JPH08183781A - トリアジン誘導体およびそれを有効成分とする除草剤 - Google Patents

トリアジン誘導体およびそれを有効成分とする除草剤

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JPH08183781A
JPH08183781A JP32699794A JP32699794A JPH08183781A JP H08183781 A JPH08183781 A JP H08183781A JP 32699794 A JP32699794 A JP 32699794A JP 32699794 A JP32699794 A JP 32699794A JP H08183781 A JPH08183781 A JP H08183781A
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JP32699794A
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Mineyuki Kubota
峰行 窪田
Masatoshi Saito
雅俊 斉藤
Kazuyoshi Koike
和好 小池
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ワタに対する薬害がなく、ワタと同じアオイ科
雑草であるイチビを含む広範な畑地雑草を低薬量で選択
的に防除することができるトリアジン誘導体およびそれ
を有効成分とする除草剤を提供する。 【構成】一般式(I )で表されるトリアジン誘導体およ
びそれを有効成分として含有する除草剤。 〔式中、XはC〜Cアルキル基、C〜Cアルコ
キシ基、ハロゲン原子またはヒドロキシ基;nは0また
は1〜4の整数;Yは1〜8個のC〜Cアルキル基
で置換されていてもよいC〜Cアルキレン基;およ
びRは1〜9個のハロゲン原子、ヒドロキシ基またはC
〜Cアルコキシ基で置換されていてもよい、直鎖
状、分岐鎖状または環状C〜Cアルキル基;を示
す〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なトリアジン誘導
体、その製造方法およびそれを有効成分とする除草剤に
関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】雑草防除
作業の省力化や農園芸作物の生産性向上にとって除草剤
は極めて重要な薬剤であり、そのため長年に渡って除草
剤の研究開発が積極的に行われ、現在多種多様な薬剤が
実用化されている。しかし、今日においてもさらに卓越
した除草特性を有する新規薬剤、特に栽培作物に薬害を
及ぼすことがなく、対象雑草のみを選択的、かつ低薬量
で防除しうる薬剤の開発が望まれている。
【0003】他方、ワタ畑にはワタと共に種々の雑草、
例えばメヒシバなどの一年生イネ科雑草、アサガオ、ア
オビユ、オナモミ、イチビなどの一年生広葉雑草が生育
することが知られている。これらの雑草をワタに薬害を
与えずに、しかも環境汚染の問題から、少量の散布で効
率よく防除することがワタ作にとって極めて重要であ
る。特に、ワタはアオイ科雑草であるため、同じアオイ
科雑草であるイチビに対して除草活性を有する薬剤はワ
タに薬害を与えやすい。そのため、イチビに対して高い
除草活性を有し、かつワタとイチビとの属間選択性に優
れた薬剤の開発が重要な課題となっている。
【0004】従来からトリアジン系除草剤として、各種
の化合物が知られてる。例えば2−クロロ−4,6−ビ
ス(アルキルアミノ)−s−トリアジン誘導体は、幅広
い殺草スペクトルを有し、除草剤として有用であること
が知られている。しかしながら、これら従来から知られ
ているトリアジン系除草剤は、十分な除草効果を達成す
るためには、多量に施用する必要がある。そして、その
高い土壌移行性のため、地下水が汚染される等の環境問
題を引き起こしている。
【0005】上記のような現状の下、本発明の目的は、
少量で十分な除草効果を発揮し、かつ環境に対して安全
であり、さらにワタとイチビとの属間選択性に優れた除
草剤化合物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意研究を重ねた結果、フェニル基が縮
環した炭素鎖環基とトリアジン環とが結合した新規トリ
アジン誘導体が、ワタに対して薬害を及ぼさず、かつ種
々の雑草、特にワタと同じアオイ科雑草であるイチビに
対しても優れた除草活性を示すことを見出し本発明を完
成するに到った。
【0007】すなわち、本発明は、一般式(I )
【化6】 (式中、XはC1 〜C4 アルキル基、C1 〜C4 アルコ
キシ基、ハロゲン原子またはヒドロキシ基;nは0また
は1〜4の整数;Yは1〜8個のC1 〜C4 アルキル基
で置換されていてもよいC2 〜C4 アルキレン基;およ
びRは1〜9個のハロゲン原子、ヒドロキシ基またはC
1 〜C4 アルコキシ基で置換されていてもよい、直鎖
状、分岐鎖状または環状C1 〜C6 アルキル基;を示
す)で表されるトリアジン誘導体(以下、「トリアジン
誘導体(I )」ということがある。)を第一の要旨とす
る。
【0008】また、本発明は、一般式(II)
【化7】 (式中、XはC1 〜C4 アルキル基、C1 〜C4 アルコ
キシ基、ハロゲン原子またはヒドロキシ基;nは0また
は1〜4の整数;Yは1〜8個のC1 〜C4 アルキル基
で置換されていてもよいC2 〜C4 アルキレン基;およ
びX1 はハロゲン原子を示す。)で表されるシクロアル
キルアミン誘導体の塩(以下、「シクロアルキルアミン
誘導体(II)の塩」という。)と、式(III )
【化8】 で表されるシアノグアニジンとを反応させ、次いで、一
般式(IV)
【化9】 (式中、Rは1〜9個のハロゲン原子、ヒドロキシ基ま
たはC1 〜C4 アルコキシ基で置換されていてもよい、
直鎖状、分岐鎖状または環状C1 〜C6 アルキル基;お
よびR1 はC1 〜C4 アルキル基を示す。)で表される
エステル類(以下、「エステル類(IV)」という。)と
反応させることを特徴とする、一般式(I )
【化10】 (式中、X、n、YおよびRは前記定義のとおりであ
る。)で表されるトリアジン誘導体の製造方法を第二の
要旨とする。
【0009】さらに、本発明は、上記一般式(I )で表
されるトリアジン誘導体を有効成分として含有する除草
剤(以下、「本発明の除草剤」ということがある。)を
第三の要旨とする。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
第一の要旨であるトリアジン誘導体(I )は、下記一般
式(I )
【化11】 によって表される化合物である。
【0011】上記一般式(I )において、XはC1 〜C
4 アルキル基、C1 〜C4 アルコキシ基、ハロゲン原子
またはヒドロキシ基を示す。
【0012】ここで、XがC1 〜C4 アルキル基である
場合の具体例としては、例えばメチル基、エチル基、n
−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブ
チル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、メチ
ル基で置換されていてもよいシクロプロピル基、シクロ
ブチル基等が挙げられ、好ましくはメチル基である。
【0013】XがC1 〜C4 アルコキシ基である場合の
具体例としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、n−
プロポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブトキシ基、i
−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキ
シ基、メチル基で置換されていてもよいシクロプロポキ
シ基、シクロブトキシ基等が挙げられ、好ましくはメト
キシ基である。
【0014】Xがハロゲン原子である場合の具体例とし
ては、例えば塩素原子、臭素原子、フッ素原子、ヨウ素
原子等が挙げられる。
【0015】なお、Xの置換位置は、Yを含む炭素鎖環
に縮環した芳香族基における4つの炭素のいずれでも可
能であるが、好ましくは下記一般式(I )
【化12】 において示した置換可能な位置〜のうちの位およ
び/または位、若しくは位が好ましい。
【0016】上記一般式(I )において、Xの置換数を
示すnは、0または1〜4の整数を示し、好ましくは
0、1または2の整数である。
【0017】上記一般式(I )において、Yは1〜8個
のC1 〜C4 アルキル基で置換されていてもよいC2
4 アルキレン基を示す。
【0018】ここで、フェニル基が縮環した炭素鎖環基
は、Yがエチレン基(C2 アルキレン基)である場合に
は、通称名インダニル基であり、Yがプロピレン基(C
3 アルキレン基)である場合には、通称名テトラリニル
基である。
【0019】YのC2 〜C4 アルキレン基に置換するこ
とができるC1 〜C4 アルキル基の具体例は、上記Xに
おけるC1 〜C4 アルキル基と同様であり、好ましくは
メチル基である。YのC2 〜C4 アルキレン基に置換す
ることができるC1 〜C4 アルキル基の置換数は、1〜
8個である。Yにおいてアルキレン基に置換されるC1
〜C4 アルキル基の置換位置は、アルキレン基がエチレ
ン基(C2 )である場合、エチレン基の4個の水素原
子、アルキレン基がプロピレン基(C3 )である場合、
プロピレン基の6個の水素原子、およびアルキレン基が
ブチレン基(C4)である場合、ブチレン基の8個の水
素原子のいずれにおいても可能である。
【0020】上記一般式(I )において、Rは1〜9個
のハロゲン原子、ヒドロキシ基またはC1 〜C4 アルコ
キシ基で置換されていてもよい、直鎖状、分岐鎖状また
は環状C1 〜C6 アルキル基を示す。
【0021】ここで、Rの1〜9個のハロゲン原子、ヒ
ドロキシ基またはC1 〜C4 アルコキシ基で置換されて
いてもよい、直鎖状、分岐鎖状または環状C1 〜C6
ルキル基の具体例としては、例えばメチル基、エチル
基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、
n−ヘキシル基の直鎖状アルキル基;i−プロピル基、
i−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基
等の分岐鎖状アルキル基;シクロプロピル基、シクロヘ
キシル基等の環状アルキル基;およびメチル基、エチル
基等で置換されていてもよいシクロプロピル基、シクロ
ブチル基等が挙げられる。好ましいC1 〜C6 アルキル
基は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロ
ピル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基であ
る。
【0022】上記C1 〜C6 アルキル基に置換すること
ができるハロゲン原子の具体例は、上記Xにおけるハロ
ゲン原子と同様であり、好ましくはフッ素原子および塩
素原子である。ハロゲン原子の置換位置は、C1 〜C6
アルキル基の3個(C1 の場合)〜13個(C6 の場
合)の全ての水素原子のいずれにおいても可能である。
ハロゲン原子の置換数は、1〜9個であるが、1〜5個
が好ましい。
【0023】Rが1〜9個のハロゲン原子で置換されて
いてもよいC1 〜C6 アルキル基である場合の特に好ま
しい具体例は、−CHFCH3 、−CF(CH3 2
−CHFCF3 、−C(CH3 3 、−CF3 、−CH
ClC2 5 、−CCl(CH3 2 、−C2 5 、−
CH(CH3 2 、−CHFC2 5 および−CH2
である。
【0024】Rが1〜9個のヒドロキシ基で置換された
1 〜C6 アルキル基である場合のヒドロキシ基の置換
位置は、C1 〜C6 アルキル基の3個(C1 の場合)〜
13個(C6 の場合)の全ての水素原子のいずれにおい
ても可能であり、また、第1〜3級のいずれの炭素であ
ってもよい。ヒドロキシ基の置換数は、1〜9個であ
る。
【0025】Rが1〜9個のヒドロキシ基で置換されて
いてもよいC1 〜C6 アルキル基である場合の特に好ま
しい具体例は、−CH(OH)C2 5 である。
【0026】Rが1〜9個のC1 〜C4 アルコキシ基で
置換されたC1 〜C6 アルキル基である場合のC1 〜C
4 アルコキシ基の具体例は、上記XにおけるC1 〜C4
アルコキシ基と同様である。アルコキシ基の置換位置
は、上記のヒドロキシ基の場合と同様である。
【0027】本発明の第二の要旨であるトリアジン誘導
体(I )の製造方法は、
【化13】 (式中、X、nおよびYは上記トリアジン誘導体(I )
において説明したとおりであり、X1 はハロゲン原子で
ある。)で表されるシクロアルキルアミン誘導体の塩
と、式(III )
【化14】 で表されるシアノグアニジンとを反応させ、シクロアル
キルアミン誘導体(II)のアミノ基とシアノグアニジン
(III )のシアノ基を結合させる、前段の反応と;次い
で、一般式(IV)
【化15】 (式中、Rは上記トリアジン誘導体(I )において説明
したとおりであり、R1はC1 〜C4 アルキル基を示
す。)で表されるエステル類を、触媒の存在下に反応さ
せてトリアジン環を形成させる、後段の反応からなる。
【0028】前段の反応は、溶媒の不存在下または存在
下に行うことができ、溶媒の存在下に本反応を行う場合
に用いることができる溶媒としては、例えばメタノー
ル、エタノール、イソプロパノール等のアルコール類;
アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等の
ケトン類;n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−デカン等
の脂肪族炭化水素類;ベンゼン、デカリン、アルキルナ
フタレン等の環状炭化水素類;四塩化炭素、二塩化メチ
レン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等の塩化炭化
水素類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類;さらには灯油などが挙げられ、好ましくは脂肪族炭
化水素類であり、特に好ましくはn−デカンである。
【0029】シクロアルキルアミン誘導体(II)の塩と
シアノグアニジン(III )は、当量の割合で反応させる
のが好ましい。なお、シクロアルキルアミン誘導体(I
I)の塩を形成する酸(HX1 )の具体例としては、例
えば塩酸(HCl)、臭化水素酸(HBr)、フッ化水
素酸(HF)等が挙げられ、好ましくは塩酸(HCl)
である。
【0030】反応温度は、特に制限はないが、通常80
〜200℃であり、好ましくは120〜150℃であ
る。反応時間は、通常2〜15時間であるが、4〜7時
間程度が好ましい。
【0031】後段の反応は、触媒の存在下に行うのが好
ましく、本反応で用いることができる触媒としては、例
えばナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、マ
グネシウムジエトキシド等のアルコキシド類;リン酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等の無機塩基;および1,8−ジアザビシクロ
[5,4,0]−7−ウンデセン(DBU)、1,5−
ジアザビシクロ[4,3,0]−5−ノネン(DB
N)、トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基が挙げ
られ、好ましくはナトリウムメトキシドおよびナトリウ
ムエトキシドである。用いる塩基の量は、通常シクロア
ルキルアミン誘導体(II)の塩に対して1.1〜10当
量、好ましくは1.5〜2当量である。
【0032】本反応で用いるエステル類(IV)の量は、
通常シクロアルキルアミン誘導体(II)の塩に対して1
〜10当量、好ましくは1〜2当量である。
【0033】本反応は、溶媒の存在下に行うのが好まし
く、本反応で用いることができる溶媒としては、例えば
メタノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコ
ール類;アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサ
ノン等のケトン類;n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−
デカン等の脂肪族炭化水素類;ベンゼン、デカリン、ア
ルキルナフタレン等の環状炭化水素類;四塩化炭素、二
塩化メチレン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等の
塩化炭化水素類;およびテトラヒドロフラン、ジオキサ
ン等のエーテル類などが挙げられ、好ましくはアルコー
ル類であり、特に好ましくはメタノールおよびエタノー
ルである。
【0034】本反応の反応温度は、通常−10〜100
℃であり、好ましくは0〜65℃である。反応時間は、
通常2〜30時間であるが、10〜15時間程度が好ま
しい。
【0035】反応終了後、常法に従い、反応混合物を水
に注加し、酢酸エチル等の有機溶媒で目的物を抽出し、
得られた有機層を無水硫酸ナトリウム等の脱水剤で脱水
した後、有機溶媒を減圧下に留去する等の手段により除
去する。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー等の手段により精製することにより目的のトリア
ジン誘導体(I-1 )を結晶として単離することができ
る。
【0036】次に本発明の第三の要旨であるトリアジン
誘導体(I )を有効成分として含有する除草剤について
説明する。本発明の除草剤は、一般式(I )で表される
本発明の新規なトリアジン誘導体を有効成分として含有
するものであって、これらの化合物を溶媒などの液状担
体または鉱物質微粉などの固体担体と混合し、水和剤、
乳剤、粉剤、粒剤などの形態に製剤化して使用すること
ができる。製剤化に際して乳化性、分散性、展着性など
を付与するためには界面活性剤を添加すればよい。
【0037】本発明の除草剤を水和剤の形態で用いる場
合、通常は本発明のトリアジン誘導体(I )10〜55
重量%、固体担体40〜88重量%および界面活性剤2
〜5重量%の割合で配合して組成物を調製し、これを用
いればよい。また、乳剤の形態で用いる場合、通常は本
発明のトリアジン誘導体(I )20〜50重量%、溶剤
35〜75重量%および界面活性剤5〜15重量%の割
合で配合して調製すればよい。また、粉剤の形態で用い
る場合、通常は本発明のトリアジン誘導体(I )1〜1
5重量%、固体担体80〜97重量%および界面活性剤
2〜5重量%の割合で配合して調製すればよい。さら
に、粒剤の形態で用いる場合は、本発明のトリアジン誘
導体(I )1〜15重量%、固体担体80〜97重量%
および界面活性剤2〜5重量%の割合で配合して調製す
ればよい。
【0038】ここで固体担体としては鉱物質の微粉が用
いられ、この鉱物質の微粉としては、例えばケイソウ
土、消石灰などの酸化物、リン灰石などのリン酸塩、セ
ッコウなどの硫酸塩、タルク、パイロフェライト、クレ
ー、カオリン、ベントナイト、酸性白土、ホワイトカー
ボン、石英粉末、ケイ石粉などのケイ酸塩などを挙げる
ことができる。
【0039】また、溶剤としては有機溶媒が用いられ、
具体的にはベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族
炭化水素、o−クロロトルエン、トリクロロエタン、ト
リクロロエチレンなどの塩素化炭化水素、シクロヘキサ
ノール、アミルアルコール、エチレングリコールなどの
アルコール、イソホロン、シクロヘキサノン、シクロヘ
キセニル−シクロヘキサノンなどのケトン、ブチルセロ
ソルブ、ジエチルエーテル、メチルエチルエーテルなど
のエーテル、酢酸イソプロピル、酢酸ベンジル、フタル
酸メチルなどのエステル、ジメチルホルムアミドなどの
アミドあるいはこれらの混合物を挙げることができる。
【0040】さらに、界面活性剤としては、アニオン
型、ノニオン型、カチオン型あるいは両性イオン型(ア
ミノ酸、ベタインなど)のいずれを用いることもでき
る。
【0041】本発明の除草剤には、有効成分としてトリ
アジン誘導体(I )とともに、必要に応じ他の除草活性
成分を含有させることができる。このような他の除草活
性成分としては、従来公知の除草剤、例えばフェノキシ
系、ジフェニルエーテル系、トリアジン系、尿素系、カ
ーバメート系、チオールカーバメート系、酸アニリド
系、ピラゾール系、リン酸系、スルホニルウレア系、オ
キサジアゾン系などを挙げることができ、これらの除草
剤の中から適宜選択して用いることができる。
【0042】さらに、本発明の除草剤は、必要に応じ
て、殺虫剤、殺菌剤、植物生長調節剤、肥料などと混用
することができる。
【0043】
【実施例】以下、実施例および除草剤実施例によって本
発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。
【0044】(実施例1)1−アミノテトラリン塩酸塩
0.95g(5.2mmol)およびシアノグアニジン
0.44g(5.2mmol)を、n−デカン20ml
に加え、135℃で6時間加熱撹拌した。反応終了後、
反応混合物を冷却し、析出した沈殿を濾取し、5mlの
n−ヘキサンで3回洗浄し、減圧下に溶媒を除去して固
体を得た。得られた固体1gを無水メタノール25ml
に溶解し、ここへ28%ナトリウムメトキシド/メタノ
ール溶液1.9g(10mmol)を、室温下で加え
た。さらにここへα−フルオロプロピオン酸エチルエス
テル1.2g(10mmol)を滴下し、室温で12時
間撹拌した。反応終了後、反応液を、水100mlに注
加し、酢酸エチル50mlで3回抽出を行った。得られ
た酢酸エチル層を、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、
減圧下に酢酸エチルを留去した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘキサン/
酢酸エチル=1/1)により精製し、目的の2−アミノ
−4−(α−フルオロエチル)−6−(1’−テトラリ
ニルアミノ)−s−トリアジン0.68gを白色結晶と
して得た。原料として用いたシクロアルキルアミン誘導
体の塩、同じくエステル類および得られたトリアジン誘
導体の構造式、並びに収率を後記する表1に示し、得ら
れたトリアジン誘導体のIRおよびNMRデータを後記
する表8に示す。
【0045】(実施例2〜4)α−フルオロプロピオン
酸エチルエステルの代わりに、表1に示すエステル類を
用いた以外は実施例1と同様に反応を行い、それぞれ目
的のトリアジン誘導体を得た。原料として用いたシクロ
アルキルアミン誘導体の塩、同じくエステル類および得
られたトリアジン誘導体の構造式、並びに収率をそれぞ
れ後記する表1に示し、得られたトリアジン誘導体のI
RおよびNMRデータをそれぞれ後記する表8に示す。
【0046】
【表1】
【0047】(実施例5〜8)1−アミノテトラリン塩
酸塩の代わりに、表2に示すシクロアルキルアミン誘導
体の塩を用いた以外は実施例1と同様に反応を行い、そ
れぞれ目的のトリアジン誘導体を得た。原料として用い
たシクロアルキルアミン誘導体の塩、同じくエステル類
および得られたトリアジン誘導体の構造式、並びに収率
をそれぞれ後記する表2および表3に示し、得られたト
リアジン誘導体のIRおよびNMRデータをそれぞれ後
記する表8に示す。
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】(実施例9)1−アミノ−2−メチルテト
ラリン塩酸塩1.1g(5.6mmol)およびシアノ
グアニジン0.48g(5.6mmol)を、n−デカ
ン20mlに加え、135℃で6時間加熱撹拌した。反
応終了後、反応混合物を冷却し、析出した沈殿を濾取
し、5mlのn−ヘキサンで3回洗浄し、減圧下に溶媒
を除去して固体を得た。得られた固体1gを無水メタノ
ール25mlに溶解し、ここへ28%ナトリウムメトキ
シド/メタノール溶液2.5g(13mmol)を、室
温下で加えた。さらにここへトリフルオロ酢酸エチルエ
ステル1.85g(13mmol)を滴下し、室温で1
2時間撹拌した。反応終了後、反応液を、水100ml
に注加し、酢酸エチル50mlで3回抽出を行った。得
られた酢酸エチル層を、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
後、減圧下に酢酸エチルを留去した。得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘキサ
ン/酢酸エチル=1/1)により精製し、目的の2−ア
ミノ−4−トリフルオロメチル−6−(2’−メチル−
1’−テトラリニルアミノ)−s−トリアジン1.0g
を白色結晶として得た。原料として用いたシクロアルキ
ルアミン誘導体の塩、同じくエステル類および得られた
トリアジン誘導体の構造式、並びに収率を後記する表4
に示し、得られたトリアジン誘導体のIRおよびNMR
データを後記する表8に示す。
【0051】
【表4】
【0052】(実施例10)1−アミノインダン塩酸塩
0.95g(5.6mmol)およびシアノグアニジン
0.48g(5.6mmol)を、n−デカン20ml
に加え、135℃で6時間加熱撹拌した。反応終了後、
反応混合物を冷却し、析出した沈殿を濾取し、5mlの
n−ヘキサンで3回洗浄し、減圧下に溶媒を除去して固
体を得た。得られた固体1gを無水メタノール25ml
に溶解し、ここへ28%ナトリウムメトキシド/メタノ
ール溶液2.5g(13mmol)を、室温下で加え
た。さらにここへα−フルオロイソ酪酸メチルエステル
1.56g(13mmol)を滴下し、室温で12時間
撹拌した。反応終了後、反応液を、水100mlに注加
し、酢酸エチル50mlで3回抽出を行った。得られた
酢酸エチル層を、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減
圧下に酢酸エチルを留去した。得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘキサン/酢
酸エチル=1/1)により精製し、目的の2−アミノ−
4−(α−フルオロ−α−メチルエチル)−6−(1’
−インダニルアミノ)−s−トリアジン0.99gを白
色結晶として得た。原料として用いたシクロアルキルア
ミン誘導体の塩、同じくエステル類および得られたトリ
アジン誘導体の構造式、並びに収率を後記する表5に示
し、得られたトリアジン誘導体のIRおよびNMRデー
タを後記する表8に示す。
【0053】(実施例11〜14)α−フルオロイソ酪
酸メチルエステルの代わりに、表5および表6に示すエ
ステル類を用いた以外は実施例10と同様に反応を行
い、それぞれ目的のトリアジン誘導体を得た。原料とし
て用いたシクロアルキルアミン誘導体の塩、同じくエス
テル類および得られたトリアジン誘導体の構造式、並び
に収率をそれぞれ後記する表5および表6に示し、得ら
れたトリアジン誘導体のIRおよびNMRデータをそれ
ぞれ後記する表9に示す。
【0054】
【表5】
【0055】
【表6】
【0056】(実施例15〜17)1−アミノテトラリ
ン塩酸塩の代わりに、表7に示すシクロアルキルアミン
誘導体を用いた以外は実施例10と同様に反応を行い、
それぞれ目的のトリアジン誘導体を得た。原料として用
いたシクロアルキルアミン誘導体の塩、同じくエステル
類および得られたトリアジン誘導体の構造式、並びに収
率をそれぞれ後記する表7に示し、得られたトリアジン
誘導体のIRおよびNMRデータをそれぞれ後記する表
9に示す。
【0057】
【表7】
【0058】
【表8】
【0059】
【表9】
【0060】(実施例18〜31)表10〜表14に示
すシクロアルキルアミン誘導体の塩およびエステル類を
用いて、上記実施例1〜17と同様に反応を行い、それ
ぞれ目的のトリアジン誘導体を得た。原料として用いた
シクロアルキルアミン誘導体の塩、同じくエステル類お
よび得られたトリアジン誘導体の構造式、並びに収率を
それぞれ後記する表10〜表14に示した。
【0061】
【表10】
【0062】
【表11】
【0063】
【表12】
【0064】
【表13】
【0065】
【表14】
【0066】[除草剤実施例] (1)除草剤の調製 担体としてタルク(商品名:ジークライト)97重量
部、界面活性剤としてアルキルアリールスルホン酸(商
品名:ネオペレックス、花王アトラス(株)製)1.5
重量部、およびノニオン型とアニオン型の界面活性剤
(商品名:ソルポール800A、東邦化学工業(株)
製)1.5重量部を均一に粉砕混合して、水和剤用担体
を得た。
【0067】この水和剤用担体90重量部と上記実施例
1〜3、5〜13、15および16で得られた本発明化
合物(化合物1〜3、5〜13、15および16)10
重量部を、均一に粉砕混合して、それぞれ除草剤を得
た。
【0068】(2)茎葉処理試験 畑地土壌を充填した1/5000アールワグネルポット
にオナモミ、イチビ、アメリカアサガオ、オオイヌタ
デ、チョウセンアサガオ、アオゲイトウ、イヌホウズキ
の雑草種子およびワタの種子を播種し、覆土後、温室内
で育成し、これら植物の1〜2葉期に上記(1)で得た
所定量の所定の除草剤を水に懸濁し、2000リットル
/ヘクタール相当の液量で茎葉部へ均一にスプレー散布
した。その後温室内で育成し、処理後20日目に除草効
果および作物への薬害を判定した。結果を表15に示
す。
【0069】なお、除草効果および作物薬害は下記の基
準に従って表示した。 (基準) 除草効果 残草重無処理比(%) 0 81〜100 1 61〜80 2 41〜60 3 21〜40 4 1〜20 5 0 作物薬害 残草重無処理比(%) − 100 ± 95〜99 + 90〜94 ++ 80〜89 +++ 0〜79 ここで、残草重無処理比=(処理区の残草重/無処理区
の残草重)×100で求めた。
【0070】
【表15】
【0071】表15の結果から、本発明のトリアジン誘
導体を含有する除草剤は、茎葉処理において、ワタに薬
害を与えることなく、広範な畑地雑草を低薬量で防除で
きることが明らかになった。さらに、化合物2、7、
9、13および15は、ワタに対しては高い安全性を示
す一方、ワタと同じアオイ科雑草であるイチビに対して
は高い除草効果を示し、特に優れた属間選択性を有する
ことがわかる。
【0072】(3)畑地土壌処理試験 畑地土壌を充填した1/5000アールワグネルポット
にオナモミ、イチビ、アメリカアサガオ、チョウセンア
サガオ、アオゲイトウ、エノコログサ、メヒシバの雑草
種子およびワタの種子を播種し、覆土後、上記(1)で
得た所定量の所定の除草剤を水に懸濁して土壌表面に均
一に散布した。その後、温室内で育成し、処理後20日
目に除草効果および作物への薬害を判定した。結果を表
16に示す。
【0073】なお、除草効果および作物薬害は(2)茎
葉処理試験において記述した基準に従って表示した。
【0074】
【表16】
【0075】表16の結果から、本発明のトリアジン誘
導体を含有する除草剤は、畑地土壌処理において、ワタ
に薬害を与えることなく、広範な畑地雑草を低薬量で防
除できることが明らかになった。さらに、化合物1、
2、13および15は、ワタに対しては高い安全性を示
す一方、ワタと同じアオイ科雑草であるイチビに対して
は高い除草効果を示し、特に優れた属間選択性を有する
ことがわかる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ワタに対する薬害がなく、ワタと同じアオイ科雑草であ
るイチビを含む広範な畑地雑草を低薬量で選択的に防除
することができるトリアジン誘導体およびそれを有効成
分とする除草剤が提供された。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I ) 【化1】 (式中、 XはC1 〜C4 アルキル基、C1 〜C4 アルコキシ基、
    ハロゲン原子またはヒドロキシ基;nは0または1〜4
    の整数;Yは1〜8個のC1 〜C4 アルキル基で置換さ
    れていてもよいC2 〜C4 アルキレン基;およびRは1
    〜9個のハロゲン原子、ヒドロキシ基またはC1 〜C4
    アルコキシ基で置換されていてもよい、直鎖状、分岐鎖
    状または環状C1 〜C6 アルキル基;を示す)で表され
    るトリアジン誘導体。
  2. 【請求項2】 Xがメチル基またはメトキシ基である、
    請求項1に記載のトリアジン誘導体。
  3. 【請求項3】 nが1または2の整数である請求項2に
    記載のトリアジン誘導体。
  4. 【請求項4】 nが0である請求項1に記載のトリアジ
    ン誘導体。
  5. 【請求項5】 Yが1個のC1 〜C4 アルキル基で置換
    されたプロピレン基である請求項1に記載のトリアジン
    誘導体。
  6. 【請求項6】 Yがメチル基で置換されたプロピレン基
    である請求項5に記載のトリアジン誘導体。
  7. 【請求項7】 Rが1個のヒドロキシ基で置換されたC
    2 〜C3 アルキル基である請求項1に記載のトリアジン
    誘導体。
  8. 【請求項8】 Rがα−ヒドロキシエチル基またはα−
    ヒドロキシ−n−プロピル基である請求項7に記載のト
    リアジン誘導体。
  9. 【請求項9】 Rが1〜5個のハロゲン原子で置換され
    たC1 〜C3 アルキル基である請求項1に記載のトリア
    ジン誘導体。
  10. 【請求項10】 Rが1〜5個のフッ素原子または1〜
    4個の塩素原子で置換されたC1 〜C3 アルキル基であ
    る請求項9に記載のトリアジン誘導体。
  11. 【請求項11】 RがCH2 F−、CF3 −、CH3
    HF−、CF3 CHF−、CF3 CF2 −、(CH3
    2 CF−、CH3 CHCl−および(CH32 CCl
    −からなる群より選ばれる請求項10に記載のトリアジ
    ン誘導体。
  12. 【請求項12】 一般式(II) 【化2】 (式中、 XはC1 〜C4 アルキル基、C1 〜C4 アルコキシ基、
    ハロゲン原子またはヒドロキシ基;nは0または1〜4
    の整数;Yは1〜8個のC1 〜C4 アルキル基で置換さ
    れていてもよいC2 〜C4 アルキレン基;およびX1
    ハロゲン原子を示す。)で表されるシクロアルキルアミ
    ン誘導体の塩と、式(III ) 【化3】 で表されるシアノグアニジンとを反応させ、次いで、一
    般式(IV) 【化4】 (式中、 Rは1〜9個のハロゲン原子、ヒドロキシ基またはC1
    〜C4 アルコキシ基で置換されていてもよい、直鎖状、
    分岐鎖状または環状C1 〜C6 アルキル基;およびR1
    はC1 〜C4 アルキル基を示す。)で表されるエステル
    類と反応させることを特徴とする、一般式(I ) 【化5】 (式中、X、n、YおよびRは前記定義のとおりであ
    る。)で表されるトリアジン誘導体の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜11のいずれか1項に記載
    の一般式(I )で表されるトリアジン誘導体を有効成分
    として含有する除草剤。
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