JPH0567147B2 - - Google Patents

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JPH0567147B2
JPH0567147B2 JP62321392A JP32139287A JPH0567147B2 JP H0567147 B2 JPH0567147 B2 JP H0567147B2 JP 62321392 A JP62321392 A JP 62321392A JP 32139287 A JP32139287 A JP 32139287A JP H0567147 B2 JPH0567147 B2 JP H0567147B2
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carbon atoms
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general formula
atom
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Tetsuo Takematsu
Masahiro Nishii
Izumi Kobayashi
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D251/00Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
    • C07D251/02Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
    • C07D251/12Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D251/26Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hetero atoms directly attached to ring carbon atoms
    • C07D251/40Nitrogen atoms
    • C07D251/48Two nitrogen atoms
    • C07D251/50Two nitrogen atoms with a halogen atom attached to the third ring carbon atom
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/64Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/661,3,5-Triazines, not hydrogenated and not substituted at the ring nitrogen atoms
    • A01N43/681,3,5-Triazines, not hydrogenated and not substituted at the ring nitrogen atoms with two or three nitrogen atoms directly attached to ring carbon atoms
    • A01N43/70Diamino—1,3,5—triazines with only one oxygen, sulfur or halogen atom or only one cyano, thiocyano (—SCN), cyanato (—OCN) or azido (—N3) group directly attached to a ring carbon atom
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D251/00Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
    • C07D251/02Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
    • C07D251/12Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D251/26Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hetero atoms directly attached to ring carbon atoms
    • C07D251/40Nitrogen atoms
    • C07D251/48Two nitrogen atoms
    • C07D251/52Two nitrogen atoms with an oxygen or sulfur atom attached to the third ring carbon atom

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Dentistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
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  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は新規化合物であるトリアジン誘導体、
その製造方法およびそれを有効成分とする除草剤
に関する。 [従来技術及び発明が解決しようとする問題点] 従来から、トリアジン系除草剤としては各種の
化合物が知られている。例えば、2−メチルチオ
−4,6−ビス(アルキルアミノ)−s−トリア
ジン誘導体は強力な殺草力を有し、除草剤として
有効であることが知られている。 しかしながら、例えば2−メチルチオ−4,6
−ビス(エチルアミノ)−s−トリアジンは、土
壌および温度条件によつてその効果が著しく左右
される。具体的には、温暖地域では通常の施用量
でも薬害が発生する場合があり、また寒冷地では
効果が十分に発揮されないという問題がある。そ
のため、除草剤として適用しうる地域がかなり制
限されるという欠点がある。 本発明者らは、上記従来の除草剤の欠点を解消
し、様々な土壌および温度条件下でもほぼ等しい
除草効果を発揮するとともに、水稲に対して薬害
がなく一年生雑草から多年生雑草にわたる種々の
雑草に対してすぐれた除草効果を発揮しうる全く
新たな除草剤を開発すべく鋭意研究を重ねた。 [問題点を解決するための手段] その結果、フエノキシ基あるいはフエニルチオ
基を有する特定のトリアジン誘導体が上記目的に
適うことを見出し、本発明を完成するに至つた。
すなわち本発明は、 一般式
【化】 [式中、Aは
【式】
【式】あるいは
【式】 を示し、X1は水素原子、炭素数1〜4のアルキ
ル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原
子、炭素数1〜4のハロアルキル基、フエニル基
あるいはフエノキシ基を示し、nは1〜5の整数
を示す。なお、nが複数のときは各X1は同じも
のであつても異なるものであつてもよい。また、
Zは酸素原子あるいは硫黄原子を示し、R1は炭
素数1〜4のアルキル基を示し、R2はハロゲン
原子、炭素数1〜4のアルコキシ基、炭素数1〜
4のアルキルチオ基あるいは炭素数1〜4のハロ
ゲン置換アルキル基を示す。] で表わされるトリアジン誘導体を提供するととも
に、このトリアジン誘導体の効率のよい製造方法
として次の4つの方法を提供する。すなわち、 一般式
【化】 [式中、A,X1,Z,R1およびnは前記と同
じ。] で表わされるアルキルアミン誘導体と、 一般式
【式】 [式中、X2およびX3はハロゲン原子を示す。] で表わされるジハロゲン化アミノトリアジンとを
反応させることを特徴とする 一般式
【化】 [式中、A,X1,X2,Z,R1およびnは前記
と同じ。] で表わされるトリアジン誘導体(ハロゲン含有ト
リアジン誘導体)の製造方法(以下、「方法1」
という。)、前記一般式[−A]で表わされるハ
ロゲン含有トリアジン誘導体に、 一般式 R3SH ……[] [式中、R3は炭素数1〜4のアルキル基を示
す。] で表わされるアルキルメルカプタンあるいは 一般式 (R3S)nM ……[] [式中、Mはアルカリ金属あるいはアルカリ土
類金属を示し、mはMの原子価を示す。また、
R3は前記と同じである。] で表わされるアルキルメルカプチドを反応させる
ことを特徴とする 一般式
【化】 [式中、A,X1,Z,R1,R3およびnは前記
と同じ。] で表わされるトリアジン誘導体(硫黄含有トリア
ジン誘導体)の製造方法(以下、「方法2」とい
う。)、前記一般式[−A]で表わされるハロゲ
ン含有トリアジン誘導体に、 一般式 R3OH ……[] [式中、R3は前記と同じ。] で表わされるアルコールあるいは 一般式 (R3O)nM ……[] [式中、R3,Mおよびmは前記と同じ。] で表わされるアルコキシドを反応させることを特
徴とする 一般式
【化】 [式中、A,X1,Z,R1,R3およびnは前記
と同じ。] で表わされるトリアジン誘導体(酵素含有トリア
ジン誘導体)の製造方法(以下、「方法3」とい
う。) および一般式
【化】 [式中、A,X1,Z,nおよびR1は前記と同
じ。X4はハロゲン原子を示す。] で表わされるアルキルアミン誘導体の塩と 式
【式】で表わされるシアノグアニジ ンを反応させて 一般式
【化】 [式中、A,X1,Z,n,R1およびX4は前記
と同じ。] で表わされるアルキルビグアニドの塩を製造し、
次いでアルキルビグアニドの塩に 一般式 R4COOR5 ……[] [式中、R4は炭素数1〜4のハロゲン置換ア
ルキル基を示し、R5は炭素数1〜4のアルキル
基を示す。] で表わされるアルキルエステルを反応させること
を特徴とする一般式
【化】 [式中、A,X1,Z,n,R1,R4およびnは
前記と同じ。] で表わされるトリアジン誘導体(ハロゲン置換ア
ルキル含有トリアジン誘導体)の製造方法(以下
「方法4」という。)を提供する。 さらに本発明は、前記一般式[]で表わされ
るトリアジン誘導体を有効成分として含有する除
草剤をも提供するものである。 前記一般式[]で表わされる化合物は、トリ
アジン誘導体であり、式中A,X1,Z,R1,R2
およびnは前述したとおりである。すなわち、A
【式】
【式】あるいは
【式】を示し、X1は水 素原子、炭素数1〜4のアルキル基(メチル基、
エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n
−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、
tert−ブチル基)、炭素数1〜4のアルコキシ基
(メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブト
キシ基)、ハロゲン原子(塩素原子、臭素原子、
弗素原子、沃素原子など)、炭素数1〜4のハロ
アルキル基(トリフルオロメチル基、トリクロロ
メチル基、モノクロロメチル基、モノブロモメチ
ル基、モノフルオロメチル基、ペンタフルオロエ
チル基など)、フエニル基、フエノキシ基等を示
す。 これらのうち炭素数1〜4のアルキル基、炭素
数1〜4のアルコキシ基、炭素数1〜4のハロア
ルキル基が好ましい。 また、X1の置換基数を示すnは1〜5のいず
れかであるが、好ましくは1あるいは2である。
ここでnが2以上のときは、各X1は同じもので
も異なるものでもよい。さらに、X1の置換位置
はZに対してオルト位、メタ位、パラ位のいずれ
でもよいが、メタ位の場合が比較的好ましいもの
となる。 一方、Zは酵素原子あるいは硫黄原子を示し、
R1は炭素数1〜4のアルキル基(メチル基、エ
チル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert
−ブチル基)を示し、特にメチル基、エチル基が
好ましい。さらに、R2はハロゲン原子(塩素原
子、臭素原子、弗素原子、沃素原子など)、炭素
数1〜4のアルコキシ基(メトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、ブトキシ基)、炭素数1〜4
のアルキルチオ基(メチルチオ基、エチルチオ
基、プロピルチオ基、ブチルチオ基)、炭素数1
〜4のハロゲン置換アルキル基(トリフルオロメ
チル基、トリクロロメチル基、ジクロロエチル
基、テトラフルオロエチル基、モノクロロメチル
基、モノブロモメチル基、モノフルオロメチル
基、ジフルオロメチル基、クロロフルオロメチル
基、ジブロモエチル基、ジクロロメチル基、ブロ
モフルオロメチル基、ヘプタフルオロプロピル
基、ジブロモメチル基、ジブロモフルオロメチル
基、クロロジフルオロメチル基、ブロモジフルオ
ロメチル基、ジクロロフルオロメチル基、ペンタ
フルオロエチル基、ジフルオロエチル基など)を
示し、そのうち炭素数1〜4のアルキルチオ基が
好ましく、特にメチルチオ基、エチルチオ基が好
ましい。 この一般式[]で表わされるトリアジン誘導
体は、式中のR2の種類により、前述した一般式
[−A]で表わされるハロゲン含有トリアジン
誘導体、一般式[−B]で表わされる硫黄含有
トリアジン誘導体、一般式[−C]で表わされ
る酸素含有トリアジン誘導体および一般式[−
D]で表わされるハロゲン置換アルキル含有トリ
アジン誘導体の四種に分類される。 上記一般式[](すなわち、一般式[−
A]、[−B]、[−C]、[−D]で表わされ
るトリアジン誘導体の具体例としては、後述する
製造例で得る化合物以外に、2−アミノ−4−ク
ロロ−6−[2−(3′−エチルフエノキシ)イソプ
ロピルアミノ]−s−トリアジン;2−アミノ−
4−クロロ−6−[2−(3′−sec−ブチルフエノ
キシ)イソプロピルアミノ]−s−トリアジン;
2−アミノ−4−クロロ−6−[2−(3′−イソプ
ロピルフエノキシ)イソプロピルアミノ]−s−
トリアジン;2−アミノ−4−クロロ−6−[2
−(3′−t−ブトキシフエノキシ)イソプロピル
アミノ]−s−トリアジン;2−アミノ−4−ク
ロロ−6−[2−(3−′エトキシフエノキシ)イ
ソプロピルアミノ]−s−トリアジン;2−アミ
ノ−4−クロロ−6−[2−(3′−ブロモフエノキ
シ)イソプロピルアミノ]−s−トリアジン;2
−アミノ−4−クロロ−6−[2−(3′−モノクロ
ロメチルフエノキシ)イソプロピルアミノ]−s
−トリアジン;2−アミノ−4−クロロ−6−
[2−(3′−ペンタフルオロエチルフエノキシ)イ
ソプロピルアミノ]−s−トリアジン;2−アミ
ノ−4−クロロ−6−[2−(3′,5′−ジメチルフ
エノキシ)−1−エチル−エチルアミノ]−s−ト
リアジン;2−アミノ−4−クロロ−6−[2−
(2′,5′−ジメチルフエノキシ)−1−エチル−エ
チルアミノ]−s−トリアジン;2−アミノ−4
−クロロ−6−[2−(3′,5′−ジメチルフエニル
チオ)イソプロピルアミノ]−s−トリアジン;
2−アミノ−4−クロロ−6−[2−(2′,5′−ジ
メチルフエニルチオ)イソプロピルアミノ]−s
−トリアジン;2−アミノ−4−クロロ−6−
[2−(3′−トリフルオロメチルフエニルチオ)イ
ソプロピルアミノ]−s−トリアジン;2−アミ
ノ−4−メチルチオ−6−[2−(3′−エチルフエ
ノキシ)イソプロピルアミノ]−s−トリアジ
ン;2−アミノ−4−メチルチオ−6−[2−
(3′−sec−ブチルフエノキシ)イソプロピルアミ
ノ]−s−トリアジン;2−アミノ−4−メチル
チオ−6−[2−(3′−イソプロピルフエノキシ)
イソプロピルアミノ]−s−トリアジン;2−ア
ミノ−4−メチルチオ−6−[2−(3′−t−ブト
キシフエノキシ)イソプロピルアミノ]−s−ト
リアジン;2−アミノ−4−メチルチオ−6−
[2−(3′−エトキシフエノキシ)イソプロピルア
ミノ]−s−トリアジン;2−アミノ−4−メチ
ルチオ−6−[2−(3′−ブロモフエノキシ)イソ
プロピルアミノ]−s−トリアジン;2−アミノ
−4−メチルチオ−6−[2−(3′−モノクロロメ
チルフエノキシ)イソプロピルアミノ]−s−ト
リアジン;2−アミノ−4−メチルチオ−6−
[2−(3′−ペンタフルオロエチルフエノキシ)イ
ソプロピルアミノ]−s−トリアジン;2−アミ
ノ−4−メチルチオ−6−[2−(3′−,5′−ジメ
チルフエノキシ)−1−エチル−エチルアミノ]−
s−トリアジン;2−アミノ−4−メチルチオ−
6−[2−(2′,5′−ジメチルフエノキシ)−1−
エチル−エチルアミノ]−s−トリアジン;2−
アミノ−4−メチルチオ−6−[2−(3′,5′−ジ
エチルフエニルチオ)イソプロピルアミノ]−s
−トリアジン;2−アミノ−4−メチルチオ−6
−[2−(2′,5′−ジメチルフエニルチオ)イソプ
ロピルアミノ]−s−トリアジン;2−アミノ−
4−メチルチオ−6−[2−(3′−トリフルオロメ
チルフエニルチオ)イソプロピルアミノ]−s−
トリアジン;2−アミノ−4−エチルチオ−6−
[2−(3′,5′−ジメチルフエノキシ)イソプロピ
ルアミノ]−s−トリアジン;2−アミノ−4−
エトキシ−6−[2−(3′,5′−ジメチルフエノキ
シ)イソプロピルアミノ]−s−トリアジン;2
−アミノ−4−エチルチオ−6−[2−(2′,5′−
ジメチルフエノキシ)イソプロピルアミノ]−s
−トリアジン;2−アミノ−4−エトキシ−6−
[2−(2′,5′−ジメチルフエノキシ)イソプロピ
ルアミノ]−s−トリアジン;2−アミノ−4−
エチルチオ−6−[2−(3′−トリフルオロフエノ
キシ)イソプロピルアミノ]−s−トリアジン;
2−アミノ−4−エトキシ−6−[2−(3′−トリ
フルオロメチルフエノキシ)イソプロピルアミ
ノ]−s−トリアジン;2−アミノ−4−[2−
(3′−メチルフエノキシ)イソプロピルアミノ]−
6−トリフルオロメチル−s−トリアジン;2−
アミノ−4−[2−(2′,3′−ジメチルフエノキ
シ)イソプロピルアミノ]−6−トリフルオロメ
チル−s−トリアジン;2−アミノ−4−[2−
(3′−メトキシフエノキシ)イソプロピルアミノ]
−6−トリフルオロメチル−s−トリアジン;2
−アミノ−4−[2−(3′−トリフルオロメチルフ
エノキシ)イソプロピルアミノ]−6−トリフル
オロメチル−s−トリアジン;2−アミノ−4−
[2−(3′−トリフルオロメチルフエニルチオ)イ
ソプロピルアミノ]−6−トリフルオロメチル−
s−トリアジン;2−アミノ−4−[2−(3′−t
−ブチルフエノキシ)イソプロピルアミノ]−6
−トリフルオロメチル−s−トリアジン;2−ア
ミノ−4−[2−(3′−フエニルフエノキシ)イソ
プロピルアミノ]−6−トリフルオロメチル−s
−トリアジン;2−アミノ−4−[2−(3′,5′−
ジメチルフエノキシ)−1−エチル−エチルアミ
ノ]−6−トリフルオロメチル−s−トリアジ
ン;2−アミノ−4−[2−(2′,5′−ジメチルフ
エノキシ)−1−エチル−エチルアミノ]−6−ト
リフルオロメチル−s−トリアジン;2−アミノ
−4−フルオロメチル−6−[2−(3′−メチルフ
エノキシ)イソプロピルアミノ]−s−トリアジ
ン;2−アミノ−4−フルオロメチル−6−[2
−(3′−トリフルオロメチルフエノキシ)イソプ
ロピルアミノ]−s−トリアジン;2−アミノ−
4−フルオロメチル−6−[2−(3′−トリフルオ
ロメチルフエニルチオ)イソプロピルアミノ]−
s−トリアジン;2−アミノ−4−フルオロメチ
ル−6−[2−(3′−t−ブチルフエノキシ)イソ
プロピルアミノ]−s−トリアジン;2−アミノ
−4−フルオロメチル−6−[2−(3′−フエノキ
シフエノキシ)イソプロピルアミノ]−s−トリ
アジン;2−アミノ−4−フルオロメチル−6−
[2−(3′,5′−ジメチルフエノキシ)−1−エチ
ル−エチルアミノ]−s−トリアジン;2−アミ
ノ−4−フルオロメチル−6−[2−(2′,5′−ジ
メチルフエノキシ)−1−エチル−エチルアミノ]
−s−トリアジン;2−アミノ−4−α,α−ジ
クロロエチル−6−[2−(3′−メチルフエノキ
シ)イソプロピルアミノ]−s−トリアジン;2
−アミノ−4−α,α−ジクロロエチル−6−
[2−(3′−トリフルオロメチルフエノキシ)イソ
プロピルアミノ]−s−トリアジン;2−アミノ
−4−α,α−ジクロロエチル−6−[2−(3′,
5′−ジメチルフエノキシ)イソプロピルアミノ]
−s−トリアジン;2−アミノ−4−α,α−ジ
クロロエチル−6−[2−(3′−メトキシフエノキ
シ)イソプロピルアミノ]−s−トリアジンなど
が挙げられる。 上記一般式[]で表わされる本発明のトリア
ジン誘導体は、種々の方法により製造することが
できるが、そのうち効率のよい製造方法として
は、前述の方法1〜方法4があげられ、特に一般
式[−A]のトリアジン誘導体の製造方法とし
て前述の方法1、一般式[−B]のトリアジン
誘導体の製造方法として前述の方法2、一般式
[−C]のトリアジン誘導体の製造方法として
前述の方法3、一般式[−D]のトリアジン誘
導体の製造方法として前述の方法4がある。 方法1によれば、一般式[]で表わされるア
ルキルアミン誘導体と一般式[]で表わされる
ジハロゲン化アミノトリアジンを反応させること
により、目的とする一般式[−A]で表わされ
るトリアジン誘導体(ハロゲン含有トリアジン誘
導体)を得る。 ここで、一般式[]で表わされるアルキルア
ミン誘導体としては、参考例で得られるもの以外
に、2−(3−エチルフエノキシ)イソプロピル
アミン;2−(3−set−ブチルフエノキシ)イソ
プロピルアミン;2−(3−イソプロピルフエノ
キシ)イソプロピルアミン;2−(3−t−ブト
キシフエノキシ)イソプロピルアミン;2−(3
−エトキシフエノキシ)イソプロピルアミン;2
−(3−モノクロロメチルフエノキシ)イソプロ
ピルアミン;2−(3−ペンタフルオロエチルフ
エノキシ)イソプロピルアミン;2−(3,5−
ジメチルフエノキシ)−1−エチル−エチルアミ
ン;2−(2,5−ジメチルフエノキシ)−1−エ
チル−エチルアミン;2−(3,5−ジメチルフ
エニルチオ)イソプロピルアミン;2−(2,5
−ジメチルフエニルチオ)イソプロピルアミン;
2−(3−トリフルオロメチルフエニルチオ)イ
ソプロピルアミンなどが挙げられる。 この一般式[]で表わされるアルキルアミン
誘導体(すなわち、2−フエノキシアルキルアミ
ンあるいはその誘導体または2−フエニルチオア
ルキルアミンあるいはその誘導体)を製造するに
は各種の方法が考えられるが、通常は次の如き方
法による。つまり、 一般式 A−Z−CH2COR1 ……[XI] [式中、A,X1,Z,R1およびnは前記と同
じ。] で表わされる(置換)フエノキシケトンあるいは
(置換)フエニルチオケトンを原料とし、これに
150〜200℃程度の加熱下でギ酸アンモニウムある
いはホルムアミドとギ酸を反応させて、 一般式
【式】 [式中、A,X1,Z,R1およびnは前記と同
じ。] で表わされるN−ホルミルアルキルアミン誘導体
を得、これに濃塩酸等の酸あるいは苛性ソーダ等
の苛性アルカリの存在下に加熱して加水分解すれ
ば、一般式[]で表わされるアルキルアミン誘
導体が得られる。 また、前記一般式[XI]で表わされる(置換)
フエノキシケトンあるいは(置換)フエニルチオ
ケトンを原料として、これに酢酸アンモニウムお
よびシアン化ホウ素ナトリウムを反応させれば一
般式[]で表わされるアルキルアミン誘導体が
得られる。 一方、一般式[]で表わされるジハロゲン化
アミノトリアジン、つまり2−アミノ−4,6−
ジハロゲノ−s−トリアジンとしては、例えば2
−アミノ−4,6−ジクロロ−s−トリアジンな
どがある。このジハロゲン化アミノトリアジンは
塩化シアヌル等のハロゲン化シアヌルにアンモニ
アを反応させることによつて得られる。 本発明の方法1では、上述した如く一般式
[]で表わされるアルキルアミン誘導体と一般
式[]のジハロゲン化アミノトリアジンとを反
応させるが、この反応にあたつては両化合物をほ
ぼ等モルの割合で用いればよく、また溶媒は必ず
しも必要ではないが、アセトン、メチルエチルケ
トン、シクロヘキサノン等のケトン、n−ヘキサ
ン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素、ベンゼ
ン、デカリン、アルキルナフタレン等の環状炭化
水素、四塩化炭素、二塩化エチレン等の塩化炭化
水素、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエー
チルなどを用いることもできる。さらにこの反応
系には炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ト
リエチルアミン等の脱酸剤(脱ハロゲン化水素
剤)を加えることも有効である。また、反応温度
は特に制限はなく、低温から高温、具体的には10
〜100℃の範囲で十分に進行する。 本発明の方法1では、上記反応によつて一般式
[−A]で表わされるハロゲン含有トリアジン
誘導体が高純度かつ高収率で得られる。 また、本発明の方法2では、上述の方法1にし
たがつて製造した、あるいは他の方法で製造した
一般式[−A]で表わされるハロゲン含有トリ
アジン誘導体に、一般式[]で表わされるアル
キルメルカプタンや一般式[]で表わされるア
ルキルメルカプチドを反応させることにより目的
とする一般式[−B]で表わされる硫黄含有ト
リアジン誘導体が得られる。 ここで、アルキルメルカプタンとしては、メチ
ルメルカプタン、エチルメルカプタン、プロピル
メルカプタンなどがある。また、アルキルメルカ
プチドとしては、ナトリウムのメチルメルカプチ
ド(CH3SNa)、カリウムのメチルメルカプチド
(CH3SK)、マグネシウムのメチルメルカプチド
(CH3S)2Mg)、ナトリウムのエチルメルカプチド
(C2H5SNa)、カリウムのエチルメルカプチド
(C2H5SK)、マグネシウムのエチルメルカプチド
((C2H5S)2Mg)などがあげられる。なお、上記
方法2においてアルキルメルカプタンを使用する
場合は、苛性アルカリ、例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等の存在下で反応を行なうこ
とが好ましい。 本発明の方法2において、一般式[−A]の
ハロゲン含有トリアジン誘導体とアルキルメルカ
プタンあるいはアルキルメルカプチドの混合割合
は特に制限はないが、等モルを目安とすればよ
い。なお、この反応は無溶媒下でも、イソプロピ
ルアルコール、ジメチルホルムアミド、トルエ
ン、キシレン、ベンゼン等の溶媒中でも進行す
る。また、反応温度は特に制限はなく、低温から
高温、具体的には10〜150℃の範囲で充分に進行
する。 反応終了後、水を加え、溶媒で抽出し、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーにより精製すれ
ば、一般式[−B]で表わされる硫黄含有トリ
アジン誘導体が高純度かつ高収率で得られる。 本発明の方法3では、上述の方法1にしたがつ
て製造した、あるいは他の方法で製造した一般式
[−A]で表わされるハロゲン含有トリアジン
誘導体に、一般式[]で表わされるアルコール
あるいは一般式[]で表わされるアルコキシド
を反応させることにより目的とする一般式[−
C]で表わされる酸素含有トリアジン誘導体が得
られる。 ここで、アルコールとしては、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、プロピルアルコールなど
がある。また、アルコキシドとしては、ナトリウ
ムのメトキシド(CH3ONa)、カリウムのメトキ
シド(CH3OK)カルシウムのメトキシド
((CH3O)2Ca)、ナトリウムのエトキシド
(C2H5ONa)、カリウムのエトキシド
(C2H5OK)、カルシウムのエトキシド
((C2H5O)2Ca)などがあげられる。なお、上記
方法3においてアルコールを使用する場合は、ア
ルカリ金属、例えば金属ナトリウム、金属カリウ
ム等の存在下で反応を行なうことが好ましい。 本発明の方法3において、一般式[−A]の
ハロゲン含有トリアジン誘導体とアルコールある
いはアルコキシドの混合割合は特に制限はない
が、等モルを目安とすればよい。なお、この反応
は無溶媒下でも溶媒中でも進行し、この際の溶媒
としてはメチルアルコール、エチルアルコール、
イソプロピルアルコール等のアルコールが好まし
い。また、反応温度は特に制限はなく、低温から
高温、具体的には10〜100℃の範囲で充分に進行
する。 反応終了後、溶媒を除去し、残渣をクロロホル
ム等の溶媒で抽出し、シリカゲルカラムクロマト
グラフイーにより精製し、乾燥すれば、一般式
[−C]で表わされる酸素含有トリアジン誘導
体が高純度、かつ高収率で得られる。 さらに、本発明の方法4において一般式[]
で表わされるアルキルアミン誘導体の塩とシアノ
グアニジンの反応にあたつては、両化合物をほぼ
等モルの割合で用いればよく、溶媒は必ずしも必
要ではないが、メタノール、エタノール、イソプ
ロパノール等のアルコール、アセトン、メチルエ
チルケトン、シクロヘキサノン等のケトン、n−
ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素、ベ
ンゼン、デカリン、アルキルナフタレン等の環状
炭化水素、四塩化炭素、二塩化エチレン、クロロ
ベンゼン、ジクロロベンゼン等の塩化炭化水素、
テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテルな
ど、さらには灯油等を用いることもできる。ま
た、反応温度は特に制限はなく、低温から高温、
具体的には80〜200℃範囲で十分に進行する。 この反応により一般式[]で表わされるアル
キルビグアニド誘導体の塩が得られるが、本発明
の方法4ではこれに一般式[]アルキルエステ
ルR4COOR5を反応させることにより、目的とす
る一般式[−D]で表わされるトリアジン誘導
体を製造する。この反応は、通常はメタノール、
エタノール、イソプロパノール等のアルコールや
各種ケトン、脂肪族炭化水素、各種エーテル類、
各種環状炭化水素、塩化炭化水素などの溶媒中で
塩基等の触媒の存在下に10〜100℃程度にて効率
よく進行する。 反応終了後、シリカゲルカラムクロマトグラフ
イーにより精製すれば、一般式[−D]で表わ
されるハロゲン置換アルキル含有トリアジン誘導
体が高純度で得られる。 以上のように、本発明の方法1によつて得られ
る一般式[−A]で表わされるハロゲン含有ト
リアジン誘導体、方法2によつて得られる一般式
[−B]で表わされる硫黄含有トリアジン誘導
体、方法3によつて得られる一般式[−C]で
表わされる酸素含有トリアジン誘導体および方法
4によつて得られる一般式[−D]で表わされ
るハロゲン置換アルキル含有トリアジン誘導体
は、いずれも一般式[]で表わされる本発明の
トリアジン誘導体に包含されるものであり、新規
な化合物である。 さらに、この一般式[]で表わされるトリア
ジン誘導体は、雑草の発芽、生長を抑制し、しか
も高選択性を有するため、除草剤として好適であ
る。そのうえ、水稲に薬害を与えることなくキカ
シグサ、アゼナ、コナギなどの広葉雑草、タマガ
ヤツリ等のカヤツリグサ科雑草あるいはノビエな
どのイネ科雑草などの雑草に対して卓越した除草
効果を示すばかりでなく、現在防除困難とされて
いるホタルイ、ミズガヤツリ、ウリカワ等の多年
生雑草に対しても卓越した除草効果を示す。 次に、本発明の除草剤は上述の発明の化合物、
すなわち一般式[]で表わされるトリアジン誘
導体を有効成分として含有するものであり、これ
らの化合物を溶媒等の液状担体または鉱物質微粉
等の固体担体と混合し、水和剤、乳剤、粉剤、粒
剤等の形態に製剤化して使用することができる。
製剤化に際して乳化性、分散性、展着性等を付与
するためには界面活性剤を添加すればよい。 本発明の除草剤を水和剤の形態で用いる場合、
通常は上述した本発明のトリアジン誘導体を有効
成分として10〜55重量%、固体担体40〜88重量%
および界面活性剤2〜5重量%の割合で配合して
組成物を調製し、これを用いればよい。また、乳
剤の形態で用いる場合は、通常は有効成分として
本発明のトリアジン誘導体20〜50重量%、溶剤35
〜75重量%および界面活性剤5〜15重量%の割合
で配合して調製すればよい。 一方、粉剤の形態で用いる場合は、通常は有効
成分として本発明のトリアジン誘導体1〜15重量
%、固体担体80〜97重量%および界面活性剤2〜
5重量%の割合で配合して調製すればよい。さら
に、粒剤の形態で用いる場合は、有効成分として
本発明のトリアジン誘導体0.1〜15重量%、固体
担体80〜97.9重量%および界面活性剤2〜5重量
%の割合で配合して調製すればよい。ここで、固
体担体としては鉱物質の微粉が用いられ、この鉱
物質の微粉としては、ケイソウ土、消石灰等の酸
化物、リン灰石等のリン酸塩、セツコウ等の硫酸
塩、タルク、パイロフエライト、クレー、カオリ
ン、ベントナイト、酸性白土、ホワイトカーボ
ン、石英粉末、ケイ石粉等のケイ酸塩などをあげ
ることができる。 また、溶剤としては有機溶媒が用いられ、具体
的にはキシレン、トルエン、ベンゼン等の芳香族
炭化水素、o−クロルトルエン、トリクロルメタ
ン、トリクロルエチレン等の塩素化炭化水素、シ
クロヘキサノール、アミルアルコール、エチレン
グリコール等のアルコール、イソホロン、シクロ
ヘキサノン、シクロヘキセニル−シクロヘキサノ
ン等のケトン、ブチルセロソルブ、ジメチルエー
テル、メチルエチルエーテル等のエーテル、酢酸
イソプロピル、酢酸ベンジル、フタル酸メチル等
のエステル、ジメチルホルムアミド等のアミドあ
るいはこれらの混合物をあげることができる。 さらに、界面活性剤としては、アニオン型、ノ
ニオン型、カチオン型あるいは両性イオン型(ア
ミノ酸、ベタイン等)のいずれを用いることもで
きる。 このような本発明の一般式[]で表わされる
新規化合物のトリアジン誘導体は、一年生雑草は
もとより多年生雑草に対しも除草効果が高く、水
稲に対しても薬害のない高選択性の除草剤として
極めて有用である。 なお、本発明の除草剤は、有効成分として一般
式[]で表わされるトリアジン誘導体と共に、
他の除草成分を併用することもできる。このよう
な他の除草成分としては、従来から市販されてい
る除草剤をあげることが、例えばフエノキシ系除
草剤、ジフエニルエーテル系除草剤、トリアジン
系除草剤、尿素系除草剤、カーバメート系除草
剤、チオールカーバメート系除草剤、酸アニリド
系除草剤、ピラゾール系除草剤、リン酸系除草
剤、スルホニルウレア系除草剤、オキサジアゾン
など様々なものがあげられる。 さらに、本発明の除草剤は必要に応じて殺虫
剤、殺菌剤、植物の生長調節剤、肥料等と混用す
ることもできる。 [実施例] 次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明
する。 参考例 1 (アルキルアミン誘導体の合成) (3−メチルフエノキシ)アセトン6.56g(40
ミリモル)、酢酸アンモニウム21.6g(242ミリモ
ル)およびシアン化ホウ素ナトリウム1.76g(28
ミリモル)を無水メタノール60mlに溶解し、室温
で2時間撹拌した。次いで、この反応液に濃塩酸
40mlを加え、さらにメタノールを減圧下で留去し
た。得られた残留物を水100ml中に入れ、エチル
エーテル100mlで洗浄後、水層を水酸化カリウム
でアルカリ性にした後、エチルエーテル40mlで3
回抽出した。 その後、エチルエーテル層を水洗し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、エチルエーテルを減圧下で
留去して 式
【式】 で表わされる2−(3−メチルフエノキシ)イソ
プロピルアミンを2.31g(収率35%)で得た。 参考例 2〜21 参考例1において、(3−メチルフエノキシ)
アセトンの代りに第1−A表に示すケトン(フエ
ノキシアセトン類あるいはフエニルチオアセトン
類)を用いたこと以外は参考例1と同様の操作を
行なつた。結果を第1−A表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 参考例 22 参考例10で得た2−(3,5−ジメチルフエノ
キシ)イソプロピルアミンの塩酸塩5.36g(25ミ
リモル)およびシアノグアニジン2.1g(25ミリ
モル)をo−ジクロロベンゼン35mlとともに加
え、140〜150℃で8時間加熱撹拌を行なつた。反
応終了後、冷却して析出した沈澱を取し、5ml
のトルエンで3回洗浄した。次いで、減圧下で溶
媒を除去することにより固体の式
【化】 で表わされる2−(3,5−ジメチルフエノキシ)
イソプロピルビグアニド塩酸塩2.77g(収率37
%)を得た。 参考例 23〜25 参考例22において、2−(3,5−ジメチルフ
エノキシ)イソプロピルアミンの塩酸塩の代りに
第1−B表に示すアルキルアミン塩酸塩を用いた
こと以外は参考例22と同様の操作を行ない、対応
するアルキルビグアニドの塩酸塩を得た。結果を
第1−B表に示す。
【表】 製造例 1 2−アミノ−4,6−ジクロロ−s−トリアジ
ン1.64g(10ミリモル)を5.5gのアセトンに溶
解し、これに参考例1で得られた2−(3−メチ
ルフエノキシ)イソプロピルアミン1.65g(10ミ
リモル)を加え、引き続いて水6.0gに炭酸水素
ナトリウム0.84g(10ミリモル)を懸濁させた溶
液を0〜5℃で撹拌しながら加えた。その後、混
合物を徐々に加温し、1時間かけて50℃に昇温し
た。 加温後、混合物を冷却し、生成物を分離し、水
洗後、エタノール−水より再結晶し、白色結晶の
2−アミノ−4−クロロ−6−[2−(3′−メチル
フエノキシ)イソプロピルアミノ]−s−トリア
ジン(化合物1)を2.73g(収率93%)で得た。
このものの構造式および分析結果を第2表に示
す。 製造例 2〜21 製造例1において、2−(3−メチルフエノキ
シ)イソプロピルアミンの代りに参考例2〜21で
得られた各々のアルキルアミン誘導体を用いたこ
と以外は製造例1と同様の操作を行ない、各々対
応する2−アミノ−4−クロロ−6−アルキルア
ミノ−s−トリアジン(化合物2〜化合物21)を
得た。これの構造式および分析結果を第2表に示
す。 製造例 22 50〜60℃に加温したイソプロパノール9.0gと
濃度15%のナトリウムメチルメルカプチド6.0g
の中に、製造例1で得られた2−アミノ−4−ク
ロロ−6−[2−(3′−メチルフエノキシ)イソプ
ロピルアミノ]−s−トリアジン2.94(10ミリモ
ル)を撹拌しながら加えた。得られた反応混合物
を撹拌しながら3時間加熱還流後、10℃にまで冷
却し、これに水100mlを加えた。さらに、酢酸エ
チル20mlで3回抽出を行ない、酢酸エチル層を硫
酸ナトリウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイ
ーに展開して(展開溶媒:トルエン/酢酸エチル
=8/2)精製したところ、無色樹脂状の2−ア
ミノ−4−メチルチオ−[2−(3′−メチルフエノ
キシ)イソプロピルアミノ]−s−トリアジン
(化合物22)が2.81g(収率92%)得られた。 このものの構造式および分析結果を第2,3表
に示す。 製造例 23〜42 製造例22において、2−アミノ−4−クロロ−
6−[2−(3′−メチルフエノキシ)イソプロピル
アミノ]−s−トリアジンの代りに製造例2〜21
で得られた各々の化合物2〜21を用いたこと以外
は製造例22と同様の操作を行ない、各々対応する
2−アミノ−4−メチルチオ−6−アルキルアミ
ノ−s−トリアジン(化合物23〜化合物42)を得
た。これらの構造式および分析結果を第2、3表
に示す。 製造例 43 製造例1で合成した2−アミノ−4−クロロ−
6−[2−(3′−メチルフエノキシ)イソプロピル
アミノ]−s−トリアジン(化合物1)2.94g
(10ミリモル)をメタノール200mlに溶解後、28%
ナトリウムメチラート2.31g(12ミリモル)を添
加し、14時間撹拌下加熱還流した。メタノールを
減圧下留去後、クロロホルム50mlに溶解し、水洗
した。クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、減圧下で溶媒を留去した。残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーに展開して(展開
溶媒:トルエン/酢酸エチル=8/2)精製し、
エタノール水から再結晶したところ、白色結晶の
2−アミノ−4−メトキシ−6−[2−(3′−メチ
ルフエノキシ)イソプロピルアミノ]−s−トリ
アジン(化合物43)が2.72g(収率94%)得られ
た。このものの構造式および分析結果を第2,3
表に示す。 製造例 44 製造例43において、2−アミノ−4−クロロ−
6−[2−(3′−メチルフエノキシ)イソプロピル
アミノ]−s−トリアジンの代りに製造例10で得
られた化合物10を用いたこと以外は製造例43と同
様の操作を行ない、対応する2−アミノ−4−メ
トキシ−[2−(3′,5′−ジメチルフエノキシ)イ
ソプロピルアミノ]−s−トリアジン(化合物44)
を得た。このものの構造式および分析結果を第
2、3表に示す。 製造例 45 乾燥したメタノール20mlにナトリウム0.46g
(20ミリモル)を徐々に加え、ナトリウムメトキ
シドを生成させたところに、参考例22で得た2−
(3,5−ジメチルフエノキシ)イソプロピルビ
グアニド塩酸塩(10ミリモル)加え、室温下で30
分間撹拌した。次いで、トリフルオロ酢酸エチル
エステル2.38ml(20ミリモル)を滴下し、室温下
で10時間撹拌した。反応終了後、内容物を水100
mlに注入し、酢酸エチル50mlで3回抽出を行なつ
た。この酢酸エチル層を無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、減圧下で酢酸エチルを留去した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフイー(展開溶
媒:ヘキサン/酢酸エチル=4/1)により精製
した後、ヘキサン−エチルエーテルから再結晶
し、白色の2−アミノ−4−[2−(3′,5′−ジメ
チルフエノキシ)イソプロピルアミノ]−6−ト
リフルオロメチル−s−トリアジン(化合物45)
を得た。このものの収量、収率、分析結果、構造
式等を第2、3表に示す。 製造例 46〜48 製造例45において、2−(3,5−ジメチルフ
エノキシ)イソプロピルビグアニド塩酸塩の代り
に参考例23〜25で得た各々のビグアニド塩酸塩を
用いたこと以外は製造例45と同様の操作を行な
い、対応する2−アミノ−4−アルキルアミノ−
6−トリフルオロメチル−s−トリアジン(化合
物46〜48)を得た。このものの構造式および分析
結果を第2、3表に示す。 製造例 49 製造例45において、トリフルオロ酢酸エチルエ
ステルの代りにモノフルオロ酢酸エチルエステル
を用いたこと以外は製造例45と同様の操作を行な
い、2−アミノ−4−フルオロメチル−6−[2
−(3′,5′−ジメチルフエノキシ)イソプロピル
アミノ]−s−トリアジン(化合物49)を得た。
このものの構造式および分析結果を第2、3表に
示す。 製造例 50 製造例49において、2−(3,5−ジメチルフ
エノキシ)イソプロピルビグアニド塩酸塩の代り
に参考例23で得た2−(3,5−ジメチルフエノ
キシ)イソプロピルビグアニド塩酸塩を用いたこ
と以外は製造例49と同様の操作を行い、対応する
2−アミノ−4−フルオロメチル−6−[2−
(2′,5′−ジメチルフエノキシ)イソプロピルア
ミノ]−s−トリアジン(化合物50)を得た。こ
のものの構造式および分析結果を第2、3表に示
す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 *カツコ内は計算値を示す。
【表】
【表】 実施例 1〜39 (1) 除草剤の調製 担体としてタルク(商品名:ジークライト)97
重量部、界面活性剤としてアルキルアリールスル
ホン酸塩(商品名:ネオペレツクス、花王アトラ
ス(株)製)1.5重量部およびノニオン型とアニオン
型の界面活性剤(商品名:ソルポール800A、東
邦化学工業(株)製)1.5重量部を均一に粉砕混合し
て水和剤用担体を得た。 この水和剤用担体90重量部と上記製造例1〜50
で得られたトリアジン誘導体10重量部を均一に粉
砕混合して除草剤を得た。 (2) 生物試験(湛水土壌処理試験) 1/15500アールの磁製ポツトに水田土壌をつ
め、表層にノビエ、タマガヤツリ、広葉雑草(キ
カシグサ、コナギ)、ホタルイの種子を均一に播
種して、さらにミズガヤツリ、ウリカワの塊茎を
移植し、2葉期の水稲を移植した。 その後、雑草の発芽時に、上記(1)で得た除草剤
の希釈液を所定量水面に均一滴下して処理した
後、ポツトを温室内に放置して適時撒水した。 薬液処理の20日後の除草効果および稲作薬害を
調査した結果を第4表に示す。なお、薬量は有効
成分量で50g/10a〜400g/10aとした。また、
水稲薬害、除草効果は各々風乾重を測定し、以下
のように表示した。 薬害の程度 水稲薬害(対無処理区比) 0 100% 1 95〜99% 2 90〜94% 3 80〜89% 4 60〜79% 5 50〜69% 除草効果の程度 除草効果(対無処理区比) 0 100% 1 61〜99% 2 21〜60% 3 11〜20% 4 1〜10% 5 0% 比較例 1 実施例1において、製造例1で製造したトリア
ジン誘導体の代りに下記の式[A]で表わされる
2−メチルチオ−4,6−ビス(エチルアミノ)
−s−トリアジン(一般名:シメトリン)を用い
たこと以外は実施例1と同様の操作を行なつた。
結果を第4表に示す。
【式】
【表】
【表】
【表】
【表】 [発明の効果] 本発明の一般式()で表わされるトリアジン
誘導体は方法1〜4によつて効率よく製造するこ
とができる。このトリアジン誘導体は除草剤とし
て使用でき、水稲に薬害を与えないという特性を
有している上に、各種の雑草に対して卓越した除
草効果を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 【式】 [式中、Aは【式】【式】あるいは【式】 を示し、X1は水素原子、炭素数1〜4のアルキ
    ル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原
    子、炭素数1〜4のハロアルキル基、フエニル基
    あるいはフエノキシ基を示し、nは1〜5の整数
    を示す。なお、nが複数のときは各X1は同じも
    のであつても異なるものであつてもよい。また、
    Zは酸素原子あるいは硫黄原子を示し、R1は炭
    素数1〜4のアルキル基を示し、R2はハロゲン
    原子、炭素数1〜4のアルコキシ基、炭素数1〜
    4のアルキルチオ基あるいは炭素数1〜4のハロ
    ゲン置換アルキル基を示す。] で表わされるトリアジン誘導体。 2 一般式 【式】 [式中、Aは【式】【式】あるいは【式】 を示し、X1は水素原子、炭素数1〜4のアルキ
    ル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原
    子、炭素数1〜4のハロアルキル基、フエニル基
    あるいはフエノキシ基を示し、nは1〜5の整数
    を示す。なお、nが複数のときは各X1は同じも
    のであつても異なるものであつてもよい。また、
    Zは酸素原子あるいは硫黄原子を示し、R1は炭
    素数1〜4のアルキル基を示す。] で表わされるアルキルアミン誘導体と、 一般式 【式】 [式中、X2,X3はハロゲン原子を示す。〕 で表わされるジハロゲン化アミノトリアジンとを
    反応させることを特徴とする 一般式 【式】 [式中、A,X1,X2,Z,R1およびnは前記
    と同じ。] で表わされるトリアジン誘導体の製造方法。 3 一般式 【式】 [式中、Aは【式】【式】あるいは【式】を 示し、X1は水素原子、炭素数1〜4のアルキル
    基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原
    子、炭素数1〜4のハロアルキル基、フエニル基
    あるいはフエノキシ基を示し、nは1〜5の整数
    を示す。なお、nが複数のときは各X1は同じも
    のであつても異なるものであつてもよい。また、
    Zは酸素原子あるいは硫黄原子を示し、R1は炭
    素数1〜4のアルキル基を示し、X2はハロゲン
    原子を示す。] で表わされるハロゲン含有トリアジン誘導体に、 一般式R3SH[式中、R3は炭素数1〜4のアル
    キル基を示す。] で表わされるアルキルメルカプタンあるいは 一般式(R3S)nM[式中、Mはアルカリ金属あ
    るいはアルカリ土類金属を示し、mはMの原子価
    を示す。また、R3は前記と同じである。] で表わされるアルキルメルカプチドを反応させる
    ことを特徴とする 一般式 【式】 [式中、A,X1,Z,R1,R3およびnは前記
    と同じ。] で表わされるトリアジン誘導体の製造方法。 4 一般式 【式】 [式中、Aは【式】【式】あるいは【式】を 示し、X1は水素原子、炭素数1〜4のアルキル
    基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原
    子、炭素数1〜4のハロアルキル基、フエニル基
    あるいはフエノキシ基を示し、nは1〜5の整数
    を示す。なお、nが複数のときは各X1は同じも
    のであつても異なるものであつてもよい。また、
    Zは酸素原子あるいは硫黄原子を示し、R1は炭
    素数1〜4のアルキル基を示し、X2はハロゲン
    原子を示す。] で表わされるハロゲン含有トリアジン誘導体に、 一般式R3OH[式中、R3は炭素数1〜4のアル
    キル基を示す。] で表わされるアルコールあるいは 一般式 (R3O)nM[式中、Mはアルカリ金属
    あるいはアルカリ土類金属を示し、mはMの原子
    価を示す。また、R3は前記と同じである。] で表わされるアルコキシドを反応させることを特
    徴とする 一般式 【式】 [式中、A,X1,Z,R1,R3およびnは前記
    と同じ。] で表わされるトリアジン誘導体の製造方法。 5 一般式 【式】 [式中、Aは【式】【式】あるいは【式】 を示し、X1は水素原子、炭素数1〜4のアルキ
    ル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原
    子、炭素数1〜4のハロアルキル基、フエニル基
    あるいはフエノキシ基を示し、nは1〜5の整数
    を示す。なお、nが複数のときは各X1は同じも
    のであつても異なるものであつてもよい。また、
    Zは酸素原子あるいは硫黄原子を示し、R1は炭
    素数1〜4のアルキル基を示し、X4はハロゲン
    原子を示す。] で表わされるアルキルアミン誘導体の塩と 式【式】で表わされるシアノグアニ ジンを反応させて 一般式 【式】 [式中、A,X1,Z,n,R1およびX4は前記
    と同じ。] で表わされるアルキルビグアニドの塩を製造し、
    次いでアルキルビグアニドの塩に 一般式 R4COOR5[式中、R4は炭素数1〜4
    のハロゲン置換アルキル基を示し、R5は炭素数
    1〜4のアルキル基を示す。] で表わされるアルキルエステルを反応させること
    を特徴とする一般式 【式】 [式中、A,X1,Z,n,R1およびR4は前記
    と同じ。] で表わされるトリアジン誘導体の製造方法。 6 一般式 【式】 [式中、Aは【式】【式】あるいは【式】 を示し、X1は水素原子、炭素数1〜4のアルキ
    ル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原
    子、炭素数1〜4のハロアルキル基、フエニル基
    あるいはフエノキシ基を示し、nは1〜5の整数
    を示す。なお、nが複数のときは各X1は同じも
    のであつても異なるものであつてもよい。また、
    Zは酸素原子あるいは硫黄原子を示し、R1は炭
    素数1〜4のアルキル基を示し、R2はハロゲン
    原子、炭素数1〜4のアルコキシ基、炭素数1〜
    4のアルキルチオ基あるいは炭素数1〜4のハロ
    ゲン置換アルキル基を示す。] で表わされるトリアジン誘導体を有効成分として
    含有する除草剤。
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