JPH0546766B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0546766B2 JPH0546766B2 JP61128158A JP12815886A JPH0546766B2 JP H0546766 B2 JPH0546766 B2 JP H0546766B2 JP 61128158 A JP61128158 A JP 61128158A JP 12815886 A JP12815886 A JP 12815886A JP H0546766 B2 JPH0546766 B2 JP H0546766B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminate sheet
- wire harness
- vinyl chloride
- wires
- mounting unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は多数の電線を偏平状に集束したフラツ
トワイヤハーネスを自動車内に固定するための取
付装置に関する。
トワイヤハーネスを自動車内に固定するための取
付装置に関する。
従来の技術
第12図及び第13図に示される如くに、並列
した複数の電線aを接着手段等により偏平状に集
束したフラツトワイヤハーネスW′の一側面に対
し、板状体bにクリツプcを突設した取付ユニツ
トXをテープ巻きdにより取り付けている。
した複数の電線aを接着手段等により偏平状に集
束したフラツトワイヤハーネスW′の一側面に対
し、板状体bにクリツプcを突設した取付ユニツ
トXをテープ巻きdにより取り付けている。
発明が解決しようとする問題点
上記従来技術では、テープ巻きの製造工程が面
倒であり、テープの経年劣化により取付ユニツト
の固定力が弱くなり、自動車の振動によりワイヤ
ハーネスが移動する等、充分な取付作用を果さな
くなる欠点がある。
倒であり、テープの経年劣化により取付ユニツト
の固定力が弱くなり、自動車の振動によりワイヤ
ハーネスが移動する等、充分な取付作用を果さな
くなる欠点がある。
本発明は上記した点に着目して為されたもので
あり、フラツトワイヤハーネスに対して取付ユニ
ツトを容易且つ強固に固定して車体に対するフラ
ツトワイヤハーネスの位置決めの耐久性を確保し
得るようにしたフラツトワイヤハーネスの取付装
置を提供せんとするものである。
あり、フラツトワイヤハーネスに対して取付ユニ
ツトを容易且つ強固に固定して車体に対するフラ
ツトワイヤハーネスの位置決めの耐久性を確保し
得るようにしたフラツトワイヤハーネスの取付装
置を提供せんとするものである。
問題点を解決するための手段
上記の目的を達成するため、本発明においては
複数の電線を偏平状に集束したものの一側面に対
し、該電線の絶縁被覆と同一材料の合成樹脂層を
有するラミネートシートを用いて、該ラミネート
シートと該電線間に取付ユニツトの取付基部を介
在させつつ電線の絶縁被覆とラミネートシートの
合成樹脂材の融合により、該取付ユニツトを該電
線上に固定して成る構成を採用した。
複数の電線を偏平状に集束したものの一側面に対
し、該電線の絶縁被覆と同一材料の合成樹脂層を
有するラミネートシートを用いて、該ラミネート
シートと該電線間に取付ユニツトの取付基部を介
在させつつ電線の絶縁被覆とラミネートシートの
合成樹脂材の融合により、該取付ユニツトを該電
線上に固定して成る構成を採用した。
実施例
第1図及び第2図において、フラツトワイヤハ
ーネスWは、並列された複数の電線1が合成樹脂
層2により偏平状に集束されている。電線1にお
いて、導体1aの周囲における絶縁被覆1bはそ
れぞれ塩化ビニルで形成され、また合成樹脂層2
も塩化ビニルを材料としていて、両者は一体に融
着されている。
ーネスWは、並列された複数の電線1が合成樹脂
層2により偏平状に集束されている。電線1にお
いて、導体1aの周囲における絶縁被覆1bはそ
れぞれ塩化ビニルで形成され、また合成樹脂層2
も塩化ビニルを材料としていて、両者は一体に融
着されている。
取付ユニツトAは板状取付基部3にクリツプ4
が突設されているもので、ポリアセタール、6ナ
イロン等の比較的に強度の大きな合成樹脂材によ
り一体的に形成されている。
が突設されているもので、ポリアセタール、6ナ
イロン等の比較的に強度の大きな合成樹脂材によ
り一体的に形成されている。
そして、取付ユニツトAは、板状取付基部3上
に重合したラミネートシートBがワイヤハーネス
Wの表面における塩化ビニル材と一体に融合して
固定される。
に重合したラミネートシートBがワイヤハーネス
Wの表面における塩化ビニル材と一体に融合して
固定される。
即ち、ラミネートシートBは塩化ビニル層P上
に比較的に強度のあるポリエステル6ナイロン等
の合成樹脂層Qが合されていて中心部に取付ユニ
ツトAのクリツプ4を貫通突出させるための孔5
が形成されており、加熱により塩化ビニル層Pが
フラツトワイヤハーネスWの塩化ビニル層2と一
体に融合することにより取付ユニツトAを固定す
る(第3図)。
に比較的に強度のあるポリエステル6ナイロン等
の合成樹脂層Qが合されていて中心部に取付ユニ
ツトAのクリツプ4を貫通突出させるための孔5
が形成されており、加熱により塩化ビニル層Pが
フラツトワイヤハーネスWの塩化ビニル層2と一
体に融合することにより取付ユニツトAを固定す
る(第3図)。
第4図の実施例ではラミネートシートBの天地
が逆になつて塩化ビニル層Pが表側になつてお
り、フラツトワイヤハーネスW上に取付ユニツト
AとラミネートシートBの重合体を載置した状態
で、該ラミネートシートBの上面から周囲にかけ
て塩化ビニル層2′を設けることにより塩化ビニ
ル層PをワイヤハーネスWの塩化ビニル材に融合
させる。
が逆になつて塩化ビニル層Pが表側になつてお
り、フラツトワイヤハーネスW上に取付ユニツト
AとラミネートシートBの重合体を載置した状態
で、該ラミネートシートBの上面から周囲にかけ
て塩化ビニル層2′を設けることにより塩化ビニ
ル層PをワイヤハーネスWの塩化ビニル材に融合
させる。
第6図乃至第8図の実施例では、取付ユニツト
Aの板状取付基部3は、塩化ビニルシートCと前
記ラミネートシートB間において双方の塩化ビニ
ル材の融着により予め封入されており、この結合
材をワイヤハーネスW上に載置してシートCとフ
ラツトワイヤハーネスWの表面における塩化ビニ
ル材を融合させることにより固定する。
Aの板状取付基部3は、塩化ビニルシートCと前
記ラミネートシートB間において双方の塩化ビニ
ル材の融着により予め封入されており、この結合
材をワイヤハーネスW上に載置してシートCとフ
ラツトワイヤハーネスWの表面における塩化ビニ
ル材を融合させることにより固定する。
第9図及び第10図の実施例では、第1図及び
第2図の実施例における板状取付基部3に貫通孔
3aを設け、該貫通孔3a内に位置する塩化ビニ
ル層2とラミネートシートBの塩化ビニル材Pを
融合させることにより取付強度を大きくしてい
る。
第2図の実施例における板状取付基部3に貫通孔
3aを設け、該貫通孔3a内に位置する塩化ビニ
ル層2とラミネートシートBの塩化ビニル材Pを
融合させることにより取付強度を大きくしてい
る。
発明の効果
本発明は上記した如くに、複数の電線を偏平状
に集束したものの一側面に対し、該電線の絶縁被
覆と同一材料の合成樹脂層を有するラミネートシ
ートを用いて、該ラミネートシートと該電線間に
取付ユニツトの取付基部を介在させつつ電線の絶
縁被覆とラミネートシートの合成樹脂材の融合に
より、該取付ユニツトを該電線上に固定して成る
ものであるから、取付ユニツトをフラツトワイヤ
ハーネス上において容易且つ強固に取り付けるこ
とができ、振動の激しい自動車内においてフラツ
トワイヤハーネスを長年にわたつた確実に固定す
ることができる特徴を有する。
に集束したものの一側面に対し、該電線の絶縁被
覆と同一材料の合成樹脂層を有するラミネートシ
ートを用いて、該ラミネートシートと該電線間に
取付ユニツトの取付基部を介在させつつ電線の絶
縁被覆とラミネートシートの合成樹脂材の融合に
より、該取付ユニツトを該電線上に固定して成る
ものであるから、取付ユニツトをフラツトワイヤ
ハーネス上において容易且つ強固に取り付けるこ
とができ、振動の激しい自動車内においてフラツ
トワイヤハーネスを長年にわたつた確実に固定す
ることができる特徴を有する。
第1図は本発明の一実施例についての斜視図、
第2図は同上の断面図、第3図は同上の要部の拡
大断面図、第4図は本発明の他の実施例について
の断面図、第5図は同上の要部の拡大断面図、第
6図は更に他の実施例について斜視図、第7図は
同上の断面図、第8図は同上の要部の拡大断面
図、第9図はまた更に他の実施例についての斜視
図、第10図は同上の断面図、第11図はラミネ
ートシートの斜視図、第12図は従来例について
の斜視図、第13図は同上の断面図である。 W……フラツトワイヤハーネス、A……取付ユ
ニツト、B……ラミネートシート。
第2図は同上の断面図、第3図は同上の要部の拡
大断面図、第4図は本発明の他の実施例について
の断面図、第5図は同上の要部の拡大断面図、第
6図は更に他の実施例について斜視図、第7図は
同上の断面図、第8図は同上の要部の拡大断面
図、第9図はまた更に他の実施例についての斜視
図、第10図は同上の断面図、第11図はラミネ
ートシートの斜視図、第12図は従来例について
の斜視図、第13図は同上の断面図である。 W……フラツトワイヤハーネス、A……取付ユ
ニツト、B……ラミネートシート。
Claims (1)
- 1 複数の電線を偏平状に集束したものの一側面
に対し、該電線の絶縁被覆と同一材料の合成樹脂
層を有するラミネートシートを用いて、該ラミネ
ートシートと該電線間に取付ユニツトの取付基部
を介在させつつ電線の絶縁被覆とラミネートシー
トの合成樹脂材の融合により、該取付ユニツトを
該電線上に固定して成ることを特徴とするフラツ
トワイヤハーネスの取付装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61128158A JPS62290305A (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | フラツトワイヤハ−ネスの取付装置 |
US07/055,934 US4918261A (en) | 1986-06-04 | 1987-06-01 | Flat wire harness attaching unit |
FR878707759A FR2599792B1 (fr) | 1986-06-04 | 1987-06-03 | Element de fixation d'un faisceau plat de fils conducteurs |
DE19873718618 DE3718618A1 (de) | 1986-06-04 | 1987-06-03 | Befestigungseinheit zum installieren eines flachen kabelbaums |
US07/474,612 US5160812A (en) | 1986-06-04 | 1990-02-23 | Flat wire harness attaching unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61128158A JPS62290305A (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | フラツトワイヤハ−ネスの取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62290305A JPS62290305A (ja) | 1987-12-17 |
JPH0546766B2 true JPH0546766B2 (ja) | 1993-07-14 |
Family
ID=14977820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61128158A Granted JPS62290305A (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | フラツトワイヤハ−ネスの取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62290305A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0410718Y2 (ja) * | 1986-12-05 | 1992-03-17 | ||
JP2726879B2 (ja) * | 1988-06-02 | 1998-03-11 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤーハーネスユニット |
-
1986
- 1986-06-04 JP JP61128158A patent/JPS62290305A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62290305A (ja) | 1987-12-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |