JPH0343848B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0343848B2
JPH0343848B2 JP62115968A JP11596887A JPH0343848B2 JP H0343848 B2 JPH0343848 B2 JP H0343848B2 JP 62115968 A JP62115968 A JP 62115968A JP 11596887 A JP11596887 A JP 11596887A JP H0343848 B2 JPH0343848 B2 JP H0343848B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
coating layer
laminate sheet
clip
flat wire
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62115968A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63283412A (ja
Inventor
Norihiro Yoneyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP62115968A priority Critical patent/JPS63283412A/ja
Publication of JPS63283412A publication Critical patent/JPS63283412A/ja
Publication of JPH0343848B2 publication Critical patent/JPH0343848B2/ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の電線または導体を偏平状に集
束してなるフラツトワイヤーハーネスを車体に取
り付ける装置に関する。
〔従来の技術と問題点〕
フラツトワイヤーハーネスは、第9図および第
10図に示される如く、並列した複数の絶縁被覆
電線aを適宜の接着手段により偏平状に集束した
形態を有し、その車体への取り付けはフラツトワ
イヤーハーネスWの一側面に対して板状体cにク
リツプdを突設してなる取付ユニツトbをテープ
eで固定し、クリツプdを車体の穴に嵌着するこ
とにより行つている。
このような取付方法では、テープ巻きを人手で
行うために時間がかかり、生産性が低く、またテ
ープの経年劣化により取付ユニツトの固定力が弱
まり、自動車の振動によりワイヤーハーネスが移
動するなど、十分な取付け、固定作用を果さなく
なる欠点があつた。
本発明の目的は、上記の問題を解決し、フラツ
トワイヤーハーネスに対する取付ユニツトの固定
力が強くて長期間安定であり、かつその固定作業
を容易に自動化できる取付装置を提供するにあ
る。
発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 図面を参照して説明すると、本発明のフラツト
ワイヤーハーネスの取付装置は、第1図ないし第
4図に示すように、フラツトワイヤーハーネスW
の絶縁被覆層2と同一の材料の合成樹脂層3aを
有するラミネートシート3を、クリツプ7を立設
した取付板6と該クリツプ7と係合する係止部5
を設けた板状係止基部4との間に挟着して取付ユ
ニツトAを構成し、前記ラミネートシート3と絶
縁被覆層2との固着により前記取付ユニツトAを
フラツトワイヤーハーネスWの一側面上に固定し
てなることを特徴とする。
第2図および第3図に示すように、ワイヤーハ
ーネスWは、並列された複数の電線1を合成樹脂
絶縁被覆層2により一体に偏平状に集束したもの
である。電線1は導体1aの周囲をポリ塩化ビニ
ル絶縁体1bで被覆した通常の被覆電線であり、
絶縁被覆層2は同じくポリ塩化ビニル製の樹脂あ
るいは接着剤または接着シートを用いて両者を一
体に融着してある。
ラミネートシート3は、絶縁被覆層2と同じ材
料のポリ塩化ビニル層3aの上に熱的および機械
的に比較的強度の大きいポリエステル、ポリアミ
ド樹脂(例えばナイロン)など合成樹脂層3bを
積層して形成され、中心部に係止部5に対する貫
通孔3cが設けられている。
板状係止基部4は、前記ラミネートシート3よ
り一周り小さく、ポリアセタール、6−ナイロン
のような比較的強度の大きな合成樹脂を材料とし
て係止部5と一体に形成されている。この係止部
5は二つ割りの爪5aを有するクリツプ状であ
る。
また、取付板6は前記板状係止基部4と同様の
合成樹脂材料で、それとほぼ同じ寸法で形成され
ている。この取付板6上に立設されたクリツプ7
は、前記係止部5を挿入する筒状本体7aの対向
する側壁上端部に爪5aを固定する係止孔7bを
設けると共に、係止孔7bと直交する側壁側に車
体などの穴(図示せず)と係合する下向きの肩部
7dをもつ係止爪7cを設けてなる。
〔作 用〕
第4図イ,ロに示すように、ラミネートシート
3の貫通孔3cにポリ塩化ビニル層3a側から係
止部5を通し、これをクリツプ7の筒状本体7a
に挿入すると、二つの爪5aが係止孔7bにそれ
ぞれロツクされる。これにより、ラミネートシー
ト3が板状係止基部4と取付板6に挟着された取
付ユニツトAが組立てられる。
このユニツトをワイヤーハーネスWの絶縁被覆
層2の所定の位置におき、ラミネートシート3を
加熱すると、そのポリ塩化ビニル層3aと同じ材
料の絶縁被覆層2とが一体に融着する。ラミネー
トシート3は、ポリ塩化ビニル層3aがこれより
も耐熱性の強い別の合成樹脂層3bで保護強化さ
れているから、加熱溶融処理によつて、変形した
り脆化することはない。
〔実施例〕
第5図ないし第7図は本発明の他の実施例を示
すもので、係止部5を有する板状係止基部4′に
は第7図のように複数の長孔4aを設けると共
に、取付板6′におけるクリツプ7の筒状本体7
aの頂部内面に第6図のように突起7eを設け
て、この突起7eを前記係止部5の二つの爪5
a,5a間に形成される凹部5bに係合するよう
にしたものである。なお、複数の長孔4aの代り
に丸孔や角孔を多数設けてもよい。
本実施例の場合には、板状係止基部4′、ラミ
ネートシート3および取付板6′から取付ユニツ
トA′を構成すると、ラミネートシート3と絶縁
被覆層2の加熱溶着に際し、絶縁被覆層2が板状
係止基部4′の長孔4aに浸入した一種の鳩目打
または楔打構造を形成するので、取付ユニツト
A′とワイヤーハーネスWとの固着力を強固にす
ることができる。また、突起7eと凹部5bとの
係合によつて、係止部5とクリツプ7のネジレや
回転などによるロツク解除を未然に防止できる。
第1図および第5図の取付ユニツトA,A′に
おいては、絶縁体1bおよび絶縁被覆層2をポリ
塩化ビニルで形成した例について説明したが、こ
れらがポリエチレンや架橋ポリエチレンである場
合には、ラミネートシート3もこれと同一材料を
使用する。
第8図はフラツトワイヤーハーネスの他の態様
を示すもので、被覆電線の代りに細巾帯状の導体
(条材)8を複数本並列に配置してポリ塩化ビニ
ルなどの絶縁被覆層2′で偏平状に一体モールド
したものである。
このフラツトワイヤーハーネスW′は第1図に
示す通常の被覆電線1を用いた場合と異なり、導
体8群がはじめから偏平状に並列に絶縁固定され
ているから、前記取付ユニツトAを直接融着して
固定できる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、フラツ
トワイヤーハーネスに対して取付ユニツトを容易
にかつ強固に取付けることができ、振動の激しい
車体などに対してフラツトワイヤーハーネスを長
年にわたつて確実に固定することができる。ま
た、フラツトワイヤーハーネスに対する取付ユニ
ツトの固定作業は従前の人手に代つて自動化が容
易であるから、生産性の向上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す斜視図、
第2図は第1図の−線に沿う断面図、第3図
は第1図の−線に沿う断面図、第4図イ,ロ
はそれぞれ第1図における取付ユニツトの組立工
程を示す斜視図、第5図は本発明装置の他の実施
例を示す斜視図、第6図は第5図の−線に沿
う断面図、第7図は第5図における板状係止基部
4′の斜視図、第8図はフラツトワイヤーハーネ
スの他の態様を示す斜視図、第9図は従来例の斜
視図、第10図は第9図の長手方向中央断面図で
ある。 A,A′…取付ユニツト、W,W′…フラツトワ
イヤーハーネス、2…絶縁被覆層、3…ラミネー
トシート、3a…合成樹脂層、4,4′…板状係
止基部、5…係止部、6,6′…取付板、7…ク
リツプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フラツトワイヤーハーネスの絶縁被覆層と同
    一材料の合成樹脂層を有するラミネートシート
    を、クリツプを立設した取付板と該クリツプと係
    合する係止部を設けた板状係止基部との間に挟着
    して取付ユニツトを構成し、前記ラミネートシー
    トと絶縁被覆層との固着により前記取付ユニツト
    をフラツトワイヤーハーネス上に固定してなるこ
    とを特徴とするフラツトワイヤーハーネスの取付
    装置。
JP62115968A 1987-05-14 1987-05-14 フラットワイヤ−ハ−ネスの取付装置 Granted JPS63283412A (ja)

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JP62115968A JPS63283412A (ja) 1987-05-14 1987-05-14 フラットワイヤ−ハ−ネスの取付装置

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JP62115968A JPS63283412A (ja) 1987-05-14 1987-05-14 フラットワイヤ−ハ−ネスの取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63283412A JPS63283412A (ja) 1988-11-21
JPH0343848B2 true JPH0343848B2 (ja) 1991-07-04

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ID=14675594

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62115968A Granted JPS63283412A (ja) 1987-05-14 1987-05-14 フラットワイヤ−ハ−ネスの取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259604A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Furukawa Electric Co Ltd:The ワイヤーハーネス用固定構造及び固定方法

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JPS63283412A (ja) 1988-11-21

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