JPH0833186A - 再閉路方式 - Google Patents

再閉路方式

Info

Publication number
JPH0833186A
JPH0833186A JP6179593A JP17959394A JPH0833186A JP H0833186 A JPH0833186 A JP H0833186A JP 6179593 A JP6179593 A JP 6179593A JP 17959394 A JP17959394 A JP 17959394A JP H0833186 A JPH0833186 A JP H0833186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reclosing
phase
grounding
circuit breaker
accident
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6179593A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Maeda
隆文 前田
Yoshihiro Shirata
義博 白田
Masayuki Yoshida
正幸 吉田
Kazuo Ueno
和生 上野
Masao Hori
政夫 堀
Kazuhiko Kudo
一彦 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6179593A priority Critical patent/JPH0833186A/ja
Publication of JPH0833186A publication Critical patent/JPH0833186A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 再閉路方式において、系統の電圧階級に関係
なく安定度を保って高速度多相再閉路ができるようにす
る。 【構成】 送電線の事故発生に際して当該事故相を高速
度再閉路する再閉路方式において、事故相を検出して当
該事故相を遮断する保護継電装置と、送電線の自端及び
相手端の各相に設けられる接地用遮断器を事故相の遮断
後に高速に接地及び開放の一連の動作をさせる接地用遮
断器制御手段と、前記接地用遮断器が接地動作後開放状
態にあることを検出する接地遮断器両端開放確認手段
と、前記保護継電装置の出力と再閉路準備完了信号とを
入力し再閉路のための信号を出力する再閉路手段と、前
記接地用遮断器両端開放確認手段と再閉路手段と高速度
再閉路条件との各信号の論理積により事故相遮断器に投
入信号を出力する投入指令手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送電線を保護する保護
継電装置の再閉路方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、送電系統に発生する事故の多く
は碍子の沿面フラッシュオーバー等のアークによる地絡
又は短絡であるため、送電線保護継電装置により速やか
に故障区間を選択遮断するようにすれば、故障区間には
殆ど損傷を与えることはなく、同時にアークも消滅す
る。従って、故障除去のために保護継電装置により一旦
高速度遮断させ、再び遮断器を投入するようにすれば、
そのまま送電を継続し得ることが多いことから、再閉路
機能を備えた保護継電装置が用いられる。
【0003】超高圧以上の基幹系統の送電線保護継電装
置の再閉路としては、高速度多相再閉路+中速度3相再
閉路を採用することが多い。高速度多相再閉路は平行2
回線送電線のうち事故となった相のみを遮断して再閉路
するものであり、両回線に跨る多重事故に対しても高速
度に再閉路しようとする方式である。この場合、遮断中
の連系を確保するため、2相連系確認方式では2回線合
計で2相以上の連系を条件として再閉路させる。
【0004】この方式の狙いは、事故遮断中も両端電気
所の電圧位相角の変化を健全相の連系によって小さく抑
え、系統の安定度を維持することである。中速度3相再
閉路は高速度多相再閉路条件が成立しないような事故が
発生した場合に、3相遮断して一定時間後に両端子間の
同期がとれていることを確認してから再閉路させる方式
である。
【0005】このため中速度3相再閉路は安定度の面で
高速度多相再閉路より劣る。中速度3相再閉路は同期再
閉路又はループ再閉路と呼ぶこともあるが、本文中では
中速度3相再閉路と表現することとする。
【0006】図7,図8及び図9は従来の送電線の系統
構成図,高速度多相再閉路回路のブロック図及び中速度
3相再閉路のブロック図を示す。図7は平行2回線送電
線のうちの1回線分を示し、第1の電気所の母線4と第
2の電気所の母線5は、各々の電気所の遮断器2a,2b,
2c及び3a,3b,3cを介して送電線1で連系される。6及
び7は各々の電気所の背後電源を示す。夫々の端子には
送電線の電流を変流器8及び9より取り込み、送電線の
事故を検出する送電線保護継電装置10及び11が設けられ
ている。
【0007】この送電線保護継電装置10及び11は、一般
に前記の高速度再閉路機能及び中速度3相再閉路機能を
備えている。図7及び図8により従来の高速度多相再閉
路方式を、又、図7及び図9により従来の中速度3相再
閉路方式を夫々説明する。図9において図8と同様な個
所は極力同一符号をつけ説明を省略する。
【0008】まず従来の高速度多相再閉路方式について
説明する。図7のF点に事故が発生すると送電線1に事
故電流が流れ、変流器8及び9を介して事故電流を取り
込んでいる送電線保護継電装置10及び11が動作する。こ
れにより遮断器2a及び3aを遮断して事故を除去する。
【0009】この時、遮断器の圧力条件等が正常であれ
ば再閉路準備完了23が成立しており、送電線保護継電装
置動作(R相)22a とのアンド回路24が成立し、再閉路
起動26を行なう。再閉路起動26及びワンショット回路36
及びノット回路37により構成される再閉路無電圧時間取
り直し回路の条件が成立すると、アンド回路38が成立し
再閉路無電圧時間タイマ30をカウントする。
【0010】再閉路無電圧時間タイマ30の時限後に高速
度再閉路条件31(たとえば2回線合計で2相以上の連系
あり)が成立していると、アンド回路33が成立し遮断器
2a及び3aに対し投入指令34を与える。これにより遮断器
2a及び3aが投入し平常の系統状態に戻る。ここで、再閉
路無電圧時間タイマ30の時限は以下の内容を考慮して決
定される。送電線に事故が生じると大きな事故電流が流
れて直ちに事故相が遮断されるが、周囲の空気はイオン
化して導通状態となる。
【0011】この事故点のイオン化により事故電流遮断
後も隣接相からの静電誘導による電流(以下、2次アー
ク電流と称す)が継続する。周囲の空気が正常な絶縁状
態に回復した後、事故点の2次アーク電流が消滅するこ
とになる。一般に2次アーク電流の消滅時間は系統電圧
が高い程長くなる傾向にある。このため、送電線の再閉
路無電圧時間は、事故点の2次アーク電流が消滅しその
周囲の空気絶縁耐力が再閉路に耐える値に回復するまで
の時間を見込んで決定される。
【0012】次にF点の事故による再閉路起動中にF1
点に追いかけ事故が発生した場合について説明する。F
1点に追いかけ事故が発生すると送電線保護継電装置10
及び11が起動する。これにより遮断器2b及び3bを遮断し
事故を除去する。又、送電線保護継電装置(S相)22b
が動作すると、オア回路35を介してワンショット回路36
を動作させる。これによりワンショット回路36のワンシ
ョット時間だけノット回路37を介しアンド回路38の出力
を落とす。
【0013】従って途中までカウントしていた再閉路無
電圧タイマ30は一旦リセットし、再度カウントを始め再
閉路無電圧時間タイマ30の時限後に投入指令34が出て遮
断器2a,2b及び3a,3bが投入される。これは再閉路投入
回路は3相一括となっており、追いかけ事故が発生した
場合、追いかけ事故相に対しても確実に再閉路無電圧時
間を確保するために再閉路無電圧時間の取り直しを行な
うためである。
【0014】次に中速度3相再閉路について説明する。
図7のF点及びF1点において事故が発生すると、送電
線保護継電装置10及び11が動作する。これにより遮断器
2a,2b,3a及び3bを遮断し再閉路起動26を行なう。ここ
で中速度3相再閉路無電圧時間タイマ68のカウントを開
始する。高速度再閉路条件31が成立していなければノッ
ト回路70の出力が論理1となり、アンド回路74が成立し
残相遮断指令76により遮断器2c及び3cを遮断する。
【0015】中速度再閉路条件63により夫々の端子で先
行端制御,後続端制御が行なわれる。中速度再閉路条件
63は送電線の一端子で先行を、残りの端子で後続を予め
選択しておく。ここでは図7において左側の端子で先行
を、右側の端子で後続を選択していると仮定して説明す
ることとする。まず先行端では各相毎に設けた線路無電
圧検出継電器61a ,61b ,61c の出力が全て論理1、即
ち、送電線全ての相が遮断されたことをアンド回路72に
より検出する。
【0016】アンド回路72が成立すれば、アンド回路65
が成立し、オア回路69が成立する。中速度3相再閉路無
電圧時間タイマ68の時限後にアンド回路71が成立し、遮
断器2a,2b,2cに対し投入指令34を与え、遮断器2a,2
b,2cが投入し、送電線は母線4の電圧により充電され
る。次に後続端では各相毎に設けた線路無電圧検出継電
器61a ,61b ,61c の出力が全て論理0、即ち、送電線
全ての相が相手端子から充電されたことを、オア回路73
及びノット回路64を介して検出する。
【0017】自所の母線5と送電線の充電電圧の同期が
合えば、代表相の同期を検出する同期検出継電器62の出
力が論理1となりアンド回路66が成立する。アンド回路
66が成立すればアンド回路67が成立し、オア回路69が成
立する。中速度3相再閉路無電圧時間タイマ68の時限後
にアンド回路71が成立し、遮断器3a,3b,3cに対して投
入指令34を与え、遮断器3a,3b,3cが投入し、平常の系
統状態に戻る。
【0018】ここで中速度3相再閉路は平行2回線送電
線の全ての相を遮断した後に再閉路する方式であり、両
電気所が一旦異系統となるため、再閉路に際しては両電
気所間で同期がとれていることを確認した後に再閉路す
る必要がある。又、中速度3相再閉路無電圧確認時間タ
イマの時限は、先行端の時限<後続端の時限となるよう
に設定しておく。一般的には高速度多相再閉路と中速度
3相再閉路を同時に備えた送電線保護継電装置が多い。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】近年、電源立地の遠隔
化及び送電容量の大容量化が益々進み、送電系統電圧の
一層の高圧化が計られている。この結果超々高圧系統
(以下、UHV系統と称す)の送電の実用化研究が進め
られている。ここで問題となるのは系統の電圧が高くな
るにつれて事故除去後の2次アーク電流の消滅に時間を
要し、UHV系統(1000kV)の送電線では数秒以
上要するため、これに合わせて再閉路無電圧時間を延ば
して再閉路していたのでは、UHV系統では系統の安定
度を保って高速度多相再閉路を行なうことが困難となる
第1の問題がある。
【0020】又、追いかけ事故が発生した場合、再閉路
無電圧時間の取り直しを行ない、最後の事故から再閉路
無電圧時間をカウントするためトータルの再閉路無電圧
時間が長くなり、場合によっては安定度を保って高速度
多相再閉路を行なうことが困難となるケースが発生する
第2の問題がある。
【0021】又、高速度再閉路条件が成立しないような
事故が発生した場合、全ての相を一旦遮断して中速度3
相再閉路を行なうため、安定度維持が著しく困難となる
第3の問題点がある。本発明は上記問題点を解決するた
めになされたものであり、系統の電圧階級に関係なく安
定度を保った高速度多相再閉路の実施と安定度の低下を
極力軽減した中速度再閉路を行なうことの可能な再閉路
方式を提供することを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
再閉路方式は、送電線の事故発生に際して当該事故相を
高速度再閉路する再閉路方式において、事故相を検出し
て当該事故相を遮断する保護継電装置と、送電線の自端
及び相手端の各相に設けられる接地用遮断器を事故相の
遮断後に高速に接地及び開放の一連の動作をさせる接地
用遮断器制御手段と、前記接地用遮断器が接地動作後開
放状態にあることを検出する接地遮断器両端開放確認手
段と、前記保護継電装置の出力と再閉路準備完了信号と
を入力し再閉路のための信号を出力する再閉路手段と、
前記接地用遮断器両端開放確認手段と再閉路手段と高速
度再閉路条件との各信号の論理積により事故相遮断器に
投入信号を出力する投入指令手段とを備えた。
【0023】本発明の請求項2に係る再閉路方式は、送
電線の事故発生に際して当該事故相を高速度再閉路する
再閉路方式において、事故相を検出して当該事故相を遮
断する保護継電装置と、送電線の自端及び相手端の各相
に設けられる接地用遮断器を事故相の遮断後に高速に接
地及び開放の一連の動作をさせる接地用遮断器制御手段
と、前記接地用遮断器が接地動作後開放状態にあること
を検出する接地遮断器両端開放確認手段と、前記保護継
電装置の出力と再閉路準備完了信号とを入力し再閉路の
ための信号を出力する再閉路手段と、前記接地用遮断器
両端開放確認手段と再閉路手段と高速度再閉路条件との
各信号の論理積により事故相遮断器に投入信号を出力す
る投入指令手段とからなる再閉路回路を各相毎に夫々備
えた。
【0024】本発明の請求項3に係る再閉路方式は、請
求項1又は請求項2の再閉路方式において、接地用遮断
器の開放確認を行なうための線路電圧検出リレーを備え
た。
【0025】本発明の請求項4に係る再閉路方式は、送
電線の事故発生に際して当該事故相を再閉路する再閉路
方式において、事故相を検出して当該事故相を遮断する
保護継電装置と、事故相の遮断後に送電線の自端及び相
手端の各相に設けられる接地用遮断器の当該事故相の遮
断器を接地及び開放の一連の動作をさせる接地用遮断器
制御手段と、前記保護継電装置の出力と再閉路準備完了
信号とを入力し再閉路のための信号を出力する再閉路手
段と、前記接地用遮断器が接地動作後開放状態にあるこ
とを検出する接地遮断器両端開放確認手段と、当該事故
相に電圧が印加されていないことを検出する線路無電圧
検出手段と、前記再閉路手段と接地遮断器両端開放確認
手段と線路無電圧検出手段との各信号の論理積により事
故相遮断器に投入信号を出力する投入指令手段とを備え
た。
【0026】本発明の請求項5に係る再閉路方式は、送
電線の事故発生に際して当該事故相を再閉路する再閉路
方式において、事故相を検出して当該事故相を遮断する
保護継電装置と、事故相の遮断後に送電線の自端及び相
手端の各相に設けられる接地用遮断器の当該事故相の遮
断器を接地及び開放の一連の動作をさせる接地用遮断器
制御手段と、前記保護継電装置の出力と再閉路準備完了
信号とを入力し再閉路のための信号を出力する再閉路手
段と、前記接地用遮断器が接地動作後開放状態にあるこ
とを検出する接地遮断器両端開放確認手段と、当該事故
相に電圧が印加されていることを検出する線路電圧検出
手段と、線路と母線との同期を検出する同期検出手段
と、前記再閉路手段と接地遮断器両端開放確認手段と線
路電圧検出手段と同期検出手段との各信号の論理積によ
り事故相遮断器に投入信号を出力する投入指令手段とを
備えた。
【0027】本発明の請求項6に係る再閉路方式は、送
電線の事故発生に際して当該事故相を再閉路する再閉路
方式において、送電線の線路遮断器より送電線側に設け
られる接地用遮断器を事故相遮断後に、接地及び開放の
一連の動作を行ない、その後再閉路する構成とした。
【0028】
【作用】本発明の請求項1に係る再閉路方式は、送電線
の事故遮断後に事故遮断相を高速に接地し、2次アーク
電流を早期に消滅させることにより、UHV系統の如く
系統電圧の高い場合であっても再閉路時間を従来並にで
き、安定度を保って高速度多相再閉路を実施する。
【0029】本発明の請求項2に係る再閉路方式は、上
記請求項1に示す再閉路回路を各相毎に設けることによ
り、追いかけ事故が発生した場合であっても、夫々の事
故に対して各相毎に再閉路が起動し、各相毎の再閉路無
電圧時間後に各相毎に投入指令を出力して、安定度を保
った高速度多相再閉路を実施する。
【0030】本発明の請求項3に係る再閉路方式は、請
求項1又は請求項2の再閉路方式において、誘導電圧の
有,無を線路電圧検出リレーを用いて検出し、接地用遮
断器の開放確認を簡単にかつ確実に実施する。
【0031】本発明の請求項4及び請求項5に係る再閉
路方式は、高速度再閉路条件が成立しないような事故が
発生した場合でも健全相を遮断せずに再閉路を行なうこ
とにより、系統の安定度の低下を従来よりも軽減した中
速度再閉路を実施することが可能である。
【0032】
【実施例】本発明の請求項1に係る再閉路方式の実施例
を図1及び図2を参照して以下説明する。図1及び図2
は本発明の実施例における送電線の系統構成及び高速度
多相再閉路回路のブロック図である。図1において12a
,12b ,12c 及び13a ,13b ,13c は各々の電気所の
接地用遮断器であり、本実施例において新たに付加した
ものである。
【0033】図1のF点に事故が発生すると送電線1に
事故電流が流れ、変流器8及び9を介して事故電流を取
り込んでいる送電線保護継電装置10及び11が動作する。
これにより遮断器2a及び3aを遮断し事故を除去する。こ
の時、遮断器の圧力条件等が正常であれば再閉路準備完
了23が成立しており、送電線保護継電装置動作(R相)
22a とのアンド回路24が成立し、再閉路起動26を行な
う。
【0034】再閉路起動26により再閉路無電圧時間タイ
マ30のカウントを開始する。この再閉路無電圧時間タイ
マ30のカウント中に以下の制御を行なう。まず、両端の
事故相の遮断器2a及び3aが両方共開放していることを遮
断器2a及び3aのパレット信号情報,保護リレーの動作信
号情報等により確認し、両端遮断器開放の確認ができれ
ば送電線両端事故相遮断器開放確認25が成立する。
【0035】これによりアンド回路27が成立して事故相
接地遮断器“入”制御28を行ない、接地用遮断器12a 及
び13a を投入する。これにより事故遮断相が強制的に接
地されるので事故点のイオン化により発生する2次アー
ク電流を早期に消滅することができる。その後、事故相
接地遮断器“切”制御29を行ない、接地用遮断器12a及
び13a を開放する。
【0036】次に、両端の接地用遮断器12a 及び13a が
両方共開放していることを接地用遮断器12a 及び13a の
パレット信号情報等により確認し、両端の接地用遮断器
の開放確認ができれば接地遮断器両端開放確認32が成立
し、高速度再閉路条件31も成立していると再閉路無電圧
時間タイマ30の時限後にアンド回路33が成立し、遮断器
2a及び3aに対し投入指令34を与える。これにより遮断器
2a及び3aが投入し平常の系統状態に戻る。図3は再閉路
時の絶縁回復特性例(1000kV系統)であり、事故
遮断後、4秒で2次アーク電流自然消弧の例である。
【0037】ここで、図3の再閉路時の絶縁回路回復特
性例(1000kV系統)からも判るように、事故遮断
相を接地用遮断器12a 及び13a で高速に接地することに
より、UHV系統の再閉路無電圧時間タイマ30の時限は
大幅に短縮でき、再閉路時間も1秒以下とすることが可
能である。以上の結果よりUHV系統となっても事故遮
断相を接地用遮断器にて接地,開放することにより、再
閉路時間を1秒程度以下とすることができるので、安定
度を保って高速度多相再閉路を実施することが可能であ
る。
【0038】以上のように請求項1の再閉路方式によれ
ば、UHV系統となっても再閉路時間は従来並とでき、
安定度を保って高速度多相再閉路を行なうことが可能と
なり、系統の安定度維持に多大の効果がある。
【0039】本発明の請求項2に係る再閉路方式の実施
例を図1及び図4を参照して説明する。図4において図
2と同様な個所は極力同一符号をつけ説明を省略する。
図4は図2に示す高速接地消弧式多相再閉路回路を各相
毎に夫々設け、各相独立した制御を行なえるように構成
した各相独立再閉路方式を示す。
【0040】図1のF点に事故が発生すると送電線保護
継電装置10及び11が動作する。これにより遮断器2a及び
3aを遮断し事故を除去する。この時、R相の遮断器の圧
力条件等が正常であれば再閉路準備完了23a が成立して
おり、送電線保護継電装置動作(R相)22a とのアンド
回路24a が成立し、R相再閉路起動26a を行なう。R相
再閉路起動26a によりR相再閉路無電圧時間タイマ30a
のカウントを開始する。
【0041】このR相再閉路無電圧時間タイマ30a のカ
ウント中に以下の制御を行なう。まず、両端のR相の遮
断器2a及び3aが両方共開放していることを遮断器2a及び
3aのパレット及び保護リレーの不動作等により確認し、
両端遮断器開放の確認ができれば送電線両端R相遮断器
開放確認25a が成立する。
【0042】これによりアンド回路27a が成立しR相接
地遮断器“入”制御28a を行ない、R相接地用遮断器12
a 及び13a を投入する。これによりR相遮断相が強制的
に接地されるため、事故点のイオン化により発生する2
次アーク電流を早期に消滅することができる。その後R
相接地遮断器“切”制御29a を行ない、R相接地用遮断
器12a 及び13a を開放する。
【0043】次に、両端のR相接地用遮断器12a 及び13
a が両方共開放していることを、接地用遮断器12a 及び
13a のパレットにより確認し、両端のR相接地用遮断器
の開放確認ができればR相接地遮断器両端開放確認32a
が成立し、高速度再閉路条件31も成立しているとR相再
閉路無電圧時間タイマ30a の時限後にアンド回路33aが
成立し、遮断器2a及び3aに対し夫々の装置より投入指令
34a を与える。これにより遮断器2a及び3aが投入し平常
の系統状態に戻る。
【0044】次に、F点の事故による再閉路起動中にF
1点に追いかけ事故が発生した場合について説明する。
F1点に追いかけ事故が発生すると送電線保護装置10及
び11が起動する。これにより遮断器2b及び3bを遮断し事
故を除去する。S相の接地用遮断器の制御はR相と同様
に行なわれる。又、送電線保護装置(S相)22b が動作
するとR相と同様にS相の再閉路起動回路が起動し、S
相の再閉路無電圧時間タイマのカウントを開始する。
【0045】F点事故によるR相再閉路起動により再閉
路無電圧時間タイマ30a の時限後に高速再閉路条件31及
びR相接地遮断器両端開放確認32a が成立していれば、
R相に投入指令34a を与える。これにより遮断器2a及び
3aが投入する。
【0046】S相も同様にF1点事故によるS相再閉路
起動により、再閉路無電圧時間タイマ30b の時限後に高
速度再閉路条件及びS相遮断器両端開放確認が成立して
いれば、S相に投入指令34a を与える。これにより遮断
器2b及び3bが投入する。図4に示す如く再閉路回路を各
相独立で設けることにより、事故相遮断から再閉路まで
を当該相のみの条件で行ない、追いかけ事故時にも安定
度を保って高速度多相再閉路を行なうことができる。
【0047】上記請求項2の再閉路方式によれば、追い
かけ事故が発生しても各相毎に設けられた再閉路回路に
より、夫々の再閉路無電圧時間で高速度多相再閉路を実
施するため、安定度を保って高速度多相再閉路を行なう
ことが可能となり系統の安定度維持に多大の効果があ
る。
【0048】本発明の請求項3に係る再閉路方式の実施
例を図5を参照して以下説明する。図5は接地用遮断器
の開放を確認するブロック図であり、51a ,51b ,51c
は自端の接地用遮断器パレット開放条件、52a ,52b ,
52c は相手端の接地用遮断器パレット開放条件、54は線
路電圧検出リレーである。
【0049】接地用遮断器の開放を確認する回路は各相
毎に設けてあり、一例としてR相の1線地絡事故時の応
動を説明する。R相の1線地絡事故が発生すると、前項
において説明したように本発明の再閉路回路が応動し、
接地用遮断器の一旦投入動作とし、しかる後に開放動作
が行なわれる。本発明の再閉路方式においては、接地用
遮断器の開放確認動作が非常に重要な役割を果たしてい
る。その理由は接地用遮断器の開放後に線路遮断器の投
入動作が行なわれるからである。
【0050】つまり、万一接地用遮断器が投入されたま
まで線路遮断器が投入された場合は、接地用遮断器を介
して地絡事故電流が流れることとなり、系統事故を人為
的に引き起こしたことと等価な結果となるため、絶対に
回避しなければならない。このため、接地用遮断器の開
放確認は確実性を重視した回路構成としておくことが必
要である。
【0051】本実施例ではR相の1線地絡事故時の接地
用遮断器開放確認は、自端のR相接地用遮断器パレット
開放条件51a と、相手端のR相接地用遮断器パレット開
放条件52a のアンド回路53a の出力と、R相の線路電圧
検出リレー動作条件54-1とアンド回路55a 成立を一定時
間56a だけ確認したことにより、判定するように構成し
ている。他相の場合はR相と同様な回路構成であり、説
明を省略する。
【0052】ここで,線路電圧検出リレー54の応動を以
下に説明するが、着目するべきはこのリレーが検出する
対象は商用系統の正規電圧ではなく、健全相からの誘導
電圧を対象としている点である。接地用遮断器が投入さ
れている間は線路電圧は大地と同電位となり線路電圧検
出リレー54は不動作であるが、接地用遮断器の開放によ
り健全相からの誘導電圧が確立してくると、線路電圧検
出リレー54は動作となる。このように誘導電圧の有無に
より応動する線路電圧検出リレーを用いることで、簡単
かつ確実な接地用遮断器の開放確認を行なう回路を構成
することが可能となる。
【0053】本実施例では線路電圧検出リレー動作条件
と自端及び相手端の接地用遮断器パレット開放条件のア
ンド条件で接地用遮断器の開放確認を行なっているが、
このリレーを用いた電圧確認手段によれば、自端のみな
らず相手端の接地用遮断器の開放不能時においても、所
定の検出機能を有しているため、線路電圧検出リレー54
の単独条件で接地用遮断器の開放確認をすることとして
も機能上は差し支えない。
【0054】上記請求項3の再閉路方式によれば、接地
用遮断器の接地,開放を線路電圧検出リレーを用いて誘
導電圧の有,無で検出することにより、簡単にかつ確実
に実現することができ、信頼性の高い高速接地消弧式再
閉路方式が提供できるため系統の安定度維持に効果があ
る。
【0055】本発明の請求項4及び請求項5に係る再閉
路方式の実施例を、図1及び図6を参照して説明する。
図6において図4と同様な個所は極力同一符号をつけ説
明を省略する。図6は図4に示す多相再閉路回路に中速
度再閉路回路を各相毎に夫々設け、各相独立した制御を
行なえるように構成した各相独立中速度再閉路方式であ
る。
【0056】図1のF点及びF1点において事故が発生
すると、送電線保護継電装置10及び11が動作する。これ
により遮断器2a,2b,3a及び3bを遮断し、R相及びS相
の再閉路起動を行なう。R相,S相共同様回路のためR
相にて代表して説明する。S相についても同様の応動と
なる。R相再閉路起動26a によりR相中速度再閉路無電
圧時間タイマ68a のカウントを開始する。
【0057】高速度再閉路条件31が成立していなければ
高速度多相再閉路は実施できず、又、ノット回路70a の
出力は論理1となる。R相中速度再閉路無電圧時間タイ
マ68a のカウント中に、R相の接地用遮断器12a 及び13
a の制御を行なう。接地用遮断器12a 及び13a の制御に
ついては既に述べている内容と同じであるためここでは
省略する。
【0058】中速度再閉路条件63は図1において左側の
端子で先行を、右側の端子で後続を夫々選択していると
仮定して説明する。まず、先行端ではR相の線路無電圧
検出継電器61a の出力が論理1、即ち、送電線のR相が
両端で遮断されていることをアンド回路65a により検出
する。アンド回路65a が成立すればオア回路69a が成立
する。又、両端のR相接地遮断器12a 及び13a の開放確
認ができればR相接地遮断器両端開放確認32a が成立す
る。
【0059】R相中速度再閉路無電圧時間タイマ68a の
時限後にアンド回路71a が成立し、遮断器2aに対しR相
投入指令34a を与える。S相についても同様回路により
遮断器2bに対しS相投入指令34b を与える。これにより
遮断器2a,2bが投入し、送電線のR相,S相は母線4の
電圧により充電される。T相の送電線については遮断器
2c,3cは事故遮断していないので健全な状態で残ってい
る。
【0060】次に、後続端ではR相の線路無電圧検出継
電器の出力が論理0、即ち、送電線のR相が相手端子よ
り充電されたことを、ノット回路64a を介して検出す
る。自所の母線5のR相と送電線R相の充電電圧との同
期が合えば、R相同期検出継電器62a の出力が論理1と
なりアンド回路66a ,67a が成立しオア回路69a が成立
する。
【0061】又、両端のR相接地遮断器12a 及び13a の
開放確認ができればR相接地遮断器両端開放確認32a が
成立する。R相中速度再閉路無電圧時間タイマ68a の時
限後にアンド回路71a が成立し、遮断器3aに対しR相投
入指令34a を与える。S相についても同様回路により遮
断器3bに対しS相投入指令34b を与える。これにより遮
断器3a,3bが投入し、平常の系統状態に戻る。
【0062】なお、本実施例によれば高速度再閉路条件
31が不成立となっても残相遮断を行なわないため、追い
かけ事故により高速度再閉路条件31が不成立となった場
合であっても、中速度再閉路の応動に変化はない。
【0063】上記請求項4及び請求項5の再閉路方式に
よれば、中速度再閉路回路を各相独立で設けることによ
り、高速度再閉路条件が成立しないような事故が発生し
た場合であっても、健全相を遮断せずに各相毎に中速度
再閉路を行なうことが可能となり、同期の維持及び系統
の安定度の低下防止が計られた中速度再閉路を行なうこ
とができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば事
故発生に際して事故相を遮断し、その後接地遮断器を用
いて事故相を接地,開放するようにしたので、UHV系
統であっても高速度再閉路が確実にでき、系統安定度の
維持に多大の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の実施例を示す送電線の系統
構成図。
【図2】本発明の請求項1の実施例を示す高速度多相再
閉路回路ブロック図。
【図3】本発明の請求項1の実施例における再閉路時の
絶縁回復特性例(1000kV系統)。
【図4】本発明の請求項2の実施例を示す高速度多相再
閉路回路ブロック図。
【図5】本発明の請求項3の実施例を示す接地用遮断器
開放確認回路。
【図6】本発明の請求項4及び請求項5の実施例を示す
中速度再閉路回路ブロック図。
【図7】従来の送電線の系統構成図。
【図8】従来の高速度多相再閉路回路ブロック図。
【図9】従来の中速度3相再閉路ブロック図。
【符号の説明】
1 送電線 2,3 遮断器 4,5 母線 6,7 電源 8,9 変流器 10,11 保護継電装置 12,13 接地用遮断器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 正幸 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 上野 和生 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 堀 政夫 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 工藤 一彦 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送電線の事故発生に際して当該事故相を
    高速度再閉路する再閉路方式において、事故相を検出し
    て当該事故相を遮断する保護継電装置と、送電線の自端
    及び相手端の各相に設けられる接地用遮断器を事故相の
    遮断後に高速に接地及び開放の一連の動作をさせる接地
    用遮断器制御手段と、前記接地用遮断器が接地動作後開
    放状態にあることを検出する接地遮断器両端開放確認手
    段と、前記保護継電装置の出力と再閉路準備完了信号と
    を入力し再閉路のための信号を出力する再閉路手段と、
    前記接地用遮断器両端開放確認手段と再閉路手段と高速
    度再閉路条件との各信号の論理積により事故相遮断器に
    投入信号を出力する投入指令手段とを備えたことを特徴
    とする再閉路方式。
  2. 【請求項2】 送電線の事故発生に際して当該事故相を
    高速度再閉路する再閉路方式において、事故相を検出し
    て当該事故相を遮断する保護継電装置と、送電線の自端
    及び相手端の各相に設けられる接地用遮断器を事故相の
    遮断後に高速に接地及び開放の一連の動作をされる接地
    用遮断器制御手段と、前記接地用遮断器が接地動作後開
    放状態にあることを検出する接地遮断器両端開放確認手
    段と、前記保護継電装置の出力と再閉路準備完了信号と
    を入力し再閉路のための信号を出力する再閉路手段と、
    前記接地用遮断器両端開放確認手段と再閉路手段と高速
    度再閉路条件との各信号の論理積により事故相遮断器に
    投入信号を出力する投入指令手段とからなる再閉路回路
    を各相毎に夫々備えたことを特徴とする再閉路方式。
  3. 【請求項3】 接地遮断器の開放確認を行なうための線
    路電圧検出リレーを備えたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の再閉路方式。
  4. 【請求項4】 送電線の事故発生に際して当該事故相を
    再閉路する再閉路方式において、事故相を検出して当該
    事故相を遮断する保護継電装置と、事故相の遮断後に送
    電線の自端及び相手端の各相に設けられる接地用遮断器
    の当該事故相の遮断器を接地及び開放の一連の動作をさ
    せる接地用遮断器制御手段と、前記保護継電装置の出力
    と再閉路準備完了信号とを入力し再閉路のための信号を
    出力する再閉路手段と、前記接地用遮断器が接地動作後
    開放状態にあることを検出する接地遮断器両端開放確認
    手段と、当該事故相に電圧が印加されていないことを検
    出する線路無電圧検出手段と、前記再閉路手段と接地遮
    断器両端開放確認手段と線路無電圧検出手段との各信号
    の論理積により事故相遮断器に投入信号を出力する投入
    指令手段とを備えたことを特徴とする再閉路方式。
  5. 【請求項5】 送電線の事故発生に際して当該事故相を
    再閉路する再閉路方式において、事故相を検出して当該
    事故相を遮断する保護継電装置と、事故相の遮断後に送
    電線の自端及び相手端の各相に設けられる接地用遮断器
    の当該事故相の遮断器を接地及び開放の一連の動作をさ
    せる接地用遮断器制御手段と、前記保護継電装置の出力
    と再閉路準備完了信号とを入力し再閉路のための信号を
    出力する再閉路手段と、前記接地用遮断器が接地動作後
    開放状態にあることを検出する接地遮断器両端開放確認
    手段と、当該事故相に電圧が印加されていることを検出
    する線路電圧検出手段と、線路と母線との同期を検出す
    る同期検出手段と、前記再閉路手段と接地遮断器両端開
    放確認手段と線路電圧検出手段と同期検出手段との各信
    号の論理積により事故相遮断器に投入信号を出力する投
    入指令手段とを備えたことを特徴とする再閉路方式。
  6. 【請求項6】 送電線の事故発生に際して当該事故相を
    再閉路する再閉路方式において、送電線の線路遮断器よ
    り送電線側に設けられる接地用遮断器を事故相遮断後
    に、接地及び開放の一連の動作を行ない、その後再閉路
    することを特徴とする再閉路方式。
JP6179593A 1994-07-07 1994-07-07 再閉路方式 Pending JPH0833186A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6179593A JPH0833186A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 再閉路方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6179593A JPH0833186A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 再閉路方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0833186A true JPH0833186A (ja) 1996-02-02

Family

ID=16068448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6179593A Pending JPH0833186A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 再閉路方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0833186A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100343122B1 (ko) * 2000-07-18 2002-07-05 김철환 송전 선로에서 가변 무전압시간 제어를 이용한 적응적재폐로 방법
JP2011223686A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Chugoku Electric Power Co Inc:The 遮断器制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100343122B1 (ko) * 2000-07-18 2002-07-05 김철환 송전 선로에서 가변 무전압시간 제어를 이용한 적응적재폐로 방법
JP2011223686A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Chugoku Electric Power Co Inc:The 遮断器制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4477855A (en) Protecting system for transmission lines
JPH1051949A (ja) 受電保護装置
JPH08126210A (ja) 商用電源連系自家用発電機の解列制御装置
JP7218497B2 (ja) 地絡保護継電システム
CN111856213B (zh) 一种环网运行的故障定位方法
JPH0833186A (ja) 再閉路方式
EP0552002A1 (en) A breaker apparatus for connection between a power line and an external circuit, and a method of operation thereof
JP3760759B2 (ja) 過電流継電装置
JP3081494B2 (ja) 自動区分開閉器
JP3248962B2 (ja) インバータ配電系統の保護方法
JP2581553B2 (ja) 配電系統保護システム
EP4303904A1 (en) Multiphase ground fault circuit interrupter
JPH10271663A (ja) 保護継電装置
JPH1014100A (ja) 地絡自己遮断型自動区分開閉装置
JP2799065B2 (ja) 電流差動保護継電装置の再閉路方式
JPS6242448B2 (ja)
JPH09266622A (ja) 保護継電装置の再閉路方式
JPH07131924A (ja) 保護継電装置の再閉路方式
JP2000125460A (ja) 保護継電装置の再閉路回路
JPH0210770Y2 (ja)
JPS6222215B2 (ja)
JPH06327137A (ja) 高速再閉路接地システム
JP2001286055A (ja) 多端子送電線保護継電装置
JPS6251053B2 (ja)
JPS63265514A (ja) 配電設備の保護装置