JPH10147096A - 立体的金属色転写シール - Google Patents
立体的金属色転写シールInfo
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- JPH10147096A JPH10147096A JP8340345A JP34034596A JPH10147096A JP H10147096 A JPH10147096 A JP H10147096A JP 8340345 A JP8340345 A JP 8340345A JP 34034596 A JP34034596 A JP 34034596A JP H10147096 A JPH10147096 A JP H10147096A
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- Japan
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- sensitive adhesive
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- layer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】立体性のあるパターン積層体の露出外表面の全
面に金属箔を被覆接着した立体的金属色転写シールとし
た。 【解決手段】離型紙の上面に、文字、記号又は絵柄、模
様、ドット等のパターン化した下部感圧接着層と、UV
樹脂保護層(クリアー層)、上部感圧接着層とを順次に
シルクスクリーン印刷方式にてパターン積層体を形成せ
しめ、このパターン積層体の上面部及び周側部を含む露
出外表面の全面を金属箔を被覆接着してある。
面に金属箔を被覆接着した立体的金属色転写シールとし
た。 【解決手段】離型紙の上面に、文字、記号又は絵柄、模
様、ドット等のパターン化した下部感圧接着層と、UV
樹脂保護層(クリアー層)、上部感圧接着層とを順次に
シルクスクリーン印刷方式にてパターン積層体を形成せ
しめ、このパターン積層体の上面部及び周側部を含む露
出外表面の全面を金属箔を被覆接着してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、離型性シートに立体
性のパターン積層体の全露出面を金属箔にて被覆接着す
るようにした立体的金属色転写シールに関する。
性のパターン積層体の全露出面を金属箔にて被覆接着す
るようにした立体的金属色転写シールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、転写シートは例えば、金属箔の転
写シールの上面にのみ接着したものは例えば、実公平5
−28077号「爪装飾用転写紙」が公知である。
写シールの上面にのみ接着したものは例えば、実公平5
−28077号「爪装飾用転写紙」が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の金
属箔の転写シールの上面にのみ接着したものでは、転写
シールの上面にのみ金属箔を接着せしめたものでは、立
体感がなく、単に表面に金属性の光沢を付与するのみで
あるので、全体として安っぽい外観しか付与し得ない欠
点があった。
属箔の転写シールの上面にのみ接着したものでは、転写
シールの上面にのみ金属箔を接着せしめたものでは、立
体感がなく、単に表面に金属性の光沢を付与するのみで
あるので、全体として安っぽい外観しか付与し得ない欠
点があった。
【0004】本発明の目的とするところは、立体性のあ
るパターン積層体の露出外表面の全面に金属箔を被覆接
着した立体的金属色転写シールを提供することである。
るパターン積層体の露出外表面の全面に金属箔を被覆接
着した立体的金属色転写シールを提供することである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ために、離型紙の上面に、文字、記号又は絵柄、模様、
ドット等のパターン化した下部感圧接着層と、UV樹脂
保護層(クリアー層)、上部感圧接着層とを順次にシル
クスクリーン印刷方式にてパターン積層体を形成せし
め、このパターン積層体の上面部及び周側部を含む露出
外表面の全面を金属箔を被覆接着せしめる。立体的金属
色転写シールを一層厚盛するために、UV樹脂保護層
(クリアー層)、その上部の感圧接着層は、これを一単
位として、2単位以上を、下部感圧接着層の上に、積層
する。更に、金属箔の光沢を現出させ、且つ金属箔を保
護し、その強度をつけるために、金属箔の上面全面にク
リヤーオーバーコート皮膜をホットメルト接着する。
ために、離型紙の上面に、文字、記号又は絵柄、模様、
ドット等のパターン化した下部感圧接着層と、UV樹脂
保護層(クリアー層)、上部感圧接着層とを順次にシル
クスクリーン印刷方式にてパターン積層体を形成せし
め、このパターン積層体の上面部及び周側部を含む露出
外表面の全面を金属箔を被覆接着せしめる。立体的金属
色転写シールを一層厚盛するために、UV樹脂保護層
(クリアー層)、その上部の感圧接着層は、これを一単
位として、2単位以上を、下部感圧接着層の上に、積層
する。更に、金属箔の光沢を現出させ、且つ金属箔を保
護し、その強度をつけるために、金属箔の上面全面にク
リヤーオーバーコート皮膜をホットメルト接着する。
【0006】
【発明の実施の形態】離型紙1の上面に、文字、記号又
は絵柄、模様、ドット等のパターン化した下部感圧接着
層2と、UV樹脂保護層(クリアー層)3、上部感圧接
着層4とを順次にシルクスクリーン印刷方式にてパター
ン積層体Aを形成せしめ、このパターン積層体Aの上面
部5及び外周側部6を含む外表面の全面を金属箔7を接
着せしめるものである。
は絵柄、模様、ドット等のパターン化した下部感圧接着
層2と、UV樹脂保護層(クリアー層)3、上部感圧接
着層4とを順次にシルクスクリーン印刷方式にてパター
ン積層体Aを形成せしめ、このパターン積層体Aの上面
部5及び外周側部6を含む外表面の全面を金属箔7を接
着せしめるものである。
【0007】
【実施例1】下部感圧接着層2に使用するスクリーン印
刷用の感圧接着剤として、株式会社スリーボンド社(住
所 東京都八王子市狭間町1456番地)製の商標「T
HREEBOND 15X−005」又は登録商標「K
IWOPRINT TC−500」、「KIWOPRI
NT TC−1000」、「KIWOPRINT TC
−1500」、「KIWOPRINT TC−200
0」、、「KIWOPRINT TC−2500」等が
使用可能である。
刷用の感圧接着剤として、株式会社スリーボンド社(住
所 東京都八王子市狭間町1456番地)製の商標「T
HREEBOND 15X−005」又は登録商標「K
IWOPRINT TC−500」、「KIWOPRI
NT TC−1000」、「KIWOPRINT TC
−1500」、「KIWOPRINT TC−200
0」、、「KIWOPRINT TC−2500」等が
使用可能である。
【0008】又、UV樹脂保護層(クリアー層)3とし
て、市販のUVクリアー(透明性の紫外線硬化型イン
キ、例えば株式会社セイコーアドバンス社製の、UV8
070)又は2液常温硬化型のエポキシインキ(例え
ば、株式会社セイコーアドバンス社製の1000番タイ
プ)又は、十条化工株式会社(住所 東京都北区赤羽西
5−10−22)製のUV硬化インキとして市販してい
る「4700UX 高粘度タイプ」等を前記下部感圧接
着層2を離型シート1の上面に形成させるのに用いた同
じスクリーン製版を用いて前記下部感圧接着層2の上面
でUV樹脂保護層(クリアー層)3を積層させるもので
ある。
て、市販のUVクリアー(透明性の紫外線硬化型イン
キ、例えば株式会社セイコーアドバンス社製の、UV8
070)又は2液常温硬化型のエポキシインキ(例え
ば、株式会社セイコーアドバンス社製の1000番タイ
プ)又は、十条化工株式会社(住所 東京都北区赤羽西
5−10−22)製のUV硬化インキとして市販してい
る「4700UX 高粘度タイプ」等を前記下部感圧接
着層2を離型シート1の上面に形成させるのに用いた同
じスクリーン製版を用いて前記下部感圧接着層2の上面
でUV樹脂保護層(クリアー層)3を積層させるもので
ある。
【0009】更に、このUV樹脂保護層(クリアー層)
3の上面に、前述の下部感圧接着層2と同材質の接着材
にて上部感圧接着層4を積層させる。
3の上面に、前述の下部感圧接着層2と同材質の接着材
にて上部感圧接着層4を積層させる。
【0010】以上の工程をシルクスクリーン印刷法によ
って離型紙1の上面に下部感圧接着層2を50μ、UV
樹脂保護層(クリアー層)3を250μ、更に上部感圧
接着層4を25μを順次に積層させ、結果として離型シ
ート1の上面に325μの厚さで、3層構造のパターン
積層体A(図2)が形成される。
って離型紙1の上面に下部感圧接着層2を50μ、UV
樹脂保護層(クリアー層)3を250μ、更に上部感圧
接着層4を25μを順次に積層させ、結果として離型シ
ート1の上面に325μの厚さで、3層構造のパターン
積層体A(図2)が形成される。
【0011】離型剤を塗布したペットフィルム8の下面
に金属箔7を真空蒸着してなる転写箔シート(ドイツ国
クルツ社製の商品名「2214 Siver 転写
箔」)を、前記パターン積層体Aの上面に当て、シリコ
ンゴムの如き弾性加圧体10にて上方から弾性加圧(図
3)して、押圧すれば、金属箔シートの下層の金属箔7
のみが、パターン積層体Aの上部感圧接着層及びパター
ン積層体Aの側面では上部感圧接着層4と下部感圧接着
層2の側部露出部で接着することとなり、3層構造のパ
ターン積層体Aの全露出面が金属箔で皮膜接着されるこ
とにより金属薄板類似の立体金属性の転写シールP(図
1)が出来ることになる。
に金属箔7を真空蒸着してなる転写箔シート(ドイツ国
クルツ社製の商品名「2214 Siver 転写
箔」)を、前記パターン積層体Aの上面に当て、シリコ
ンゴムの如き弾性加圧体10にて上方から弾性加圧(図
3)して、押圧すれば、金属箔シートの下層の金属箔7
のみが、パターン積層体Aの上部感圧接着層及びパター
ン積層体Aの側面では上部感圧接着層4と下部感圧接着
層2の側部露出部で接着することとなり、3層構造のパ
ターン積層体Aの全露出面が金属箔で皮膜接着されるこ
とにより金属薄板類似の立体金属性の転写シールP(図
1)が出来ることになる。
【0012】特にパターン積層体Aの側面での金属箔の
接着性をよくするために、図4に示すように、上部感圧
接着層4をその下層のUV樹脂保護層(クリアー層)3
より広巾として上部感圧接着層4の外周囲端部がUV樹
脂保護層(クリアー層)3の外周端部よりオーバハング
するようにすれば、このオーバハング部13がUV樹脂
保護層(クリアー層)3の側部を覆うようになり、従っ
て金属箔7は上面及び外周側を含むパターン積層体Aの
全面にわたり安定した接着を示す。
接着性をよくするために、図4に示すように、上部感圧
接着層4をその下層のUV樹脂保護層(クリアー層)3
より広巾として上部感圧接着層4の外周囲端部がUV樹
脂保護層(クリアー層)3の外周端部よりオーバハング
するようにすれば、このオーバハング部13がUV樹脂
保護層(クリアー層)3の側部を覆うようになり、従っ
て金属箔7は上面及び外周側を含むパターン積層体Aの
全面にわたり安定した接着を示す。
【0013】ここに使用する金属箔として使用する転写
箔は上述のように、離型剤を塗布したペットフィルム8
下面に金属箔7を真空蒸着せしめてなるものである。こ
うしてできた立体金属性の転写シールが小面積のもので
あれば、三文判のような棒材11の下部に弱粘性の弾性
片12を上記の立体金属性の転写シールPに押し当てた
ままで、該立体金属性の転写シールPを離型紙1の上面
を若干滑らせれば、棒材の下部に弱粘性の弾性片12下
面に立体金属性の転写シールPが仮着し、そのままスタ
ンプの要領で棒材11の下面に仮着している立体金属性
の転写シールPを他の素材に接着させることが出来るも
のである。
箔は上述のように、離型剤を塗布したペットフィルム8
下面に金属箔7を真空蒸着せしめてなるものである。こ
うしてできた立体金属性の転写シールが小面積のもので
あれば、三文判のような棒材11の下部に弱粘性の弾性
片12を上記の立体金属性の転写シールPに押し当てた
ままで、該立体金属性の転写シールPを離型紙1の上面
を若干滑らせれば、棒材の下部に弱粘性の弾性片12下
面に立体金属性の転写シールPが仮着し、そのままスタ
ンプの要領で棒材11の下面に仮着している立体金属性
の転写シールPを他の素材に接着させることが出来るも
のである。
【0014】しかしながら、これらの立体金属性の転写
シールがステッカーのような比較的大きな面積になる
と、もはや三文判のような棒材11の下部に弱粘性の弾
性片12で拾うことが困難となるので、その場合には、
従来の転写シールで一般に行われている転写シールをア
プリケーションシート14下面にて立体金属性の転写シ
ールPを拾い、これを適宜所望の位置に転写せしめた
後、アプリケーションシートを剥がすことにより転写が
完了する。
シールがステッカーのような比較的大きな面積になる
と、もはや三文判のような棒材11の下部に弱粘性の弾
性片12で拾うことが困難となるので、その場合には、
従来の転写シールで一般に行われている転写シールをア
プリケーションシート14下面にて立体金属性の転写シ
ールPを拾い、これを適宜所望の位置に転写せしめた
後、アプリケーションシートを剥がすことにより転写が
完了する。
【0015】
【実施例2】更に、特に、厚盛してなる厚盛パターン積
層体Bとして、この厚盛パターン積層体Bの上面及び外
周側面を含む全露出面が金属箔で皮膜接着する場合に
は、上記実施例1と同様に離型紙20の上面に、下部感
圧接着層21を50μを層着せしめ、この下部感圧接着
層21の上面に中部UV樹脂保護層(クリアー層)22
を250μ、更に中部感圧接着層23を25μを積層さ
せ、その上に上部UV樹脂保護層(クリアー層)24を
250μと、上部感圧接着層25を25μとを積層させ
ると5層からなる厚盛パターン積層体Bが作成される。
層体Bとして、この厚盛パターン積層体Bの上面及び外
周側面を含む全露出面が金属箔で皮膜接着する場合に
は、上記実施例1と同様に離型紙20の上面に、下部感
圧接着層21を50μを層着せしめ、この下部感圧接着
層21の上面に中部UV樹脂保護層(クリアー層)22
を250μ、更に中部感圧接着層23を25μを積層さ
せ、その上に上部UV樹脂保護層(クリアー層)24を
250μと、上部感圧接着層25を25μとを積層させ
ると5層からなる厚盛パターン積層体Bが作成される。
【0016】更なる厚盛パターン積層体Bが望まれる場
合は、前記の中部UV樹脂保護層(クリアー層)22と
中部感圧接着層23を一単位としてこれを複数回に反復
積層させることにより、特段の厚盛の程度を調整するこ
とができるものである。
合は、前記の中部UV樹脂保護層(クリアー層)22と
中部感圧接着層23を一単位としてこれを複数回に反復
積層させることにより、特段の厚盛の程度を調整するこ
とができるものである。
【0017】こうしてできた厚盛パターン積層体Bに対
して、離型剤を塗布したペットフィルム27下面に金属
箔26を真空蒸着してなる金属箔シートSの金属箔26
面をパターン積層体Bの上面に当て、前記実施例1で使
用したと同様のゴム質の弾性加圧材28にて上方から金
属箔シートSを弾性加圧すれば、図8のように押圧すれ
ば、金属箔シートSの下層の金属箔26のみが、パター
ン積層体Bに感圧接着され、厚盛パターン積層体Bの上
面及び外周側面を含む全露出面に金属箔が皮膜接着され
ることにより金属類似の立体金属性の厚盛転写シール
(Q)が形成されることになる。
して、離型剤を塗布したペットフィルム27下面に金属
箔26を真空蒸着してなる金属箔シートSの金属箔26
面をパターン積層体Bの上面に当て、前記実施例1で使
用したと同様のゴム質の弾性加圧材28にて上方から金
属箔シートSを弾性加圧すれば、図8のように押圧すれ
ば、金属箔シートSの下層の金属箔26のみが、パター
ン積層体Bに感圧接着され、厚盛パターン積層体Bの上
面及び外周側面を含む全露出面に金属箔が皮膜接着され
ることにより金属類似の立体金属性の厚盛転写シール
(Q)が形成されることになる。
【0018】
【実施例3】上記、実施例1及び実施例2において、金
属箔に鏡面光沢を付与し、金属箔の強度を一層増大させ
るために、公知の厚さ0.8〜1μ程度の極薄の完全透
明性のクリヤーオーバーコート30を例えば実施例1に
於ける金属箔7の全露出面に及び、実施例2における金
属箔の全露出面にホットメルト接着することによって、
転写シールP及び厚盛転写シールQの外表面の金属箔の
光沢が一層鏡面度を増すと共に転写シールP及び厚盛転
写シールQの強度が増大せしめる。
属箔に鏡面光沢を付与し、金属箔の強度を一層増大させ
るために、公知の厚さ0.8〜1μ程度の極薄の完全透
明性のクリヤーオーバーコート30を例えば実施例1に
於ける金属箔7の全露出面に及び、実施例2における金
属箔の全露出面にホットメルト接着することによって、
転写シールP及び厚盛転写シールQの外表面の金属箔の
光沢が一層鏡面度を増すと共に転写シールP及び厚盛転
写シールQの強度が増大せしめる。
【0019】上記のオーバーコート操作は、以下のよう
に行われる。ペットフィル31と、その下層に前記の厚
さ約0.8〜1μのクリヤーオーバーコート層30と、
更にこのクリヤーオーバーコート層30の下層にはホッ
トメルト層32とからなるオーバーコートシート(ドイ
ツ国、クルツ社製のオーバーコートシート U−94
9、又はT−34854を使用 )Cを、前記実施例1
に於ける金属箔7の全露出面に及び、実施例2における
金属箔の全露出面に押し当て、上方より約1000゜C
〜150゜CK温度で弾性材による熱加圧することによ
って、金属箔7の全露出面に及び、実施例2における金
属箔26の外表面の全面に厚さ約0.8〜1μのクリヤ
ーオーバーコート層30が形成されることになる。
に行われる。ペットフィル31と、その下層に前記の厚
さ約0.8〜1μのクリヤーオーバーコート層30と、
更にこのクリヤーオーバーコート層30の下層にはホッ
トメルト層32とからなるオーバーコートシート(ドイ
ツ国、クルツ社製のオーバーコートシート U−94
9、又はT−34854を使用 )Cを、前記実施例1
に於ける金属箔7の全露出面に及び、実施例2における
金属箔の全露出面に押し当て、上方より約1000゜C
〜150゜CK温度で弾性材による熱加圧することによ
って、金属箔7の全露出面に及び、実施例2における金
属箔26の外表面の全面に厚さ約0.8〜1μのクリヤ
ーオーバーコート層30が形成されることになる。
【0020】
【発明の効果】この発明は、上述のように構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。請求項1の立体的
金属色転写シールでは、離型紙の上面に、文字、記号又
は絵柄、模様、ドット等のパターン化した下部感圧接着
層と、UV樹脂保護層(クリアー層)、上部感圧接着層
とを順次にシルクスクリーン印刷方式にてパターン積層
体を形成せしめ、このパターン積層体の上面部及び周側
部を含む外表面の全面を金属箔を接着せしめてあるの
で、パターン積層体の全体があたかも金属性のような豪
華で荘重な外観を呈することになり、小さな立体的金属
色転写シールでは、爪装飾用転写シール、又は耳飾り用
転写シールとして使用することができる。しかも、シル
クスクリーン印刷方式によって形成されるので、立体的
金属色転写シールを量産が可能である。
るので、次に記載する効果を奏する。請求項1の立体的
金属色転写シールでは、離型紙の上面に、文字、記号又
は絵柄、模様、ドット等のパターン化した下部感圧接着
層と、UV樹脂保護層(クリアー層)、上部感圧接着層
とを順次にシルクスクリーン印刷方式にてパターン積層
体を形成せしめ、このパターン積層体の上面部及び周側
部を含む外表面の全面を金属箔を接着せしめてあるの
で、パターン積層体の全体があたかも金属性のような豪
華で荘重な外観を呈することになり、小さな立体的金属
色転写シールでは、爪装飾用転写シール、又は耳飾り用
転写シールとして使用することができる。しかも、シル
クスクリーン印刷方式によって形成されるので、立体的
金属色転写シールを量産が可能である。
【0021】請求項2の立体的金属色転写シールでは、
UV樹脂保護層(クリアー層)、その上部の感圧接着層
は、これを一単位として、2単位以上を、下部感圧接着
層の上に、積層して得られた厚盛パターン積層体の上面
部及び周側部を含む外表面の全面を金属箔を接着せしめ
たので、積層厚さを任意の厚さに調整することができる
ので、これによって得た比較的大面積のものではあたか
も磨き上げた金属板を貼着したと同様の豪華な外観のも
のを安価に提供できることになる。
UV樹脂保護層(クリアー層)、その上部の感圧接着層
は、これを一単位として、2単位以上を、下部感圧接着
層の上に、積層して得られた厚盛パターン積層体の上面
部及び周側部を含む外表面の全面を金属箔を接着せしめ
たので、積層厚さを任意の厚さに調整することができる
ので、これによって得た比較的大面積のものではあたか
も磨き上げた金属板を貼着したと同様の豪華な外観のも
のを安価に提供できることになる。
【0022】請求項3の立体的金属色転写シールでは、
金属箔は、更にその上面全面にクリヤーオーバーコート
皮膜をホットメルト接着せしめたので、転写シールの強
度が増大すると共に、転写シール表面の金属色に一層の
鏡面光沢を付与することができ、しかも金属箔の耐磨耗
性、耐表面剥離性についてその補強を図ることが出来る
効果がある。
金属箔は、更にその上面全面にクリヤーオーバーコート
皮膜をホットメルト接着せしめたので、転写シールの強
度が増大すると共に、転写シール表面の金属色に一層の
鏡面光沢を付与することができ、しかも金属箔の耐磨耗
性、耐表面剥離性についてその補強を図ることが出来る
効果がある。
【図1】本発明の立体的金属色転写シールの拡大断面図
【図2】パターン積層体に金属箔を被覆接着する工程を
示す拡大断面図
示す拡大断面図
【図3】弾性加圧体にて加圧してパターン積層体に金属
箔を被覆接着する工程を示す拡大断面図
箔を被覆接着する工程を示す拡大断面図
【図4】パターン積層体の側部に接着層を形成させるた
め上部感圧接着層をオーバーハングさせて示した拡大断
面図
め上部感圧接着層をオーバーハングさせて示した拡大断
面図
【図5】本発明の立体的金属色転写シールを棒材の下部
に設けた弾性片にて拾う状態を示す斜視図
に設けた弾性片にて拾う状態を示す斜視図
【図6】転写シールにアプリケーションシートを適用し
た状態の拡大断面図
た状態の拡大断面図
【図7】厚盛転写シールの拡大断面図
【図8】弾性加圧材にて加圧して厚盛パターン積層体に
金属箔を被覆接着する工程を示す拡大断面図
金属箔を被覆接着する工程を示す拡大断面図
【図9】立体的金属色転写シールPにクリアーオーバコ
ートを皮膜せしめた状態を示す拡大断面図
ートを皮膜せしめた状態を示す拡大断面図
【図10】立体的金属色厚盛転写シールQにクリアーオ
ーバコートを皮膜せしめた状態を示す拡大断面図
ーバコートを皮膜せしめた状態を示す拡大断面図
【符号の説明】 1..離型紙 2..下部感圧接着層 3..UV樹脂保護層(クリアー層) 4..上部感圧接着層 5..上面部 6..外周側部 7..金属箔 8..ペットフィルム 10.弾性加圧体 11..棒材 12..弾性片 13..オーバハング部 14..アプリケーションシート A..パターン積層体 P..転写シールP 20..離型紙1 21..下部感圧接着層 22..中部UV樹脂保護層(クリアー層) 23..中部感圧接着層 24..上部UV樹脂保護層(クリアー層) 25..上部感圧接着層 26..金属箔 27..ペットフィルム 28..弾性加圧材 B..厚盛パターン積層体 S..金属箔シート Q..厚盛転写シール 30. クリヤーオーバーコート層 31..ペットフィル 32..ホットメルト層 C..オーバーコートシート
Claims (3)
- 【請求項1】離型紙の上面に、文字、記号又は絵柄、模
様、ドット等のパターン化した下部感圧接着層と、UV
樹脂保護層(クリアー層)、上部感圧接着層とを順次に
シルクスクリーン印刷方式にてパターン積層体を形成せ
しめ、このパターン積層体の上面部及び周側部を含む露
出外表面の全面を金属箔を被覆接着せしめたことを特徴
とする立体的金属色転写シール。 - 【請求項2】UV樹脂保護層(クリアー層)、その上部
の感圧接着層は、これを一単位として、2単位以上を、
下部感圧接着層の上に、積層した上記請求項1記載の立
体的金属色転写シール。 - 【請求項3】金属箔は、更にその上面全面にクリヤーオ
ーバーコート皮膜をホットメルト接着せしめた請求項1
記載の立体的金属色転写シール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34034596A JP3188895B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 立体的金属色転写シールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34034596A JP3188895B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 立体的金属色転写シールの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10147096A true JPH10147096A (ja) | 1998-06-02 |
JP3188895B2 JP3188895B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=18336055
Family Applications (1)
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- 1996-11-15 JP JP34034596A patent/JP3188895B2/ja not_active Expired - Fee Related
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