JPS5835490Y2 - 熱可塑性合成樹脂板を基板とした箔押し転写表示板 - Google Patents

熱可塑性合成樹脂板を基板とした箔押し転写表示板

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JPS5835490Y2
JPS5835490Y2 JP1976129813U JP12981376U JPS5835490Y2 JP S5835490 Y2 JPS5835490 Y2 JP S5835490Y2 JP 1976129813 U JP1976129813 U JP 1976129813U JP 12981376 U JP12981376 U JP 12981376U JP S5835490 Y2 JPS5835490 Y2 JP S5835490Y2
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JP
Japan
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foil
synthetic resin
substrate
board
attached
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JP1976129813U
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JPS5348702U (ja
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秀明 河合
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、面状いわゆるベタ印刷状で抜き文字、抜き
図形状に表示部分を基板としての熱可塑性合成樹脂板に
箔押し熱転写(ホットスタンピング)させることを目的
とする熱可塑性合成樹脂板を基板とした箔押し転写表示
板に係り、アクリル、スチロール、アセチロイド、ビニ
ール樹脂等の熱可塑性樹脂板aの外面1に、文字、図形
または模様等の表示部分5が打抜き印刷された合成樹脂
系インキ、塗料または接着剤等の合成樹脂性添着剤の添
着固化層から成る添着意匠層2が添着されていて、その
添着意匠層2の外面3に、金属または合成樹脂の箔4が
箔押し熱転写して固着されていることを特徴とするとす
るものである。
図面は、熱可塑性合成樹脂板aとして、透明板が用いら
れ、添着意匠層2は板き印刷によって構成され、第1図
及び第2図の実施例の場合には、抜き印刷された表示文
字部分5が透視されることになる。
また、第3図の実施例においては、前記第2図実施例に
おける透明熱可塑性合成樹脂板aの裏面1に着色透し裏
紙6を添着したもので、この場合に、その裏紙6の着色
が抜き印刷の表示部分5に透視されることになって、そ
の着色の表示文字が透視される。
熱可塑性合成樹脂類(例えばアクリル、スチロール、ア
セチロイド、ビニール樹脂その他の熱可塑性樹脂などを
いう)その他の表面が軟かい物質、または熱により軟質
化する物体の表面に箔類の熱転写をすることは容易であ
る。
これは、熱転写用箔(スタンプホイル)の裏面(接着面
)に塗布された接着剤が、加熱、加圧されることにより
、溶解または軟化、粘着化などして箔が転写され易い状
態となることと、転写される物体も同時に加熱、加圧さ
れることにより軟化するなど箔の接着が容易となる状態
になるためと考えられる。
従って転写される物体の特性により、それぞれ、加熱、
加圧して転写する条件が異なる。
ホットスタンピング(箔押熱転写)方法としては、次の
二つの方法が多く用いられている。
(4)文字・図形・模様状に彫刻した凸版を加熱し、基
板の上に置いた箔を加圧して箔を基体に熱転写する方法
田) シリコーン・ゴムにて製造された板状の版または
ローラーを加熱して基体の上に置いた箔の上から加圧し
て、面状いわゆるベタ印刷状に箔を熱転写する方法。
しかし、面印刷状いわゆるベタ印刷状に抜き文字または
抜き図形を表示する場合には、 ■の凸面を用いる熱転写力法では、転写時加工時にベタ
部分に、逃げ残った空気ガスなどが気泡状またはアバタ
状に発生し、またベタ部分の面積、形状により、加熱、
加圧の条件を増加しなければ転写できないなどのため、
基体を転写時に破損するなど実用性に乏しい。
■のシリコーン・ゴムを用いる方法の場合には、全面を
ベタ印刷状に転写するには適しているが、抜き文字、抜
き図形状に箔を熱転写することには適していない。
更に、柄模様人押捺転写箔として、長尺の押捺転写箔用
基材フィルム面に、機械的ヘヤライン又はスピン加工の
線模様を施し、その上面に順次に離型剤層、着色層、金
属蒸看層、接着層を施したものは従来公知にして、また
、熱転写箔として、熱撓性基材シートの一側面に耐熱性
硬質微粒子層を部分的に固着形成し、この微粒子層側に
剥離可能に印刷層を形成したものも、従来公知である。
これ等従来構造は、何れも構造が複雑にして、これ等を
熱可塑性合成樹脂板に箔押し転写して表示板を作ること
が国難である。
これに対して、この出願の考案は、面状いわゆるベタ印
刷状で、抜き文字、抜き図形状に表示部分を基板として
の熱可塑性合成樹脂板に箔押し熱転写(ホットスタンピ
ング)させるようにしたもので、この出願の考案によれ
ば、アクリル、スチロール、アセチロイド、ビニール樹
脂等の熱可塑性樹脂板aの外面1に、文字、図形または
模様等の表示部分5が打抜き印刷された合成樹脂系イン
キ、塗料または接着剤等の合成樹脂性添着剤の添着固化
層から成る添着意匠層2が添着されていて、その添着意
匠層2の外面3に、金属または合成樹脂の箔4が箔押し
熱転写して固着されているので、基板に直接箔を熱転写
する場合の加熱、加圧する条件と、基板上に印刷などの
方法で耐着している接着層の外面に箔が熱転写される加
熱、加圧される条件は、後者の方が低いので、この条件
差を利用することにより、接着層外面にのみ低温で熱転
写を行えば、基体が露出している部分には、箔の熱転写
がされないので、接着層がベタ印刷状で抜き文字、抜き
図形状に印刷されていれば、その接着層上に箔が熱転写
されるため、面状いわゆるベタ印刷状に抜き文字、抜き
図形状に、箔押し転写(ホットスタンピング)すること
ができて頗る有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の表示板の一実施例の正面図(一部切
除)、第2図は第1図I−I線拡大断面図、第3図は他
の実施例の拡大縦断面図を示す。 図中、同一符号は同二部分または均等部分を示し、aは
熱可塑性樹脂板、1はその外面、2は添着意匠層、3は
その外面、4は箔、5は表示部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクリル、スチロール、アセチロイド、ビニール樹脂等
    の熱可塑性樹脂板aの外面1に、文字、図形または模様
    等の表示部分5が打抜き印刷された合成樹脂系インキ、
    塗料または接着剤等の合成樹脂性添着剤の添着固化層か
    ら成る添着意匠層2が添着されていて、その添着意匠層
    2の外面3に、金属または合成樹脂の箔4が箔押し熱転
    写して固着されていることを特徴とする熱可塑性合成樹
    脂板を基板とした箔押し転写表示板。
JP1976129813U 1976-09-29 1976-09-29 熱可塑性合成樹脂板を基板とした箔押し転写表示板 Expired JPS5835490Y2 (ja)

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JP1976129813U JPS5835490Y2 (ja) 1976-09-29 1976-09-29 熱可塑性合成樹脂板を基板とした箔押し転写表示板

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Publication Number Publication Date
JPS5348702U JPS5348702U (ja) 1978-04-25
JPS5835490Y2 true JPS5835490Y2 (ja) 1983-08-10

Family

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JP1976129813U Expired JPS5835490Y2 (ja) 1976-09-29 1976-09-29 熱可塑性合成樹脂板を基板とした箔押し転写表示板

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833202A (ja) * 1971-09-06 1973-05-08
JPS5192205A (ja) * 1975-02-08 1976-08-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833202A (ja) * 1971-09-06 1973-05-08
JPS5192205A (ja) * 1975-02-08 1976-08-12

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Publication number Publication date
JPS5348702U (ja) 1978-04-25

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