JP3417543B2 - ワイヤハーネスの係止構造 - Google Patents

ワイヤハーネスの係止構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、径の異なるワイヤ
ハーネスをインストルメントパネル等の被組付体の係止
部材で確実に係止し得るワイヤハーネスの係止構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のワイヤハーネスの係止構
造の一例を示すものである。この係止構造は、インスト
ルメントパネル40の内側においてワイヤハーネス41
を一対の係止部材42,43で挟持させるものである。
インストルメントパネル41は内側の硬質樹脂部44と
外側のクッション部45とで成り、係止部材42,43
は硬質樹脂部44に一体成形されている。
【0003】図9の如く、一対の係止部材42,43は
内側に係止突部46を有し、板厚方向の可撓性を有して
いる。一対の係止部材42,43の間にハーネス収容空
間47が構成されている。ワイヤハーネス41は係止突
部46に沿ってハーネス収容空間47に挿入される。こ
れにより簡単にワイヤハーネス41の係止が行われる。
【0004】しかしながら、上記従来の構造にあって
は、車種やグレードあるいは設計変更等によってワイヤ
ハーネス41の径が異なる場合において、例えば図10
の如く、ワイヤハーネス48の外径が一対の係止突部4
6の間隔よりも小さい場合には、係止が上手く行われ
ず、ワイヤハーネス48が係止部材42,43から抜け
出してしまうという問題を生じる。また、ワイヤハーネ
スの外径が一対の係止突部46の間隔よりは大きいが、
ハーネス収容空間47の内幅よりも小さい場合には、車
両走行中にワイヤハーネスがハーネス収容空間47内で
移動して異音を生じるという問題がある。また、ハーネ
ス収容空間47の内幅に較べてワイヤハーネスの外径が
大きい場合には、ワイヤハーネスの挿入作業が困難であ
るばかりか、係止部材42,43が外側に拡がり、係止
力が低下して、車両走行中の振動等によってワイヤハー
ネスが抜け出してしまうという問題を生じる。
【0005】これらの問題を解消するためには、一対の
係止部材42,43の間にガタ防止用の図示しないウレ
タン材を注入したり、あるいは、ワイヤハーネス48の
外径に応じて係止部材42,43の内幅寸法や突出長さ
を一々変更なければならず、大変な手間やコストがかか
ってしまう。
【0006】なお、上記した例の他にも、ワイヤハーネ
スを図示しない別部品の結束バンドや係止クリップでイ
ンストルメントパネルに固定する方法もあるが、この場
合にはワイヤハーネスの径の違いに対応できるものの、
別部品であるがゆえにコストが高くなり、且つ固定作業
が面倒で多くの工数を要するという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、ワイヤハーネスの外径が異なる場合でもインス
トルメントパネル等の被組付体にワイヤハーネスを確実
に係止させることができ、ワイヤハーネスの抜け出しや
異音等が起こらず、コスト的にも有利なワイヤハーネス
の係止構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るワイヤハーネスの係止構造
は、被組付体に一対の係止部材を設け、該一対の係止部
材の間にワイヤハーネスを係止させるワイヤハーネスの
係止構造において、前記ワイヤハーネスを構成する複数
本の電線が最低グレードに対応する第一のハーネス部分
とその他の第二のハーネス部分とに分離され、該第一の
ハーネス部分は複数本の電線を径方向に並べたフラット
形状部として構成され、該フラット形状部の厚みは前記
一対の係止部材の間隔と同程度であり、該フラット形状
部の一側部に連結部を介して該第二のハーネス部分が連
結され、該連結部は該第二のハーネス部分を覆う被覆手
段で形成され、該フラット形状部が電線並び方向に前記
一対の係止部材の間に挿入係止され、該第二のハーネス
部分が該一対の係止部材の外側に位置することを特徴と
する。 請求項2に係るワイヤハーネスの係止構造は、被
組付体に一対の係止部材を設け、該一対の係止部材の間
にワイヤハーネスを係止させるワイヤハーネスの係止構
造において、前記ワイヤハーネスを構成する複数本の電
線が最低グレードに対応する第一のハーネス部分とその
他の第二のハーネス部分とで構成され、該第一のハーネ
ス部分は複数本の電線を径方向に並べたフラット形状部
として構成され、該フラット形状部の横幅は前記一対の
係止部材の間隔と同程度であり、該第二のハーネス部分
の横幅は該フラット形状部の横幅よりも狭く構成され、
該フラット形状部の両側部を除く部分に該第二のハーネ
ス部分が合体され、該フラット形状部の両側部はフラッ
トな形状に維持され、該フラット形状部が厚さ方向に前
記一対の係止部材の間に挿入係止され、該第二のハーネ
ス部分が該一対の係止部材の突出方向に位置することを
特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図4は、本発
明に係るワイヤハーネスの係止構造の第一実施例を示す
ものである。
【0010】図1において、インストルメントパネル1
の内側の硬質樹脂部2には一対の可撓性の係止部材(リ
ブ)3,4が対向方向に相互に近接して配置されてい
る。各係止部材3,4は平板状に形成され、硬質樹脂部
2から長く突出されている。一方の係止部材(リブ)4
の先端に内向きの係止突部5が設けられている。
【0011】図2の如く、一対の係止部材3,4の間に
はワイヤハーネスのフラット形状部7が挿入係止され
る。フラット形状部7は、ワイヤハーネスを構成する電
線8を一本づつ径方向に一列に隙間なく並べ、その上か
ら樹脂テープや樹脂シートといった被覆手段9で覆っ
て、フラットな形状に保持させたものである。
【0012】すなわち、図3(a) の如く、ワイヤハーネ
ス6の中間部において樹脂テープ10を巻かずに各電線
8を横一列にばらしてフラット状にならし、その上から
上記被覆手段9で覆って、図3(b) のようなフラット形
状部7を得るのである。
【0013】図2において、一対の係止部材3,4の間
隔S1 すなわちハーネス収容空間11の内幅は電線8の
外径D1 よりも若干大きく、正確にはフラット形状部7
の厚みT1 に較べて同等ないし若干大きく設定される。
フラット形状部7の横幅L1は、一対の係止部材3,4
の間において、係止部材3の基端から先端側の係止突部
5の係止面5aまでの長さに等しい。
【0014】フラット形状部7は本実施例で例えば六本
の電線8から構成されているが、これ以下の電線本数に
はならない所謂最低グレードのワイヤハーネスを基準と
してフラット形状部7の横幅L1 、すなわち係止部材3
の前記長さが設定されている。
【0015】一対の係止部材3,4の間隔S1 は、汎用
的に使われる電線8の外径D1 を基準として設定するこ
とが好ましい。係止突部5は前側の傾斜ガイド面5bと
後側の傾斜状の係止面5aとを有している。一対の係止
部材3,4は板厚方向に撓み可能であるが、係止突部5
を有する一方の係止部材3のみを撓み可能としてもよ
い。なお、両方の係止部材3,4に小さめの係止突部を
設けることも可能である。
【0016】フラット形状部7は一端部7a側から傾斜
ガイド面5bに摺接しつつ係止部材3,4を外側に撓ま
せて、ハーネス収容空間11内に挿入される。挿入完了
と同時に係止部材3,4が復元して、フラット形状部7
の他端部7b側が係止突部5の係止面5aで当接され、
抜け出しなく係止される。
【0017】最低グレードのワイヤハーネス以外の大径
なワイヤハーネス12については、図4に示す如く、最
低グレードのワイヤハーネス6(図3)におけると同様
のフラット形状部7′を一体的に形成し、フラット形状
部7′以外の他のハーネス部分13は断面円形に束ねて
樹脂テープや樹脂シートといった被覆手段14で巻き、
被覆手段14の連結部15でフラット形状部7′と一体
化させている。他のハーネス部分13は径の異なる電線
17を含んでいてもよい。他のハーネス部分13に径違
いの電線17を吸収させることで、多くの仕様のワイヤ
ハーネスに対応できる。
【0018】連結部15の長さは図2の係止突部5の長
さと同等ないしは若干長く設定され、連結部15の凹部
空間16に係止突部5が係合する。凹部空間16に係止
突部5が係合することで、円形の他のハーネス部分13
が安定に支持される。ハーネス部分13は図1において
係止部材3,4の先端側に安定に吊り下げられる。本例
のフラット形状部7′の横幅L1 及び厚みT1 は先のフ
ラット形状部7の横幅L1 及び厚みT1 と同一である。
【0019】本実施例によれば、一対の長い係止部材
3,4がフラット形状部7の全ての電線8の両側を安定
に支持する。これにより係止が一層確実なものとなる。
係止部材3,4が平板状であることによっても、各電線
8が大きな接触面積で支持され、安定性が一層高まる。
【0020】なお、図1において係止部材3,4を硬質
樹脂部2の上壁2aではなく前壁2bに設け、フラット
形状部7を水平に位置させることも可能である。勿論、
図示しない下壁に係止部材3,4を上向きに突設するこ
とも可能である。また、係止部材3,4は平板状の面積
の大きいものではなく、アーム状に細く長いものであっ
てもよい。その場合は係止部材を複数対設けて、複数箇
所でワイヤハーネス6を支持させる。
【0021】図5〜図7は、本発明に係るワイヤハーネ
スの係止構造の第二実施例を示すものである。図5にお
いて、インストルメントパネル18の内側の硬質樹脂部
19には一対の可撓性の係止部材(リブ)20,21が
対向方向に大きく離間して配置されている。各係止部材
20,21は硬質樹脂部19から短く突出し、各係止部
材20,21の先端に内向きの係止突部22がそれぞれ
設けられている。係止部材20,21は外側に撓み可能
である。
【0022】図6の如く、一対の係止部材20,21の
間でワイヤハーネス27のフラット形状部23が硬質樹
脂部19の上壁19aの壁面に沿って平行に配置され
る。一対の係止部材20,21の間隔S2 すなわちハー
ネス収容空間24の内幅はフラット形状部23の横幅L
2 とほぼ等しい。ハーネス収容空間24における係止部
材20,21の基端から係止突部22の係止面22aま
での長さはフラット形状部23の各電線25の外径
2 、正確にはフラット形状部23の厚みT2 に等し
い。
【0023】前例の図3(a)(b)と同様に、フラット形状
部23は各電線25を径方向に一列に並べ、樹脂シート
等の被覆手段26で覆って、ばらけないように固定した
ものである。フラット形状部23を構成する電線25の
本数は、最低グレードのワイヤハーネス27を構成する
電線25の本数である。フラット形状部23の両側部2
3a,23bが各係止突部22によって係止される。
【0024】最低グレード以外のワイヤハーネス28に
ついては、図7に示す如く、フラット形状部23′の上
にブロック状に余剰の電線25′(他のハーネス部分2
9)を積み上げて、フラット形状部23′と一体的に樹
脂テープや樹脂シート等の被覆手段30で覆って固定す
る。他のハーネス部分29には径の異なる電線31を含
んでいてもよい。
【0025】フラット形状部23′の横幅L2 及び厚み
2 は図6のフラット形状部23の横幅L2 及び厚みT
2 と同一である。余剰の電線25′はフラット形状部2
3′の中央寄りに積み重ね、フラット形状部23′の両
側には配置しない。フラット形状部23′の両側部23
a′,23b′が各係止部材20,21の係止突部22
に対する係合部として作用する。
【0026】本実施例によれば、係止部材20,21が
電線一本分を係止させる程に短く、且つフラット形状部
23の両側部23a,23bを保持可能な如く対向方向
に大きく離間しているから、フラット形状部23を手の
平等で厚み方向に押圧することで簡単に係止させること
ができる。
【0027】また、図7の如くフラット形状部23′に
他のハーネス部分29が合体することで、フラット形状
部23′の剛性が高まり、係止部材20,21への挿着
が容易化する。また、インストルメントパネル18(図
5)の硬質樹脂部19の壁面19aに沿ってワイヤハー
ネス28が平面的に配索されるから、インストルメント
パネル18内のスペースをとらず、インストルメントパ
ネル18内の図示しない他の部品等の邪魔になることも
ない。
【0028】なお、図5において係止部材20,21の
配設位置は硬質樹脂部19の上壁19aに限らず、前壁
19bであっても無論構わない。勿論、図示しない下壁
に係止部材20,21を上向きに突設することも可能で
ある。また、係止突部20,21を短いアーム状とし、
複数対設けることも可能である。また、図7におけるワ
イヤハーネス28の被覆作業は、フラット形状部23′
のみを被覆手段でばらけないように固定した後、他のハ
ーネス部分29をフラット形状部23′に被覆手段30
で結束させてもよい。
【0029】上記した各実施例の係止構造はインストル
メントパネル1,18に限らず、他のあらゆる被組付体
に対しても有効なものである。また、フラット形状部
7,23は電線8,25を一列に限らず、例えば細い電
線を二列ないしそれ以上の複数列に並べて構成すること
で、剛性をもたせることも可能である。上記各実施例の
構成はワイヤハーネスの係止方法としても有効である。
【0030】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1記載の発明によ
れば、ワイヤハーネスを構成する電線を径方向に並べて
一定の厚さと幅のフラット形状部を得ることで、ワイヤ
ハーネスの種類が異なっても、一対の係止部材の間にフ
ラット形状部をガタつきなく確実に挿着することができ
る。これにより、ワイヤハーネスの脱落や異音の発生が
防止される。また、フラット形状部が全幅に渡って係止
部材に接触し、支持されるから、ワイヤハーネスの保持
が一層確実化する。また、太いワイヤハーネスの一部を
フラット形状部とし、他の部分をフラット形状部に連結
することで、ワイヤハーネスの径が異なる場合でも、一
種類の係止部材で対応でき、コスト的に有利となる。ま
た、最低グレードすなわち外径の最小なワイヤハーネス
を係止部材で確実に係止させることができるから、同一
の係止部材で最低グレードから径の大きな最高グレード
のワイヤハーネスまで対応することができ、係止部材の
共用化により、ワイヤハーネスのオプション対応や設変
対応あるいは成形金型コストの低減が可能となる。
た、請求項記載の発明によれば、係止部材の突出長さ
が短くて済み、ワイヤハーネスが被組付体に沿って平面
的に配索されるから、被組付体内のスペースをとらず、
他の部品等の邪魔になることもない。また、フラット
状部が両側部で各係止部材に係止され、他のハーネス部
分はフラット形状部に一体に固定されるから、安定性が
良く、しかも請求項と同様に、ワイヤハーネスの径が
異なる場合でも一種類の係止部材で対応でき、コスト的
に有利となる。また、最低グレードすなわち外径の最小
なワイヤハーネスを係止部材で確実に係止させることが
できるから、同一の係止部材で最低グレードから径の大
きな最高グレードのワイヤハーネスまで対応することが
でき、係止部材の共用化により、ワイヤハーネスのオプ
ション対応や設変対応あるいは成形金型コストの低減が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤハーネスの係止構造の第一
実施例を示す全体斜視図である。
【図2】係止部材の間にワイヤハーネスを挿着する状態
を示す縦断面図である。
【図3】(a) はワイヤハーネスを示す平面図、(b) は
(a) のA−A断面図である。
【図4】フラット形状部を含むワイヤハーネスの形状を
示す縦断面図である。
【図5】本発明に係るワイヤハーネスの係止構造の第二
実施例を示す全体斜視図である。
【図6】係止部材の間にワイヤハーネスを挿着する状態
を示す縦断面図である。
【図7】フラット形状部を含むワイヤハーネスを係止部
材の間に挿着する状態を示す縦断面図である。
【図8】従来例を示す全体斜視図である。
【図9】係止部材の間にワイヤハーネスを挿着する状態
を示す縦断面図である。
【図10】従来の問題点を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,18 インストルメントパネル(被
組付体) 3,4、20,21 係止部材 6,12,27,28 ワイヤハーネス 7,7′,23,23′ フラット形状部 8,25 電線 13,29 他のハーネス部分 S1 間隔 T1 厚み L1 ,L2 横幅
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−120716(JP,A) 特開 平7−231539(JP,A) 実開 平6−82489(JP,U) 実開 昭50−98177(JP,U) 実開 昭59−71514(JP,U) 実開 平6−70428(JP,U) 実開 平5−32893(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/04 H05K 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被組付体に一対の係止部材を設け、該一
    対の係止部材の間にワイヤハーネスを係止させるワイヤ
    ハーネスの係止構造において、 前記ワイヤハーネスを構成する複数本の電線が最低グレ
    ードに対応する第一のハーネス部分とその他の第二のハ
    ーネス部分とに分離され、 該第一のハーネス部分は複数本の電線を径方向に並べた
    フラット形状部として構成され、該フラット形状部の厚
    みは前記一対の係止部材の間隔と同程度であり、該フラ
    ット形状部の一側部に連結部を介して該第二のハーネス
    部分が連結され、該連結部は該第二のハーネス部分を覆
    う被覆手段で形成され、 該フラット形状部が電線並び方向に前記一対の係止部材
    の間に挿入係止され、該第二のハーネス部分が該一対の
    係止部材の外側に位置する ことを特徴とするワイヤハー
    ネスの係止構造。
  2. 【請求項2】 被組付体に一対の係止部材を設け、該一
    対の係止部材の間にワイヤハーネスを係止させるワイヤ
    ハーネスの係止構造において、 前記ワイヤハーネスを構成する複数本の電線が最低グレ
    ードに対応する第一のハーネス部分とその他の第二のハ
    ーネス部分とで構成され、 該第一のハーネス部分は複数本の電線を径方向に並べた
    フラット形状部として構成され、該フラット形状部の横
    幅は前記一対の係止部材の間隔と同程度であり、該第二
    のハーネス部分の横幅は該フラット形状部の横幅よりも
    狭く構成され、該フラット形状部の両側部を除く部分に
    該第二のハーネス部分が合体され、該フラット形状部の
    両側部はフラットな形状に維持され、 該フラット形状部が厚さ方向に前記一対の係止部材の間
    に挿入係止され、該第二のハーネス部分が該一対の係止
    部材の突出方向に位置することを特徴とする ワイヤハー
    ネスの係止構造。
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