JPH0533156B2 - - Google Patents

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JPH0533156B2
JPH0533156B2 JP59228241A JP22824184A JPH0533156B2 JP H0533156 B2 JPH0533156 B2 JP H0533156B2 JP 59228241 A JP59228241 A JP 59228241A JP 22824184 A JP22824184 A JP 22824184A JP H0533156 B2 JPH0533156 B2 JP H0533156B2
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JP
Japan
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thermal transfer
transfer sheet
layer
weight
dye
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JP59228241A
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JPS61106293A (ja
Inventor
Masaki Kutsukake
Yoshinori Saito
Masanori Akata
Mineo Yamauchi
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0533156B2 publication Critical patent/JPH0533156B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/38207Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はオーバーヘツドプロジエクター
(OHP)やスライド投影機用に用いるか、ジアゾ
コピーや写真製版等にも用いることができ、透過
光で見ることが可能な印刷物、換言すれば透過原
稿を熱転写シートからの色材の転移により作成す
るのに適した透過原稿作成用被熱転写シートに関
する。
従来の技術 透過原稿作成用シートとしては、従来、○イ銀塩
写真フイルム、○ロジアゾ写真フイルム等の、主に
写真フイルムが用いられている。しかし、○イ及び
○ロ等の写真フイルムにおいては画像の形成は光学
的に行なうものであり、それぞれの材料により多
少異なるものの露光及び現像、必要に応じ定着の
各工程を要する。
ところで近年、CRT上の画像のごとき電気信
号から直接ハードコピーを作成して用いたいとい
う要求が高まつている。
これらの要求に対し、加熱により移行する性質
を有する昇華性分散染料層が設けられた熱転写シ
ートを被熱転写シートと組合わせて用い、該昇華
性分散染料をコントロールしながら被熱転写シー
ト上に移行させて階調のある写真のような画像を
得る方法が提案されている。この方法は熱写真シ
ートを用いてポリエステル繊維製の被熱転写シー
トの染着方法として利用されている方法の応用で
あるが、繊維への転写は加熱時間が充分に長く、
一方、電気信号から直接ハードコピーする際の代
表的な加熱手段としてはサーマルヘツドが用いら
れるが、サーマルヘツドによる加熱は通常極めて
短かい。一例としてポリエステル繊維への転写条
件は200℃で1分間程度であるが、サーマルヘツ
ドの印字条件は400℃で数msec程度である。この
ためポリエステル繊維への転写を従来の熱転写シ
ートとポリエステル繊維との組み合わせ、及びサ
ーマルヘツドの使用によつて行なうこと自体が不
可能であり、透過原稿を作成することも不可能で
あつた。
発明が解決しようとする問題点 従つて、本発明においては、サーマルヘツドを
用いて印字し、透過光で見ることが可能な被熱転
写シートを提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明は、加熱により移行する昇華性染料を含
有した染料層が設けられた熱転写シートと組み合
わせて用いられる透過原稿作成用被熱転写シート
であつて、透明基材と、加熱された際に熱転写シ
ートから移行してくる染料が受容される厚さ2〜
10μmの染料定着性樹脂塗膜の受容層とからな
り、該受容層の表面もしくは内部に染料透過性の
離型剤が含有されていることを特徴とする透過原
稿作成用被熱転写シートに関する。
以下、本発明を図面に示す好ましい具体例につ
いて説明する。
本発明に係る第1の態様の透過原稿作成用被熱
転写シート(以下、しばしば被熱転写シートと言
う)1は、第1図に示されるように、透明基材2
上に受容層3が設けられて構成されている。また
本発明に係る第2の態様の被熱転写シート1は、
第2図に示されるように、基材2上に受容層3が
設けられ、この受容層3の少なくとも一部上に離
型剤層4が設けられて構成されている。この離型
剤層4は受容層3の全面に設けられていてもよい
が、第3図に示されるように受容層3の一部上に
のみ設けられていてもよいし、又は受容層3の内
部に離型剤が含有されていてもよい。
基材2は受容層3を保持するという役割を有す
るとともに、熱転写時には熱が加えられるため、
加熱された状態でも取扱い上支障のない程度の機
械的強度を有し、かつ、透明性を有していること
が望ましい。
このような透明基材2の具体例としては、ポリ
エチレンフイルム、ポリプロピレンフイルム、ポ
リ塩化ビニルフイルム、ポリ塩化ビニリデンフイ
ルム、ポリビニルアルコールフイルム、ポリエチ
レンテレフタレートフイルム、ポリカーボネート
フイルム、ナイロンフイルム、ポリスチレンフイ
ルム、エチレン酢酸ビニル共重合体フイルム、エ
チレンビニルアルコール共重合体フイルム、アイ
オノマー等のプラスチツクフイルムのうち、透明
もしくは半透明のもの(これらは有色透明もしく
は有色半透明でもよい)が挙げられ機械的装置に
より取扱い時の破断防止性や耐熱性を重視する場
合にはポリエチレンテレフタレートフイルム、ポ
リカーボネートフイルム、ナイロンフイルムが好
ましく、中でもポリエチレンテレフタレートフイ
ルムがすぐれている。
この基材2の厚みは、通常3〜50μm、好まし
くは5〜15μm程度である。
被熱転写シート1の受容層3は、前述のごと
く、加熱された際に熱転写シートから移行してく
る染料を受け入れる働きをしており、具体的に
は、以下のようなものが用いられる。
(イ) エステル結合を有するもの ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル
樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル
樹脂、スチレンアクリレート樹脂、ビニルトル
エンアクリレート樹脂など。
(ロ) ウレタン結合を有するもの ポリウレタン樹脂など (ハ) アミド結合を有するもの ポリアミド樹脂など。
(ニ) 尿素結合を有するもの 尿素樹脂など。
(ホ) その他極性の高い結合を有するもの ポリカプロラクトン樹脂、スチレン−無水マ
レイン酸樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアク
リロニトリル樹脂など。
上記のような合成樹脂に加えて、これらの混合
物あるいは共重合体なども使用しうる。
また、受容層3を、性質の異なる2種類の樹脂
から形成することもできる。たとえば、−100〜20
℃のガラス転移温度を有するとともに極性基を有
する合成樹脂により受容層の第1領域を形成し、
また40℃以上のガラス転移温度を有する合成樹脂
により受容層の第2領域を形成することができ
る。この第1領域および第2領域はともに受容層
表面に露出しており、第1領域が該表面の15%以
上を占め、第1領域は互いに独立して島状に存在
しており、その島状部のそれぞれの長手方向の長
さは0.5〜200μmであることが好ましい。
本発明の第1の態様の被熱転写シート1は、上
記のような樹脂からなる受容層3中に染料透過性
の離型剤が含有されている。
このような離型剤としては、固形ワツクス類、
フツ素系あるいはリン酸エステル系の界面活性
剤、シリコーンオイル類などが用いられる。これ
らの化合物は受容層を形成する樹脂に予め添加さ
れ、得られた樹脂混合物溶液を基材上に塗布乾燥
して受容層が得られるが、以下に各離型剤を具体
的に説明する。
固形ワツクスは、受容層3を形成する樹脂中に
微細な粒子として分散させることが好ましく、し
たがつて固形ワツクスは前記樹脂に添加する以前
に、ボールミル、サンドミルなどによつて処理す
ることが好ましい。固形ワツクスとしては、ポリ
エチレンワツクス、アミドワツクス、テフロンパ
ウダーなどが用いられる。この固形ワツクスは、
前記樹脂中に、樹脂重量の5〜50重量%好ましく
は10〜20重量%の量で添加される。添加量が5重
量%未満であると、充分な離型効果が得られず、
熱転写層が受容層に熱接着することがある。また
その添加量が50重量%を超えると、加熱時に熱転
写層から移行してくる染料を充分に受容できなく
なり、したがつて得られる画像が充分な解像力を
有さない場合が生ずる。
フツ素系あるいはリン酸エステル系の界面活性
剤もまた、受容層を形成する樹脂中に離型剤とし
て添加される。前記樹脂中に添加された界面活性
剤は、受容層表面にその一部が現われ、したがつ
て離型効果が得られると考えられる。このような
界面活性剤としては、具体的にリン酸エステル系
化合物として、プライサーフA208S、プライサー
フA210G、プライサーフDB−01(以上第1工業
製薬)、ガフアツクRS−410、ガフアツクRA−
600、ガフアツクRE610(以上東邦化学工業)、ま
たフツ素系界面活性剤として、ユニダイン
DS501、ユニダインDS502(ダイキン工業)、
FC430、FC431(住友3M)などが挙げられる。こ
の界面活性剤は、前記樹脂中に、樹脂重量の0.5
〜10重量%の量で添加される。添加量が0.5重量
%未満であると、充分な離型効果が得られない。
またその添加量が10重量%を越えると、受容層表
面がべとついたり、ゴミが該表面に付着しやすく
なり、また転写層と受容層とが接触した場合に、
加熱しなくとも転写層の染料が受容層に移行して
しまうなど、地汚れが起こる。
また、シリコーンオイル類も受容層を形成する
樹脂中に離型剤として添加される。シリコーンオ
イルとしては、油状のものも用いることはできる
が、硬化型のものが好ましい。硬化型のシリコー
ンオイルとしては、反応硬化型、光硬化型、触媒
硬化型などが挙げられる。このうち反応硬化型の
シリコーンオイル類が特に好ましい。
このような硬化型のシリコーンオイル類を離型
剤として用いる場合には、前述の界面活性剤系の
離型剤の場合と比較して、受容層表面がべとつい
たりゴミが付着するようなことがなく、したがつ
て多量に用いることもできる。硬化型シリコーン
オイル類は、前記樹脂中に、樹脂重量の0.5〜30
重量%の量で添加できる。添加量が0.5重量%未
満であると、充分な離型効果が得られず、熱転写
層が受容層に熱接着することがある。また、その
添加量が30重量%を超えると、加熱時に熱転写層
から移行してくる染料を充分に受容できなくな
り、したがつて得られる画像が充分な記録濃度を
有さない場合が生じる。
反応硬化型シリコーンオイルとしては、アミノ
変性シリコーンオイルとエポキシ変性シリコーン
オイルとを反応硬化させたものが好ましい。アミ
ノ変性シリコーンオイルとしては、具体的に、信
越化学工業(株)製のKF−393、KF−857、KF−
858、X−22−3680、X−22−3801Cなどが用い
られ、一方エポキシ変性シリコーンオイルとして
は、KF−100T、KF−101、X−60−164、KF−
103などが用いられる。
触媒あるいは光硬化型シリコーンオイルとして
は、KS705F−PS(触媒)、KS705F−PS−1(触
媒)、KS720、KS770−PL−3(触媒)、KS774−
PL−3などが挙げられる。
本発明の第2の態様の被熱転写シート1は、前
述のように、基材2上に前記樹脂からなる受容層
3が設けられ、さらにこの受容層3の少なくと
も、一部上に離型剤層4が設けられて構成されて
いるが、この離型剤層4は、前述の離型剤を適当
な溶媒に溶解あるいは分散させ、得られた溶液あ
るいは分散液を受容層3上に塗布し、次いで乾燥
することによつて形成できる。
この離型剤層の膜厚は、0.01〜5μm好ましくは
0.05〜2μmであることが望ましい。離型剤層の膜
厚が0.01μm未満であると、充分な、離型効果が
得れず、一方5μmを越えると、染料の透過性が
妨げられるため好ましくない。
前述のごとく、離型剤層4は受容層3の全面に
設けられていてもよいが、受容層3の一部上にの
み設けられてよい。一般に離型剤層はその上に説
明文などを印刷することは困難であるのに対し、
受容層上に印刷することは可能である。したがつ
て被熱転写シート上に印刷する必要があるような
場合には、離型剤層を受容層の一部上にのみ設け
ることが好ましい。
本願発明に係る第3の態様の被熱転写シート
は、上述のような受容層中にシリカの微粉末を含
んでいることを特徴としている。
本発明においてシリカとは、二酸化珪素または
二酸化珪素を主成分とする物質をいう。受容層中
に含有させる微粉末シリカとしては、平均粒径10
〜100mμ、比表面積250m2/g未満のもの、より
好ましくは、平均粒径10〜50mμ、比表面積20〜
200m2/gのものが用いられる。
微粉末シリカの平均粒子径がこの範囲より大き
いと、受容層形成に用いる被熱転写層用塗料組成
物における微粉末シリカの分散安定性が低下し、
かつ被熱転写シートの受容層表面の平滑性が著し
くそこなわれ、熱転写で得られる画像が不鮮明と
なる。また、微粉末シリカの平均粒子径がこの範
囲より小さいと、受容層形成に用いる被熱転写層
用塗料組成物の流動性が低下し、かつ被熱転写シ
ートへの微粉末シリカ添加効果が十分に発揮され
ない。
このような条件を満足する微粉末シリカの具体
例としては、AEROSIL R972、AEROSIL 130、
AEROSIL 200、AEROSIL OX50、AEROSIL
TT600、AEROSIL MOX80、AEROSIL
MOX170(アエロジル(株)社製シリカ粉末)などが
挙げられる。
また、微粉末シリカの含有量は、受容層の重量
に対して、5〜20重量%、より好ましくは、5〜
10重量%の範囲である。
これらの微粉末シリカは、受容層を形成する樹
脂に予め添加され、得られた樹脂混合物溶液を基
材上に塗布し乾燥して受容層が形成される。
受容層を形成する際には、上記微粉末シリカ以
外にも種々の添加剤を加えうるが、それらの成分
は、加熱時に熱転写シートから移行してくる染料
の定着を妨げないようなものから選択されるべき
である。このような添加剤としては、熱転写シー
トとの離型製を高めるものとして、シリコーン化
合物の硬化物たとえばエポキシ変成シリコーンオ
イルとアミノ変成シリコーンオイルとの硬化物な
どが挙げられる。これら各変性シリコーンオイル
の詳細は前記した通りである。
あるいは受容層としては、少なくとも1種の樹
脂と水とからなる分散液塗膜を基材上に設け、次
いで乾燥することによつて形成されたものも使用
しうる。
水との分散液を構成する分散質としての樹脂と
しては、(イ)単一種類の被染色能を有する樹脂、(ロ)
同一種類の樹脂であつて、被染色能の高いものと
低いものとの混合物、(ハ)少なくとも1種は被染色
能を有し、相互に相溶性がない1種以上の樹脂の
混合物、などが用いられうる。
樹脂が有する被染色能の大小は、樹脂の物性、
特にガラス転移温度にほぼ比例していると考えら
れる。一般に、ガラス転移温度が−100℃〜20℃
の樹脂は一般に被染色能が低く、ガラス転移温度
が40℃以上の樹脂は一般に高い被染色能を有して
いるということができる。
なお、本発明において、「分散液」という場合
は、液−液分散系(エマルジヨン)と液−固分散
系(サスペンジヨン)との双方を含むものとす
る。
上述した、樹脂−水分散液の好ましい具体例と
しては、以下のようなものが挙げられる。
(a) 天然ゴムラテツクス(天然ゴム樹液の濃縮
物) (b) 合成ゴムラテツクス(乳化重合で得られる合
成ゴム水分散液) SBR(スチレン/ブタジエン共重合体)ラテ
ツクス、ポリクロロプレンラテツクス、ポリブ
タジエンラテツクス、ブチルゴム(ポリブテ
ン)ラテツクスなど。
(c) 合成樹脂エマルジヨン(乳化重合で得られる
合成樹脂水分散液) ポリアクリル酸エステルエマルジヨン、ポリ
酢酸ビニルエマルジヨン、エチレン/酢酸ビニ
ル共重合体エマルジヨン、ポリスチレンエマル
ジヨン、ポリ塩化ビニルエマルジヨンなど。
(d) 合成樹脂水分散液(合成樹脂溶液または合成
樹脂溶融物を水に分散して得られる合成樹脂水
分散液) ポリエステル水分散液、ポリウレタン水分散
液、ポリエチレン水分散液など。
また、上述した樹脂水分散液には、分散を安定
化させるため分散剤が含有されていてもよい。添
加する分散剤の好ましい具体例としては以下のよ
うなものが挙げられる。
() 乳化剤 カルボン酸塩、スルフオン酸塩、硫酸エステ
ル塩、リン酸エステル塩、フオスフオン酸塩な
どのアニオン界面活性剤、アミン塩、第4級ア
ンモニウム塩、フオスフオニウム塩、スルフオ
ニウム塩などのカチオン界面活性剤、ベタイ
ン、スルフオベタインなどの両性界面活性剤、
脂肪酸モノグリセリンエステル、脂肪酸ポリグ
リコールエステルなどのノニオン界面活性剤。
() 保護コロイド ポリビニルアルコール、エチレン/ビニルア
ルコール共重合体、ポリアクリル酸、ポリメタ
クリル酸、ヒドロキシエチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、メチルセルロー
ス、エチルセルロースなど。
() 自己乳化性樹脂 極性基含有ポリウレタンなどのように、分散
樹脂自身が極性を有しこれが粒子表面に局在し
て分散安定性を賦与するもの。
上述した樹脂水分散液の組成は、重量比で、樹
脂成分20〜70%、より好ましくは30〜60%、水分
30〜80%、により好ましくは40〜70%の範囲であ
る。また、分散剤は、樹脂成分に対して重量比で
0.1〜10%好ましくは1〜5%添加される。
上記樹脂水分散液中には種々の添加剤を加えう
るが、それらの成分は、加熱時に熱転写シートか
ら移行してくる染料の定着を妨げないようなもの
から選択されるべきである。このような添加剤と
しては、熱転写シートとの離型性を高めるものと
して、シリコーン化合物の硬化物たとえばエポキ
シ変性シリコーンオイルとアミノ変性シリコーン
オイルのと硬化物などが挙げられる。
上記組成の樹脂水分散液による受容相の形成
は、まず、基材上に、適宜な印刷方法あるいは塗
布方法、たとえばワイヤーバーコーテイングなど
の方法により樹脂水分散液塗膜を設け、次いでこ
れを乾燥することにより行なわれる。受容層の厚
さは、基材の種類等に応じて適宜選択され得る
が、通常、乾燥後の厚さが1〜20μm、好ましく
は2〜10μmの範囲であることが望ましい。
さらに必要に応じて、受容層の表面に、熱転写
シートとの離型性を高めるための離型層を形成す
ることもできる。このような離型性を形成する組
成物としては、シリコーン化合物の硬化物たとえ
ばエポキシ変性シリコーンオイルとアミノ変性シ
リコーンオイルの硬化物などが好ましく用いられ
る。これら各変性シリコーンオイルの詳細は前記
した通りである。
上述のような被熱転写シート1は、熱転写シー
トと組み合わされて使用される。代表的な熱転写
シート5は、第4図に示されるように、支持体6
の片面に熱転写層7が設けられて構成されてお
り、この熱転写層7は加熱された場合にその中に
含まれる色材が被熱転写シート上に移行するよう
になつている。
このような色材としては、約150〜400程度の比
較的小さい分子量を有する分散染料、オイル染
料、ある種の塩基性染料、あるいはこれらの染料
に変化しうる中間体などが挙げられ、これらの中
から、熱転写温度、熱転写効率、色相、演色相、
耐候性などを考慮して選択して用いられる。
上記の色材は、熱転写層を形成する適宜な合成
樹脂バインダー中に分散されて、支持体6上に設
けられる。このような合成樹脂バインダーとして
は、通常、耐熱性が高くしかも加熱された場合に
起こる色材の移行を妨げないものを選択すること
が好ましく、たとえば以下のようなものが用いら
れる。
() セルロース系樹脂 エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、エチルヒドロキシセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース、メチルセルロース、酢
酸セルロース、酢酪酸セルロースなど。
() ビニル系樹脂 ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポ
リビニルブチラール、ポリビニルピロリドン、
ポリエステル、ポリアクリルアミドなど。
上記の合成樹脂バインダーのうち、耐熱性など
の点から、ポリビニルブチラール樹脂あるいはセ
ルローセ系樹脂が好ましい。
熱転写層7を支持体6上に設けるには、色材お
よび合成樹脂バインダーを溶材あるいは希釈剤と
ともに混練して熱転写用塗料組成物とし、これを
適宜な印刷方法あるいは塗布方法により支持体6
上に設ければよい。なお、必要に応じて、熱転写
層用塗料組成物中に任意の添加剤を加えてもよ
い。
熱転写シートの基本的な構成は上記のとおりで
あるが、サーマルヘツドのような接触型の加熱手
段により、支持体の表面を直接加熱する場合に
は、第5図に示すように、支持体6の熱転写層が
設けられていない側にワツクスなどの滑剤あるい
は離型剤を含む滑性層8を設けることによつて、
サーマルヘツドなどの加熱手段と支持体との融着
を防止するとともにすべりを良好にすることがで
きる。
上記のようにして準備された熱転写シートおよ
び被熱転写シートは、第6図に示すごとく熱転写
シートの熱転写層と被熱転写シートの受容層とが
接するように向かい合わせて重ね合わされ、熱転
写層と受容層の界面に画像情報に応じた熱エネル
ギーを与えることにより、熱転写層中の色剤を該
熱エネルギーに応じて受容層に移行させることが
できる。
作用・効果 本発明の透過原稿作成用被熱転写シートは以上
の構成から成つており、透明基材及びその上に設
けられた透明受容層とから成つているので、熱転
写シートを用いてサーマルヘツド等により転写す
ることにより、オーバーヘツドプロジエクター、
スライド投影機等に使用するか、又はジアゾコピ
ーや写真製版のためのポジもしくはネガとして使
用することができる。
実施例 1 下記組成の受容層形成用インキ組成物を調製
し、厚み100μmのポリエチレンテレフタレート
フイルム(東レ製、ルミラー#100)に乾燥塗布
量が4.0g/m2になる様に塗布し、次いで乾燥し
て被熱転写シートを得た。
ポリエステル樹脂:Vylon200(東洋紡)
……1重量部 アミノ変性シリコーン:KF−393(信越化学工業)
……0.03重量部 エポキシ変性シリコーン:X−22−343(信越化学
工業) ……0.03重量部 メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノ
ン(重量比4:4:2) ……9.0重量部 次いで、下記組成の熱転写層形成用インキ組成
物を調製し、背面に耐熱処理を施した9μm厚の
PETに、乾燥塗布量が1.0g/m2になる様に塗布、
乾燥して熱転写シートを得た。
分散染料:KST−B−136(日本化薬)
……0.4重量部 エチルヒドロキシエチルセルロース(ハーキユレ
ス) ……0.6重量部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1:1)
……9.0重量部 得られた熱転写シートの熱転写層と、前記被熱
転写シートの受容層とを向い合せの状態で重ね合
わせ、サーマルヘツドで熱転写シート側から加熱
して、印字した後、両シートを剥離したところ、
受容層と転写層が簡単にはがれ、転写層樹脂の受
容層へのハガレなどは全く発生せず、連続的な階
調を有する記録画像が得られた。
実施例 2 下記組成の受容層形成用インキ組成物を調製
し、実施例1で用いたのと同じポリエチレンテレ
フタレートフイルム上に乾燥塗布量が4.0g/m2
になる様に塗布、乾燥し受容層を形成した。
ポリエステル樹脂:Vylon200(東洋紡)
……1.0重量部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1:1)
……9.0重量部 次いで、下記組成の離型剤層形成用溶液をミヤ
バー# 6を用いて、上記ポリエステル樹脂層の上
に塗布し、100℃で5分間乾燥した。
アミノ変性シリコーン:KF−393 ……1.0重量部 エポキシ変性シリコーン:X−22−343
……1.0重量部 エタノール ……25.0重量部 イソプロピルアルコール ……23.0重量部 この際の離型剤層形成用溶液は、乾燥塗布量が
約0.15g/m2になるように塗布された。これを実
施例1と同様な印字条件で記録したところ、熱転
写層の受容層への熱融着は発生せず、良好な離型
製を示し、得られたものはオーバーヘツドプロジ
エクター用原稿として使用できた。
実施例 3 実施例2と同様な組成のポリエステル溶液を
A5判サイズ(148mm×210mm)のポリエチレンテ
レフタレートフイルム(厚み100μm)の全面に
塗布し、乾燥して受容樹脂層を形成した(乾燥塗
布量4.0g/m2)。
次いで、実施例2と同組成の離型剤層インキ組
成物を、グラビア印刷法により、半分のA6判の
面積に塗布、乾燥して、離型剤層を形成した(離
型剤層厚:約0.1μm)。
次いで、離型剤層を形成した部分にのみ、前記
実施例と同様に昇華転写記録を行つたところ、こ
の場合も同様に転写層のハガレは全く発生せず、
良好な離型製を示した。
次いで、残りのポリエステル樹脂層のみの部分
に熱転写プリンターTN5000((株)東芝)で、ワツ
クスによる熱転写印字したところ、鮮明な黒色の
印字が得られ加筆性が確認され、オーバーヘツド
プロジエクター用原稿として使用できた。
実施例 4 下記組成の受容層形成用インキ組成物を調製
し、基材であるポリエチレンテレフタレートフイ
ルム(厚み100μm)に塗布して100℃で10分間乾
燥した(乾燥塗布量:約4.5g/m2)。
ポリエステル樹脂:Vylon103(東洋紡Tg=47℃)
……0.8重量部 EVA系高分子可塑剤:エルバロイ741P(三井ポリ
ケミカル Tg=−37℃) ……0.2重量部 アミノ変性シリコーン:KF857(信越化学工業)
……0.04重量部 エポキシ変性シリコーン:KF103(信越化学工業)
……0.04重量部 メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノ
ン(重量比4:4:2) ……9.0重量部 次いで、実施例1と同様に印字したところ、良
好な離型性を示し、転写層のハガレは一切発生せ
ず、得られたものはオーバーヘツドプロジエクタ
ー用原稿として使用できた。
実施例 5 下記組成の受容層形成用インキ組成物を調製
し、ベースとなるポリエチレンテレクタレートフ
イルム(厚み100μm)に塗布乾燥した(乾燥塗
布量4.0g/m2)。
ポリウレタンエラストマー(大日本インキ化学パ
ンデツクスT5670 Tg=−35℃) ……0.5重量部 ポリビニルブチラール(積水化学、エスレツク
BX−1 Tg=83℃) ……0.5重量部 メチルエチルケトン/トルエン/エチルセロソル
ブ(重量比4:4:2) ……9.0重量部 次いで、実施例2と同組成の離型剤層形成用溶
液を同条件で受容層上に塗布、乾燥し、離型剤層
を形成した。
これを実施例1と同様にして、サーマルヘツド
で印字したところ、転写層が受容層に熱融着する
ことなく、良好な剥離性を示し、得られたものは
オーバーヘツドプロジエクター用原稿として使用
できた。
実施例 6 基材として片面にコロナ処理が施された厚み
9μmのPETフイルム(東洋紡製S−PET)を使
用し、コロナ処理されたフイルム面上に、下記組
成の熱転写用塗料組成物をワイヤーバーコーテイ
ングにより、乾燥時の厚みが1μmとなるように
塗布形成し、背面にシリコーンオイル(X−41・
4003A、信越シリコーン製)を少量塗布して背面
処理を行ない熱転写シートとした。
熱転写層塗料組成 分散染料(日本化薬製カヤセツトブルー136)
4重量部 エチルヒドロキシエチルセルロース(ハーキユレ
ス製) 5重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 ジオキサン 10重量部 基材として厚み100μmのポリエチレンテレフ
タレートフイルムを用い、この表面上の下記組成
の被熱転写層用塗料組成物をワイヤーバーコーテ
イングにより乾燥時の厚みが5μmとなるように
塗布して被熱転写シートを形成した。乾燥は常温
付近での予備乾燥の後100℃で1時間行なつた。
被熱転写層用塗料組成 バイロン290(東洋紡製ポリエステル樹脂)
8重量部 アエロジル130(日本アエロジル製微粉末シリカ:
比表面積130m2/g、平均粒径16mμ)0.4重量部 KF−393(信越シリコン製アミノ変性シリコンオ
イル) 0.2重量部 X−22−393(信越シリコン製エポキシ変性シリコ
ンオイル) 0.2重量部 トルエン 35重量部 メチルエチルケトン 35重量部 シクロヘキサノン 30重量部 上記のようにして得られた熱転写シートと被熱
転写シートとを組合わせて、熱転写プリンターに
て熱ヘツドの出力1W/ドツト、パルス幅0.3−
4.5msec、ドツト密度1mmの条件で熱転写を行な
い、マクベスRD918反射濃度計にて高発色濃度
記録部の光学反射濃度を測定したところ、2.0と
いう値を得、オーバーヘツドプロジエクター用原
稿として使用できた。
上記熱転写済み被熱転写シートと被熱転写シー
トの基材として用いたポリエチレンテレフタレー
トフイルムとを重ね合わせて、10g/cm2の荷重を
かけて60時間静置したところ、被熱転写シートか
ら染料の移行によるポリエチレンテレフタレート
フイルムの汚染は認められなかつた。
比較例 1 実施例6で得られたのと同様の熱転写シート
と、実施例1において被熱転写層用塗料組成物か
ら微粉末シリカを除外した以外は実施例6と同様
にして作製した被熱転写シートとを組合わせて、
実施例6と同様の方法で熱転写を行つたところ、
高発色濃度記録部の光学反射濃度として2.2とい
う値を得た。
上記熱転写済み被熱転写シートと、実施例6で
被熱転写シートの基材として用いたポリエチレン
テレフタートフイルムとを重ね合わせて、実施例
6と同様の条件で静置したところ、被熱転写シー
トからの染料の移行によるポリエチレンテレフタ
ートフイルムの汚染が顕著であつた。
比較例 2 実施例6と同様の方法で作製した熱転写シート
と、実施例6において被熱転写層用塗料組成物の
微粉末シリカとしてアエロジル130のかわりに同
重量部のアエロジル380(日本アエロジル製微粉末
シリカ:一次粒子の平均粒径約7mμ、比表面積
380m2/g)を用いた以外は実施例6と同様にし
て作製した被熱転写シートとを組合せて、実施例
6と同様の方法で熱転写を行つたところ、高発色
濃度記録部の光学反射濃度として2.3という値を
得、オーバーヘツドプロジエクター用原稿として
使用できた。
上記熱転写済み被熱転写シートと、実施例6で
被熱転写シートの基材として用いたポリエチレン
テレフタレートフイルムとを重ね合わせて、実施
例6と同様の条件で静置したところ、被熱転写シ
ートからの染料の移行によるポリエチレンテレフ
タレートの汚染が顕著であつた。
実施例 7 実施例6で得られたと同様の熱転写シートと、
実施例6において被熱転写層用塗料組成物の微粉
末シリカとしてアエロジル130のかわりに同重量
部のアエロジルOX50(日本アエロジル製微粉末
シリカ:平均粒径約40mμ、比表面積50m2/g)
を用いた以外は実施例6と同様にして得られた被
熱転写シートとを組合わせて、実施例6と同様に
熱転写を行つたところ、高発色濃度記録部の光学
反射濃度として1.5という値を得、オーバーヘツ
ドプロジエクター用原稿として使用できた。
上記熱転写済み被熱転写シートと実施例6で被
熱転写シートの基材として用いたポリエチレンテ
レフタレートフイルムとを重ね合わせて、実施例
6と同様の条件で静置したところ被熱転写シート
からの染料の移行によるポリエチレンテレフタレ
ートフイルムの汚染は、ほとんど認められなかつ
た。
実施例 8 基材として100μmのポリエチレンテレフタレ
ートフイルムを用い、この表面上に下記組成の被
熱転写層用塗料組成物をワイヤーバーコーテイン
グにより乾燥時の厚みが7μmとなるように塗布
して被熱転写シートを形成した。
乾燥は常温付近での予備乾燥の後100℃で1時
間行なつた。
被熱転写層用塗料組成 エスレツクBX−1(積水化学製ブチラール樹脂)
8重量部 アエロジル200(日本アエロジル製微粉末シリカ:
比表面積200m2/g、平均粒径12mμ)0.8重量部 KF−393(信越シリコン製アミノ変性シリコンオ
イル) 0.2重量部 X−22−293(信越シリコン製エポキシ変性シリコ
ンオイル) 0.2重量部 トルエン 35重量部 メチルエチルケトン 35重量部 シクロヘキサノン 30重量部 実施例6で得られたのと同様の熱転写シート
と、上記の被熱転写シートとを組合わせて、実施
例6と同様に熱転写を行つたところ、高発色濃度
部の光学反射濃度として1.8という値を得、オー
バーヘツドプロジエクター用原稿として使用でき
た。
上記熱転写済み被熱転写シートと被熱転写シー
トの基材として用いたポリエチレンテレフタレー
トフイルムとを重ね合わせて、実施例6と同様の
条件で静置したところ、被熱転写シートからの染
料の移行によりポリエチレンテレフタレートフイ
ルムの汚染は認められなかつた。
比較例 3 実施例6で得られたのと同様の熱転写シート
と、実施例7において被熱転写層用塗料組成物か
ら微粉末シリカを除外した以外は実施例7と同様
にして得られた被熱転写シートとを組合わせて、
実施例6と同様に熱転写を行つたところ、高発色
濃度記録部の光学反射濃度として1.7という値を
得た。
上記熱転写済み被熱転写シートと、実施例6
で、被熱転写シートの基材として用いたポリエチ
レンテレフタレートフイルムとを重ね合わせて、
実施例6と同様の条件で静置したところ、被熱転
写シートからの染料の移行によるポリエチレンテ
レフタレートフイルムの汚染が顕著であつた。
実施例 9 実施例6において熱転写層用塗料組成物の分散
染料として日本化薬製カヤセツトブルー136のか
わりに2.5重量部の日本化薬カヤセツトレツドB
を用いた以外は実施例6と同様にして、熱転写シ
ートを得た。
基材として100μmのポリエチレンテレフタレ
ートフイルムを用い、この表面上に下記組成の被
熱転写層用塗料組成物をワイヤーバーコーテイン
グにより乾燥時の厚みが5μmとなるように塗布
して被熱転写シートを形成した。
乾燥は常温付近での予備乾燥の後100℃で1時
間行なつた。
被熱転写層用塗料組成 バイロン200(東洋紡製ポリエステル樹脂)
4重量部 バイロン290(東洋紡製ポリエステル樹脂)
4重量部 アエロジルR972(日本アエロジル製微粉末シリ
カ:比表面積110m2/g、平均粒径約16mμ)
0.6重量部 KF−393(信越シリコン製アミノ変性シリコンオ
イル) 0.2重量部 X−22−293(信越シリコン製エポキシ変性シリコ
ンオイル) 0.2重量部 トルエン 35重量部 メチルエチルケトン 35重量部 シクロヘキサノン 30重量部 上記のようにして得られた熱転写シートと被熱
転写シートとを組合わせて、実施例6と同様の方
法で熱転写シートを行なつたところ、高発色濃度
部の光学反射濃度として1.1という値を得、オー
バーヘツドプロジエクター用原稿として使用でき
た。
上記熱転写済み被熱転写シートと実施例6で被
熱転写シートの基材として用いたポリエチレンテ
レフタレートフイルムとを重ね合わせて、実施例
6と同様の条件で静置したところ、被熱転写シー
トからの染料の移行によるポリエチレンテレフタ
レートフイルムの汚染は認められなかつた。
実施例 10 基材として片面にコロナ処理が施された厚み
9μmのPETフイル(東洋紡製S−PET)を使用
し、コロナ処理されたフイルム面上に、下記組成
物の熱転写層用染料組成物をワイヤーバーコーテ
イングにより、乾燥時の厚みが1μmとなるよう
に塗布形成し、背面にシリコーンオイル(X−
41・4003A、信越シリコーン製)を少量塗布して
背面処理を行ない熱転写シートとした。
熱転写層塗料組成 分散染料(日本化薬製カヤセツトブルー136)
4重量部 エチルヒドロキシエチルセルロース(ハーキユレ
ス製) 5重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 ジオキサン 10重量部 基材として100μmのポリエチレンテレフタレ
ートフイルムを用い、この表面上の下記組成の被
熱転写層用塗料組成物をワイヤーコーテイングに
より乾燥時の厚みが7μmとなるように塗布し、
60℃で1時間乾燥した。
被熱転写層用塗料組成 バイロナールMO−1200(東洋紡製ポリエステル
樹脂) 75重量部 (固形分抱算) アイゼラツクスS−1040(保谷化学社製ポリウレ
タン分散液) 25重量部 (固形分抱算) 次に、上記のようにして形成した受容層の表面
に下記組成からなる離型層用塗料組成物をワイヤ
ーバーコーテイングにより乾燥時の厚みが0.2μm
となるように塗布して、100℃で1時間乾燥する
ことにより被熱転写シートを形成した。
離型層用塗料組成 KF−393(信越シリコン製アミノ変性シリコンオ
イル) 3重量部 X−22−393(信越シリコン製エポキシ変性シリコ
ンオイル) 3重量部 エチルアルコール 100重量部 上記のようにして得られた熱転写シートと被熱
転写シートとを組合わせて、熱転写プリンターに
て熱ヘツドの出力1W/ドツト、パルス巾0.3−
4.5msec、ドツト密度3ドツト/mmの条件で熱転
写を行ない、マクベスRD918反射濃度計にて高
発色濃度記録部の光学反射濃度を測定したとこ
ろ、2、1という値を得、オーバーヘツドプロジ
エクター用原稿として使用できた。
上記熱転写済み被熱転写シートと被熱転写シー
トの基材とに用いた合成紙とを重ね合わせて、10
g/cmの荷重をかけて60℃で60時間静置したとこ
ろ、被熱転写シートからの染料の移行による合成
紙の汚染は認められなかつた。また、被熱転写シ
ート内部での染料の拡散による、熱転写された画
像の乱れも認められなかつた。
実施例 11 実施例10で得られたのと同様の熱転写シート
と、実施例10において被熱転写層用塗料組成物か
らバイロナールMD−1200を除外した以外は実施
例1と同様の方法で得られた被熱転写シートとを
組み合わせて実施例10と同様に熱転写を行なつた
ところ、高発色濃度記録部の光学反射濃度として
2.0という値を得、オーバーヘツドプロジエクタ
ー用原稿として使用できた。
上記熱転写済み被熱転写シートと、実施例10で
被熱転写シートの基材として用いた合成紙を重ね
合わせて、実施例10と同様の条件で静置したとこ
ろ、被熱転写シートからの染料の移行による合成
紙の汚染は認められなかつたが、被熱転写シート
内部での染料の拡散による、熱転写された画像の
乱れが若干認められた。
実施例 12 実施例10において熱転写層用塗料組成物の分散
染料として日本化薬製カセツトブルー136のかわ
りに2、5重量部の日本化薬製カセツトレツドB
を用いた以外は実施例10と同様にして、熱転写シ
ートを得た。
実施例10において被熱転写層用塗料組成物の組
成を下記の如く変更する以外は実施例10と同様に
して、被熱転写シートを形成した。
被熱転写層用塗料組成 バイロナールMD−1930(東洋紡製ポリエステル
樹脂水分散液) 67重量部 (固形分換算) アクナロールYJ−1100D(油化バーデイツシユ製
アクリル系エマルジヨン) 33重量部 (固形分換算) 上記のようにして得られた熱転写シートと被熱
転写シートとを組合わせて、実施例10と同様にし
て熱転写を行つたところ、高発色濃度部の光学反
射濃度として1.2という値を得、オーバーヘツド
プロジエクター用原稿として使用できた。
上記熱転写済み被熱転写シートと実施例10と同
様の条件で静置したところ、被熱転写シートから
の染料の移行による合成紙の汚染ならびに被熱転
写シート内部での染料拡散による、熱転写された
画像の乱れは認められなかつた。
実施例 13 実施例10で得られたのと同様の熱転写シート
と、実施例10において被熱転写層用塗料組成物の
組成を下記の如く変更する以外は実施例10と同様
にして得られ熱転写シートとを組合わせて、実施
例10と同様に熱転写を行つたところ、高発色濃度
記録部の光学反射濃度として1.8という値を得、
オーバーヘツドプロジエクター用原稿として使用
できた。
被熱転写層用塗料組成 アクロナールYJ−2730D(油化バーデイツシエ製
アクリル系エマルジヨン) 33重量部 (固形分抱質) ビニゾールDU−230(大同化成製ポリウレタン水
分散液) 67重量部 (固形分抱質) 上記熱転写済み被熱転写シートと実施例10で被
熱転写シートの基材として用いたポリエチレンテ
レフタレートフイルムを重ね合わせて、実施例10
と同様の条件で静置したところ、被熱転写シート
からの染料の移行によるポリエチレンテレフタレ
ートフイルムの汚染ならびに被熱転写シート内部
での汚染による、熱転写された画像の乱れは認め
られなかつた。
実施例 14 実施例12で得られたのと同様の熱転写シート
と、実施例10において被熱転写層用塗料組成物の
組成を下記の如く変更する以外は実施例10と同様
にして得られた熱転写シートとを組合わせて、実
施例10と同様に熱転写を行つたところ、高発色濃
度記録部の光学反射濃度として1.1という値を得、
オーバーヘツドプロジエクター用原稿として使用
できた。
被熱転写層用塗料組成 アイゼラツクスS−0180(保土谷化学製ポリウレ
タン水分散液) 67重量部 (固形分抱質) アイゼラツクスS−4040N(保土谷化学製ポリウ
レタン水分散液) 33重量部 (固形分抱質) 上記熱転写済み被熱転写シートと実施例10で被
熱転写シートの基材として用いた合成紙とを組み
合わせて、実施例10と同様の条件で静置したとこ
ろ、被熱転写シートからの染料の移行による合成
紙の汚染ならびに被熱転写シート内部での染料の
拡散による、熱転写された画像の乱れは認められ
なかつた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の透過原稿作成用版熱
転写シートを示すいずれも断面図、第4図及び第
5図は熱転写シートを示すいずれも断面図、第6
図は転写の際の熱転写シートと透過原稿作成用被
熱転写シートとを重ね合わせた状態を示す断面図
である。 1……透過原稿作成用被熱転写シート、2……
透明基材、3……受容層、4……離型剤層、5…
…熱転写シート、6……支持体、7……熱転写
層、8……滑性層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加熱により移行する昇華性染料を含有した染
    料層が設けられた熱転写シートと組み合わせて用
    いられる透過原稿作成用被熱転写シートであつ
    て、透明基材と、加熱された際に熱転写シートか
    ら移行してくる染料が受容される厚さ2〜10μm
    の染料定着性樹脂塗膜の受容層とからなり、該受
    容層の表面もしくは内部に染料透過性の離型剤が
    含有されていることを特徴とする透過原稿作成用
    被熱転写シート。 2 受容層中に平均粒径10〜100mμ、比較表面
    積250g/m2未満のシリカ粉末が含まれているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の透過
    原稿作成用被熱転写シート。 3 受容層は、少なくとも1種の樹脂と水とから
    なる分散液塗膜を前記基材上に設け、乾燥するこ
    とにより形成されているものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の透過原稿作成用
    被熱転写シート。
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