JP3042183U - スクリーン印刷手段によって作成されたステンシル - Google Patents
スクリーン印刷手段によって作成されたステンシルInfo
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- JP3042183U JP3042183U JP1997003803U JP380397U JP3042183U JP 3042183 U JP3042183 U JP 3042183U JP 1997003803 U JP1997003803 U JP 1997003803U JP 380397 U JP380397 U JP 380397U JP 3042183 U JP3042183 U JP 3042183U
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- JP
- Japan
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- stencil
- sensitive adhesive
- adhesive layer
- easily peelable
- peelable pressure
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- Laminated Bodies (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】安価で量産可能であると共に、微細で且つ複雑
なパターンににも適するステンシルとすることが出来る
と共に、平面はもちろん凹凸面にも裏面の接着剤で仮止
め固定できるようにして正確で安定した鮮明なな刷り込
みが可能となるステンシルを提供すること。 【解決手段】離型性シートの上に、スクリーン印刷手段
により、模様、文字等よりなるパターンのみを欠損せし
めた状態で易剥離性感圧接着層を設け、該易剥離性感圧
接着層と同版型によって前記易剥離性感圧接着層の上に
一層又は二層以上の耐溶剤性の樹脂層を層着せしめて空
きパターンを形成した。
なパターンににも適するステンシルとすることが出来る
と共に、平面はもちろん凹凸面にも裏面の接着剤で仮止
め固定できるようにして正確で安定した鮮明なな刷り込
みが可能となるステンシルを提供すること。 【解決手段】離型性シートの上に、スクリーン印刷手段
により、模様、文字等よりなるパターンのみを欠損せし
めた状態で易剥離性感圧接着層を設け、該易剥離性感圧
接着層と同版型によって前記易剥離性感圧接着層の上に
一層又は二層以上の耐溶剤性の樹脂層を層着せしめて空
きパターンを形成した。
Description
【0001】
この考案は、スクリーン印刷方式によって作成したステンシルに関する。
【0002】
従来、金属板、プラスチック板を一定形状のパターンを型抜きしたステンシル、 金属板をエッチングックして抜き形に加工したステンシルがあった。
【0003】
従来の金属板、プラスチック板を一定形状のパターンを型抜きしたステンシルで は、まず刃型を製作した上で、金属板、プラスチック板に対して抜き加工を行う ので製作費用が高価にかかると共に、微細な形状のステンシルはその製作工程の 特性上このような抜き加工にはなじまなず、従って、このような型抜きしたステ ンシル比較的単純なパターンのものが主流となる。 一方、エッチング加工によるステンシルは、単純な図柄、微細なパターンのもの もいずれでも可能であるが、エッチング可能の材料が、金属板に限定されると共 に、抜き加工によるステンシルより更に高価につく欠点がある。又、上記方法に よって得たステンシルによって刷り込んだ場合、ステンシルに固定手段がないた め、ステンシルにぶれが生じて刷り込みパターンが不鮮明になる傾向がある。
【0004】 この考案はの目的とするところは、安価で量産可能であると共に、微細で且つ複 雑なパターンににも適するステンシルとすることが出来ると共に、平面はもちろ ん凹凸面にも裏面の接着剤で仮止め固定できるようにして正確で安定した鮮明な な刷り込みが可能となるステンシルを提供する。
【0005】
上記の目的を達成するために、離型性シートの上に、スクリーン印刷手段により 、模様、文字等よりなるパターンのみを欠損せしめた状態で易剥離性感圧接着層 を設け、該易剥離性感圧接着層と同版型によって前記易剥離性感圧接着層の上に 一層又は二層以上の耐溶剤性の樹脂層を層着せしめて空きパターンを形成したも のである。
【0006】 又、ステンシルに強度をもたせるべく、離型性シートの上に、スクリーン印刷手 段により、模様、文字等よりなるパターンのみを欠損せしめた状態で易剥離性感 圧接着層を設け、該易剥離性感圧接着層と同版型によって前記易剥離性感圧接着 層の上に一層又は二層以上の耐溶剤性樹脂層を層着せしめ、この耐溶剤性樹脂層 の上面に金属箔層を設け、更に該金属箔層の上面に保護用UV樹脂層を層着せし めて空きパターンを形成したものである。
【0007】 更に、作成時間を短縮するために、耐溶剤性樹脂層はUV樹脂層とするのが望ま しい。
【0008】
PPフィルム、ポリエステルフィルム又は離型紙のような離型性シートの上に、 スクリーン印刷手段により、模様、文字等よりなるパターンのみを欠損せしめた 状態で易剥離性感圧接着層を設け、該易剥離性感圧接着層を形成したと同版型に よって前記易剥離性感圧接着層の上に一層又は二層以上の耐溶剤性の樹脂層を層 着せして空きパターンを形成したものである。
【0009】 PPフィルム、ポリエステルフィルム又は離型紙のような離型性シートの上に、 スクリーン印刷手段により、模様、文字等よりなるパターンのみを欠損せしめた 状態で易剥離性感圧接着層を設け、該易剥離性感圧接着層を形成したと同版型に よって前記易剥離性感圧接着層の上に一層又は二層以上の耐溶剤性樹脂層を層着 せしめ、この耐溶剤性樹脂層の上面に金属箔層を設け、更に該金属箔層の上面に 棟護用UV樹脂層を層着せしめて空きパターンを形成することにって印刷手段に よってステンシルとしたものである。 耐溶剤性樹脂層はUV樹脂層とする。
【0010】
【実施例1】 図1〜図5において、離型性シート1は、PPフィルム、ポリエステルフィルム 又は離型紙を使用する。この離型性シート1の上面にスクリーン印刷手段により 、模様、文字等よりなるパターンのみを欠損せしめた状態即ち、空きパターン3 を設けて易剥離性感圧接着層2を設けてある。ここに使用する易剥離性感圧接着 層2に使用するスクリーン印刷用の易剥離性感圧接着剤として、西ドイツ国で製 造され、わが国に輸入されて一般に市販されている再剥離タイプの接着剤である 商品名「KISSEL+WOLF、GMBH(TC−500)」(輸入元、大阪 市中央区久太郎町1−6−27、吉川化工株式会社)を使用する。
【0011】 易剥離性感圧接着層2の上面にUV樹脂層4を一層又は多層に層着させる。ここ に使用するUV樹脂層4は市販のUVクリアー(透明性の紫外線硬化型インキ) 又は2液常温硬化型のエポキシインキ(例えば、株式会社セイコーアドバンス社 製の1000番タイプ)又は、十条化工株式会社(住所 東京都北区赤羽西5− 10−22)製のUV硬化インキとして市販している「4700UX 高粘度タ イプ」等を前記下部易剥離性感圧接着層2を離型シート1の上面に形成させるの に用いた同じスクリーン製版を用いて空きパターン3を上記易剥離性感圧接着層 2の空きパターン3と一致させて積層させることにより、スクリーン印刷手段に よって作成された空きパターン3を設けたステンシルAが完成する。 このステンシルAの空きパターン3にシンナー系の溶剤を含むマニキュア等の塗 料を塗布する場合、UV樹脂層4は耐溶剤性のものが要求されるが、上記のUV 樹脂インキはこの条件を満たしている。
【0012】 印刷手段によって作成されたステンシルAに強度が必要な場合、図6のように、 上記UV樹脂層4の上に上部感圧接着層5を設け、更にその上面に金属箔6を強 固に接着させる。この金属箔6を設けることによって、印刷手段によって作成さ れたステンシルの強度が増し、従って、一つのステンシルAを複数回にわたって 使用しようとする場合にも有効である。更に、金属箔6の上面に耐溶剤皮膜とし て保護用UV樹脂層7を設けることでシンナー系の溶剤にも使用可能となり、ス テンシルの適用、利用範囲を拡大することができる。ここに使用する保護用UV 樹脂層7は、上記UV樹脂層4に使用したと同種のUV硬化インキでよい。
【0013】 上記のように形成されたステンシルAを離型紙から剥離せしめ、ステンシルAを 被刷り込み面Bに押しつけるとステンシルAの下層に設けた易剥離性感圧接着層 2が接着固定する。従って、ステンシルAは被刷り込み面Bに安定するので、空 きパターン3に対して各種の塗料を塗布する場合、刷り込み位置のずれることな く、刷り込み後、刷り込み塗料が乾燥するまでステンシルAを被刷り込み面Bに 接着させた状態に放置し、これが完全に乾燥後に被刷り込み面Bよりステンシル Aを剥離すれば、安定した刷り込みパターン8が刷り込みされる。
【0014】
請求項1の印刷手段によって作成されたステンシルは、離型性シートの上に、ス クリーン印刷手段により、模様、文字等よりなるパターンのみを欠損せしめた状 態で易剥離性感圧接着層を設け、該易剥離性感圧接着層と同版型によって前記易 剥離性感圧接着層の上に一層又は二層以上の耐溶剤性の樹脂層を層着せしめて空 きパターンを形成してあるから、ステンシルは被刷り込み面に極めて安定した状 態で接着するので刷り込み位置のずれる心配がなく、従って鮮明な刷り込みパタ ーンが得られる。刷り込み後、刷り込み塗料が完全に乾燥するまでステンシルを 被刷り込み面に仮止め状態にして、塗料が完全に乾燥するのを待ってステンシル を剥離すれば刷り込みの失敗を完全に防ぐことができる。しかも、このようなス クリーン印刷手段によりステンシルを作成することができるので、微細で、込み 入った図柄のパターンのものでも簡単に安価に量産できる。 更にまた、このステンシルは、自在の可撓性を有しており、曲面にも仮止め接着 し得るから凹凸曲面にも刷り込みできる。 請求項2の印刷手段によって作成されたステンシルは、離型性シートの上に、ス クリーン印刷手段により、模様、文字等よりなるパターンのみを欠損せしめた状 態で易剥離性感圧接着層を設け、該易剥離性感圧接着層と同版型によって前記易 剥離性感圧接着層の上に一層又は二層以上の耐溶剤性樹脂層を層着せしめ、この 耐溶剤性樹脂層の上面に金属箔層を設け、更に該金属箔層の上面にる保護用UV 樹脂層を層着せしめて空きパターンを形成してあるから、上記請求項1に記載し た効果を有する他、ステンシルの外表面が金属色を有しているので刷り込み塗料 との判別容易となり塗料の刷り込みミスをなくすことができる。しかも、金属箔 層と保護用UV樹脂層を層着できることにより、ステンシルの強度を飛躍的に向 上させることができ、かなり広面積のステンシルををも量産でき、工業的にも利 用し得る。 請求項3の印刷手段によって作成されたステンシルは、耐溶剤性樹脂層はUV樹 脂層を利用すれば、シンナー系塗料でも刷り込みし得る。
【図1】この考案の拡大断面図
【図2】印刷手段によって作成されたステンシルの拡大
斜視図
斜視図
【図3】(イ)、(ロ)、(ハ)は製作工程を示す工程
断面図
断面図
【図4】印刷手段によって作成されたステンシルを示す
平面図
平面図
【図5】図4のステンシルを用いて刷り込んだ状態の平
面図
面図
【図6】金属箔層と保護用UV樹脂層を層着した状態の
拡大断面図
拡大断面図
1...離型性シート 2...易剥離性感圧接着層 3...空きパターン 4.. UV樹脂層 5...上部感圧接着層 6...金属箔 7...保護用UV樹脂層 8...刷り込みパターン A...ステンシル B...被刷り込み面
Claims (3)
- 【請求項1】離型性シートの上に、スクリーン印刷手段
により、模様、文字等よりなるパターンのみを欠損せし
めた状態で易剥離性感圧接着層を設け、該易剥離性感圧
接着層と同版型によって前記易剥離性感圧接着層の上に
一層又は二層以上の耐溶剤性の樹脂層を層着せしめて空
きパターンを形成したことを特徴とするスクリーン印刷
手段によって作成されたステンシル。 - 【請求項2】離型性シートの上に、スクリーン印刷手段
により、模様、文字等よりなるパターンのみを欠損せし
めた状態で易剥離性感圧接着層を設け、該易剥離性感圧
接着層と同版型によって前記易剥離性感圧接着層の上に
一層又は二層以上の耐溶剤性樹脂層を層着せしめ、この
耐溶剤性樹脂層の上面に金属箔層を設け、更に該金属箔
層の上面に保護用UV樹脂層を層着せしめて空きパター
ンを形成したたことを特徴とするスクリーン印刷手段に
よって作成されたステンシル。 - 【請求項3】耐溶剤性樹脂層はUV樹脂層である請求項
1又は2記載のスクリーン印刷手段によって作成された
ステンシル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997003803U JP3042183U (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | スクリーン印刷手段によって作成されたステンシル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997003803U JP3042183U (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | スクリーン印刷手段によって作成されたステンシル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3042183U true JP3042183U (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=43176689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997003803U Expired - Lifetime JP3042183U (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | スクリーン印刷手段によって作成されたステンシル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3042183U (ja) |
-
1997
- 1997-04-04 JP JP1997003803U patent/JP3042183U/ja not_active Expired - Lifetime
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