサ 6 リレー 7 パン調整回路 8 表示器

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製パン機の混練を制御する制御装置にお
    いて、こね羽根を駆動するモータと、該モータに流れる
    電流を検出する手段と、該検出手段が検出した電流値に
    もとづいて上記モータの負荷の大きさを判断し、該負荷
    の大きさに応じて混練の制御を行うパン調整回路を備え
    たことを特徴とする製パン機の制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の製パン機の制御装置にお
    いて、前記パン調整回路は、モータの負荷が過負荷であ
    るかを判断する手段と、該負荷が大き過ぎたり、小さす
    ぎると判断がなされると、上記モータへの電流供給を遮
    断する手段とを備えたことを特徴とする製パン機の制御
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の製パン機の制御装置にお
    いて、モータへの電流供給を遮断する手段に代えて使用
    者に警告を行う手段を備えたことを特徴とする製パン機
    の制御装置。
JP1432392U 1992-02-18 1992-02-18 製パン機の制御装置 Pending JPH0568436U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1432392U JPH0568436U (ja) 1992-02-18 1992-02-18 製パン機の制御装置
CN 93102335 CN1075603A (zh) 1992-02-18 1993-02-18 制面包机的控制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1432392U JPH0568436U (ja) 1992-02-18 1992-02-18 製パン機の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0568436U true JPH0568436U (ja) 1993-09-17

Family

ID=11857869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1432392U Pending JPH0568436U (ja) 1992-02-18 1992-02-18 製パン機の制御装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH0568436U (ja)
CN (1) CN1075603A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012063518A1 (ja) * 2010-11-09 2012-05-18 三洋電機株式会社 自動製パン器
JP2014087388A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Panasonic Corp 自動製パン機
JP2014140504A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Hitachi Appliances Inc 加熱調理器
JP2017512579A (ja) * 2014-03-31 2017-05-25 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 電動食品加工装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5418212B2 (ja) * 2009-12-25 2014-02-19 三洋電機株式会社 自動製パン器
CN103209625B (zh) * 2010-10-27 2015-04-01 三洋电机株式会社 自动制面包机
CN105815356A (zh) * 2016-05-18 2016-08-03 张素平 一种可以自动设置时间的智能和面机

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63203122A (ja) * 1987-02-20 1988-08-23 松下電器産業株式会社 自動製パン機
JPH0255020A (ja) * 1988-08-18 1990-02-23 Sanyo Electric Co Ltd パン製造機の制御装置
JPH03162807A (ja) * 1989-11-21 1991-07-12 Toshiba Corp パン製造装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63203122A (ja) * 1987-02-20 1988-08-23 松下電器産業株式会社 自動製パン機
JPH0255020A (ja) * 1988-08-18 1990-02-23 Sanyo Electric Co Ltd パン製造機の制御装置
JPH03162807A (ja) * 1989-11-21 1991-07-12 Toshiba Corp パン製造装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012063518A1 (ja) * 2010-11-09 2012-05-18 三洋電機株式会社 自動製パン器
JP2014087388A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Panasonic Corp 自動製パン機
JP2014140504A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Hitachi Appliances Inc 加熱調理器
JP2017512579A (ja) * 2014-03-31 2017-05-25 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 電動食品加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1075603A (zh) 1993-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2003271305B2 (en) Mixing device with variable speed drive and related control features
JPH0568436U (ja) 製パン機の制御装置
US7757984B2 (en) Food processor
JP3655062B2 (ja) 密閉型混練装置の混練制御方法
EP0168985A1 (en) Electronic controller and method for operating rotary cooking machine
US8348493B2 (en) Electronic manager for bread dough mixers and operating method
JPH09187383A (ja) 自動製パン機
JPS63188341A (ja) パン生地製造機の制御方法
JPH078265B2 (ja) 自動製パン機
JPH09108116A (ja) 製パン器の誤操作警報装置
JPS6331626A (ja) パンメ−カ−
JP3303779B2 (ja) 加熱調理器
JP3198487B2 (ja) 製パン機
JP4667804B2 (ja) 自動製パン機
JPH08191760A (ja) 自動製パン機
JPH02126026A (ja) ホームベーカリー付加熱調理装置
JPH09140594A (ja) 自動製パン機
JP3303659B2 (ja) 自動製パン機
JP4026577B2 (ja) 自動製パン機
AU2005201423B2 (en) Mixing device with variable speed drive and related control features
JPH0451732Y2 (ja)
JP2729381B2 (ja) 自動製パン機
JP2965052B2 (ja) 調理用電気機器における調理工程時間変更装置
JP2001190417A (ja) 自動製パン機
JPH0690861A (ja) 自動製パン機