JPH1014100A - 地絡自己遮断型自動区分開閉装置 - Google Patents

地絡自己遮断型自動区分開閉装置

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JPH1014100A
JPH1014100A JP8160319A JP16031996A JPH1014100A JP H1014100 A JPH1014100 A JP H1014100A JP 8160319 A JP8160319 A JP 8160319A JP 16031996 A JP16031996 A JP 16031996A JP H1014100 A JPH1014100 A JP H1014100A
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JP8160319A
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Masaji Nakajima
正司 中島
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地絡故障発生時に遮断器以降の全ての配電区
間が停電し、健全区間も停電する。停電から復帰までの
停電時間が長くなる。 【解決手段】 地絡自己遮断型自動区分開閉装置に、地
絡故障を検知する検知機能と、配電区間の地絡故障時に
変電所の遮断器より早く開放遮断する開放遮断機能と、
開放遮断後に自動的に地絡故障区間を健全区間より切離
す切離し機能を設けた。時限順送式配電線の配電区間に
生ずる地絡故障を検知する零相変流器と時限順送式配電
線の変電所側と負荷側とを開閉する高圧開閉器と制御函
を設け、制御函に、地絡故障時の開放遅延時間を変電所
の地絡保護リレーの動作時間より短くする可変式開放遅
延回路、零相変流器からの零相電流を受けて動作する地
絡電流リレー、同リレーの動作により動作して高圧開閉
器の開放遮断を行う第1のリレーと開閉器投入用リレ
ー、その後の再投入と投入時間及び投入後の検出時間を
制御するタイマー及びロック機構を有する自動制御装置
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時限順送式配電線の配電
区間の任意の区分点に配置されて使用される地絡自己遮
断型自動区分開閉装置に関するものであり、配電区間に
地絡故障が生じたときに、その故障を自動的に検知で
き、更にその検知に基づいて地絡故障の配電区間を変電
所側の健全区間から自動的に開放遮断して切り離すこと
ができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】時限順送式配電線は図5に示すように、
時限順送式配電線のF1 、F2 の多数の配電区間A1
2 ・・・の区分点に自動区分開閉器B2 、B3 ・・・
を配置し、変電所の遮断器CBが閉路すると自動区分開
閉器B2 、B3 ・・・が変電所側の自動区分開閉器B1
から負荷側の自動区分開閉器B2 、B3 ・・・に順次、
予め定められている投入時間差をもって投入されて、変
電所側の配電区間A1 から最終の配電区間An まで順次
送電されるようにしてある。
【0003】このような時限順送式配電線では、変圧器
の絶縁不良に起因する地絡故障、高圧配電線を支持する
支柱の碍子の絶縁不良等に起因する地絡故障、強風や鳥
等の接触に起因する地絡故障、等々の各種地絡故障が生
ずることがある。また、ケーブル自体の絶縁不良に起因
する短絡故障が生ずることもある。近年はこれらの故障
のうち、短絡故障はケーブルの品質の改善に伴って非常
に少なくなり、僅か10〜20%に過ぎず、残りの80
〜90%は地絡故障である。
【0004】図5に示す時限順送式配電線では平常時は
次のようにして変電所から高圧配電線へ送電される。 (1)変電所のフィーダF1 のCB(遮断器)が閉路す
ると配電区間A1 に送電され、自動区分開閉器B1 とB
5 に電圧が印加される。 (2)自動区分開閉器B1 は予め定められている投入時
間(例えば7秒)後に投入され、配電区間A2 に送電さ
れる。 (3)以下、配電区間A2 以降の自動区分開閉器B2
3 ・・・は前記の時間差をもって順次投入され、49
秒後に最終配電区間A8 に送電される。
【0005】図5の時限順送式配電線では配電区間A
1 、A2 ・・・のいずれかに、短絡或は地絡故障が発生
すると次の様に処理されていた。 (1)例えば、配電区間A3 で短絡或は地絡事故が発生
した場合、変電所の遮断器CBが遮断する。通常、遮断
器CBはその遮断後に2度投入されてその都度配電線を
閉路するように設定されている。この場合、1回目の閉
路を再閉路、2回目の閉路を再々閉路という。 (2)前記遮断器CBの遮断後に再閉路して配電線に再
送電した時に同遮断器CBが再度遮断して再停電する
と、その配電区間A3 が短絡或は地絡故障区間として検
出される。このとき、自動区分開閉器B2 は遮断状態に
ロック(その後に再度閉路しても負荷側に送電されない
状態に保持されること)されて、遮断器CBがその後に
再々閉路されて変電所から配電区間A2 に送電されても
自動区分開閉器B2 は投入せず、事故区間(図5の配電
区間A3 )がそれより変電所側の健全区間から切り離さ
れる。この場合、切り放された配電区間A3 以降の配電
区間は停電したままとなり、それよりも変電所側の健全
な配電区間A1 、A2 は2回停電する。 (3)前記の再閉路時に、予め定められている検出時間
内に地絡故障が検出されなければ、自動区分開閉器B2
は平常状態に戻り、ロックが解除されて、再々閉路後は
それより後段の自動区分開閉器B3 、B4 ・・・に電源
が順次投入される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記した事故処理方法
では次の様な問題があった。 .いずれかの配電区間A1 、A2 ・・・に短絡或は地
絡故障が生ずると変電所の遮断器CBが遮断するので、
その遮断器CB以降の全ての配電区間が停電し、地絡故
障の生じていない健全区間も停電してしまう。しかも、
地絡故障区間を健全区間から切離すときも停電するの
で、地絡故障が発生すると健全区間に送電できるように
なるまでに最低2回は停電する。 .配電区間が多くなると故障区間の検出に時間がかか
り、停電してから復帰までの停電時間が長くなる。
【0007】.健全区間が停電しないようにするため
には、変電所の遮断器CBが遮断するより先に故障配電
区間以降の自動区分開閉器が遮断するようにすればよい
が、時限順送式配電線の短絡故障時には自動区分開閉器
にその遮断容量を越えた大電流が流れるため、先に自動
区分開閉器が遮断すると爆発する虞れがある。このため
従来は短絡故障時も地絡故障時も、変電所の遮断器CB
より先に配電線に配置されている自動区分開閉器を遮断
することはできなかった。
【0008】本発明の目的は、配電区間に短絡故障が生
じたときは従来通り先に変電所の遮断器が遮断するが、
本発明の地絡自己遮断型自動区分開閉装置が設置された
区分点以降の配電区間で地絡故障が発生したときは、本
発明の地絡自己遮断型自動区分開閉装置が自ら地絡故障
を検出して変電所の遮断器よりも先に遮断し、地絡故障
区間を自動的に切り切離して、変電所は無停電で、本発
明の地絡自己遮断型自動区分開閉装置が設置された配電
区間以降だけが停電し、同配電区間より変電所側の健全
区間は一切停電しないようにして、停電区間の縮小と停
電時間の短縮化及び停電回数の減少を実現することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
地絡自己遮断型自動区分開閉装置は、図2に示すように
時限順送式配電線F1 、F2 ・・・の配電区間A1 、A
2 ・・・の任意の区分点に設置されて配電区間A1 、A
2 ・・・を開閉可能としたものであり、地絡故障を検知
する検知機能と、いずれかの配電区間(A1 、A2 ・・
・)の地絡故障時に変電所の遮断器より早く開放遮断す
る開放遮断機能と、開放遮断後に自動的に再投入し、必
要に応じて再々投入して地絡故障区間を健全区間より切
離す切離し機能を備えてなるものである。
【0010】本発明のうち請求項2記載の地絡自己遮断
型自動区分開閉装置は、図2に示すように次の〜を
備えていることを特徴とするものである。 .時限順送式配電線F1 、F2 ・・・の配電区間A
1 、A2 ・・・に生ずる地絡故障を検知する零相変流器
ZCT。 .時限順送式配電線F1 、F2 ・・・の変電所側と負
荷側とを開閉する高圧開閉器S。 .地絡故障時の開放遅延時間を変電所の地絡保護リレ
ーの動作時間より短く設定する可変式の開放遅延回路
1、零相変流器ZCTからの零相電流を受けて動作する
地絡電流リレーI、地絡電流リレーIの動作により動作
して高圧開閉器Sの開放遮断を行う第1のリレーGと開
閉器投入用リレーF、その後の再投入と投入時間及び投
入後の検出時間を制御するタイマー及びロック機構を有
する自動制御装置Hを備えた制御函T。
【0011】本発明のうち請求項3記載の地絡自己遮断
型自動区分開閉装置は、各地絡自己遮断型自動区分開閉
装置の地絡電流リレーIの方向性の無いことを特徴とす
るものである。
【0012】本発明のうち請求項4記載の高圧配電線の
地絡故障検出方法は、図2に示す様に時限順送式配電線
1 、F2 ・・・の配電区間A1 、A2 ・・・の任意の
区分点に、配電区間A1 、A2 ・・・を開閉する地絡自
己遮断型自動区分開閉装置を設置して、地絡故障発生時
に地絡自己遮断型自動区分開閉装置が開放するようにし
た高圧配電線の地絡故障検出切り離し方法であり、前記
の各地絡自己遮断型自動区分開閉装置の地絡故障時の開
放遅延時間に差をもたせ、その開放遅延時間差を配電線
の末端に近い地絡自己遮断型自動区分開閉装置から変電
所側の地絡自己遮断型自動区分開閉装置側に順次大きく
することにより、地絡故障の発生から地絡自己遮断型自
動区分開閉装置が開放するまでの遅延時間から、地絡故
障区間を検出するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0013】本発明のうち請求項5記載の高圧配電線の
地絡故障検出方法は、請求項4の高圧配電線の地絡故障
検出方法における各地絡自己遮断型自動区分開閉装置の
開放遅延時間を、開閉器固有の開放時間に地絡リレーI
の動作時間を加えたものとしたことを特徴とするもので
ある。
【0014】本発明のうち請求項6記載の高圧配電線の
地絡故障検出方法は、請求項4の高圧配電線の地絡故障
検出方法において、時限順送式配電線F1 ,F2 ・・・
の末端に連係用常時開放型自動開閉装置Zを設置してお
き、地絡故障が生ずると地絡自己遮断型自動区分開閉装
置が開放して連係用常時開放型自動開閉装置Zの片側が
停電すると整定時間(例・1分)後に投入して地絡故障
区間よりも負荷側の健全区間に他の配電線より送電す
る。
【0015】
【実施の形態】本発明の地絡自己遮断型自動区分開閉装
置の実施の形態を図1に示す。この地絡自己遮断型自動
区分開閉装置は図2に示す様に、時限順送式配電線F
1 ,F2・・・の配電区間A1 、A2 ・・・の任意の区
分点に設置して、配電区間A1 、A2 ・・・を開閉する
ものであり、従来の自動区分開閉器に零相変流器ZCT
と地絡電流リレーI(零相電流I0 で動作し、方向性が
無い)を追加し、変電所側は無停電で地絡故障を検出し
て自己遮断するようにしたものである。
【0016】図1の地絡自己遮断型自動区分開閉装置は
時限順送式配電線F1 ,F2 ・・・の変電所側と負荷側
とを開閉する高圧開閉器Sと、高圧開閉器Sを制御する
制御函Tとを備えている。
【0017】高圧開閉器Sには地絡故障を検知する零相
変流器ZCT、配電線を開閉する開閉器Mが設けられて
いる。
【0018】開閉器Mは作動電磁石mのコイルLが2つ
のコイルL1 、L2 に分割され、この2つのコイルL
1 、L2 が制御函T内の第1のリレーGの開放接点g
2 、g4と動作接点g1 、g3 に接続されて可変式開放
遅延回路1を構成している。この可変式開放遅延回路1
は平常時は開放接点g2 、g4 の閉路で2個のコイルL
1、L2 が直列に接続されているが、地絡故障時には開
放接点g2 、g4 が開路し、動作接点g1 、g3 が閉路
して2個のコイルL1 、L2 が並列接続され、これによ
り開放遅延時間が平常時より短縮される(平常時の開放
遅延時間を1.0秒としたとき、地絡故障時の開放遅延
時間は例えば0.6秒以下になる)ようにしてある。こ
の場合、分割されたコイルL1 、L2 の巻数を任意に選
択することにより、開放遅延時間を任意の時間に定める
ことができる。
【0019】前記の可変式開放遅延回路1により設定さ
れる地絡自己遮断型自動区分開閉装置の開放遅延時間
は、地絡或は短絡故障が検出されてから高圧開閉器Sの
開閉器Mが無電圧になって開放遮断するまでの時間であ
る。地絡時の開放遅延時間は高圧開閉器S固有の地絡時
開放遅延時間(0.3秒)に、制御函T内の地絡電流リ
レーIの動作時間(例,0,0.1,0.2,0.3,
0.4,0.5秒に可変)を加えて設定する。この場合
いずれも、変電所の遮断器CBの地絡保護リレーの動作
時間(地絡遮断時間:1.0秒)より短い時間(0.8
秒以下)となるようにしてある。これにより、各地絡自
己遮断型自動区分開閉装置の地絡時の開放遅延時間の差
は、例えば、配電線の末端に近い地絡自己遮断型自動区
分開閉装置から0.4秒、0.5秒、0.6秒、0.7
秒、0.8秒となる。また、短絡故障時の開放遅延時間
は変電所の反限時特性の短絡保護リレーの動作時間
(例,0.2秒)より長い時間(例,1秒)として、短
絡故障が発生するとその短絡保護リレーの動作時間で変
電所の遮断器CBが先に遮断して無電圧となり、その後
に本発明の地絡自己遮断型自動区分開閉装置が開放する
ようにしてある。これにより、本発明の地絡自己遮断型
自動区分開閉装置が短絡電流を遮断することはない。
【0020】図1の制御函Tには零相変流器ZCTで検
知された零相電流IO を受けて動作する地絡電流リレー
I、この地絡電流リレーIの動作により動作して高圧開
閉器Sの開放遮断を行う第1のリレーGと開閉器投入用
リレーF、その後の再投入と投入時間及び投入後の検出
時間を制御するタイマー及びロック機構を有する自動制
御装置Hが備えられている。この投入時間は図1のAC
100Vの操作電源を加えた後、開閉器MがONとなっ
て変電所側と負荷側の配電線が接続されるまでの時間、
即ち、地絡自己遮断型自動区分開閉装置が配電線に投入
されるまでの時間をいい、通常は7秒に設定されてい
る。また、前記の検出時間は前記した開閉器Mの投入後
に地絡、短絡を検出する時間をいい、通常は前記投入時
間(7秒)後の6秒に設定されている。
【0021】図1のGは地絡電流リレーIの動作によっ
て動作する第1のリレー、Fは開閉器投入用リレー、i
1 は地絡電流リレーIの動作接点、g6 は第1のリレー
Gの開放接点、f1 は開閉器投入用リレーFの動作接
点、Tr1 は電源用トランス、Tr2 は開閉器保持用ト
ランスである。
【0022】
【地絡自己遮断型自動区分開閉装置の動作説明】図1の
地絡自己遮断型自動区分開閉装置の動作を、配電区間の
正常時(地絡故障も短絡故障も無いとき)、地絡故障
時、地絡故障解消時、短絡故障時、地絡・短絡故障同時
発生時の夫々の場合について説明する。
【0023】
【正常時の動作】図1において地絡自己遮断型自動区分
開閉装置に操作電源AC100Vが印加されると第1の
リレーGの開放接点g6 が閉路のため開閉器投入用リレ
ーFが動作し、その動作接点f1 が閉路する。以後、自
動制御装置Hが起動→第1のリレーGの開放接点g4
閉路のため高圧開閉器Sの開閉器Mが投入時間後に投入
→自動制御装置Hが機械的にロック→投入後の検出時間
内に地絡故障の検出→地絡故障検出されず→自動制御装
置Hのロックが解除→平常動作となる。
【0024】
【地絡故障時の動作】送電中に図1の高圧開閉器の負荷
側の区間に地絡故障が発生すると、零相変流器ZCTに
より検出された零相電流を受けて地絡電流リレーIが動
作し、その動作接点i1 が閉路する。以後、第1のリレ
ーGが動作、その開放接点g2 、g4、g6 が開放、動
作接点g1 、g3 が閉路→開閉器投入用リレーFが復
帰、その動作接点f1 開放→自動制御装置Hが復帰とな
る。このとき、開放接点g2 、g4 が開放、動作接点g
1 、g3 が閉路しているので、高圧開閉器Sの開閉器M
は変電所の地絡保護リレーの動作時間(例1.0秒)よ
り短い開放遅延時間(例,0.4〜0.8秒)後に開放
遮断する。このため変電所の遮断器は遮断せず、本発明
の地絡自己遮断型自動区分開閉装置を設置した配電区間
より変電所側の健全区間は停電しない。地絡故障区間か
ら負荷側の健全区間は連係用常時開放型自動開閉装置に
より他の健全な配電線F2から地絡故障区間切り離し後
給電される。
【0025】前記のように高圧開閉器Sの開閉器Mが開
放遮断することにより地絡故障区間が無電圧になると地
絡電流が無くなり→地絡電流リレーIが復帰、その動作
接点i1 が開放→第1のリレーGが復帰、その動作接点
1 、g3 開路、開放接点g2 、g4 、g6 閉路→開閉
器投入用リレーFが動作、その動作接点f1 閉路→自動
制御装置Hが起動→投入時間(7秒)後に高圧開閉器S
の開閉器Mが投入(再投入)→自動制御装置Hが機械的
にロック→検出時間(6秒)以内に地絡電流が流れる→
地絡電流リレーIが動作、その動作接点i1 閉路→第1
のリレーGが動作、その開放接点g2 、g4 、g6 開放
→開閉器投入用リレーFが復帰、その動作接点f1 開放
→自動制御装置Hは無電圧になり機械的に遮断状態にロ
ックのままとなる。このとき開放接点g2 、g4 が開放
し、動作接点g1 、g3 が閉路しているので開閉器Mは
開放遅延時間(例0.4〜0.8秒)後に開放→故障区
間が切り離される(再投入しない)。即ち、変電所の遮
断器CBは遮断せず、本発明の地絡自己遮断型自動区分
開閉装置を設置した配電区間より変電所側の健全区間は
全く停電しない状態に保持される。
【0026】
【短絡故障時の動作】送電中に短絡故障が発生すると→
地絡電流リレーIはそのまま(不動作)であり、その動
作接点i1 開放→変電所の反限時特性の短絡保護リレー
動作→動作時間(例,0.2秒)後に変電所の遮断器C
Bが遮断→無電圧→自動制御装置Hが復帰、動作接点f
1 開路→開放遅延時間(例,1.0秒)後に開閉器Mが
開放となり、変電所の遮断機CBの再閉路により短絡故
障区間が切り離される。
【0027】
【地絡、短絡故障同時発生時の動作】送電中に地絡故障
と短絡故障が同時に発生すると、図1の地絡電流リレー
Iが動作、その動作接点i1 閉路→第1のリレーG動
作、その開放接点g2 、g4 、g6 開放、動作接点g
1 、g3 閉路となる。これと同時に変電所の短絡保護リ
レー動作→動作時間(例,0.2秒)後に変電所の遮断
器CB遮断→無電圧→地絡電流リレーI復帰、その動作
接点i1 開放→第1のリレーG復帰、その開放接点g
2 、g4 、g6 閉路、動作接点g1 、g3 開路となる。
また、前記の無電圧により→自動制御装置Hが復帰し、
その動作接点f1 開放→開放遅延時間T(例,1.0
秒)後に高圧開閉器Sの開閉器Mが開放となり、変電所
の遮断機CBの再閉路により短絡及び地絡故障区間が切
り放される。
【0041】
【使用例】本発明の地絡自己遮断型自動区分開閉装置の
使用例を説明する。本発明の地絡自己遮断型自動区分開
閉装置は例えば図2に示す様に時限順送式配電線F1
任意の区分点に設置する。この場合、時限順送式配電線
1 、F2 ・・・の1配電線に最大6台設置することが
できる。図2においてCBは遮断器、DGRは地絡方向
リレー、Dは地絡故障検出装置、ZCTは零相変流器、
Zは連係用常時開放型自動開閉装置、20はデータ監視
装置、21はディスプレイ、22はパソコン、23はプ
リンタである。
【0042】地絡故障検出装置Dは図3に示すように、
変電所の構内または出口にあってZCT、ZPD及び地
絡方向リレーEを内蔵しており、更に地絡方向リレーE
が動作して復帰するまでの時間をカウントするカウンタ
回路及びポーリング方式で検出結果を営業所へ伝送する
ための通信用回路を備えている。この地絡方向リレーE
の動作感度は変電所の地絡保護リレーの動作感度より低
く設定されている(地絡保護リレーは6000Ω、地絡
方向リレーは8000Ω)。カウンタ回路は配電線の地
絡故障で地絡方向リレーEが動作し、該当する地絡自己
遮断型自動区分開閉装置が解放して電流が流れなくな
り、地絡方向リレーEが復帰するまでの時間をカウント
して、配電線における地絡故障が生じた配電区間(地絡
故障配電区間)を判定するものである。前記の地絡故障
区間検出時間は例えば表1のようにする。
【0043】前記した地絡故障検出装置Dを設けること
により、地絡故障が発生した場合の地絡故障配電線の検
出は変電所出口の地絡検出リレーDRで行ない、地絡故
障配電線における地絡故障区間の検出は、前記カウンタ
回路により地絡故障配電線における各地絡自己遮断型自
動区分開閉装置の開放遅延時間をカウントして検出し、
判定して行う。この場合、例えば0.8秒ならA2区間
と判定する。
【0044】
【表1】
【0045】.例えば、図2において配電線F1の区
間A5に地絡故障が発生すると、地絡故障区間の変電所
側の地絡自己遮断型自動区分開閉装置B4が地絡故障を
検出して開放し、変電所の地絡故障検出装置DはA5区
間を検出する。 .地絡自己遮断型自動区分開閉装置B4が再閉路して
再び地絡故障を検出して開放すると、機械的にロックし
たままとなり再投入する事はない。このとき自動区分開
閉装置B5もロックし故障区間A5は完全に切り離され
る。 .地絡自己遮断型自動区分開閉装置B4より変電所側
の地絡自己遮断型自動区分開閉装置は開放遅延時間が地
絡自己遮断型自動区分開閉装置B4より長いので開放し
ない。 .地絡自己遮断型自動区分開閉装置B4が開放する
と、A5区間が停電するので連係用常時開放型自動区分
開閉装置Zがn秒(例・1分)後に投入し、健全区間A
6は配電線F2より送電される。 .変電所の地絡保護リレー(DGR)の動作時間
(1.0秒)は地絡自己遮断型自動区分開閉装置(B
1、B2、B3、B4、B5、B6)の地絡時の開放遅
延時間より長いので、前記〜の間、変電所の遮断器
(CB)も遮断しない。地絡故障が配電区間A1 にある
時は変電所の地絡保護リレー(DGR)が動作し、遮断
器(CB)が遮断する。
【0046】
【地絡故障が解消したとき】このときは、図2の地絡自
己遮断型自動区分開閉装置B4が起動して投入時間(7
秒)後に再閉路され、機械的にロックされる。次の配電
区間A5に送電され、検出時間(6秒)中に地絡故障が
検出されず、機械的ロックが解除され平常状態に戻る。
更に、地絡自己遮断型自動区分開閉装置B5も投入時間
(7秒)後に再投入される。
【0047】
【地絡故障が続いているとき】このときは、図2の地絡
自己遮断型自動区分開閉装置B4が起動して投入時間
(7秒)後に再閉路され(このとき地絡自己遮断型自動
区分開閉装置B4の自動制御装置Hは機械的にロックさ
れる)、次の配電区間A5に送電されると、地絡自己遮
断型自動区分開閉装置B4の検出時間(6秒)以内に地
絡自己遮断型自動区分開閉装置B4の地絡電流リレーが
動作して開放時間(0.4秒)後に開放し、再投入され
ないように機械的にロックしたままとなる。なお、地絡
自己遮断型自動区分開閉装置B5もロックしたままとな
っているため再投入せず、地絡故障区間A5は切り離さ
れる。
【0048】図2の配電区間A5に地絡故障が生じた時
の地絡自己遮断型自動区分開閉装置B1 〜B10、変電所
の遮断器CB1 、CB2 、CB3 、連係用常時開放型自
動開閉装置Zの機能並びに動作状況は表2、表3のよう
になる。
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】
【地絡故障配電線及び地絡故障区間の遠隔表示】図3の
様に変電所出口の地絡検出リレー(DR)で検出された
地絡故障配電線、変電所に設置した地絡故障検出装置D
により検出した地絡故障区間はその地絡故障検出装置D
に記憶し、例えば、ポーリング方式により通信線(例え
ば、4芯ケーブル)により営業所へ伝送される。
【0052】営業所ではデータ監視装置20で受信し、
パソコン22のディスプレイ21に地絡故障が発生した
変電所名、バンクNO、フィーダーNO、故障区間を表示
し、警報を発すると共にプリンター23によりプリント
アウトされる。
【0053】変電所の地絡故障検出装置Dの記憶は、営
業所のパソコン22のキーを操作すれば、遠隔操作で復
帰される。
【0054】
【請求項1の発明の効果】請求項1の地絡自己遮断型自
動区分開閉装置は、地絡故障を検知する検知機能と、い
ずれかの配電区間(A1 、A2 ・・・)の地絡故障時に
変電所の遮断器より早く開放遮断する開放遮断機能と、
開放遮断後に自動的に再投入し、必要に応じて再々投入
して地絡故障区間を健全区間より切離す切離し機能を備
えているので、地絡故障時に変電所の遮断器が遮断する
前に必ず本発明の地絡自己遮断型自動区分開閉装置が遮
断し、変電所は無停電で、本発明の地絡自己遮断型自動
区分開閉装置を設置した配電区間より変電所側の健全区
間も一切停電せず、故障区間が本発明の地絡自己遮断型
自動区分開閉装置の再閉路及び再々閉路の動作によって
切離される。
【0055】
【請求項2の発明の効果】請求項2の地絡自己遮断型自
動区分開閉装置は次の様な効果がある。 .時限順送式配電線F1 、F2 ・・・の配電区間A
1 、A2 ・・・に生ずる地絡故障を検知する零相変流器
ZCTを備えているため、地絡自己遮断型自動区分開閉
装置自体で地絡故障を検知することができる。 .時限順送式配電線F1 、F2 ・・・の変電所側と負
荷側とを開閉する高圧開閉器Sと、制御函Tを備え、し
かも制御函Tは、地絡故障時の開放遅延時間を変電所の
地絡保護リレーの動作時間より短く設定する可変式の開
放遅延回路1、零相変流器ZCTからの零相電流を受け
て動作する地絡電流リレーI、地絡電流リレーIの動作
により動作して高圧開閉器Sの開放遮断を行う第1のリ
レーGと開閉器投入用リレーF、その後の再投入と投入
時間及び投入後の検出時間を制御するタイマー及びロッ
ク機構を有する自動制御装置Hを備えているので、.地
絡故障時には地絡自己遮断型自動区分開閉装置が変電所
の遮断器CBが遮断する前に必ず開放遮断し、地絡故障
区間が切離されるので変電所は無停電であり、地絡故障
の配電区間以降だけが停電し、地絡故障の配電区間より
変電所側の健全区間は一切停電しない。 .可変式の開放遅延回路1により開放遅延時間Tを任
意選択することができ,しかも開放遅延時間Tが平常時
よりも地絡故障時の方が自動的に短縮されので、短絡故
障時には変電所の反限時特性の短絡保護リレーが先に遮
断し、地絡故障時には地絡自己遮断型自動区分開閉装置
が変電所の地絡保護リレーよりも先に遮断し、地絡自己
遮断型自動区分開閉装置が再閉路及び再々閉路の動作を
行ない故障区間を切離す。このため短絡故障時に地絡自
己遮断型自動区分開閉装置に短絡電流が流れて地絡自己
遮断型自動区分開閉装置が爆発することがなく、地絡故
障時には変電所が無停電で、本発明の地絡自己遮断型自
動区分開閉装置を設置した配電区間より変電所側の健全
区間も一切停電しない。 .開放遅延時間を変電所の反限時特性の短絡保護リレ
ーの動作時間より長く設定したので、配電区間の短絡故
障時に変電所の短絡保護リレーが先に遮断して地絡自己
遮断型自動区分開閉装置が爆発することもない。
【0056】
【請求項3の発明の効果】請求項3記載の地絡自己遮断
型自動区分開閉装置は、各地絡自己遮断型自動区分開閉
装置の地絡電流リレーIの方向性を無くしたのでZPD
コンデンサ及びZPDトランスが不要になった。
【0057】
【請求項4の発明の効果】請求項4記載の高圧配電線の
地絡故障検出方法は、高圧配電線に設置された各地絡自
己遮断型自動区分開閉装置の地絡故障時の開放遅延時間
に差をもたせ、その開放遅延時間差を配電線の末端に近
い地絡自己遮断型自動区分開閉装置から変電所側の地絡
自己遮断型自動区分開閉装置側に順次大きくすることに
より、地絡故障の発生から地絡自己遮断型自動区分開閉
装置が開放するまでの遅延時間から、地絡故障区間を検
出するようにしたので、簡潔な構成で地絡故障発生配電
区間を確実に検出することができる。
【0058】
【請求項5の発明の効果】請求項5記載の高圧配電線の
地絡故障検出方法は、請求項4の高圧配電線の地絡故障
検出方法における各地絡自己遮断型自動区分開閉装置の
開放遅延時間を、開閉器固有の開放時間に地絡リレーI
の動作時間を加えたものとして、変電所の反限時特性の
短絡保護リレーの動作時間より長く設定したので、地絡
故障時には地絡自己遮断型自動区分開閉装置が変電所の
地絡保護リレーよりも先に遮断して地絡故障区間が切離
されるが、短絡故障時には変電所の遮断器よりも後から
地絡自己遮断型自動区分開閉装置が開放するので地絡自
己遮断型自動区分開閉装置が爆発することがない。
【0059】
【請求項6の発明の効果】請求項6記載の高圧配電線の
地絡故障検出方法は、時限順送式配電線F1 ,F2 ・・
・の末端に連係用常時開放型自動開閉装置(Z)を設置
しておき、地絡故障が生ずると地絡自己遮断型自動区分
開閉装置が開放して連係用常時開放型自動開閉装置の片
側の配電線が停電すると、整定時間(例・1分)後に連
係用常時開放型自動開閉装置Zが投入して、地絡故障区
間よりも負荷側の健全区間に他の配電線より送電する。
本発明の地絡自己遮断型自動区分開閉装置を設置した配
電区間より変電所側の健全区間は一切停電せず、故障区
間が本発明の地絡自己遮断型自動区分開閉装置の再閉路
及び再々閉路の動作によって切り離される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地絡自己遮断型自動区分開閉装置の実
施の形態を示す説明図。
【図2】本発明の地絡自己遮断型自動区分開閉装置を時
限順送式配電線へ配置した例を示す説明図。
【図3】本発明における地絡故障検出装置の実施の形態
例を示す説明図。
【図4】本発明における連係用常時開放型自動開閉装置
の一例を示す説明図。
【図5】従来の時限順送式配電線の説明図。
【符号の説明】
12 ・・・は時限順送式配電線 A1 、A2 は配電区間 B1 、B2 は地絡自己遮断型自動区分開閉装置 ZCTは零相変流器 ZPDは零相変成器 Sは高圧開閉器 Iは地絡電流リレー Gは第1のリレー Fは開閉器投入用リレー Mは開閉器 Hは自動制御装置 1は可変式開放遅延回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時限順送式配電線(F1 、F2 ・・・)の
    配電区間(A1 、A2 ・・・)の任意の区分点に設置さ
    れて、配電区間(A1 、A2 ・・・)を開閉する地絡自
    己遮断型自動区分開閉装置であり、この地絡自己遮断型
    自動区分開閉装置は地絡故障を検知する検知機能と、い
    ずれかの配電区間(A1 、A2 ・・・)の地絡故障時に
    変電所の遮断器より早く開放遮断する開放遮断機能と、
    開放遮断後に自動的に再投入し、必要に応じて再々投入
    して地絡故障区間を健全区間から切離す切離し機能を備
    えてなることを特徴とする地絡自己遮断型自動区分開閉
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の地絡自己遮断型自動区分開
    閉装置が次の〜を備えていることを特徴とする地絡
    自己遮断型自動区分開閉装置。 .時限順送式配電線(F1 、F2 ・・・)の配電区間
    (A1 、A2 ・・・)に生ずる、地絡故障を検知する零
    相変流器(ZCT)。 .時限順送式配電線(F1 、F2 ・・・)の変電所側
    と負荷側とを開閉する高圧開閉器(S)。 .地絡故障時の開放遅延時間を変電所の地絡保護リレ
    ーの動作時間より短く設定する可変式の開放遅延回路
    (1)、零相変流器(ZCT)からの零相電流(I0
    を受けて動作する地絡電流リレー(I)、地絡電流リレ
    ー(I)の動作により動作して高圧開閉器(S)の開放
    遮断を行う第1のリレー(G)と開閉器投入用リレー
    (F)、その後の再投入と投入時間及び投入後の検出時
    間を制御するタイマー及びロック機構を有する自動制御
    装置(H)を備えた制御函(T)。
  3. 【請求項3】請求項1、請求項2における各地絡自己遮
    断型自動区分開閉装置の地絡電流リレー(I)の方向性
    の無いことを特徴とする地絡自己遮断型自動区分開閉装
    置。
  4. 【請求項4】時限順送式配電線(F1 、F2 ・・・)の
    配電区間(A1 、A2 ・・・)の任意の区分点に、配電
    区間(A1 、A2 ・・・)を開閉する地絡自己遮断型自
    動区分開閉装置を設置して、地絡故障発生時に地絡自己
    遮断型自動区分開閉装置が開放するようにした高圧配電
    線の地絡故障検出切り離し方法であり、前記の各地絡自
    己遮断型自動区分開閉装置の地絡故障時の開放遅延時間
    に差をもたせ、その開放遅延時間差を配電線の末端に近
    い地絡自己遮断型自動区分開閉装置から変電所側の地絡
    自己遮断型自動区分開閉装置側に順次大きくし、するこ
    とにより、地絡故障の発生から地絡自己遮断型自動区分
    開閉装置が開放するまでの遅延時間から、地絡故障区間
    を検出するようにしたことを特徴とする高圧配電線の地
    絡故障検出方法。
  5. 【請求項5】請求項4の高圧配電線の地絡故障検出方法
    において、各地絡自己遮断型自動区分開閉装置の開放遅
    延時間を、開閉器固有の開放時間に地絡電流リレー
    (I)の動作時間を加えたものであることを特徴とする
    高圧配電線の地絡故障検出方法。
  6. 【請求項6】請求項4の高圧配電線の地絡故障検出方法
    において、時限順送式配電線(F1,F2 ・・・)の末
    端に連係用常時開放型自動開閉装置(Z)を設置してお
    き、地絡故障が生ずると地絡自己遮断型自動区分開閉装
    置が開放して連係用常時開放型自動開閉装置(Z)の片
    側が停電すると、整定時間(例・1分)後に投入して地
    絡故障区間よりも負荷側の健全区間に他の配電線より送
    電することを特徴とする高圧配電線の地絡故障検出方
    法。
JP8160319A 1996-06-20 1996-06-20 地絡自己遮断型自動区分開閉装置 Pending JPH1014100A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008181843A (ja) * 2006-12-29 2008-08-07 Daihen Corp 自動開閉器
JP2017208999A (ja) * 2016-05-11 2017-11-24 ディーラボラトリー スウェーデン エービー 環状給電ループを有する電力ネットワーク内での故障除去の方法及び装置
CN113484681A (zh) * 2021-07-14 2021-10-08 广西电网有限责任公司电力科学研究院 就地重合式馈线自动化线路接地故障区间检测方法及装置

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CN113484681B (zh) * 2021-07-14 2022-09-23 广西电网有限责任公司电力科学研究院 就地重合式馈线自动化线路接地故障区间检测方法及装置

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