JP2001286055A - 多端子送電線保護継電装置 - Google Patents

多端子送電線保護継電装置

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JP2001286055A
JP2001286055A JP2000101842A JP2000101842A JP2001286055A JP 2001286055 A JP2001286055 A JP 2001286055A JP 2000101842 A JP2000101842 A JP 2000101842A JP 2000101842 A JP2000101842 A JP 2000101842A JP 2001286055 A JP2001286055 A JP 2001286055A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親装置が設置されている端子が休止端でも、
運用端子である子装置のみで再閉路を行える多端子送電
線保護継電装置を提供するものである。 【解決手段】 親装置が設置された端子の遮断器条件お
よび断路器条件に代えて、親装置の内部事故検出リレー
の不動作条件を再閉路連系条件として子装置に送信す
る。これにより、親装置が休止端子で遮断器が開放され
ていても連系条件の確認が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多端子送電線の保
護を行うための多端子送電線保護継電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、多端子送電線保護継電装置は、
多端子送電線の各端子の電気量を収集し、これらを用い
て保護区間内の事故か否かの判定を行い、保護区間内の
事故である場合には、その事故区間を電力系統から切り
離すものである。
【0003】近年のディジタル伝送技術の発展から、多
端子送電線保護継電装置としてはPCM電流差動保護継
電装置が実用化されている。このPCM電流差動保護継
電装置は、多端子送電線の各端子の電流データをディジ
タルデータにて多重化伝送し、この伝送された電流デー
タから電流差動保護演算を行うものである。
【0004】すなわち、多端子送電線の各端子から伝送
手段により収集された電流データから差電流を演算し、
キルヒホッフの法則から通常の系統運転中および外部事
故時には、その差電流が零となるのに対して、保護区間
内の事故時には、零とはならないことによって事故の保
護区間内外の判定を行う。
【0005】多端子送電線保護継電装置は親装置と子装
置とを有し、親装置は多端子送電線のいずれか1の端子
のみに設置され、電流差動演算(事故判定演算)を行う
機能を有している。一方、子装置は親装置が設置された
端子以外の他の端子に設置され、事故判定演算機能を具
備せず親装置からの事故判定演算結果を受信して保護動
作を行うようになっている。すなわち、子装置は親装置
から事故判定演算結果を受信し、その事故判定演算結果
により子装置の近傍に設けられた遮断器を開放操作する
ことになる。
【0006】以下、親装置と子装置とは伝送路を対向し
て信号授受を行うが、子装置間は信号のやりとりは行わ
ない方式を例に採り説明する。図5は、そのような多端
子送電線電流差動保護装置の構成図である。
【0007】図5では多端子送電線として3端子送電線
を保護する場合の構成を示しており、この3端子送電線
は、背後電源1、母線2a、2b、2c、送電線3から
構成されている。そして、母線2aに親装置7aが設置
され、母線2b、2cにそれぞれ子装置7b、7cが設
置されている。
【0008】保護区間の各端子の電流IFa、IFb、
IFcは、それぞれ電流変成器4a、4b、4cを介し
て、親装置7aおよび子装置7b、7cに取り込まれ、
また、各端子の電圧VFa、VFb、VFcも電圧変成
器5a、5b、5cを介して、それぞれ親装置7aおよ
び子装置7b、7cに取り込まれる。
【0009】親装置7aでは、電流変成器4aから取り
込んだ電流データIFaを入力変換器21aおよびアナ
ログ/ディジタル変換器22aを介してディジタルデー
タに変換し内部事故検出リレー9に出力する。内部事故
検出リレー9としては電流差動継電器が使用される。
【0010】子装置7b、7cにおいても同様に、電流
変成器4b、4cから取り込んだ電流データIFb、I
Fcを入力変換器21b、21cおよびアナログ/ディ
ジタル変換器22b、22cを介してディジタルデータ
に変換し、伝送手段12b、12cより伝送路を介して
親装置7aの伝送手段12aへ伝送する。
【0011】親装置7aでは、伝送手段12aを介して
子装置7b、7cから伝送された電流データIFb、I
Fcと、親装置7aで取り込んだ電流データIFaとを
基に内部事故検出リレー(電流差動継電器)9にて差電
流演算を行う。これにより、保護区間内の事故か否かの
判定を行う。つまり、IFa+IFb+IFcが零か否
かの判定を行う。保護区間内での事故であるときには、
零でない値となり、保護区間外の事故であれば零とな
る。例えば、事故点Fでの事故は区間内の事故であるの
で内部事故検出リレー9は動作し、親装置7aの補助リ
レー11aを動作させる。
【0012】一方、入力変換器21aおよびアナログ/
ディジタル変換器22aを介してディジタルデータに変
換した電圧データVFaが不足電圧継電器8aに入力さ
れており、母線2aの電圧が所定値以下になると、不足
電圧継電器8aが動作し補助リレー10aを動作させ
る。これらの補助リレー10a、11aの双方が動作し
たことで、親装置7aは遮断器6aに対して遮断器引き
外し指令を出力する。また、親装置7aは内部事故検出
リレー9が動作したことを動作条件TTb、TTcとし
て伝送手段12aを介して伝送路にのせ子装置7b、7
cに伝送する。
【0013】子装置7b、7cでは、親装置7aから伝
送された動作条件TTb、TTcを伝送手段12b、1
2cを介して動作条件受信部13b、13cで受信し、
この動作条件TTb、TTcで補助リレー11b、11
cを駆動させる。
【0014】また、子装置7b、7cでは、親装置7a
と同様に、入力変換器21b、21cおよびアナログ/
ディジタル変換器22b、22cを介してディジタルデ
ータに変換した電圧データVFb、VFcが不足電圧継
電器8b、8cに入力されており、母線2b、2cの電
圧が所定値以下になると、不足電圧継電器8bが動作し
補助リレー10b、10cを駆動させる。子装置7bの
補助リレー10b、11bの双方、子装置7cの補助リ
レー10c、11cの双方が動作したことで、それぞれ
遮断器6b、6cに対して遮断器引き外し指令を出力す
る。
【0015】このような親子方式の多端子送電線保護継
電装置においては、差動電流演算機能を有する親装置7
aの端子の遮断器6aが開運用で休止端子となった場合
であっても、子装置7b、7cが動作可能なようにして
いる。この場合には、内部事故検出リレー9は、電流I
Faを除外して電流IFb、IFcの差電流による差動
電流演算を行い、子装置7b、7cのみで2端子運用さ
れた場合でも、子装置7b、7cが動作可能なようにし
ている。
【0016】また、親子方式の多端子送電線保護継電装
置の場合、多端子のうちのいずれか1の端子に親装置を
設置し、残りの端子に子装置を設置するのが一般的であ
るが、この場合、親装置の端子が不良等に陥り親装置が
使用できない状態になると、子装置も同時に使用できな
くなる。そこで、多端子送電線保護継電装置自体を二重
化した2系列構成とし、装置の信頼度を上げてるように
している。2系列化されていれば、1系列が不良等で使
用できなくとも、もう一方の系列で運用が継続できるか
らである。一方、2系列化された多端子送電線保護継電
装置が各端子に設置されている場合、各系列の親装置を
別々の電気所に設け、さらに信頼度を上げるようにして
いる。
【0017】図6は、3端子系統に対して2系列の多端
子送電線保護継電装置を設置した場合の構成図である。
各端子とも多端子送電線保護継電装置が2系列化されて
おり、親装置7a1、子装置7b1、7c1がA系列、
親装置7b2、子装置7c2,7a2がB系列で構成さ
れている。この場合、A系列の親装置7a1、B系列の
親装置7b2は、別の電気所に設けられている。これに
より、万一、A系列の親装置7a1が設置された電気所
が何等かの原因で使えない状態になっても、B系列の親
装置7b1は別の電気所に設置されているので、1系列
運用が可能となる。また、このようにすることで、多端
子系統のうち親装置を設置した端子が異系統になった場
合でも使用できるため、2系列で親装置の設置端子を変
えておくことによるメリットが出てくる。
【0018】図7はA系列の親装置7a1が設置されて
いる端子の遮断器6aが開放され休止端になっている場
合を示す。このような場合でも、前述のようにA系列の
親装置7a1が通常運用であれば、その差動演算機能を
子装置が設置されている端子に適用し、A系列の子装置
7b1、7c1は不使用にすることなく運用可能であ
る。
【0019】一般に、送電線保護装置は再閉路機能を有
し、内部事故検出により遮断器が開放された後の一定時
間後に遮断器を自動投入する。この場合、再閉路するか
否かは、内部事故が発生し送電線保護装置により事故相
の遮断器が開放された状態での系統連系状態(健全相の
連系状態)を判断して、高速度再閉路を実施するか低速
度再閉路を実施するかの判定を行う。重故障の場合は最
終遮断とする。
【0020】多端子送電線保護継電装置においても再閉
路機能を有しており、内部事故検出により遮断器が開放
された後の一定時間後に遮断器を自動投入するようにし
ている。図8は、子装置7b、7cにおける再閉路回路
の説明図であり、相手端子として親装置7aとの間で再
閉路を行う場合の再閉路回路を示している。
【0021】再閉路回路は、再閉路準備完了信号S1を
出力する自己保持回路14と、再閉路連系条件信号S2
を出力する再閉路連系条件判定回路15とを備えてい
る。自己保持回路14は、再閉路を行う準備が整ってい
る場合に論理値「1」の再閉路準備完了信号S1を出力
するものである。
【0022】すなわち、自端子においての再閉路機能を
使用する場合の再閉路使用X1、遮断器が3相とも入っ
ている状態のCB3相閉条件X2、遮断器の気圧条件が
正常でCB気圧正常X3、これら3つの条件X1、X
2、X3は、AND回路16aに入力され、すべての条
件が成立していれば自端子は健全に運用されている状態
を示している。AND回路16aの出力信号はタイマ回
路17aに入力され、健全に運用された時間が一定時間
以上継続していることが確認される。そして、タイマ回
路17aの出力信号はAND回路16bに出力される。
【0023】AND回路16bには、内部事故の発生に
より、遮断器に引き外し指令が出された場合の遮断信号
X4が入力される。そして、タイマ回路17aの出力信
号と遮断信号X4の出力信号が共に成立した場合には、
AND16bの出力信号が成立し自己保持回路14に自
己保持され、再閉路準備完了信号S1が成立する。な
お、リセット信号X5は再閉路準備完了信号S1をリセ
ットする信号である。
【0024】このように、再閉路準備完了信号S1は、
自端子が健全に運用されており内部事故により遮断信号
X4が発生した場合に、再閉路を行う準備が整っている
とすることを示す信号である。
【0025】一方、再閉路を実施するか否かの判断は、
前述したように、内部事故発生により送電線保護装置が
動作し、事故相の遮断器を引き外した状態での系統連系
状態(健全相の連系状態)を判断して再閉路を実施する
か否かを判定している。再閉路連系条件判定回路15は
その系統連系状態を判定し、連系状態ありの場合に論理
値「1」の再閉路連系条件信号S2を出力する。
【0026】すなわち、自端子における各相の遮断器の
状態検出であるR相遮断器閉条件Y1(遮断器R相
「入」)、S相遮断器閉条件Y2(遮断器S相
「入」)、T相遮断器閉条件Y3(遮断器T相
「入」)、これら3つの条件Y1、Y2、Y3は、それ
ぞれAND回路16c、16d、16eに入力され、送
電線の断路器閉条件Y4との論理積がとられ、再閉路連
系条件判定回路15に入力される。
【0027】また、相手端子である親装置7aも同様
に、各相の遮断器の状態検出であるR相遮断器閉条件
(遮断器R相「入」)Z1、S相遮断器閉条件(遮断器
S相「入」)Z2、T相遮断器閉条件(遮断器T相
「入」)Z3、これら3つの条件Z1、Z2、Z3は、
それぞれAND回路16f、16g、16hに入力さ
れ、送電線の断路器閉条件Z4との論理積がとられ、再
閉路連系条件判定回路15に入力される。
【0028】再閉路連系条件判定回路15では、自端子
の遮断器状態と共に相手端子の遮断器状態に基づいて連
系状態を判定する。例えば、自端子および相手端子のR
相、S相、T相のいずれかが「入」の状態である場合に
は、連系状態ありと判断する。
【0029】再閉路準備完了信号S1および再閉路連系
条件信号S2は、AND回路16iに入力され、双方が
論理値「1」である場合には、再閉路無電圧時間確認用
タイマ回路17bにて一定時間後に遮断器へ投入指令が
出される。
【0030】一方、再閉路連系条件判定回路15にて連
系状態なしと判定された場合は、再閉路連系条件信号S
2はNOT回路18を介してAND回路16jに、再閉
路準備完了信号S1と共に入力される。AND回路16
jの出力信号は再閉路断念確認タイマ回路17bにより
一定時間後に遮断器に残相遮断指令が出される。これに
より最終遮断となる。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の親子方式の多端子電流差動保護装置では、親装置
7aが設置された端子を運休端子にする場合には、親装
置7aの遮断器が3相とも開で休止端となるため、子装
置7b、7cは再閉路連系条件が成立せず再閉路を行う
ことができない。
【0032】すなわち、従来の親子方式の多端子電流差
動保護装置では、親装置7aの端子が運休端子になって
も親装置7aの電流差動演算機能を使用して子装置間で
の保護機能は通常の運用が可能なようにしているが、再
閉路機能については、親装置7aが休止端子であると再
閉路が実施できない。
【0033】本発明の目的は、親装置が設置されている
端子が休止端でも、運用端子である子装置のみで再閉路
を行える多端子送電線保護継電装置を提供するものであ
る。
【0034】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
多端子送電線保護継電装置は、多端子送電線の保護区間
内の事故を判定する内部事故検出リレーおよび事故発生
後に再閉路する再閉路回路を有する親装置と、前記親装
置の内部事故検出リレーの判定結果および前記再閉路回
路からの再閉路連系条件に基づいて保護動作を行う子装
置とを備えた多端子送電線保護継電装置において、前記
親装置の再閉路回路は、前記内部事故検出リレーの不動
作条件を前記再閉路連系条件として前記子装置に送信す
ることを特徴とする。
【0035】請求項1の発明に係わる多端子送電線保護
継電装置においては、親装置が設置された端子の遮断器
条件および断路器条件に代えて、親装置の内部事故検出
リレーの不動作条件を再閉路連系条件として子装置に送
信する。これにより、親装置が休止端子で遮断器が開放
されていても連系条件の確認が可能となる。
【0036】請求項2の発明に係わる多端子送電線保護
継電装置は、多端子送電線の保護区間内の事故を判定す
る内部事故検出リレーおよび事故発生後に再閉路する再
閉路回路を有する親装置と、前記親装置の内部事故検出
リレーの判定結果および前記再閉路回路からの再閉路連
系条件に基づいて保護動作を行う子装置とを備えた多端
子送電線保護継電装置において、前記親装置の再閉路回
路は、二重化された他系列の親装置が設置された端子で
の遮断器条件および断路器条件を前記再閉路連系条件と
して前記子装置に送信することを特徴とする。
【0037】請求項2の発明に係わる多端子送電線保護
継電装置においては、二重化された他系列の親装置が設
置された端子での遮断器条件および断路器条件を再閉路
連系条件として子装置に送信する。
【0038】請求項3の発明に係わる多端子送電線保護
継電装置は、多端子送電線の保護区間内の事故を判定す
る内部事故検出リレーおよび事故発生後に再閉路する再
閉路回路を有する親装置と、前記親装置の内部事故検出
リレーの判定結果および前記再閉路回路からの再閉路連
系条件に基づいて保護動作を行う子装置とを備えた多端
子送電線保護継電装置において、前記親装置の再閉路回
路は、二重化された他系列の子装置が設置された端子で
の遮断器条件および断路器条件を前記再閉路連系条件と
して前記子装置に送信することを特徴とする。
【0039】請求項3の発明に係わる多端子送電線保護
継電装置においては、二重化された他系列の子装置が設
置された端子での遮断器条件および断路器条件を再閉路
連系条件として前記子装置に送信する。
【0040】請求項4の発明に係わる多端子送電線保護
継電装置は、多端子送電線の保護区間内の事故を判定す
る内部事故検出リレーおよび事故発生後に再閉路する再
閉路回路を有する親装置と、前記親装置の内部事故検出
リレーの判定結果および前記再閉路回路からの再閉路連
系条件に基づいて保護動作を行う子装置とを備えた多端
子送電線保護継電装置において、前記親装置の再閉路回
路は、前記親装置の休止端条件を再閉路連系条件として
前記子装置に送信することを特徴とする。
【0041】請求項4の発明に係わる多端子送電線保護
継電装置においては、親装置の休止端条件を再閉路連系
条件として子装置に送信する。
【0042】請求項5の発明に係わる多端子送電線保護
継電装置は、多端子送電線の保護区間内の事故を判定す
る内部事故検出リレーおよび事故発生後に再閉路する再
閉路回路を有する親装置と、前記親装置の内部事故検出
リレーの判定結果および前記再閉路回路からの再閉路連
系条件に基づいて保護動作を行う子装置とを備えた多端
子送電線保護継電装置において、前記子装置は、二重化
された同一系列の親装置遮断器条件および断路器条件で
判定された再閉路連系条件と、二重化された他系列の親
装置の遮断器条件および断路器条件で判定された再閉路
連系条件とのいずれか一方を再閉路連系条件とすること
を特徴とする。
【0043】請求項5の発明に係わる多端子送電線保護
継電装置においては、子装置は、二重化された同一系列
の親装置遮断器条件および断路器条件で判定された再閉
路連系条件と、二重化された他系列の親装置の遮断器条
件および断路器条件で判定された再閉路連系条件とのい
ずれか一方を再閉路連系条件とする。これにより、一方
の親装置が休止により遮断器または断路器が開放してい
る場合であっても再閉路が可能となる。
【0044】請求項6の発明に係わる多端子送電線保護
継電装置は、多端子送電線の保護区間内の事故を判定す
る内部事故検出リレーおよび事故発生後に再閉路する再
閉路回路を有する親装置と、前記親装置の内部事故検出
リレーの判定結果および前記再閉路回路からの再閉路連
系条件に基づいて保護動作を行う子装置とを備えた多端
子送電線保護継電装置において、前記子装置は、二重化
された同一系列の親装置遮断器条件および断路器条件で
判定された再閉路連系条件と、二重化された他系列の子
装置の遮断器条件および断路器条件で判定された再閉路
連系条件とのいずれか一方を再閉路連系条件とすること
を特徴とする。
【0045】請求項6の発明に係わる多端子送電線保護
継電装置においては、子装置は、二重化された同一系列
の親装置遮断器条件および断路器条件で判定された再閉
路連系条件と、二重化された他系列の子装置の遮断器条
件および断路器条件で判定された再閉路連系条件とのい
ずれか一方を再閉路連系条件とする。これにより、一方
の親装置が休止により遮断器または断路器が開放してい
る場合であっても、再閉路が可能となる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わる多端子
送電線保護継電装置の再閉路回路の構成図である。
【0047】親装置再閉路回路19は、内部事故検出リ
レー9の不動作条件を再閉路連系条件として子装置再閉
路回路20に送信するものである。すなわち、内部事故
検出リレー9のR相動作出力a、S相動作出力b、T相
動作出力cは親装置再閉路回路19のOR回路23a、
23b、23cにそれぞれ入力され、各々の動作出力
a、b、cが成立しているときは、それぞれの自己保持
回路24a、24b、24cで自己保持される。自己保
持回路24a、24b、24cの出力信号は、それぞれ
のNOT回路25a、25b、25cに入力される。
【0048】また、OR回路23a、23b、23cに
は残相遮断信号dが入力されており、残相遮断時には内
部事故検出リレー9の各相の動作とは関係なく、自己保
持回路24a、24b、24cを自己保持させる。な
お、再閉路リセットeは、自己保持回路24a、24
b、24cの自己保持を解除するものである。
【0049】例えば、R相動作出力aが動作状態にあり
「1」であるときは、R相自己保持回路24aの出力が
「1」となりNOT回路25aの出力は「0」となる。
従って、R相再閉路連系条件は不成立となる。逆に、R
相動作出力aが不動作状態にあり「0」であるときは、
NOT回路25aの出力は「1」となり、R相再閉路連
系条件は成立することになる。S相動作出力bやT相動
作出力cについても同様である。
【0050】すなわち、R相内部事故のときはR相動作
出力aが成立し、OR回路23a、自己保持回路24
a、NOT回路25aを介し、R相再閉路連系条件は
「0」となり、R相の連系はなしと判定する。また、R
相動作出力bが不動作時は、OR回路23a、自己保持
回路24a、NOT回路25aを介し、R相再閉路連系
条件は「1」となり、R相の連系はありと判定する。S
相動作出力bやT相動作出力cについても同様である。
【0051】親装置再閉路回路19で判定されたR相再
閉路連系条件、S相再閉路連系条件、T相再閉路連系条
件は、子装置再閉路回路20に伝送手段12aを介して
伝送される。子装置再閉路回路20は、親装置再閉路回
路19から伝送された親装置のR相再閉路連系条件、S
相再閉路連系条件、T相再閉路連系条件を伝送手段12
bを介して受信し、AND回路26a、26b、26c
に入力する。
【0052】一方、子装置再閉路回路20では、自端子
における各相の遮断器の状態検出であるR相遮断器閉条
件Y1(遮断器R相「入」)、S相遮断器閉条件Y2
(遮断器S相「入」)、T相遮断器閉条件Y3(遮断器
T相「入」)、これら3つの各相連系条件Y1、Y2、
Y3を、それぞれAND回路26d、26e、26fに
入力し、送電線の断路器閉条件Y4との論理積をとり、
AND回路26a、26b、26cに入力する。
【0053】AND回路26a、26b、26cは、親
装置再閉路回路19から伝送された再閉路連系条件とA
ND回路26a、26b、26cからの各相連系条件と
の論理積をとり、連系状態の有無を判定する。
【0054】すなわち、子装置再閉路回路20はAND
回路26aにより親端子−子端子間R相連系有り条件に
てR相の再閉路連系があるか否かの判定を行い、AND
回路26bにより親端子−子端子間S相連系有り条件に
てS相の再閉路連系があるか否かの判定を行い、AND
回路26cにより親端子−子端子間T相連系有り条件に
てT相の再閉路連系があるか否かの判定を行う。
【0055】以上述べたように、第1の実施の形態によ
れば、親端子の遮断器または断路器が開放され休止端子
となっていても、内部事故検出リレーの動作状態によっ
て系統の連系状態を判定させるので、通常に運用されて
いる子装置側の再閉路を阻害することなく正常な再閉路
が行える。
【0056】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図2は本発明の第2の実施の形態に係わる多端子送
電線保護継電装置の再閉路回路の構成図である。この第
2の実施の形態では、親装置再閉路回路19は、二重化
された他系列の親装置7b2が設置された端子での遮断
器条件および断路器条件を再閉路連系条件として子装置
再閉路回路20に送信するようにしたものである。
【0057】すなわち、図1に示した第1の実施の形態
に対し、内部事故検出リレー9のR相動作出力a、S相
動作出力b、T相動作出力c、および残相遮断信号dの
代わりに、他系列の親装置再閉路回路19Bの遮断器条
件および断路器条件を用いるようにしたものである。そ
の他の構成は、図1に示した第1の実施の形態と同一で
あるので、同一要素には同一符号を付し重複する記載は
省略する。
【0058】図2において、他系列の親装置が設置され
た端子での各相の遮断器の状態検出であるR相遮断器閉
条件(遮断器R相「入」)Z1B、S相遮断器閉条件
(遮断器S相「入」)Z2B、T相遮断器閉条件(遮断
器T相「入」)Z3Bは、それぞれAND回路16f
B、16gB、16hBに入力され、送電線の断路器閉
条件Z4Bとの論理積がとられ、自系列の親装置再閉路
回路19Aの各々の自己保持回路24a、24b、24
cに入力される。
【0059】2系列の親装置7a、7b2は、それぞれ
別の端子に設置され、通常、親端子は背後電源を有し親
端子間は幹線として連系される。このため、一つの親装
置が設置されている親端子が休止端となった場合には、
もう一方の親端子の休止端運用はない。従って、自系列
の親端子が休止端となった場合は、通常運用しているも
う一方の系列の親端子の遮断器条件および断路器条件に
て判定した連系条件にて、子装置再閉路回路20では正
常な再閉路ができる。
【0060】また、他系列の親装置再閉路回路19Bの
遮断器条件および断路器条件を連系条件と判定する代わ
りに、図示は省略するが、他系列の子装置再閉路回路2
0Bの遮断器および断路器の開閉状態を連系条件として
使用することも可能である。この場合も、子装置再閉路
回路20Aは正常な再閉路ができる。
【0061】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図3は本発明の第3の実施の形態に係わる多端子送
電線保護継電装置の再閉路回路の構成図である。この第
3の実施の形態では、子装置再閉路回路20Aは、二重
化された同一系列の親装置再閉路回路19Aの遮断器条
件および断路器条件で判定された再閉路連系条件と、二
重化された他系列の親装置再閉路回路19Bの遮断器条
件および断路器条件で判定された再閉路連系条件とのい
ずれか一方を再閉路連系条件とするようにしたものであ
る。
【0062】図3では説明を簡単にするため、系統の連
系条件を遮断器のみで表現しており送電線の断路器閉条
件Y4の図示を省略している。図3において、同一系列
の親装置再閉路回路19Aにおける各相の遮断器の状態
検出であるR相遮断器閉条件(遮断器R相「入」)Z1
A、S相遮断器閉条件(遮断器S相「入」)Z2A、T
相遮断器閉条件(遮断器T相「入」)Z3Aは、伝送回
路27Aを介して、子装置再閉路回路20Aに伝送され
る。
【0063】同様に、他系列の親装置再閉路回路19B
における各相の遮断器の状態検出であるR相遮断器閉条
件(遮断器R相「入」)Z1B、S相遮断器閉条件(遮
断器S相「入」)Z2B、T相遮断器閉条件(遮断器T
相「入」)Z3Bは、伝送回路27Bを介して、子装置
再閉路回路20Aに伝送される。
【0064】子装置再閉路回路20Aでは伝送回路28
を介して、同一系列の親装置再閉路回路19Aおよび他
系列の親装置再閉路回路19Bの連系条件を受信し、O
R回路29a、29b、29cに入力される。OR回路
29aはR相の連系条件、OR回路29bはS相の連系
条件、OR回路29cはT相の連系条件として出力され
る。これらOR回路29a、29b、29cの出力信号
は、AND回路30a、30b、30cに入力される。
【0065】さらに、子装置再閉路回路20では、自端
子のR相遮断器閉条件Y1(遮断器R相「入」)、S相
遮断器閉条件Y2(遮断器S相「入」)、T相遮断器閉
条件Y3(遮断器T相「入」)がAND回路30a、3
0b、30cに入力される。そして、AND回路30a
が成立したときに親端子−子端子間R相連系有りのR相
の再閉路連系条件成立、AND30bが成立したときに
親端子−子端子間S相連系有りのS相の再閉路連系条件
成立、AND30cが成立したときに親端子−子端子間
T相連系有りのT相の再閉路連系条件成立と判定する。
【0066】また、他系列の親装置再閉路回路19Bの
遮断器条件および断路器条件を連系条件と判定する代わ
りに、図示は省略するが、他系列の子装置再閉路回路2
0Bの遮断器および断路器の開閉状態を連系条件として
使用することも可能である。この場合も、子装置再閉路
回路20Aは正常な再閉路ができる。
【0067】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図4は本発明の第4の実施の形態に係わる多端子送
電線保護継電装置の再閉路回路の構成図である。この第
4の実施の形態では、親装置の休止端条件を再閉路連系
条件として子装置に送信するようにしたものである。
【0068】図4において、親装置再閉路回路19の休
止端検出信号fは自己保持回路24a、24b、24c
にて自己保持される。自己保持回路24a、24b、2
4cの出力は、それぞれR相再閉路連系条件、S相再閉
路連系条件、T相再閉路連系条件となる。これらの条件
成立により再閉路条件を判定する。なお、再閉路リセッ
トeは、自己保持回路24a、24b、24cの自己保
持を解除するものである。
【0069】親装置再閉路回路19で休止端条件が成立
した場合、親装置再閉路回路19の再閉路連系条件が連
系有り側に制御され、子装置再閉路回路20における子
装置の遮断器の開閉状態のみで系統の連系条件を判定す
る。これにより、子装置の再閉路を正常に行うことが可
能となる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
親装置の再閉路連系条件を、内部事故検出リレーの動作
出力、他系列の親装置、他系列の子装置、または親装置
の休止端条件とすることで、親装置が設置されている親
端子の遮断器または断路器が休止で休止端となった場合
でも、子装置側は再閉路連系条件を正常に判定できる。
従って、保護機能の向上を図った多端子送電線保護継電
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる多端子送電
線保護継電装置の再閉路回路の構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係わる多端子送電
線保護継電装置の再閉路回路の構成図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係わる多端子送電
線保護継電装置の再閉路回路の構成図。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係わる多端子送電
線保護継電装置の再閉路回路の構成図。
【図5】従来の多端子送電線電流差動保護装置の構成
図。
【図6】3端子系統に対して2系列の多端子送電線保護
継電装置を設置した場合の構成図。
【図7】二系列のうちのA系列の親装置が設置されてい
る端子の遮断器が開放され休止端になっている場合の説
明図。
【図8】従来の多端子送電線保護継電装置における子装
置の再閉路回路の説明図。
【符号の説明】
1…背後電圧、2…母線、3…送電線、4…電流変成
器、5…電圧変成器、6…遮断器、7a、7b2…親装
置、7b、7c、7b1、7c1、7a2、7c2…子
装置、8…不足電圧継電器、9…内部事故検出リレー、
10、11…補助リレー、12…伝送手段、13…動作
条件受信部、14…自己保持回路、15…再閉路連系条
件判定回路、16…AND回路、17…タイマ回路、1
8…NOT回路、19…親装置再閉路回路、20…子装
置再閉路回路、21…入力変換器、22…アナログ/デ
ィジタル変換器、23…OR回路、24…自己保持回
路、25…NOT回路、26…AND回路、27、28
…伝送回路、29…OR回路、30…AND回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新保 芳之 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 久保 政幸 福岡県福岡市中央区長浜2−4−1 東芝 システムテクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 5G047 AA03 BB01 BB02 CA05 CB04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多端子送電線の保護区間内の事故を判定
    する内部事故検出リレーおよび事故発生後に再閉路する
    再閉路回路を有する親装置と、前記親装置の内部事故検
    出リレーの判定結果および前記再閉路回路からの再閉路
    連系条件に基づいて保護動作を行う子装置とを備えた多
    端子送電線保護継電装置において、前記親装置の再閉路
    回路は、前記内部事故検出リレーの不動作条件を前記再
    閉路連系条件として前記子装置に送信することを特徴と
    する多端子送電線保護継電装置。
  2. 【請求項2】 多端子送電線の保護区間内の事故を判定
    する内部事故検出リレーおよび事故発生後に再閉路する
    再閉路回路を有する親装置と、前記親装置の内部事故検
    出リレーの判定結果および前記再閉路回路からの再閉路
    連系条件に基づいて保護動作を行う子装置とを備えた多
    端子送電線保護継電装置において、前記親装置の再閉路
    回路は、二重化された他系列の親装置が設置された端子
    での遮断器条件および断路器条件を前記再閉路連系条件
    として前記子装置に送信することを特徴とする多端子送
    電線保護継電装置。
  3. 【請求項3】 多端子送電線の保護区間内の事故を判定
    する内部事故検出リレーおよび事故発生後に再閉路する
    再閉路回路を有する親装置と、前記親装置の内部事故検
    出リレーの判定結果および前記再閉路回路からの再閉路
    連系条件に基づいて保護動作を行う子装置とを備えた多
    端子送電線保護継電装置において、前記親装置の再閉路
    回路は、二重化された他系列の子装置が設置された端子
    での遮断器条件および断路器条件を前記再閉路連系条件
    として前記子装置に送信することを特徴とする多端子送
    電線保護継電装置。
  4. 【請求項4】 多端子送電線の保護区間内の事故を判定
    する内部事故検出リレーおよび事故発生後に再閉路する
    再閉路回路を有する親装置と、前記親装置の内部事故検
    出リレーの判定結果および前記再閉路回路からの再閉路
    連系条件に基づいて保護動作を行う子装置とを備えた多
    端子送電線保護継電装置において、前記親装置の再閉路
    回路は、前記親装置の休止端条件を再閉路連系条件とし
    て前記子装置に送信することを特徴とする多端子送電線
    保護継電装置。
  5. 【請求項5】 多端子送電線の保護区間内の事故を判定
    する内部事故検出リレーおよび事故発生後に再閉路する
    再閉路回路を有する親装置と、前記親装置の内部事故検
    出リレーの判定結果および前記再閉路回路からの再閉路
    連系条件に基づいて保護動作を行う子装置とを備えた多
    端子送電線保護継電装置において、前記子装置は、二重
    化された同一系列の親装置遮断器条件および断路器条件
    で判定された再閉路連系条件と、二重化された他系列の
    親装置の遮断器条件および断路器条件で判定された再閉
    路連系条件とのいずれか一方を再閉路連系条件とするこ
    とを特徴とする多端子送電線保護継電装置。
  6. 【請求項6】 多端子送電線の保護区間内の事故を判定
    する内部事故検出リレーおよび事故発生後に再閉路する
    再閉路回路を有する親装置と、前記親装置の内部事故検
    出リレーの判定結果および前記再閉路回路からの再閉路
    連系条件に基づいて保護動作を行う子装置とを備えた多
    端子送電線保護継電装置において、前記子装置は、二重
    化された同一系列の親装置遮断器条件および断路器条件
    で判定された再閉路連系条件と、二重化された他系列の
    子装置の遮断器条件および断路器条件で判定された再閉
    路連系条件とのいずれか一方を再閉路連系条件とするこ
    とを特徴とする多端子送電線保護継電装置。
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CN111226363A (zh) * 2017-08-04 2020-06-02 Abb电网瑞士股份公司 用于多端子混合线路中的故障区段识别的方法和装置
CN116646901A (zh) * 2023-07-27 2023-08-25 南京荣泰电气自动化有限公司 一种基于etherCat的多端差动保护实现方法

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