JPH026563Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH026563Y2 JPH026563Y2 JP13778286U JP13778286U JPH026563Y2 JP H026563 Y2 JPH026563 Y2 JP H026563Y2 JP 13778286 U JP13778286 U JP 13778286U JP 13778286 U JP13778286 U JP 13778286U JP H026563 Y2 JPH026563 Y2 JP H026563Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- electric wire
- fitting hole
- clamp
- cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〓産業上の利用分野〓
本考案は自動車など車両の灯具に、この灯具の
配線が輻湊しないようにするために一体に設けら
れているコードクランプに関するものであり、詳
細には、より確実なクランプを行えるものを提供
するものである。
配線が輻湊しないようにするために一体に設けら
れているコードクランプに関するものであり、詳
細には、より確実なクランプを行えるものを提供
するものである。
〓従来の技術〓
従来のコードクランプの構造には第4図に示す
ようなものがあり、例えば尾灯などの灯体1を樹
脂などで形成するときに、同体に板状片2を形成
し、この板状片2には略円状と溝状を複合した鍵
穴状の電線嵌着穴30が前記溝状の部分の一方端
を電線挿入口30aとするように設けられてい
る。
ようなものがあり、例えば尾灯などの灯体1を樹
脂などで形成するときに、同体に板状片2を形成
し、この板状片2には略円状と溝状を複合した鍵
穴状の電線嵌着穴30が前記溝状の部分の一方端
を電線挿入口30aとするように設けられてい
る。
このときに第5図に示すように前記電線挿入口
30aの溝幅30Wは嵌着する電線4の太さより
も狭く形成されているので、強制的に嵌着された
後は前記電線4が脱落すること無く、クランプの
目的を達するものとなる。
30aの溝幅30Wは嵌着する電線4の太さより
も狭く形成されているので、強制的に嵌着された
後は前記電線4が脱落すること無く、クランプの
目的を達するものとなる。
〓考案が解決しようとする問題点〓
しかしながら、上記に説明した従来のコードク
ランプの構造は、前記電線嵌着穴30の電線挿入
口30aの溝幅Wを適切なものに設定することが
大変に困難なものであり、適正な溝幅30Wより
も僅かに広いときには容易に電線4が脱落し、
又、僅かに狭いときには電線4を嵌着することが
困難となるものであり、この状態は当然に電線4
の製造上の寸法誤差によつても生ずるものである
ので、電線の製造ロツトにより脱落するものを生
じたり、或いは作業能率が低下したりすると云う
問題点を生ずるものであり、まして電線4を変更
するなどは到底不可能なものであつた。
ランプの構造は、前記電線嵌着穴30の電線挿入
口30aの溝幅Wを適切なものに設定することが
大変に困難なものであり、適正な溝幅30Wより
も僅かに広いときには容易に電線4が脱落し、
又、僅かに狭いときには電線4を嵌着することが
困難となるものであり、この状態は当然に電線4
の製造上の寸法誤差によつても生ずるものである
ので、電線の製造ロツトにより脱落するものを生
じたり、或いは作業能率が低下したりすると云う
問題点を生ずるものであり、まして電線4を変更
するなどは到底不可能なものであつた。
〓問題点を解決するための手段〓
本考案は、前記した従来のコードクランプに生
ずる問題点を解決するための具体的な手段とし
て、車両用灯具などの灯体に一体に設けられ、板
状片に略円状と溝状を複合した鍵穴状で前記溝状
の一方端が電線挿入口となる電線嵌着穴を設けて
成るコードクランプにおいて、前記コードクラン
プの近傍には、前記電線嵌着穴に電線を嵌着した
後に、該電線嵌着穴に挿入する柱状突起部が前記
灯体に一体に設けられていることを特徴とする車
両灯具用コードクランプを提供することで、前記
従来の問題点を解決するものである。
ずる問題点を解決するための具体的な手段とし
て、車両用灯具などの灯体に一体に設けられ、板
状片に略円状と溝状を複合した鍵穴状で前記溝状
の一方端が電線挿入口となる電線嵌着穴を設けて
成るコードクランプにおいて、前記コードクラン
プの近傍には、前記電線嵌着穴に電線を嵌着した
後に、該電線嵌着穴に挿入する柱状突起部が前記
灯体に一体に設けられていることを特徴とする車
両灯具用コードクランプを提供することで、前記
従来の問題点を解決するものである。
〓実施例〓
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
尚、理解を容易にするために従来例と同じ部分
には同じ符号を付けて説明し、重複する部分につ
いては一部説明を省略する。
には同じ符号を付けて説明し、重複する部分につ
いては一部説明を省略する。
第1図に符号1で示すものは従来例と同様に樹
脂などで形成された灯体であり、該灯体1には板
状片2も同様に設けられているものであるが、第
2図に示すように、前記板状片2に設けられる電
線嵌着穴3の電線挿入口3aの溝幅3Wは電線4
の太さよりも広く形成されている。又、前記板状
片2の前記電線挿入口の近傍の適宜な位置には、
前記電線挿入口3aの溝幅3Wよりも細く、且つ
形成された部材の柔軟性により前記電線嵌着穴3
に挿入可能な柱状突起部5が、前記灯体1を形成
するときに同体に設けられている。
脂などで形成された灯体であり、該灯体1には板
状片2も同様に設けられているものであるが、第
2図に示すように、前記板状片2に設けられる電
線嵌着穴3の電線挿入口3aの溝幅3Wは電線4
の太さよりも広く形成されている。又、前記板状
片2の前記電線挿入口の近傍の適宜な位置には、
前記電線挿入口3aの溝幅3Wよりも細く、且つ
形成された部材の柔軟性により前記電線嵌着穴3
に挿入可能な柱状突起部5が、前記灯体1を形成
するときに同体に設けられている。
このように構成したことで、本考案のクランプ
は先ず電線4を、この電線4よりも広い電線挿入
口3aの溝幅3Wを持つ電線嵌着穴3に挿入し、
次いで第3図に示すように前記柱状突起部5を湾
曲させて前記電線挿入口3aを介して挿入する
と、この柱状突起部5は復元しようとする弾性に
より前記電線嵌着穴3に係着されるものとなる。
以上の説明は前記柱状突起部5を溝幅3Wよりも
細いものとして行つたが、実際の実施にあたり前
記溝幅3Wよりも太く形成しても作業工程が変わ
るのみで作用効果に差を生ずるものでないことは
云うまでもない。
は先ず電線4を、この電線4よりも広い電線挿入
口3aの溝幅3Wを持つ電線嵌着穴3に挿入し、
次いで第3図に示すように前記柱状突起部5を湾
曲させて前記電線挿入口3aを介して挿入する
と、この柱状突起部5は復元しようとする弾性に
より前記電線嵌着穴3に係着されるものとなる。
以上の説明は前記柱状突起部5を溝幅3Wよりも
細いものとして行つたが、実際の実施にあたり前
記溝幅3Wよりも太く形成しても作業工程が変わ
るのみで作用効果に差を生ずるものでないことは
云うまでもない。
〓考案の効果〓
以上に説明したように、本考案により車両灯具
用コードクランプを、コードクランプの近傍に、
電線嵌着穴に電線を嵌着した後に、該電線嵌着穴
に挿入する柱状突起部を灯体に一体に設けた構成
としたことで、電線挿入口の溝幅を電線の太さよ
りも広いものとすることが可能となり、容易に案
着が行え、しかも前記柱状突起部により脱落を防
止するようにして作業の合理化と信頼性の向上に
優れた効果を奏し、更にはある程度の電線径の異
なるものは使用可能として、電線径の変更など軽
微な設計変更のために灯体の金型までも変更しな
ければならないような不都合もなくする効果も生
ずるものである。
用コードクランプを、コードクランプの近傍に、
電線嵌着穴に電線を嵌着した後に、該電線嵌着穴
に挿入する柱状突起部を灯体に一体に設けた構成
としたことで、電線挿入口の溝幅を電線の太さよ
りも広いものとすることが可能となり、容易に案
着が行え、しかも前記柱状突起部により脱落を防
止するようにして作業の合理化と信頼性の向上に
優れた効果を奏し、更にはある程度の電線径の異
なるものは使用可能として、電線径の変更など軽
微な設計変更のために灯体の金型までも変更しな
ければならないような不都合もなくする効果も生
ずるものである。
第1図は本考案に係る車両灯具用コードクラン
プの一実施例を示す斜視図、第2図は同じ実施例
の要部を拡大して示す側面図、第3図は同じくク
ランプの状態を示す説明図、第4図は従来例を示
す斜視図、第5図は従来例の要部を拡大して示す
側面図である。 1……灯体、2……板状片、3……電線嵌着
穴、3a……電線挿入口、3W……溝幅、4……
電線、5……柱状突起部。
プの一実施例を示す斜視図、第2図は同じ実施例
の要部を拡大して示す側面図、第3図は同じくク
ランプの状態を示す説明図、第4図は従来例を示
す斜視図、第5図は従来例の要部を拡大して示す
側面図である。 1……灯体、2……板状片、3……電線嵌着
穴、3a……電線挿入口、3W……溝幅、4……
電線、5……柱状突起部。
Claims (1)
- 車両用灯具などの灯体に一体に設けられ、板状
片に略円状と溝状を複合した鍵穴状で前記溝状の
一方端が電線挿入口となる電線嵌着穴を設けて成
るコードクランプにおいて、前記コードクランプ
の近傍には、前記電線嵌着穴に電線を嵌着した後
に、該電線嵌着穴に挿入する柱状突起部が前記灯
体に一体に設けられていることを特徴とする車両
灯具用コードクランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13778286U JPH026563Y2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13778286U JPH026563Y2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6343303U JPS6343303U (ja) | 1988-03-23 |
JPH026563Y2 true JPH026563Y2 (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=31042157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13778286U Expired JPH026563Y2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH026563Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5281356B2 (ja) * | 2008-10-14 | 2013-09-04 | 株式会社小糸製作所 | 前照灯ユニット |
-
1986
- 1986-09-08 JP JP13778286U patent/JPH026563Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6343303U (ja) | 1988-03-23 |
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