JPS6134833Y2 - - Google Patents

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JPS6134833Y2
JPS6134833Y2 JP7395779U JP7395779U JPS6134833Y2 JP S6134833 Y2 JPS6134833 Y2 JP S6134833Y2 JP 7395779 U JP7395779 U JP 7395779U JP 7395779 U JP7395779 U JP 7395779U JP S6134833 Y2 JPS6134833 Y2 JP S6134833Y2
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JP
Japan
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detection device
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JP7395779U
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JPS55173245U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
この考案は、低圧スポツトネツトワークの母線
地絡点を検出する地絡検出装置に関するものであ
る。 従来のこの種地絡検出装置は第1図のように構
成されていた。5A〜5Cは、それぞれフイーダ
しや断器4A〜4Cを介して電源側変電所より電
力が供給される各相送電線である。1は、変電所
側の変圧器、2は、同しや断器である。 送電線5A〜5Cには、断路器6A〜6C、ネ
ツトワーク変圧器7A〜7Cを介してネツトワー
ク母線9A〜9Cが接続されている。このネツト
ワーク母線9A〜9Cには、プロテクタしや断器
8A〜8Cが設けられネツトワーク母線11と接
続されている。ネツトワーク母線11には、テイ
クオフしや断器14を介して幹線19が接続され
ている。上記ネツトワーク変圧器7A〜7Cは、
中性点接地線15A〜15Cを介して接地されて
いる。16は、接地電流検出用変成器であり、こ
の変成器を介して接地電流検出装置17で接地電
流が検出される。また、18は幹線の地絡検出装
置を示す。 このような構成において、各ネツトワーク母線
9A〜9C,11の地絡検出は次のようにしてな
されていた。 先ず、中性点接地電流検出装置17により地絡
電流を検出し、これが一定電流、一定時間以上で
あるということから幹線19の地絡でないことを
判別し、プロテクタしや断器8A〜8Cを開放す
るか、あるいは警報を行つてオペレータに知らせ
る。 この場合、ネツトワーク母線9A〜9Cまたは
11の地絡の分離をせずにプロテクタしや断器8
A〜8Cを開放するので同母線11の地絡時の全
停はやむを得ないとしてもネツトワーク母線9A
〜9Cの地絡では必ずしも全停させる必要がな
い。全停防止の方法として、9A〜9Cの母線の
内いずれで地絡が発生しているかを判別するの
に、従来は断路器6A〜6Cとプロテクタしや断
器8A〜8Cとを組合せて一組づつ手動によつて
開放して地絡電流が流れなくなる組合せを見出す
ことにより地絡点を発見するというめんどうな方
法が採用されていた。 この考案は、以上のような欠点を除去するため
になされたもので、ネツトワーク変圧器の中性点
を開閉部を介して接地することにより容易かつ正
確にネツトワーク母線の地絡点の判別を行えるよ
うにした地絡検出装置を提供することを目的とす
るものである。 以下、この考案の一実施例を第2図を参照して
詳細に説明する。 第2図において、20A〜20Cは中性点接地
電流検出装置17の動作信号に基いて、または該
中性点接地電流検出装置の動作信号を受けて作動
したプロテクタしや断器8A〜8Cの動作に連動
して開放する開閉器であり、ネツトワーク変圧器
7A〜7Cの中性点接地線15A〜15Cに設け
られている。その他の部分の構成は、上記第1図
のものと同一である。なお、FA1はネツトワーク
母線9Aでの地絡事故発生を示し、FA2はネツト
ワーク母線11での地絡事故発生を示している。 今、ネツトワーク母線9A〜9C又は11のい
ずれかで地絡事故が発生すると、先ず接地電流検
出装置17が動作して地絡事故の発生を検知す
る。そして、次にその動作信号によつてプロテク
タしや断器8Aと開閉器20Aとを開放する。こ
の時、上記接地電流検出装置17が動作を継続す
るかどうかをチエツクしてその後閉路する。この
ようにして順次8B,20B,8C,20Cとチ
エツクして行き、その時の検出装置17の動作状
況より地絡点の判別を行う。 この判別は、次のような組合せによつて行う。
【表】
【表】 上記の表から明らかなように順次〜の操作
を行うことによつて事故点は容易に判明する。こ
の操作は、手動でも自動シーケンスのいずれでも
よい。また、上記開閉器20A〜20Cは、地絡
電流を流すことのできるものであれば接点等どの
ようなものでもよい。 なお、本系統はネツトワークシステムであるか
らネツトワーク変圧器を1バンクずつ切り離して
もネツトワーク変圧器に130%8Hの過負荷耐量が
あるので負荷制限することなく地絡点の検出が行
えるので1バンクごとの開放に問題はない。 さらに、以上の実施例では開閉器で完全に開放
する構成としたが、開閉器に代えて可変インピー
ダンスと開閉器の組合せにより地絡事故等に中性
点接地線に流れる電流を増減できる装置を用いて
もよい。その場合、抵抗値を変え、中性点電流の
変化による検出装置17の動作、不動作により地
絡点の判別を行う。 また、この考案は、ネツトワークシステム以外
の場合でも変圧器二次側が星形接続で母線が共通
の回路であれば同様に適用することができる。 以上のように、この考案によれば変圧器の中性
点接地線を実質的に開閉機能をもつ開閉部を介し
て接地したので、簡単な操作で事故点を確実に判
定することができ、不要な全停を生ぜしめること
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の地絡検出装置の接続図、第2
図は、この考案の一実施例による地絡検出装置の
接続図である。 5A〜5C……送電線、6A〜6C……断路
器、7A〜7C……ネツトワーク変圧器、8A〜
8C……プロテクタしや断器、9A〜9C,11
……ネツトワーク変圧器、15A〜15C……中
性点接地線、16……接地電流検出用変成器、1
7……接地電流検出装置、20A〜20C……開
閉器。図面上、同一符号は、同一又は相当部分を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2回線以上のネツトワーク母線と、これらの各
    ネツトワーク母線の電源側に設けられたネツトワ
    ーク変圧器と、上記各ネツトワーク母線に設けら
    れたプロテクタしや断器と、上記各ネツトワーク
    変圧器の中性点を各々開閉部を介して接地した中
    性点接地線と、この各中性点接地線に直列に接続
    された開閉器と、前記各中性点接地線の接地電流
    を検出し該検出動作に基いて前記プロテクタしや
    断器および前記開閉器を作動させる接地電流検出
    装置とからなる地絡検出装置。
JP7395779U 1979-05-30 1979-05-30 Expired JPS6134833Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7395779U JPS6134833Y2 (ja) 1979-05-30 1979-05-30

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JP7395779U JPS6134833Y2 (ja) 1979-05-30 1979-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55173245U JPS55173245U (ja) 1980-12-12
JPS6134833Y2 true JPS6134833Y2 (ja) 1986-10-09

Family

ID=29307552

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JP7395779U Expired JPS6134833Y2 (ja) 1979-05-30 1979-05-30

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JPS55173245U (ja) 1980-12-12

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