JPH0819173A - スポットネットワーク受電設備 - Google Patents

スポットネットワーク受電設備

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JPH0819173A
JPH0819173A JP6166052A JP16605294A JPH0819173A JP H0819173 A JPH0819173 A JP H0819173A JP 6166052 A JP6166052 A JP 6166052A JP 16605294 A JP16605294 A JP 16605294A JP H0819173 A JPH0819173 A JP H0819173A
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JP
Japan
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bank
network
protector
short
banks
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JP6166052A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Fudo
弘幸 不動
Mitsuhiko Ouda
光彦 應田
Yoshinori Goko
良則 郷古
Kanemasa Oda
鐘正 織田
Tadashi Odawara
正 小田原
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Kansai Electric Power Co Inc
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のバンク毎のプロテクタヒューズを省い
て保守点検作業の簡素化を図り、2バンク運転中にいず
れかのバンクのネットワーク変圧器の2次側の短絡事故
が生じても負荷給電を継続するように保護協調を改善
し、とくに、2バンク構成の場合の供給信頼性を飛躍的
に向上する。 【構成】 各配電線1a〜1cと各ネットワーク変圧器
2a〜2cの1次側との間に設けられたバンク#1〜#
3毎の1次開閉器12a〜12cと、各変圧器2a〜2
cの2次側と各プロテクタ遮断器5a〜5cとの間に設
けられたバンク#1〜#3毎の変流器13a〜13c
と、各変流器13a〜13cの2次短絡電流検出により
動作して各1次開閉器12a〜12cそれぞれを開放す
るバンク#1〜#3毎の過電流継電器14a〜14cと
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル用受電設備等に用
いられるスポットネットワーク受電設備に関し、とく
に、ネットワーク変圧器の2次電圧が低い2次低圧スポ
ットネットワーク受電設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スポットネットワーク受電設備
は、各バンク(群)のネットワーク変圧器の2次電圧の
高,低により、2次高圧設備と2次低圧設備とに大別さ
れる。そして、従来の2次低圧スポットネットワーク受
電設備は、各バンクの2次側にプロテクタヒューズ(電
力用ヒューズ)を設けて形成される。
【0003】すなわち、代表的な3バンク構成の従来の
2次低圧スポットネットワーク受電設備は図3に示すよ
うに形成される。同図において、1a,1b,1cは高
圧又は特別高圧配電線からなる3回線の配電線、2a,
2b,2cは1次側が1次断路器3a,3b,3cを介
して配電線1a〜1cそれぞれに接続された3バンク#
1,#2,#3のネットワーク変圧器である。15a,
15b,15cは各変圧器2a〜2cとプロテクタ盤1
6a,16b,16cとを接続するバスダクトである。
【0004】4a,4b,4cは各プロテクタ盤16a
〜16c内に設けられたプロテクタヒューズ、5a,5
b,5cはプロテクタヒューズ4a〜4cとネットワー
ク母線6との間に設けられたプロテクタ遮断器である。
【0005】7a,7b,7cはプロテクタヒューズ4
a〜4cとプロテクタ遮断器5a〜5cとの間に設けら
れた取引用変流器、8a,8b,8cは各バンク#1〜
#3のネットワーク継電器である。
【0006】9a,9b,9cは取引用変流器7a〜7
cとプロテクタ遮断器5a〜5cとの間に設けられた計
器用変流器、10a,10b,10cはプロテクタ遮断
器5a〜5cのネットワーク変圧器2a〜2c側の電圧
を検出する変圧器側計器用変圧器、11a,11b,1
1cはプロテクタ遮断器5a〜5cのネットワーク母線
6側の電圧を検出する母線側計器用変圧器である。
【0007】そして、通常は各バンク#1〜#3の1次
断路器3a〜3cが投入されて3バンク運転の状態にな
り、各配電線1a〜1cの電力がネットワーク変圧器2
a〜2cにより降圧してネットワーク母線6に並列給電
され、この母線6からテイクオフ盤(図示せず)を介し
て各負荷に給電される。
【0008】このとき、各バンク#1〜#3のネットワ
ーク変圧器2a〜2cの容量等は同一に設定され、各配
電線1a〜1cが需要電力の1/3ずつを均等に分担す
る。
【0009】また、保守点検等のため、いずれか1バン
ク,例えばバンク#3の1次断路器3cが開放操作され
て2バンク運転の状態になると、配電線1a,1bによ
り需要電力の1/2ずつが分担されて負荷給電が継続さ
れる。
【0010】つぎに、3バンク運転中に何らかの原因で
いずれかのバンク#1〜#3のネットワーク変圧器2a
〜2cの2次側とプロテクタ遮断器5a〜5cとの間で
短絡事故が発生した場合について説明する。
【0011】例えば図3に示すように、バンク#1のネ
ットワーク変圧器2aとプロテクタヒューズ4aとの間
で短絡事故が発生すると、事故バンク#1の配電線1a
から事故点Pに実線の短絡電流が流れるとともに、残
りの健全バンク#2,#3の配電線1b,1cからネッ
トワーク母線6を介して事故点Pに実線,の逆流の
短絡電流が流れる。
【0012】このとき、プロテクタヒューズ4aに流れ
る短絡電流は、実線,を合わせたものとなり、健全
バンク#2,#3のプロテクタヒューズ4b,4cに流
れる短絡電流の2倍の大きさとなる。そして、この短絡
電流が十分大きいため、事故バンク#1のプロテクタヒ
ューズ4aが健全バンク#2,#3のプロテクタヒュー
ズ4b,4cよりも早く即時に溶断する。一方、実線
の短絡電流は電力会社側の送り出し遮断器により遮断さ
れる。そして、事故バンク#1は配電線1aから切離さ
れて、健全バンク#2,#3の配電線1b,1cの電力
により2バンク運転の状態で負荷給電が継続される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記図3の従来設備の
場合、バンク毎にプロテクタヒューズ4a〜4cを設け
て形成されるため、これらのヒューズ4a〜4cの劣化
を監視して取替等を行う必要があり、煩雑な保守点検作
業を要する問題点がある。
【0014】また、プロテクタヒューズ4a〜4cが短
絡電流により瞬時に溶断するため、とくに2バンク運転
中にいずれかのバンクのネットワーク変圧器の2次側で
短絡事故が発生すると、プロテクタヒューズに流れる短
絡電流は同一となり、事故バンクのプロテクタヒューズ
が溶断すると同時に健全バンクのプロテクタヒューズも
溶断し、負荷給電を継続することができず、保護協調が
とられず、いわゆる全停状態になる問題点がある。
【0015】すなわち、図3の3バンク構成の受電設備
において、例えばプロテクタ遮断器5cが開放操作され
てバンク#1,#2の2バンク運転中に、バンク#1の
事故点Pで短絡事故が発生すると、健全バンク#2のプ
ロテクタヒューズ4bと事故バンク#1のプロテクタヒ
ューズ4aに流れる短絡電流は同量となる。
【0016】そして、健全バンク#2からの実線の短
絡電流により、事故バンク#1のプロテクタヒューズ4
aが瞬時に溶断する。また、実線の短絡電流に基づく
変流器9aの電流検出,計器用変圧器10a,11aの
電圧検出とにより、ネットワーク継電器8aはネットワ
ーク変圧器2aのネットワーク母線6からの逆電力を検
出してプロテクタ遮断器5aの開放指令を出すが、この
プロテクタ遮断器5aが開放する前に、健全バンク#2
の実線の短絡電流により当該バンク#2のプロテクタ
ヒューズ4bも溶断する。
【0017】したがって、全バンク#1〜#3の給電が
停止し、負荷給電が継続されなくなって全停状態にな
る。また、実線の短絡電流は、通常、電力会社の送り
出し遮断器で遮断されるが、ネットワーク変圧器2a〜
2cが小容量の場合、短絡電流が小さく、保護できない
場合もある。
【0018】ところで図3の3バンク構成等の多バンク
構成の受電設備の場合は、前記したように2バンク運転
中で短絡事故が発生したときにのみ全停状態が発生す
る。しかし、例えば図3のバンク#1,#2のみにより
形成される2バンク構成の受電設備の場合は、常時2バ
ンク運転になるため、いずれかのバンクで短絡事故が発
生すると、必ず全停状態になる。したがって、短絡事故
に対して何らかの対策を施し、全停状態を回避すること
が極めて重要な問題となっている。
【0019】本発明は、従来のプロテクタヒューズを省
いて保守作業を簡素化するとともに、2バンク運転中に
いずれかのバンクで短絡事故が発生したときにも負荷給
電の継続を可能にし、とくに、2バンク構成の場合の信
頼性を飛躍的に向上することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに本発明のスポットネットワーク受電設備の場合、各
配電線と各ネットワーク変圧器の1次側との間に設けら
れたバンク毎の1次開閉器と、各ネットワーク変圧器の
2次側と各プロテクタ遮断器との間に設けられたバンク
毎の変流器と、各変流器の2次短絡電流検出により動作
して各1次開閉器それぞれを開放するバンク毎の過電流
継電器とを備える。そして、2バンク構成の場合は、2
回線の配電線に2バンクのネットワーク変圧器の1次側
それぞれを接続して形成される。
【0021】
【作用】前記のように構成された本発明のスポットネッ
トワーク受電設備の場合、従来設備のバンク毎のプロテ
クタヒューズが省かれるとともに、従来の各バンクの1
次断路器の代わりに1次開閉器が設けられる。
【0022】そして、バンク毎の変流器によりそれぞれ
の短絡電流が検出されると、各バンクの過電流継電器が
動作して1次開閉器が開放し、この開放により従来のプ
ロテクタヒューズが溶断した場合と同様に事故バンクの
配電線からの給電が遮断される。
【0023】また、事故バンクのプロテクタ遮断器は、
ネットワーク変圧器の2次側のネットワーク母線を介し
た他の健全バンクからの逆電力の検出により、従来と同
様に遮断開放される。
【0024】そして、過電流継電器の動作時限によりプ
ロテクタ遮断器の開放後に1次開閉器が開放するため、
事故バンクについては、プロテクタ遮断器が開放されて
当該バンクがネットワーク母線から解列した後、1次開
閉器が開放して配電線から流入する短絡電流が遮断され
る。
【0025】さらに、残りの健全バンクについては、そ
れぞれの1次開閉器の開放前に事故バンクのプロテクタ
遮断器が開放して事故バンクへの短絡電流の注入が停止
し、1次開閉器が開放されずに投入状態に保持されて負
荷給電を継続する。
【0026】したがって、従来のプロテクタヒューズの
保守点検等が省け、保守作業が簡素化するとともに、2
バンク運転中にいずれかのバンクで短絡事故が発生して
も健全バンクの負荷給電が継続され、保護協調が改善さ
れて全停状態の発生が防止される。この全停状態の発生
防止により、とくに、2バンク構成の場合は、給電信頼
性が飛躍的に向上する。
【0027】
【実施例】実施例について、図1及び図2を参照して説
明する。図1において、図3と同一符号は同一のものを
示し、図3の従来設備と異なる点は、つぎの(i)〜
(iii) の点である。 (i)図3の1次断路器3a〜3cの代わりに、2次短
絡電流を遮断可能なガス絶縁型負荷開閉器等からなる1
次開閉器12a,12b,12cを各1次断路器3a〜
3cの位置に設けた点。 (ii)図3のプロテクタヒューズ4a〜4cを省き、各
変圧器2a〜2cの真下に短絡電流検出用の変流器13
a,13b,13cを設けた点。 (iii) 変流器13a〜13cの短絡電流の検出出力に
より動作して1次開閉器12a〜12cを整定された動
作時限で開放するバンク毎の過電流継電器14a,14
b,14cを設けた点。
【0028】そして、正常運転時は1次開閉器12a〜
12cがいずれも閉成保持され、3バンク運転でネット
ワーク母線6の各負荷に給電される。また、定期点検等
を行うため、例えば1次開閉器12cが開放操作された
ときは、1次開閉器12a,12bが閉成し、バンク#
1,#2の2バンク運転でネットワーク母線6の各負荷
に給電される。
【0029】つぎに、例えばバンク#1,#2の2バン
ク運転中にバンク#1のネットワーク変圧器2aの2次
側とプロテクタ遮断器5aとの間で短絡事故が発生する
と、事故バンク#1の配電線1aから事故点Pに実線
の短絡電流が流れ、同時に、配電線1bから健全バンク
#2,ネットワーク母線6を介して事故点Pに実線の
短絡電流が流れる。
【0030】そして、実線の短絡電流が変流器13a
により検出され、変流器13aの検出出力に基づき、過
電流継電器14aが動作して1次開閉器12aが開放す
る。また、実線の短絡電流に基づく逆電力の検出によ
り、ネットワーク継電器8aが動作してプロテクタ遮断
器5aが開放し、この開放により事故バンク#1がネッ
トワーク母線6から解列する。
【0031】このとき、実線,の短絡電流は等し
く、例えば図2の実線アに示す大きさになる。また、プ
ロテクタ遮断器5aは図2の実線イの動作特性に沿って
動作し、図中の点αのタイミングで開放する。
【0032】さらに、過電流継電器14aは動作時限の
整定により図2の実線ウの動作特性に沿って動作し、点
αから一般的な継電器動作時限より少し長い時限差τ
(=0.6秒)遅れた点βのタイミングで1次開閉器1
2aが開放する。なお、図2は2次電圧が420Vに設
定されたネットワーク変圧器容量1000KVAの受電
設備を2バンク運転した場合の動作特性図である。
【0033】そして、図2からも明らかなように、事故
バンク#1においては、事故発生瞬時にプロテクタ遮断
器5aが遮断開放して事故バンク#1がネットワーク母
線6から解列した後、1次開閉器12aが開放する。
【0034】さらに、健全バンク#2においては、当該
バンク#2の1次開閉器12bが開放する前に、事故バ
ンク#1のプロテクタ遮断器5aが遮断開放して実線
の短絡電流が消失し、1次開閉器12bは閉成保持され
る。
【0035】そのため、短絡事故が発生しても、健全バ
ンク#2の電力によりネットワーク母線6の負荷給電が
継続し、保護協調が改善され、従来のプロテクタヒュー
ズを設けた場合のような全停状態の発生が回避されて防
止される。なお、この1バンク運転のときは、給電量が
減少するため、給電を受ける負荷も制限される。
【0036】また、3バンク運転中に例えばバンク#1
に前記と同様の短絡事故が生じたときは、プロテクタ遮
断器5aの遮断開放により、図1の実線,の短絡電
流が消失し、健全バンク#2,#3からの並列給電によ
りネットワーク母線6の負荷給電が継続する。
【0037】そして、図1の構成の場合は、従来設備の
プロテクタヒューズ4a〜4cの劣化点検や取換えの保
守作業が省け、保守作業の簡素化が図れる。さらに、3
バンク運転中だけでなく、2バンク運転中にいずれかの
バンクで短絡事故が発生しても、健全バンクによる負荷
給電が継続され、保護協調が改善されて従来は避けられ
なかった2バンク運転中の全停状態の発生が防止され、
信頼性が向上する。また、実線の短絡電流は、1次開
閉器12a〜12cにより遮断可能であり、ネットワー
ク変圧器2a〜2cが小容量の場合でも保護が可能であ
る。
【0038】つぎに、例えば図1の2回線1a,1bに
2バンク#1,#2のネットワーク変圧器2a,2bの
1次側を接続した2バンク構成の受電設備の場合につい
て説明する。この場合、1次開閉器12a,12bが閉
成保持されて2バンク運転が常用される。
【0039】そして、この2バンク運転中に例えばバン
ク#1に短絡事故が発生すると、前記の3バンク構成で
2バンク運転中に事故が発した場合と同様、事故バンク
#1のプロテクタ遮断器5aの開放後に当該バンク#1
の1次開閉器12aが開放し、健全バンク#2の電力に
より負荷給電が継続される。
【0040】この場合、従来は短絡事故の発生により必
ず生じていた全停状態が回避されて防止され、給電信頼
性が飛躍的に向上する。そして、前記実施例では3バン
ク構成,2バンク構成の場合について説明したが、4バ
ンク以上の多バンク構成の場合に適用できるのは勿論で
ある。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下に記載する効果を奏する。従来設備の
バンク#1〜#3毎のプロテクタヒューズは省かれる。
そして、バンク#1〜#3毎の変流器13a〜13cに
よりそれぞれの短絡電流が検出されると、過電流継電器
14a〜14cが動作して1次開閉器12a〜12cが
開放する。また、事故バンクのプロテクタ遮断器5a〜
5cは、ネットワーク変圧器2a〜2cの2次側のネッ
トワーク母線6を介した他の健全バンクからの逆電力の
検出により、遮断開放する。
【0042】そして、過電流継電器14a〜14cの動
作時限によりプロテクタ遮断器5a〜5cの開放後に1
次開閉器12a〜12cが開放するため、事故バンクに
ついては、プロテクタ遮断器5a〜5cが開放して当該
バンクがネットワーク母線6から解列した後、1次開閉
器12a〜12cが開放して短絡電流が遮断される。
【0043】さらに、残りの健全バンクについては、そ
れぞれの1次開閉器12a〜12cの開放前に事故バン
クのプロテクタ遮断器5a〜5cが開放して事故バンク
への短絡電流の注入が停止し、1次開閉器12a〜12
cが開放されず、負荷給電を継続する。
【0044】したがって、従来のプロテクタヒューズの
保守点検等が省け、保守作業が簡素化するとともに、2
バンク運転中にいずれかのバンクで短絡事故が発生して
も健全バンクの負荷給電が継続され、保護協調が改善さ
れて全停状態の発生が防止され、給電信頼性が向上し、
とくに、2バンク構成の場合は、給電信頼性が飛躍的に
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスポットネットワーク受電設備の1実
施例の単線系統図である。
【図2】図1の動作説明用の動作特性図である。
【図3】従来設備の単線系統図である。
【符号の説明】
1a〜1c 配電線 2a〜2c ネットワーク変圧器 5a〜5c プロテクタ遮断器 6 ネットワーク母線 12a〜12c 1次開閉器 13a〜13c 変流器 14a〜14c 過電流継電器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 郷古 良則 京都市右京区梅津高畝町47番地 日新電機 株式会社内 (72)発明者 織田 鐘正 京都市右京区梅津高畝町47番地 日新電機 株式会社内 (72)発明者 小田原 正 京都市右京区梅津高畝町47番地 日新電機 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数回線の配電線にバンク毎のネットワ
    ーク変圧器の1次側それぞれを接続し、前記各ネットワ
    ーク変圧器の2次側をバンク毎のプロテクタ遮断器を介
    してネットワーク母線に並列接続し、前記ネットワーク
    母線から各負荷に配電し、 前記各ネットワーク変圧器の2次側の前記ネットワーク
    母線からの逆電力を検出して前記各プロテクタ遮断器そ
    れぞれを開放するスポットネットワーク受電設備におい
    て、 前記各配電線と前記各ネットワーク変圧器の1次側との
    間に設けられたバンク毎の1次開閉器と、 前記各ネットワーク変圧器の2次側と前記各プロテクタ
    遮断器との間に設けられたバンク毎の変流器と、 該各変流器の2次短絡電流検出により動作して前記各1
    次開閉器それぞれを開放するバンク毎の過電流継電器と
    を備えたことを特徴とするスポットネットワーク受電設
    備。
  2. 【請求項2】 2回線の配電線に2バンクのネットワー
    ク変圧器の1次側それぞれを接続して形成したことを特
    徴とする請求項1記載のスポットネットワーク受電設
    備。
JP6166052A 1994-06-24 1994-06-24 スポットネットワーク受電設備 Pending JPH0819173A (ja)

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