JP2003062928A - 金属光沢を有する印刷物 - Google Patents
金属光沢を有する印刷物Info
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Abstract
刷物で、高級感を有する意匠性に優れた金属光沢を有す
る印刷物を安価に提供するものである。 【解決手段】基材(11)上に絵柄印刷層(12)と、
この絵柄印刷層の一部領域に紫外線硬化型(UV)樹脂
による盛り上げ印刷部(13)を設け、この盛り上げ印
刷部の全面に金属箔(14)を設け、さらに金属箔上に
透明保護層(15)を設けた金属光沢を有する印刷物
(10)である。
Description
おまけ等のトレーディングカード等に用いる印刷物で、
特に立体感と共に、金属光沢を有する印刷物に関するも
のである。
た基材上に絵柄印刷層を設け、この絵柄印刷層の一部に
透明な紫外線硬化型の樹脂印刷層(盛り上げ印刷)を設
け、立体感を有するトレーディングカード等に用いる印
刷物が知られている。また、印刷物の絵柄印刷層上の一
部領域に箔押ししたもの、凹部や一部に金属箔等を転写
したものも知られている。また、絵柄層上に箔押しと同
時に箔押し部を浮き上げて立体感を設けた印刷物もあ
る。
た透明な紫外線硬化型の樹脂印刷層(盛り上げ印刷)を
設けた印刷物は立体感はあるが、目立つようにする等の
意匠性に欠けている。また、絵柄印刷層上の一部領域に
箔押ししたもの、凹部や一部に金属箔等を転写したもの
は、絵柄層、金属箔等により美匠性を有するが平面的で
立体感に欠けている。さらに、箔押し部を浮き上げて立
体感を設けた印刷物においては、グリーティングカード
等に使用されているが、使用中に浮き上げた部分が伸び
て凹んでしまい立体感が無くなる等の問題があった。
めになされたもので、トレーディングカード等に用いる
印刷物で、高級感を有する意匠性や美匠性に優れた金属
光沢を有する印刷物を安価に提供するものである。
を達成するために、基材上に絵柄印刷層と、この絵柄印
刷層の一部領域に紫外線硬化型(UV)樹脂による盛り
上げ印刷部を設け、この盛り上げ印刷部の全面に金属箔
を設けたことを特徴とする金属光沢を有する印刷物であ
る。
印刷の盛り上げ印刷或いはデコレーション印刷によりに
設けたことを特徴とするものである。
ことを特徴とするものである。
を特徴とするものである。
と、この絵柄印刷層の一部領域に紫外線硬化型(UV)
樹脂による盛り上げ印刷部を設け、この盛り上げ印刷部
の全面に金属箔を設け、さらに金属箔上に透明な保護層
を設けたことを特徴とする。
図1は、本発明の一実施例における金属光沢を有する印
刷物を断面で表した説明図である。図に示すように、金
属光沢を有する印刷物(10)は、基材(11)、絵柄
印刷層(12)、紫外線硬化型(UV)樹脂による盛り
上げ印刷部(13)、金属箔層(14)、透明保護層
(15)により構成されるものである。
を表面に貼り付けた物などを使用することができ、特に
限定はしないが金属光沢を有する印刷物から、好ましく
はアルミ箔等を表面に貼り付けた紙がよい。また、絵柄
印刷層(12)の形成も紫外線硬化型インキ等を用いた
通常のオフセット印刷方式でよい。また、紫外線硬化型
(UV)樹脂による盛り上げ印刷部(13)は、透明な
紫外線硬化型(UV)樹脂を用いてスクリーン印刷方式
により盛り上げ印刷或いはデコレーション印刷を行うと
よい。また、金属箔(14)は金属箔の転写シート(例
えば、PET等のベース材+剥離剤+金属蒸着層)と呼
ばれる一般的な金属箔の転写シートでよい。さらに、こ
の盛り上げ印刷部(13)上には金属箔がよく接着し、
剥がれないように感圧接着剤を塗布することが望まし
い。
覆うように保護層(15)を設けることで金属箔が剥が
れることがなくなるので、保護層を設けることが好まし
い。なお、この保護層は印刷物全面に設けてもよい。
例を示すと、先ず、紙、アルミ箔紙等の基材(11)上
に任意の絵柄印刷層(12)を印刷により設ける。次
に、この絵柄印刷層の所定の箇所にスクリーン印刷法に
より透明な紫外線硬化型樹脂を用いて盛り上げ印刷部
(13)を形成する。この盛り上げ印刷部は約200μ
mの厚さに印刷する。また、乾燥後、この盛り上げ印刷
部(13)上に感圧接着剤を約20μmの厚さに塗布す
る。
面に金属箔(14)転写シートを載せて弾性加圧、押圧
することで盛り上げ印刷部上に金属箔が転写される。な
お、感圧接着剤が塗布されているので金属箔はしっかり
と密着することができる。さらに、この金属箔(14)
上にホットメルト等によるオーバーコート層を約1μm
程度に塗布することで、金属箔の保護層(15)となり
金属箔による突出した盛り上げ印刷部分が輝き、意匠性
の高い印刷物が得られる。なお、このホットメルト等の
材料は一般的な市販されている物でよい。
示す如き効果がある。すなわち、従来は平面的な箔押し
印刷であったが、本発明によれば盛り上げ印刷部上に弾
性加圧により箔押しをすることにより、盛り上げ印刷部
の正面ばかりでなく側面を含む全体に金属箔を転写する
ことができるので、印刷物を側面から見たときでも金属
光沢が見られる美匠性の高い印刷物が得られた。また、
盛り上げ印刷部全体に金属箔が覆うように転写されるの
で、金属箔を多量に使用したように見えるため高級感の
溢れる印刷物となり、プレミア商品、トレーディングカ
ード等に特徴を持った印刷物となる。さらにまた、盛り
上げ印刷部に感圧接着剤を塗布することにより、立体的
に金属箔を押圧可能となると共に、金属箔の転写強度が
上昇する。また、保護層を設けることで一層の金属箔転
写の強度が得られる等の優れた効果を奏する。
刷物を断面で表した説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】基材(11)上に絵柄印刷層(12)と、
この絵柄印刷層の一部領域に紫外線硬化型(UV)樹脂
による盛り上げ印刷部(13)を設け、該盛り上げ印刷
部の全面に金属箔(14)を設けたことを特徴とする金
属光沢を有する印刷物。 - 【請求項2】前記盛り上げ印刷部(13)が、スクリー
ン印刷の盛り上げ印刷或いはデコレーション印刷により
設けたことを特徴とする請求項1に記載の金属光沢を有
する印刷物。 - 【請求項3】前記金属箔(14)は、弾性加圧転写によ
り設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の金属
光沢を有する印刷物。 - 【請求項4】前記金属箔(14)上に、透明な保護層
(15)を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3
に記載の金属光沢を有する印刷物。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001252994A JP4582280B2 (ja) | 2001-08-23 | 2001-08-23 | 金属光沢を有する印刷物 |
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JP2001252994A JP4582280B2 (ja) | 2001-08-23 | 2001-08-23 | 金属光沢を有する印刷物 |
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Publication Number | Publication Date |
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- 2001-08-23 JP JP2001252994A patent/JP4582280B2/ja not_active Expired - Fee Related
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