JPH0710774U - 箔押転写マーク - Google Patents

箔押転写マーク

Info

Publication number
JPH0710774U
JPH0710774U JP4534293U JP4534293U JPH0710774U JP H0710774 U JPH0710774 U JP H0710774U JP 4534293 U JP4534293 U JP 4534293U JP 4534293 U JP4534293 U JP 4534293U JP H0710774 U JPH0710774 U JP H0710774U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foil
layer
adhesive
transfer mark
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4534293U
Other languages
English (en)
Inventor
良郎 菊池
Original Assignee
常陽マーク株式会社
クルツジャパン株式会社
有限会社友光産業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 常陽マーク株式会社, クルツジャパン株式会社, 有限会社友光産業 filed Critical 常陽マーク株式会社
Priority to JP4534293U priority Critical patent/JPH0710774U/ja
Publication of JPH0710774U publication Critical patent/JPH0710774U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)
  • Duplication Or Marking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、箔押される文字や絵柄等のマーク
を盛り上げた状態で転写できることにより立体感に富む
箔押転写マークを提供することである。 【構成】 箔押転写マーク(10)の台紙(12)の表
面には離型処理層(14)が形成されている。離型処理
層(14)の表面には粘着剤(16)が塗布され、粘着
剤(16)は転写される文字や絵柄等のマークと同じ形
に塗布されている。粘着剤(16)の表面にはクリヤー
層(18)が塗布され、クリヤー層(18)の表面に配
設された箔(20)は箔接着剤層(22)と金箔や銀箔
等の金属箔からなる箔本体(24)とによって形成され
ている。箔(20)の表面にはアプリケーションフィル
ム(26)が配設されている。アプリケーションフィル
ム(26)はフィルム本体(28)にアプリケーション
フィルム粘着層(30)を塗布して形成され、箔(2
0)に粘着するようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、文字や絵柄等の形に形成されたマークを被着体に貼付する箔押転写 マークに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の箔押は押型を用いて箔押を行っているので箔を圧着させるために文字や 絵柄等のマークの部分が押型によって押圧されて凹んでしまい、その結果立体感 に富んだ文字や絵柄等のマークを形成できないという不具合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記事実に鑑みなされたものであり、箔押される文字や絵柄等のマ ークを盛り上げた状態で転写できることにより立体感に富む箔押転写マークを提 供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、台紙と、この台紙の上に形成される粘着剤層と、この粘着 剤層の上に形成されるクリヤー層と、このクリヤー層の上に形成される箔層と、 この箔層の上に形成されるフィルム層と、を有してなることを特徴としている。 請求項2の考案は、台紙と、この台紙の上に形成される粘着剤層と、この粘着 剤層の上に形成されるクリヤー層と、このクリヤー層の上に形成される箔層と、 この箔層の上に形成される保護層と、この保護層の上に形成されるフィルム層と 、を有してなることを特徴としている。
【0005】
【作用】
請求項1の考案は、箔押転写マークのマークを被着体に貼り付ける場合はフィ ルム層と台紙を互いに離間方向に引くことにより、粘着剤層,クリヤー層,箔層 は一体となってフィルム層に付いて台紙から剥れる。 そして、被着体にフィルム層を押し付けると粘着剤層は被着体に接着するため 、この状態でフィルム層を引っ張ると粘着剤層によってクリヤー層,箔層は被着 体に接着し、フィルム層のみを剥すことができる。 この結果、被着体には箔層が盛り上がった状態で貼り付けられるので、立体感 に富んだマークを被着体に貼り付けることができる。 請求項2の考案は、箔層の上には保護層が形成されているので箔層の耐久性、 耐候性を向上させることができる。
【0006】
【第1実施例】 図1乃至図2には本考案に係る箔押転写マークの第1実施例が示されている。 図1に示すように箔押転写マーク(10)の台紙(12)は合成紙やポリエス テル等のフィルム状の素材で形成されている。この台紙(12)の表面にはシリ コーン等によって離型処理層(14)が形成されている。 前記離型処理層(14)の表面にはシルクスクリーン印刷又はそれに準じた方 法によって粘着剤(16)が厚みをもって塗布されている。この粘着剤(16) は前記転写マーク(10)によって転写される文字や絵柄等のマークと同じ形に 塗布されている。即ち、この実施例では図2に示すように転写されるマークは英 文字のAとBであるため、前記粘着剤(16)は英文字のAとBの形に塗布され ている。なお、前記粘着剤(16)は溶剤型,水性,UV(紫外線硬化)系の粘 着剤が好ましい。 図1に示すように、前記粘着剤(16)の表面にはクリヤー層(18)が前記 粘着剤(16)と略同じ厚みで塗布されている。このクリヤー層(18)として は、メジウム,溶剤型樹脂,水性樹脂,UV(紫外線硬化)系樹脂が好ましい。 また、クリヤー層(18)を形成することによりクリヤー層(18)の上に配設 される箔(20)が前記粘着剤(16)と化学反応を起こすことを阻止して箔( 20)の耐久性を向上させることができる。なお、前記クリヤー層(18)の耐 久性を増大させるには樹脂の種類を変えることとクリヤー層(18)を厚く塗布 することによって自在に変えることができる。 上記クリヤー層(18)の表面に配設された箔(20)は箔接着剤層(22) と金箔や銀箔等の金属箔からなる箔本体(24)とによって形成されている。即 ち、箔(20)は箔接着剤層(22)の表面にラミネート方式にて箔本体(24 )を圧着することにより形成されている。前記箔本体(24)は金属蒸着被膜層 ,カラー箔,フオログラム箔等が好ましい。前記箔(20)の箔接着剤層(22 )と箔本体(24)の圧着法はローラ方式とゴム弾性クッションパッドに依る方 式又部分箔の場合は粘着性樹脂をプリントするか熱可塑性樹脂をプリントして圧 着する。なお、上記方法の圧着時に熱を(ヒート加工すること)利用することで ホットメルトタイプが使用できる。 前記箔(20)の表面にはアプリケーションフィルム(26)が配設されてい る。このアプリケーションフィルム(26)はフィルム本体(28)にアプリケ ーションフィルム粘着層(30)を塗布して形成され、このアプリケーションフ ィルム粘着層(30)が前記箔(20)に粘着するようになっている。
【0007】 次に、上記第1実施例の作用について説明する。 箔押転写マーク(10)のマークを適宜の被着体に貼り付ける場合は、アプリ ケーションフィルム(26)と台紙(12)とを互いに離間方向へ引くとアプリ ケーションフィルム(26)のアプリケーションフィルム粘着層(30)と粘着 剤(16)は台紙(12)の離型処理層(14)により簡単に離れる。これによ り、粘着剤(16),クリヤー層(18),箔(20)は一体となってアプリケ ーションフィルム(26)に付いて台紙(12)から剥れる。 そして、アプリケーションフィルム(26)を把持した状態でマークを貼付す る被着体に粘着層(16)を押し付け、その後アプリケーションフィルム(26 )を被着体と離間方向に引っ張ると粘着剤(16)によってクリヤー層(18) ,箔(20)は被着体に接着し、アプリケーションフィルム(26)のみを剥す ことができる。 この結果、被着体には箔(20)が盛り上がった状態のマークが貼り付けられ るので、簡単かつ迅速に立体感に富んだマークを被着体に貼り付けることができ る。
【0008】
【第2実施例】 図3には本考案に係る箔押転写マークの第2実施例が示されている。 なお、第1実施例と同一の構成については同一の符号を用いてその説明を省略 する。 図3に示すように箔押転写マーク(40)においては箔(20)の上には保護 層(42)が形成されている。この保護層(42)は樹脂材でなり、溶剤型樹脂 ,水性樹脂,UV(紫外線硬化)系樹脂で製造するのが好ましい。この保護層( 42)は印刷又はスプレーコート、ロールコート方式にて箔(20)の上に形成 されている。 従って、前記箔(20)とアプリケーションフィルム粘着層(30)の間に保 護層(42)が存在するので箔(20)の耐久性、耐候性が一段と向上し、屋外 等天候の影響を受けやすいところに貼付されるマークに適している。 なお、他の作用は第1実施例と同一であるため、その説明は省略する。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る箔押転写マークは、盛り上がって立体感に富 んだマークを被着体に貼付できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る第1実施例の箔押転写マークの縦
断面図である。
【図2】本考案に係る第1実施例の箔押転写マークの斜
視図である。
【図3】本考案に係る第2実施例の箔押転写マークの縦
断面図である。
【符号の説明】
(10)・・・箔押転写マーク (12)・・・台紙 (16)・・・粘着層 (18)・・・クリヤー層 (20)・・・箔 (26)・・・アプリケーションフィルム (40)・・・箔押転写マーク (42)・・・保護層

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙と、この台紙の上に形成される粘着
    剤層と、この粘着剤層の上に形成されるクリヤー層と、
    このクリヤー層の上に形成される箔層と、この箔層の上
    に形成されるフィルム層と、を有してなることを特徴と
    する箔押転写マーク。
  2. 【請求項2】 台紙と、この台紙の上に形成される粘着
    剤層と、この粘着剤層の上に形成されるクリヤー層と、
    このクリヤー層の上に形成される箔層と、この箔層の上
    に形成される保護層と、この保護層の上に形成されるフ
    ィルム層と、を有してなることを特徴とする箔押転写マ
    ーク。
JP4534293U 1993-07-28 1993-07-28 箔押転写マーク Pending JPH0710774U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4534293U JPH0710774U (ja) 1993-07-28 1993-07-28 箔押転写マーク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4534293U JPH0710774U (ja) 1993-07-28 1993-07-28 箔押転写マーク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0710774U true JPH0710774U (ja) 1995-02-14

Family

ID=12716619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4534293U Pending JPH0710774U (ja) 1993-07-28 1993-07-28 箔押転写マーク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0710774U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5629305U (ja) * 1979-08-10 1981-03-19
JP6353616B1 (ja) * 2018-01-26 2018-07-04 株式会社アイエヌジー 画像箔転写シート、画像箔転写シートの製造方法、画像箔の転写方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5512215U (ja) * 1978-07-07 1980-01-25
JPS63271392A (ja) * 1987-04-30 1988-11-09 関東化成工業株式会社 自動車、二輪車用立体薄型マ−ク
JPH02120787A (ja) * 1988-10-31 1990-05-08 Ichikoh Ind Ltd 立体感と金属光沢とを有するマーク類標示方法
JP4119748B2 (ja) * 2000-10-10 2008-07-16 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 環状の殻型触媒の製造方法およびアクロレインを製造するための該触媒の使用
JP4117749B2 (ja) * 1998-10-01 2008-07-16 株式会社小松製作所 操縦装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5512215U (ja) * 1978-07-07 1980-01-25
JPS63271392A (ja) * 1987-04-30 1988-11-09 関東化成工業株式会社 自動車、二輪車用立体薄型マ−ク
JPH02120787A (ja) * 1988-10-31 1990-05-08 Ichikoh Ind Ltd 立体感と金属光沢とを有するマーク類標示方法
JP4117749B2 (ja) * 1998-10-01 2008-07-16 株式会社小松製作所 操縦装置
JP4119748B2 (ja) * 2000-10-10 2008-07-16 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 環状の殻型触媒の製造方法およびアクロレインを製造するための該触媒の使用

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5629305U (ja) * 1979-08-10 1981-03-19
JPS6229691Y2 (ja) * 1979-08-10 1987-07-30
JP6353616B1 (ja) * 2018-01-26 2018-07-04 株式会社アイエヌジー 画像箔転写シート、画像箔転写シートの製造方法、画像箔の転写方法
WO2019146127A1 (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 株式会社アイエヌジー 画像箔転写シート、画像箔転写シートの製造方法、画像箔の転写方法
JP2019127003A (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 株式会社アイエヌジー 画像箔転写シート、画像箔転写シートの製造方法、画像箔の転写方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900004077B1 (ko) 열 스탬핑 가공법
US4103053A (en) Pressure sensitive laminate and method of forming same
JP2503717Y2 (ja) 粘着加工シ―ト
EP3623166B1 (en) Image transfer sheet, method for producing image transfer sheet, and image transfer method
JPH0710774U (ja) 箔押転写マーク
JP2551415B2 (ja) 転写方法
JP3214791U (ja) 装飾付き印刷物
JP3343738B1 (ja) 転写シール及びその製造法
JP5636025B2 (ja) 身体装飾用シール
JP2001328210A (ja) 滑り止めシートおよびその製造方法
GB2026385A (en) Labelling laminate
JP3164655B2 (ja) 粘着体転写方法
KR20060022305A (ko) 박막 전사지 및 그 제조방법
JP4697568B2 (ja) 画像への転写箔押写方法
JP2003050547A (ja) ラベル付き商品明細書
JP2019055581A (ja) 装飾付き印刷物
JP3042183U (ja) スクリーン印刷手段によって作成されたステンシル
KR200215976Y1 (ko) 스탬핑호일 전사지
JP4325069B2 (ja) カラー転写シートの製造方法
JPH07261665A (ja) ラベルシート組
JP3263151B2 (ja) 箔シートの製造方法
JPH0616726Y2 (ja) ラベル作成装置
JPS62251784A (ja) 貼着ラベル
JPH10147096A (ja) 立体的金属色転写シール
JPH05188209A (ja) レリーフ形成箔の転写方法