JPH0343884Y2 - - Google Patents

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JPH0343884Y2
JPH0343884Y2 JP9457986U JP9457986U JPH0343884Y2 JP H0343884 Y2 JPH0343884 Y2 JP H0343884Y2 JP 9457986 U JP9457986 U JP 9457986U JP 9457986 U JP9457986 U JP 9457986U JP H0343884 Y2 JPH0343884 Y2 JP H0343884Y2
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JP
Japan
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band
harness
guide
clamp
clamp guide
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JP9457986U
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English (en)
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JPS63948U (ja
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車等において各種電気部品の接続
用に配索されるワイヤーハーネスを車体壁等に固
定するために使用されるクランプガイドに関す
る。
〔従来の技術〕
従来、この種のクランプガイドとしては第9図
に例示されるようなものがある(実開昭53−
130499号公報)。このクランプガイドLは長方形
のガイド板部aの直角方向に1個以上(図示の例
では2個)の腕部b,bを適当な間隔を隔てて張
り出させて成るもので、これを用いてワイヤーハ
ーネス(以下単にハーネスという)Wを車体壁等
に固定する場合には、第10図に示すように先ず
ガイド板部aをハーネスWの長さ方向に沿つてそ
の表面部に当接させ、次いで当接部をテープ巻c
により固定したのち、腕部b,b間のガイド板部
aとハーネスWとテープ固定部に支持クリツプd
を装着し、支持クリツプdの支持部eを介してハ
ーネスWを図示しない車体壁に固定するものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、かかる従来のクランプガイドLを用い
たハーネスWの固定においては、テープ巻きを必
要とするため取付けの作業性が悪いという欠点が
ある。
本考案は従来のクランプガイドLのかかる欠点
に着目してなされたもので、クランプガイドをハ
ーネスに対しテープ巻きによることなく作業性よ
く固定し得ると共に、ハーネスの外径がある程度
異なつても密着性よくハーネスの保持力を向上す
ることができ、さらにハーネス締め付け時の外周
を小さく形成し得るクランプガイドを提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
以下に本考案を、実施例を示す添付の図面に基
づいて詳細に説明する。
第1図に本考案のクランプガイドの斜視図、第
2図に同平面図を示した。
図において本考案のクランプガイドAは、ガイ
ド板1の前端縁にバンドA2のロツク部3を内設
したバンド挿通筒部2を立設すると共に、バンド
挿通筒部2の立設基部に沿つて肉薄の溝部4を形
成したクランプガイド本体A1と、ガイド板1後
前端縁に連成され、帯面(図示の実施例では裏
面)に前記ロツク部3に係合するロツク受け部5
を設けたバンドA2とから弾性を有する比較的硬
質のプラスチツク材料により主として一体に構成
される。
以上の構成において、ガイド板1はハーネスW
(第3図参照)をバンドA2の長手方向と直角方向
に当接固定させるためのもので、その中心部への
ハーネスの位置決めを容易にするため、好ましく
はガイド板1の後端縁に高さの低いガイド壁6が
立設されると共に、バンド挿通筒部2の立設部位
を除く前端縁にもガイド壁6と同様の高さを有す
るガイド壁7が立設され、さらに、ガイド壁6及
び7の両側端からガイド板1の両側縁方向に上面
を円弧状に形成したガイド壁8が立設され、ガイ
ド板1の両側縁にU溝9が形成される。
このU溝9の底面には後述するようにバンド
A2により締め付けられたハーネスWの回転と横
ずれ防止用のリブ10が複数個設けられ、又、ガ
イド板1の両側縁には必要に応じ長方板状の腕部
11がバンドA2の長さ方向と同方向に連設され
ている。
又、ガイド板1の前端縁に立設されるバンド挿
通筒部2はその立設基部に形成された肉薄の溝部
4を軸として矢線イに示すようにガイド板1の内
方又は外方に可撓し得るように構成される。さら
にバンド挿通筒部2の前面両端部とガイド壁7と
は連結片12により連結されている。
又、バンドA2の上面13には中心軸方向に前
記リブ10と同様のハーネスの回動及び横ずれ防
止用の多数のリブ14が設けられる。さらに、バ
ンドA2の裏面13aに設けられるロツク受け部
5はバンド挿通筒部2の内壁に形成されるロツク
部3と適宜の位置で係合し得るように多数連続し
て形成され、この実施例ではロツク部3が凸起
に、ロツク受け部5は凹溝に形成されている。
〔作用〕
以下に本考案のクランプガイドAの作用につい
て説明する。
先ずクランプガイド本体A1のガイド板1に形
成されたU溝9にハーネスWをセツトし、バンド
A2によりハーネスWの外周を包囲して先端部1
5からバンド挿通筒部2に挿入したのち、先端部
15を強く引張りバンドA2のロツク受け部5と
バンド挿通筒部2内のロツク部3とを係合させ、
ハーネスWをクランプガイドAに固定させる。第
3図にこの固定状態の斜視図、第4図に同状態の
第3図におけるA−A断面図を示した。なお、第
4図はハーネスWがクランプガイドAのガイド板
1下方に位置させた状態で示してある。
この場合本考案のクランプガイドAによれば、
クランプガイド本体A1のバンド挿通筒部2は、
肉薄の溝部4を軸としてガイド板1の面に対し第
1図矢線イ方向の可撓性が付与されるため、ハー
ネスWの外径が大であるときは第5図aに示すよ
うにバンド挿通筒部2は矢線ロ方向に撓むことに
よりハーネスWをクランプガイド本体A1に密着
させ、バンドA2によるハーネスWの保持力を向
上させる。又、反対にハーネスWの外径が小であ
るときは第5図bに示すようにハーネス挿通筒部
2は矢線ハ方向に撓んで同様にハーネスWをクラ
ンプガイド本体A2に密着させ保持力を向上させ
る。
さらにハーネスWが大径の場合でも、上記のよ
うにバンド挿通筒部2が撓むことによりハーネス
Wはクランプガイド本体A1に密着するため、バ
ンドA2により締め付け固定した状態の外周を最
小限に形成することが可能となり、第6図に示す
ようにクランプガイドAに固定されたハーネスW
を別部材であるクランプB内に保持して車体壁C
に取付ける場合、所定の内径を有するクランプB
に対して保持可能のハーネス径の変動幅を大きく
とることができる。なお、第7図はガイド板1に
肉薄の溝部4がなく、バンド挿通筒部2が可撓し
ないクランプガイドA″にハーネスWを固定した
場合の状態を示し、バンド挿通筒部2が可撓しな
いため大径のハーネスWはバンドA2により締め
付けてもクランプガイド本体A1に密着すること
ができず、その状態での最大径1はクランプB
の内径より大となりクランプBに保持すること
が不可能となる。
又、第1図又は第2図に示される本考案のクラ
ンプガイドAにおいて、バンド挿通筒部2に連結
されている連結片12はバンド挿通筒部2の可撓
度合を調整して撓み過ぎを防ぐ作用を有し、さら
にU溝9に形成されるリブ10及びバンドA2
形成されるリブ14はバンドA2により締め付け
られたハーネスWの回動と横ずれを防止する作用
を有する。又、腕部11は第6図においてクラン
プガイドAにより固定されたハーネスWが長手方
向に動くことを防止する作用がある。
〔他の実施例〕
第8図は本考案の他の実施例であるクランプガ
イドA′を用いてハーネスWを締め付けた状態の
斜視図を示す。この実施例のクランプガイド
A′においてはクランプガイド本体A1及びバンド
A2の構成は前記したクランプガイドAとほぼ同
様であるが、ガイド板1の裏側に係止クリツプ1
6が立設されており、ハーネスWをクランプガイ
ドA′に同様にして締め付け固定したのち、別部
材のクランプBを使用することなく車体壁Cにハ
ーネスWを直接固定することが可能となり、腕部
11も省略することができる。
〔考案の効果〕
本考案のクランプガイドは以上詳細に説明した
構成及び作用よりなるから、ハーネスのガイド板
に対する固定はガイド板に設けたバンド挿通筒部
にバンドをハーネスを包囲して通すのみで容易に
行なうことができ、従つて従来のような煩雑なテ
ープ巻きを省略することができる。又、バンド挿
通筒部を可撓可能に形成したから、外径を異にす
る種々のハーネスに対してもバンドによる密着し
た締め付け固定が可能となり、ハーネスの保持力
を向上させることができる。さらに締め付けによ
る外周も小さく形成できるので車体壁取付用の所
定のクランプに対するハーネスの適用範囲を広げ
ることが可能となる。又、クランプガイド本体に
クリツプを一体に取付けることにより直接車体壁
に固定することも可能となるなどの利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の斜視図、第2図は同平面図、
第3図は本考案のクランプガイドにワイヤーハー
ネスを固定した状態の斜視図、第4図は第3図の
A−A断面図、第5図aはワイヤーハーネスが大
径である場合の本考案のクランプガイドによる固
定状態を示す断面図、第5図bはワイヤーハーネ
スが小径である場合の同上断面図、第6図は大径
のワイヤーハーネスを本考案のクランプガイドに
より固定しさらにクランプに保持した状態の断面
図、第7図は同上のワイヤーハーネスを可撓しな
いバンド挿通筒部2を有するクランプガイドに固
定した状態の断面図、第8図は本考案の他の実施
例を示すクランプガイドにワイヤーハーネスを固
定した状態の斜視図、第9図は従来のクランプガ
イドの1例を示す斜視図、第10図は同上のクラ
ンプガイドにワイヤーハーネス及びクリツプを固
定した状態の斜視図を示す。 A1……クランプガイド本体、A2……バンド、
1……ガイド板、2……バンド挿通筒部、3……
ロツク部、4……溝部、5……ロツク受け部、9
……U溝、10,14……リブ、16……クリツ
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガイド板の前端縁にバンドのロツク部を内設し
    たバンド挿通筒部を設けると共に、該バンド挿通
    筒部の基部に沿つて肉薄の溝部を形成したクラン
    プガイド本体と、該ガイド板の後端縁に連成され
    帯面に前記ロツク部に係合するロツク受け部を設
    けたバンドとから成ることを特徴とするクランプ
    ガイド。
JP9457986U 1986-06-23 1986-06-23 Expired JPH0343884Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9457986U JPH0343884Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9457986U JPH0343884Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63948U JPS63948U (ja) 1988-01-06
JPH0343884Y2 true JPH0343884Y2 (ja) 1991-09-13

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ID=30958179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9457986U Expired JPH0343884Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23

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JPS63948U (ja) 1988-01-06

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