JPS6224876Y2 - - Google Patents

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JPS6224876Y2
JPS6224876Y2 JP929183U JP929183U JPS6224876Y2 JP S6224876 Y2 JPS6224876 Y2 JP S6224876Y2 JP 929183 U JP929183 U JP 929183U JP 929183 U JP929183 U JP 929183U JP S6224876 Y2 JPS6224876 Y2 JP S6224876Y2
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JP
Japan
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wire harness
clamp
clamps
vehicle
holding
Prior art date
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Expired
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JP929183U
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English (en)
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JPS59115181U (ja
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Publication date
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Priority to JP929183U priority Critical patent/JPS59115181U/ja
Publication of JPS59115181U publication Critical patent/JPS59115181U/ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はワイヤハーネスの留め具装置、特にワ
イヤハーネスを車内基板に留めて車内配線を行う
ワイヤハーネスの留め具装置に関するものであ
る。
技術背景 車両には各種のランプ等電装機器が配設されて
おり、これらの電装機器はバツテリ或いはその他
の装置と多数の配線材により電気的に接続されて
いる。
通常これらランプ装置等の配線に際しては多数
の配線材を1本ごとにいちいち配線することな
く、予め共通の配線経路をたどる複数の配線材ご
とに束ねていわゆるワイヤハーネスを形成してお
き、このワイヤハーネスを車内基板に留め、その
後にこのワイヤハーネスの端末を各種装置に接続
することにより配線作業の簡略化が図られてい
る。
従来技術 従来、ワイヤハーネスの車内基板への取付は車
内基板に所定間隔離れて設けられた係止溝にワイ
ヤハーネスと一体に固定された留め具を係止する
ことにより行われている。
すなわち、第1図に示すように、ワイヤハーネ
ス10にクランプ12を前記係止溝に対応させて
取付けておき、このクランプの係止爪14を係止
溝に嵌込固定することによりワイヤハーネスの車
内基板への保持が行われている。
通常クランプ12はワイヤハーネスの配線方向
に沿つて伸長された保持部16と、この保持部1
6のほぼ中央部から突出された腕部18と、この
腕部18の基端部に設けられた係止爪14とから
成り、ワイヤハーネス10は所定間隔離れた部位
ごとにこのクランプ12の保持部16にテープ2
0によつて巻付固定されている。
従つてクランプ12にワイヤハーネス10を保
持した状態でこのクランプ12の係止爪14を車
内基板の前記係止溝に係止することによりワイヤ
ハーネス10の車内基板への固定が行われる。
しかしながら、前述の如くワイヤハーネス10
を保持部16にテープ20により保持しただけで
はワイヤハーネス10の保持が十分でなくクラン
プの間隔と係止溝のピツチ間隔との不一致に起因
して或いはワイヤハーネス10を車内基板に固定
した状態においてワイヤハーネス10の位置ずれ
或いは曲りに起因してワイヤハーネス10が弛
み、このため車両の組立作業に支障をきたすとい
う不都合があつた。
このような不都合を防止するために、最近第1
図に示すようにワイヤハーネス10と保持部16
との間に樹脂製の保持棒22を介在させて前述の
ようにこれ等をテープ20により巻付固定するこ
とが広く行われている。
しかしこの装置においても保持棒22の保持部
16への確実な固定が困難であり、これにより保
持棒22が摺動或いは傾動し他部材との干渉によ
る悪影響を発生させるという問題があつた。
このような悪影響を防止するためにクランプ1
2の保持部16と保持棒22を一体成形して保持
棒22の移動を防止することも考えられている
が、このようにするとクランプ12が大型且つ特
殊形状となるためこの梱包が面倒となり、また輸
送効率が低いという欠点があつた。
考案の目的 本考案は前述した従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的はワイヤハーネスが弛むこと
なく所定ピツチ間隔で確実に車内基板に保持する
ことができるワイヤハーネスの留め具装置を提供
することにある。
考案の構成 上記目的を達成するために本考案は、ワイヤハ
ーネスの配線方向に沿つて伸長されワイヤハーネ
スを保持する保持部と該保持部を支持する腕部と
腕部の基部に設けられ車内基板に取付ける係止爪
とを備えたクランプを有し、ワイヤハーネスをク
ランプにより車内基板に留めて車内配線を行うワ
イヤハーネスの留め具装置において、クランプに
はワイヤハーネスの配線方向に沿つて保持部に並
設されストツパ面を有する中空状の軸受部が設け
られており、この軸受部には位置決め棒の端部が
ストツパ面に衝合されて挿入固定され、少くとも
一対のクランプが位置決め棒によつて連結される
ことによりクランプの配置間隔が所定ピツチに設
定されることを特徴とする。
実施例 第2図には本考案のワイヤハーネスの留め具装
置の概観構成が示され、従来装置と同一部材には
同一符号を付しその説明を省略する。
本考案において特徴的なことは、ワイヤハーネ
スを保持する保持部に軸受部を設け、この軸受部
に位置決め棒を挿入して少くとも一対のクランプ
を連結してワイヤハーネスを弛みなく車内基板に
固定することができるように構成したことであ
る。
本実施例においては、第2図、第3図に示すよ
うにクランプ12の保持部16の近傍位置にはワ
イヤハーネス10の配線方向に沿つて中空状の軸
受部24が保持部16に並設されており、この軸
受部24の中空状の両端径は第4図に示すように
中央部の径よりも大径に形成されており、この小
径と大径との断部がストツパ面26に形成されて
いる。
本考案においては少くとも一対のクランプ12
が位置決め棒によつて連結される。
すなわち、位置決め棒28の端部が前記保持部
の軸受部24に挿入され、これによりこの位置決
め棒28の端面は軸受部24のストツパ面26と
係止される。
また位置決め棒28の長さはこの位置決め棒2
8の両端部にクランプ12が固定された状態でク
ランプ12の係止爪14の間隔が車内基板の係止
溝の間隔と等しくなるように設計されている。
従つて本実施例によれば、少なくとも一対のク
ランプ12が位置決め棒28に連結された状態
で、このクランプ12の保持部16にワイヤハー
ネス10をテープ20により巻付固定することに
より、ワイヤハーネス10を弛みなく正しく車内
基板に取付けることが可能となる。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、少くと
も一対のクランプが位置決め棒によつて連結され
た状態においては、クランプの係止爪と車内基板
の係止溝とのピツチ間隔が一致する結果、ワイヤ
ハーネスを弛みなく車内基板に取付けることが可
能となり、これにより車両の組立て作業の容易
化、及びハーネスの弛みによる各種の悪影響を防
止することが可能となる。
また本考案装置はクランプと位置決め棒とを一
体成形することなくこれを別個に形成する結果、
これら装置の梱包及び輸送の便宜を図ることが可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のワイヤハーネスの留め具装置に
よりワイヤハーネスを保持した状態を示す構成
図、第2図は本考案に係るワイヤハーネスの留め
具装置を示す分解斜視図、第3図は第1図の側面
図、第4図は第3図のA−A断面図、第5図は第
1図装置において、クランプと位置決め棒との連
結状態を示す断面図である。 10……ワイヤハーネス、12……クランプ、
14……係止爪、16……保持部、18……腕
部、24……軸受部、26……ストツパ面、28
……位置決め棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワイヤハーネスの配線方向に沿つて伸長されワ
    イヤハーネスを保持する保持部と該保持部を支持
    する腕部と腕部の基部に設けられ車内基板に取付
    ける係止爪とを備えたクランプを有し、ワイヤハ
    ーネスをクランプにより車内基板に留めて車内配
    線を行うワイヤハーネスの留め具装置において、
    クランプにはワイヤハーネスの配線方向に沿つて
    保持部に並設されストツパ面を有する中空状の軸
    受部が設けられており、この軸受部には位置決め
    棒の端部がストツパ面に衝合されて挿入固定さ
    れ、少くとも一対のクランプが位置決め棒によつ
    て連結されることによりクランプの配置間隔が所
    定ピツチに設定されることを特徴とするワイヤハ
    ーネスの留め具装置。
JP929183U 1983-01-26 1983-01-26 ワイヤハ−ネスの留め具装置 Granted JPS59115181U (ja)

Priority Applications (1)

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JP929183U JPS59115181U (ja) 1983-01-26 1983-01-26 ワイヤハ−ネスの留め具装置

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JP929183U JPS59115181U (ja) 1983-01-26 1983-01-26 ワイヤハ−ネスの留め具装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59115181U JPS59115181U (ja) 1984-08-03
JPS6224876Y2 true JPS6224876Y2 (ja) 1987-06-25

Family

ID=30140758

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JP929183U Granted JPS59115181U (ja) 1983-01-26 1983-01-26 ワイヤハ−ネスの留め具装置

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JP (1) JPS59115181U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006151110A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Daiwa Kasei Ind Co Ltd ワイヤハーネス用クランプ

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Publication number Publication date
JPS59115181U (ja) 1984-08-03

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