JPH0523349Y2 - - Google Patents

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JPH0523349Y2
JPH0523349Y2 JP1987116408U JP11640887U JPH0523349Y2 JP H0523349 Y2 JPH0523349 Y2 JP H0523349Y2 JP 1987116408 U JP1987116408 U JP 1987116408U JP 11640887 U JP11640887 U JP 11640887U JP H0523349 Y2 JPH0523349 Y2 JP H0523349Y2
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JP
Japan
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adhesive
sheet
transfer
base material
transparent sheet
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JP1987116408U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、布や曲面等のプリンタでは直接印字
しにくい面に、文字や数字等を表示するための貼
着用シートを有する転写シート組に関する。
従来の技術 従来、マラソン等の競技会や学校等の運動会に
おいては、競技選手を判別するために、番号を表
示した布製のゼツケンを用いている。また、小学
校や中学校にあつては、体操着に学年、組、氏名
を記入した布片を付けて、生徒各人を判別するこ
とが行われている。
そして、前述の如き布等に番号や氏名等を記入
する際に、溶融温度と昇華温度が異なる熱転写昇
華インクを施してインク面を設けたポリラミネー
ト紙等からなる第1のシートに、コンデンサ紙等
からなる第2のシートを前記インク面に対して重
ね合わせ、番号や氏名等のコンピユータから出力
される転写パターンを加熱印字手段で印字するこ
とにより、前記インク面から第2のシートの対向
面に前記熱転写パターンを熱転写して、前記第2
のシートに被転写物に昇華転写可能な転写パター
ンを設けた後、第2のシートの転写パターン設置
面に布等の被転写物を重ね合わせ、加圧加熱する
ことにより第2のシートの転写パターンを被転写
物に昇華転写する技術が知られている。
考案が解決しようとする問題点 ところが上述した従来技術には、被転写物に昇
華転写しなければならないので、使用するインク
は熱転写昇華インクに限定されてしまうほか、転
写された転写パターンは露出状態にあるので、洗
濯等によつて転写したインクが剥離しやすいとい
う欠点がある。
本考案はこれらの欠点を解消した貼着用シート
を有する転写シート組を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 熱、圧等の所定の条件が与えられると転写可能
となる複写剤を片面に設けた基材と、通常では接
着することがなく熱、圧、湿気等の所定の条件が
与えられると接着可能となる接着剤を片面に設
け、この面を接着面とした、透視可能、すなわち
透明あるいは半透明な貼着用のシートとを、複写
剤設置面と接着剤設置面とが対向するようにして
分離自在に、例えば前記基材と前記透視可能なシ
ートの一端縁部を接着力の弱い接着剤で接着した
り、あるいは強固な接着力を有する接着剤で接着
した接着端の内側に切り取り用ミシン目を形成す
る等して、一体化したものである。
作 用 基材あるいは透視可能なシートのいずれか側か
ら所望の数字、文字等のパターンを描くように、
基材側から行うときは反転状態で描くように、複
写剤の転写条件を付与すれば、複写剤の対応部分
が接着剤に転写して前記透視可能なシートの接着
剤設置面に、所望のパターンが転写されるので、
基材から透視可能なシートを分離した後、この透
視可能なシートを接着剤設置面においてシヤツ、
体操着等の所望の対象物に重ねたうえ、接着剤の
接着条件を付与して接着すれば、複写剤が透視可
能なシートで被覆保護された状態で所望の対象物
に対する転写パターンの表示を行うことができ
る。
実施例 以下、本考案の好適な実施例を添付図面に基づ
いて詳細に説明する。
ここにおいて、第1図は転写シート組の断面
図、第2図は透明シートの接着剤設置面に複写剤
が転写された状態の断面図、第3図は同状態にお
ける透明シートを接着剤設置面側からみた平面
図、第4図は透明シートをランニングシヤツに接
着した状態の正面図である。
第1図に示したように、転写シート組1は長方
形状の基材2と、これと同一形状で同一大である
透明シート3とを備えている。前記基材2の透明
シート3対向面には、感熱性の複写剤4が周縁部
を除いてほぼ全面的に設けられている。また、前
記透明シート3の基材2対向面には、通常では接
着することがない感熱性の接着剤5が全面的に設
けられている。そして、前記基材2と前記透明シ
ート3とは、互いの一端縁部を接着力の弱い接着
剤6で接着することにより分離自在に一体化され
ている。
続いて、上述した転写シート組1の使用方法に
ついて、図示していないコンピユータにより、可
変情報である連続番号を転写パターンとして印字
する場合について、第2図乃至第4図に基づき説
明する。
図示していないコンピユータに連繋された加熱
ドツトプリンタ(図示せず)とプラテン(図示せ
ず)との間に、転写シート組1の透明シート3が
加熱ドツトプリンタ側に位置するようにして挟み
込み、前記加熱ドツトプリンタで前記透明シート
3に対し、番号「152」の出力情報に対する「1」
「5」「2」という数字である転写パターンを順次
印字する。すると、第2図及び第3図に示したよ
うに、基材2上の感熱性の複写剤4が透明シート
3の接着剤5面に、転写パターンにしたがつて熱
転写される。次に、前記透明シート3を前記基材
2から分離したうえ、ランニングシヤツ7の所望
部分に、接着剤5設置面が対接するよう置いたう
え、前記透明シート3に対してアイロン等により
熱を加えると、前記接着剤5の接着条件が付与さ
れることにより、第4図に示したように、前記透
明シート3は前記ランニングシヤツ7に接着され
る。この接着状態においては、転写パターンを形
成する複写剤4は透明シート3により被覆され
て、保護された状態となる。
本実施例のように、感熱性の複写剤4と感熱性
の接着剤5とを用いた場合には、加熱ドツトプリ
ンタで印字する際に、接着剤5も接着条件を満足
するには至らないが加熱されて軟化状態となるの
で、複写剤4の接着剤5に対する転写が容易かつ
確実となり、また、この転写後に透明シート3を
ランニングシヤツ7に接着する際には、接着剤5
のみならず複写剤4も加熱されて前記ランニング
シヤツ7に対する前記複写剤4の転写をも容易に
するという利点がある。
なお、本考案は上述した実施例に限定されるも
のではなく、例えば、基材2側から反転状態の転
写パターンをプリンタで印字することもできるほ
か、手書きによつて転写パターンを形成してもよ
い。また、複写剤4は転写パターンを形成する必
要部分にのみ設けてもよいほか、部分的に色彩の
異なる複写剤を設けてもよく、加えて、転写条件
としては熱に限らず、圧等他の条件によることも
可能である。さらに、接着剤5の接着条件も、熱
のほか圧、湿気等他の条件によつてもよい。また
さらに、基材2と透明シート3との一体化は、容
易に分離できるものであればいかなる手段を用い
てもよく、強固な接着力を有する接着剤で接着し
たうえ、接着端に沿つて設けたミシン目で切り離
し自在とすることも可能である。さらにまた、透
明シート3の基材2とは反対側に台紙を設けると
取扱がさらに容易となる。
効 果 以上説明したところであきらかなように、本考
案によれば、透視可能な貼着用シートの接着剤設
置面は接着剤を設けることによつて粗面状になる
から、複写剤の転写が容易であるとともに、前記
接着剤によつて所望の対象物に対する貼着が容易
となり、また、昇華転写によらず転写可能である
から使用する複写剤の選択範囲がひろがることに
なり、さらに、転写された複写剤は透視可能なシ
ートに被覆保護された状態となるので、耐久性に
勝れたものとなるという多くの効果を奏すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の好適な実施例を示し、第1図は転
写シート組の断面図、第2図は透明シートの接着
剤設置面に複写剤が転写された状態の断面図、第
3図は同状態における透明シートを接着剤設置面
側からみた平面図、第4図は透明シートをランニ
ングシヤツに接着した状態の正面図である。 1……転写シート組、2……基材、3……透明
シート、4……複写剤、5……接着剤、6……接
着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定条件が与えられると転写可能となる複写剤
    を片面に設けた基材と、通常では接着することが
    なく所定の条件が与えられると接着可能となる接
    着剤を片面に設け、この面を接着面とした透視可
    能な貼着用のシートとを、複写剤設置面と接着剤
    設置面とが対向するようにして分離自在に一体化
    したことを特徴とする貼着用シートを有する転写
    シート組。
JP1987116408U 1987-07-29 1987-07-29 Expired - Lifetime JPH0523349Y2 (ja)

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JPS6420362U JPS6420362U (ja) 1989-02-01
JPH0523349Y2 true JPH0523349Y2 (ja) 1993-06-15

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