JPH0345882Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0345882Y2 JPH0345882Y2 JP9532986U JP9532986U JPH0345882Y2 JP H0345882 Y2 JPH0345882 Y2 JP H0345882Y2 JP 9532986 U JP9532986 U JP 9532986U JP 9532986 U JP9532986 U JP 9532986U JP H0345882 Y2 JPH0345882 Y2 JP H0345882Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- laminate sheet
- mounting unit
- electric wire
- wire harness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 4
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Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は多数の電線を偏平状に集束したフラツ
トワイヤハーネスを自動車内に固定するための取
付装置に関する。
トワイヤハーネスを自動車内に固定するための取
付装置に関する。
従来の技術
第10図及び第11図に示される如くに、並列
した複数の電線aを接着手段等により偏平状に集
束したフラツトワイヤハーネスW′の一側面に対
し、板状体bにクリツプcを突設した取付ユニツ
トXをテープ巻きdにより取り付けている。
した複数の電線aを接着手段等により偏平状に集
束したフラツトワイヤハーネスW′の一側面に対
し、板状体bにクリツプcを突設した取付ユニツ
トXをテープ巻きdにより取り付けている。
考案が解決しようとする問題点
上記従来技術では、テープ巻きの製造工程が面
倒であり、テープの経年劣化により取付ユニツト
の固定力が弱くなり、自動車の振動によりワイヤ
ハーネスが移動する等、充分な取付作用を果さな
くなる欠点がある。
倒であり、テープの経年劣化により取付ユニツト
の固定力が弱くなり、自動車の振動によりワイヤ
ハーネスが移動する等、充分な取付作用を果さな
くなる欠点がある。
本考案は上記した点に着目して為されたもので
あり、フラツトワイヤハーネスに対して取付ユニ
ツトを容易且つ強固に固定して車体に対するフラ
ツトワイヤハーネスの位置決めの耐久性を確保し
得るようにしたフラツトワイヤハーネスの取付装
置を提供せんとするものである。
あり、フラツトワイヤハーネスに対して取付ユニ
ツトを容易且つ強固に固定して車体に対するフラ
ツトワイヤハーネスの位置決めの耐久性を確保し
得るようにしたフラツトワイヤハーネスの取付装
置を提供せんとするものである。
問題点を解決するための手段
上記の目的を達成するため、本考案において
は、複数の電線を偏平状に集束したものの一側面
に対し、該電線の絶縁被覆と同一材料の合成樹脂
層を有するラミネートシートを該合成樹脂よりも
強度の大きな合成樹脂製の取付ユニツトに対しそ
の板状取付基部とヒンジ部を有する折り返し蓋板
部間に位置させて組み合わせ、該ラミネートシー
トと該電線間に取付ユニツトにおける取付基部を
介在させつつ電線側とラミネートシートの合成樹
脂材の融合により、該取付ユニツトを該電線上に
固定して成る構成を採用した。
は、複数の電線を偏平状に集束したものの一側面
に対し、該電線の絶縁被覆と同一材料の合成樹脂
層を有するラミネートシートを該合成樹脂よりも
強度の大きな合成樹脂製の取付ユニツトに対しそ
の板状取付基部とヒンジ部を有する折り返し蓋板
部間に位置させて組み合わせ、該ラミネートシー
トと該電線間に取付ユニツトにおける取付基部を
介在させつつ電線側とラミネートシートの合成樹
脂材の融合により、該取付ユニツトを該電線上に
固定して成る構成を採用した。
実施例
第1図及び第2図において、フラツトワイヤハ
ーネスWは、並列された複数の電線1が合成樹脂
層2により偏平状に集束されている。電線1にお
いて、導体1aの周囲における絶縁被覆1bはそ
れぞれ塩化ビニルで形成され、また合成樹脂層2
も塩化ビニルを材料としていて、両者は一体に融
着されている。
ーネスWは、並列された複数の電線1が合成樹脂
層2により偏平状に集束されている。電線1にお
いて、導体1aの周囲における絶縁被覆1bはそ
れぞれ塩化ビニルで形成され、また合成樹脂層2
も塩化ビニルを材料としていて、両者は一体に融
着されている。
取付ユニツトAは、板状取付基部3にクリツプ
4が突設されているもので、ポリアセタール、6
ナイロン等の比較的に強度の大きな合成樹脂材を
材料としてより一体的に形成されている。板状取
付基部3の相対向する両側部には一体のヒンジ部
5,5を介して折り返し蓋板部6,6が連設さ
れ、折り返し蓋板部6,6の自由端部には相互に
係合する突起6aと凹部6bが形成されていて、
折り返し閉蓋状態をロツクする。また、折り返し
蓋板部6,6の自由端部には閉蓋状態においてク
リツプ4の突出を許容する孔6c′を形成するため
の相対向する切欠部6c,6cが形成されてい
る。
4が突設されているもので、ポリアセタール、6
ナイロン等の比較的に強度の大きな合成樹脂材を
材料としてより一体的に形成されている。板状取
付基部3の相対向する両側部には一体のヒンジ部
5,5を介して折り返し蓋板部6,6が連設さ
れ、折り返し蓋板部6,6の自由端部には相互に
係合する突起6aと凹部6bが形成されていて、
折り返し閉蓋状態をロツクする。また、折り返し
蓋板部6,6の自由端部には閉蓋状態においてク
リツプ4の突出を許容する孔6c′を形成するため
の相対向する切欠部6c,6cが形成されてい
る。
取付ユニツトAはラミネートシートBと予め組
み合わされる。即ち、塩化ビニル層P上に比較的
に強度のあるポリエステル、ナイロン等の合成樹
脂層Qが合されて、中心部に孔7とその両側部に
長孔8,8が形成されているラミネートシートB
に対して、第3図及び第4図に示される如くに、
孔7にクリツプ4を通すと共に長孔8,8に折り
返し蓋板部6,6を通しながら取付ユニツトAを
組み合わせ、次いで折り返し蓋板部6,6を閉じ
て組み合わせを完了する。
み合わされる。即ち、塩化ビニル層P上に比較的
に強度のあるポリエステル、ナイロン等の合成樹
脂層Qが合されて、中心部に孔7とその両側部に
長孔8,8が形成されているラミネートシートB
に対して、第3図及び第4図に示される如くに、
孔7にクリツプ4を通すと共に長孔8,8に折り
返し蓋板部6,6を通しながら取付ユニツトAを
組み合わせ、次いで折り返し蓋板部6,6を閉じ
て組み合わせを完了する。
そして、取付ユニツトAは、ラミネートシート
Bの塩化ビニル層Pが加熱によりフラツトワイヤ
ハーネスWの塩化ビニル層2と一体に融合するこ
とにより、フラツトワイヤハーネスW上に固定さ
れる。
Bの塩化ビニル層Pが加熱によりフラツトワイヤ
ハーネスWの塩化ビニル層2と一体に融合するこ
とにより、フラツトワイヤハーネスW上に固定さ
れる。
第5図乃至第6図の実施例においては、取付ユ
ニツトA′には第1図及び第2図の実施例におけ
る板状取付基部3に貫通孔3aを設け、該貫通孔
3a内に位置する塩化ビニル層2とラミネートシ
ートBの塩化ビニル層Pを融合させることにより
取付強度を大きくしている。
ニツトA′には第1図及び第2図の実施例におけ
る板状取付基部3に貫通孔3aを設け、該貫通孔
3a内に位置する塩化ビニル層2とラミネートシ
ートBの塩化ビニル層Pを融合させることにより
取付強度を大きくしている。
第8図及び第9図の実施例において、取付ユニ
ツトA″には折り返し蓋板部6′,,6′の自由端部
にクリツプ4′を形成するための分割クリツプ4
a′,4a′が設けられ、分割クリツプ体4a′,4
a′の対向面には合体状態をロツクするための係合
突起4b′と係合凹部4c′が設けられている。
ツトA″には折り返し蓋板部6′,,6′の自由端部
にクリツプ4′を形成するための分割クリツプ4
a′,4a′が設けられ、分割クリツプ体4a′,4
a′の対向面には合体状態をロツクするための係合
突起4b′と係合凹部4c′が設けられている。
そして、ラミネートシートB′は板状取付基部
3′上において折り返し蓋板部6′,6′の開閉方
向と交叉する方向に延長して設けられ、板状取付
基部3′から突出した両側部をもつてワイヤハー
ネスWと一体化されることにより取付ユニツト
A″を固定する。
3′上において折り返し蓋板部6′,6′の開閉方
向と交叉する方向に延長して設けられ、板状取付
基部3′から突出した両側部をもつてワイヤハー
ネスWと一体化されることにより取付ユニツト
A″を固定する。
考案の効果
本考案は上記した如くに、複数の電線を偏平状
に集束したものの一側面に対し、該電線の絶縁被
覆と同一材料の合成樹脂層を有するラミネートシ
ートを該合成樹脂よりも強度の大きな合成樹脂製
の取付ユニツトに対しその板状取付基部とヒンジ
部を有する折り返し蓋板部間に位置させて組み合
わせ、該ラミネートシートと該電線間に取付ユニ
ツトにおける取付基部を介在させつつ電線側とラ
ミネートシートの合成樹脂材の融合により、該取
付ユニツトを該電線上に固定して成るものである
から、取付ユニツトをフラツトワイヤハーネス上
において容易且つ強固に取り付けることができ、
振動の激しい自動車内においてフラツトワイヤハ
ーネスを長年にわたつて確実に固定することがで
きる特長を有する。
に集束したものの一側面に対し、該電線の絶縁被
覆と同一材料の合成樹脂層を有するラミネートシ
ートを該合成樹脂よりも強度の大きな合成樹脂製
の取付ユニツトに対しその板状取付基部とヒンジ
部を有する折り返し蓋板部間に位置させて組み合
わせ、該ラミネートシートと該電線間に取付ユニ
ツトにおける取付基部を介在させつつ電線側とラ
ミネートシートの合成樹脂材の融合により、該取
付ユニツトを該電線上に固定して成るものである
から、取付ユニツトをフラツトワイヤハーネス上
において容易且つ強固に取り付けることができ、
振動の激しい自動車内においてフラツトワイヤハ
ーネスを長年にわたつて確実に固定することがで
きる特長を有する。
第1図は本考案の一実施例についての斜視図、
第2図は同上の断面図、第3図及び第4図は取付
ユニツトとラミネートシートの組合せ工程を示す
斜視図、第5図は他の実施例についての斜視図、
第6図は同上の断面図、第7図は同上における取
付ユニツトの斜視図、第8図は更に他の実施例を
示す斜視図、第9図は同上の断面図、第10図は
従来例についての斜視図、第11図は同上の断面
図である。 W……フラツトワイヤハーネス、A,A′,
A″……取付ユニツト、B,B′……ラミネートシ
ート、3……板状取付基部、5……ヒンジ部、6
……折り返し蓋板部。
第2図は同上の断面図、第3図及び第4図は取付
ユニツトとラミネートシートの組合せ工程を示す
斜視図、第5図は他の実施例についての斜視図、
第6図は同上の断面図、第7図は同上における取
付ユニツトの斜視図、第8図は更に他の実施例を
示す斜視図、第9図は同上の断面図、第10図は
従来例についての斜視図、第11図は同上の断面
図である。 W……フラツトワイヤハーネス、A,A′,
A″……取付ユニツト、B,B′……ラミネートシ
ート、3……板状取付基部、5……ヒンジ部、6
……折り返し蓋板部。
Claims (1)
- 複数の電線を偏平状に集束したものの一側面に
対し、該電線の絶縁被覆と同一材料の合成樹脂層
を有するラミネートシートを該合成樹脂よりも強
度の大きな合成樹脂製の取付ユニツトに対しその
板状取付基部とヒンジ部を有する折り返し蓋板部
間に位置させて組み合わせ、該ラミネートシート
と該電線間に取付ユニツトにおける取付基部を介
在させつつ電線側とラミネートシートの合成樹脂
材の融合により、該取付ユニツトを該電線上に固
定して成ることを特徴とするフラツトワイヤハー
ネスの取付装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9532986U JPH0345882Y2 (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | |
US07/055,934 US4918261A (en) | 1986-06-04 | 1987-06-01 | Flat wire harness attaching unit |
FR878707759A FR2599792B1 (fr) | 1986-06-04 | 1987-06-03 | Element de fixation d'un faisceau plat de fils conducteurs |
DE19873718618 DE3718618A1 (de) | 1986-06-04 | 1987-06-03 | Befestigungseinheit zum installieren eines flachen kabelbaums |
US07/474,612 US5160812A (en) | 1986-06-04 | 1990-02-23 | Flat wire harness attaching unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9532986U JPH0345882Y2 (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS632654U JPS632654U (ja) | 1988-01-09 |
JPH0345882Y2 true JPH0345882Y2 (ja) | 1991-09-27 |
Family
ID=30959737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9532986U Expired JPH0345882Y2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0345882Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5391896B2 (ja) * | 2009-07-16 | 2014-01-15 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | フラットケーブル用のテープ巻きクランプ |
JP5391894B2 (ja) * | 2009-07-16 | 2014-01-15 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | フラットケーブル用のクランプ |
-
1986
- 1986-06-24 JP JP9532986U patent/JPH0345882Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS632654U (ja) | 1988-01-09 |
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