JPH0536778U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0536778U
JPH0536778U JP085087U JP8508791U JPH0536778U JP H0536778 U JPH0536778 U JP H0536778U JP 085087 U JP085087 U JP 085087U JP 8508791 U JP8508791 U JP 8508791U JP H0536778 U JPH0536778 U JP H0536778U
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housing body
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retainer
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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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    • H01R13/42Securing in a demountable manner
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    • HELECTRICITY
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    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、プリント基板等に電線を接続する
カバー付コネクタにおいて、ハウジングに収容される端
子の半挿入状態を検知出来る構造のコネクタを提供する
ことを目的とする。 【構成】 ハウジング本体1に、内壁に可撓係止片2a
を突設された複数の端子収容室2が設けられ、該端子収
容室2には、一方の端部の背面に係合孔3aを有し、先
端から腹部にかけて折り返した接触片3bを形成され、
接触片3bと電線接続部3cとのほぼ中間の腹部には側
板3eを内側に折り曲げて凸部3fが形成され、他方の
端部の電線接続部3cには電線3dが接続された端子3
が収容されている。前記接触片3bと凸部3fは露出し
ている。カバー4の他側には耳軸4bが形成され、ハウ
ジング本体1の天板2bに連設された段違いの天板2b
2 に連設されたコの字状の係合部1bと係合するととも
に、カバー4のヒンジ部を延長して検知用突起4cが形
成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリント基板等に電線を接続するコネクタの構造に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
図10,11及び12において、従来例のコネクタaは、ハウジング本体cに 係止突起c4 を有する複数の端子収容室c1 が設けられるとともに、該端子収容 室c1 に一方の端部に係合孔d3 を有する接触片d1 を形成された端子dの他方 の端部に電線d2 が接続されて収容され、該端子dの係合孔d3 は前記端子収容 室c1 の係止突起c4 と係止手段を構成している。端子収容室c1 の天板c9 の 一部は切り欠かれて接触片d1 の一部は露出している。
【0003】 さらに、前記端子収容室c1 の接触片d1 側には、薄肉の可撓部c2 を介して 先端よりの内面に係止突起c6 を形成したカバーc3 がハウジング本体cに連設 され、該係止突起c6 は図示しないハウジング本体cの係合突起と係止手段を構 成している。ハウジング本体cのカバーc3 と対向する側には、係止突起c8 を 形成した可撓係止片c7 が設けられ、後述するケースbの係合突起b5 と係止手 段を構成している。
【0004】 一方の端部に空洞部b1 が形成されたケースbの他方には、プリント導体b2 を配設した基板部b3 が設けられるとともに、前記空洞部b1 に面したプリント 導体b2 は被接触端子b4 を形成し、前記コネクタaの端子dの接触片d1 と摺 動接触手段を構成し、更に該空洞部b1 は前記コネクタaの挿入端部c4 の係入 手段を構成している(実開昭53−104389号公報)。
【0005】 従来例は上記のように構成されているので、使用時において一方の端部に接触 片d1 を形成され、他方の端部に電線d2 が接続された端子dを電線接続部側c 5 からコネクタaの端子収容室c1 に挿入する。完全に端子dが挿入された位置 で、端子dの係合孔d3 は前記端子収容室c1 の係止突起c4 に係止され端子d はその位置を保持される。
【0006】 逐次、他の端子収容室にも端子dを収容し、カバーc3 を閉扉してカバーc3 の係止突起c6 を図示しないハウジング本体cの係合突起に係止しコネクタaの 組み立てを終了する。 次いで、図12に示すようにカバーc3 を開扉してコネクタaの挿入端部c4 を、カバーc3 をプリント導体b2 側に位置させてケースbの空洞部b1 に挿入 する。完全に挿入された位置で可撓係止片c7 の係止突起c8 はケースbの係合 突起b5 に係止されコネクタaはケースbに挿入された位置を保持する。この際 、各端子dの接触片d1 は対応するケースbのプリント導体b2 の被接触端子b 4 に摺動接触し電気的に接続される。
【0007】 第1従来例は上記のように構成されているので、コネクタaの端子収容室c1 に端子dを挿入するとき、半挿入の状態であってもこれを見落とすと正常の状態 と同様にコネクタaのカバーc3 は閉扉出来て、次工程に回されしまい、実際に 組み付けられた状態で、故障の発見に思わぬ手間を取られることになる欠点を有 する。
【0008】 次に、第2従来例(実開昭53−146982号公報)について、図13及び 図14に基づき説明する。 図13は第2従来例のコネクタa′及びケースb′の斜視図であり、図14は ケースb′の空洞部b1 ′にコネクタa′が挿入された状態の縦断面図である。
【0009】 第2従来例はカバーc3 ′以外は、第1従来例と同様であるので、その相違す るカバーc3 ′ついてのみ説明する。 ハウジング本体c′の端子収容室c1 ′に収容された端子d′の接触片d1 ′ 側に溝c9 ′にカバーc3 ′が摺動可能に設けられるとともに、カバーc3 ′の 先端よりに一対の開扉ストッパc10及びこれと対向する位置に開閉突起c11が形 成され、ハウジング本体c′の溝c9 ′の外方を相互に連結した側板c12に係合 凹部c13が設けられて、前記開扉ストッパc10と係合手段を構成している。
【0010】 第2従来例は上記のように構成されているので、端子d′がそれぞれの端子収 容室c1 ′に収容されて、カバーc3 ′を閉扉する。この時、カバーc3 ′の開 閉突起c11側板c12の端縁に当接して停止するとともに、凸部c11′が側板c12 の内面に係合して閉扉の位置を保持する。
【0011】 コネクタa′をケースb′に挿入するときは、カバーc3 ′を溝c9 ′に沿っ て摺動して開扉する。この時、カバーc3 ′の開扉ストッパc10は側板c12の係 合凹部c13がに係合するとともに、停止する。 これ以降の作動は第1従来例と同様であるので説明は省略する。
【0012】 第2従来例は上記のように構成されているので、コネクタa′の端子収容室c 1 ′に端子d′を挿入するとき、半挿入の状態であってもこれを見落とすと正常 の状態と同様にコネクタaのカバーc3 ′は閉扉出来て、次工程に回されてしま い、実際に組み付けられた状態で故障の発見に思わぬ手間を取られることになる 欠点を有する。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記した点に鑑み、プリント基板等に電線を接続するカバー付コネ クタにおいて、ハウジングに収容される端子の半挿入状態を検知出来るコネクタ を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、端子収容室に収容された端子の接触 片側に開閉可能な絶縁部材からなるカバーを蝶着したハウジング本体と、該ハウ ジング本体が挿入される空洞部と該空洞部の内面に突出し前記端子の接触片と摺 動接触する被接触端子を有する相手側ケースとを備えたコネクタにおいて、前記 ハウジング本体のカバーのヒンジ部をカバー先端と対向する方向に延長して検知 用突起を形成するとともに、該検知用突起の軌跡外に凸部を前記端子に形成した 構成とした。
【0015】 更に、端子収容室に収容された端子の接触片側に開閉可能な絶縁部材からなる カバーをスライド溝に摺動自在に挿着したハウジング本体と、該ハウジング本体 が挿入される空洞部と該空洞部の内面に突出し前記端子の接触片と接触する被接 触端子を有する相手側ケースとを備えたコネクタにおいて、前記ハウジング本体 の電線接続部側に端子の挿入方向と交差する方向に溝を形成し、カバー移動用溝 を形成したリテーナを前記溝に着脱自在に設けるとともに、該リテーナの外部に 本係止突起及び仮係止突起を設け、該本係止突起及び仮係止突起と係合する本係 合突起及び仮係合突起を前記ハウジング本体に形成して前記リテーナが前記端子 を二重に係止するとともに、前記リテーナの水平板のハウジング本体の端子収容 室側端に検知用突起を連設し、該検知用突起と対向する端子に突起を形成した構 成とした。
【0016】
【作用】
第1実施例においては、端子の接触片を収容した側のハウジング本体に、ヒン ジ部を支点にスイングするカバーを設けるとともに、該カバーの先端とヒンジ部 を介して対向する方向にカバーを延長し検知用突起を形成する。更に、端子の接 触片に前記検知用突起の軌跡に近接して凸部を形成することにより、該端子が半 挿入の場合は、前記凸部が前記カバーの検知用突起の軌跡内に位置するので、該 検知用突起が端子の凸部に衝突してカバーは閉まらず、従って、端子の半挿入を 確実に検知出来る。
【0017】 第2実施例においては、端子の接触片を収容した側のハウジング本体の一対の 側板内側に、スライド溝を形成するとともにカバーを摺動自在に挿着する。前記 ハウジング本体の電線接続部側に端子の挿入方向と交差する方向に溝を形成する とともに、カバー移動用溝を形成したリテーナを着脱自在に設け、該リテーナの 水平板の端子の接触片よりの外端に検知用突起を設ける。更に、該リテーナの外 側に本係止突起及び仮係止突起を設け、該本係止突起及び仮係止突起と係合する 本係合突起及び仮係合突起を前記ハウジング本体に形成し、リテーナは仮係止状 態をへて本係止状態において前記端子を二重に係止する。
【0018】 端子が半挿入の場合は、リテーナの検知用突起が端子の突部に当接してリテー ナ自身正常な本係止の位置まで挿入出来ず、更にリテーナのカバー移動用溝とハ ウジング本体のスライド溝の位置が食い違うので、ハウジング本体にあるカバー はリテーナ側へスライド出来ないことにより、端子の半挿入を確実に検知出来る 。
【0019】
【実施例】
図1は本考案による第1実施例のコネクタA及びケースBの斜視図である。図 2は同じくコネクタAの斜視図であり、図3は同じくコネクタAの一部切り欠き 斜視図である。
【0020】 ハウジング本体1に、内壁に可撓係止片2aを突設された複数の端子収容室2 が設けられるとともに、該端子収容室2には一方の端部の背面に係合孔3aを有 し先端から腹部にかけて折り返した接触片3bを形成された端子3が他方の端部 の電線接続部3cには電線3dが接続されて収容されている。
【0021】 該端子3の係合孔3aは前記端子収容室2の可撓係止片2aと係止手段を構成 している。 該端子3の接触片3bと電線接続部3cとのほぼ中間の腹部には側板3eを内 側に折り曲げて凸部3fが形成されるとともに、前記端子収容室2の天板2bの 一部は切り欠かれて切り欠き2b1 が形成され該切り欠き2b1 に前記接触片3 bと凸部3fは露出している。
【0022】 ハウジング本体1の天板2bと段違いに設けられた天板2b2 の電線接続部3 c側の端部2b2 ′には横断面がコの字状の係合部1bが開放端1b1 を端子3 の電線接続部3cと対向する方向に向けて端子3の上を除いて連設されている。 側板1aの内面には、後述するカバー4の軸線X(係合部1bの軸線でもある )から均等な間隔Lを隔てて係合孔1c,1dが形成されている。
【0023】 縦断面がL字状のカバー4一方の先端には蓋片4aが立設されるとともに、他 端には該カバー4のヒンジ部たる耳軸4bが端子3の上を除いて形成され、前記 係合部1bと枢支手段を構成している。端子3の上方に、カバー4の他端が耳軸 4bの中心を結んだ軸線Xを越えて延長されるとともに、若干段差を設けて検知 用突起4cが形成されている。
【0024】 前記軸線Xから該検知用突起4c先端までの長さは、該先端の軌跡が前記端子 3の凸部3fにかからない範囲で最大に設定されている。カバー4の両側端には 耳軸4bの軸線Xから前記間隔Lの距離に係合突起4dが形成され、前記係合孔 1c,1dと係合手段を構成している。
【0025】 ハウジング本体1のカバー4と対向する側面に、外側に係止突起1eを形成し た可撓係止片1fが形成され、後述するケースBの係合突起5aと係止手段を構 成している(図1,図4参照)。 ケースBは一方の端部よりに空洞部5を有し、他端にかけてプリント導体6a を配設した基板部6が設けられるとともに、前記空洞部5に面したプリント導体 6aは被接触端子6bを形成し、前記コネクタAの端子3の接触片3bと接触手 段を構成し、更に該空洞部5は前記コネクタaの挿入端部1gの係入手段を構成 している。
【0026】 本考案による第1実施例は、上記のように構成されているので、使用時におい て、図4(A)に示すようにハウジング本体1の端子収容室2に端子3を接触片 3bをカバー4側にして挿入する。 この際、完全に挿入された位置で、端子3の係合孔3aは可撓係止片2aの先 端に係止されて、端子3は後抜けを阻止される。又、カバー4の検知用突起4c の先端の軌跡は前記端子3の凸部3fにかからない範囲で最大に検知用突起4c の長さは設定されているので、各端子3が完全に挿入された位置でカバー4の検 知用突起4cは端子3の凸部3fに衝突せずにカバー4は閉扉される。
【0027】 ところが、図4(B)に示すように少なくともいずれか一つの端子3が半挿入 の位置にある場合は、検知用突起4cの先端の軌跡内に該端子3の凸部3fが位 置しているので、図4(C)に示すようにカバー4をD方向に閉扉しようとする と、検知用突起4cの先端は端子3の凸部3fに衝突して閉扉出来ないことによ り端子3の半挿入をフールプルーフ的に確実に検知することが出来る。
【0028】 次に、図5,6(A),(B)及び図7(A),(B)に基づき本考案による 第2実施例について説明する。 図5は本考案による第2実施例のコネクタA′の斜視図である。ケースB′に ついては第1実施例と同様であるので説明は省略する。
【0029】 図6(A)はコネクタA′の縦断面図であり、(B)は図6(A)におけるY −Y方向の横断面図である。 図7(A)はリテーナ7が仮係止状態の縦断面図であり、図7(B)はリテー ナ7が本係止状態の縦断面図である。
【0030】 図5及び図8(A)において、ハウジング本体1′に、内壁に可撓係止片2a ′を突設された複数の端子収容室2′が設けられるとともに、該端子収容室2′ には一方の端部の背面に係合孔3a′を有し先端から腹部にかけて折り返した接 触片3b′を形成されるとともに、側板3e′を内方に折り曲げて突起3g′が 形成され、他方の端部の電線接続部3c′には電線3d′が接続されている。
【0031】 前記端子収容室2′の天板2b′の一部は切り欠かれて切り欠き2b1 ′が形 成され、該切り欠き2b1 ′に前記接触片3b′は露出している。該端子3′の 係合孔3a′は前記端子収容室2′の可撓係止片2a′と係止手段を構成してい る。
【0032】 ハウジング本体1′の一対の側板1a′の内側には相対してスライド溝1b′ が形成されるとともに、カバー1c′の摺動手段を構成し、ハウジング本体1′ の電線接続側の両外側には、後述するリテーナ7の一対の側板7a,7aと係合 する溝1d′が端子3′の挿入方向と交差する方向に形成されるとともに、一対 の仮係合突起1d1 ′及び一対の本係合突起1d1 ″が形成されている(図6( A),図7(A),(B)及び図8(A)参照)。
【0033】 ハウジング本体1′の電線接続側に横断面がH字状のリテーナ7が端子3′の 挿入方向と交差する方向に着脱自在に上述のように構成されている。 該リテーナ7の一対の側板7a,7aの短側板7a1 ,7a1 の内側にはカバ ー移動用溝7a1 ′が形成されるとともに、リテーナ7の水平板7bの端子3′ の電気接触側の突起3g′側に検知用突起7b′が連設され前記突起3g′の端 縁3g″と二重係止手段を構成している(図8(A),(B)参照)。
【0034】 一対の側板7a,7aの長側板7a2 ,7a2 の先端内側に仮係止突起7a2 ′,7a2 ′が形成され、更に長側板7a2 ,7a2 の電線接続端側に本係止突 起7a2 ″,7a2 ″が形成され、後述するハウジング本体1′の仮係合突起1 d1 ′及び本係合突起1d1 ″とそれぞれ係止手段を構成している(図6(B) ,図7(A)参照)。
【0035】 なお、リテーナ7の本係止突起7a2 ″が本係合突起1d1 ″と係合した本係 止位置において、リテーナ7のカバー移動用溝7a1 ′がハウジング本体1′の スライド溝1b′と同軸線上になるよう設定されている。 図8(A)において、ハウジング本体1′のカバー1c1 と対向する側面の外 側に、係止突起1e′を形成した可撓係止片1f′が形成され、説明を省略する ケースB′の係合突起と係止手段を構成している。
【0036】 なお、第2実施例のコネクタA′の相手側ケースB′は第1実施例のケースB と同様な構造であるので、説明は省略する。 本考案による第2実施例は、上記のように構成されているので、使用時におい て、リテーナ7の一対の側板7a,7aをハウジング本体1′の溝1d′に挿入 し、リテーナ7の仮係止突起7a2 ′をハウジング本体1′の仮係合突起1d1 ′を乗り越えた位置で、且つ本係止突起7a2 ″が本係合突起1d1 ″を乗り越 えない位置に係止してリテーナ7を仮係止位置に保持する(図6(B),図7( A)参照)。
【0037】 次いで、端子3′を接触片3b′側をハウジング本体1′の端子収容室2′の 切り欠き2b1 ′側にして端子収容室2′に挿入する。この時、完全に挿入され た位置で端子3′の係合孔3a′は端子収容室2′の可撓係止片2a′に係止さ れて端子3′は後抜けを阻止される。逐次、他の端子3′を対応する端子収容室 2′に収容し端子の収容を終了する(図7(A)参照)。
【0038】 次いで、図7(B)に示すように、リテーナ7を矢印の方向に完全に挿入する とリテーナ7の本係止突起7a2 ″がハウジング本体1′の本係合突起1d1 ″ を乗り越えて係止され、所謂本係止位置に収まり、リテーナ7のカバー移動用溝 7a1 ′がハウジング本体1′のスライド溝1b′と同軸線上になるとともに、 リテーナ7の検知用突起7b′が端子3′の突起3g′の端縁3g″に当接して 端子3′を二重に係止する。
【0039】 これでコネクタA′の組み立ては終了するが、該コネクタA′を相手側ケース B′に挿入するときは、カバー1c′をリテーナ7側のカバー移動用溝7a1 ′ にスライドして各端子3′の接触片3b′を見ながら挿入すれば良い。 ところが、図9に示すように、端子3′が半挿入の位置にあると、リテーナ7 を仮係止の位置から本係止位置に完全に挿入しようとしても、リテーナ7の検知 用突起7b′が端子3′の突起3g′の上側端に衝突してリテーナ7は本係止の 状態に移行することは出来ず、且つリテーナ7のカバー移動用溝7a1 ′がハウ ジング本体1′のスライド溝1b′と段差を持つのでカバー1c′を開けること も出来ない。 従って、端子3′の半挿入をフールプルーフ的に確実に検知する ことが出来る。
【0040】
【考案の効果】
本考案は上記したように、プリント基板等に電線を接続するカバー付コネクタ において、ハウジングに収容される端子の半挿入状態をフールプルーフ的に確実 に検知出来るコネクタを特長とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による第1実施例の斜視図である。
【図2】本考案による第1実施例のコネクタのカバーを
開扉した斜視図である。
【図3】本考案による第1実施例のコネクタの一部切り
欠き斜視図である。
【図4】(A)は同じく端子をコネクタに挿入する縦断
面図であり、(B),(C)は端子がコネクタに半挿入
の状態の縦断面図である。
【図5】本考案による第2実施例の斜視図である。
【図6】(A)は本考案による第2実施例の縦断面図で
あり、(B)は同じく横断面図である。
【図7】(A)は本考案による第2実施例の仮係止状態
の縦断面図であり、(B)は同じく本係止状態の縦断面
図である。
【図8】(A)は本考案による第2実施例の端子を挿入
する状態の縦断面図であり、(B)は同じく本係止状態
の縦断面図であり、(C)は同じく本係止状態でカバー
を開閉する状態の縦断面図である。
【図9】本考案による第2実施例の端子が半挿入の状態
でリテーナを仮係止の状態から本係止の状態に挿入しよ
うとする状態の縦断面図である。
【図10】第1従来例の斜視図である。
【図11】同じくコネクタのカバーを開扉した斜視図で
ある。
【図12】同じくコネクタをケースに挿入した状態の縦
断面図である。
【図13】第2従来例の斜視図である。
【図14】同じくコネクタをケースに挿入した状態の縦
断面図である。
【符号の説明】
A,A′ コネクタ B,B′ ケース 1,1′ ハウジング本体 1a,1a′,3e,7a 側板 1b′ スライド溝 2,2′ 端子収容室 2a,2a′ 可撓係止片 2b,2b′ 天板 2b1 ,2b1 ′ 切り欠き 3,3′ 端子 3a,3a′ 係合孔 3b,3b′ 接触片 3c,3c′ 電線接続部 3d,3d′ 電線 3f 凸部 3g′ 突起 4,1c′ カバー 4a 蓋片 4b 耳軸 4c,7b′ 検知用突起 5 空洞部 6 基板部 6a プリント導体 6b 被接触片 7 リテーナ 7a1 ′ カバー移動用溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子収容室に収容された端子の接触片側
    に開閉可能な絶縁部材からなるカバーを蝶着したハウジ
    ング本体と、該ハウジング本体が挿入される空洞部と該
    空洞部の内面に突出し前記端子の接触片と摺動接触する
    被接触端子を有する相手側ケースとを備えたコネクタに
    おいて、 前記ハウジング本体のカバーのヒンジ部をカバー先端と
    対向する方向に延長して検知用突起を形成するととも
    に、前記端子に該検知用突起の軌跡に近接して凸部を形
    成したことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 端子収容室に収容された端子の接触片側
    に開閉可能な絶縁部材からなるカバーをスライド溝に摺
    動自在に挿着したハウジング本体と、該ハウジング本体
    が挿入される空洞部と該空洞部の内面に突出し前記端子
    の接触片と接触する被接触端子を有する相手側ケースと
    を備えたコネクタにおいて、 前記ハウジング本体の電線接続部側に端子の挿入方向と
    交差する方向に溝を形成し、カバー移動用溝を形成した
    リテーナを前記溝に着脱自在に設けるとともに、該リテ
    ーナの外部に本係止突起及び仮係止突起を設け、該本係
    止突起及び仮係止突起と係合する本係合突起及び仮係合
    突起を前記ハウジング本体に形成して前記リテーナが前
    記端子を二重に係止するとともに、前記リテーナの水平
    板のハウジング本体の端子収容室側端に検知用突起を連
    設し、該検知用突起と対向する端子に突起を形成したこ
    とを特徴とするコネクタ。
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