JP2001190417A - 自動製パン機 - Google Patents

自動製パン機

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JP2001190417A JP2000002169A JP2000002169A JP2001190417A JP 2001190417 A JP2001190417 A JP 2001190417A JP 2000002169 A JP2000002169 A JP 2000002169A JP 2000002169 A JP2000002169 A JP 2000002169A JP 2001190417 A JP2001190417 A JP 2001190417A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理終了後に追い焼き調理を行うことができ
る自動製パン機を提供する。 【解決手段】 ヒータ3を有する焼成室2と、焼成室内
2に着脱自在に載置されたパン焼き型4と、パン焼き型
4の内部に配設された練り羽根7と、練り羽根7の駆動
によりパンの状態を制御する制御手段9と、制御手段9
は調理スタート時に温度検知手段8の温度が第1の所定
温度より高い場合には調理をスタートしない機能と、調
理終了後に温度検知手段8の温度が第2の所定温度以上
でも特定の調理メニューを選択した場合は調理をスター
トする機能を有して成る自動製パン機である。そして、
ケーキ等のメニューの調理終了後の温度が高い時に、特
定の調理メニューである焼き上げ工程のみを追加で行
え、生焼けのケーキを追い焼き調理ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用す
る自動製パン機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭でも簡単にパンを作るこ
とができる自動製パン機がよく用いられるようになって
きた。そして、使用者のニーズに合わせて、「ソフト食
パン」や「食パン」、「ぶどう食パン」、「バターロー
ル」、「ピザ」、「ケーキ」等の調理メニューを選択で
きるものもある。特に「ケーキ」のメニューにおいて
は、卵と薄力粉、砂糖、水をセットして、1時間程度で
調理を行うというものであった。
【0003】このような自動製パン機において、その構
成について図7、図8に従って説明する。
【0004】本体1内には、焼成室2を設け、この焼成
室2内には加熱を行う加熱手段としてのヒータ3が取り
付けられている。また、焼成室2内には、着脱自在に装
着されたパン焼き型4も設け、ヒータ3の通電によって
パン焼き型4を加熱する。5はモータで、ベルト6を介
してパン焼き型4内底部の練り羽根7の駆動を行い、パ
ン生地を練り上げる。サーミスタ8を含む温度検知手段
12は、調理中に焼成室2内の検知温度を制御手段91
に伝える。前記制御手段91は、前記検知温度が、ある
調理制御温度より低い場合には演算して制御信号を加熱
制御手段10へ送り、この加熱制御手段10よりヒータ
3への通電を行う。また、制御手段91は記憶している
調理プロセスで練り工程に移ると信号をモータ制御手段
11に送り、このモータ制御手段11によりモータ5へ
の通電を行い練り羽根7を駆動し、生地を練り上げる。
13は入力手段、14は表示手段、15は報知手段で制
御手段91により調理終了報知を行う。
【0005】特に、入力手段13と表示手段14の構成
図については図8に従って説明する。20は液晶の全セ
グメントが点灯した状態のLCD、21は調理状態を示
すLEDで点灯は調理中を、点滅は調理終了の保温を、
消灯はそれ以外の状態を示す。22は押し釦スイッチ
で、メニュー釦22aは選択メニューの切り替えを、タ
イマ釦22bは調理予約時間の設定を、スタート/切り
釦22cは調理スタートと調理停止を行うものである。
【0006】このような構成の自動製パン機において、
制御手段91の持つ調理プロセスであるケーキの調理工
程は図3に示すような調理工程となっており、調理スタ
ート時の温度検知手段12の検知温度を室温として、そ
の時の検知温度により、高温、中温、低温プロセスの一
つを選択する。制御手段91は選択された調理プロセス
に従って、まず練り工程を行いモータ制御手段11によ
りモータ5の動作により練り羽根7を駆動し、生地を練
り上げる。その後、焼き上げ工程で加熱制御手段10よ
りヒータ3への通電を行いケーキを焼き上げるというも
のであった。
【0007】調理が終了すると報知手段15の動作によ
りブザーを鳴らして利用者に調理が終了したことを知ら
せる。その後、ケーキを取り出してから例えば、食パン
メニューの調理を行うとしても、温度検知手段8の検知
温度が40℃以上なら第1の所定温度に相当し、焼成室
2の温度が高すぎるために発酵が正常にできない。それ
を防止するために制御手段91は調理をスタートさせな
いようにしている。この状態では、図8に示すような庫
内高温の表示となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
自動製パン機にあって、「ケーキ」等の調理メニューに
おいては、材料を多くして大きなケーキを調理しようと
したり、また、果物や野菜、チョコレート等の副材料を
セットして調理を行うと、生焼けのケーキができてしま
うという場合がある。この生焼けを防ぐために、このと
き追い焼きの焼き上げをしようとしても温度検知手段8
の検知温度が第1の所定温度の40℃以上となっている
ために制御手段91により、調理をスタートすることが
できなかった。
【0009】本発明は、上記従来の課題を解決するため
に、調理終了後の温度が高い時でも焼き上げ工程のみを
追加で行えるようにした自動製パン機を提供するもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、調理スタート時に温度検知手段の検知温度
が第1の所定温度より高い場合には調理をスタートしな
い機能と、調理終了後に温度検知手段の検知温度が第1
の所定温度以上の第2の所定温度以上であって、かつ特
定の調理メニューを選択した場合は調理をスタートする
機能を有する制御手段を備えた自動製パン機である。従
って、調理終了後に加熱のみの調理を任意の時間行うこ
とができるようにして、「ケーキ」等のメニューの調理
終了後の温度が高い時に、特定の調理メニューである焼
き上げ工程のみを追加で行え、生焼けのケーキに対して
も追い焼き調理ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、加熱手段を有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自
在に載置されたパン焼き型と、前記パン焼き型の内部に
配設された練り羽根と、前記練り羽根を駆動するモータ
と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知手段と、調
理メニューの選択や調理スタートを行う入力手段と、前
記温度検知手段の検知温度により前記加熱手段と前記モ
ータを制御する制御手段を備え、前記制御手段は調理ス
タート時に前記温度検知手段の検知温度が第1の所定温
度より高い場合には調理をスタートしない機能と、調理
終了後に前記温度検知手段の検知温度が第1の所定温度
以上の第2の所定温度以上であって、かつ特定の調理メ
ニューを選択した場合は調理をスタートする機能を有す
る自動製パン機である。
【0012】上記実施形態によれば、前記制御手段の機
能により、調理終了後に前記特定の調理メニューを選択
した場合には、第2の所定温度以上であれば追い焼き調
理を行うことが可能になる。
【0013】また本発明の請求項2に記載の発明は、加
熱手段を有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に載
置されたパン焼き型と、前記パン焼き型の内部に配設さ
れた練り羽根と、前記練り羽根を駆動するモータと、前
記焼成室内の温度を検知する温度検知手段と、調理メニ
ューの選択や調理スタートを行う入力手段と、前記温度
検知手段の検知温度により前記加熱手段と前記モータを
制御する制御手段を備え、前記制御手段は調理スタート
時に前記温度検知手段の検知温度が所定温度より高い場
合には調理をスタートしない機能と、調理終了後の所定
時間以内に特定の調理メニューを選択した場合には前記
温度検知手段の検知温度が前記所定温度より高くても調
理をスタートする機能を有して成る自動製パン機であ
る。
【0014】上記実施形態によれば、前記制御手段の機
能により、調理終了後に前記特定の調理メニューを選択
した場合には、調理終了後の所定時間以内であれば追い
焼き調理を行うことが可能になる。
【0015】また本発明の請求項3に記載の発明は、請
求項1または請求項2の記載において、調理条件や調理
状況等を表示する表示手段を設け、この表示手段は調理
終了後に特定の調理メニューが調理スタートできる期間
を表示してなる自動製パン機である。
【0016】上記実施形態によれば、前記表示手段が調
理終了後に特定の調理メニューを調理スタートできる期
間を表示してくれるので、調理終了後に特定の調理メニ
ューを選択した場合には、追い焼き調理が行えるかどう
かを正確に知ることが可能になる。
【0017】また本発明の請求項4に記載の発明は、請
求項1〜請求項3のいずれか1項の記載において、制御
手段は調理スタート時に温度検知手段の検知温度を室温
として、その室温に適した複数の調理プロセスの中の一
つを選択して調理を行う機能と、調理終了後に前記特定
の調理メニューを選択して調理スタートした場合には、
前回調理した調理プロセスで再度調理を行う機能を有し
てなる自動製パン機である。
【0018】上記実施形態によれば、前記制御手段の機
能により、調理終了後に特定の調理メニューを選択して
追い焼き調理を行った場合には、前回調理した調理プロ
セスで調理を行うので、温度検知手段の検知温度で室温
が分からない場合でも、前回調理した調理プロセスで調
理を行うことで、室温に合った調理プロセスで調理を行
うことが可能になる。
【0019】
【実施例】以下本発明の自動製パン機の実施例につき、
図1〜図6を参照して説明する。
【0020】(実施例1)図1は請求項1および請求項
4に記載の各発明に対応する一実施例における自動製パ
ン機を示すブロック図、図2は同自動製パン機の入力手
段と表示手段の構成を示す図、図3は同自動製パン機の
制御手段の調理プロセスを示す調理工程図、図4は同自
動製パン機の追い焼き時における入力手段と表示手段を
示す図、図5は同自動製パン機の追い焼き時における調
理工程図である。この発明の自動製パン機は、制御手段
の調理プロセスにおける制御機能が上記した従来例と異
なり、それ以外の同一構成および同一作用効果を奏する
部分には同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なる
処を中心に説明する。
【0021】制御手段9は、温度検知手段12の検知温
度によりヒータ3とモータ5を制御するとともに、調理
スタート時に前記温度検知手段12の検知温度が第1の
所定温度より高い場合には調理をスタートしない機能
と、調理終了後に前記温度検知手段12の検知温度が第
1の所定温度より高い第2の所定温度以上であって、か
つ特定の調理メニューを選択した場合は調理をスタート
する機能を有している。そして、更に制御手段9は調理
スタート時に温度検知手段12の検知温度を室温とし
て、その室温に適した複数の調理プロセスの中の一つを
選択して調理を行う機能と、調理終了後に特定の調理メ
ニューを選択して調理スタートした場合には、前回調理
した調理プロセスで再度調理を行う機能を有している。
【0022】上記実施例において、調理メニューである
ケーキの調理を行う場合について説明する。パン焼き型
4に卵と薄力粉、砂糖、水をセットする。次に、図2の
押し釦スイッチ22のメニュー釦22aを数回押して三
角印を「ケーキ」に合わせる。その後、スタート/切り
釦22cを押して調理スタートを行う。調理がスタート
をすると温度検知手段8の検知温度が20℃の場合は、
制御手段9が図3の調理プロセス(C)の低温プロセス
を開始する。
【0023】図3の調理プロセス(C)である低温プロ
セスでまず、練り工程を20分間動作してモータ5を駆
動して練り羽根7を回転させてパン焼き型4内の材料を
練っていく。また、制御温度30℃で維持するために温
度検知手段8の検知温度が30℃より低い場合には加熱
制御手段10よりヒータ3への通電を通電率10%で行
いパン焼き型4の温度を高くする。一方、温度検知手段
8の検知温度が30℃より高い場合には加熱制御手段1
0よりヒータ3への通電を停止してパン焼き型4の温度
を一定に制御する。20分が経過すると次に焼き上げ工
程を1時間行う。まず、温度検知手段8の検知温度が1
00℃までは加熱制御手段10よりヒータへの通電率を
100%で行う。その後140℃までは通電率を90%
まで行う。最後に135℃より低い場合には60%の通
電率で、また高い場合には30%の通電率で行う。以上
の調理制御を行いケーキを焼き上げる。
【0024】調理が終了すると、報知手段15の動作に
よりブザーを鳴らして利用者に調理が終了したことを知
らせる。その後、焼き上がったケーキを見てもう少し焼
きを追加したい場合には、押し釦スイッチ22のスター
ト/切り釦22cを押して保温を終了させてからメニュ
ー釦22aを数回押して三角矢印をケーキに合わせる。
ここで、制御手段9は温度検知手段8の検知温度が第2
の所定温度(本実施例では50℃)以上であることを認
識し、かつ特定の調理メニューである追い焼き調理を選
択していると認識してケーキの焼き上げ工程だけの調理
を任意の時間行うのである。この場合は、図4のステッ
プ1に示すような図となり、調理時間が1分となってい
る。ここで、今回の追加の焼き上げ時間を10分で行う
場合には、タイマ釦22bを押して10に合わせる。す
るとステップ2のような表示となる。そして、スタート
/切り釦22cを押すとケーキの焼き上げだけの追い焼
き調理がスタートする。
【0025】しかし、上記説明した「ケーキ」の調理が
終了して長い間(例えば30分以上)放置してから押し
釦スイッチ22のスタート/切り釦22cを押して保温
を終了させて、メニュー釦22aを数回押して三角印を
ケーキに合わせると、温度検知手段8の検知温度が第1
の所定温度(本実施例では40℃)未満に低下している
ので、ケーキを最初から調理する設定になる。従って、
スタート/切り釦22cを押すと、先ほどのケーキの調
理メニューの最初から調理がスタートすることになる。
また、第2の所定温度(50℃)未満で第1の所定温度
(40℃)以上の場合には、焼成室2の温度が高すぎる
ために調理が正常にできないので、調理をスタートする
ことができないようにしている。
【0026】以上のように制御手段9は、温度検知手段
8の検知温度によって、ケーキを最初から調理するの
か、また焼き上げ工程だけを追加する追い焼き調理する
のかを判断して決定するものである。
【0027】そして、上記したケーキの追い焼き調理が
スタートすると、制御手段9は図5に示す前回調理した
プロセスである低温プロセスを実行して調理が行われ
る。すなわち、調理スタート時の温度検知手段8の検知
温度によって調理プロセスを決定しようとしても、調理
スタート時の温度が高く、正しい調理プロセスの選択が
できないので、制御手段9は直前に行った調理プロセス
を記憶しておき、同じ調理プロセスを選択する。ここで
は、焼き上げ工程のみの調理で、時間は10分間だけ行
われる。10分間の調理が終了すると報知手段15の動
作によりブザーを鳴らして利用者に追い焼きの調理が終
了したことを知らせる。
【0028】なお、本実施例では、温度検知手段8の検
知温度が第1の所定温度を40℃、第2の所定温度を5
0℃としているが、この温度は、本体1の構成によって
決められるものであり、他の温度でも良いことは言うま
でもない。
【0029】(実施例2)図6は請求項2および請求項
3に記載の各発明に対応する一実施例における自動製パ
ン機の追い焼き時における入力手段と表示手段を示す図
である。この実施例2の発明は、制御手段の調理プロセ
スにおける制御機能が上記した実施例1の発明と異な
り、それ以外の同一構成および同一作用効果を奏する部
分には同じ符号を付して詳細な説明を省略し、図1〜図
6に従い異なる処を中心に説明する。
【0030】制御手段9は調理スタート時に温度検知手
段12の検知温度が所定温度より高い場合には調理をス
タートしない機能と、調理終了後に所定時間以内に特定
のメニューを選択した場合には温度検知手段12の検知
温度が前記所定温度より高くても調理をスタートする機
能を有している。また、表示手段14は調理条件や調理
状況等を表示するとともに、調理終了後に特定の調理メ
ニューが選択されたことを制御手段9が認識し、この認
識により調理終了後に特定の調理メニューが調理スター
トできる期間を表示するものである。
【0031】上記実施例において、調理メニューである
「ケーキ」の調理を行う場合について説明する。パン焼
き型4に卵と薄力粉、砂糖、水をセットする。次に、図
2の押し釦スイッチ22のメニュー釦22aを数回押し
て三角印をケーキに合わせる。その後、スタート/切り
釦22cを押して調理スタートを行う。調理がスタート
すると温度検知手段8の検知温度が20℃の場合では、
制御手段9により図3の調理プロセス(C)の低温プロ
セスが開始する。
【0032】図3の低温プロセスの調理工程については
上記実施例1と同じであるために説明を省略する。そし
て、ケーキの調理が終了すると報知手段15の動作によ
りブザーを鳴らして利用者に調理が終了したことを知ら
せる。その後、保温状態となり図6のステップ1の表示
となる。ここで、LED21が点滅状態となり保温中で
あることを利用者に知らせる。また、制御手段9はLC
D20に、加熱の追加調理が可能な状態を示す「追い焼
き可」を表示させている。その表示している間に、押し
釦スイッチ22のスタート/切り釦22cを押して保温
状態を終了させてからメニュー釦22aを数回押して三
角矢印をケーキに合わせる。その後、タイマ釦22bで
時間調整を行った後に、スタート/切り釦22cを押し
てケーキの焼き上げ工程だけの追い焼き調理を任意の時
間行うことができる。そして、制御手段9は追い焼き調
理がスタートすると、図5に示す前回調理したプロセス
の低温プロセスを実行して調理が行われる。この調理工
程については上記実施例1と同じであるために説明を省
略する。従って、最初のケーキの調理終了後、20分が
経過すると「追い焼き可」の表示が消えてしまい追い焼
き調理を行うことができなくなる。
【0033】このように、本実施例では最初のケーキの
調理工程が終了して20分が経過するまでは、ケーキの
焼き上げ工程だけを調理することができる。しかし、2
0分以降では、ケーキを最初から調理するようになって
おり、調理終了後の時間経過のみで焼き上げ工程だけの
追い焼き調理か、あるいは通常のケーキの調理か判断し
ている。一般に利用者が追い焼き調理を行う場合は、調
理終了後20分程度以内と考えられるので、調理終了後
の時間を意識せずに追い焼き調理を行うことができる。
【0034】また、追い焼き調理が可能な間は表示手段
14に表示しているので、焼き上げ工程だけの追い焼き
調理か、あるいは通常のケーキの調理かを間違えること
なく調理を行うことができる。
【0035】なお、本実施例では、調理終了後20分経
過したかどうかで、焼き上げ工程だけの追い焼き調理
か、あるいは通常のケーキの調理かを制御手段で判断し
ているが、時間については本体1の構成によって決めら
れるものであり、他の時間でも良いことは言うまでもな
い。
【0036】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、調理終了後の庫内温度が高い時に焼き上げ工程のみ
の追い焼き調理を追加で任意の時間行えるので、ケーキ
等の調理で生焼けとなった場合でも追い焼き調理をし
て、好み通りの焼き加減のケーキを焼き上げることがで
きる。
【0037】また請求項2に記載の発明によれば、調理
終了後の所定の時間のみ焼き上げ工程のみの追い焼き調
理を追加で任意の時間行えるので、ケーキ等の調理で生
焼となった場合でも、焼き上げ工程だけの追い焼き調理
か、あるいは通常のケーキの調理かを意識せずに調理す
ることができる。
【0038】また請求項3に記載の発明によれば、調理
終了後の庫内温度が高い時に焼き上げ工程のみの追い焼
き調理を追加で任意の時間行える期間を表示手段で表示
するので、焼き上げ工程だけの追い焼き調理か、あるい
は通常のケーキの調理かを間違えることなく調理するこ
とができる。
【0039】また請求項4に記載の発明によれば、調理
終了後の庫内温度が高い時に焼き上げ工程のみの追い焼
き調理を行う場合でも前回の調理プロセスを選択するの
で、室温検知手段を別に追加しなくても、室温に合った
調理プロセスを選択することができ、室温にかかわらず
一定の焼き上げ温度にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における自動製パン機を示す
ブロック図
【図2】同実施例1における自動製パン機の入力手段と
表示手段を示す図
【図3】同実施例1および実施例2並びに従来における
自動製パン機の調理工程図
【図4】同実施例1における自動製パン機の追い焼き時
における入力手段と表示手段を示す図
【図5】同実施例1および実施例2における自動製パン
機の追い焼き時における調理工程図
【図6】同実施例2における自動製パン機の追い焼き時
における入力手段と表示手段を示す図
【図7】従来の自動製パン機を示すブロック図
【図8】従来の自動製パン機の入力手段と表示手段を示
す図
【符号の説明】
3 ヒータ(加熱手段) 5 モータ 9 制御手段 10 加熱制御手段 11 モータ制御手段 12 温度検知手段 13 入力手段 14 表示手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段を有する焼成室と、前記焼成室
    内に着脱自在に載置されたパン焼き型と、前記パン焼き
    型の内部に配設された練り羽根と、前記練り羽根を駆動
    するモータと、前記焼成室内の温度を検知する温度検知
    手段と、調理メニューの選択や調理スタートを行う入力
    手段と、前記温度検知手段の検知温度により前記加熱手
    段と前記モータを制御する制御手段を備え、前記制御手
    段は調理スタート時に前記温度検知手段の検知温度が第
    1の所定温度より高い場合には調理をスタートしない機
    能と、調理終了後に前記温度検知手段の検知温度が第1
    の所定温度以上の第2の所定温度以上であって、かつ特
    定の調理メニューを選択した場合は調理をスタートする
    機能を有してなる自動製パン機。
  2. 【請求項2】 加熱手段を有する焼成室と、前記焼成室
    内に着脱自在に載置されたパン焼き型と、前記パン焼き
    型の内部に配設された練り羽根と、前記練り羽根を駆動
    するモータと、前記焼成室内の温度を検知する温度検知
    手段と、調理メニューの選択や調理スタートを行う入力
    手段と、前記温度検知手段の検知温度により前記加熱手
    段と前記モータを制御する制御手段を備え、前記制御手
    段は調理スタート時に前記温度検知手段の検知温度が所
    定温度より高い場合には調理をスタートしない機能と、
    調理終了後の所定時間以内に特定のメニューを選択した
    場合には前記温度検知手段の検知温度が前記所定温度よ
    り高くても調理をスタートする機能を有してなる自動製
    パン機。
  3. 【請求項3】 調理条件や調理状況等を表示する表示手
    段を設け、前記表示手段は調理終了後に特定の調理メニ
    ューが調理スタートできる期間を表示してなる請求項1
    または請求項2に記載の自動製パン機。
  4. 【請求項4】 制御手段は調理スタート時に温度検知手
    段の検知温度を室温として、その室温に適した複数の調
    理プロセスの中の一つを選択して調理を行う機能と、調
    理終了後に特定の調理メニューを選択して調理スタート
    した場合には、前回調理した調理プロセスで再度調理を
    行う機能を有してなる請求項1〜請求項3のいずれか1
    項に記載の自動製パン機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010194021A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Panasonic Corp 自動製パン機
JP2011050619A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Panasonic Corp 蒸し機能付き製パン機

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