JPH05500364A - 単離したN―ホルミル―L―アスパラギン酸無水物を使用するα―L―アスパルチル―L―フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩の製造方法 - Google Patents

単離したN―ホルミル―L―アスパラギン酸無水物を使用するα―L―アスパルチル―L―フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩の製造方法

Info

Publication number
JPH05500364A
JPH05500364A JP2511850A JP51185090A JPH05500364A JP H05500364 A JPH05500364 A JP H05500364A JP 2511850 A JP2511850 A JP 2511850A JP 51185090 A JP51185090 A JP 51185090A JP H05500364 A JPH05500364 A JP H05500364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formyl
acetic acid
anhydride
acid
phenylalanine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2511850A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2609368B2 (ja
Inventor
ヒル,ジョン ビー.
ゲルマン,イエフイム
Original Assignee
ザ ヌトラスウィート カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ ヌトラスウィート カンパニー filed Critical ザ ヌトラスウィート カンパニー
Publication of JPH05500364A publication Critical patent/JPH05500364A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2609368B2 publication Critical patent/JP2609368B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C229/00Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C229/02Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having amino and carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms of the same carbon skeleton
    • C07C229/04Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having amino and carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms of the same carbon skeleton the carbon skeleton being acyclic and saturated
    • C07C229/24Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having amino and carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms of the same carbon skeleton the carbon skeleton being acyclic and saturated having more than one carboxyl group bound to the carbon skeleton, e.g. aspartic acid
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K5/00Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K5/04Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
    • C07K5/06Dipeptides
    • C07K5/06104Dipeptides with the first amino acid being acidic
    • C07K5/06113Asp- or Asn-amino acid
    • C07K5/06121Asp- or Asn-amino acid the second amino acid being aromatic or cycloaliphatic
    • C07K5/0613Aspartame

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Seasonings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 単離したN−ホルミル−し−アスパラギン酸無水物を使用するα−L−アスパル チル−し一フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩の製造方法発明の背景 本発明はα−L−アスパルチル−し一フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩( α−APM (HC1))の製造方法に関し、これは蔗糖の約200倍の甘味を 有する甘味料、α−L−アスパルチル−し一フェニルアラニンメチルエステル( α−APM)の製造に使用する。この化合物、ジペプチドの能力は糖を使用する 場合よりはるかに少ない量を使用して食品および飲料に甘味を付与できる。従っ て、数百万の消費者が日常甘味品を断念せずにカロリー摂取を減少できる。又、 サッカリンおよびサイクラメートのような他の甘味料に関係する不愉快な後味も ない。さらに、本発明はAPM (HCl)のα/β比の増大方法および攪拌し うる粘度を有するN−ホルミル−α−L−アスパルチルーL−フェニルアラニン (FAP)の反応混合物の製造方法に関する。
α−APMは新規てはなく、5chlatterの米国特許第3.49’2.1 31号明細書(1970)に記載された。
異る製造方法および関連化合物を含む多数の他の特許はそれ以来発行され、ジペ プチドが低カロリー産業に対し有した効果を報告する多数の文献が発表された。
しかし、現在まて製造方法は高価な単離および回収方法を含み、従ってこれは消 費者が負わねばならない。本発明はl容器方法(one pot−proces s )および所望最終生成物の改良収量を有する操作の簡易な製造方法である。
α−L−アスパルチル−し一フェニルアラニンメチルエステルは本質的に2種の アミノ酸、L−アスパラギン酸およびL−フェニルアラニンから成るジペプチド である。ジペプチドの甘味性はこれらの各個アミノ酸の立体化学によることがし ばらく前から既知てあった。これらの各アミノ酸はD又はL形で存在しうる。L −アスパルチル−し−フェニルアラニンエステルは甘いが、相当するD−D、D −LおよびL−D異性体は甘味を有しないことが分った。L−Lジペプチド、D L−アスパルチル−L−フェニルアラニン、L−アスパルチル−DL−フェニル アラニンおよびDL−アスパルチル−DL−フェニルアラニンを含む異性体の組 み合せは甘味があるが、ラセミ体がL−L部分の1/2を含むので甘味は1/2 に過ぎない。
ジペプチドはL−アスパラギン酸とL−フェニルアラニン又はそのメチルエステ ルを結合するカップリング反応により製造される。このカップリング反応はアス パラギン酸部分に結合するアミノ保護基、例えばホルミル、アセチル、アセトア セチル、ベンジル、置換および未置換カルボベンゾキシ、t−ブトキシカルボニ ルおよびヒドロハライド塩なとか必要である。当業者にはしばしばN−保護基を 意味するアミノ保護基は、本開示ではホルミル部分か本発明のブロック剤である のでN−ホルミルを意味する。N−ホルミルアスパラギン酸無水物は広く使用さ れる出発物質であり、その方法は広く記載される。
米国特許第4,173,562号明細書参照。
しかし、大過剰の蟻酸を溶媒として使用する場合、単離したN−ホルミルアスパ ラギン酸無水物の収量は比較的低収量であった。例えば2倍過剰の蟻酸は無水物 の溶解性を減少させるためにトルエン又は他の溶媒の添加を必要とし、従って広 汎な溶媒の回収工程が必要となる。
カップリング反応は溶媒中で行ない、これはα−L−アスパルチル−し一フェニ ルアラニンメチルエステル(α−APM)のいくつかの特許製造方法で普通の工 程である。ウチャマの米国特許第3,962.2071、Bachmanの米国 特許第4,173,562号およびYaic旧らのEPO特許第127.411 号参照。2つのアミノ酸のカップリング反応中2種の異性体が中間体として製造 され、これらの立体化学が最終的に特別分子の甘味を決定する。α異性体は純粋 α−APMの単離画分が糖の約130〜200倍の甘味を有することで所望生成 物である。しかし、β異性体はこのような甘味を有しない。
本発明はα−APM (MCI)の改良製造法を目的とし、これは製造コストを 減少し、所望最終生成物である。
異性体の収量を増加させる。
APMのαおよびβ異性体は下記する:α異性体 H2N−C−HCH2−0 β異性体 カップリング反応からαおよびβ異性体の形成およびこれらのそれぞれの割合は 反応の遂行に使用する溶媒の種類、反応が行なわれる温度および溶媒使用量によ ることが決定された。Bachmanの米国特許第4,173.562号明細書 によれば、75 : 25のα/β異性体比は50°Cのカップリング反応で溶 媒として酢酸を使用する場合達成できる。酢酸対フェニルアラニンのモル比は少 なくとも10:1でなければならない。α/β異性体比は酢酸対し一フェニルア ラニンモル比が6:Iに減少する場合69/31にかなり低下する。本発明はカ ップリング反応に溶媒として使用する酢酸を一部アルキルエステル、ヒンダード アルコール又はその混合物で置換する場合、α/β比は約80/20に増加でき ることを示す。
本開示では、使用するヒンダードアルコールとは第2又は第3アルコールを意味 する。
この方法でこれらの溶媒の使用に属する問題は0.5〜3時間の反応時間後反応 混合物が固化し、攪拌、濃縮、脱ホルミル化、又は反応容器からの取り出しか実 質的に困難になることである。少なくとも2つの理由で攪拌しうる系は必要であ る。第1に、攪拌して反応体を混合することにより完全な反応の達成が保証され る。第2に、溶媒は後に蒸留により除去しなければならない。
先行技術に存する別の問題は、いくつかの手法では25%文はそれ以上のα−A PMが失なわれることで、これは初めの反応溶液中に残留するからである。米国 特許第4,173,562号参照。さらに問題は、米国特許第4.173,56 2号特許明細書ではN−ホルミル−し−アスパラギン酸無水物はアスパラギン酸 、大過剰の蟻酸および無水酢酸の反応混合物から製造することである。大過剰の 蟻酸はある時点で蒸留により除去し、最終生成物のコストに添加される酢酸から 分離しなければならない。
米国特許第3,962,207号明細書は無水L−アスパラギン酸塩酸塩をL− フェニルアラニンメチルエステルとカップリングさせる同様の方法を記載する。
米国特許第3,962,207号の方法で生ずる問題は、大量のし一フェニルア ラニンメチルエステルを必要とすることにあり、これは方法のコストに添加され る。第2に、かなりの量のトリーペプチドが形成されることで、これは除去しな ければならず、そのため費用がかかり、分離技術を倉入りに行なわねばならない 。本発明ではこれは必要ではない。
米国特許出願番号第156,268号明細書はホルミル化し一アスパラギン酸無 水物の形成から生ずる反応副生物をL−フェニルアラニンとのカップリング反応 に対応し溶媒として供するα−APMの1容器方法を記載する。
発明の要約 本発明はα−APM (HC1)の製造方法を目的とする。これはN−ホルミル −L−アスパラギン酸無水物を製造し、L−フェニルアラニンとのカップリング 前に反応副生物から単離する方法である。この単離はN−ホルミル−L−アスパ ラギン酸無水物を濾過して過剰の蟻酸を除去することにより完了する。蟻酸使用 量を最少にするので、N−ホルミル−し−アスパラギン酸無水物の溶解度を減少 させる追加溶媒は必要としない。α−APM(HCI)の収量増加は単離N−ホ ルミル−し−アスパラギン酸無水物の使用により得られる。カップリング反応を エステル又はヒンダードアルコールにより稀釈すると、本方法ではα−APM  (HC1)の収量の改良に有効であることも開示される。
最初ニ、N−ホルミル−し−アスパラギン酸無水物は無水酢酸および蟻酸を組合 せて当業者に既知のものと同様の反応方法で製造する。米国特許第3,933, 781号、第3’、962,207号および第4,173,562号明細書参照 。しかし、本発明は最少量の蟻酸(1,33〜1.35モル当量1モル、アスパ ラギン酸)を利用し、過剰の蟻酸は濾過又は遠心分離などの多数ある方法のうち の1方法により除去できる。
次にN−ホルミルアスパラギン酸無水物は酢酸に懸濁させ、又は溶解し、L−フ ェニルアラニン(L−Phe)を添加してカップリングできる。アルキルエステ ル又はヒンダードアルコールは任意にはカップリング反応に添加し、驚くべきこ とにα/β比を改良する。エステルは通常アルコールと無水物を反応させて製造 するが、反応中ヒンダードアルコールはN−ホルミルアスパラギン酸無水物を攻 撃しないことは意外である。酢酸は反応の溶媒として添加される。このカップリ ング反応は低攪拌又は無攪拌條件下で行ない、反応混合物を低粘性に保持して攪 拌しつる最終反応混合物を形成できる。
次に生成ジペプチドは蒸留により濃縮し、HCIにより脱ホルミル化し、メタノ ール、水およびHCIの濃度をα−APM (HC1)の高収量を得る有効量に 調整したエステル化する。α−APM (HC1)は反応混合物から沈澱し、単 離し、塩基により中和してα−APMを形成させる。
本発明はα−APM (HC1)の改良製造方法に関する。方法はL−アスパラ ギン酸と最少量の蟻酸(アスパラギン酸基準で少なくとも1.33モル当量)お よび無水酢酸(アスパラギン酸基準で少なくとも約2.0モル当量)と酸化マグ ネシウムのような触媒の存在で混合することにより開始され、N−ホルミル−し −アスパラギン酸無水物を形成する。適当な触媒は金属酸化物、金属水酸化物お よび金属塩を含み、米国特許第4,508゜912号および第4.550,18 0号明細書に開示される。この反応は約52°Cまての温度で行なう。混合物は 約50°Cで少なくとも約2.5時間、好ましくは約6時間攪拌することが好ま しい。蟻酸使用量はアスパラギン酸基準で1,33から1.35モル当量が好ま しい。
−次に最終反応混合物は10〜20℃に冷却し、形成固体を単離する。単離は遠 心分離又は濾過し、酢酸で洗滌して完了するのがよい。固体N−ホルミル−L− アスパラギン酸無水物を単離し、酢酸は恐らく混合物中に残留するであろう。単 離した無水物はアルキルエステル又はヒンダードアルコール又は2種の適当な混 合物および追加の酢酸に添加する。次に形成スラリーはL−フェニルアラニンと 好ましくは当量で反応させる。
アルキルエステルおよび/又はヒンダードアルコールは少なくとも約1.2モル 1モル、L−フェニルアラニンに等しC)量で添加する場合、α/β比を増加す ることが分った。α/β比はエステル、アルコール又はその組合せのモル量がL −フェニルアラニンの約4.7倍である点までエステル又はアルコールの量を増 加するにつれて増大する。この点で飽和レベルに達し、異性体比はエステル又は アルコールをいくら増加しても変らない。
好ましくは、カップリング反応に利用するアルキルエステルは酢酸メチル、酢酸 エチル、酢酸イソプロピル、酢酸n−ブチル、および蟻酸イソプロピルを含む群 から選択する。酢酸メチル(MeOAc)は好ましいアルキルエステルである。
酢酸メチルを使用する場合、添加量はモル1モル基準てL−フェニルアラニン量 の1.2〜4.7倍であるべきである。使用できるヒンダードアルコールはイソ プロピルアルコールおよび第2又は第3ブチルアルコールである。イソプロピル アルコールは好ましいヒンダードアルコールである。これらは本発明の好ましい 態様であり、決して他のアルキルエステル又はヒンダードアルコールの使用を制 限するものではなく、又本発明の範囲を限定するものでもない。
次に、カップリング反応は上記混合物を約4〜6時間約0〜60°C1好ましく は15〜40°Cの温度で攪拌することにより行なう。カップリング反応中生ず る問題は、反応がN−ホルミルτL−アスパルチルーL−フェニルアラニンを形 成しながら行なわれる場合、混合物又はスラリーは固化、すなわち可能であって も攪拌か極端に困難になる点まで粘度が増加することである。この範囲の高粘度 により攪拌が非常に困難になり、上記の酢酸、エステルおよび/又はヒンダード アルコールの蒸留を阻害する熱伝導の妨害が起こる。カップリング反応直前又は 反応中に添加する酢酸はこの固化を抑止し、すなわち粘度は低下することが分っ た。これは混合により反応の完了が保証されることで重要である。さらに、酸お よびエステルは脱ホルミル化前に蒸留して混合物から除去しなければならない。
反応混合物は反応を有効に完了させるために攪拌できなければならない。
酢酸添加量はN−ホルミル−し−アスパラギン酸無水物の合成量による。N−ホ ルミル−し−アスパラギン酸無水物を酢酸の存在で濾過により単離する場合、い くらかの酢酸は既に存在する。系の酢酸総量はモル1モル基準でL−フェニルア ラニンの約6〜16倍、好ましくはモル1モル基準でL−フェニルアラニンの約 11.1倍であるべきである。従って、酢酸は添加されるL−フェニルアラニン の11.1倍量で添加するとは限らない。
系に存在する酢酸の総モル量がL−フェニルアラニンの約11.1倍であるよう に少量で十分である。
本発明の別の独特の面はカップリング反応混合物の攪拌を調整してカップリング 反応混合物の粘度を低下させることである。カップリング反応中停止し、又は攪 拌速度を低減するとカップリング反応混合物の粘度を劇的に低下させることが分 った。大きな反応容器(10フィート直径反応容器、5フート長さの擢を存する 機械撹拌機装備)では、5〜40rpmのような非常に遅い攪拌および5〜15 分毎に攪拌機を簡単に運転するような間欠的攪拌は約6Orpm又はそれ以上の 攪拌速度で行なう反応に比較するとカップリング反応混合物の粘度を劇的に減少 する。実験室規模の反応容器(4インチ丸底フラスコ、3インチ擢を有する)で は、200〜300 rpmで非常に濃密な反応混合物を生ずるか、5〜i5r pmの攪拌ては撹拌てきる非常に低粘度の反応混合物を生ずる。又、L−フェニ ルアラニンを反応混合物に添加後約1時間で攪拌機を停止し、反応後、すなわち 約6時間抜攪拌機を再回転すると非常に低粘度を有する反応混合物を生ずる。
しかし、商業規模の操作では、攪拌機を1時間以上の期間停止する場合、沈澱の 沈着およびケーキングのために攪拌機の再回転は非常に困難である。従って、緩 慢攪拌および周期的攪拌は好ましい。
カップリング反応混合物について「攪拌しうる」又は「低粘度」とはガラス容器 又は反応容器で攪拌でき、又は容器に流しこみうる液体を意味する。これらの液 体は一般に約15.000cp以下、有利には1.000から10.000cp 、好ましくは150〜500cpの粘度を有する。
攪拌要素は本発明の実施では臨界的ではない。任意の標準的攪拌要素、すなわち 、不活性ガスの噴射、振盪、反応容器のタンプリング、機械攪拌などは使用でき る。
機械攪拌は好ましい。攪拌機の正確な構成も臨界的ては5〜約40 rpm 、 好ましくは約2Orpmにセットする。
m7秒の擢先端速度は擢の長さ基準でセットしたrpmて変動するが、本発明の 実施ではrpmは撹拌機速度を一層正確に記載することが分った。約40rpm 以下の任意の撹拌機速度は反応混合物の粘度を低下することで許容しうる。しか し、実験室規模の装置(4インチ フラスコ)では、40〜150rpmの撹拌 機速度により攪拌しつる反応混合物か形成する。
上記発明により製造したN−ホルミル−α−アスパルチル−し−フェニルアラニ ンのαおよびβ異性体(α/βF−AP)は高速液体クロマトグラフィ(HPL C)により分析でき、これらの方法が約79.5:20.5の異例の高α/β比 を形成することを示す。
任意には、酢酸および任意のエステル(酢酸メチル、蟻酸イソプロピルなど)又 はヒンダードアルコールは下記脱ホルミル化工程前に反応混合物から除去する。
好ましくは、酢酸およびエステルは約15〜約25インチ水銀で真空蒸留する。
真空蒸留はα/βF−APの脱ホルミル化に使用するHCIの添加前に行なう。
酢酸、エステルおよび/又はアルコールは回収し、次のカップリング反応に使用 するために再循環する。
次にN−ホルミル−し−アスパルチル−し−フェニルアラニンのαおよびβ異性 体を脱ホルミル化する。塩酸、および任意にはメタノールは異性体混合物に添加 してα/βF−APを脱ホルミル化し、α/β−APを形成させる。過剰のメタ ノールも反応混合物に存在する任意の残留酢酸および蟻酸と反応して酢酸メチル および蟻酸メチルを形成し、これらは酢酸又は蟻酸よりはるかに低い沸点を有し 、従って一層低い温度で蒸留して系から除去できる。
次にα/β−APおよびこれらの各種メチルエステルの形成混合物はα−APM  (HC1)の高収量を得る十分量にHCI、メタノールおよび水の濃度を調整 してエステル化する。メタノール濃度は約1〜約IO重量%、好ましくは約3〜 約5重量%であるべきである。HCI濃度は約9〜約18重量%、好ましくは約 12.5〜約14.5重量%であるべきである。水濃度は約32〜約50重量% 、好ましくは約37〜約42重量%であるべきである。従って、水、HCIおよ びメタノール濃度の調整後、反応混合物は約35°C以下の温度、好ましくは環 境温度(20〜30℃)で温和に攪拌する。エステル化は約4〜約lO日、通例 約6日で完了する。
α−L−アスパルチル−し一フェニルアラニンメチルエステルの形成塩酸塩(α −APM (HC1)) 、α−APM−HCI・2H20はβ−APM (H CI)より水溶液中の溶解度が低いのてβ−異性体から容易に分離される。Ar 1yoshiの米国特許第3.798,207号明細書参照。α異性体は溶液か ら沈澱し、濾過、遠心分離、デカンテーション又は多数の他の通例方法のうちの 1つにより分離する。
次にα−APM (HC1)は塩基により中和してAPMを形成し、これは次に 当業者に眉知の結晶化技術により回収する。
八個は本発明を特に実証するために供する。これらの例は例示のためにのみ示し 、発明の精神及び範囲を限定するものとして解すべきではない。物質および方法 は当業者に対し本開示から明らかであろう。
例1 酸化マグネシウム(0,121g、0.003モル)は窒素下で19.3g ( 0,4モル)の95%蟻酸に溶解した。次に無水酢酸(69,3g、0.655 モル)を溶液に添加し、10〜15分攪拌した。混合物の温度は40°Cに上昇 した。L−アスパラギン酸(39,93g、0.30モル)を混合物に添加し、 形成スラリーは約50°Cで6時間攪拌した。N〜ホルミル−し−アスパラギン 酸無水物はこの点で形成し、高速液体クロマトグラフィ(HPLC)により分っ た。次に混合物は濾過し、30gの酢酸で洗滌してN−ホルミル−L−アスパラ ギン酸無水物を単離した。L−アスパラギン酸からN−ホルミル−し−アスパラ ギン酸無水物の収量は80%であった。N−ホルミル−し−アスパラギン酸無水 物はいくらか酢酸を含み、これはカップリング工程の溶媒として使用するために 残す。
酢酸メチル46.35g、49.8mlおよび酢酸(159,8g、152.1 m1)をN−ホルミル−し−アスパラギン酸無水物(41,1g、4.36gの 酢酸を含む)に添加した。L−フェニルアラニン(39,65g、0.24モル )をヒ記混合物に添加し、約25°Cて約5時間攪拌した。HPLC分析により 約78%のα異性体および約22%のβ異性体を有するN−ホルミル−し−アス パルチル−し−フェニルアラニンであることか分った。混合物は20“の水銀真 空下で60〜73°Cで蒸留して120m1の溶媒を除去した。メタノール(5 8,5m1)および35%HCI (26,7m1)をN−ホルミル−L−アス パルチル−し−フェニルアラニンに添加し、混合物は60℃に加熱し、30分攪 拌した。混合物は常圧で約70〜75℃の温度で蒸留して蟻酸メチルおよび酢酸 メチルを除去した。さらに108n+1のメタノールを添加しながら蒸留を続け た。温度が85°Cに達するまで蒸留を続け、次に温度が30°Cに低下するま で真空を適用した。塩酸(32,4m1)、水(21,7m1)およびメタノー ル(9ml)を添加し、混合物は室温(22〜27°C)で6日攪拌し、その間 α−L−アスパルチル−し−フェニルアラニンメチルエステルの塩酸塩が形成し 、沈澱した。飽和ブライン(50ml)を使用して生成物を洗滌した。生成物、 α−L−アスパルチル−し一フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩2水物白色 結晶58.8gを得、72重量%のα−L−アスパルチル−し一フェニルアラニ ンを含み、L−フェニルアラニン出発量基準で60%収量であった。
例2 N−ホルミル−し−アスパラギン酸無水物を濾過し、酢酸で洗滌して単離した。
異るアルキルエステルおよびヒンダードアルコールを各秤量で溶媒として使用し てα/β異性体比に対し酢酸メチル以外のエステルおよびアルコールの効果を測 定した。異るエステルおよびアルコールは使用量および各溶媒の使用により得た α/β異性体比と共に表1に表示する。
N−ホルミル−L−アスパラギン酸無水物(28,6g、0.20モル)は窒素 雰囲気下で100m1の酢酸および0.90モルの特別の共溶媒によりスラリー 化した。
L−フェニルアラニン(33,04g、0.20モル)を各反応混合物に添加し 、次に20m1の追加の酢酸で洗滌した。各混合物は室温(22〜27°C)で 約5時間攪拌した。カップリング反応が完結に向うにつれ、スラリーは一層濃厚 で、一層高ぼるようになった。次に各スラリーを約50°Cで1時間加熱し、メ タノールおよび水のlO:1混合物をすべての固体が溶解するまで添加した。
各混合物を秤量し、1gの試料を取り出し、HPLCで分析した。各溶媒の使用 により得たα/β比は表1に表示する。
表 I 酢酸メチル 71.5ml 79:21酢酸エチル 88.Oml 80:20 酢酸イソプロピル 105.5ml 81:19酢酸n−ブチル 118.5m l 81:19蟻酸メチル 55.5ml 76:24蟻酸イソプロピル 71 .Oml 78:22イソプロピルアルコール 69.01111 77:23 第2ブチルアルコール 82.5m1 78:22第3ブチルアルコール 85 .Oml 79:21酢酸のみ 51.5ml 76:24 例3 N−ホルミル−し−アスパラギン酸無水物は例1に示す手順に従って製造し、初 めの反応混合物から濾過し、酢酸で洗滌して単離した。13.3g(0,1モル )のN−ホルミル−し−アスパラギン酸無水物は34.41g(0,405モル )の酢酸メチルと混合し、次いで14.57g (0,09モル)のL−フェニ ルアラニンを混合物に添加した。約3時間攪拌後、スラリーは一夜室温(20〜 25°C)に放置した。形成混合物はメタノールおよび水の9:l混合液に溶解 した。N−ホルミル−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンのα/β異性体 比はHPLCにより80:20であることが分った。
国際v4葺報告

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.次の工程: (a)蟻酸および無水酢酸の反応混合物中でL−アスパラギン酸をホルミル化し てN−ホルミル−L−アスパラギン酸無水物を得、 (b)N−ホルミル−L−アスパラギン酸無水物を単離し、 (c)N−ホルミル−L−アスパラギン酸無水物とL−フェニルアラニンをα, β−N−ホルミル−L−アスパルチル−L−フェニルアラニン異性体を得る有効 温度でカップリングし、 (d)有効量の塩酸を添加して異性体を脱ホルミル化し、 (e)反応混合物から残留酢酸および蟻酸を除去し、(f)有効量のメタノール 、水および塩酸を反応混合物に添加して脱ホルミル化異性体をエステル化してα −およびβ−APM塩酸塩を得、α−APM−塩酸塩はそこに沈澱し、および (g)α−APM塩酸塩を単離する工程を含むことを特徴とする、α−APM塩 酸塩の製造方法。
  2. 2.工程(c)は反応混合物が撹拌しうるように反応混合物の粘度を減少させる のに十分量の添加酢酸量の存在で行なう、請求項1記載の方法。
  3. 3.カップリング工程は適量のアルキルエステル、ヒンダードアルコール又はそ の混合物の存在で行なう、請求項2記載の方法。
  4. 4.カップリング工程(c)は脱ホルミル化工程(d)前に反応混合物に存在す る酢酸、ヒンダードアルコールおよびエステルを真空蒸留することをさらに含み 、脱ホルミル化工程(d)は反応混合物に存在するいくらかの蟻酸および酢酸を エステル化するのに有効量のメタノールを添加することをさらに含み、および工 程(e)は形成する酢酸メチルおよび蟻酸メチルの除去を含む、請求項1、2又 は3に記載の方法。
  5. 5.除去工程(e)は常圧蒸留により行なう、請求項4記載の方法。
  6. 6.除去工程(e)は真空蒸留により行なう、請求項4記載の方法。
  7. 7.単離したα−APM塩酸塩を塩基により中和してAPMを形成する、請求項 4記載の方法。
  8. 8.存在する酢酸の総モル量はL−フェニルアラニンのモル量の少なくとも6倍 である、請求項4記載の方法。
  9. 9.存在する酢酸の総モル量はL−フェニルアラニンのモル量の約11倍である 、請求項8記載の方法。
  10. 10.アルキルエステルはL−フェニルアラニンのモル量の少なくとも1.2倍 のモル量で工程(c)で添加する、請求項4記載の方法。
  11. 11.アルキルエステルは酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸n −ブチル、蟻酸イソプロピル又はその混合物である、請求項10記載の方法。
  12. 12.ヒンダードアルコールはL−フェニルアラニンのモル量の少なくとも1. 2倍のモル量で工程(c)に添加する、請求項4記載の方法。
  13. 13.ヒンダードアルコールはイソプロピルアルコール、第2ブチルアルコール 、第3ブチルアルコール又はその混合物である、請求項12記載の方法。
  14. 14.アルキルエステルおよびヒンダードアルコールの混合物はL−フェニルア ラニンのモル量の少なくとも1.2倍のモル量で工程(c)に添加する、請求項 4記載の方法。
  15. 15.カップリング工程(c)は撹拌せずに行なう、請求項4記載の方法。
  16. 16.カップリング工程(c)は撹拌しうる最終反応混合物を形成するのに十分 な撹拌条件下で行なう、請求項4記載の方法。
  17. 17.撹拌は機械撹拌機により達成する、請求項16記載の方法。
  18. 18.機械撹拌機は約40回転/分(rpm)未満で回転する、請求項17記載 の方法。
  19. 19.機械撹拌機は反応を通して周期的に運転する、請求項17記載の方法。
  20. 20.撹拌条件は: (a)L−フェニルアラニンの添加後最初の約1/2時間烈しく撹拌し、および (b)その後ゆっくり又は間欠的に撹拌する、請求項16記載の方法。
  21. 21.撹拌は機械撹拌機により達成し、および(a)烈しい撹拌は約60rpm の撹拌機速度で行ない、 (b)ゆっくりした撹拌は約20rpmの撹拌機速度で行ない、および (c)間欠撹拌は15分毎に少なくとも1回少なくとも1分撹拌機を運転して達 成する、 請求項20記載の方法。
  22. 22.α−APM塩酸塩の製造に使用する副生物からN−ホルミル−L−アスパ ルチックアンヒドリドを実質的に単離する製造方法において、無水酢酸およびあ る量の蟻酸を含む反応混合物中でL−アスパラギン酸をホルミル化してN−ホル ミル−L−アスパルチックアンヒドリドを得、溶媒を全く添加せずにN−ホルミ ル−L−アスパルチックアンヒドリドを単離する工程を特徴とする、上記N−ホ ルミル−L−アスパラギン酸無水物の製造方法。
  23. 23.蟻酸量はL−アスパラギン酸1モルにつき1.35モル当量を超えない、 請求項22記載の方法。
  24. 24.(a)蟻酸および無水酢酸の最初の反応混合物中でL−アスパラギン酸を ホルミル化してN−ホルミル−L−アスパラギン酸無水物を得、 (b)N−ホルミル−L−アスパラギン酸無水物を単離し、 (c)N−ホルミル−L−アスパラギン酸無水物とL−フェニルアラニンを(i )酢酸および(ii)適当量のアルキルエステル、ヒンダードアルコール又はそ の混合物の存在で約5〜約40℃の温度でカップリングしてα,β−N−ホルミ ル−L−アスパルチル−L−フェニルアラニン異性体を得、 (d)酢酸および酢酸メチルを反応混合物から真空蒸留し、 (e)有効量のHClおよびメタノールを添加して異性体を脱ホルミル化し、 (f)蟻酸および酢酸を反応混合物から真空蒸留し、(g)有効量のメタノール およびHClを反応混合物に添加して脱ホルミル化異性体をエステル化し、α, β−APM塩酸塩を得、α−APM−塩酸塩はそこに沈澱し、および (h)α−APM−塩酸塩を単離する、ことを特徴とする、α−APM塩酸塩の 製造方法。
  25. 25.(i)酢酸対L−フェニルアラニンのモル比は少なくとも約11:1であ り、(ii)メタノールは真空蒸留工程(f)中酢酸および蟻酸を除去するため 相当するメチルエステルを形成するのに有利な有効量で反応に添加する、請求項 24記載の方法。
  26. 26.ヒンダードアルコール、アルキルエステル又はその混合物対L−フェニル アラニンのモル比は少なくとも約1.2:1である、請求項25記載の方法。
  27. 27.アルキルエステルは酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸n −ブチル、蟻酸イソプロピル又はその混合物である、請求項26記載の方法。
  28. 28.ヒンダードアルコールはイソプロピルアルコール、第2ブチルアルコール 、第3ブチルアルコール又はその混合物である、請求項26記載の方法。
  29. 29.カップリング工程(c)は撹拌しうる最終反応混合物の形成に十分な撹拌 条件下で行なう、請求項25記載の方法。
  30. 30.撹拌は約30rpm未満の速度で機械撹拌機により達成する、請求項28 記載の方法。
JP2511850A 1988-07-14 1990-07-11 単離したN―ホルミル―L―アスパラギン酸無水物を使用するα―L―アスパルチル―L―フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩の製造方法 Expired - Lifetime JP2609368B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/219,613 US4946988A (en) 1988-07-14 1988-07-14 Process for the preparation of α-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester hydrochloride by use of isolated N-formyl L-aspartic anhydride
PCT/US1990/003899 WO1992000950A1 (en) 1988-07-14 1990-07-11 A process for the preparation of alpha-l-aspartyl-l-phenylalanine methyl ester hydrochloride by use of isolated n-formyl l-aspartic anhydride
CA002021180A CA2021180C (en) 1988-07-14 1990-07-13 Process for the preparation of .alpha.-l-aspartyl-l-phenylalanine methyl ester hydrochloride by use of isolated n-formyl-aspartic anhydride
DD343152A DD300232A5 (de) 1988-07-14 1990-07-30 Verfahren zur Herstellung von Alpha-L-Aspartylphenylananin-Methylester-Hydrochlorid durch Verwendung isolierter N-Formyl-L-Asparagin-Anhydride
CS903874A CZ283231B6 (cs) 1988-07-14 1990-08-06 Způsob přípravy hydrochloridu methylesteru alfa-L-asparagyl-L fenylalaninu
HU904906A HU210688B (en) 1988-07-14 1990-08-06 Process for the preparation of alpha-l-aspartyl-l-phenylalanine-methyl-ester hydrochloride by use of isolated n-formyl-l-aspartic anhydride
RO145705A RO108865B1 (ro) 1988-07-14 1990-08-06 Procedeu pentru prepararea clorhidratului esterului metilic al alfa-l-aspartil-l-fenilalaninei

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05500364A true JPH05500364A (ja) 1993-01-28
JP2609368B2 JP2609368B2 (ja) 1997-05-14

Family

ID=27543426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2511850A Expired - Lifetime JP2609368B2 (ja) 1988-07-14 1990-07-11 単離したN―ホルミル―L―アスパラギン酸無水物を使用するα―L―アスパルチル―L―フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩の製造方法

Country Status (18)

Country Link
US (1) US4946988A (ja)
EP (1) EP0466963B1 (ja)
JP (1) JP2609368B2 (ja)
KR (1) KR0185409B1 (ja)
CN (1) CN1035183C (ja)
AT (1) ATE130010T1 (ja)
AU (1) AU648747B2 (ja)
BR (1) BR9007648A (ja)
CA (1) CA2021180C (ja)
CZ (1) CZ283231B6 (ja)
DD (1) DD300232A5 (ja)
DK (1) DK0466963T3 (ja)
ES (1) ES2079402T3 (ja)
GR (1) GR3018046T3 (ja)
HU (1) HU210688B (ja)
RO (1) RO108865B1 (ja)
WO (1) WO1992000950A1 (ja)
ZA (1) ZA905687B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992000953A1 (en) * 1988-02-12 1992-01-23 The Nutrasweet Company A one-pot process for the preparation of alpha-l-aspartyl-l-phenylalanine methyl ester hydrochloride
US5053532A (en) * 1988-02-12 1991-10-01 The Nutra Sweet Company One-pot process for the preparation of α-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester hydrochloride
US4946988A (en) * 1988-07-14 1990-08-07 The Nutrasweet Company Process for the preparation of α-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester hydrochloride by use of isolated N-formyl L-aspartic anhydride
RO111571B1 (ro) * 1990-03-12 1996-11-29 Nutrasweet Company Deerefield Procedeu pentru cresterea raportului alfa / beta in reactia de cuplare aspartamica
DE60115106T2 (de) * 2000-05-18 2006-07-13 The Nutrasweet Co., Chicago Herstellung von N-[N-(3,3-Dimethylbutyl)-l-Alpha-Aspartyl]-l-Phenylalanin-1-Methylester durch Verwendung vom l-Alpha-Aspartyl-l-Phenylalanin-1-Methylester als Vorläufer
US9101160B2 (en) 2005-11-23 2015-08-11 The Coca-Cola Company Condiments with high-potency sweetener
US8017168B2 (en) 2006-11-02 2011-09-13 The Coca-Cola Company High-potency sweetener composition with rubisco protein, rubiscolin, rubiscolin derivatives, ace inhibitory peptides, and combinations thereof, and compositions sweetened therewith
CN103130870B (zh) * 2011-11-30 2015-03-18 江苏维多股份有限公司 α-L-天冬氨酸-L-苯丙氨酸甲酯盐酸盐的制备方法
CN102584938B (zh) * 2012-03-02 2014-02-19 孟州市华兴生物化工有限责任公司 一种阿斯巴甜的结晶方法
CN104628819B (zh) * 2014-10-23 2019-05-21 常茂生物化学工程股份有限公司 一种偶合反应生成阿斯巴甜的工艺

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4941425A (ja) * 1972-07-20 1974-04-18
JPS5071642A (ja) * 1973-11-05 1975-06-13

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5113737A (en) * 1974-07-23 1976-02-03 Ajinomoto Kk Arufua ll asuparuchiru ll fueniruaraninteikyuarukiruesuteruno seizoho
FR2295015A1 (fr) * 1974-12-18 1976-07-16 Ajinomoto Kk Procede de preparation d'esters alkyliques inferieurs d'a-l-aspartyl l-phenylalanine
JPH07636B2 (ja) * 1984-12-17 1995-01-11 三井東圧化学株式会社 N−ホルミル−α−アスパルチルフエニルアラニンの製造法
JPH0680075B2 (ja) * 1985-12-24 1994-10-12 味の素株式会社 N―ホルミル―α―L―アスパルチル―L―フェニルアラニンメチルエステルの製造法
US4946988A (en) * 1988-07-14 1990-08-07 The Nutrasweet Company Process for the preparation of α-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester hydrochloride by use of isolated N-formyl L-aspartic anhydride

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4941425A (ja) * 1972-07-20 1974-04-18
JPS5071642A (ja) * 1973-11-05 1975-06-13

Also Published As

Publication number Publication date
CN1035183C (zh) 1997-06-18
CA2021180A1 (en) 1992-01-14
JP2609368B2 (ja) 1997-05-14
CS387490A3 (en) 1992-02-19
ZA905687B (en) 1991-07-31
EP0466963B1 (en) 1995-11-08
ATE130010T1 (de) 1995-11-15
GR3018046T3 (en) 1996-02-29
CA2021180C (en) 1998-06-23
CN1058783A (zh) 1992-02-19
HUT59658A (en) 1992-06-29
AU6182090A (en) 1992-02-04
KR0185409B1 (ko) 1999-06-01
HU904906D0 (en) 1991-01-28
CZ283231B6 (cs) 1998-02-18
DD300232A5 (de) 1992-05-27
WO1992000950A1 (en) 1992-01-23
AU648747B2 (en) 1994-05-05
US4946988A (en) 1990-08-07
HU210688B (en) 1995-06-28
ES2079402T3 (es) 1996-01-16
DK0466963T3 (da) 1996-02-05
RO108865B1 (ro) 1994-09-30
KR920702341A (ko) 1992-09-03
BR9007648A (pt) 1992-09-15
EP0466963A1 (en) 1992-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DK149126B (da) Fremgangsmaade til fremstilling af c1-4-alkylestere af l-aspartyl-l-aminosyrer
JPH05500364A (ja) 単離したN―ホルミル―L―アスパラギン酸無水物を使用するα―L―アスパルチル―L―フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩の製造方法
JPH0564159B2 (ja)
KR920002337B1 (ko) α-L-아스파르틸-L-페닐알라닌 메틸 에스테르 및 이의 염산염의 제조방법
KR910002387B1 (ko) 아스파르탐의 제조방법
US5053532A (en) One-pot process for the preparation of α-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester hydrochloride
EP0468063B1 (en) A one-pot process for the preparation of alpha-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester hydrochloride
JP2662287B2 (ja) α―L―アスパルチル―L―フェニルアラニンメチルエステルの分離方法
KR950004044B1 (ko) 알파-L-아스파틸-L-페닐알라닌 메틸에스테르 염화수소의 원-포트(one-pot) 제조방법
JP3178092B2 (ja) α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩の製造方法
JP2508803B2 (ja) α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニン誘導体の製造法
JP2910228B2 (ja) α―L―アスパルチル―L―フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩の製法
JP2541622B2 (ja) N―ホルミルアスパルチルフェニルアラニンメチルエステルからアスパルチルフェニルアラニンメチルエステルを製造する方法及びアスパルチルフェニルアラニンメチルエステルの蓚酸塩
CA2021179C (en) One-pot process for the preparation of .alpha.-l-aspartyl-l-phenylalaninemethyl ester hydrochloride
JPH0730049B2 (ja) ジケトピペラジン誘導体の製造方法
KR920003333B1 (ko) α-L-아스파르틸-L-페닐알라닌 β-저급 알킬 에스테르의 제조방법
JP2976609B2 (ja) α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル又はその塩酸塩の製造法
CZ283058B6 (cs) Jednonádobový způsob přípravy hydrochloridu methylesteru alfa-L asparagyl-L-fenylalaninu
PL165293B1 (pl) SposoD wytwarzania chlorowodorku estru metylowego a-L-aspartylo-L-fenyloalaniny
JPH07116225B2 (ja) α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルのハロゲン化水素酸塩の製造方法
JPS61197592A (ja) α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法
JPH07116226B2 (ja) α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルまたはそのハロゲン化水素酸塩の製法
PL166014B1 (pl) Sposób wytwarzania chlorowodorku estru metylowego -L-aspartylo-L-fenyloalaniny
JPH0232096A (ja) N−ベンジルオキシカルボニル―αーL―アスパルチル―L―フェニルアラニンメチルエステルの製造方法