JPS62290304A - フラツトワイヤハ−ネスの取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は多数の電線を偏平状に集束したフラ・ノドワイ
ヤハーネスを自動車内に固定するための取付装置に関す
る。

従来の技術 第７図及び第８図に示される如くに、並列した複数の電
線ａを接着手段等により偏平状に集束したフラットワイ
ヤハーネスＷ′の一側面Ｇこ対し、板状体すにクリップ
Ｃを突設した取付ユニｙ　）　Ｘをテープ巻きｄにより
取り付けている。

、明が解決しようとする間　点 上記従来技術では、テープ巻きの製造工程が面倒であり
、テープの経年劣化により取付ユニットの固定力が弱く
なり、自動車の振動によりワイヤハーネスが移動する等
、充分な取付作用を果さなくなる欠点がある。

本発明は上記した点に着目して為されたものであり、フ
ラットワイヤハーネスに対して取付ユニットを容易且つ
強固に固定して車体に対するフラットワイヤハーネスの
位置決めの耐久性を確保し得るようにしたフラットワイ
ヤハーネスの取付装置を提供せんとするものである。

問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本発明においては複数の電
線を偏平状に集束したものの一側面に対し、該電線の絶
縁被覆と同材料の合成樹脂材でもって少なくとも取付基
部を形成した取付ユニットを、該合成樹脂材の融合によ
り固定して成る構成を採用した。

凛Ｊ１舛 第１図及び第２図において、フラットワイヤハーネスＷ
は、並列された複数の電線１が合成樹脂層２により偏平
状に集束されている。電線１において、導体１ａの周囲
における絶縁被覆１ｂはそれぞれ塩化ビニルで形成され
、また合成樹脂層２も塩化ビニルを材料としていて、両
者は一体に融着されている。

取付ユニッ）Ａは、板状取付基部３にクリップ４が突設
されているもので、塩化ビニルを材料として一体的に形
成されている。

そして、取付ユニットＡは塩化ビニル材の板状取付基部
３が加熱処理されることによりワイヤハーネスＷの表面
における塩化ビニル材と一体に融合して固定されている
。

第３図及び第４図の実施例においては、取付ユニソｌ−
Ｂは塩化ビニル製取付基部５とナイロン製クリップ部６
が別々に形成され、取付基部５の溝部５ａ内にクリップ
部６における支持板部６ａを係合させて相互に係止突起
５ｂと係止段部６ｂを係合させることにより、予めワイ
ヤハーネスＷ上に融着された取付基部５に対してクリッ
プ部６を組み合わせてワイヤハーネスＷ上に取付ユニッ
トＢを設けている。

そして、この実施例にあっては、クリップ部６を強度の
大きい材料で構成することが出来ると共に車体に対する
装備時においてクリップ部６を取付基部５に対して結合
すればよいので、高張ることなくして輸送、保管に便利
である。

第５図及び第６図の実施例においては、取付ユニットＣ
は塩化ビニル材により板状取付基部７とこれに対する弾
性挟持板部８が一体に形成されており、前記と同様に塩
化ビニル材の融合によりフラットワイヤハーネスＷの一
側面に固着されている。

溌訓Ｉυ伽栗 本発明は上記した如くに、複数の電線を偏平状に集束し
たものの一側面に対し、該電線の絶縁被覆と同材料の合
成樹脂材でもって少なくとも取付基部を形成した取付ユ
ニットを、該合成樹脂材の融合により固定して成るもの
であるから、取付ユニットをフラットワイヤハーネス上
において容易且つ強固に取り付けることができ、振動の
激しい自動車内においてフラットワイヤハーネスを長年
にわたって確実に固定することができる特長を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例についての斜視図、第２図は
同上の断面図、第３図は本発明の他の実施例についての
分解斜視図、第４図は同上の結合状態の断面図、第５図
は更に他の実施例についての斜視図、第６図は同上の断
面図、第７図は従来例についての斜視図、第８図は同上
の断面図である。 Ｗ・・・フラットワイヤハーネス、１・・・電線、１ｂ
・・・絶縁被覆　Ａ、Ｂ、Ｃ・・・取付ユニット。 特許出願人　　矢崎総業株式会社 ツ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　複数の電線を偏平状に集束したものの一側面に対し、
   該電線の絶縁被覆と同材料の合成樹脂材でもって少なく
   とも取付基部を形成した取付ユニットを、該合成樹脂材
   の融合により固定して成ることを特徴とするフラットワ
   イヤハーネスの取付装置。