JPH03163066A - アラルキルアミン誘導体、その製法及び殺菌剤 - Google Patents

アラルキルアミン誘導体、その製法及び殺菌剤

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JPH03163066A
JPH03163066A JP29238189A JP29238189A JPH03163066A JP H03163066 A JPH03163066 A JP H03163066A JP 29238189 A JP29238189 A JP 29238189A JP 29238189 A JP29238189 A JP 29238189A JP H03163066 A JPH03163066 A JP H03163066A
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勝利 藤井
Toshifusa Tanaka
田中 敏房
Yasuhisa Fukuda
泰久 福田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アラルキルアミン誘導体、その製法及びそれ
を有効成分とする殺菌剤に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)従来よ
り、アラルキルアミン誘導体は数多く知られている.例
えば特開昭59−36666号公報及び特開昭64−6
8362号公報には類似のアラルキルアミノビリミジン
誘導体が開示されている。これらの化合物は、いずれち
殺虫、殺ダニ及び殺菌活性を有しており、例えば、コナ
ガ、アブラムシ、ミカンハダニ、ナミハダニ等の害虫、
ダニ類及び稲いちち病、トマトえき病、トマトベと病、
キュウリうどんこ病等の農園芸上の各種病害に対して有
効であることが知られている.しかし、これらの化合物
は殺虫・殺ダニ剤としての効力は強いものの、殺菌剤と
しての効力は充分なものではない. (課題を解決するための手段) 本発明者等は,上記公知化合物より6更に優れた殺菌活
性を有する化合物を得るために、鋭意検討の結果、次の
一般式で示す化合物が顕著に改善された殺菌活性を有す
ることを見い出し、本発明を完成した。
本発明は、 一般式: (式中、R’は水素原子又はハロゲン原子を表し, R
 2及びR3は水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキ
ル基を表し、或いはR2とR3はそれらが結合している
炭素原子と共にビリミジン環に縮合し、環を構成する硫
黄原子1個を有してちよい飽和又は不飽和の5もしくは
6貝環を表し;R4は水素原子、ハロゲン原子、低級ア
ルキル基、シクロアルキル基、低級アルコキシ基、低級
アルキルチオ基又は低級アルキルで置換されていてちよ
いアミノ基を表し;Rsは水素原子、低級アルキル基、
シクロアルキル基又は八〇低級アルキル基を表し;R6
は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アル
コキシ基、ハロ低級アルコキシ基を表し:nは1又は2
の整数を表す)で示される化合物又はその酸付加塩、そ
の製法並びに該化合物を有効成分とする殺菌剤を提供す
るものである。
前記式(1)において、ハロゲン原子としては、フッ素
、塩素、臭素及びヨウ素が挙げられる。
低級アルキル基としては、炭素数1〜5の直鎮状又は分
枝状のアルキル基、例えばメチル,エチル、プロビル、
イソブロビル、ブチル、イソブチル、see−ブチル、
t−プチル、ベンチル、インペンチル及びネオペンチル
が挙げられる.シクロアルキル基としては、炭素数3〜
6のシムー一・lシ・急甘 E+l a Iギζノhr
′Iづ口ビJシ9クロペンチル及びシクロヘキシル等が
挙げられる。
低級アルコキシ基としては、炭素数1〜5のアルコキシ
基、例えばメトキシ、エトキシ、プロボキシ、インブロ
ポキシ、ブトキシ及びペンチル才キシ等が挙げられる。
低級アルキルチオ基としては、炭素数1〜5のアルキル
チ才基,例えばメチルチオ、エチルチオ、プロビルチオ
、イソブロビルチオ,ブチルチオ及びペンチルチ才等が
挙げられる。
ハロ低級アルコキシ基としては,炭素数1〜3のハロア
ルコキシ基、例えばモノフル才ロメトキシ、ジフル才ロ
メトキシ、トリフル才ロメトキシ、プロモジフル才口メ
トキシ、2−フル才ロエトキシ、2.2−ジフル才口エ
トキシ、2,2.2−トリフル才ロエトキシ、3.3.
3−}−リフル才口ブロボキシ等が挙げられる。
低級アルキルが置換していてもよいアミン基としては、
無置換のアミノ基又は炭素数1〜5のアルキルが1又は
2個置換したアミン基、例えばアミノ、モノメチルアミ
ノ、ジメチルアミノ、モノエチルアミノ、ジエチルアミ
ノ、モノプロビルアミン、ジブロピルアミノ、モノブチ
ルアミノ、ジブチルアミノ、モノベンチルアミノ及びジ
ベンチルアミノ等が挙げられる. =CH−R’基としては、−CH ! −−CH (C
H.l−、一CH (C 2 Hs)一一C H (n
− C s H−1−、  C H [t − C s
 H − )一−CH(<)一、−CH It−C 4
H,l −− C H (n− C s H + +)
−、−CH (CF.)一−CH (CHF2)−、−
CH (CH .F)−CH (CH.CH.F)一及
び 一CH (CH .CF.1等が挙げられる.前記式(
I)において、好ましい基は次のとおりである. R2、R3及びR4が置換したビリミジニル基としては
、例えば次のような基が好ましい.R としては水素原子、 フッ素原子及び臭素原 子が好ましい. RSとしては、メチル基、エチル基、イソブロビル基及
びシクロプロビル基が好ましい.R6としては、水素原
子、フッ素原子、塩素原子、メチル基、メトキシ基及び
ジフルオロメトキシ基が好ましい。
置換基−OCF.R’の置換位置としては、3一又は4
一位が好ましい.nは1又は2が好ましい。
前記式(I)から理解されるように,本発明の化合物は
アミノ基を有しており、容易に酸付加塩を形成し、その
ような塩ちまた本発明に包含される。
酸付加塩を形成する酸としては、例えば塩酸、臭化水素
酸、硝酸、硫酸、リン酸のような無機酸;ギ酸、シュウ
酸、フマル酸、アジビン酸、ステアリン酸、オレイン酸
、アコニット酸のようなカルボン酸:メタンスルホン酸
、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸のよう
な有機スルホン酸及びサッカリン等が挙げられる。
前記式(I)において、中印の炭素原子が不斉炭素であ
るときは、個々の光学異性体及びラセミ化合物又はそれ
らの混合物のいずれち本発明に含まれる。
第1表に本発明の化合物を例示するが、これに限られる
ちのではない。
本発明の化合物(I)は、例えば以下に示すそれ自体公
知の方法により容易に製造される.製造法A (II) (I[I) (I) (式中、R’.R2.R”.R’.R’.R’及びnは
前記と同義であり、Xは脱離基を表す) この反応はそれ自体公知であり、脱離基Xについては何
ら限定はなく,例えば、塩素、臭素又はヨウ素のような
ハロゲン原子;メチルチ才、エチルチオ、プロビルチ才
、ブチルチオ等のアルキルチ才基;メタンスルホニルオ
キシ、エタンスルホニル才キシ、トリフルオロメタンス
ルホニル才キシのようなハロゲンで置換されていてもよ
いアルカンスルホニルオキシ基;ベンゼンスルホニル才
キシ、p一トルエンスルホニル才キシ等のアリールスル
ホニルオキシ基及び水酸基等が挙げられる。
前記反応式から明らかなように、本反応では化合物H−
Xが離脱するので、これを捕捉し円滑に反応させるため
、塩基の存在下に反応させることが好ましい.反応は通
常、溶媒の存在下で行われるが、無溶媒で、式(II)
及び式( III )の化合物を加熱溶融して反応させ
ることもできる.溶媒としては、本反応に関与しないち
のであれば特に制限はなく、例えばベンゼン、トルエン
,キシレン、メチルナフタリン、石油エーテル、リグロ
イン、ヘキサン、クロルベンゼン、ジクロルベンゼン、
塩化メチレン、クロロホルム、ジクロルエタン、トリク
ロルエチレン、シクロヘキサンのような塩素化された又
はされていない芳香族、脂肪族、脂環式の炭化水素B:
ジエチルエーテル、ジメチルエーテル、テトラヒド口フ
ラン、ジオキサンのようなエーテル類;アセトン、メチ
ルエチルケトンのようなケトンB:メタノール,エタノ
ール、エチレングリコールのようなアルコール類らしく
はそれらの含水物:N.N−ジメチルホルムアミド(D
MF)、N.N−ジメチルアセトアミドのようなアミド
頚:ビリジン、N.N−ジエチルアニリンのような有機
塩基:l.3−ジメチル−2−イミダゾノジノン(DM
I);ジメチルスルホキサイド(DMSO)及び上記溶
媒の混合物等が挙げられる, 塩基としては,トリエチルアミン、ビリジン、N.N−
ジエチルアニリン等の有機虐基、ナトリウムメトキシド
、ナトリウムエトキシドのようなアルカリ金属アルコキ
シド、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、水酸化ナ
トリウム、水酸化カノウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム等の無機塩基が挙げられる。
または反応速度を上げるために、触媒として4−(N.
N−ジメチルアミノ)ビリジンを添加することが好まし
い。
反応温度は特に限定はないが、通常は室温以上、使用す
る溶媒の沸点以下であり、反応時間を短縮するために加
温することが好ましい。
製造法B R4 F R’.R5.R6.n及びXは前記と同義である) 本法は、中間体(V)を合成し、次いで化合物(Vt)
と反応させる方法である.本法に用いる溶媒、塩基等は
、前記製造法Aにおいて記載したちのを適宜使用できる
なお、前記製造法A.Bにおいて、原料とじて用いる式 ( III ) 及び (IV) の化合物は、 例えば以 下に示すそれ自体公知の方法により製造することもてき
る。
(式中、 R5は前記と同義を表し;Y′ は前記の Yと同義又は水素原子を表す) 前記の各方法によって得られる式(I)の化合物は、再
結晶、各種クロマトグラフィー等の公知の手段で適宜精
製することができる。
酸付加塩は、例えば,反応終了後の反応液中に酸を導入
し、次いで、溶媒を除去することにより容易に得ること
ができる. 本発明化合物は、大麦うどん粉病、小麦赤さび病に対し
極めて有効であり、その他、イネいもち病、キュウリベ
と病、トマト疫病等の農園芸用殺菌剤として有用である
ゆ また、本発明化合物は、農園芸害虫にも有効であり、例
えば、ウンカ類、ヨコバイ類、アブラムシ類、ヨトウム
シ類、コナガ等の他、ミカンハダニ、ナミハダニに対し
ても活性を示す.このように、本発明の化合物の用途、
適用場面は極めて広範で、効力が高く、各種剤型で実用
に供し得るものである. 本発明の殺菌剤は式(1)の化合物の1種又は2 ff
fi以上を有効成分として含有している.式(I)の化
合物はそれ自体で用いてもよいが、通常は担体、界面活
性剤、分散剤又は補助剤などを配合して常法により、例
えば粉剤、乳剤、微粒剤、粒剤、永和剤又は油性懸濁液
、エアゾール等の組成物に調製して使用する。
好適な担体は、例えばタルク、ベントナイト、クレー、
カオリン、ケイソウ土、ホワイトカーボン、バーミユキ
ュライト、消石灰、ケイ砂、硫安、尿素等の固体担体:
ケロシン、鉱油等の炭化水素、ベンゼン,トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素、クロロホルム、四塩化炭素
等の塩素化炭化水素、ジオキサン、テトラヒド口フラン
等のエーテル類、アセトン、シクロヘキサノン、イソホ
ロン等のケトン類、酢酸エチル、エチレングリコールア
セテート、マレイン酸ジブチル等のエステル類、メタノ
ール、n−ヘキサノール、エチレングリコール等のアル
コール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド等の極性溶媒又は水等の液体担体が挙げられる。また
、気体担体としては空気、窒素、炭酸ガス、フレ才ン等
を用い、混合噴射することもできる. また、本則の動植物への付着、吸収の向上、薬剤の分散
、乳化、展着等の性能の向上をはかるための界面活性剤
や分散剤としては、例えばアルコール硫酸エステル類、
アルキルスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、ボリオ
キシエチレングリコールエーテル等が用いられる. 更に、製剤の性状を改善するために、補助剤として、例
えばカルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコ
ール、アラビアゴム等が用いられる. 上記の担体、界面活性剤、分散剤及び補助剤は、それぞ
れの目的に応じ、各々単独に、あるいは組合わせて使用
される. 本発明化合物を製剤化した場合の有効成分濃度は,乳剤
では通常1ないし50重量%、粉剤では通常0.3ない
し25重量%、永和剤では通常lないし90重量%、粒
剤では通常0.5ないし5重量%、油剤では通常0.5
ないし5重量%、エアゾールでは通常0.1ないし5重
量%である. これらの製剤を適当な濃度に希釈して、植物茎葉,土壌
、水田の水面に散布するか、又は直接施用するなどして
、それぞれの目的に応じ、各種用途に供しうる. (発明の実施例) 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、こ
れらの実施例は本発明の範囲を何ら制限するちのではな
い. 実施例1 dβ−5−クロロー6−エチル−4−(α一エチル−4
−トリフルオロメトキシペンジルアミノ)ビリミジンの
合成(化合物番号1) 4.5−ジクロロー6−エチルビリミジン0.9g.d
I2−α一エチル−4−トリフル才ロメトキシベンジル
アミンl.Og及びトリエチルアミンl一をトルエン2
0−に溶解し,触媒量の4−(N,N−ジメチルアミノ
)ビリジンを添加し、8時間加熱還流した。
反応後、反応液を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧下にトルエンを留去した.得られた油状物をカラム
クロマトグラフィー(ワコーゲルC−200、トルエン
:酢酸エチル=15:1溶出)により単離し、無色油状
物である目的物1,Ogを得た. ’H−NMR(δppm. CDCム)0.96(3H
.tl. 1.26(3H.tl. 1.92(2H.
ml,2.79(2H.q). 5.15(lH.ml
, 5.59(IH.d).7.10〜7.37(4H
.m). 8.37 (IH. S)実施例2 Cl−5−クロロー6−エチル−4−(α一エチル−4
−プロモジフル才口メトキシベンジルアミノ)ビリミジ
ンの合成(化合物番号2)dI2−5−クロロー6−エ
チル−4−(α一エチル−4−ヒドロキシベンジルアミ
ノ)ビリミジン2.5gをN,N−ジメチルホルムアミ
ド(DMF)25−に溶解し、室温撹拌した60%水素
化ナトリウム0.4gを徐々に加え更に5分間撹拌した
,次いで、プロモジフル才ロメタン10gをDMF 2
 01dlに溶解した溶液を加え室温で24時間撹拌反
応した. 反応後、反応液を水中に注加しトルエンで抽出し,トル
エン層を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に
トルエンを留去した.得られた油秋物をカラムクロマト
グラフィー(ワコーゲルC−200,}−ルエン:酢酸
エチル=l5:1溶出)により単離し、無色油状物であ
る目的物0,5gを得た. ’H−NMR(δppm, CDCム)0.97(3H
,tl, 1.26(3H,tl. 1.94(24m
l.2. 79 (2H. q) . 5. 16 (
II劃). 5.63(l}I.dl.7.20−7.
38(4H.m). 8.37(IH.s)実施例3 d.β−5−クロロー6−エチル−4−(α一エチル−
4−ジフル才ロメトキシベンジルアミノ)ビリミジンの
合成(化合物番号3) 4.5−ジクロロ−6−エチルピリミジン0.9g.d
, I2−α一エチル−4−ジフルオロメトキシベンジ
ルアミンl.Og及びトリエチルアミンl一をトルエン
201dに溶解し、触媒量の4− (N.N−ジメチル
アミノ)ビリジンを添加し、8時間加熱還流した. 反応後、反応液を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧下にトルエンを留去した.得られた油状物をカラム
クロマトグラフィー(ワコーゲルC−200、トルエン
:酢酸エチル=5;l溶出)により単離し、無色油状物
である目的物1.1gを得た. ’H−NMR(δI)I)m, CDC/3)0.96
(3H.tl, 1.2513H.t), 1.92(
2H.m).2.78(2H.q). 5.11(LH
.dd). 5.59(LH,d).6.49(IH.
t), 7.08−7.34(4H.ml. 8.36
(IH,sl実施例4 化合物番号lの化合物5重量部、ベントナイト35重量
部、タルク57重量部、ネオペレックスパウダー(商品
名;花王アトラス製)1重量部及びリグニンスルホン酸
ソーダ2重量部とを均一に混合し,次いで少量の水を添
加して混練した後,造粒、乾燥して粒剤を得た。
実施例4 化合物番号lの化合物50重量部、カオリン48重量部
及びネオペレックスパウダー(商品名;花王アトラス製
)2重量部とを均一に混合し,次いで粉砕して水和剤を
得た. 実施例6 化合物番号1の化合物20重量部、キシレン70重量部
にトキサノン(商品名;三洋化成工業製)10重量部を
加えて均一に混合し、溶解して乳剤を得た. 実施例7 化合物番号lの化合物5重量部、タルク50重量部及び
力才リン45重量部を均一に混合して粉剤を得た. 実施例8 コムギ赤さび病に対する防除効力試験(予防
効力) 直径6cmのプラスチック植木鉢に1鉢あたり10本づ
つコムギ(品種:コブシコムギ)を育成し、1.5葉期
の幼植物体に、実施例7に準じて調製した水和剤を、界
面活性剤(0.01%)を含む水で5 0 ppmに希
釈して、l鉢あたり20mlを散布した。散布後2日間
ガラス温室で栽培し、次いで、コムギ赤さび病菌胞子懸
濁液(7×10’胞子/m1)を均一に噴霧接種した.
接種後、1週間ガラス温室内で育成し、第1葉に現れた
コムギ赤さび病病斑の程度を調査した.無処理区の病斑
の程度と比較して薬剤効果を判定した.結果を第2表に
示す. 評価は5〜0の6段階で示し、病斑のないものは5,無
処理区と比較して病斑面積lO%以下は4、20%程度
は3、40%程度は2、60%程度はlとし、全体が罹
病したものはOで示した, なお、対照として特開昭59−36666号公報に記載
の化合物Aを、特開昭64−68362号公報に記載の
化合物Bを用いた. 第2表 実施例9 才才ムギうどんこ病に対する防除効力 試験 (予防効力) 直径6cmのプラスチック植木鉢に1鉢あたり10本づ
つオオムギ(品種:黒ムギ)を育成し、1.5葉期の幼
植物体に、実施例5に準じて調製した永和剤を、界面活
性剤(0.01%)を含む水で5 0 ppmに希釈し
て、l鉢あたり20mlを散布した。散布後2日間ガラ
ス温室で栽培し、次いで、才才ムギうどんこ病菌分生胞
子を罹病葉より集め、これを植物体の上からまんべんな
く振り掛けて接種した。
接種後、1週間ガラス温室内で育成し、第1葉に現れた
オオムギうどんこ病病斑の程度を調査した。無処理区の
病斑の程度と比較して薬剤効果を判定した。結果を第3
表に示す。
評価は、5〜Oの6段階で示し、病斑のないものは5、
無処理区と比較して病斑面積10%以下は4、20%程
度は3、40%程度は2、60%程度は1とし、全体が
罹病したものは0で示した。
なお、対照化合物には実施例8と同じ化合物を用いた。
第3表 実施例10 イネいもち病に対する防除効力試験(予防
効果) 直径6cmのプラスチック植木鉢に1鉢あたり10本の
イネ(品種:日本晴)を育成し、1.5葉期の幼植物体
に、実施例5に準じて調製した水和剤を、界面活性剤(
0.01%)を含む水で5 0 0 ppmに希釈して
、l鉢あたり2〇一散布した。
散布後2日間ガラス温室で栽培し、次いで、イネいちち
病菌分生胞子を罹病葉より調製し、これを葉にまんべん
なく噴霧接種した。
接種後、5日28゜C温室内で育成し、葉に現れたイネ
い6ち病病斑の程度を調査した。無処理区の病斑の程度
と比較して薬剤効果を判定した.評価は、5〜0の6段
階で示し、病斑のないものは5、無処理区と比較して病
斑面積10%以下は4、20%程度は3、40%程度は
2、60%程度はlとし、全体が罹病したものは0で示
した。結果を第4表に示す。
なお、対照化合物には実施例8と同じ化合物を用いた。
第4表 実施例1l キュウリベと病に対する防除効力試験(予
防効果) 直径6cmのプラスチック植木鉢にl鉢あたり1本のキ
ュウリ(品種;相模半白)を育成し、1.5葉期の幼植
物体に、実施例5に準じて調製した水利剤を、界面活性
剤(0.01%)を含む水で5 0 0 ppmに希釈
して、l鉢あたり20一散布した。 散布後2日間ガラ
ス温室で栽培し、次いで、キュウリベと病菌遊走子具を
罹病葉より調製し、これを植物葉の裏面にまんべんなく
噴霧接種した。
接種後、2日間20’C暗黒下に保った後、5日間ガラ
ス温室内で育成し、第一葉に現れたキュウリベと病病斑
の程度を調査した。無処理区の病斑の程度と比較して薬
剤効果を判定した.評価は、5〜0の6段階で示し、病
斑のないものは5、無処理区と比較して病斑面積10%
以下は4、20%程度は3、40%程度は2.60%程
度はlとし、全体が罹病したものはOで示した。結果を
第5表に示す. なお、対照化合物には実施例8と同じ化合物を用いた。
第5表 実施例l2 コナガに対する効力試験 第I表で示した化合物を実施例5に準じて調製した水和
剤を、界面活性剤(0.01%)を含む水で1000p
pmとした薬液中に、キャベツ葉片( 5 cmX 5
 cm)を30秒間浸漬し、プラスチックカップに入れ
た。風乾後、コナガ3齢幼虫を10頭放ち、蓋をして、
25゜Cの定温室に放置した。
2日後に生死虫数を数え、死虫率を求めた。
第6表には、死虫率が、100%のものをA、99〜8
0%のものをB、79〜60%のちのをC、 59%以下のものをDとして表示した。
第6表 実施例13 トビイロウンカに対する効力試験第1表で
示した化合物を実施例5に準じて調製した永和剤を、界
面活性剤(0.01%)を含む水で1000ppmとし
た薬液中に、イネ稚苗を30秒間浸漬し、風乾後、ガラ
ス円筒に差した.トビイロウンカ3齢幼虫を10頭放ち
、多孔質の栓をして、25℃の定温室に放置した.4日
後に生死虫数な数え、死虫率を求めた。
第7表には、死虫率が、100%のちのをA、99〜8
0%のものをB、79〜60%のちのをC、59%以下
のものをDとして表示した。
第7表 実施例l4 ナミハグニ雌成虫に対する効力試験ナミハ
ダニ雌成虫10頭を、インゲン葉片(直径20mm)に
供試した。一方、第1表で示した化合物を実施例5に準
じて調製した永和剤を、界面活性剤(0.01%)を含
む水で1000ppmとした薬液に、葉片を10秒間浸
漬した.25℃の定温室に放置し、3日後に生死虫数を
数え、死虫率を求めた。
第8表には、殺ダニ率が、100%のものをA、99〜
80%のものをB、79〜60%のものをC、59%以
下のものをDとして表示した。
第8表 3 4 l 4 18 l 9 23 24 25 31 32 35 36 39 43 44 47 [発明の効果] 本発明のフル才ロメトキシ基を有する化合物は,メトキ
シ基を有する類似化合物に比べて格別の殺菌効力を有す
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子又はハロゲン原子を表し;R
    ^2及びR^3は水素原子、ハロゲン原子又は低級アル
    キル基を表し、或いはR^2とR^3はそれらが結合し
    ている炭素原子と共にピリミジン環に縮合し、環を構成
    する硫黄原子1個を有してもよい飽和又は不飽和の5も
    しくは6員環を表し;R^4は水素原子、ハロゲン原子
    、低級アルキル基、シクロアルキル基、低級アルコキシ
    基、低級アルキルチオ基又は低級アルキルで置換されて
    いてもよいアミノ基を表し;R^5は水素原子、低級ア
    ルキル基、シクロアルキル基又はハロ低級アルキル基を
    表し;R^6は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル
    基、低級アルコキシ基、ハロ低級アルコキシ基を表し;
    nは1又は2の整数を表す)で示される化合物又はその
    酸付加塩。
  2. (2)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^2、R^3及びR^4は請求項1記載のも
    のと同じ意味を表し、Xは脱離基を表す) で示される化合物と、 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^1、R^5、R^6及びnは請求項1記載
    のものと同じ意味を表す) で示される化合物とを反応させることを特徴とする請求
    項1記載の式( I )の化合物又はその酸付加塩の製造
    法。
  3. (3)請求項1記載の式( I )の化合物又はその酸付
    加塩を有効成分とする殺菌剤。
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DE3717480A1 (de) * 1987-05-23 1988-12-01 Shell Agrar Gmbh & Co Kg Neue herbizid und mikrobizid wirksame 2,6-diaminopyrimidine
EP0326328A2 (en) * 1988-01-29 1989-08-02 DowElanco Quinoline, quinazoline, and cinnoline derivatives

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