JPH088128Y2 - ラミネート可能なラベル付き帳票 - Google Patents
ラミネート可能なラベル付き帳票Info
- Publication number
- JPH088128Y2 JPH088128Y2 JP1989113987U JP11398789U JPH088128Y2 JP H088128 Y2 JPH088128 Y2 JP H088128Y2 JP 1989113987 U JP1989113987 U JP 1989113987U JP 11398789 U JP11398789 U JP 11398789U JP H088128 Y2 JPH088128 Y2 JP H088128Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- surface side
- laminating film
- layer
- imprint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《考案の分野》 この考案は、低コストに量産することができるととも
に、使い勝手に優れたラミネート可能なラベル付き帳票
に関する。
に、使い勝手に優れたラミネート可能なラベル付き帳票
に関する。
《従来技術とその問題点》 従来、例えば銀行などで新規の口座を開設する場合、
申込者は申込書に所定事項を記入して提出し、受付側で
ある銀行などはこれに基づいて新規口座の通帳を作成す
るとともに、その控えなどを作成している。
申込者は申込書に所定事項を記入して提出し、受付側で
ある銀行などはこれに基づいて新規口座の通帳を作成す
るとともに、その控えなどを作成している。
そして、通帳には申込者の届出印を捺印し、これを保
護するために捺印部分を透明なラミネート用フィルムで
カバーしている。
護するために捺印部分を透明なラミネート用フィルムで
カバーしている。
しかして、上記のような作業を迅速に行うために、従
来は一般的に第４図に示すような申込書が用いられてい
る。
来は一般的に第４図に示すような申込書が用いられてい
る。
すなわち、申込書１は、申込者の住所・氏名などを記
入する所定事項記入欄２が印刷された複数枚の複写帳票
1a,1b…を、容易に剥がせるように重ね合わせて１組の
申込書として作成されており、これにより申込者が最上
位の帳票1aに所定事項を記入すると、同時に下位側帳票
1b…にも同一内容が印字され何度も同一内容を書き込む
手間が省かれている。
入する所定事項記入欄２が印刷された複数枚の複写帳票
1a,1b…を、容易に剥がせるように重ね合わせて１組の
申込書として作成されており、これにより申込者が最上
位の帳票1aに所定事項を記入すると、同時に下位側帳票
1b…にも同一内容が印字され何度も同一内容を書き込む
手間が省かれている。
さらに、申込者が届出印を捺印する場合にも、その手
間をなるべく簡略化するために、申込書１には、通帳に
貼り付けるための印影ラベル３が剥離紙3aとともにホッ
チキス４などで止められて付着されている。
間をなるべく簡略化するために、申込書１には、通帳に
貼り付けるための印影ラベル３が剥離紙3aとともにホッ
チキス４などで止められて付着されている。
従って、申込者は上記したように申込書１に所定事項
を記入するとともに、この申込書１に付着されている印
影ラベル３に捺印し提出すれば良いのであるが、受付側
ではホッチキス４を取り外して印影ラベル３を剥がし、
通帳に貼り付けた上で別に用意したラミネートラベル
（図示略）にてラミネートしなければならない。
を記入するとともに、この申込書１に付着されている印
影ラベル３に捺印し提出すれば良いのであるが、受付側
ではホッチキス４を取り外して印影ラベル３を剥がし、
通帳に貼り付けた上で別に用意したラミネートラベル
（図示略）にてラミネートしなければならない。
このため、多数の申込書１…に予め印影ラベル３…を
一点々々ホッチキス４…で付着させる作業は勿論のこ
と、これを一々取り外してから貼り替える作業も大変手
間を要し、量産性が悪くコストがかかるとともに、別に
ラミネートラベルを準備する必要があり、使い勝手が悪
いという欠点を有していた。
一点々々ホッチキス４…で付着させる作業は勿論のこ
と、これを一々取り外してから貼り替える作業も大変手
間を要し、量産性が悪くコストがかかるとともに、別に
ラミネートラベルを準備する必要があり、使い勝手が悪
いという欠点を有していた。
《考案の目的》 この考案は、上記のような事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、印影ラベル付きの帳
票を低コストに量産することができるとともに、これを
容易に剥がして貼り替え同時にラミネートラベルを貼る
ことが可能な使い勝手の良いラミネート可能なラベル付
き帳票を提供することにある。
であり、その目的とするところは、印影ラベル付きの帳
票を低コストに量産することができるとともに、これを
容易に剥がして貼り替え同時にラミネートラベルを貼る
ことが可能な使い勝手の良いラミネート可能なラベル付
き帳票を提供することにある。
《考案の構成と効果》 この考案は、上記のような目的を達成するために、帳
票上の所望箇所にシリコンなどを塗布して形成された剥
離処理層と、 下面側に接着糊層が塗布形成されるとともに、上面側
にシリコンなどを塗布して剥離処理層が形成されてなる
ラミネート用フィルムと、 下面側に接着糊層が塗布形成されるとともに、その上
面側を捺印可能とする印影ラベルとよりなり、上記ラミ
ネート用フィルムをその下面側の接着糊層を介して帳票
の剥離処理層上に重合接着し、かつ上記ラミネート用フ
ィルム上面の剥離処理層上に印影ラベルの下面側接着糊
層を重合接着せしめることを特徴とする。
票上の所望箇所にシリコンなどを塗布して形成された剥
離処理層と、 下面側に接着糊層が塗布形成されるとともに、上面側
にシリコンなどを塗布して剥離処理層が形成されてなる
ラミネート用フィルムと、 下面側に接着糊層が塗布形成されるとともに、その上
面側を捺印可能とする印影ラベルとよりなり、上記ラミ
ネート用フィルムをその下面側の接着糊層を介して帳票
の剥離処理層上に重合接着し、かつ上記ラミネート用フ
ィルム上面の剥離処理層上に印影ラベルの下面側接着糊
層を重合接着せしめることを特徴とする。
すなわち、この考案は、帳票上に設けた剥離処理層上
にラミネート用フィルムをその下面側の接着糊層を介し
て重合させるとともに、さらに上記ラミネート用フィル
ムの上面側に設けられている剥離処理層上に印影ラベル
をその下面側の接着糊層を介して重合するように構成さ
れているので、印影ラベルを予め帳票に付着させる場合
でも、従来のように各印影ラベルをホッチキスにより一
点々々各帳票に取り付ける必要がなく、機械化により自
動的に作成することができるのでこの種の帳票を低コス
トに量産することができる。
にラミネート用フィルムをその下面側の接着糊層を介し
て重合させるとともに、さらに上記ラミネート用フィル
ムの上面側に設けられている剥離処理層上に印影ラベル
をその下面側の接着糊層を介して重合するように構成さ
れているので、印影ラベルを予め帳票に付着させる場合
でも、従来のように各印影ラベルをホッチキスにより一
点々々各帳票に取り付ける必要がなく、機械化により自
動的に作成することができるのでこの種の帳票を低コス
トに量産することができる。
また、捺印された印影ラベルの貼り替え作業にあたっ
ては、帳票上の最上位に重合されている印影ラベルをそ
のまま剥がして通帳や控えなどに貼り付ければ、印影ラ
ベルはその下面側の接着糊層を介して容易に貼り付ける
ことができ、さらにラミネート用フィルムを剥がして印
影ラベル上に貼り付ければ、ラミネート用フィルムはそ
の下面側の接着糊層を介して印影ラベルをカバーするよ
うに貼り付けられる。
ては、帳票上の最上位に重合されている印影ラベルをそ
のまま剥がして通帳や控えなどに貼り付ければ、印影ラ
ベルはその下面側の接着糊層を介して容易に貼り付ける
ことができ、さらにラミネート用フィルムを剥がして印
影ラベル上に貼り付ければ、ラミネート用フィルムはそ
の下面側の接着糊層を介して印影ラベルをカバーするよ
うに貼り付けられる。
この際、ラミネート用フィルムおよび印影ラベルが剥
がされた帳票上の部分や、印影ラベルをカバーするラミ
ネート用フィルムの上面側などには、シリコンなどを塗
布して形成された剥離処理層がそれぞれ露呈することと
なるので、残り糊などによる汚れを防止することができ
る。
がされた帳票上の部分や、印影ラベルをカバーするラミ
ネート用フィルムの上面側などには、シリコンなどを塗
布して形成された剥離処理層がそれぞれ露呈することと
なるので、残り糊などによる汚れを防止することができ
る。
よって、この考案によれば、この種の帳票を低コスト
に量産することができるとともに、使い勝手に優れたラ
ミネート可能なラベル付き帳票を提供することができ
る。
に量産することができるとともに、使い勝手に優れたラ
ミネート可能なラベル付き帳票を提供することができ
る。
《実施例》 以下、この考案の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
る。
第１図はこの考案に係わるラミネート可能なラベル付
き帳票の好適な実施例を示す正面図であり、第２図は同
実施例における要部の拡大断面図である。
き帳票の好適な実施例を示す正面図であり、第２図は同
実施例における要部の拡大断面図である。
同図において10は銀行などで用いられる新規口座の申
込書を示しており、この申込書10は、住所・氏名などを
記入する所定事項記入欄11を印刷した複数枚の複写帳票
10a,10b…が、互いに容易に剥がせるように１組に重ね
合わせられている。
込書を示しており、この申込書10は、住所・氏名などを
記入する所定事項記入欄11を印刷した複数枚の複写帳票
10a,10b…が、互いに容易に剥がせるように１組に重ね
合わせられている。
12は帳票10aの所望箇所にシリコンなどを塗布して形
成された剥離処理層である。
成された剥離処理層である。
一方、13は透明なラミネート用フィルムであり、この
ラミネート用フィルム13は上記剥離処理層12よりもやや
小形に形成されており、その下面側には接着糊層13aが
塗布形成されるとともに、その上面側にはシリコンなど
を塗布して形成された剥離処理層13bが設けられ、下面
側の接着糊層13aを介して上記帳票10の剥離処理層10a上
に重合接着されている。
ラミネート用フィルム13は上記剥離処理層12よりもやや
小形に形成されており、その下面側には接着糊層13aが
塗布形成されるとともに、その上面側にはシリコンなど
を塗布して形成された剥離処理層13bが設けられ、下面
側の接着糊層13aを介して上記帳票10の剥離処理層10a上
に重合接着されている。
14は印影ラベルであり、この印影ラベル14は、上記ラ
ミネート用フィルム13よりもやや小形に形成されてお
り、その下面側には接着糊層14aが塗布形成されるとと
もに、その上面側14bは捺印可能に形成され、下面側の
接着糊層14aを介して上記ラミネート用フィルム13上面
側の剥離処理層13b上に重合接着されている。
ミネート用フィルム13よりもやや小形に形成されてお
り、その下面側には接着糊層14aが塗布形成されるとと
もに、その上面側14bは捺印可能に形成され、下面側の
接着糊層14aを介して上記ラミネート用フィルム13上面
側の剥離処理層13b上に重合接着されている。
この実施例は、上記のように帳票10a上に設けられた
剥離処理層12上に、ラミネート用フィルム13をその下面
側の接着糊層13aを介して重合させるとともに、さらに
上記ラミネート用フィルム13の上面側に設けられている
剥離処理層13b上に、印影ラベル14をその下面側の接着
糊層14aを介して重合するように構成されているので、
印影ラベル14を帳票10a上に付着させる場合でも、従来
のようにホッチキスなどにより各印影ラベルを一点々々
各帳票に取り付ける必要がなく、機械化により自動的に
作成することができるのでこの種の帳票を低コストに量
産することができる。
剥離処理層12上に、ラミネート用フィルム13をその下面
側の接着糊層13aを介して重合させるとともに、さらに
上記ラミネート用フィルム13の上面側に設けられている
剥離処理層13b上に、印影ラベル14をその下面側の接着
糊層14aを介して重合するように構成されているので、
印影ラベル14を帳票10a上に付着させる場合でも、従来
のようにホッチキスなどにより各印影ラベルを一点々々
各帳票に取り付ける必要がなく、機械化により自動的に
作成することができるのでこの種の帳票を低コストに量
産することができる。
また、捺印された印影ラベル14の貼り替え作業にあた
っては、第３図（ａ）〜（ｃ）に示すように、最上位の
帳票10a上に重合されている印影ラベル14をそのまま剥
がして通帳や控えなどに貼り付ければ、印影ラベル14は
その下面側の接着糊層14aを介して容易に貼り付けるこ
とができ、さらにラミネート用フィルム13を剥がして印
影ラベル14上に貼り付ければ、ラミネート用フィルム13
はその下面側の接着糊層13aを介して印影ラベル14をカ
バーするように取り付けることができる。
っては、第３図（ａ）〜（ｃ）に示すように、最上位の
帳票10a上に重合されている印影ラベル14をそのまま剥
がして通帳や控えなどに貼り付ければ、印影ラベル14は
その下面側の接着糊層14aを介して容易に貼り付けるこ
とができ、さらにラミネート用フィルム13を剥がして印
影ラベル14上に貼り付ければ、ラミネート用フィルム13
はその下面側の接着糊層13aを介して印影ラベル14をカ
バーするように取り付けることができる。
この際、ラミネート用フィルム13および印影ラベル14
が剥がされた帳票10a上の部分や、印影ラベル14をカバ
ーするラミネート用フィルム13の上面側などにはシリコ
ンなどが塗布された剥離処理層12,13bがそれぞれ露呈す
ることとなるので、残り糊などによる汚れを防止するこ
とができる。
が剥がされた帳票10a上の部分や、印影ラベル14をカバ
ーするラミネート用フィルム13の上面側などにはシリコ
ンなどが塗布された剥離処理層12,13bがそれぞれ露呈す
ることとなるので、残り糊などによる汚れを防止するこ
とができる。
さらに、ラミネート用フィルム13は、帳票10aの剥離
処理層12よりもやや小形に形成されており、かつ印影ラ
ベル14はラミネート用フィルム13よりもやや小形に形成
されているので、重合される接着糊層13a,14aが下位側
の剥離処理層12,13b外にはみだす危険がなく剥がしやす
く、しかも印影ラベル14,ラミネート用フィルム13が一
体となっており、スペースを最小限にしているなどの効
果を有する。
処理層12よりもやや小形に形成されており、かつ印影ラ
ベル14はラミネート用フィルム13よりもやや小形に形成
されているので、重合される接着糊層13a,14aが下位側
の剥離処理層12,13b外にはみだす危険がなく剥がしやす
く、しかも印影ラベル14,ラミネート用フィルム13が一
体となっており、スペースを最小限にしているなどの効
果を有する。
よって、この考案によれば、この種の帳票を低コスト
に量産することができるとともに、使い勝手に優れたラ
ミネート可能なラベル付き帳票を提供することができ
る。
に量産することができるとともに、使い勝手に優れたラ
ミネート可能なラベル付き帳票を提供することができ
る。
第１図はこの考案に係わるラミネート可能なラベル付き
帳票の好適な実施例を示す正面図、第２図は同実施例に
おける要部の拡大断面図、第３図は同実施例における貼
り替え作業の手順を示す説明図、第４図は従来のラベル
付き帳票よりなる申込書を示す正面図である。 10……申込書 10a……複写帳票 12……剥離処理層 13……ラミネート用フィルム 14……印影ラベル
帳票の好適な実施例を示す正面図、第２図は同実施例に
おける要部の拡大断面図、第３図は同実施例における貼
り替え作業の手順を示す説明図、第４図は従来のラベル
付き帳票よりなる申込書を示す正面図である。 10……申込書 10a……複写帳票 12……剥離処理層 13……ラミネート用フィルム 14……印影ラベル
Claims (1)
- 【請求項１】帳票上の所望箇所にシリコンなどを塗布し
て形成された剥離処理層と、 下面側に接着糊層が塗布形成されるとともに、上面側に
シリコンなどを塗布して剥離処理層が形成されてなるラ
ミネート用フィルムと、 下面側に接着糊層が塗布形成されるとともに、その上面
側を捺印可能とする印影ラベルとよりなり、上記ラミネ
ート用フィルムをその下面側の接着糊層を介して帳票の
剥離処理層上に重合接着し、かつ上記ラミネート用フィ
ルム上面の剥離処理層上に印影ラベルの下面側接着糊層
を重合接着せしめることを特徴とするラミネート可能な
ラベル付き帳票。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989113987U JPH088128Y2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ラミネート可能なラベル付き帳票 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989113987U JPH088128Y2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ラミネート可能なラベル付き帳票 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0352175U JPH0352175U (ja) | 1991-05-21 |
| JPH088128Y2 true JPH088128Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=31662377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989113987U Expired - Lifetime JPH088128Y2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ラミネート可能なラベル付き帳票 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088128Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4504906B2 (ja) * | 2005-11-02 | 2010-07-14 | オージーケー技研株式会社 | 自転車用幼児座席 |
-
1989
- 1989-09-28 JP JP1989113987U patent/JPH088128Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0352175U (ja) | 1991-05-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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